【進撃の巨人】ベルトルトの最期がトラウマ?正体は超大型巨人?死亡の真相を考察

大人気漫画、「進撃の巨人」に登場するベルトルト・フーバーの最期がトラウマもの?ということなので、死亡の真相を考察いたします。ややネタバレになりますが、ベルトルトの正体である超大型巨人のことや、ベルトルトの最期に至るエレンやアルミンとの戦いについても触れてまいります。果たしてベルトルトはどのような最期を迎えることになってしまうのか。この記事でばっちりチェックしてください!

【進撃の巨人】ベルトルトの最期がトラウマ?正体は超大型巨人?死亡の真相を考察のイメージ

目次

  1. ベルトルトとは?
  2. ベルトルトの最期がトラウマ?
  3. ベルトルトの正体は超大型巨人?アニとの関係は?
  4. ベルトルトの死亡の真相や本音を考察
  5. ベルトルトに関する感想や評価
  6. ベルトルトの最期まとめ

ベルトルトとは?

「進撃の巨人」の登場キャラクター、ベルトルト・フーバーについて、この記事でご紹介してまいります。特に、ベルトルトの最期がトラウマということなので、いったいどんな理由でトラウマなのか確認いたします。その他にも、ベルトルトの正体である超大型巨人のことや、ベルトルトの最期を語る上でのクライマックスとなる、エレンやアルミンとの戦いもご紹介いたします。

進撃の巨人とは?

ベルトルトの正体や最期に深く切り込んでいく前に、まずは進撃の巨人という作品そのものからご紹介いたします。概要やあらすじあら、進撃の巨人の前提となる知識を抑えましょう。

進撃の巨人の概要

進撃の巨人は、作者・諫山創(いやさま はじめ)による漫画作品です。2009年から講談社の別冊少年マガジンで連載を開始し、巨人と人間との戦いを描いた物語で徐々に注目を集めていきます。2019年9月現在では、コミックスが29巻まで刊行されており、2011年には第35回の講談社漫画賞で少年部門を受賞しています。

2013年からは待望のアニメ版も放映開始となりました。その後、2017年に第2期、2018年から2019年にかけて第3期が分割で放映されました。そして、2020年には完結編となる第4期の放映が予定されています。また、公式パロディとなる「進撃!巨人中学校」もアニメ化されました。

進撃の巨人のあらすじ

人類はウォール・マリア、ウォール・ローゼ、ウォール・シーナと呼ばれる三重の巨大な壁の中で活動をしておりました。何故人類は壁の中での生活を与儀なくされているのか、その理由は、突如として出現した巨人が原因でした。人類よりも遥かに巨体であり、驚異的な生命力を持つ巨人の前に、人類は生活圏を広げられずにいるのでした。

一番外側にある壁、ウォール・マリア南端のシガンシナ区で暮らしている少年エレン・イェーガーは、壁の外を調査する調査兵団に憧れていました。そんな中、壁を超える大きな巨体である超大型巨人が出現し、壁と外を隔てる扉が破壊されてしまいます。侵入してきた巨人に捕食されていく人々、そしてエレンの母カルラも、エレンの前で巨人に捕食されてしまいます。

エレンは巨人を駆逐することを決意し、幼馴染のミカサやアルミンとともに訓練兵団に志願します。過酷な訓練を耐え抜き、何とか卒業が確定した矢先、再び超大型巨人や他の巨人が街に襲来します。巨人を迎え撃つ卒業生たちですが、エレンを始め、多くの卒業生たちは巨人に捕食をされてしまいます。

そしてミカサが危機に陥った時、巨人たちと戦う謎の巨人が出現します。その巨人のおかげでピンチを切り抜ける卒業生たちですが、そこで信じられないものを目にします。自分たちを助けてくれた巨人、その中から現れたのは巨人に捕食されたはずのエレンだったのです。巨人になれる力を得たエレンの出現で、人類の抵抗は大きな分岐点を迎えることになるのでした。

ベルトルトのプロフィール

続いて、ベルトルトのプロフィールをご紹介いたします。フルネームはベルトルト・フーバーで、エレンたち第104期訓練兵団の中では3番目の成績で卒業をしました。ちなみにエレンは5番なので、エレンよりも優秀な成績を修めたことになります。2番目の成績だったライナー・ブラウンとは同郷の山村出身であり、2人セットで行動する場面が目立ちます。

ベルトルトの性格

ベルトルトは、同期の中では比較的温厚な性格をしております。エレンのように我先に巨人を駆逐しにいく、というよりは一歩引くスタイルです。それゆえ、優秀ではあるものの、判断を他人に委ねてしまうため、積極性に欠けるという評価を訓練中はされておりました。巨人との戦いは常に死と隣り合わせとなるので、この性格自体はあまり戦闘向きではありません。

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ベルトルトの最期がトラウマ?

