とある科学の超電磁砲（レールガン）の黒子こと白井黒子の魅力は？能力も紹介

大人気アニメ「とある科学の超電磁砲（レールガン）」は、鎌池和馬さん原作による漫画です。作画は冬川基さんが、キャラクターデザインは灰村キヨタカさんが担当しています。『とある科学の超電磁砲（レールガン）』は、『とある魔術の禁書目録』シリーズのスピンオフ作品として誕生しました。『月刊コミック電撃大王』で現在も連載しています。

また、同雑誌で2017年からは乃木康仁さん作画による『とある科学の超電磁砲外伝 アストラル・バディ』が連載開始しました。シリーズ作品である『とある魔術の禁書目録』の人気と相まって『とある科学の超電磁砲（レールガン）』も同様に人気が高まり、2009年にはアニメ化1期として「とある科学の超電磁砲」が放送され、2013年には2期「とある科学の超電磁砲（レールガン）S」が放送されました。

アニメ監督は、それぞれ長井龍雪さんが担当しました。また、3期も放送予定と発表がされ、その人気はますます高まっています。テレビアニメ1期には、追加エピソードとしてOVAも発売されています。その他、様々なメディアミックスがされており、PSP対応のコンシューマーゲーム「とある科学の超電磁砲（レールガン）」やスマートフォンゲーム「とある科学の超電磁砲Sパズル」も発売されています。

「とある科学の超電磁砲（レールガン）」は、常盤台中学に通う御坂美琴を主人公とし繰り広げられるスピンオフ作品です。「とある科学の超電磁砲（レールガン）」は、「とある魔術の禁書目録」の1巻から3日前7月16日から始まります。舞台となるのは、「とある魔術の禁書目録」と変わらず学園都市。学園都市は、東京都西側の3分の1の面積を占め、かつ総人口230万人の内の8割は学生という特殊な街です。

学園都市では、全ての学生を対象に超能力開発実験が行われています。能力者には段階別に「無能力者（レベル0）」から「超能力者（レベル5）」と6つに区別されます。御坂美琴は、その中でも学園都市で7人しかいないと言われている「レベル5」の1人でした。そのレベル5の御坂美琴の後輩として登場するのが今回まとめの中心人物である白井黒子です。

そんな「とある科学の超電磁砲（レールガン）」は現在シリーズ累計発行部数は680万部を超える大ヒット作品となりました。

暑い日差しが照り付ける7月中旬、学園都市では連続爆破事件が勃発していました。学園都市でも屈指のお嬢様校として知られる常盤台中学に通う2年生でレベル5の能力を持つ御坂美琴は、連続爆破事件の犯人を見つけ出します。その事件には、「幻想御手（レベルアッパー）」という学生の能力をあげる謎の組織が関係していたのです。

学園都市内治安維持組織「風紀委員（ジャッジメント）」で御坂美琴のルームメイトでもある白井黒子は、危険な事件に首を突っ込む御坂美琴を注意しますが、密かに事件を追い続けていきます。そんなある日、白井黒子と同じ「風紀委員（ジャッジメント）」でオペレーターを務める初春飾利が「幻想御手（レベルアッパー）」を使用し昏睡状態に陥ってしまったのです。

御坂美琴は必死に黒幕を追い続け、やっとその首謀者が研究者・木山春生であることを突き止め戦うことになりました。その後も学園都市で起こる様々な事件に遭遇し解決していくというストーリーとなっています。

白井黒子は、お嬢様校である常盤台中学に通う1年生であり学園都市内治安維持組織「風紀委員（ジャッジメント）」第177支部メンバーでもあります。声優は新井里美さんが担当しています。身長は152cmと小柄です。超能力はレベル4で「空間移動（テレポート）」の能力を有しています。茶髪の髪は高めのツインテールにし赤いリボンを付けているのがトレードマークです。

語尾には「～ですの」などというお嬢様口調が特徴にあります。御坂美琴とはルームメイトで「お姉さま」と慕いますが、それはリスペクトというよりLOVEに近く御坂美琴に対してだけ変態を発揮します。レズというわけではなく、その想いは御坂美琴にだけ向けられており「風紀委員（ジャッジメント）」など他の女子には至って普通の態度で振舞っています。

