スラムダンクの踏切はどこ?江ノ電・鎌倉高校前駅の聖地が台湾でも人気

週刊少年ジャンプで連載されていた高校バスケットボール漫画「スラムダンク」は20年以上経った今も大人気作品です。スラムダンクはアニメ化もされ日本だけでなく、世界を超えて大ヒットとなっております。また作品の舞台である鎌倉では聖地の江ノ電の踏切が観光スポットとして人気があります。外国人観光客も訪れる踏切など、スラムダンクの聖地がどこになるのか紹介いたします。この記事を読んで是非作品の舞台を巡ってみてください。

スラムダンクの踏切はどこ?江ノ電・鎌倉高校前駅の聖地が台湾でも人気のイメージ

目次

  1. 台湾でも大人気!スラムダンクの魅力に迫る
  2. スラムダンクのあらすじ
  3. 台湾ではスラムダンクの続編が作られた?
  4. スラムダンクの舞台となった踏切はどこ?
  5. 台湾にもスラムダンクの踏切が存在した!
  6. 踏切の他にもスラムダンクのモデルとなった舞台がある
  7. スラムダンクの舞台になった踏切を見に行こう!

台湾でも大人気!スラムダンクの魅力に迫る

「スラムダンク」は1990年42号~1996年27号にかけて「週刊少年ジャンプ」に掲載された高校バスケットボールを題材にしたスポーツ漫画です。単行本は全31巻、完全版は全24巻、2010年の時点で国内で1憶1700万部を超えます。作者は井上雄彦(いのうえたけひこ)先生で「バカボンド」や「リアル」の作品も非常に有名です。

主要キャラクターの他、敵チームのキャラクターも素晴らしく今でも劣ることのない人気バスケットボール漫画となりました。最終話の秋田県代表の山王工業高校との試合は胸が熱くなった読者も多かったのではないでしょうか?テレビアニメ全101話で1993年10月から1996年3月に放映され、オープニング・エンディング曲はほとんどがミリオンセラーとなっています。

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スラムダンクのあらすじ

不良少年の桜木花道がバスケットボールと共に成長していきます。地道な練習の積み重ねや試合を通じてバスケットボールの面白さを徐々に知っていきます。主将の赤城剛憲、副主将の木暮公延、スーパールーキーの流川楓、スピードプレイの宮城リョータ、バスケから離れていた三井寿も復帰しインターハイを目指します。

彼らの前には様々な強豪校が立ちはだかります。魚住純率いる陵南高校、神奈川の王者の海南大付属高校、監督兼選手の翔陽高校、そして絶対王者の山王工業高校など彼らとの試合をの中で湘北高校はチームとしての絆を深め、更に個々の弱点や強みを見出していきます。能力もインフレしておらず、王道のスポーツ漫画と言えるでしょう。

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台湾ではスラムダンクの続編が作られた?

日本でも続編の声は今でもありますが、なんと台湾では「スラムダンク2」が制作されたことがあります。舞台は高校から数十年後の話で、主人公は教師になった流川楓が荒れたバスケ部を立て直す話しだそうです。無許可に作られたものと言えどもそれだけ人気があるということなのかもしれません。

台湾ではその人気はまだ衰えていないようで、ユニフォームやスラムダンクのグッズをちょこちょこと置いてあるお店が多いそうです。スラムダンクを台湾語にしてSNSで調べてみると結構な数がヒットするようで、ユニフォーム姿や、踏切前での撮影、バスケシューズなど多くの投稿が見られます。

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スラムダンクの舞台となった踏切はどこ?

踏切のシーンといえば初代オープニング

スラムダンクといえば初代オープニングのシーンが有名です。踏切の前で桜木花道と赤木晴子が挨拶する場面で、BAADが歌う「君が好きだと叫びたい」が主題歌となっています。この世代なら知らない人はいない名曲です。

スラムダンクの舞台は神奈川県の主に湘南地区であり、登場する高校は架空の名称が使われています。その中でも神奈川県鎌倉市の江ノ電鉄「鎌倉高校前駅」のそばにある踏切が、日本人だけでなく台湾観光客の人気スポットになっているようです。どこにその踏切があるのか駅から順に詳しく紹介します。

スラムダンクの舞台となった踏切はどこ?①江ノ電鎌倉高校前

台湾からも多くの観光客が訪れる江ノ電の鎌倉高校前駅は藤沢から鎌倉までを結ぶ真ん中に位置します。この駅は1997年に関東の駅百選に選ばれており、ホームから湘南の海が見えるロケーションは最高です。スラムダンクだけでなく多くのCMやドラマの撮影に使われています。鎌倉高校前駅はスラムダンクに出てくる陵南高校前駅のモデルになっています。

