2019年06月13日公開
2019年06月13日更新
タイヨウの海賊団メンバーを一覧で紹介!太陽マークの秘密やビッグマムとの関係も
ワンピースホールアイランド編で重要な役割を果たすタイヨウの海賊団。麦わらの一味に入るか迷っているジンベエの背中を押すアラディンの姿が印象的だったといった声がたくさんあります。そんなタイヨウの海賊団、海賊旗に掲げられている太陽のマークにはとても重要な意味が込められています。今回はタイヨウの海賊団のメンバーの紹介と、ビッグマムやコアラとの関係を紹介します。また、ルフィがホールケーキアイランドを脱出したその後の考察をまとめます。
目次
タイヨウの海賊団メンバーを一覧で紹介!
現在のメンバー
ジンベエを船長として結成されているタイヨウの海賊団。実はジンベエが船長となり王下七武海になったことで不満を持ち、脱退したメンバーも現れていたのです。そんな、ジンベエが船長になり、副船長をアラディンが務める現在のタイヨウの海賊団のメンバーについてご紹介します。
現在①ジンベエ
「海峡のジンベエ」の異名を持つ魚人島出身のジンベエザメの魚人。義理人情に非情に厚く優しい性格の持ち主。魚人島を白ひげ海賊団の縄張りにしてもらったことで、魚人島を守ってくれた白ひげ海賊団には恩を感じており白ひげ海賊団やエースとも仲が良かったです。フィッシャーダイガーに次ぐ2代目のタイヨウの海賊団の船長になり、王下七武海となります。
七武海脱退後はタイヨウの海賊団を守るためにビッグマム海賊団の傘下に入ります。魚人族の中でも並外れた実力を持つジンベエ。また、魚と話すことが出来るという特殊な能力を持っています。この能力を使ってジンベエザメを呼び寄せるシーンもありました。この能力は心が優しくないと使えないので、ジンベエの優しい性格がうかがえる能力になります。
現在②シャーロット・プラリネ
ビッグマムの娘でシャーロット家の21女。シュモクザメの半魚人。タイヨウの海賊団がビッグマム海賊団の傘下に入った際に、政略結婚でアラディンと結婚しますが、アラディンのことを溺愛しています。元ビッグマム海賊団ですが、夫であるアラディンを優先し麦わらの一味の脱出する手助けをします。
現在③アラディン
魚人島出身のイタチウオの人魚。名前や外見から、モデルは「アラジンと魔法のランプ」のランプの魔神と言われています。元々はリュウグウ王国のネプチューン軍兵士だったアラディンでしたが、聖地マリージョアで奴隷にされてしまいました。フィッシャータイガーに解放してもらい、その後はタイヨウの海賊団で船医を務めていました。
ジンベエが王下七武海に入った際はタイヨウの海賊団の副船長となったアラディン。その後ビッグマム海賊団の傘下に入った際はビッグマムの娘シャーロット・プラリネと結婚しますが、妻プラリネからは溺愛されています。ホールケーキアイランド編では、ルフィたちの脱出計画を援護します。
現在④ワダツミ
オオトラフグの魚人で、その大きさは巨人族やオーズを凌ぐ巨体で、海坊主のような存在。バンダー・デッケン率いるフライング海賊団のクルーでしたが、その後新魚人海賊団に入ります。魚人島でホーディやデッケンたちと共にクーデターを起こし捕まりますが、体が大きすぎるため牢屋に入りきらず永久追放させられてしまいます。後にジンベエに頼み込み「タイヨウの海賊団」に加入しました。
