ドラゴンボール・天下一武道会の出場者一覧!ルールや歴代の優勝者も紹介

週刊少年ジャンプで過去に連載されていた大人気漫画「ドラゴンボール」の世界のなかには、天下一武道会という名だたる武勇者が戦い合う大会が開催されます。ドラゴンボールの物語の主軸でもあり、多くのキャラクター達が己の身一つで実力を出し合い、優劣を競う大会には多くのルールが課されています。その天下一武道会を盛り上げるルールを一覧形式で説明をはじめ、天下一武道会の参加者や歴代の優勝者の紹介を一覧形式で紹介します。

ドラゴンボール・天下一武道会の出場者一覧!ルールや歴代の優勝者も紹介のイメージ

目次

  1. 世界で愛読されるドラゴンボールとは?
  2. ドラゴンボールの天下一武道大会
  3. ドラゴンボールで開催される天下一武道会歴代ルール一覧:大人部門と子供部門に分かれる
  4. ドラゴンボールで開催される天下一武道会歴代ルール一覧:予選について
  5. ドラゴンボールで開催される天下一武道会歴代ルール一覧:本戦に参加できるのは8人トーナメント形式
  6. ドラゴンボールで開催される天下一武道会歴代ルール一覧:武舞台の場外へ出ると敗北
  7. ドラゴンボールで開催される天下一武道会歴代ルール一覧:気絶したら10カウント
  8. ドラゴンボールで開催される天下一武道会歴代ルール一覧:試合続行不可能になると場合も負け
  9. ドラゴンボールで開催される天下一武道会歴代ルール一覧:武器や武器の使用禁止
  10. ドラゴンボールで開催される天下一武道会歴代ルール一覧:急所攻撃や殺害を禁止
  11. ドラゴンボール第21回天下一武道会出場者一覧:見どころたっぷりの悟空の決勝戦
  12. ドラゴンボール第22回天下一武道会出場者一覧:優勝者は天津飯?
  13. ドラゴンボール第23回天下一武道会出場者一覧:ついに悟空が!
  14. ドラゴンボール第24回天下一武道会:悟空たちの参加しなかった武道会
  15. ドラゴンボール第25回天下一武道会出場者一覧:少年部門ではトランクスが!
  16. ドラゴンボール第28回天下一武道会出場者一覧:優勝者はいったい誰?
  17. ドラゴンボール天下一武道会番外編:セルゲーム出場者一覧
  18. ドラゴンボール天下一武道会番外編:ドラゴンボールアニメオリジナルあの世一武道会
  19. ドラゴンボール天下一武道会番外編:第6宇宙・第7宇宙破壊神選抜格闘試合
  20. アニメドラゴンボールではまだまだ悟空の戦いは終わらない

世界で愛読されるドラゴンボールとは?

Dr.スランプアラレちゃんなどの代表作として知られる鳥山明先生が、週刊少年ジャンプで1984年51号から1995年25号まで連載していたバトル漫画です。その人気は日本のみならず、海外では13カ国で1億2100万部以上、日本との合計で2億8100万部以上の売り上げを記録している超人気作品です。そんなドラゴンボールには、天下一武道会を主軸として物語が展開することがあります。今回はその歴代天下一武道会を紹介します。

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ドラゴンボールの天下一武道大会

歴代武道会は開催年は不定期ですが5月7日に、開催会場は南国パパイヤ島の武道寺にて開催されます。会場の寺院で昔から行われていた祭りが起源の武道を極めた人物同士が戦い合う大会です。優勝賞金は第23回までは50万ゼニーで、孫悟空が夕食で食べきってしまう程度の賞金額でした。しかし第25回からは優勝者1000万ゼニー、2位は500万ゼニー、3位は300万ゼニー、4位は200万ゼニー、5位は100万ゼニーと変更されています。

孫悟空達出場者が戦う白いステージのことを武舞台(ぶぶたい)と呼び、そこに出場選手とレフェリーと司会進行を行う人物の三人が立ち、試合が進行します。原作ドラゴンボールで最初に開催された第21回当初は武舞台の形が残っていましたが、後々に孫悟空の力が上がるにつれて、登場キャラクターの実力も上がって行き、歴代武道会では武舞台は跡形も残らないか、もしくは島ごと更地になるなどの展開もありました。

