【ハンターハンター】ヒソカVSクロロはやはり共闘?肯定派・否定派の根拠を考察

「ハンターハンター」は、週刊少年ジャンプで連載されている大人気少年漫画です。今回はそんな「ハンターハンター」に登場するヒソカとクロロを中心に解説をしていきます。「ハンターハンター」357話ではヒソカとクロロの戦いが描かれていました。しかしこれに関して、クロロが旅団員と共闘していたのではないかという意見があります。クロロと旅団員の共闘は本当にあったのでしょうか。今回は、そんな共闘説をネタバレ考察していきます。

【ハンターハンター】ヒソカVSクロロはやはり共闘?肯定派・否定派の根拠を考察のイメージ

目次

  1. ヒソカとクロロとは?
  2. ヒソカVSクロロは幻影旅団団員と共闘?
  3. ヒソカVSクロロの共闘説の肯定派
  4. ヒソカVSクロロの共闘説の否定派
  5. ヒソカVSクロロの共闘説に対する作者の解説
  6. ヒソカVSクロロ戦でヒソカ死亡?
  7. ヒソカVSクロロに関する感想や評価
  8. ヒソカVSクロロの共闘説まとめ

ヒソカとクロロとは?

大人気漫画「ハンターハンター」では、ヒソカとクロロの戦いが描かれた話がありました。作品中でもかなりの盛り上がりを見せたヒソカVSクロロですが、この戦いでクロロと旅団員が共闘していたのではないかという説が浮上しています。果たして本当にクロロは旅団員と共闘していたのでしょうか。今回は共闘説肯定派、否定派、そして作者の解説などをネタバレ考察していきます。

ハンターハンターの作品情報

ヒソカVSクロロの戦いに浮上している共闘説について解説をしていく前に、ここからはそんなヒソカ・クロロも登場する「ハンターハンター」の概要とあらすじをネタバレしていきます。

ハンターハンターの概要

「ハンターハンター」は冨樫義博による漫画作品でした。1998年から週刊少年ジャンプで連載された「ハンターハンター」は休載期間を挟みながら現在も連載されています。現在までに36巻の単行本が発売され、2019年の時点で累計発行部数7200万部を突破していました。作者である冨樫義博は主人公を殺すつもりで描いていると言及していますが、「ハンターハンター」では残酷でグロテスクなシーンが多く登場していました。

1999年以降は、休載期間を挟みながら連載が続けられています。連載が再開されるとネットニュースになるほど注目の集まっている作品です。2014年以降は、単行本1巻分を連載後休載期間を設けるという形をとっています。タイトルは、作者である冨樫義博の収集癖を活かしたものでダウンタウンがテレビでしていた発言から同じ単語を2回重ねるという発想を得たと明らかになっていました。

ハンターハンターのあらすじ

ゴン=フリークスは、「ハンターハンター」の世界に存在しているくじら島という島に住んでいる少年です。ゴンはまだ幼かった頃、キツネグマに襲われたという過去がありました。ゴンがキツネグマに襲われたとき、ゴンのことを助けた青年はカイトという名前をしていて、ハンターでもありました。この時ゴンはある衝撃的な事実を知ります。元々ゴンは父親ジンのことを死んだと思っていましたがジンが生きていることを知りました。

ゴンの父親であるジンは、ハンターとして活躍していました。このことを知ったゴンは、ハンターに対し憧れを抱くようになります。ハンターになるためにはハンター試験というものを通過しなければなりませんでした。ゴンは、ハンター試験を受けることを希望しましたが。里親であるミトは快く思っていませんでした。ミトはジンのことをよく思っておらずゴンに対し、ハンター試験を受験するための条件を出します。

ゴンは、ミトが出した条件をクリアしハンター試験の会場へと向かいます。そんな中、ゴンは仲間と出会いました。ゴンの仲間になったのは、クラピカ、レオリオの二人です。三人は一緒にハンター試験の会場へと向かいます。さらに、試験会場ではキルアとも仲良くなりました。信頼関係を築き始めた四人は、ハンター試験を協力しながら乗り越えていきます。しかしキルアを連れ戻すためイルミがやってきてしまいました。

