2019年01月28日公開
2019年01月28日更新
コナンの犯人の犯行理由がひどい!あり得ない動機をランキングで紹介
名探偵コナンのこれまで登場した犯人の中でひどいと話題の犯行理由ランキングNo.1は?これまで数々の事件が起こり、多くの犯人が登場した名探偵コナン。今回はこれまでアニメ「名探偵コナン」に登場した犯人があり得ない動機で犯行に及んだ事件の概要、犯行理由について、ランキング形式でみていきます。また、劇場版名探偵コナンについてもひどいと言われる犯行動機の事件の犯人やその動機について紹介していきます。
目次
名探偵コナンとは?
名探偵コナンの作品情報
「名探偵コナン」は青山剛昌先生原作、週刊少年サンデーで連載されている人気漫画です。アニメも日本テレビ系列で20年以上続いています。ざっくりとストーリーをご紹介すると、高校生探偵の工藤新一が黒づくめの男たちに毒薬を飲まされ、小学生の江戸川コナンとなり、幼馴染みの毛利蘭の家で居候しながらあらゆる事件を解決していく物語です。
今回は「名探偵コナン」の数ある事件の中でも特に、ひどいと話題になった犯人の犯行理由・あり得ない動機について、ランキング形式で漫画・アニメ版、映画ともにご紹介していきます。コナンファンが選ぶもっともありえない犯行動機とは?感想や評価もご紹介していきます。
名探偵コナンの事件数や死亡者数が凄い
「名探偵コナン」の事件数や死亡者数が凄い!を話題になっています。これまで、コナンが関わった事件の数は263件(86巻まで)で、原作漫画での死亡者は453人(74巻まで)となっているそうです。ここで問題になるのが「名探偵コナン」は連載が始まってから20年以上も経っているのに、「名探偵コナン」の世界では登場人物は年を取らず、工藤新一がコナンになった1話から1年も経っていないということです。
つまり、1年足らずの間に事件が頻発し、多数の死亡者を出しているということです。1年365日で263件と考えると、1年の3分の2以上をコナンは事件解決に勤しんでいると言われています。また、1日単位で考えると、コナンの周りで1日あたり0.72件以上起きており、それをコナンは1日半程度で解決していると考えられるそうです。次に名探偵コナンの犯人のあり得ない動機をランキング形式で紹介していきます。ネタバレにご注意ください!
コナンの犯人のあり得ない動機ランキングTOP10~4
ランキング10位:「アイリーン・アドラーの嘲笑」という本を出版したから
こちらは原作漫画12~13巻収録、アニメ57・58話の「ホームズフリーク殺人事件」です。ホームズオタクたちが集められた別荘で連続殺人が起こります。コナンが突き止めた犯人は重度のホームズオタクでした。犯行動機は被害者たちが出版した本の中で、ホームズ最愛の女性アイリーン・アドラーがホームズを嘲笑うという描写が許せなかったからでした。
犯人の戸叶は自分の犯行に気づいた自分の恋人まで殺害しています。これについて、重度のホームズオタクのひどい犯行理由として、ファンの間では強く印象に残っていると言われています。
ランキング9位:^^;の絵文字で亡くなった祖父をバカにされたから
こちらは原作漫画20巻収録、アニメ132~134話の「奇術愛好家殺人事件」です。マジチャンマニアのオフ会に参加したがコナンたちはそこで連続殺人事件に巻き込まれてしまいます。犯人は「イカサマ童子」と名乗っていた田中貴久恵でした。犯行の動機はチャット仲間に唆されて脱出マジックを決行し、高齢のため脱出できずショーの最中に亡くなった祖父を絵文字で馬鹿にされたからでした。
これについて、犯人の犯行動機は絵文字でバカにされたことが許せなくて、という少し「?」となるものだと言われていますが、ネット上の書き込みにより、人を傷つけたり殺意を抱かせたりする危険性があるという作者からの警告の意味もあるとも考えられています。