そんな猛者たちが集まる歴代天下一武道会には、試合をするうえでいくつかのルールがありません。それらルールに違反すれば、レフェリーが警告する、もしくはルール違反した選手を反則負けと判断する場合もあります。その天下一武道会のルールを次に紹介します。

ドラゴンボールオフィシャルサイト

ドラゴンボールで開催される天下一武道会歴代ルール一覧:大人部門と子供部門に分かれる

このルールが採用されたのは第24回大会以降のことです。それまでは子供の孫悟空とクリリンが大人に混じって出場していました。しかし彼らの子供に当たる孫悟天とトランクスが出場を決めた時には、少年の部とオトナの部に分かれていました。しかしどうやら第28回大会までに廃止されたようで、孫悟飯の孫のパンや子供のウーブが大人に混じって出場していました。

ドラゴンボールで開催される天下一武道会歴代ルール一覧:予選について

ドラゴンボールで描かれた様々な予選の形式一覧:天下一武道予選は関係者のみの試合

歴代天下一武道会予選出場者に人数制限はありません。しかし彼らが全員戦っては、何日あっても足りません。そこで予選をする必要があります。予選は4ブロックに分かれ、各ブロックで勝ち残った2名が本選に出場できる権利を得るのです。

ドラゴンボールで描かれた様々な予選の形式一覧:パンチングマシーン

第25回天下一武道会では予選形式は、一本勝負からパンチングマシーンにより力の測定になります。通常の人間なら61~112まででしたが、孫悟空達が強くなり過ぎていたため、手抜きしながらでも200点オーバー、最後にはベジータが普通に殴ったために粉砕されてしまいました。

ドラゴンボールで開催される天下一武道会歴代ルール一覧:本戦に参加できるのは8人トーナメント形式

予選4ブロックで勝ち残った2人ずつ、合計8名がトーナメント形式の戦いです。ミスター・サタンがスポンサーについてからは、後々に人数が増え、さらにミスター・サタンが勝ち残って来た人物の一人と戦うなど、柔軟にルールが変更される場合があります。

ドラゴンボールで開催される天下一武道会歴代ルール一覧:武舞台の場外へ出ると敗北

武舞台の外に体の一部、衣服の一部でも触れれば、レフェリーによって場外と判定されて、敗北してしまいます。しかし逆に言えば、武舞台以外のどこかに体が触れない限り場外判定されません。そのため、第22回天下一武道会では先に武舞台の外にとまっているワゴン車にぶつかった孫悟空が敗退してしまうことになりました。

ドラゴンボールで開催される天下一武道会歴代ルール一覧:気絶したら10カウント

気絶してしまった場合はレフェリーによりカウントされます。そして10カウントを過ぎても起き上がらなかった場合、敗退になります。しかしながら第21回天下一武道会によると、両者ともに気絶した場合は、また違います。両者とも10カウント以内に立ち上がることができなかった場合は、先に立ち上ってにこやかに勝利宣言した方が勝ちとなります。このルールが生かされるようなシーンが作中にあります。

ドラゴンボールで開催される天下一武道会歴代ルール一覧:試合続行不可能になると場合も負け

第22回天下一武道会にてヤムチャと天津飯が試合をしたときに、このルールが適応されました。天津飯が倒れたヤムチャに追撃して、左足を骨折させます。この時に、レフェリーによって判断され、ヤムチャの敗北となっています。

ドラゴンボールで開催される天下一武道会歴代ルール一覧:武器や武器の使用禁止

己の武術のみで戦う歴代天下一武道会では武器武具の他に、プロテクターの仕様は一切禁止されています。そのため、孫悟空の仲間のランチが賞金目当てで出場しようとしますがウミガメに武器使用は反則だからと止められます。さらにグレートサイヤマンのヘルメットもプロテクターと判断され、脱ぐように言われます。しかし第23回で桃白白が刃物を使用していましたが、試合続行になっています。そのためレフェリー判断が強いです。

