劉宗武の強さとエピソード集!蒼天の拳REGENESISには登場しない?

北斗の拳の過去を描いた漫画蒼天の拳に登場する劉宗武。劉宗武はナチスドイツ軍で少尉を務める人物であり、漫画蒼天の拳の主人公である霞拳志郎を苦しめるほどの強さを持っています。そんな驚異的な強さを持つ劉宗武ですが、現在アニメ蒼天の拳REGENESISに登場しないや最後は死亡したなど、様々な噂が飛び交っています。本記事ではそんな劉宗武について本当に死亡したのかわかる最後までのエピソードや強さを交え、アニメ蒼天の拳REGENESISに登場するか否かや声優などを一挙ご紹介します。

劉宗武の強さとエピソード集!蒼天の拳REGENESISには登場しない?のイメージ

目次

  1. 劉宗武とは?
  2. 劉宗武の強さがわかるエピソード集
  3. 劉宗武は蒼天の拳REGENESISには登場しない?
  4. 劉宗武の最後は死亡?
  5. 劉宗武の声優
  6. 劉宗武に関する感想や評価は?
  7. 劉宗武の強さとエピソードまとめ

劉宗武とは?

蒼天の拳の作品情報

漫画北斗の拳の過去を描いた漫画蒼天の拳に登場する劉宗武。劉宗武は漫画蒼天の拳でトップクラスの強さを持つ人物であり、主人公である霞拳志郎でさえも苦戦を強いられました。そんな劉宗武には今現在最後は死亡するであったり、アニメ第2期で登場しないなど様々な噂が浮上しています。本記事では劉宗武について強さなどを交えて浮上している噂を解明していきます。ではまず初めに漫画蒼天の拳の概要やあらすじをご紹介します。

蒼天の拳の原作情報

本記事の主役である劉宗武が登場する蒼天の拳は2001年から2010年にかけて漫画雑誌「週刊コミックバンチ」で連載されていた原哲夫による漫画作品です。漫画は蒼天の拳はケンシロウの戦いを描いた大人気漫画北斗の拳の過去を描いた作品であり、合計255話構成の全22巻単行本が発売されています。漫画北斗の拳では全ての文明が崩壊した世界を舞台にしているので、無法者や化物のような敵が多数登場しています。

一方北斗の拳の過去を描いた蒼天の拳は文明が崩壊していない1940年代の中国を舞台にした作品であり、ヒトラーや蔣介石などの歴史人物達が物語を彩っているのが特徴です。そんな漫画蒼天の拳は連載終了後、辻秀輝が作画を務め、2017年に続編にあたる「蒼天の拳リジェネス」が「月刊コミックゼノン」で連載が開始しました。「蒼天の拳リジェネシス」は2019年現在も連載中であり、2019年6月時点で単行本が2巻発売されています。

蒼天の拳のアニメ情報

漫画蒼天の拳は北斗の拳の過去を描いた作品であることから大ヒットを記録することになり、その人気から2006年の10月4日から2007年の3月14日まで全26話構成でアニメ化されました。2006年に放送されたアニメ版蒼天の拳は「新・北斗の拳」を制作したA.P.P.P.が制作を担当し、原作である漫画蒼天の拳の物語を忠実に再現しました。原作を忠実に再現したことから面白いという声を多く集め、原作ファンを中心に人気を博しました。

しかしアニメ蒼天の拳は物語の内容は良いものの、少し作画が指摘されることになりました。これにより多くの原作ファンからは内容が良いのに作画がもったいないという声が多数寄せられることになりました。しかしアニメ蒼天の拳は原作の物語を忠実に再現していることは変わりません。もしまだ蒼天の拳を見たことが無い方は、全9巻発売されているアニメ版蒼天の拳から入ってもいいのでないでしょうか。

若干の指摘が寄せられたアニメ蒼天の拳の放送終了後、原作漫画蒼天の拳の続編である「蒼天の拳リジェネシス」の連載がスタートしたことにより、アニメ第2部「蒼天の拳REGENESIS」が2018年の4月から12月に渡って放送されました。2018年に放送されたアニメ「蒼天の拳REGENESIS」は2006年のアニメ版の続編にあたる作品となっているものの、キャラクターや声優、設定などに多少変更が加えられることになりました。