キルアはハンターになりたいと願っていましたが、イルミはその思いを否定し連れ戻そうとします。キルアは合格を辞退しハンター試験の会場から去りました。ハンター試験を乗り越えたゴン、クラピカ、レオリオはキルアの元へ向かいます。ゾルディック邸には、敷地に入るためのトラップが仕掛けられていましたが三人はなんとかトラップを乗り越えキルアと再会することに成功しました。

ヒソカのプロフィール

ヒソカは、謎の奇術師として「ハンターハンター」に登場しました。ヒソカ=モロウというのがヒソカの本名です。ハンター287期生であり、年齢は明かされていませんでした。格闘技術に非常に優れていて、プロのハンターが大勢でヒソカに立ち向かっても相手になりません。また、才能のある人物のことをヒソカは「玩具」と呼んでいました。ヒソカは格闘技術だけではなく頭も切れる人物で、戦闘狂でもあります。

作中では度々命をかけた勝負を仕掛けることがありました。実力のあるものとの勝負ではタイマン勝負にこだわっているようです。掴み所のない性格をしていて、嘘をつくことがあります。ヒソカはゴンとキルアのことを気に入っていますが、成長するまで狩りをするのを我慢しています。このようなヒソカの思考は読者から変態だと言われていることもあるようです。しかし成長の見込みのないものに対する態度は非常に残酷なものでした。

クロロのプロフィール

クロロは、幻影旅団の団長として「ハンターハンター」に登場します。幻影旅団の団員ナンバーはNo.0です。幻影旅団は、作中の中でも非常に悪名高い集団でした。本名はクロロ=ルシルフルだということが明かされています。額には、十字の刺繍が刻まれています。また常に黒いコートを着ていて、コートの背中には逆十字が描かれていました。多くの場合、オールバックで描かれていますが、前髪がある場合もありました。

クロロは冷酷な性格をしていましたが、とても博識であるという一面もありました。カリスマ性も高く、幻影旅団を駒のように統率しています。幻影旅団の掟として、旅団のためならクロロ自信を切り離しても構わないというものがありました。この掟からは、クロロの冷酷なだけではなく仲間を想う気持ちも持ち合わせているという一面がうかがえます。特異的な思想を持つクロロは作中で、殺人中毒者と評されていました。

『HUNTER×HUNTER』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト

ヒソカVSクロロは幻影旅団団員と共闘?

「ハンターハンター」34巻では、ヒソカとクロロの戦いが描かれていました。「ハンターハンター」の読者も待ちに待ったヒソカVSクロロの戦いですが、この時クロロが共闘していたのではないかという説が浮上しています。ここからはヒソカVSクロロ共闘説にいて詳しくネタバレ考察していきます。

ヒソカVSクロロとは?

様々な考察が展開されているヒソカVSクロロは「ハンターハンター」34巻で描かれていました。ヒソカが幻影旅団に入団した目的は、クロロと戦いたかったという戦闘狂としての思いがあったからなのではないかとネット上では考察されています。ヒソカは幻影旅団員でなくなった後も、クロロとの対戦を心待ちにしていたようです。クロロは旅団員をまとめる団長であり、戦闘狂であるヒソカにとってこれ以上ない対戦相手でした。

ヒソカVSクロロの共闘説

ヒソカとクロロの戦いには共闘説を唱えている読者もいました。死んだと思われたヒソカが復活後、旅団狩りを始めたことが共闘説のきっかけとなっているようです。さらに、ヒソカとクロロのセリフからも共闘していたのではないかとうかがえるものもありました。共闘説では幻影旅団の団員が協力していたという説もありますが、ここからはイルミの参加説や、流星街長老の参加説について詳しくネタバレ考察をしていきます。

共闘説①イルミの参加

ヒソカVSクロロの共闘説の中には、イルミが参加していたのではないかと考察しているものもありました。ヒソカは、クロロが念能力を三つ同時に使用しているのではないかと分析します。そして、アンテナを手に持つシーンが作中では描かれていました。本誌に掲載された際、このアンテナがイルミの使用している針と酷似していたと指摘されています。このことから、クロロとイルミが共闘していたという考察がされていたようです。