ドラゴンボールで開催される天下一武道会歴代ルール一覧:急所攻撃や殺害を禁止

原作ドラゴンボールでは適用されたことがない判定です。歴代天下一武道会のルールでは存在します。しかし、レフェリーに偶然当たったと判断された場合は、レフェリーによるカウントは取られてないようです。

ドラゴンボール第21回天下一武道会出場者一覧:見どころたっぷりの悟空の決勝戦

第一試合敗退者一覧:バクテリアン ヤムチャ ランファン ギラン

バクテリアンはその名の通り、不潔なバクテリアが大量にいそうな選手です。司会者にも「こちらの臭いお方が産まれてこの方一度も入浴したことがない」と紹介されるほどです。最初は強烈な体臭を放ち、クリリンを(決して強い意味ではなく)圧倒します。しかしクリリンには匂いが利きません。なぜならクリリンには鼻が存在しないからです。こうして意外な盲点から窮地を脱して、クリリンが勝利を納めます。

ヤムチャはジャッキー・チュンと第一試合で勝負をします。この時、ヤムチャは老人相手に気が引けるとしていましたが、ジャッキー・チュンに放った攻撃は全て避けられてしまいます。さらに、軽くあしらわれて敗北してしまいます。なにを隠そう、彼が戦っているのは孫悟空の師匠である亀仙人の別人の姿だからです。「さわやかな風をプレゼントしてあげちゃおう」とジャッキー・チュンの風圧により、ヤムチャは場外で敗退します。

ランファンはナムと戦います。色気を使った誘惑で相手を惑わして攻撃をする作戦でしたが、ナムは目を閉じてお色気攻撃を無効化します。こうしてランファンは第一試合で敗退します。この時の試合を観戦していたジャッキー・チュンがお色気攻撃をしているランファンを見て行った台詞によって、ヤムチャはジャッキー・チュンはもしかして亀仙人なのでは?と疑惑を持つことになります。

孫悟空と戦ったギランは、ドラゴンの姿をした人物です。故郷では乱暴者として知られており、口から相手の動きを絡めとめるグルグルガムを吐き出すことができます。それを使い、孫悟空を相手に善戦します。しかしそんな時に孫悟空の尻尾が再生します。そしてグルグルガムを粉砕され、さらに武舞台の壁を破壊した場面を見てしまいます。そこから勝てないと判断して、あっさりと降参をしました。

第二試合と決勝戦敗退者一覧:クリリン ナム 孫悟空

ジャッキー・チュンと戦ったクリリンは、8カ月間修行をつけてくれた自分の師匠と知らずに対決することになります。クリリンは一度はジャッキー・チュンを場外へ弾き飛ばすなどをしましたが、ジャッキー・チュンは足が地面へ着く前にかめはめ波の衝撃で武舞台に戻って来るなどします。クリリンも負けてはいませんでしたが、ジャッキー・チュンのほうが武に勝っていたようです。クリリンは善戦もあえなく敗退してしまいます。

ナムは水不足に喘ぐ故郷に大量の水を買って持ち帰るために出場をしました。しかし悟空の前に敗退してしまいます。この時に、経緯を知ったジャッキー・チュンが「この辺りは水が豊富なのじゃ、売ってくれなんて言ったら笑われるぞ」と言ってポイポイカプセルを渡します。この時ナムは、亀仙人のお礼として、ジャッキー・チュンの正体に気づきかけたヤムチャをごまかすために、亀仙人に変装して別人だと思わせる協力をします。

決勝戦は、ジャッキー・チュンと孫悟空との試合になります。両者互いにかめはめ波を出し全力の勝負をします。しかし途中で悟空が満月を見て大猿に変身し、ジャッキー・チュンは満月が原因だと気づき、すぐさまかめはめ波にて満月を破壊します。元に戻った孫悟空と試合が再開し、かめはめ波も打てない状況から最後には共倒れをします。最後には「優勝したもんねーっ!」とポーズを決めたジャッキー・チュンの優勝となります。

催眠術で眠った悟空に勝利したジャッキー・チュンの存在は、弟子にとっては自分達よりも強い存在として君臨します。第21回天下一武道会の帰り道、「世の中上には上がいるもんじゃ!まだまだ強い奴はゴロゴロおる!これしきで満足するほど武の道は甘くないぞよ!ほんとうの修行はこれからはじまるんじゃ」と言って勇めました。

ドラゴンボール第22回天下一武道会出場者一覧:優勝者は天津飯?