過去のメンバー
タイヨウの海賊団の創設者であり、元船長はフィッシャータイガーになります。フィッシャータイガーが死んだあとはジンベエが船長になっていますが、その際にタイヨウの海賊団のメンバーは一度大きく変わっています。そんな、過去のタイヨウの海賊団のメンバーをご紹介します。
過去①フィッシャー・タイガー
魚人街出身のタイの魚人で、タイヨウの海賊団の創設者。アーロンやジンベエたちからは「タイのお頭」「タイガーさん」などとして慕われていました。冒険家として世界中を旅している途中で天竜人に捕まり、聖地マリージョアで奴隷にされてしまいます。脱走したフィッシャータイガーは、マリージョア襲撃事件を起こし、あらゆる種族の奴隷たちを解放し、「奴隷解放の英雄」と呼ばれています。
過去②はっちゃん
クロオビ、チュウとは親友の間柄。アーロン一味に所属していましたが、アーロンがタイヨウの海賊団に入ったことで一緒に加入します。ですが、フィッシャータイガーの死後はタイヨウの海賊団を脱退し、アーロン一味としてナミの生まれ故郷のココヤシ村を支配します。
六刀流の剣の使い手ですが、三刀流のゾロに負けアーロンと共に捕まってしまいます。脱獄したのちに、魚人島でルフィたち麦わらの一味に再会し和解を遂げます。現在は人魚のケイミーと共に「海上たこ焼き屋8」を経営しています。
過去③アーロン
アーロン一味の船長でノコギリザメの魚人。極度の人間嫌いで人間を「下等種族」だと見下しています。タイヨウの海賊団にいた頃は、フィッシャータイガーのことをアニキとして慕っていましたが、タイガーの死後は王下七武海になったジンベエを政府の狗になったと失望し、タイヨウの海賊団を脱退します。
その後はクロオビやチュウ、ハチらのメンバーを引き連れてアーロン一味を結成し、アーロン帝国を築こうとたくらみます。東の海を拠点にしてナミの故郷ココヤシ村を10年もの間支配し続けましたが、麦わらの一味に破れ海軍に捕まってしまいます。
過去④クロオビ
魚人空手40段を誇るのエイの魚人。タイヨウの海賊団に入った後アーロン一味の幹部として所属しています。東の海に魚人帝国を築くために、ナミの故郷であるココヤシ村を支配していました。アーロンと同様、極度の人間嫌いで人間を「下等種族」と見下しています。麦わらの一味に負けた後は海軍に捕まり投獄されています。
過去⑤マクロ―一味
マクロ・ギャロ・タンスイのメンバーで構成され、人さらい稼業を営んでいます。元々人さらい稼業をしていましたが、その後タイヨウの海賊団に所属します。ですが、ジンベエの王下七武海入りに納得が出来ずタイヨウの海賊団を脱退し、また人さらい稼業を再開しました。高値で売れる人魚のケイミーを狙っていて、何度もはっちゃんにボコボコにされて失敗に終わっています。
過去⑥チュウ
元々はタイヨウの海賊団にいましたが、アーロン一味に加わります。キスの魚人で、口に含んだ水を超高速の弾丸のようにして飛ばします。アーロンやクロオビと同様に、極度の人間嫌いで人間を「下等種族」と見下しています。
タイヨウの海賊団の太陽マークの秘密
「タイヨウの海賊団」の名前の通り、空に昇る太陽のマークを海賊機に掲げているタイヨウの海賊団ですが、実はこの太陽のマークには重要な意味が込められています。そんなタイヨウの海賊団のマークについての秘密についてご紹介します。