ランキング8位:元カレの髪型が気に入らなかったから
こちらは原作漫画59巻収録、アニメ505・506話の「弁護士妃英理の証言」です。犯人は美容師の葉坂皆代。妃弁護士をアリバイに利用しましたが、コナンに見抜かれ事件は解決。犯行動機は元彼の髪型が気に入らなかったから。別れても彼の担当美容師をしており、彼の髪型を今の彼女の好みにするのが嫌で犯行に及びました。この髪型が原因の犯行動機に対して、コナンファンの間では「犯行動機がひどい!」と話題になっています。
ランキング7位:将棋ゲームに”待った”をかけられたから
こちらは原作漫画37巻収録、アニメ307・308話の「残された声なき証言」です。SEの板倉卓が殺害される事件が起こり、彼の部屋をコナンや小五郎とともに訪れた3人が容疑者となりました。犯人は板倉に将棋ソフトを発注していた相馬でした。犯行の動機は、大金を板倉に投資して発注していた将棋ゲームに”待った”をかけられたからでした。この犯行の理由から、相馬はファンの間でコナン史に残る「クズな犯人」だと言われています。
ランキング6位:天使の役を他の人が演じるのが耐えられなかったから
こちらは原作漫画35巻収録、アニメ286~288話の「工藤新一NYの事件」です。1年前、新一と蘭が行ったニューヨークの劇場で、劇中に天使役の男が殺害されるという事件が起きます。犯人は劇に出演していた女優のローズ・ヒューイットで、犯人の犯行動機は被害者以外が天使の役を演じるのが耐えられなかったからでした。
被害者が事件の晩を最後に天使の役を降板する予定だったため、犯人が言うには「天使のまま封印した」のだそうです。こちらもコナンファンの間では、身勝手でひどい動機だと話題になっています。
ランキング5位:猫を譲られそうになったから
こちらは原作漫画82巻収録、アニメ752話の「招き三毛猫の事件(後編)」です。少年探偵団が遊びに行ったマンションの一室で約束していた男性が頭から血を流して倒れており、殺人未遂事件としてコナンたちは捜査を始めます。結局、犯人は男性の友人の漆屋倫平で、犯人の犯行理由は被害者に金を借りに行ったのに断られた挙げ句、猫を譲られそうになったからでした。
譲られるはずだったのはオスの三毛猫で、その希少性から幸運を呼ぶ招き猫として人気の高い猫です。被害者としては、この猫を買い始めてから良いこと続きだったので不運続きの犯人に幸運をお裾分けしようと猫を譲ろうとしたのでした。しかし、犯人は被害者の言うことの意味が分からないという理由で、犯行に及んだそうです。ネット上では「物事は明確に伝えないと殺されそうになるのか?」とひどい動機として話題になっています。
ランキング4位:大好きな映画シリーズの製作をやめたから
こちらは原作漫画42巻収録、アニメ345話の「黒の組織と真っ向勝負 満月の夜の二元ミステリー」です。船上のハロウィンパーティーで、主催者であり映画プロデューサーをしている男性が殺害される事件が起きます。犯人は狼男の扮装をした男で、犯行動機は自分が大好きだった映画シリーズを終わらせたからでした。小五郎にもそんな理由で人を殺すのかと攻められていました。
実は犯人がネット上に「殺したい」と書き込んだところ、ベルモットに目をつけられることになり、彼女に脅される形で犯行を実行したのでした。しかし、そもそも被害者を殺したいほど憎んでおり、ネット上に書き込みをしたことがきっかけなので、コナンファンの間では、こんな熱狂的な映画ファンばかりだったら映画プロデューサーはこの世から一人もいなくなるとして、ひどい犯行理由として印象に残っていると言われています。
コナンの犯人のあり得ない動機ランキングTOP3
3位:テレビ局に恨みを晴らすため