駅のすぐ近くには砂浜も広がっており、晴れているときに海や江ノ島を眺めるのもいいですが、夕日の沈む頃はオレンジ色に染まる海と島のシルエットが魅力的で最高です。駅のホームから眺めるのもまた格別です。また毎年11月頃からバレンタインまでホーム全体をイルミネーションで飾るイベントも行われています。

スラムダンクの舞台となった踏切はどこ?②日坂

踏切までの道のりに「日坂(にっさか)」と呼ばれる場所があります。鎌倉時代末期に新田義貞(にったよしさだ)の軍勢が鎌倉攻めの際通った坂道で戦いの舞台としても知られています。当初は「新田坂」と呼ばれていたようですが、いつしかそれが「日坂」に変化したと言う説が有力です。

江ノ電鎌倉高校前から鎌倉高校へ向かうまっすぐな道で、台湾からなどの大勢の観光客に交じって鎌倉高校へ通う学生も使う地域の生活道路でもあります。ブラタモリでも紹介され更に人気が増しました。ちなみに江ノ電の「鎌倉高校前駅」も以前は「日坂駅」と呼ばれていました。

スラムダンクの舞台となった踏切はどこ?③踏切

鎌倉高校前駅から徒歩1,2分、日坂の坂下にはアニメのオープニングでもおなじみのあの踏切が目の前に広がります。湘南を舞台に青春の漫画シーンを思い出すだけで胸がジーンと熱くなってきます。コスプレ姿で撮影する方や、多くの台湾人観光客の姿があるようで、現在は終了してしまいましたが江ノ電と台湾のローカル線の交流もありました。

子供の頃にアニメを見た世代が大人になって訪れるようになったようで、それは台湾でも同じようです。またこの踏切は合唱部のテレビアニメ「TARI TARI」や大人気音楽ユニット「ゆず」のプロモーションビデオの舞台でもあります。台湾で一番有名な日本の踏切と言えばこの場所だそうです。

この踏切でのフォトウエディングもあるようです。「湘南江ノ電フォトプラン」で2時間半の時間内で藤沢から鎌倉までの区間の好きな駅で下車して撮影できるとのことです。スラムダンク好きまたは江ノ電好きには最高のプランと言えるでしょう。

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台湾にもスラムダンクの踏切が存在した!

台湾東部の台東に似たような場所が存在します。台湾鉄道南廻線太麻里駅の踏切は地元では有名な観光地になっています。台湾で日の出を早く見ることができるスポットとしても有名です。上の画像を良くみると確かにスラムダンクのアニメのオープニングシーンによく似ています。

踏切の他にもスラムダンクのモデルとなった舞台がある

スラムダンク陵南高校のモデル「県立鎌倉高校」

陵南高校といえば、神奈川県ではバスケットの強豪校であり、白と紺のユニフォームが特長です。バスケ部主将の魚住純と天才オールラウンドプレイヤー仙道彰が入学してからは飛躍的な成長を遂げ、優勝候補と言われるまでになりました。

スラムダンク19巻に登場する体育館のシーンがありますが、それが江ノ電鎌倉高校前駅の神奈川県立鎌倉高校の体育館だそうです。陵南高校のモデルとなった高校で有名です。県下有数の進学校で、原作では仙道や魚住などがバスケットボールに励んでいました。台湾や中国からのファンが大勢押し寄せ困ったこともあるようなので、許可なく立ち入ったり等はしないようにマナーは厳守です。

スラムダンクのラストシーン「鵠沼海岸」

湘南の海から見える鵠沼海岸は鎌倉高校前駅から乗り継いで20分程度で到着します。小田急江ノ島線を利用すれば鎌倉高校前駅からすぐに訪れることができます。日本のサーフィン、ビーチバレーなどのビーチスポーツ発祥の地として自称しているそうです。

鵠沼海岸はスラムダンクのラストシーンで、主人公の桜木花道が赤木晴子の手紙を海岸で読み、流川楓と交流するシーンです。「天才ですから」という台詞を思わず呟いてしまいそうです。

スラムダンクの舞台になった踏切を見に行こう!

スラムダンクの舞台となった江ノ電がどこにあるのか分かりましたか?スラムダンクは湘南が舞台ということで鎌倉には作品場所が多く存在します。鎌倉高校前駅は湘南高校駅前のモデル、日坂から踏切はスラムダンク初代オープニングのシーン、鎌倉高校は湘南高校の体育館のモデル、ラストシーンは鵠沼海岸を紹介しました。

数多くのアニメや映画等の舞台ではありますが、海が見えるホームや、踏切から江ノ電が通過する瞬間を撮影したり、夕日をバックに撮影するとまた違った印象があります。まったりと周辺を散歩するのも良さそうです。

土日祝には多くの観光客が集まり大賑わいになります。観光スポットと言ってもこの場所は地域住民の生活道路です。撮影の際には踏切に立ち入らない、近隣住民の迷惑になる行為はしない等のマナーをしっかり守って撮影や観光を思いっきり楽しみましょう。

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