第一試合敗退者一覧:ヤムチャ 男狼 餃子 パンプット

男狼は、狼男の真逆な性質で、満月が出ている間のみ人間になれる体質の男です。しかし以前に孫悟空達が満月を見ると大猿に変身して暴れることを理由に月を破壊されてしまいました。以降狼の姿のままで生きていかなければなりません。月を破壊したジャッキー・チュンと戦うために出場しましたが場外判定で敗北しました。試合後にジャッキー・チュンが催眠術を利用して、丸いものを満月に見えるようにして問題が解決します。

餃子は、亀仙人のライバルである鶴仙人の弟子の一人で、同じく出場している天津飯の兄弟弟子です。超能力を使うことができるけれど、計算が苦手なために、それを利用したクリリンに「3+4は」と出題されて負けてしまいます。しかし決勝戦にて戦う天津飯をアシストをしようと、超能力で孫悟空の動きを封じるなどもしました。しかし卑怯な方法を嫌う天津飯に怒鳴られて止めます。以降、天津飯と共に鶴仙人とたもとを分かちます。

第二試合と決勝戦敗退者一覧:ジャッキー・チュン クリリン 孫悟空

ジャッキー・チュンと試合をしたのは天津飯です。その戦いの中で、ジャッキー・チュンは自分以外にも悟空を倒せる、上の上の可能性を見出します。そして、「やはり新たな若者の時代がやってきたようじゃわい…」と自ら場外に出ることで勝敗が決定しました。さらにクリリンと孫悟空の弟子対決は孫悟空が素早さでクリリンを翻弄したり、クリリンがずる賢さを発揮して善戦します。しかし孫悟空が最終的に勝利を納めます。

こうして決勝戦は天津飯と孫悟空との戦いになります。天津飯は、鶴仙人の弟・桃白白と同じように、殺し屋を目指して修行をしていました。その試合方法は、自分よりも格下なヤムチャが倒れた隙に、足を骨折させて止めを刺すなど、非情なものでした。しかし、次の時代に自ら譲ったジャッキー・チュンやまっすぐな孫悟空との戦いのなかで、自分の師の教えが間違えていることに気づきます。

師匠の鶴仙人の指示で餃子が超能力で孫悟空の動きを邪魔したときは、怒鳴る剣幕を見せます。こうして孫悟空との正々堂々とした試合をします。三つ目を持つ彼は、4人に分身したり腕が4本になったり、さらに一度見た技をコピーして自在に使うことができます。その器用さから悟空と善戦します。両者ともに場外へ吹っ飛ばされ、悟空の方が先にワゴン車にぶつかって場外となったため、僅差で天津飯が優勝者と決定しました。

ドラゴンボール第23回天下一武道会出場者一覧:ついに悟空が!

前回の第22回天下一武道会では、そのために出場者エントリーはわずか72名と大幅に減少したことが触れられています。そのなかから本選に出場したのはいつも通りの8名す。第一試合にて敗退した人物は、孫悟空への復讐に燃えサイボーグ化した桃白白、匿名希望、クリリン、ヤムチャです。匿名希望選手は過去に孫悟空と結婚すると約束したのに完全に忘れていたチチでした。二人はその場で婚約し、悟空の勝利でその場は収まります。

第二試合にて敗退したのは、前回の天下一武道会の優勝者の天津飯とシェンです。シェンはマジュニア(悪のピッコロ大魔王)を封印しようとしていた神様が、いたって普通のお爺さんに乗り移った人物です。しかしマジュニアとの戦いの中で封印術を施そうとしますが、逆に魔封波がえしされて神様が封印をされてしまいます。こうして決勝戦は悟空と神を封印したマジュニアとの試合になります。

