2019年09月21日公開
2019年09月21日更新
【ワンピース】モンキー・D・ドラゴンの能力・悪魔の実を考察!強さや懸賞金は?
ルフィの父親であるモンキー・D・ドラゴンは、世界政府の転覆を目論む革命軍の総司令官です。しかし、世界最悪の犯罪者と呼ばれるドラゴンは、登場回数の少なさに加え、悪魔の実や能力、強さや懸賞金について詳細は明らかにされていない謎多きキャラクターです。本文では、ワンピースのモンキー・D・ドラゴンの悪魔の実や能力、強さや懸賞金、ルフィ・ガープとの親子関係やサボ達革命軍の活躍などを紹介します。
目次
モンキー・D・ドラゴンとは?
麦わら一味たちによるグランドラインもいよいよ終盤に差し掛かる一方で、ワンピースでは、いまだその正体や能力が明らかにされていないキャラクターが多数存在します。以下では、主人公・ルフィの父親でありながら、多くの謎を秘めているモンキー・D・ドラゴンのプロフィールと年表、悪魔の実の能力や強さ・懸賞金、サボたち革命軍の活躍などを考察を交えながら紹介します。
モンキー・D・ドラゴンのプロフィール
特徴的な刺青と黒いフード姿が印象的なモンキー・D・ドラゴンは、世界政府の転覆を目的に、世界各国・各地でクーデターを繰り広げる革命家で、ワンピースの主人公・モンキー・D・ルフィの父親です。ワンピースでは、Dの一族の1人で物語の鍵を握る重要人物の1人でありながら、登場回数は、ルフィの祖父・ガープより少ないと言われ、その素性やルフィとの関係、強さが注目されています。
クールで物静かな性格
クールで物静かなドラゴンの性格は、息子のルフィと父・ガープとは正反対な印象を受けるでしょう。また、ドラゴンの性格から、ガープの婿養子説もささやかれますが、世界政府の転覆を目的に、自分の信念を徹底して貫き通す姿勢や、革命軍の勝利に浮かれる仲間の叱責するように、身内に対する思いやりやサボたち仲間からの絶大な信頼は、ガープやルフィを彷彿させています。
仲間に対しても寡黙な人物
また、ドラゴンは、自身の素性やルフィを含めた身内に関する情報を一切明かそうとしない、寡黙な性格も見られます。そして、仲間が自身の素性を検索することを非常に嫌う、徹底した秘密主義であることも明かされており、ルフィが息子であることを、ドラゴンと付き合いの長いイワンコフすら知らなかった描写があります。
また、ルフィとドラゴンの親子関係は、フーシャ村の村長や海軍のセンゴクのように限られた人物しか把握しておらず、マリンフォード頂上決戦にてその事実が暴露された時には、その場にいた大半の人物が初めて耳にしました。一方、ドラゴンが意図的に自分の素性を明かさない・または仲間たちに詮索させない姿勢から、何か重大な秘密を抱えているとも考えられます。
革命軍とは?
モンキー・D・ドラゴンが総司令官を務める革命軍とは、世界政府の転覆を目的とする反政府組織です。ドラゴンが革命軍のトップに就任した頃から勢力を拡大し続け、現在は、世界政府・海軍に並ぶ組織と言われています。革命軍の活動内容は、ドラゴンと同様に詳細は明らかにされていません。しかし、世界各国・各地で勃発したクーデターや反乱による王国の崩壊は、革命軍によると思われる描写が何度か描かれています。
そして、天竜人を頂点とする不条理な政治体制を倒し、平等な社会を目指すことを目的に掲げる革命軍の活動は、現在から8年前の世界会議で取り上げられ、世界政府にとって脅威的な存在に成長を見せています。また、革命軍リーダーのモンキー・D・ドラゴンは、世界政府から「世界最悪の犯罪者」と称され、世界にその名を轟かせています。
革命軍の創設はいつ?
