小林さんちのメイドラゴンのトールがかわいい！魅力や好きになるポイントまとめ

作者・クール教信者による人気漫画作品『小林さんちのメイドラゴン』は「月刊アクション」にて2013年7月号から連載されており、2017年1月12日から4月6日まで京都アニメーション制作・朝日放送系列にて全13話+1話がアニメ放送されました。

また、『小林さんちのメイドラゴン』のスピンオフ作品として『小林さんちのメイドラゴン カンナの日常』『小林さんちのメイドラゴン エルマのOL日記』『小林さんちのメイドラゴン ルコアは僕の××です。』の3作品があり、シリーズ累計発行部数は130万部を突破する人気作品となっています。

『小林さんちのメイドラゴン』は2019年2月時点で単行本は8巻、公式アンソロジーコミックは4巻出版されています。自称「底辺システムエンジニア」のOL小林さんと、小林さんに助けられ、メイド服姿で住み着いたドラゴン娘『トール』の日常をシュールでコミカルに描いている作品です。テレビアニメ第1期放送は2017年1月から4月。2019年2月、テレビアニメ第2期放送の決定があり、待ちに待ったファンはその日を楽しみに待っています。

『小林さんちのメイドラゴン』は、朧塚のとあるマンションで、一人暮らしをしてる自称「底辺システムエンジニア」のOL小林さんが、酔っ払った勢いで山に行き、そこで背中に剣を刺され、倒れ込んでいた異次元・異種間のドラゴン『トール』を助けました。

トールは小林さんの「うちに来る？」の言葉を信じ、小林さんを尋ねます。人間のメイド姿に変身して、小林さんのマンションで住み込みはじめます。小林さんちの「メイド」として一生懸命働くトールと小林さんの愉快でシュールな物語が描かれています。

『小林さんちのメイドラゴン』に登場する『トール』は、ドラゴン側の主人公です。人間界で暮らすために、金髪ツインテールで、小林さんに助けられた夜「メイドがいい」といった小林さんの言葉に、メイド服姿となっています。ちなみにこのメイド服、ドラゴンの「鱗（うろこ）」で作られています。よって、着替えなくても大丈夫なのです。そして金髪ツインテールの横にかわいいアクセサリーのようについている「角」も『トール』の特徴です。

人間界で暮らすので、人間の姿をしているトールですが、時折隠し忘れる太くて大きな緑色の尻尾もトールがドラゴンだという特徴です。普段はとても明るく、かわいいトールですが、過去を思い出し、泣いてしまうこともあります。そんな時も小林さんに励まされ元気をもらい、一層小林さんが好きになるトールなのです。なお、トールが暮らしていた過去の世界では、トールは「死亡」したことになっています。

『小林さんちのメイドラゴン』に登場するかわいいドラゴン『トール』、実はドラゴン界での「名家の子女」として生まれています。ですから人間界で小林さんと暮らすにもトール本来の愛想のよさ、礼儀正しさが自然と出ているので、ご近所とのお付き合いも良好な関係を築けています。

『小林さんちのメイドラゴン』のドラゴン側の主人公『トール』、ファンの間で「とてもかわいい」「とても好き」との声が多く上がっています。ここからは皆を魅了して止まない『トール』のかわいい魅力に迫ります。

『小林さんちのメイドラゴン』のトールかわいい魅力の一つに「メイド服姿がかわいい」と評判が高く上がっています。トールは人間界で暮らすためにメイド服を選んだのには理由があります。山の中で助けてくれた小林さんが「メイドがいい！」といった一言で、「究極のメイド」になり、小林さんに恩返しをしようと考えた結果なのです。しかし、当の小林さんからは「メイドじゃなくてコスプレだ」と、時折説教を頂いてしまうトールです。

『小林さんちのメイドラゴン』のトールのかわいい魅力はとても明るく、小林さんがどれだけ疲れて帰宅してきても、トールの明るさに癒されます。トールは小林さんに喜んでもらえるように朝食作りも一生懸命作ります。兎に角、小林さん中心に甲斐甲斐しく働いているトールのお陰で、知らず知らずのうちに小林さんにも影響が出ていました。

それはある日の会社でのことです。同僚から「近ごろ小林さん明るくなりましたよね~。前はもう少しストイックな感じだったんです。今は、心に余裕がある感じです」とまでいわれています。小林さんが留守の間はTVから情報を吸収して、小林さんに喜んでもらうために一生懸命人間界を学ぶかわいいトールなのです。そのお陰で小林さんの日常も明るく楽しくなってきています。

『小林さんちのメイドラゴン』のトールのかわいい魅力の一つに「ヤンデレ」気味の性格があげられます。小林さんとトークに熱をあげる同僚・滝谷が楽しく話していると嫉妬の炎がメラメラと燃えてきます。そして滝谷に向かって「殺してジャッカルの餌だ！」といった瞬間、愛する小林さんから強く説教をされ、お仕置きもされました。またある時は、仕事場の小林さんを見るために「認識疎外」の魔法で会社に潜入します。