しかし、こちらの描写は34巻として発売された単行本では修正されてしまっていました。修正により、クロロが共闘していたキャラクターがイルミではないという明らかとなりました。

共闘説②流星街長老の参加

ヒソカVSクロロの共闘説の中には、流星街長老が参加していたのではないかという考察もありました。ヒソカとクロロが戦っていたのは天空闘技場です。そこに流星街長老がいたのではないかと言われています。人形を使用してヒソカを爆破しようとしていた場面が根拠として挙げられていました。この時、コマにはストライプの腕が描かれていました。ギャラリーフェイクが発動されていないことから流星街長老参加説が浮上したようです。

ヒソカVSクロロの共闘説の元のスレ

ファーw団長4体1でやってたのか 卑怯すぎるwww 

ヒソカとクロロの戦いにおいて、クロロが旅団員と共闘していたのではないかという共闘説が浮上したのは「ハンターハンター」のネタバレスレからだったようです。こちらの書き込みから、共闘説が徐々に広まっていき様々な検証がされていたようでした。「ハンターハンター」には伏線が非常に多い作品です。クロロの共闘説を裏付けるシーンやセリフ、キャラクターの行動などが次々と発見されています。

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ヒソカVSクロロの共闘説の肯定派

ネット上の感想から広まっていったヒソカVSクロロの共闘説ですが、共闘説には肯定派と否定派がいました。ここからはクロロの共闘説を肯定している意見と根拠について詳しくネタバレ考察していきます。

肯定派の根拠①状況

クロロが旅団員と共闘していたのではないかという説の肯定派の根拠の一つには、状況というものも挙げられていました。ヒソカとクロロが戦った場所は、「天空闘技場」です。天空闘技場は、見晴らしも良く共闘する旅団員達もヒソカとクロロの戦いを見ることが出来ます。さらに、作中では天空闘技場の中に幻影旅団の団員が実際にいたというシーンが描かれていたようです。さらにクロロはあることを聞いていました。

クロロは、ヒソカが死ぬという予言を聞いていたのです。そのため、クロロはヒソカに対してトドメとなる攻撃を行なっていません。また、クロロは幻影旅団で団員達をカリスマ性でまとめてきたキャラクターでありかなりの戦闘力の持ち主ですが、ヒソカも実力のあるキャラクターです。そんなヒソカがクロロに一方的にやられるような試合展開やこうした状況から見て、団員達と共闘していたのではないかと言われています。

肯定派の根拠②念能力

クロロが団員と共闘していたのではないかという説の肯定派の理由として、念能力というものも挙げられていました。クロロはこれまでに自分の念能力について知られたら終わりとまで言及しています。しかしそんな自分の念能力を惜しげも無く話している様子が描かれていました。敢えて自分の念能力を解説することによって共闘ではなく一人で戦っていると強調するために行われた行動なのではないかと言われています。

また、ヒソカはコピー人形の数が予想をはるかに超えて多いと感じていたようです。このコピー人形は、クロロから念能力を返されたコルトピが念人形を量産していたのではないかと言われていました。コピー人形は電話で操作されています。コピー人形を操作しているのはクロロから命令されたシャルナークが携帯を操作していたのではないかと考えられていたようです。シャルナークのアンテナもマチが回収したと言われています。

肯定派の根拠③クロロとの戦いを振り返るシーン

クロロが旅団員と共闘していたという考察の根拠には、ヒソカがクロロとの戦いを振り返るというシーンも挙げられていました。ヒソカはこの時、「相手十分の条件で勝つのは難しい」という発言をしています。そんなヒソカの発言に対して、マチが「今度から戦う相手と場所を選ぶことだね」と言っていました。ヒソカはこのマチの発言からクロロと旅団員達が共闘していたことを悟ったのではないかと考えられています。

マチの言葉を聞いたクロロの表情が注目されていました。この後ヒソカは、旅団員狩りを始めます。今回ヒソカがクロロと戦った場所は天空闘技場です。天空闘技場は、共闘する旅団員でも潜伏しやすい場所でした。そのためマチはヒソカに戦う場所を選ぶべきだといったアドバイスをしたのではないかと考えられています。