革命軍の創設も、ワンピースでは明らかにされていませんが、革命軍の本拠地で、世間では数十年に渡って謎の土地とされてきたバルディコ事件の発覚から、数十年前には創設されたと推測されます。また、バルディコ事件から、世界政府は数十年前から革命軍の存在を認知しており、彼らの行方を追っていたことも考えられます。
また、モンキー・D・ドラゴンが世界政府の転覆を目的とする革命軍を率いることや、世界政府の敵は、革命軍そのものではなく、ドラゴンに向けられていることから、ドラゴンが世界政府に対して強い恨みを抱えていた可能性も浮上しています。そして、Dの一族の敗北が決定的となった海賊王ゴール・D・ロジャーの処刑後に、革命軍が創設されたと考察されます。
モンキー・D・ドラゴンの年表
以下は、モンキー・D・ドラゴンの年表です。
- 数十年前:ゴア王国にて、モンキー・D・ドラゴンが誕生
- 24年前:ローグタウンにて、ゴール・D・ロジャーの処刑を見学
- 19年前:ルフィの誕生と、間もなく離別。オハラ壊滅の10年後にロビンの捜索を開始
- 12年前:シモツキ村に停泊。ゴア王国でサボと遭遇し、仲間に引き入れる
- 8年前:世界会議でドラゴンの思想を危険視する動きが見られる
- 2年前:世界各国の王国転覆が相次いで発生。ドラゴンは「世界最悪の犯罪者」と称される
- 現在:黒ひげ海賊団の襲撃を受けて、本拠地をカマバッカ王国へ移す。マリージョアの世界会議にサボ達を送り込み、天竜人に宣戦布告をする
常に東の海のある方向を向いているモンキー・D・ドラゴンは、ゴア王国出身ではあるが、フーシャ村とは接点がないことが判明しています。一方、ドラゴンの幼少期についても、現時点では詳細が明らかにされていませんが、サボが貴族の家に生まれたことを恥じる場面では、サボに同意を示した様子から、ドラゴンの出自は、サボと同じゴア王国の貴族ではないかと考えられます。
モンキー・D・ドラゴンの悪魔の実の能力
モンキー・D・ドラゴンの登場シーンに注目すると、風と共に描かれたり、風に関する発言、意図的に天候を変えたと思われる描写から、ドラゴンの悪魔の実は、風または天候に関する能力ではないかと推測されます。以下では、モンキー・D・ドラゴンの悪魔の実の能力について考察します。
悪魔の実の能力①風の実
モンキー・D・ドラゴンの悪魔の実の能力として有力視されている風の実は、尾田栄一郎先生が意図的に描いたと思われるドラゴンと風のシーンや、風との関連を匂わせる発言から浮上した能力です。ドラゴンの悪魔の実がロギア系に分類される風に関する能力だと推測される根拠は、ローグタウン編やグレイターミナル編での活躍が挙げられます。
ドラゴンの初登場となったローグタウン編では、海軍のスモーカーに捕まったルフィでしたが、突風により身柄を解放されたこと、その後、麦わら海賊団に味方をするように風向きが急変しました。そして、グレイターミナル編では、火事から逃げ遅れた住民たちを救出するため、ドラゴンが風を起して消化に当たったと解釈されるシーンは、ドラゴンの風の能力を表す伏線と考えられます。
また、モクモクの実の能力を無効化にされたスモーカーは、ドラゴンのことを24年前・ロジャーの処刑時に目撃しており、「稲妻のように現れ、消えた」と評しています。そして、ローグタウン編で疾風の如くルフィを助け出し、大風を吹いて去っていったドラゴンの姿は、彼の能力が風であることを強調したような表現でしょう。
しかし、ドラゴンの悪魔の実の能力を風に限定してしまうと、意図的に引き起こしたと思われる雷や大雨と辻褄が合いません。ルフィの処刑台に落ち窮地を脱したことについて、一部では、ルフィの悪運の強さを示していると解釈されるも、ピンポイントかつタイミングよく雷が落ちる可能性は非常に低く、何者かが意図的に操作したと解釈するほうが説得力があるでしょう。
能力名はカゼカゼの実?
モンキー・D・ドラゴンの登場シーンでは、風と関連のあるシーンが多いこと、また、スモーカーのモクモクの実を無効化にし、突風で麦わら一味・海軍を一掃させたことから、悪魔の実の能力名はカゼカゼの実が相応しいでしょう。
能力は風神化?