小林さんが忙しく仕事を熟しているところに所長が現れ、パワハラ全開で自分の仕事を押し付けていました。それを見たトールは所長に対し怒り心頭。所長が退席するときは何度も足を掛け、転ばせてしまうトールなのです。また、トールの知り合い「カンナ」が人間界に居ることを知らないトールは、小林さんの部屋を訪れたカンナを浮気相手だと思い込み、凄まじい形相に変貌したりしています。

このように、トールは小林さんに対して、余りにも好意を寄せすぎてヤンデレ傾向になりますが、全ては小林さんを思うトールの気持ちなのです。そんなトールの気持ちを少しづつではありますが、理解しはじめ、愛おしく感じている小林さんなのです。

『小林さんちのメイドラゴン』のトールは肝が据わっています。小林さんと一緒に暮らし始めた頃は、人間界の常識にも当然ながら疎く、小林さんの部屋の掃除も魔法で一括除去をしてしまったり、洗濯物もトールのお口に入れて「モグモグ」と唾液まみれにしたりと、小林さんに注意されることばかりでした。しかし、それでもトールは小林さんに喜んでもらおうと一生懸命に頑張ります。

トールはドラゴンなので、人間界で暮らすには色々と行動や活動にも制限が掛かりますが、これもすべて自分を助けてくれた小林さんのためです。ご近所付き合いや、商店街との関りもトールの肝が据わっていなければ出来ない行動の数々です。トールの人間界での生活に冷や冷やしながらも、トールの何事にも一生懸命打ち込むところが、かわいい魅力の一つにもなっています。

『小林さんちのメイドラゴン』のトールの魅力の一つに「強い」があげられます。アニメの第1話の冒頭では剣が刺さって倒れていたのですが、実はトールは【混沌勢】の中で絶大な力を保持している『終焉帝』の娘なのです。ファフニールやルコアと比べると弱いのですが、本来は戦闘能力の高いドラゴンなのです。

商店街に泥棒が現れたときも、勇猛果敢に犯人を追いかけていきます。泥棒が「此処まで来れば大丈夫だろ」と思った次の瞬間、トールの蹴りが入り、捕まえられました。その姿に商店街にいた人たちからは拍手が鳴り、またトールの魅力に嵌ってしまった人が増えたのでした。

『小林さんちのメイドラゴン』のトールのかわいい魅力の一つに「掃除」があります。小林さんは一人暮らしのため、あまり掃除が出来なかったのです。トールは小林さんに恩返しをする為に、日々、家の中をピカピカにしています。洗濯物に関しては、お口の中に入れて「モグモグ」汚れを落とす唾液が綺麗にしてくれるのですが、さすがにこの行為には小林さんも困惑します。

そこで小林さん、人間界で暮らしていくために「衛生観念」を学んだ方が為になると勉強を促しますが、トールにはさっぱりわからずに魔法界に聞きます。小林さんに満足をしてもらう為にトールはあの手この手で頑張ります。そんなトールの姿がドラゴンからかけ離れていて、とてもかわいいと話題になっています。

『小林さんちのメイドラゴン』のトールが、何かにつけて小林さんに食べてもらおうとする自分の「尻尾」料理。この尻尾料理、独抜きをしたりと手間暇が掛かり大変なのです。ですが、その味は「甘くて、クリーミ」だとトール自身は評価していますが、小林さんにとっては食すきが起きない代物だそうです。

しかし、自分の「尻尾」を切ってしまうとその後は「どうなってしまうのか？」と、疑問に残るのですが、この「尻尾」再生能力があるため切っても大丈夫だということが判明しました。トールのかわいい魅力というより、便利な魅力の一つになっています。中には「食べてみたい」と思ったファンもいるそうです。

『小林さんちのメイドラゴン』の『トール』には元ネタや過去があるといわれています。ここからは『トール』の元ネタや過去に迫っていきます。どんな元ネタやどんな過去を背負って来たのか？トールファンのみならず『小林さんちのメイドラゴン』ファンにはとても気になるところです。

上の画像は「ロード・オブ・ザ・リング」の原作者で有名な「ジョン・ロナウド・ロウエル・トールキン」です。彼は1892年1月3日生まれのイギリス人（元々はドイツなのですが、18世紀にイギリスに渡ったそうです）です。英国の文献学者でもあり、作家、詩人でもあります。そんな彼がなぜ『トール』の元ネタといわれるようになったのか？を調べました。

『トール』といえば、元ネタは北欧神話の雷を司る神のことを指すのですが、この「トール」ではないと原作中で触れています。そして、『トールキン』はファンタジーが好きで、作中にもドラゴンが出てくることで有名です。上の画像もトールキンの作品「ホビットの冒険」という作品で、「恐ろしいドラゴン・スマウグに命がけの戦いを挑む」という「指輪物語」の元ネタの作品です。

また、上の画像もトールキンの著書「終わらざりし物語」で、こちらにもドラゴンが登場します。こうしたことから「雷を司る神=トール」ではなく、「ファンタジー作家トールキン=トール」からの元ネタだといえます。そして『小林さんちのメイドラゴン』の作者・クール教信者も「ファンタジー」が好きなことがこの作品によってわかります。