決勝戦では武舞台どころか、開催地の島全体が更地になるほどの激しい戦いが繰り広げられました。最後は両手両足を壊された孫悟空が試合中に習得した舞空術を使い善戦します。最後には頭突きでマジュニアを倒し、第23回天下一武道会優勝者は孫悟空に決定します。この時、孫悟空は文字通り空をに飛び上がって「やったぁーっ!天下一武道会に優勝したぞー!ひゃっはー!」と喜びました。

ドラゴンボール第24回天下一武道会:悟空たちの参加しなかった武道会

原作ドラゴンボールでは、第24回天下一武道会では孫悟空やその関係者は出場していないために、誰が出場していたかなどは描かれていません。第25回開催時に司会者は孫悟空達に会うと「なんと素晴らしい日だ!」と感激して「正直言ってキミたちが出場しない天下一武道会は退屈そのものだったよ。もう~レベルがひくいひくい…」と言っていました。そんな第24回の少年の部の優勝者はビーデル、優勝者はミスター・サタンです。

ドラゴンボール第25回天下一武道会出場者一覧:少年部門ではトランクスが!

第25回天下一武道会少年の部優勝者:トランクス

孫悟空とチチの二番目の息子孫悟天、ベジータとブルマの一人息子のトランクスが出場しました。決勝戦ではそんな二人が、かめはめ波や舞空術を駆使しての戦いになります。いままでは大人だった孫悟空などが使わないようにしていた技の数々に、観客達やミスター・サタンが唖然とします。そんな大人たちの反応をよそに、孫悟天が素直な性格だったことを利用して場外判定をさせて、トランクスが優勝者となりました。

少年の部優勝者のトランクスには、ミスター・サタンと戦う権利が与えられます。それまでの人外な戦いを見ていたミスター・サタンはどうにかしてトランクスと戦わない方法を考え出します。しかしそんなことできません。ミスター・サタンはトランクスに一撃で弾き飛ばされます。しかし「わざと負けたフリ」をして、子供に負けてあげた優しいミスター・サタンを演出して、本当に負けたことを包み隠します。

第25回天下一武道会大人の部出場者一覧

クリリン、プンター、シン、マジュニア、ビーデル、スポポビッチ、キビト、グレートサイヤマン、18号、ミスター・サタン、孫悟空、ベジータ、マイティマスク、キーラ、ヤムー、ジュエールの総勢16人です。いままでは8人の3試合のトーナメント形式でしたが、今回では1試合増えて4試合となっています。さらに最後には5人によるバトルロイヤルルールが採用されて、優勝者を決定しました。

第一試合にて敗退したと原作ドラゴンボールで描写されていたのは、クリリンと勝負をしたプンター、シンと戦ったマジュニア、スポポビッチと戦ったビーデルの三人のみです。さらに第二試合にて敗退したと原作ドラゴンボールで描写されていた人物はいません。なぜなら、グレートサイヤマン扮する孫悟飯とキビトの戦い途中に、バビディ一味のヤムーとスポポビッチが乱入したからです。ことを発端に魔神ブゥの物語が始動するのです。

まさかの天下一武道会出場者がいなくなった

原作ドラゴンボールでは、孫悟飯がエネルギーを吸収されて倒れたことを発端に、悟空や数々の選手が犯人を追いかけて多くの強い出場者がいなくなってしまいます。原作ドラゴンボールで描かれたその後の様子では、ミスター・サタンがこれまでのルールを覆す思い付きをします。それは残る出場者、ジュエール、マイティマスク(孫悟天+トランクス)、人造人間18号、4人の対戦相手と自分との5人でのバトルロイヤルルールです。

これは人造人間18号にとっても都合がいい展開でした。なぜなら面倒なハエを一気にまとめて払いのけることができるからです。こうしてあっという間に武舞台にはミスター・サタンと人造人間18号のみになります。ミスター・サタンの渾身の顔面へのパンチに、彼女は微動だにもしません。ミスター・サタンは天下一武道会の賞金や名声で生活をしています。この地位と名声は決して手放せないものです。

人造人間18号にもそれがわかっています。さらにミスター・サタンにヘッドロックをかけて、他には聞こえない声で彼に八百長を提案します。そこで彼女がわざと負けることを条件に、優勝者に送られる賞金の倍の金額を要求します。ミスター・サタンはその条件を飲み、こうして第25回天下一武道会大人の部優勝者はミスター・サタンに決定するのでした。

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ドラゴンボール第28回天下一武道会出場者一覧:優勝者はいったい誰?