また、カゼカゼの実の能力について、風を起こすだけでなく、風神化も浮上しています。ワンピースでは、ゴロゴロの実のエネルの雷神化や藁の悪魔の実のホーキンスの巨大な藁人形のように、自身が宿した能力に変身することができます。このように、ドラゴンもカゼカゼの実の能力者であれば、彼の強さから風神に変身できる可能性は極めて高いでしょう。
一方で、能力者の体を変身させる能力では、海上に投げ出さたサボをドラゴンが助け出すシーンが描かれ、救出現場の状況から、自身の体を風に変身させたと考察されます。また、救出直後のドラゴンの体からは、モヤみたいなものが漂っており、風神ではないものの何者かに体を変化させたことが示唆されているでしょう。
悪魔の実の能力②ドラドラ・ヘビヘビの実
ドラゴンの悪魔の実の能力について、2つめは名前にちなんだドラドラ・ヘビヘビの実説も挙げられています。ドラドラ・ヘビヘビの実は、動物の特性を活かした能力や筋肉強化が期待できるゾオン(動物)系悪魔の実で、モンキー・D・ドラゴンという名前から、姿を龍に変身できる能力ではないかと推測されていました。
ドラゴンの能力ではない?
龍はワンピースでも想像上の生き物ですが、マルコの不死鳥の能力のように特殊能力が発揮されるケースがあります。そして、悪魔の実では、幻獣種に分類されるドラドラの実は、世界最悪の犯罪者の名に相応しい能力と思われた一方、物語が進むにつれ、ドラドラ・ヘビヘビの実は、モンキー・D・ドラゴンの能力でないことが判明しています。
それは、パンクハザード編で登場したワノ国の侍・錦えもんの発言から、ドラゴン(龍)は、親の仇同然に位置づけられ、ドラゴンの能力を秘めた人物の存在を匂わせていました。その後、ヘビヘビの実・幻獣種モデル・ドラゴンが四皇・カイドウに食べられたことや、彼が龍の姿に変身するシーンが描かれたことから、ドラドラの実がモンキー・D・ドラゴンの能力でないことが確定しました。
悪魔の実の能力③ウェザウェザの実
高い確率で風が描かれていることから、風の実だと考察されるドラゴンですが、彼と天候との関連は、風だけでなく、雨や嵐なども挙げられます。ローグタウン編では、快晴だった街が急に嵐に包まれたこと、ルフィの処刑台にタイミングよく雷が落ちたように、ルフィの悪運の強さだけでなく、ドラゴンが意図的に天候を操作したとも考えられています。
このように、風だけでなく、雨との関係も匂わせるモンキー・D・ドラゴンの悪魔の実の能力は、ウェザウェザの実である可能性も浮上しています。また、パラミシア系ウェザウェザの実は、天候(ウェザー)全般に関する能力で、ドラゴンが意図的に起こしたと思われる風や嵐だけでなく、時には吹雪や干ばつのように自由自在に操ることが可能で、その威力は世界を滅ぼす程の恐ろしい能力が予測されます。
また、ドラゴンの悪魔の実の能力だと推測されるカゼカゼの実やウェザウェザの実は、海賊王ゴール・D・ロジャーが生前に有していた能力とも考察されており、ロジャー海賊団には、荒れ狂った天候を味方につけて窮地を脱したエピソードが存在します。そして、悪魔の実の発生条件から、ロジャーの処刑後、その広場近くに宿った悪魔の実を、ドラゴンが手に入れたとも考えられています。
モンキー・D・ドラゴンの強さ・懸賞金
ルフィ達海賊に付けられる懸賞金は、その海賊の強さを表すと言われ、ワンピースファンの注目の的です。しかし、モンキー・D・ドラゴンの懸賞金は、現在も明らかにされていませんが、世界政府が恐れる存在から、トップクラスの懸賞金額が付けられていると推測されています。以下では、モンキー・D・ドラゴンの強さ・懸賞金を紹介します。
モンキー・D・ドラゴンの強さ
