【名探偵コナン】目暮十三警部の帽子の秘密とは？美人妻のみどりや声優を紹介

今回は「名探偵コナン」の主要人物、目暮警部について紹介していきますが、まず「名探偵コナン」の作品情報やあらすじを紹介していきます。

アニメ「名探偵コナン」は1994年から小学館の週刊少年サンデーで連載されている青山剛昌による推理漫画が原作です。原作漫画では既に、工藤新一が蘭らと参加した修学旅行のお話を描いた「鮮紅の天井」で通算1000話を突破しています。

そして、アニメ「名探偵コナン」は1996年から日本テレビ系列で始まり、20年以上放送が続いている国民的アニメとなっています。また、劇場版「名探偵コナン」も1997年4月から毎年公開されており、大ヒットを記録しています。2019年4月12日には「劇場版名探偵コナン 紺青の拳（フィスト）」が公開となりました。

高校生探偵として活躍していた工藤新一は、幼馴染の毛利蘭が空手の都大会で優勝したお祝いで、一緒に遊園地に遊びに行きます。ジェットコースターに乗った2人は、偶然殺人事件の現場に居合わせます。工藤新一はいつものように、無事事件を解決しますが、そこで出会った黒づくめの男2人組が気になっているのでした。遊園地から帰宅しようとしたとき、工藤新一は先程の男（ウォッカ）を見かけ、蘭を先に帰路につかせます。

そして、工藤新一は男（ウォッカ）の後を尾行し、違法な取引現場を目撃します。しかし、工藤新一の背後からもう1人の男（ジン）が忍び寄り、工藤新一は殴り倒された後、口封じのために怪しげな毒薬（APTX4869）を飲まされるのでした。そのまま、気絶してしまった工藤新一が目を覚ますと、怪しげな薬の偶発的な作用により、身体が縮み、小学1年生程度のサイズになっていました。

工藤新一が生きているとバレれば、自分だけでなく自分の周りの人間まで命を狙われることとなると阿笠博士（工藤新一の隣人）に諭された工藤新一は、毛利蘭に名前を聞かれて、瞬時に考えた「江戸川コナン」という偽名を名乗ります。

そして、江戸川コナンとなった工藤新一は、父親の毛利小五郎が探偵業を営む毛利蘭の家で居候することになります。こうして、江戸川コナンは黒づくめの男たちの手がかりを掴むため、毛利小五郎を「眠りの小五郎」という名探偵に仕立て上げて難事件を解決する日々が始まるのでした。

今回は、「名探偵コナン」の1話から登場している主要キャラ・目暮警部について、どんなキャラクターなのか？、そして、どんなときでも帽子を外さない秘密について紹介し、美人妻と評判のみどりとの出会いやラブラブぶりが伺えるエピソードをみていきます。また、「名探偵コナン」で目暮警部のアニメ声優を務める茶風林さんについてもみていきます。

目暮十三（めぐれじゅうぞう）は、警視庁の刑事部の捜査第一課にある強行犯捜査三係の警部で、作中でもファンからも「目暮警部」と呼ばれ、親しまれています。そんな目暮警部のフルネームが明らかになったのは映画「名探偵コナン」第2作目「14番目の標的（ターゲット）」でした。

犯人にお腹をボーガンで射られた目暮警部が入院し、コナンや毛利小五郎、少年探偵団らでお見舞いに行ったとき、病室に「目暮十三」というプレートがかかっていました。元太が「めぐれじゅうさん」と読むと、すかさず毛利小五郎が「じゅうぞう」と読むのだと教えます。実は、コナンが目暮警部の下の名前を知ったのもこの時が初めてだったようです。

また、目暮警部の年齢は明らかにされていませんが、中森警部という怪盗キッドが登場するエピソードで活躍する捜査二課の知能犯捜査係の41歳の警部と、目暮警部が同期という設定であることから、だいたい同じくらいの40代前半だと推測されています。

目暮警部の容姿は茶色い帽子とコート、黒い口ひげが特徴的なキャラクターです。そして、目暮警部はその体型から、同期の中森警部から「目暮のタヌキ」と呼ばれるほど、貫禄のあるお腹周りをしています。

「名探偵コナン」の主要キャラとして、頻繁に登場する目暮十三警部ですが、一度も彼の帽子の中が披露されたことはありません。目暮十三は室内でも水中でも入院中であっても、決して帽子を外さないのです。目暮十三警部がそこまで帽子を外したがらない理由には、ある秘密があると言われています。ここでは、目暮十三警部の帽子の中身について、少年探偵団の推測とともに考察していきましょう。