原作ドラゴンボールの第28回天下一武道会の直前に、「今回もいつもとおなじ作戦でいきましょう。ブウさんが挑戦者のチャンピオンになって、スーパーチャンピオンのわたしと戦い、負けてしまうということで」と会話するシーンがあります。このことから、ブウが出場するようになった第26回第27回天下一武道会でも八百長があったのです。

しかし、そんなミスター・サタンの思惑は外れてしまいます。今回の天下一武道会には、ミスター・サタンが自分には天地がひっくり返っても勝てないと確信している、孫悟空一族やその知り合いが参加するからです。それを聞いたミスター・サタンは青天の霹靂といった表情をみせます。歴代チャンピオンとして君臨する地位が揺らぎ、明かな動揺を見せていました。

出場者を一覧しますと、パン、孫悟空、孫悟天、ミスターブウ、ベジータ、トランクス、猛血虎、キャプテン・チキン、キラーノ、オトコスキー、ノック、ウーブの合計12名、そして特別枠で決勝戦のみ戦うミスター・サタン総勢13名です。第一試合でミスター・サタンと孫悟空の孫娘パンちゃんが猛血虎を一撃の内に沈めてしまいます。次の試合では孫悟空とウーブの試合です。そこでウーブに修行を着けると孫悟空が言い、試合を放棄します。

原作ドラゴンボールではそこままで最終回を迎えて、その後誰が優勝したのかは描写されていません。一部では棄権者が多すぎて試合にならない、と、大会そのものが中止になったと描写されているところがあります。しかし、後々のことを描いたアニメ作品によると、ミスター・サタンが以前優勝者として君臨しているため、ミスター・サタンが優勝したとみるファンもいます。しかし公式には優勝者は不明とされています。

ドラゴンボール天下一武道会番外編:セルゲーム出場者一覧

天下一武道会のルールは無用

原作漫画ドラゴンボールにて、セルが天下一舞踏会を模した勝負を持ちかけたことから始まります。しかし他の天下一舞踏会とはルールが全く違い、一人のセルに対して、セルを倒す目的の出場者が次々に勝負を挑んでいくものです。相手が死亡すると反則とするルールも存在しません。場外ルールもなく、他選手や観客からの助けで反則とされません。優勝者がセルのままだった場合は「地球を滅亡させる」と宣言の元で行われていました。

そんなセルへ最初に戦いを挑んだのはミスター・サタンです。当時開催されていた天下一武道会の優勝記録保持者でした。地球を滅亡させると聞いた人々により英雄として祭り上げられ、意気揚々と名乗りをあげます。しかしその実力は、「孫悟空などの天下一舞踏会の歴代出場者が出場しなくなった後の優勝者」です。そのためセルに挑んだ時は「ホンモノのバカだ」と眼中にも入れられませんでした。

次に出場者として戦いを挑んだのは孫悟空です。しかし激闘の果てに悟空は降参し、次の出場者に、息子の孫悟飯を指名します。孫悟空の使命にはその場を見ていた仲間たちが驚きます。なにせ孫悟飯まだ9歳の子供です。そんな彼がセルと戦えるはずがありません。この判断には教育係としてその場にいたピッコロも激怒して反対します。しかし悟空は意に介しません。父親は息子のサイヤ人としての秘めた力を信じていたからです。

第二試合のセルと孫悟飯との戦いは、幼く平和主義な御飯が勝負に乗り気ではなかったことから敗北色が強くなります。だが、交友があった人造人間16号が破壊されたこと、16号から愛する自然と動物たちを守ってほしいという未来への希望を託されたことにより、御飯がスーパーサイヤ人を超える超サイヤ人2へ覚醒したことから急変します。孫悟飯は瞬く間にセルに重大なダメージを与え、吸収した18号を吐き出させるまでに及びます。