世界政府を相手に戦う革命家であり、世界最悪の犯罪者、天候に関する悪魔の実の能力者だと推測される伏線から、モンキー・D・ドラゴンの強さは、四皇や海軍元帥と同様の実力を有していると思われます。一方、ドラゴンの能力と思われるウェザウェザの実は、時には世界を崩壊させるほどの強さも秘めている可能性も高く、ワンピース史上一番の強さも予測されています。
また、作中での活躍だけでなく、かつての大海賊ロックス海賊団を倒した海軍中将・ガープの血を受け継いでいること、革命軍の重鎮で、懸賞金6億ベリーのサボをドラゴンが直接鍛え上げたことも、モンキー・D・ドラゴンの強さに拍車をかけているでしょう。
モンキー・D・ドラゴンの懸賞金
懸賞金は、海賊の強さや危険度だけでなく、世界政府に対する危険な思想・行動を起こす犯罪者に対してもかけられます。2019年7月時点の懸賞金ランキングでは、1位の黒ひげことマーシャル・D・ティーチの22億4760億ベリーを筆頭に、2位のモンキー・D・ルフィの15億ベリーと、上位にランクインした海賊の多くは、10億またはそれに次ぐ金額がかけられ、懸賞金額の上昇傾向が見られます。
一方、革命軍のサボの懸賞金が6億2200万ベリーと公開された中、世界最悪の犯罪者であるモンキー・D・ドラゴンの懸賞金は、現在も非公開となっています。しかし、これまでに明らかとなったドラゴンの情報や、世界政府の崩壊を目的に活動する、革命軍の目まぐるしい活躍から、モンキー・D・ドラゴンの懸賞金は、黒ひげの22億を上回る金額と言われ、一部では、40億ベリーとワンピース史上最高額の懸賞金が予想されています。
モンキー・D・ドラゴンの家族
付き合いの長いイワンコフにすら、家族の事を一切打ち明けなかったドラゴンの寡黙な性格は、父・ガープや息子・ルフィとは全く似つかないように思えるでしょう。しかし、正反対に見えるドラゴンとルフィには、似通った一面も見られ、それぞれの思想は違えど、今後のワンピースの展開に大きな影響を与えるでしょう。以下では、モンキー・D・ドラゴンの家族を紹介します。
モンキー・D・ドラゴンはルフィの父親
モンキー・D・ドラゴンがルフィの父親であることは、ワンピースファンなら誰もが知っている事実です。一方、物語では、世界的に名が知られていながら、革命家・ドラゴンと海賊・ルフィが親子であったことは全く認知されておらず、多くのキャラクターが驚愕の声を挙げているシーンが印象的でしょう。
モンキー・D・ドラゴンとルフィの親子関係
革命軍の幹部にすら息子の存在を明かさず、子供に対して無関心とも捉えられるドラゴンですが、ルフィが窮地に陥ったと知ればつかさず助け船を出すように、本心ではルフィを大切に想っています。そして、ルフィの海賊活動も肯定的に受け止めていたことから、ルフィの活躍を誇らしく思っているでしょう。
一方、物心がついた時から祖父ガープに育てられたルフィは、父親の顔や名前だけでなく、父親の存在すら認知していませんでした。そのため、後にガープから自分の父親がモンキー・D・ドラゴンであることを聞かされたり、新聞で初めて父・ドラゴンの顔写真を見ても、周囲の人間と同様に驚きを隠せずにいるように、ピンと来ていない素振りを見せています。
モンキー・D・ドラゴンとルフィが目指すもの
モンキー・D・ドラゴンは「格差・差別のない平等な世界」、モンキー・D・ルフィは「誰にも縛られない自由な世界」を思想に掲げるように、2人が目指す未来は、一見似通っているようで微妙な異なりを見せています。このように、思想の違う2人の対比は、今後のワンピースで明かされるDの一族の正体や、Dつまり夜明けとの関連性の深さを彷彿させるでしょう。
モンキー・D・ドラゴンはガープの子供?