肯定派の根拠④クロロのセリフ

クロロが旅団員達と共闘していたという考察の根拠には、こちらのシーンでのクロロのセリフが挙げられていました。クロロはこの時「戦う場所や相手を慎重に選んだりチームで戦ったり」と発言しています。ヒソカとクロロの戦いがタイマンではなかったという証拠としてクロロの「チームで戦ったり」という発言が共闘説を匂わせているのではないかと言われています。

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ヒソカVSクロロの共闘説の否定派

天空闘技場で行われたヒソカとクロロのタイマン対決ですが、この対決でクロロが幻影旅団の団員と共闘していたのではないかという考察がネット上では浮上していました。クロロと幻影旅団員の共闘説に対しては否定的な意見も挙げられています。ここからは共闘説否定派の意見の根拠を詳しくネタバレしていきます。

否定派の根拠①アンテナが針になるシーン

クロロと旅団員の共闘説を否定している意見の根拠として、アンテナが針になるシーンが挙げられていました。週刊少年ジャンプで本誌で掲載された際、審判員のアンテナがイルミの使用している針と酷似していると話題になっていたのです。イルミは、クロロとも接点のあるキャラクターであり共闘していてもおかしくないと言われていました。こちらのシーンは共闘説を裏付ける証拠とも言われていました。

しかし、単行本として発売される際イルミの針と似ていると言われていたアンテナは修正され普通のアンテナに変更されていました。また、このアンテナのシーンから念糸が使用できるマチが共闘していたのではないかと考えらえていましたが単行本収録の際の修正により共闘説の証拠とはならないことが判明しています。

否定派の根拠②シャルナークの電話

共闘説否定派の根拠の中には、シャルナークの携帯電話も挙げられていました。共闘説を肯定している意見では、携帯電話を使用してコピー人形を操作していたのはシャルナークなのではないかと考えられています。しかし、携帯電話を操作している手には、服の袖口のようなものが描かれていたのです。シャルナークはこの時ノースリーブの服を着ているため、袖口のある服を着ている手元はシャルナークではないと判明しています。

否定派の中には携帯電話を操作していたのは、クロロなのではないかという考察をしている方もいました。クロロは、ヒソカとの対決が終わった後シャルナークに電話で携帯をどうするのか尋ねています。クロロがシャルナークに返そうとしていたのは「ブラックボイス」の携帯であり、試合の際登場した携帯電話を操作したのはシャルナークではなくクロロだというのが否定派の根拠となっているようです。

否定派の根拠③コルトピへの返却

共闘説を否定する根拠として、コルトピへの返却も挙げられていました。共闘説肯定派の意見ではヒソカとクロロが対決している最中にコルトピがコピー人形を量産していたという考察がありました。しかし作中ではクロロがコルトピにギャラリーフェイクを返したというシーンは描かれていません。肯定派の意見はクロロがコルトピに能力を返却したというものが前提ですが、クロロがコルトピに返却する理由がないと言われています。

クロロはコルトピに能力を返却しなくても一人で戦うことが可能です。またコルトピを利用しコピー人形を大量に作り出す作戦では、コルトピが人形を作れなくなってしまった時コンボ技が使用できなくなりクロロに大きなリスクが生じてしまいます。戦闘において、慎重に物事を進めるクロロがこのような大きなリスクを伴う作戦を採用したとは思えないというのも否定派の中では重要な根拠となっているようでした。

否定派の根拠④マチのセリフ

共闘説を否定する根拠として、マチのセリフも挙げられていました。試合後マチはヒソカに向かって「今度からは相手と場所はちゃんと選ぶべき」と言及しています。共闘説肯定派の意見の中ではこの後のヒソカの何かに気が付いた表情から、共闘説にヒソカが気が付き怒りから団員狩りを始めたのではないかと言われていました。しかし、ヒソカはクロロと対決する際クロロが有利であるということを知った上で了承しています。

マチはヒソカの思い上がった行動に対して意見を述べただけでありヒソカは自分の甘さに気が付いただけなのではないかというのが否定派の意見です。ヒソカは、クロロの念能力がどのようなものか既に知っているので試合展開も予想がついたと言えます。後に始まるヒソカの団員狩りは怒りからではなく、団員の能力を借りることが出来るクロロの戦闘力を削るためなのではないかと考えられていたようでした。