目暮十三警部は目深に被った帽子が印象的ですが、一度も帽子を脱いだことがありません。目暮十三警部は映画「14番目の標的（ターゲット）」で事件で負傷し、入院したときも、帽子を被ったままでいました。このように、帽子を決して外さない目暮十三警部には秘密があると言われています。

映画「14番目の標的（ターゲット）」で入院した目暮十三警部を見舞いに来た少年探偵団が、病室でも帽子を被ったままでいる目暮十三警部に向って「どうしていつも帽子被ったまんまなの？」と質問します。目暮十三警部ははぐらかしますが、少年探偵団は「きっと（頭皮が）薄い」や「大きなコブがあるのかも？」などと推測をするのでした。

少年探偵団に言いたい放題に推測された目暮十三警部の帽子の中身について、目暮十三警部はある事件で頭に傷を負ったため、帽子を被るようになったと言われています。そして、目暮警部には「みどり」という美人の妻がいるのですが、美人妻と評判のみどりと出会ったのもその事件がきっかけだったそうです。次に、目暮十三警部の美人妻の「みどり」についてや、目暮十三警部の帽子の秘密に迫っていきます。

目暮十三警部の帽子の下には、ある事件で負った傷があると言われていることが分かりました。また、その事件がきっかけで、妻のみどりと出会ったことが分かりました。次に、目暮が帽子を被るようになったきっかけであり、目暮の妻・みどりと出会った事件について紹介していきます。また、目暮十三警部と妻・みどりの年の差やラブラブなエピソードを紹介していきます。

目暮警部が妻・みどりと出会い、帽子を被るきっかけとなった事件は、2000年に放送されたアニメ「名探偵コナン」の217話・218話「封印された目暮の秘密（前編・後編）」、原作漫画では28〜29巻内で描かれました。そのお話の中で、目暮十三警部の回想シーンがあります。

約20年前、目暮十三がまだまだ新人刑事だった頃、丈の長いスカートを履いた制服姿の不良少女ばかりが無差別に狙われるひき逃げ事件が多発しました。その事件は最初は当て逃げ程度でしたが、徐々にエスカレートしていき、とうとう不良女子高生が1人亡くなってしまいました。それ以降、長い制服のスカートで出歩く女子高生はいなくなり、ひき逃げ事件もぱったり起きなくなりました。

しかし、そんな頃、犯人を捕まえるため、1人の不良女子高生が囮を買って出ました。その女子高生こそ、後に目暮十三警部の妻になる「みどり」でした。高校生の頃のみどりは、かなりヤンチャな不良女子高生で、そのひき逃げ事件で亡くなった友人の仇を取りたいがため、囮役を買って出たのでした。警察側は囮捜査を渋りましたが、警察に反感を抱くみどりは強引に囮として長いスカートで街中を出歩きます。

囮として大胆に行動するみどりを守るため、警察は若い新人刑事の目暮十三を彼女の護衛につけます。そんなとき、ひき逃げ犯がみどりを狙い、車で突っ込んでくるのでした。目暮十三はみどりを庇いますが、犯人はみどりと目暮十三を轢き殺そうとします。

頭に重傷を負いながらも目暮十三が瞬時にひき逃げの犯人の車のナンバーを記憶していたため、警察はひき逃げ事件の犯人を捕まえることができましたが、囮となったみどりは全身を強く打ってかなりの重傷を負いました。

頭に傷を負った目暮十三警部は、この事件での出来事を封印するかのように、いつも帽子を被るようになりました。一方、重傷を負いながらもみどりは奇跡的に回復します。そして、みどりは事件で命がけで自分を守ってくれた目暮十三を好きになり、その後、2人は結婚しました。

218話「封印された目暮の秘密（後編）」のラストでは、現在のみどりが登場します。目暮十三の美人妻・みどりの額には、20年経ってもひき逃げ事件で負った傷が残っています。しかし、この事件をきっかけで結婚した目暮十三警部とみどりは、事件から20年経ってもラブラブなのでした。

帽子の中に封印したと言われる目暮十三の傷も実は、みどりとの馴れ初めを周囲から冷やかされるのが照れくさいためではないか、と囁かれるほどラブラブな目暮十三とみどりですが、目暮十三と妻・みどりの年の差はいくつなのでしょうか？目暮十三警部と妻・みどりの年齢は公表されていませんが、目暮十三警部が自分は41歳の中森警部と同期と発言していることから、目暮十三警部も中森警部と同じような年齢だと推測されます。