サボとのやり取りやフーシャ村での評判、親子とは思えない共通点のなさから、ワンピースファンの間では、モンキー・D・ドラゴンとガープの親子関係に対する疑問もささやかれています。例えば、フーシャ村では、よそから来たガープを同郷の人間とみなす一方で、ドラゴンに関しては全く認知されていません。また、フーシャ村の村長の発言からも、村の出身者としてみなしていないと思われます。
このように、ドラゴンとフーシャ村の繋がりを示す伏線がないことから、ガープの息子説を否定する声が上がる一方で、ガープとドラゴンの親子関係を示す伏線が、大海賊・チンジャオの発言に張られていました。チンジャオは、ロジャーが処刑される前の時代・かつての海で、ガープと死闘を繰り広げた海賊の1人です。
現在は、高齢に達していることや、幾度と刃を交えた海軍のガープに対して、いまだに恨みを持っていることが明かされました。そして、チンジャオは、ドラゴンをガープの息子であることを断言する発言をしており、ガープとドラゴンの親子関係を強調しています。
モンキー・D・ドラゴンはガープの婿養子?
モンキー・D・ドラゴンとガープの親子関係について、現在も賛否両論が飛び交う中、ドラゴンはガープの婿養子説も浮上しています。また、サボとの会話でゴア王国の貴族の生まれを匂わせる発言や、ルフィの性格について、母方の血筋であればガープに似ていてもおかしくないと解釈され、ドラゴンの婿養子説に拍車をかけています。
しかし、ドラゴンをガープの婿養子だと考えた場合、ドラゴンの結婚後の姓が、モンキー・Dとミドルネームが付くという不自然な表記が指摘されます。また、海軍のガープ、革命軍のドラゴン、海賊のルフィの親子3代を、ゴア王国から輩出された極悪人と評していることも、ドラゴンとガープの親子関係を示す根拠になるでしょう。
そして、ドラゴンがガープの婿養子だった場合、ガープとは旧知の仲であるチンジャオが「息子ドラゴン」と発言したことと辻褄が合わないことや、チンジャオの発言の信ぴょう性から、ガープの婿養子である可能性は低いでしょう。
モンキー・D・ドラゴンの担当声優
革命軍総司令官としての活躍に加え、ワンピースの謎の1つ「Dの一族」の1人で、今後の展開に深く関わってくるだろうと予想されるモンキー・D・ドラゴンは、漫画・アニメと共にその動向が注目を集めています。以下では、アニメ・ワンピースのモンキー・D・ドラゴンの担当声優を紹介します。
モンキー・D・ドラゴンの担当声優は柴田秀勝
少ない台詞の中にも、ドラゴンの信念や仲間に対する思いやりがにじみ出る、味わい深い声が特徴のモンキー・D・ドラゴンの担当声優は、柴田秀勝さんです。以下では、50年以上にわたって声優業に携わり続ける柴田秀勝さんのプロフィールと主な出演作品を紹介します。
柴田秀勝のプロフィール
モンキー・D・ドラゴンの担当声優・柴田秀勝さんは、東京都出身の声優・ナレーター・俳優です。1963年に「狼少年ケン」でデビュー後、アニメや特撮、海外映画・ドラマなど幅広いジャンルの作品に出演し続けています。また、NHKのドキュメンタリー番組「映像の世紀」を始め、人気番組のナレーターも担当しています。
柴田さんが担当声優を務めた作品には、地位の高い人物や威厳ある悪役が多く、5度のレギュラー出演を果たしたスーパー戦隊シリーズでは、悪の首領を演じた作品が見られます。一方、ナレーターでは、悪役のイメージを取り払った柔らかい語りに定評があります。
柴田秀勝の主な出演作品
出典: https://festy.jp
声優・柴田秀勝さんが出演した主な作品は、アニメ「ナルト」の3代目火影・猿飛ヒルゼンや「鋼の錬金術師」のキング・ブラッドレイ、1975年放送の「仮面ライダーストロンガー」ジェネラルシャドウの声などが知られています。また、ナレーター業では、報道番組「スーパーJチャンネル」やバラエティ番組「世界の衝撃映像100連発」などに出演しています。
モンキー・D・ドラゴンに関する5つのこと
ルフィの父親であり、世界最悪の犯罪者という異名を持つモンキー・D・ドラゴンですが、登場回数・情報量の少なさから、様々な憶測が飛び交う一方、顔の刺青や作中での動向に関する疑問点も見られます。以下では、モンキー・D・ドラゴンに関する疑問点や現在の活躍について紹介します。