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ヒソカVSクロロの共闘説に対する作者の解説

ヒソカとクロロの対決でクロロが団員達と共闘していたのではないかという考察には賛否両論がありました。肯定派、否定派どちらも数々の根拠を元に共闘説について考察をしています。そんなヒソカVSクロロの対決について「ハンターハンター」の作者である冨樫義博がコメントを出していました。ここからはそんな作者・冨樫義博によるヒソカVSクロロの戦いの解説をネタバレ紹介していきます。

作者のヒソカVSクロロに関する解説①マチ

作者の解説の中には、マチのことに関するものもありました。作者冨樫義博によると、ヒソカはマチのことをあおの場で殺害しようとしていたそうです。しかし、その案は採用されませんでした。死んだと思われたはずのヒソカの復活や団員狩りのことを他の旅団員に伝える役割となる存在が必要だったと作者から理由が説明されています。つまり、マチはヒソカのことを他の団員へ伝える役割を担っていたということです。

作者のヒソカVSクロロに関する解説②ヒソカの本気

ヒソカVSクロロの対決に関する解説の中で、作者はヒソカの本気についても述べていました。ヒソカは復活した後幻影旅団の団員狩りを始めました。このことについて冨樫義博は「クロロの能力を削っておくという冷徹で合理的な判断にヒソカの本気を滲ませたかった」と言及していました。団員達への攻撃は戦闘力を削るためであり、復活したヒソカが再びクロロと戦う展開も期待できるコメントでした。

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ヒソカVSクロロ戦でヒソカ死亡?

「ハンターハンター」で描かれたヒソカとクロロの対決は大きな反響を呼びました。クロロがイルミや幻影旅団の団員と共闘してヒソカを倒したのではないかとも言われているこの対決ですが、ヒソカは死亡してしまったのでしょうか。ヒソカのその後についてここからはネタバレ解説していきます。

ネタバレ考察①357話でヒソカの死体登場?

ヒソカとクロロの対決、そしてその後をネタバレしていきます。ヒソカVSクロロ、勝利を収めたのはクロロでした。356話では「ボク死ぬのかな」とヒソカが意味深な発言をしていました。ヒソカも元にはコピー人形の大群が押し寄せていたのです。357話冒頭で、ヒソカの死体が描かれています。爆発によって髪はチリジリになり顔も以前のヒソカからは程遠いものとなっていました。さらに皮膚も大部分が大ダメージを受けています。

ヒソカの身体はダメージでミイラのようになってしまっています。そんなヒソカの死亡を確認しにきたシャルナークは、ヒソカの死因を「肉の壁と爆発による窒息死」と判断しました。シャルナークは動揺していないようですが同じくヒソカの死亡を確認しにきたマチは寂しそうな表情をしています。マチは、そのままヒソカから針を抜こうとしましたがその時ヒソカの体から特殊なオーラが発動しました。

ネタバレ考察②ヒソカは死後の念で生き返った?

マチが近づいた瞬間、ヒソカの体から不思議なオーラが発生します。その後何故かヒソカの心臓の伸縮が始まりヒソカが息を浮き返しました。ヒソカが生き返った点については「ハンターハンター」の世界に登場する「死後の念」というものが重要なキーワードになってくると言われています。念は死んだら消えるものではなく、逆に一度死ぬことによって強くなる念も存在しています。また恨みや未練は残り念を強化させます。

ヒソカは、「死後の念」を利用したのではないかと考えられます。死ぬ間際、ヒソカは死んだ後よみがえるために心臓と肺を伸縮するように身体に命令したため、あの場面でヒソカの心臓と肺が伸縮を始めたと言われていました。クロロに対する強い念がヒソカを生き返らせることに成功したのです。死ぬ直前の隠されていたセリフには、「どうせ死ぬなら試してみるか」が当てはまるのではないかと考えている読者もいました。

ネタバレ考察③生き返りはあり得る?