だが孫悟空の血筋から、相手との力の差が圧倒的にある場合に相手に猶予を与えてしまう癖が発揮されて、セルに対して余裕を見せてしまいます。セルはこの勝負で勝てることを諦めて、目的の破壊を優先します。セルは自爆を目論み、とっさに孫悟空が瞬間移動で界王星に移動したことで、界王星にいた界王と猿のバブルス、バッタのグレゴリーもろとも爆死します。こうしてセルゲームの優勝者は孫悟飯に決定した…かに思われました。

勝利したかに思われたが…

セルの細胞を作るうえでナメック星人の細胞が使われていました。ナメック星人には腕や手足を失っても再生することができる能力を持っています。セルも同じくその能力を受け継いでいたのでした。頭部に残った核が無傷だったために、セルは死地を超えてさらに強力になって帰ってきます。人造人間17号18号を吸収していなくても完全体を保ち、自爆直前に見た孫悟空の瞬間移動も習得していたのです。

圧倒的な力を持つセルに対して、孫悟飯は最後の気力を振り絞り、かめはめ波の打ち合いをすることとなります。その時にあの世から孫悟空に励まされ、父親と息子との死力を尽くしたかめはめ波により、セルの脳や核もろともを文字通り消滅させることに成功するのです。こうしてセルゲームの優勝者は孫悟飯となります。

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ドラゴンボール天下一武道会番外編:ドラゴンボールアニメオリジナルあの世一武道会

ドラゴンボールZアニメオリジナル舞台は死後の世界へ

セルゲームが終了あとの「北の界王死んじゃった記念」として開催されました。ルールは地球の天下一舞踏会と同じく、武舞台から落ちたり天井に足がついても敗北、降参か泣くと敗北、急所攻撃は反則としています。出場者の全員が死亡しているキャラクターなために「死亡させたら反則」というルールだけは適応されませんでした。

あの世一武道会の優勝者には、大界王から個人指導を受ける権利が与えられます。セルと共に死亡した孫悟空がその話に飛びつかないわけありません。あの世でも修行していた孫悟空は、宇宙中の過去に死亡した戦士たち、死亡してからあの世で数百年単位修業を続けてきた出場者達と戦うことになります。

司会者をしたのは、地上で生きている司会者ではありません。あの世専用の司会者が登場します。青いスーツを着た目が隠れたキノコの頭部をした司会者です。非常に甲高い声で実況し、声を担当した声優の鈴置洋孝さんはここだけの出番と裏声で演技をされました。当初は軽い気持ちで裏声を使っての司会者をしましたが、それを維持するにはかなり苦労したと「テレビアニメ完全ガイド「DRAGON BALL」天下一伝説」にて語っています。

あの世一武道会の出場者一覧

初戦敗退したのは、西の銀河の戦士で小柄だが孫悟空を驚かせるほどの脅威の素早さを持つタピカー、北の銀河の戦士で孫悟空と同じく地球出身で神話にも英雄として名を残しているオリブー、南の銀河の戦士でカエルのような容姿をしており体をリング一杯まで膨らまして相手選手の場外を狙ったフーログ、東の銀河の戦士で半魚人の姿をしており武舞台を水で覆って水中戦へ持ち込もうとしたアークアなど強敵が出場していました。

第二戦で敗退したのは、パイクーハンに敗れた南の銀河の戦士で甲虫のように固い外殻に守られている上に羽根で飛ぶことができるトルビー、西の銀河の戦士で怪力と素早い動きが自慢の恐竜のような姿をしたマーライコの二人です。マーライコが孫悟空との戦いで、自慢の怪力と素早い動きで孫悟空を翻弄しようとしますが、逆に横腹を蹴り上げられてひるんだすきに投げ飛ばされて場外負けとなってしまいました。

決勝戦は西の銀河最強の戦士パイクーハンと孫悟空との戦いとなります。二人とも予選やいままでの戦いで多くの出場者を倒してきた人物です。彼は地獄で暴れるフリーザを一撃、セルを二撃で倒して制圧する実力を持つ出場者です。孫悟空と戦ううちに互いに強敵と認め合い、帽子とガウンを脱ぎ捨てて戦う場面もありました。優勝者を決定する決勝戦では、両者ともに天井を含む場外へ足をついてしまい、優勝者は決定しませんでした。