太陽マークの意味
タイヨウの海賊団のメンバーには、皆体に太陽マークの焼き印が押されています。これは、奴隷のマークの上から太陽の焼き印を入れることで、誰が奴隷だったのかわからなくするためのマークでした。海賊旗は、この刻印と同じ太陽のマークになります。
タイヨウの海賊団の誕生理由
タイヨウの海賊団は、聖地マリージョア襲撃事件を起こした探検家であるフィッシャータイガーを船長として15年前に旗揚げされました。彼が解放した奴隷の魚人族と人魚族に加えて、タイガーを慕う魚人族で構成された海賊団になります。魚人族と人魚族の海賊団になるため、海中からの奇襲を得意とします。
聖地マリージョア襲撃事件とは
フィッシャータイガーも実は元奴隷でした。このフィッシャータイガーが聖地マリージョアの奴隷を開放した事件のことを言います。その後フィッシャータイガーは「奴隷解放の英雄」となり、奴隷解放を目的としタイヨウの海賊団をつくったのです。
タイヨウの海賊団とビッグマムとの関係
ジンベエはビッグマムの傘下だった
フィッシャータイガーの死後は、ジンベエがタイヨウの海賊団の2代目船長を務めました。しかし王下七武海入りしたジンベエに、政府の狗になると言って納得のいかないアーロン一味とマクロ一味はタイヨウの海賊団を脱退し分裂してしまいます。その後、七武海を脱退したジンベエは、魚人島を守るためにビックマム海賊団の傘下に入ったのです。
ホールケーキアイランド編
「ドレスローザ編」を経てトータルパウンディが一気に跳ね上がった麦わらの一味。皆が「生死問わず」の表記が掲げられる中、なぜかサンジの手配書だけ「生け捕りのみ」となっていました。そんなサンジの過去が明らかになったホールケーキアイランド編についてご紹介します。
あらすじ
サンジを連れ戻すためにホールアイランドに潜入するルフィたち。仲間のことを考えプリンと結婚することを決めたサンジはルフィを追い返そうとしますが、その結婚式で自分の家族がビッグマムに殺されることを知ってしまいます。
過去に「失敗作」だと言われ家族から虐待されていたサンジでしたが、どうしても家族を見捨てることが出来ません。ビッグマムのお茶会をめちゃくちゃにしようとするサンジを受け入れるルフィ。サンジの家族殺害計画を阻止するために、実はビッグマムの暗殺計画を企んでいたカポーネ・ギャングベッジを味方につけますが…。
タイヨウの海賊団はビッグマム海賊団と戦う
出典: https://frequ.jp
麦わらの海賊団への加入を宣言したジンベエ。その後は、タイヨウの海賊団の副船長であるアラディンを筆頭にしてジンベエの意思に従い、タイヨウの海賊団はビッグマム海賊団の傘下から抜けます。そして、麦わらの一味がホールケーキアイランドを脱出するまでビッグマム海賊団と戦いました。
タイヨウの海賊団のその後
タイヨウの海賊団がビッグマム海賊団と戦っているのを知ったジンベエは、仲間を置いていくことは出来ないと言ってホールケーキアイランドに残ることを決意します。そんなジンベエに、「ワノ国で待ってる!」と言って麦わらの一味はホールケーキアイランドを脱出したのです。その後タイヨウの海賊団がどうなったのかは描かれていません。
お前の船長はもうおれだぞ!!!船は止めねェ......!!ワノ国で待ってる!!!必ず来い!!!