そして『トール』が何故メイド服なのかという元ネタなのですが、ドラゴン伝承の一つで、呪いにより、醜いドラゴンの姿に変化した女性の名称が『ドラゴンメイド』なのです。そして、この『ドラゴンメイド』の言葉の意味は【乙女】【処女】という意味です。

今ではすっかり小林さんちで平和な日々を過ごしているトールですが、その過去は壮絶なものだったのです。トールの過去において「人間は敵」であり、「滅ぼす対象」でしかなかったのです。何故ならトールの過去の立場は「混沌勢」の中核として戦いに参戦していましたが「神」との戦いで神剣を背中に刺され、傷を負い、人間界の山の中に落下します。そこで泥酔していた小林さんと出会い、助けられたのです。

そしてトールは、戦ってばかりいた過去が嘘のような平和な日々を、小林さんと存分に味わっており、今の生活をくれた小林さんが大好きで、メイドとして一生懸命小林さんに仕えるトールなのです。こうしてトールの壮絶な過去を知ると、これまで以上にトールが愛おしくなります。

アニメ『小林さんちのメイドラゴン』で壮絶な過去を持ちながらも、人間界で明るくかわいい魅力を振りまくドラゴン『トール』に、声の命を吹き込んでくれた声優を紹介していきます。

『小林さんちのメイドラゴン』で『トール』の声を担当する声優は「桑原由気」さんです（上の画像）。桑原由気さんは1991年6月24日・長崎県佐世保市出身・マウスプロモーション所属です。専門学校東京アナウンス学院を卒業後、マウスプロモーション付属俳優養成所第27期生として入所、2013年にTVアニメで声優として初レギュラーを取り、2014年にマウスプロモーション所属となりました。

自分の声にコンプレックスを持っていたが、声優になってからは「今までにいなかった、そしてこれからも現れない様な声優を目指したい」といっています。憧れの声優は「沢城みゆき」さんだそうです。実は桑原由気さん、沢城みゆきさんの影響を受けて、声優を目指したのです。

桑原由気さんのこれまでに声優として出演してきたアニメ作品の一部を紹介していきます。「ありふれた職業で世界最強/ユエ」「アイカツフレンズ！/白百合かぐや」「ゲーマーズ！/星ノ守心春」「灼熱の卓球娘/出雲ほくと」「庶民サンプル/汐留百亜」「ひめゴト/有川ひめ」「NARUTO/コミチ」これからの活躍にも目が離せない声優・桑原由気さんの紹介でした。

ここでは『小林さんちのメイドラゴン』で人気の高い『トール』のグッズを画像と合わせて紹介していきます。

上の画像は、メイド服姿がかわいい魅力と評判の高いトールのフィギアです。『小林さんちのメイドラゴン』の作中でトールが「ドラゴン（Dragon)なだけに"D"カップ」と豪語するだけのこと在って、ファンを虜にするナイスバディが再現されています。こんなかわいいメイド服姿のトールなら、そばに置きたいと考えるのも頷けます。

上の画像は『小林さんちのメイドラゴン』の中でも人気の高い『トール』と「カンナ」のぬいぐるみです。ぬいぐるみはグッズの中でも人気が高く、入荷待ち状態が続き、問い合わせも殺到しています。こんなかわいいトールがお部屋にいたら明るく過ごせて嬉しくなります。

上の画像は『トール』が元のドラゴンになっているときの姿がキーホルダーになった物です。こんなかわいいドラゴンの姿をしたトールなら、いつも一緒にいて守ってくれそうです。

『小林さんちのメイドラゴン』のトールの衣装はコスプレイヤーの中でも人気が高く、かわいいと話題になっています。(上の画像（左）トール（右）はカンナのコスプレ衣装）ウイッグのカラーもトールカラーでグラデーションになっていて、角まで再現されていて、かわいいと人気があります。

『小林さんちのメイドラゴン』を読んでの感想で、OL小林さんの男前な優しさに、トールのみならず、ファンも惚れてしまうとの声が寄せられています。OL小林さんの人種・異種間の隔てなく、困っている生き物を「助ける」心意気は並大抵の人間には出来ない神業です。

『小林さんちのメイドラゴン』を視聴した方からは、トールの「ヤンデレ」な性格がかわいい！との声が寄せられています。トールを助けた命の恩人小林さんにはデレデレしているのに、小林さんの同僚・滝谷に対しては顔が引きつるほどツンツンしてしまうのです。しかし、ファンにとっては素直に態度に出ているトールがかわいいと高評価です。

メイド服マニアにはたまらなくかわいい『小林さんちのメイドラゴン』のトールです。トールのかわいい魅力の上位に上がってくるほど評判が高いメイド服姿です。

『小林さんちのメイドラゴン』のトールにスポットをあて「声優・画像・元ネタ」を紹介しましたがいかがでしたか？トールの明るい性格の裏で、壮絶な戦いの過去があったことに驚いた人も多いのではないでしょうか？そんなトールが命の恩人小林さんに健気に甲斐甲斐しく尽くしている姿は、本当に魅力的で人の心を惹きつける評価の高いポイントです。トールが人間界で頑張る姿が見れる『小林さんちのメイドラゴン』をぜひ視聴してみて下さい。