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ドラゴンボール天下一武道会番外編:第6宇宙・第7宇宙破壊神選抜格闘試合

ドラゴンボール超で開催された天下一武道会

第6宇宙・第7宇宙破壊神選抜格闘試合が開催されたのはドラゴンボールオリジナルアニメでのことです。アニメオリジナルとされていますが、原作漫画では描かれていないだけであり、原作者の鳥山明先生によると「魔人ブウ編の完全なる続き」に当たる物語としています。そのため、原作漫画の続きがアニメで放送されたといった位置づけの方が正しいです。その舞台は地球から大きく外れて、複数ある宇宙同士の戦いになります。

悟空たちが暮らす宇宙は「第7宇宙」とされ、各宇宙から10名ずつの戦士が出場します。そして第8宇宙までの出場者の合計80人が一つの武舞台で戦い合う乱戦形式の戦いです。さらに、この勝負にて敗北すれば、自分たちが所属する宇宙が消滅するという非情なルールとなります。自分たちの宇宙を消されたくない戦士たちは、自分達が所属する宇宙すべての生命を懸けた戦いをしなければなりません。

第7宇宙からの出場者一覧

そんななか第7宇宙の出場者に選ばれた10人は、クリリン、天津飯、亀仙人、ピッコロ、18号、17号、孫悟飯、ベジータ、悟空、フリーザです。それぞれが地球の天下一舞踏会に出場、もしくは優勝者になってもおかしくない顔ぶれです。歴代の天下一舞踏会優勝者は、亀仙人、天津飯、孫悟空と3名も混じっています。さらにミスター・サタンに八百長を仕掛けなければ18号も優勝者確実でした。実質元歴代優勝者が4名も参加したのです。

特にフリーザが悟空と同じチームで戦うと決定したときは、テレビの視聴者を驚かせました。フリーザは、悟空と敵対し何度も悟空を窮地に追いやりました。さらに2015年に上映された劇場版「ドラゴンボールZ 復活の『F』」でも、原作登場時の姿からさらに進化したゴールデンフリーザへと変貌して、悟空を追い詰めた人物です。かつての敵が味方となるのは定番ですが、この二人の教頭は誰もが予想しえなかったことでしょう。

第6宇宙・第7宇宙破壊神選抜格闘試合優勝者

意外な組み合わせと万全な状態で参戦した第7宇宙の10人ですが、他の宇宙でも同じように其々の宇宙の特色を持つ最強と謳われる10人が集います。そのために、合計80人の出場者が戦い合う試合は苛烈の一言に尽きます。第7宇宙の仲間たちも検討虚しく脱落していき、最後には17号の援護と、孫悟空とフリーザという最初で最後の共闘により第7宇宙が優勝をします。

しかしそれは第7宇宙以外の全ての宇宙が消滅していることを意味します。激闘の末に武舞台に立っているのは、17号のみです。彼は超ドラゴンボールにて願いを叶える権利を手に入れます。彼は出場者になったときに「50億くらいする大型クルーザーを貰うこと」と答えていました。その場にいる宇宙中の人々が彼の願いに注目します。17号はしばしの考える時間の後に、自分の願いを超神龍に言います。

17号は「消えてしまったすべての宇宙を元に戻してやってくれ」と笑みを浮かべて答えます。「それでいいの?」と答える主催者の全王に、「自然保護官は忙しいんだ。さっさとしてくれ」と答えます。自然を愛する実に17号らしい願いでした。

ドラゴンボール超 東映アニメーション

アニメドラゴンボールではまだまだ悟空の戦いは終わらない

鳥山明先生が週刊少年ジャンプで連載していたドラゴンボールは終了から20年以上が経過しています。それでも今なお、アニメがリメイクされ、新しいアニメシリーズが開始しています。さらに原作漫画も加筆修正されたり、当時のカラー原稿をそのまま載せたりするなど、まだまだ悟空とその仲間達の冒険は続いています。この記事を読んで、いままでのドラゴンボールが気になった方は、原作漫画とアニメを楽しんでください。

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