それでは、ベルトルトの最期について迫ってまいります。最期がトラウマと言われておりますが、どのような最期を迎えてしまうのでしょうか。死亡のきっかけとなる、ウォール・マリア奪還作戦でのエレンやアルミンとの戦いや、死亡シーンの顛末を解説いたします。

最期①ウォール・マリア奪還作戦

物語の冒頭でウォール・マリアは破壊され、巨人の侵攻を許したことで、人類の生存圏が大きく縮小することになりました。その後、数多くの調査兵団の兵士が命を落とし、遂にエレンの巨人によって壁を塞ぐ算段がつきました。かつての生活を取り戻すため、そしてエレン家の地下室に眠る真実を解明するため、調査兵団はウォール・マリアへと向かいます。

ウォール・マリアで調査兵団を迎え撃つのは、エレンやアルミンのかつての仲間だったアルベルトとライナー、そして謎の多い「獣の巨人」であるジークでした。エレン以外の調査兵団も、新兵器である「雷槍」を携えて戦力がアップしておりますが、それでも多くの兵士が死亡するような過酷な作戦であることが予想されていました。

最期②エレンやアルミンとの戦い

ベルトルトの奇襲により、壁内の調査兵団は壊滅状態に追い込まれます。ライナーとベルトルトに対抗できるのは、第104期訓練兵団の同期であるエレンやアルミンたちだけになってしまいました。アルミンの作戦により、ベルトルトをエレンとアルミンで撃破し、ライナーを残りのメンバーで引き付けることになります。

アルミンの作戦とは、命すらも犠牲にする陽動によって、ベルトルトの意識をギリギリまで自身に向けさせるものでした。アルミンが決死の陽動を行った結果、エレンはベルトルトの意表を突くことができ、見事ベルトルトを倒すことに成功します。しかしながら、その代償としてアルミンはいつ死亡してもおかしくないほどの致命傷を負います。

最期③アルミンに捕食される

死亡したかに思われていたアルミンですが、ぎりぎりの所で息を吹き返します。しかし未だ危険な状態であるアルミンを復活させるためには、巨人化する注射によって、アルミンを巨人にする手段しか残されていませんでした。注射によって巨人化した人間は、巨人の力を持つ人間を捕食することによって復活することができます。身近に存在する巨人の力を持つ人間、それこそが正にベルトルトでした。

四肢を切断され、身動きの取れないベルトルトに迫る巨人化したアルミン、しかしベルトルトにはどうすることもできません。仲間の名前を呼び、必死に周囲へ助けを求めますが、そこにいるのは先ほどまで殺そうとしていたかつての同期たちです。巨人に人類を捕食させるという行為が、最期には自分に跳ね返ってくることになり、断末魔を叫びながら死亡する、何とも後味の悪い最期を迎えることになったのです。

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ベルトルトの正体は超大型巨人?アニとの関係は?

トラウマな死亡シーンによって最期を迎えたベルトルトですが、次はその正体に関して迫ってまいります。ベルトルトの正体である超大型巨人や、ベルトルトとアニの関係についても触れる項目にもなっています。

ベルトルトの正体は超大型巨人だった

エレンたち人類の運命を大きく変えてしまったといっても過言ではない、突如出現した超大型巨人ですが、その正体こそがベルトルトだったのです。また、ベルトルトの相棒とも言える、ライナーの正体は鎧の巨人でした。劇中では、自分たちの正体が巨人であることを、会話の中でさらっと明かすという衝撃の展開でした。

超大型巨人とは?