一方、上条当麻が御坂美琴といい感じなることを嫉妬に狂うほど嫌い接触を阻止しようとする所があります。ですが、そんな反面成績・素行等は優良で正義感に強く優秀な学生とされています。

白井黒子や初春飾利が所属する「ジャッジメント（風紀委員）」とは、学園都市を中心に取り締まる治安維持組織です。基本的には、学校内で起こった事件やトラブルを解決する組織でありますが例外もあります。「ジャッジメント（風紀委員）」はそれぞれ学校から数名輩出され構成されていますが、正式に「ジャッジメント（風紀委員）」になるには、契約書9枚にサインをし13種の適正試験及び4ヶ月の研修を修了しなければなりません。

また、「ジャッジメント（風紀委員）」の活動をする際は腕に腕章をつけるルールがあります。白井黒子は度々校外での活動をしていますが、本来それらは管轄外であるため始末書の対象となっています。登場人物で「ジャッジメント（風紀委員）」のキャラクターは、固法美偉（このりみい）、柳迫碧美（やなぎさこあおみ）、四葉、木原那由他（きはらなゆた）、牧上小牧（まきがみこまき）らがいます。

白井黒子の魅力その1は、御坂美琴への愛が凄まじいことです。ルームメイトでもある御坂美琴を「お姉さま」と呼び白井黒子は、御坂美琴に心酔していると言ってもいいほど夢中です。御坂美琴のことになると狂気的なスキンシップをし時々御坂美琴を困らせるほどです。ベッドに忍び込んだり、密かに下着を奪ったりと変態と呼ばれてもおかしくないほどの”スキンシップ”をとっているのです。

白井黒子の魅力その2は、御坂美琴に対する独占欲が強いことです。白井黒子と御坂美琴は元々ルームメイトではありませんでした。ですが、御坂美琴とルームメイトになりたいがために”合法”でその相手を部屋から追い出し自分がルームメイトの座を獲得したのです。独占欲が強い白井黒子は、御坂美琴が自分以外と談笑していると仲を裂こうと乱入したり、またその相手が上条当麻であった時には怒り心頭、狂気的な一面を見せます。

白井黒子の魅力その3は、御坂美琴との信頼関係があることです。普段一方的に自分の想いのまま行動し御坂美琴に想いをぶつけている白井黒子ですが、御坂美琴からの信頼をだんだんと獲得しいつしか2人の信頼関係や意志疎通は抜群となりました。危機的状況での2人のコンビネーションは素晴らしいものがあります。意思疎通がしっかりできているところも白井黒子の人柄のお陰と言えるでしょう。

白井黒子の魅力その4は、「風紀委員（ジャッジメント）」として誇りがあることです。「風紀委員（ジャッジメント）」は見返りはなくほぼボランティア活動に近いのですが、白井黒子は手を抜くことなく活動に専念しています。御坂美琴に対する態度と「風紀委員（ジャッジメント）」では天と地ほどの差があり、真面目で合理的な活動をする白井黒子は、管轄外の取締りも進んで取り組んでいます。

白井黒子の魅力その5は、見た目とは裏腹に毒舌であることです。ツインテールに赤いリボン、お嬢様口調と見た目や雰囲気はふんわりしているのですが、案外毒舌で思ったことをズバズバと言ってしまいます。自分勝手な理由で事件を起こす犯人などには特に辛辣で現実的な言葉を向けますが、それは白井黒子が真面目で優しいが故の言葉なのです。

白井黒子の魅力その6は、大胆な一面があることです。バストはAAと小さくナイスバディとは程遠いプロポーションをしているのですが、セクシーな下着や大人の女性が好むような水着を着用し披露するなど大胆なシーンもあります。感じのアピールの対象である御坂美琴には見事にドン引きされているのも白井黒子らしいと人気があります。

白井黒子の魅力その7は、正義感が強くてカッコいいことです。無償で「風紀委員（ジャッジメント）」を積極的に活動しているのを見ればお分かりいただける通り、白井黒子は正義感に溢れています。佐天涙子や初春飾利など御坂美琴以外にも大切に思っている友人がいます。卑怯なことが大嫌いでいつも正々堂々と戦う姿はかっこいいと評価されています。例え御坂美琴が法を犯しても絶対に捕まえると言うほどです。