蒼天の拳のあらすじ

漫画蒼天の拳の主人公である霞拳志郎は漫画北斗の拳の主人公ケンシロウの2代前にあたる第62代北斗神拳伝承者です。第62代北斗神拳伝承者である霞拳志郎は1935年の日本の女子大で教師をしながら幸せに暮らしていました。しかしある日霞拳志郎の前に瀕死の李永健が現れ、霞拳志郎が突然朋友であった潘光琳が指揮しているチンパンが壊滅したことと、恋人であった潘玉玲が殺害されたことを知らされます。

そして霞拳志郎は朋友を助けるために上海へ旅たち、劉宗武などの強敵と激闘を繰り広げることになっていきます。それと同時に霞拳志郎は戦いの中で北斗神拳の誕生秘話や北斗宗家の秘密を知ることになります。続編にあたる「北斗の拳リジェネシス」は第2次世界大戦が開幕する目前の世界を舞台にした作品となっており、主人公である霞拳志郎は人類の希望の宝である「希望の目録」を手に入れるため、自ら戦地へ赴きます。

劉宗武の基本情報

本記事の主役である劉宗武は漫画蒼天の拳において北斗三家拳の一つである「北斗劉家拳」の伝承者にあたる人物です。劉宗武はドイツ軍の軍服を身に纏い、北斗の拳のラオウやカイオウのように激しい縦ジワを寄せた容姿が特徴の人物です。そんな劉宗武は幼い頃に両親を亡くし、北斗劉家拳の伝承者である劉玄信の元で育ちました。しかし自身の驚異的な強さに溺れた劉宗武はドイツ軍少尉になり、いつしか戦乱を望むようになります。

荒れ果てた戦乱の世を望むようになった劉宗武はドイツ軍大佐エドモンド・ヘッケラーと手を組むことになり、上海の平和主義者を多数暗殺して戦争を長期化させようとします。そんな激動の人生を歩む劉宗武はいつしか霞拳志郎と拳を交える関係へとなっていきます。しかし劉宗武が日中和平の道を邪魔したことにより、突如劉宗武は霞拳志郎と激突することになりました。

蒼天の拳 REGENESIS

劉宗武の強さがわかるエピソード集

エピソード①劉玄信との関係

劉宗武は上述のプロフィールでご紹介した通り、幼い頃に両親を杜天風に殺害されてしまいます。両親を亡くした劉宗武は孤児となってしまい、北斗劉家拳伝承者である劉玄信に拾われます。拾われた劉宗武は非常に優れた根性と才能を開花させ、劉玄信に認められるほどの門下生へと成長を遂げます。そしてその強さから劉玄信の遺言で北斗劉家拳の伝承者となるものの、自分の強さに溺れて中国からドイツへ去ってしまいます。

エピソード②ヘッケラーに協力

自身の強さに溺れてドイツへ行った劉宗武はドイツ軍の少尉へとなり、いつしか世界を巻き込む騒乱を望むようになります。そんな中劉宗武はゼークトの命令でヒトラー暗殺を行うことになります。しかしヒトラーに覇気を感じなかった劉宗武は絶望し、ヒトラー暗殺をせずに乱れた世界をより一層望むようになります。その後ゼークトが死亡したことで劉宗武は上海へ行き、武器商人であるヘッケラーに協力することになります。

エピソード③拳志郎との戦い

ヘッケラーと協力した劉宗武は平和主義者を多数暗殺し、日中和平を望む鮫島を暗殺して中国と日本の戦争を長期化させようとします。それを知った拳志郎は劉宗武に激怒し、ギーズの墓の前で劉宗武と激闘します。この戦いで劉宗武は拳志郎を圧倒する強さを見せつけます。しかし劉宗武は拳志郎の中に眠る無想転生という力に恐怖し、決着はつきませんでした。そして劉宗武は恐怖を覚えた霞拳志郎を見逃します。

エピソード④ラオウにも匹敵?