モンキー・D・ドラゴンの刺青
海賊王ゴール・D・ロジャーの処刑当日は、若き日のシャンクスを始めとする後の大海賊たちが一同に集結した、ワンピース屈指の名シーンで、その中には、モンキー・D・ドラゴンの姿がありました。しかし、ドラゴンの顔には、彼の特徴である刺青が施されておらず、大航海時代の幕開け後に彫られたと推測されます。
また、ドラゴンの革命軍加入時期についても、詳細は明らかにされていません。しかし、24年前と現在で、ドラゴンの顔を描き分けていることは、ドラゴンと革命軍の創設に関する伏線とも考えられ、尾田栄一郎先生の意図が汲み取れるでしょう。
モンキー・D・ドラゴンの初登場時の謎
息子ルフィの危機を救ったローグタウン編で初登場を果たしたモンキー・D・ドラゴンでしたが、何故、ローグタウンに立ち寄ったのか、その行動に疑問が見られます。スモーカーの発言から意図的にルフィを援護したと思われる行動や、ルフィの海賊を肯定する姿勢から、単にルフィの姿を見るために立ち寄ったと考察されます。
一方で、ルフィとの再会は偶然の出来事であり、ローグタウンに立ち寄った本当の目的は別にあったとも考えられています。おそらく、革命軍に関する用事で訪れた可能性が一番納得のいく答えでしょう。
モンキー・D・ドラゴンの思想
モンキー・D・ドラゴンの思想とは、「誰もが平等な社会」であり、それらは天竜人を頂点とする世界政府の体制には、不都合な思想です。そして、ワンピースで立て続けに発生している各国のクーデターには、革命軍が関わっており、そのリーダー・ドラゴンの思想に共感した市民たちによる反乱だと推測されます。
また、革命軍そのものではなく、トップのモンキー・D・ドラゴンに対する警戒を強める世界政府の行動から、ドラゴンの思想は、単なる理想ではなく、世界を一変させてしまう程の、政府にとって現実味のある危険な思想ではないかとも考えられます。
政府に対して危険な思想?
政府が警戒心を強める危険な思想とは、空白の100年と呼ばれる時代に栄え、世界政府によってその存在が抹消されたある古代王国の思想だと推測されます。空白の100年に関する歴史の真実は、政府によってそれらの解明が禁止されている一方で、歴史の解明に挑んだクローバー博士の発言から、その王国の存在と思想が、世界政府の脅威となっていることが判明しています。
しかし、ドラゴンが求める「平等な社会」と、空白の100年に実在した古代王国の思想が同一であることを示す伏線は張られていません。一方、空白の100年に関する動向では、ポーネグリフの解読ができるロビンを、「革命の灯」と呼び、12年以上に渡って探していました。
ポーネグリフの解読を望んでいる?
ドラゴンが、ロビンの行方を追っていた理由について、ポーネグリフの解読だけでなく、長い間ひた隠しにされ続けてきた真実の歴史を明かすことで、世界政府の転覆を計ろうとしていたのではと考えられます。真実の歴史は、ラフテルに栄えた古代王国とその思想や、天竜人の真実など、世界政府にとって弱点と呼べる情報が至るところに散りばめられています。
このように、ポーネグリフの解読は、世界政府の崩壊を実現できる革命軍の切り札になる一方で、オハラの絶滅から10年近くたってから、ロビンの行方を捜し始めたドラゴンの行動には、疑問が生じます。一方で、ドラゴンのこのような行動から、世界政府がポーネグリフの重要性に気付き始めた頃だったとも推測され、同時にドラゴンもロビンの存在を重要視したのではないでしょうか。
モンキー・D・ドラゴンの現在の活躍
黒ひげの襲撃により、本拠地をカマバッカ王国に移したモンキー・D・ドラゴンたち革命軍は、聖地マリージョアで開催される世界会議で、天竜人に対する宣戦布告を計画します。この計画は、長い時間をかけて綿密に計画されたと推測され、決戦の地には、サボ・モーリー・リンドバーグ・カラスを送り込むことが判明しています。
世界の頂点に立つ天竜人に対して刃を向ける行為は、革命軍の死も意味しており、同時にモンキー・D・ドラゴンやサボたち革命軍の存亡をかけた戦いが予想されるでしょう。
海賊大将と交戦している?