こちらは原作漫画19巻収録、アニメ130・131話の「競技場無差別脅迫事件」です。サッカーの試合会場で観客を人質にして金を要求する事件が起きました。犯人はカメラマンの男で犯行理由はテレビ局の企画のせいで、銀行強盗ができず、それにショックを受けた男の彼女が酒浸りになり自殺したからでした。この犯行理由に対して、自業自得なのに、完全な逆恨みでテレビ局を恨むなんて、ひどい動機だと言われています。
2位:片想いの女性を振り向かせたかったから
こちらは原作漫画18巻収録、アニメ100・101話の「初恋の人想い出事件」です。蘭たちが招かれた集まりで大学生の女性が火事に巻き込まれるという事件が起きます。犯人は被害者の大学の先輩・沢井学でした。犯行動機は火事の中から彼女を助け出して振り向いてもらいたかったからでした。
被害者は犯人が初めて交際を断られた女性で、どうしても振り向かせたかった。ボヤ程度で済ませるつもりが大火事になってしまったと後で反省していました。自分の気持ちのために好きな女性を危険にさらす行いに、ひどいを通り越して、コナン史に残る「バカな犯人」だと言われています。
1位:ハンガーを投げつけられたから
こちらはアニメ版のみのオリジナルストーリー135話の「消えた凶器捜索事件」です。マンションの一室で美容師の女性が絞殺される事件が起き、少年探偵団は捜査を始めます。犯人は被害者が働いていた美容室の店長・五島緑です。犯行動機はカリスマ美容師の被害者が他所の美容室に移ると言い出したことで、口論になり、被害者にハンガーを投げつけられたからです。
上の画像は被害者が投げたハンガーが犯人に当たり、殺意が目覚めたときの表情です。目暮警部もそんなことで人を殺したのか!と怒鳴り付けています。ネット上では「沸点低すぎてヤバイ!」「これ以上のクズな犯人いない!」「伝説の神回www」と言われ、コナン史上、圧倒的なひどい犯行動機1位だと話題になっています。
コナンの劇場版の犯人の動機がひどい
時計じかけの摩天楼の犯人の動機:美学に反する建造物
劇場版名探偵コナンの第1作目「時計じかけの摩天楼(まてんろう)」では、都内で森谷帝二という建築家の設計した建物が次々に爆破される事件が起こり、犯人は建築家の森谷帝二自身でした。犯行動機は「シンメトリーになっていない」からでした。森谷帝二はシンメトリーに異常なまでの執着を持ち、建物も「シンメトリー」になるように設計していましたが、若い頃の作品は法律などで完璧なシンメトリーとなっていませんでした。
自身が過去に設計した美学に反する建造物が許せなかった彼は、それを片っ端から爆破していったのです。コナンファンの間では「ヤバイ動機」として語り継がれているそうです。
天国へのカウントダウンの犯人の動機:富士山を真っ二つにされたから
劇場版名探偵コナンの第5作目「天国へのカウントダウン」の舞台は常盤財閥が新たに建設したツインタワービル。そこで起きた連続殺人の犯人は日本画の巨匠・如月峰水で、犯行の動機は「富士山の景色をツインタワービルで真っ二つにされた」からでした。彼は富士山の見える場所に家を建て、長年そこから見た富士山を描いてきました。しかし、ツインタワービルができたせいでそれが台無しになってしまいました。
そこで、富士山の景色を真っ二つにした人たち、つまりツインタワービルの建設に関わった常盤財閥の令嬢や政治家を殺害したのでした。こちらの事件もファンの間で「そんな動機で殺人!?」と話題にされる事件の一つとなっています。
迷宮の十字路の犯人の動機:義経になりたかった
劇場版名探偵コナンの第9作目「迷宮の十字路(クロスロード)」の舞台は京都、首領を義経とし、メンバー全員が義経の家来の名で呼ばれる窃盗団「源氏蛍」のメンバーが次々に殺害されるという事件が起きます。コナンと平治は協力して事件と暗号を解き「弁慶」と呼ばれていた犯人へと行き着きます。犯人が語った犯行動機は「義経になりたかった」からでした。コナン史に残る伝説の迷言として印象に残っているファンも多いそうです。