そして、事件は約20年前であることから、当時新人刑事だった目暮十三警部の年齢は20歳くらいと予想され、高校生だったみどりとは、だいたい3歳くらいの年の差ではないか？と言われています。貫禄のある目暮十三警部に比べ、若く見える美人妻・みどりですが、意外と年の差がないことが分かり、ファンからは驚きの声も上がっています。

出会いから約20年経っても新婚夫婦のように仲の良い、目暮十三とみどりですが、そのラブラブぶりが伺えるエピソードがあります。それは2011年に放送されたアニメ「名探偵コナン」の608・609話「裏切りのホワイトデー（前編・後編）」、原作漫画では69巻内で描かれています。

ホワイトデー当日、毛利小五郎がCMに出演している製菓会社のパーティーに出席したコナン、蘭、小五郎でしたが、彼らの目の前でその会社の社長が殺害されるという事件が起きます。そして、通報を受け、部下を連れてやって来たのが目暮十三警部でした。この日の目暮十三警部は、家を出る前に妻・みどりと言い争いになったため、愛妻弁当を受け取れず、腹ペコだと語っています。

このことから、目暮十三警部は、普段は毎日愛妻弁当を作ってもらっており、みどりと新婚の夫婦みたいにラブラブであることが分かります。その後、夜遅くに事件が解決し、目暮十三警部は妻・みどりに電話をかけます。朝、喧嘩してから夫の帰りをずっと待っていたみどりは、すっかり酔っ払った状態でした。そして、目暮十三のことを元ヤン全開の口調で責め立てます。そんなみどりに目暮十三は戸棚を開けるように言います。

みどりが言われた通り戸棚を開けると、そこには、きちんとラッピングされたホワイトデーのお返しが入っていました。実は、2人はこのことで朝、喧嘩になったのですが、夫からのサプライズに大喜びするみどりと、照れくさそうに電話を切った目暮警部のラブラブぶりがよく分かるエピソードとなっていました。

目暮十三警部のアニメ声優を務めているのは、声優の茶風林さんです。茶風林さんは長年多くの作品に出演しているベテラン声優さんで、「ちびまる子ちゃん」の永沢くんの声や「サザエさん」の2代目波平の声などを演じています。次に、声優・茶風林さんのプロフィールや主な出演作品について紹介していきます。

• 生年月日：1961年12月4日
• 出身地：埼玉県
• 職業：声優・俳優・ナレーター
• 所属事務所：大沢事務所
• 活動期間：1985年〜（声優）、1988年〜（俳優）

• 1990年〜「ちびまる子ちゃん」永沢くん役、西城秀治（ヒデじい）役（上の画像）
• 1992年「ママは小学4年生」大川先生役
• 1992年「クレヨンしんちゃん」団羅座也（3代目）役
• 1993年「疾風!アイアンリーガー」ブルアーマー役
• 1993年〜「しましまとらのしまじろう」しまじろうのお父さん役
• 1993年「機動戦士Vガンダム」ロメロ・マラバル役
• 1994年「ヤマトタケル」マ・ホロバ役
• 1996年「こちら葛飾区亀有公園前派出所」寺井洋一（初代）役
• 1996年「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」黒尉役

• 1996年「はじめ人間ゴン」ドテチン役
• 1998年「剣風伝奇ベルセルク」ユービック役
• 1998年「ドラえもん のび太の南海大冒険」リバイアサン役
• 1999年「バーバパパ世界をまわる」バーバパパ役
• 2001年「サイボーグ009 THE CYBORG SOLDIER」006/張々湖役
• 2003年「無限戦記ポトリス」デュアル・ロゼ役
• 2004年「BLEACH」グランドフィッシャー役
• 2006-2017年「ひぐらしのなく頃に」大石蔵人役（上の画像）
• 2006年「DEATH NOTE」出目川仁役

• 2006年「蒼天の拳」呉東来役
• 2007-2012年「銀魂」武市変平太役
• 2009-2019年「ONE PIECE」チャルロス聖役
• 2012年「映画かいけつゾロリ だ・だ・だいぼうけん!」妖怪学校の先生役
• 2014年〜「サザエさん」磯野波平（2代目）役、磯野海平（2代目）役など（上の画像）
• 2014年「黒執事 Book of Circus」ケルヴィン男爵役
• 2018年「バキ」スペック役
• 2018年「信長の忍び」覚恕役
• 2019年「機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星」ジンバ・ラル役