エレンがかつて住んでいたシガンシナ区を強襲したのが超大型巨人だということは、既にご紹介した情報です。また、コミックス第1巻の表紙にもなるくらい、進撃の巨人を象徴する巨人でもあります。皮膚で全身が覆われておらず筋肉が剝き出しで、さながら人体模型のような外見が特徴的です。

そして、超大型巨人という名称の通り、その大きさも目を見張るものがあります。通常の巨人は、3メートルから15メートルあたりの幅ですが、超大型巨人は60メートルとい圧倒的な巨体を有しています。

意味深なセリフの意味

ベルトルトは死亡するまでに、幾つか意味深なセリフを発しています。「誰が人なんか殺したいと思うんだ!」「誰か僕らを見つけてくれ…」「悪魔の末裔が!根絶やしにしてやる!」など、普段のベルトルトからは想像できないほど過激なものが多いです。これらの意味合いについては、後の項目で解説いたします。

ベルトルトの役割

超大型巨人の正体という重要なキャラクターであるベルトルトですが、劇中における彼の活躍はあまり多くありません。最初こそ超大型巨人になって壁を破壊しますが、最期はアルミンの引き立て役に見えてしまうような役割に収まってしまいます。ラスボスかと思いきや、中ボスで死亡してしまったことも含め、可哀想な立場でもあります。

ベルトルトとアニやライナーとの関係

ベルトルトはアニやライナーと同じ任務を果たすために、壁を破壊して人類への攻撃を開始いたしました。兵士として巨人と戦っている傍ら、実は裏で色々な暗躍をしていたことになります。

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ベルトルトの死亡の真相や本音を考察

物語幕開けでのインパクトからすると、その後の活躍が驚くほど少ないことが分かったベルトルトですが、彼の心情を推し測る描写も少なからずありました。そんな描写から、ベルトルトの本音を紐解いてまいります。

ベルトルトの本音①人殺しはしたくない

街を失ったエレンたちの立場では、何ふざけたことを言っているんだとなり兼ねません。確かにベルトルトの侵攻により、多くの命が失われました。しかし、ベルトルトがそのことを全く気にしていないわけではなく、任務の遂行と良心の呵責とで揺れ動いていたのでした。

ベルトルトの本音②見つけてほしい

ライナーやアニといった数少ない仲間とともに、敵地に乗り込んでことを為す、それがベルトルトに課せられた任務です。ウォール・マリア奪還作戦では、既にベルトルトの正体は判明しています。そのような状況を鑑みると、壁の外にいる仲間たちに対して、自分たちを見つけにきてほしい、という辛さを表したセリフと考えられます。ベルトルトの最期を思うと、切ない一面でもあります。

ベルトルトの本音③悪魔の末裔

壁の外から来たベルトルトですが、エレンたちと先祖を同じくするエルディア人という人種です。同じエルディア人の末裔でありますが、壁の中の人間はベルトルトたちにとって滅ぼすべき存在です。そのため、お前たち壁の中の人間とは違うんだ、という本音が出てしまった可能性があります。

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ベルトルトに関する感想や評価

進撃の巨人におけるベルトルトの立ち位置や扱いについて、ファンはどのように感じているのでしょうか。Twitterの投稿をチェックしながら、ベルトルトの感想や評価についてご紹介いたします。

ベルトルトが死亡するのは、コミックスでは21巻のことです。1巻から登場しているキャラクターですから、愛着が湧くかたもいるでしょう。敵だろうと何だろうと、ベルトルトが死亡するシーンは見るのが辛いとの感想です。

超大型巨人は壁内の人類にとって、倒すべき宿敵でした。進撃の巨人の読者にとってもそうなります。なのに、ベルトルトの最期は、やっと敵を倒した!という感情にはなりません。そのような、複雑な思いを持つ方もいらっしゃいます。

ベルトルトが超大型巨人と判明した後に、改めてそれまでのベルトルトのシーンを見返してしまう方もいます。それで気付くのが、ベルトルトは結構泣いているということです。ベルトルトも必死だったのでしょうが、超大型巨人が泣いていると思うと不思議な感覚を覚える読者もいるようです。

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ベルトルトの最期まとめ

大人気作品、進撃の巨人に登場するベルトルトというキャラクターについて、その最期をまとめてまいりました。超大型巨人の正体だったという衝撃の展開にも関わらず、身動きの取れないまま巨人化したアルミンに捕食されてしまう、トラウマな最期を迎えてしまいました。

名前ありのキャラクターでもあっさり死んでしまうことがある進撃の巨人ならではですが、例え敵だとしても最初から登場するベルトルトが死亡してしまうことには切ないものがあるのではないでしょうか?漫画とアニメどちらでもベルトルトの最期をチェックすることができますので、気になる方は是非チェックしてみてください!

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