白井黒子の魅力その8は、「ジャッジメントですの！」等の名言があることです。「ジャッジメントですの！」という字面を見れば一発で「白井黒子だ！」と分かるように、定番のセリフがあることで印象深いキャラクターとして育ちました。

白井黒子は、レベル4「空間移動（テレポート）」の能力を有しています。その能力は”自身もしくは自分に触れた物体を、空間の離れた場所へと移送する超能力”とされています。いつも太ももに着けているホルスターは、「空間移動（テレポート）」を使う際に必要なもので対象の相手を動かないようにするための道具です。移動速度は新幹線と同じ288kmで、1度に移動できるのは、距離81.5m、質量130.7kgまでと制限があります。

「風紀委員（ジャッジメント）」としての実戦経験も豊富なため、レベル5とも戦える強さがあるレベル4とされています。ですが、資格誤認や超高速で移動する能力や特性を持つものには弱く、また、予知能力などを持つ者にも苦戦していました。

白井黒子の声優を務めたのは、声優の新井里美さんです。「とある魔術の禁書目録」シリーズで第5回「声優アワード」では助演女優賞を受賞しました。では、声優・新井里美さんとは一体どんな人物なのでしょうか？

声優・新井里美さんは、1980年7月4日生まれのAB型、埼玉県出身です。所属事務所は自身が代表を務める新井声作所です。また、2008年には声優の下山吉光さんと結婚していることを発表しました。高校を卒業後、専門学校東京アナウンス学院放送声優科に進学し、その後声優としてデビューしました。デビュー当初は、アニメではなく洋画の吹き替えが主で、デビュー作も「私はケイトリン」で主役としてでした。

2005年頃からアニメ声優もし始めた声優・新井里美さんの主な出演作は、テレビアニメ「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」、「まじめにふまじめ かいけつゾロリ」、「To LOVEる -とらぶる-」、「生徒会役員共」、「咲-Saki- シリーズ」、「這いよれ! ニャル子さん」、「蒼穹のファフナー EXODUS」、「魔法少女育成計画」、「Re:ゼロから始める異世界生活」、「異世界かるてっと」などがあります。

新井里美さんの声は特徴的で白井黒子も言われているように「鈴」のような声質が魅力的です。声優を志したのも幼いころから「声が変」と言われていたことがキッカケだと言います。真面目な役やコメディの役まで幅広く演じることができ、「まほらば〜Heartful days」では性質の違った5人の人格を持ったヒロインの声を見事演じたことで評価されています。

アニメ2期「とある魔術の禁書目録」の6話及び7話「残骸(レムナント)編」、原作では8巻に該当するエピソードでは白井黒子が主役として描かれています。破壊されたスーパーコンピューター「樹形図の設計者(ツリーダイアグラム)」の残骸(レムナント)を巡る争いでは、結標淡希と激闘を繰り広げます。その激闘の末、死亡した？とも囁かれました。ですが、白井黒子は車椅子姿で再び登場していますので、死亡の事実はありません。

白井黒子の声優・新井里美さんがお亡くなりになった？などの噂もありましたが、それらは全て事実ではありませんので、ご安心ください。

SNS上では、白井黒子が圧倒的に可愛いといった意見や感想が多く見受けられました。魅力が沢山ある白井黒子の人気は今後ますます高まっていくのではないでしょうか？

「瞬間移動（テレポート）」の能力を持つ白井黒子は、レベル4でありながらレベル5とも互角に戦える実力があることや、正義感溢れる性格によって戦闘の場面でもガンガン攻めていく姿勢がスゴイと評価されています。

可愛い見た目や魅力的なキャラクターから、白井黒子のコスプレをしている方も多くいらっしゃいます。

以上、「とある科学の超電磁砲（レールガン）」に登場する白井黒子の魅力まとめでした。白井黒子がなぜ人気のキャラクターであるのかが分かったことでしょう。サイト内には、とあるシリーズについての他のまとめ記事もありますので、そちらもぜひ参考にしてみてくだ