聖地マリージョアに乗りこんだサボ達の動向は明らかにされていませんが、海軍大将の緑牛や藤虎を相手に革命軍と海軍との戦いが勃発したことが判明しています。革命軍の宣戦布告は、海軍大将に加え、天竜人の護衛を担うCP0など天竜人サイドの戦力の多さから、革命軍は苦戦を強いられているでしょう。一方で、世界会議には、麦わら一味傘下の人間も国の護衛として参加していることから、彼らの援助も期待されます。
モンキー・D・ドラゴンの関する感想や評価
ルフィの父親でガープの息子、革命軍の総司令部を務める世界最悪の犯罪者として、ワンピースファンの注目を集めるモンキー・D・ドラゴンに関する感想や評価を紹介します。
感想1:革命軍のその後が気になる
革命軍の天竜人への宣戦布告って何⁉︎
— まぁええか。 (@JrXN8BROTHER) May 14, 2018
軍隊長たち(濃い人たち)が集まったけど全員めっちゃ強そう💪💪
ドレスローザでサボと話してたからカラスってまんまカラスって名前のやつなんだな😅#革命軍 #天竜人 #世界会議 #ドレスローザ pic.twitter.com/RbKs5MVbip
ワンピースでは、ルフィ達の船旅だけでなく、ドラゴンやサボを始めとする革命軍の動向にも多くの注目が集まっています。モンキー・D・ドラゴンを筆頭に革命軍・軍隊長が計画する天竜人への宣戦布告の全貌や、聖地マリージョアでの戦いの結末に、多くのワンピースファンが待ち焦がれているでしょう。
感想2:人気と実力を兼ね備えた軍隊長
やっとアニメで来た!革命軍の軍隊長登場!カッコよすぎる…#モンキー・D・ドラゴン#サボ#コアラ#イワンコフ#イナズマ#ハック#ベロ・ベティ#リンドバーグ#モーリー#カラス
— いずむ @GRCReW&ワンピ垢 (@Npiece1G) April 14, 2019
全員の好きです…(๑´ᗨ`๑)♪ pic.twitter.com/86vyxKT9vE
ルフィとは似つかないクールなドラゴンを始め、個性的なキャラクターが魅力的な革命軍の軍隊長は、人気だけでなく、実力も兼ね備えた最強集団です。これまでの流れから、革命軍トップクラスの強さを披露してきた軍隊長ですが、ドラゴンのようにいまだその強さや懸賞金の有無が判明していないキャラクターもおり、彼らの本気の実力に多くの関心が寄せられています。
感想3:ドラゴンのガープの娘婿説を肯定する意見も
ドラゴンはルフィの父親ではないが、ガープの息子ではない。
— ワンピース大好き!! (@onepiece99999) September 15, 2019
ガープとルフィは素行が悪いのが似ているが、ドラゴンは落ち着いている印象。
ドラゴンは貴族出身であり、ガープの娘(ルフィの母親)と結婚して、婿養子になった。
おそらくルフィの母親が登場するかも。
ワンピースでは、親子とは思えないほど対象的に描かれているモンキー・D・ドラゴンとガープ・ルフィですが、これまで明らかにされてきたドラゴンに関する情報から、ドラゴンの婿養子説を肯定する意見も見られます。このように、3人の性格や動向から、ファンの間では、ドラゴンとガープ・ルフィの親子関係を肯定・否定する意見が分かれ、疑問が交わされています。
モンキー・D・ドラゴンのサボまとめ
ワンピースのモンキー・D・ドラゴンのプロフィールや革命軍、悪魔の実と能力、強さや懸賞金、ドラゴンの家族や息子・ルフィとの関係、ドラゴンに関する5つのことや、サボたち革命軍の今後の活動などを紹介しました。不気味な刺青と独特の雰囲気が魅力的なドラゴンですが、サボ達による天竜人に対する宣戦布告やその結末など、モンキー・D・ドラゴンと革命軍の動向にも目が離せません。