357話でヒソカが生き返ったというネタバレを紹介してきましたが、「ハンターハンター」の世界で生き返るということはあり得るのでしょうか。ここからは「生き返り」について検証していきます。「ハンターハンター」の世界では、死後の念という概念が存在していてその死後の念が今回ヒソカに心臓マッサージのようなものをさせています。そのため「ハンターハンター」の世界で生き返ることは十分可能だと考えられていました。

「ハンターハンター」の世界では念を使わずに生き返ることはありえません。これまでにも念能力者が生き返っているシーンが度々描かれていました。カイトの「気狂いピエロ」は、死に対する本気の拒絶から現れる番号があり、カイトはその能力を使用して近くにいた赤ん坊に転生しています。またカミーラの「ネコノナマエ」という能力も死後に発動する念能力で蘇生能力があり、ヒソカが死後の念を使うことは不自然ではありません。

ネタバレ考察④富樫先生はキャラを死なせる気だった?

ヒソカの今後について作者である冨樫義博は重大なネタバレをしていることが明らかになっていました。冨樫義博は過去にクラピカや幻影旅団の今後についてインタビューに答えたことがあったそうです。その際、冨樫義博は「全員死にます」と本編の内容をネタバレしていました。この冨樫義博のインタビューもあり、クロロとヒソカの対決ではどちらかが死ぬのではないかと読者は思っていたようです。

また、実際息を吹き返したヒソカは幻影旅団で昔から団員として所属していた古株のコルトピとシャルナークを簡単に殺しています。作者である冨樫義博のネタバレ通り、今後幻影旅団のメンバーは殺される確率が非常に高いと考えられています。また、死後の念を発動させたヒソカに関しても油断することはできません。人気キャラクターでも死ぬことがあり得る冨樫作品なのでヒソカが死ぬ可能性も十分にあると考えられています。

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ヒソカVSクロロに関する感想や評価

ヒソカVSクロロの対決で浮上したクロロの共闘説ですが、作者から共闘していたとネタバレされていないため本当にタイマンで戦っていた可能性もあるという感想もありました。また作中で描かれたヒソカとクロロの戦いから、ヒソカよりもクロロの方が凄いと感じたようです。ヒソカとクロロの戦いは終始クロロがヒソカを圧倒していました。最終的にヒソカは一度命を落とすことから、クロロの強さに驚いた読者もいたようです。

クロロがヒソカと戦った理由としてこれまでに作中で描かれていたヒソカの裏切り行為が挙げられていました。クロロは冷酷さも持ち合わせていますが仲間を思っているという一面もあります。旅団のためなら自分の命を差し出すことを厭わないほどでした。このようなクロロの性格から旅団を裏切ったヒソカのことを許せず、勝利への条件と場所を整え旅団と共闘した可能性があるという意見を述べている読者もいました。

クロロとの試合後、マチがヒソカに言った言葉から共闘説を支持している感想もありました。ヒソカはこの時のマチの言葉で、クロロがタイマンではなく共闘で自分を倒したことを知ります。マチの話を聞いたヒソカの顔が怒っているのではないかと推測されていました。その後ヒソカは旅団員を抹殺しようと動くため共闘説肯定派の中でも重要なシーンとなっているようです。

クロロは旅団のメンバーと共闘していたという説が浮上していますが、初めから旅団員でヒソカを攻撃しなかったことについて、タイマン勝負でないとヒソカが逃げる可能性があり、またタイマンだとヒソカを油断させて集団で攻撃を行う方が効率がいいとクロロの考えを考察している感想もありました。

ヒソカVSクロロの共闘説まとめ

今回は「ハンターハンター」の作中で描かれたヒソカVSクロロの対決について考察をしてきました。ヒソカとクロロの対決では、クロロが幻影旅団の団員と共闘しているのではないかとネット上では噂になっています。そんな共闘説について、肯定派・否定派それぞれの根拠をネタバレ考察してきました。同じシーンを根拠としていても肯定派と否定派では異なる捉え方をしていました。作中でも共闘については明らかになっていません。

また、ヒソカが死後の念を使用し生き返ったことについてもネタバレ解説をしてきました。生き返った後幻影旅団のメンバーを殺し始めたヒソカですが、このヒソカの行動は共闘していたことを知った怒りによるものと捉える方や単にクロロの戦闘力を削るためと捉える方もいます。ヒソカや幻影旅団の今後も描かれると予想される漫画「ハンターハンター」一度ご覧になってはいかがでしょうか。

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