タイヨウの海賊団とコアラの関係
タイヨウの海賊団がコアラを故郷へ帰す
奴隷だったコアラを故郷のフルーシャウト村へ返したタイヨウの海賊団でしたが、故郷の人々はコアラを天竜人に渡したくない為に恩人であるタイヨウの海賊団を海軍に売ってしまいます。そのため海軍の襲撃によってフィッシャータイガーは重傷を負ってしまいます。
輸血を行えば助かる命でしたが、タイガーと同じ血液をもつのは人間しかいませんでした。しかし、自分を裏切った人間の血を輸血されることを拒否したタイガーは、輸血を行わずそのまま命を落としてしまいます。アーロンは更に人間のことを毛嫌いするようになり、コアラも同じようになると言いましたが、コアラは「魚人空手師範」として革命軍で活躍するようになります。
コアラのキャラ設定
11歳の頃から奴隷として働かされてきたコアラは、タイヨウの海賊団に助けられてもしばらくの間は相手の顔色を伺い何をされても常に笑顔でいるという異常な行動をしていました。しかし、徐々に魚人たちとも打ち解け故郷に帰ることにはすっかり元にもどりました。そんな壮絶な過去をもつコアラについてをご紹介します。
コアラのプロフィール
偉大なる航路のフールシャウト島出身。11歳で天竜人の奴隷として働くという壮絶な過去の持ち主です。フィッシャー・タイガー率いるタイヨウの海賊団によって助けられ、故郷に送り届けられました。現在はルフィの父親であるモンキー・D・ドラゴン率いる革命軍に所属しています。
コアラの能力
魚人空手師範代として活躍するコアラ。悪魔の実は食べていないようですが、それでも魚人空手師範代として活躍できるほどの実力の持ち主です。ドレスローザ編では、ドンキホーテ海賊団の下っ端達を一蹴する姿が描かれています。
タイヨウの海賊団に関する感想や評価
63巻 第623話 海賊フィッシャー・タイガー
— ワンピース動画 (@OnePiece_Doga__) April 5, 2019
幼少期コアラ 故郷に帰還
コアラの奴隷のトラウマを打ち払った
タイヨウの海賊団の振る舞いに感動!
この後に訪れる海軍の仕打ち・タイガーの
悲しき過去に涙しました。。。 pic.twitter.com/vXpALAs563
人間と魚人はどうしてこう上手くいかないのか…と切なくなるフィッシャータイガーの死でした。かたくなに心を閉ざしていたコアラがやっと心を開いたのがタイヨウの海賊団の魚人たちだっただけにその後の仕打ちがよけいにひどく感じられてしまいます。
タイヨウの海賊団に泣いた😭😭😭
— こひま@8/10 西 K 40b (@KHM1173) February 24, 2019
壮絶な過去をもつアラディンですが、ジンベエの王下七武海時代にはなんと魚人島の料理屋で働いていたのです。ネプチューン王を守る軍兵士で腕っぷしもあり、船医で医術にも長け、副船長としての器もあり、料理まで出来るアラディンの器用さには驚きです。そんな男前で器用なアラディンをプラリネが溺愛するのにもうなずけます。
【アラディン】
— ONE PIECE キャラクター図鑑 (@OP_character) June 7, 2019
元タイヨウの海賊団副船長。天竜人の元奴隷でタイガーに解放されタイヨウの海賊団に所属した。ジンベエの七武海時代には、魚人島の料理屋で働いていた。その後、ルフィにホレ込んだジンベエを見送るためビッグ・マム海賊団の追手を足止めした。
「生きてまた会うぞ!!ジンベエ」
ナミの故郷であるココヤシ村を力で支配していたアーロン。そこだけを見るとアーロンの悪い部分しかわかりませんが、タイヨウの海賊団にいた頃のアーロンはそれほど悪いキャラクターのようには見えないといった声が多いようです。フィッシャータイガーの無念の死が無ければアーロンもまた違った未来があったのかもしれません。
あの話だけ見るとアーロン死ねだけど、タイヨウの海賊団話しみるとまた見方が変わってくるんよね
— 一訓 (@sumeruchin) June 4, 2019
タイヨウの海賊団メンバーまとめ
タイヨウの海賊団のメンバーについてはいかがでしたか?船長が変わったタイミングでクルーも変わっているのでややこしい部分もありましたが、メンバーの変遷もタイヨウの海賊団の歴史を語っているようです。フィッシャータイガーが死ななければもっと違った未来があったのではないか…と考察されるほど、フィッシャータイガーという人物の偉大さが本編で描かれています。
また、太陽のマークについても重要な意味がこめられており、奴隷制度の歴史の深さを感じます。ホールケーキアイランドに残ったジンベエとタイヨウの海賊団のその後が気になりますが、ジンベエはワノ国でルフィに会うことは出来るのでしょうか?どんどん面白くなる「ワンピース」、今後の展開にもますます目が離せません。