ここまで、目暮十三警部の帽子を決して外さない秘密や、美人妻・みどりとの出会いのきっかけとなった事件について紹介し、美人妻・みどりとのラブラブぶりが分かるホワイトデーのエピソードなどをみてきました。次に、改めて「名探偵コナン」の主要キャラ、目暮十三警部とはどんなキャラクターなのか？人物像に迫っていきます。

目暮十三警部は、仕事に対して真摯に取り組み、責任感が強いことで知られています。たまに、機械音痴ゆえに抜けた発言や冗談を言ったりしますが、これまで、多くの事件解決に貢献し、工藤新一の父親の優作からも「鬼警部」と言われて信頼されるほど、確たる実績を残しています。

目暮十三は部下やコナンら周囲の人間から信頼されている、頼れる警部です。特に、部下の佐藤刑事は幼少期に父親を亡くしたこともあり、目暮十三警部のことを父親のように慕っています。また、部下の高木刑事はおちょこちょいなので、よく目暮警部に怒られていますが、高木刑事も目暮警部のことを信頼しています。

また、コナンや少年探偵団とも信頼関係を築いています。そして、外道な犯人に対しては厳しい口調で叱りつけますが、同情の余地がある犯人には優しくいたわるような言葉をかけます。このように、目暮十三警部は、鬼警部と言われる一方で、部下や周囲の人間と深い信頼関係を築いており、犯人ともしっかりと向き合う誠実さを持ち合わせていることが分かります。

目暮十三警部と毛利小五郎の2人は深い信頼関係で結ばれており、共に事件解決のため奮闘します。目暮十三警部は、毛利小五郎が刑事だった頃の上司だったため、毛利小五郎のことを「毛利くん」と呼びます。毛利小五郎が刑事だった頃、まだ「警部補」だった目暮十三は「眠りの小五郎」になる前の彼のせいでよく事件が迷宮入りしていたため、目暮警部は大変な苦労をさせられたそうです。

その後、事件現場で頻繁に会うようになった毛利小五郎のことを「事件を呼ぶ疫病神」扱いする反面、「眠りの小五郎」の推理力に絶大な信頼を寄せています。

目暮警部は仕事が熱心で真面目なことでも知られています。しかし、パソコンを立ち上げたりスマホの電源も切れないはどの機械音痴であり、時代のデジタル化についていけず、機械の操作や専門用語などはどうしても理解できないようです。

仕事に対して真面目な目暮十三警部は、事件解決のために全力を注いでいます。しかし、推理力はやや乏しいようで、時には犯人の居所を長年の刑事の勘で当てることはありますが、眠りの小五郎の推理やコナンの詳細な点によく気がつく能力を頼りにしています。

こちらのツイートは「名探偵コナン」の目暮十三警部に関する感想です。目暮十三警部が帽子を被っている理由や、守った女子高生・みどりとその後結婚したエピソードから、目暮十三警部がイケメンだと感じたそうです。

こちらのツイートも目暮警部の帽子を被る理由が描かれた「封印された目暮の秘密」を観て、目暮の過去や目暮の美人妻に驚いたようです。

こちらのツイートは「裏切りのホワイトデー」を観た感想です。「裏切りのホワイトデー」では、目暮十三警部とみどりのイチャイチャするシーンが描かれおり、良かったと評価されています。また、そのエピソードで目暮十三警部がどれほど帰りが遅くなっても、みどりの手料理を食べようとする愛妻家ぶりが絶賛されています。

いかがでしたか？「名探偵コナン」の主要キャラ・目暮十三警部が、過去の事件から帽子を決して外さないことや、その事件がきっかけで美人妻とと評判のみどりと結婚したことが分かりました。そして、目暮十三警部とみどりのラブラブなホワイトデーのエピソードを紹介し、目暮十三警部の愛妻家ぶりが絶賛されていることが分かりました。

さらに、目暮十三警部のアニメ声優・茶風林さんのプロフィールや主な出演作品もみてきました。茶風林さんは数々のアニメ作品に出演しているベテラン声優で、ちびまる子ちゃんの永沢くんの声や、サザエさんの2代目波平の声を担当していることが分かりました。責任感が強く、部下からの信頼も厚い目暮十三警部の今後の活躍にも期待していきましょう！