漆黒の追跡者の犯人の動機:火事で妹がエレベーターを降りたから
劇場版名探偵コナンの第13作目「漆黒の追跡者(チェイサー)」では、犯人の妹が京都に旅行中、ホテルの火災に遭い、エレベーターに乗れず亡くなりました。実は、彼女は他の宿泊客にエレベーターを譲ったため逃げ遅れたのですが、犯人は他の宿泊客が乗ったことで妹が亡くなったのだと逆恨みしてそのときの乗客を全員殺害しました。結果として、みんなの命と引き換えに亡くなった妹の命を無駄にした残念な犯行だと言われています。
業火の向日葵:贋作が本物の絵の横に並べられるのが許せなかった
劇場版名探偵コナンの第19作目「業火の向日葵」ではゴッホの描いた「芦屋の向日葵」を巡り、飛行機爆破や美術館の火災が起きます。その犯人は、当初怪盗キッドと考えられていましたが、実はゴッホの絵を管理していた絵画鑑定士の宮台なつみでした。犯行動機は贋作の向日葵が本物の向日葵の横に飾られるのが許せず、贋作の向日葵を燃やしてしまおうと考えたのでした。ネット上では面白いのに動機が弱いと残念がられています。
コナンの犯人の犯行理由に関する感想や評価は?
コナンて殺害の工作すごい上手いくせに動機とか雑すぎよね
— 絹丹 (@kinu_Marusun_) January 12, 2019
こちらは、名探偵コナンでは犯人のトリックや隠蔽工作は凄いのに、犯人の動機は雑だという感想です。これまで見てきたように、名探偵コナンではひどい動機やありえない理由で犯行に及ぶ犯人が多いと話題になっています。
ハンガーって聞く度にコナンのハンガー投げてきたやつに切れて殺してしまったという動機の犯人を思い出す
— AEカードマン (@AEcardman) January 20, 2019
名探偵コナンのありえない動機ランキング圧倒的1位「ハンガー」が犯行動機という事件は、多くのファンの印象に強く残っていると言われています。こちらの方も、ハンガーを見る度にこの事件を思い出すそうです。
職場でコナンの話になって、今までで一番しょうもない殺人動機ってなんやろ~♪って調べてんけど、第一位が「ハンガーを投げつけられたから」だったwwwwwwwwwwwwwwwww期待以上だったwwwwwwwwwwwwww
— BG山田3姉妹 (@BG37449345) December 27, 2018
まさえ
こちらもコナン史上最もひどい動機ランキングNo.1、ハンガーが殺人の動機になった事件についての感想です。このように「消えた凶器捜索事件」の犯行理由は、何かと話題になっているようです。
コナン映画は昔みたいにぶっ飛んだ動機が見たいよなぁ 最近は復讐で建物爆破するパターンばっかり 建物が左右対称じゃないから爆破しよう! 富士山見えなくなったから爆破しよう! ←またこういう犯人に痺れさせてヨ
— なちゅ (@natural0912) January 26, 2019
また、こちらの方のように、比較的昔の名探偵コナンの劇場版、シンメトリーじゃないから爆破事件を起こした「時計じかけの摩天楼」や、富士山を真っ二つにされたから殺害した「天国へのカウントダウン」の犯行理由が強く印象に残っているファンが多くいるようです。
こちらは、Youtuber「はなお」さんの人気動画です。このように、名探偵コナンのひどい犯行動機は人気Youtuberの企画のネタにもされているようです。興味のある方はぜひ、ご覧ください。
コナンの犯人の犯行理由まとめ
いかがでしたか?「名探偵コナン」の犯行動機がひどいと話題の犯人やその犯行の理由について、ランキング形式でみてきました。圧倒的な1位は「ハンガーを投げつけられた」から殺害したという犯行動機で、ネット上でも大きな反響のあった事件でした。このように、ときには雑といわれる動機の事件もありますが、今後も名探偵コナンに注目していきましょう!