では劉宗武の強さはどれほどのものなのでしょうか。その劉宗武の強さは漫画登場するラオウやカイオウに匹敵するといわれています。漫画蒼天の拳の作中において魏瑞鷹は劉宗武を「同世代だったら早死にした」と評価しており、漫画蒼天の拳で最強の強さを持つ主人公霞拳志郎でさえも苦戦を強いられました。また単行本の帯ではラオウを超える暴君と劉宗武が評価されていました。

これらの記述を見ると分かるとおり、劉宗武の強さはラオウと互角がそれ以上といえるでしょう。しかしラオウには軍隊を率いる強いカリスマと存在感を持っています。一方劉宗武にはそういったカリスマが無いため、総合評価で見れば、ラオウの方が格上でしょう。しかし劉宗武の強さは一級品であり、漫画蒼天の拳の物語に大きな影響を及ぼしたことは間違いありません。

劉宗武は蒼天の拳REGENESISには登場しない?

蒼天の拳REGENESISとは?

蒼天の拳REGENESISとは2006年に放送されたアニメ蒼天の拳の続編にあたる作品であり、2018年の4月から12月にかけて合計2期構成で放送されたアニメ作品です。アニメ蒼天の拳REGENESISは2006年に放送されたアニメ第1期の続きを描いた作品ではあるものの、キャラクターや設定、声優などが変更されています。これにより、蒼天の拳REGENESISには劉宗武が登場しないと噂されることになりました。

蒼天の拳REGENESISでの劉宗武の登場

では果たして続編にあたるアニメ蒼天の拳REGENESISに劉宗武は登場しているのでしょうか。結論からいうと、残念ながらアニメ蒼天の拳REGENESISには劉宗武が登場することはありませんでした。また公式サイトにも乗っておらず、多くのファンからは不満の声が寄せられました。蒼天の拳REGENESISは上記でご紹介した通り、キャラクターや声優など多数の変更点が加えられており、劉宗武の代わりとなるキャラが登場しています。

蒼天の拳REGENESISの新キャラ

アニメ蒼天の拳REGENESISで劉宗武の代わりと思われるオリジナルキャラクターが仮面を被ったヒムカとシメオン・ナギットという人物です。ヒムカは小山力也が声優を務め、シメオンは杉田智和が声優を務めました。彼らは天斗聖陰拳の使い手であり、武器の密売組織「ジェネシス」の幹部を務めています。その実力は確かであり、シメオンはヒムカや多くの仲間達を率いて「ミガドルの雷」で世界の再創生を企みます。

劉宗武の最後は死亡?

劉宗武の最後①杜天風との再会

ここからは劉宗武が作中で最後に死亡したのかの真偽をご紹介します。劉宗武は霞拳志郎との戦いを通じて性格が変わり、両親の仇である杜天風を狙うことにします。そして劉宗武はヘッケラーの裏切りやサヤカの不意打ちなどを乗り越え、玉玲の依頼である潜水艦出動の場所で劉宗武は杜天風と出会います。杜天風に出会った劉宗武は戦いを挑み、苦戦を強いられながらも最後は杜天風を感電で死亡させて勝利を飾ります。

劉宗武の最後②天授の儀

仇を討った劉宗武は拳士としての誇りを取り戻し、騒乱を望む心は無くなりました。そして劉宗武は北斗劉家拳の先祖が眠る泰聖院を訪れ、拳志郎との決着をつけるために自ら死亡する覚悟を決めます。また劉宗武は師匠である劉玄信とも出会い、これまでの悪行を深く反省しました。その後劉宗武は拳志郎と決着をつけるために頭を丸刈りにし、天授の儀に挑みます。この戦いはどちらか死亡するような苛烈さを極めました。

そして天授の儀の最後、劉宗武は霞拳志郎の前に敗北し、死亡することを望みます。しかし死亡を望む最後の願いは女人象像の慈悲によって回避されました。こうして霞拳志郎と劉宗武の決着は幕を下ろし、両者は最後死亡することなく終わりを告げるのでした。

劉宗武の最後③死亡せず和解

劉宗武は霞拳志郎の前に敗北し、見事な戦いをしたことを誇りに思います。そして最後死亡することが無かった劉宗武は文麗と和解します。文麗と和解した後、劉宗武は霞拳志郎の鎮魂の塔での会話を見守り、サヤカが企んでいた拳志郎暗殺計画を阻止します。そして最後、生き延びた劉宗武は霞拳志郎や文麗、サヤカ達と花見を楽しむのでした。

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劉宗武の声優

劉宗武の声優は玄田哲章

アニメ蒼天の拳REGENESISで劉宗武は登場することが無かったものの、アニメ第1期には登場しています。その際アニメ蒼天の拳で劉宗武の声優を務めたのは日本の男性声優である玄田哲章です。劉宗武を演じた玄田哲章は御年70歳を超えるベテラン声優であり、持ち前の迫力ある低音ボイスで威厳ある劉宗武を見事に演じきりました。

玄田哲章のプロフィール

劉宗武を演じた玄田哲章は1948年5月20日に岡山で生まれた81プロデュース所属の男性声優です。玄田哲章は元々舞台俳優として活動しており、1972年のアニメ「科学忍者隊ガッチャマン」に出演したことがきっかけとなって声優として活動を始めました。その後玄田哲章の放つ低い低音ボイスが人気を博し、様々な有名アニメ作品や映画の吹き替えなどで声優を担当することになり、2010年には声優アワード功労賞を受賞しました。

玄田哲章の主な出演作

ベテラン男性声優である玄田哲章は1976年のアニメ「ドカベン」の岩鬼正美や1989年のOVAアニメ「銀河英雄伝説」のカール・グスタフ・ケンプ将軍、2012年のアニメ「キングダム」の呂不韋などの声優を担当しています。またアニメ以外にもシルヴェスター・スタローンやスティーブン・セガールの吹き替え声優を担当しており、2019年現在も様々な方面で活動を続けています。

劉宗武に関する感想や評価は?

漫画蒼天の拳に登場する劉宗武に関する感想では劉宗武がかっこいいという感想が非常に多く寄せられていました。劉宗武は縦ジワが刻まれた威厳ある男らしい容姿をしており、ドイツ軍の軍服と合わさって非常にかっこいいキャラクターです。また霞拳志郎を苦しめるほどの強さも持っており、蒼天の拳でも魅力がたくさん詰まったキャラクターとなっています。

劉宗武に関する感想では最後のシーンが泣けるという感想も寄せられていました。当初劉宗武は戦乱を望んでいることから霞拳志郎と敵対します。一方霞拳志郎も劉宗武を忌み嫌っていました。しかし最後の戦いで劉宗武は霞拳志郎の拳で拳士の誇りを取り戻し、和解します。その後劉宗武は霞拳志郎達と花見をします。このシーンは劉宗武の過去を知っている方には涙無しでは見れない場面となっています。

劉宗武に関する感想では劉宗武と霞拳志郎の戦いが素晴らしいという感想も見受けられました。劉宗武は過去の悪事を洗い流し、死を決意して霞拳志郎と激突します。一方霞拳志郎も真の北斗神拳伝承者となるために劉宗武に戦いを挑みます。この二人の戦いはお互いの誇りをかけたものであり、上記の感想にもあるように漫画北斗の拳のケンシロウとラオウの戦いを超える神々しさを感じる場面となっています。

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劉宗武の強さとエピソードまとめ

本記事では漫画蒼天の拳に登場する劉宗武について強さが分かるエピソードや最後までの物語などをまとめてご紹介しました。圧倒的強さに溺れて戦争を望む劉宗武は霞拳志郎と拳を交えたことで改心し、一流の拳士として霞拳志郎と決着をつけました。劉宗武は漫画蒼天の拳において非常に魅力的なキャラクターとなっていますので、本記事をご覧の皆様は是非漫画蒼天の拳で劉宗武の姿を目に焼き付けてください。

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