ハンター ハンターの特質系念能力者を一覧で紹介!特徴やそれぞれの能力は?

『ハンターハンター』に登場する特質系念能力者を一覧で紹介していきます!特質系は念の中でも特異的な存在となっており、クラピカなどの重要キャラに備わっている事が多いです。『強化系』や『変化系』などといった6つの種類に分かれている念はそれぞれに特徴がありますが、特質系だけは一概にくくる事が難しいため、今回はその事についても詳しく解説し、『ハンターハンター』に詳しくなれる内容でお送りいたします!

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目次

  1. ハンターハンターとは?
  2. ハンターハンターの特質系念能力とは?
  3. ハンターハンターの特質系念能力者を一覧で紹介!
  4. ハンターハンターで最強の念能力・キャラを紹介
  5. ハンターハンターの特質系念能力に関する感想や評価
  6. ハンターハンターの特質系念能力者一覧まとめ

ハンターハンターとは?

特質系念能力者を一覧でまとめていく前に、『ハンターハンター』についての概要を紹介していきます。世界観や物語のあらすじも解説していきますので、『ハンターハンター』についてあまり知らないという方でも楽しめる内容となっております。是非チェックしてみて下さい!

ハンターハンターの概要

『ハンターハンター』とは冨樫義博が1998年から『週刊少年ジャンプ』で連載を開始した漫画作品です。2019年6月現在、単行本は36巻まで発刊されており、7200万部を超える大ヒット作品となっています。タイトルにもなっているハンターとは作中に登場する職業で、財宝や幻獣などといったそれぞれの専門分野で事物を追求していますが、賞金首のみを狙うハンターもいるなど活動内容が一概には言う事の出来ないものとなっています。

この物語はプロのハンターである父親のようになるため主人公の少年・ゴンがハンター試験を受けに行き、仲間や友達との出会いや様々な試練を経験しながら精神的にも肉体的にも成長していくという冒険活劇です。『ハンターハンター』は少年誌で連載していますが、ギリギリのラインでのグロテスクな描写が特徴で、登場人物の残酷な死亡シーンが非常に多く、作者の冨樫義博は『主人公を殺すつもりで描いている』と述べていました。

また、世界観やキャラクター同士の関係性、過去の出来事などが非常に細かく作りこまれている事も特徴で、それによる伏線の考察などが出来る事も魅力となっています。また、『ハンターハンター』は休載が多い事も1つ挙げられ、1年のうち10回以上は休載しています。大人気漫画でありながら掲載されている事の方が珍しい時期もあり、連載が再開される時にはネットでニュースになったりファンがSNSなどで話題にする事もありました。

ちなみに最長の休載は2年2か月で、単行本の刊行は32巻と33巻の間に3年5か月の開きがありました。さらに、連載が再開されたかと思いきや下書きに近いような状態で背景なども描かれずに掲載されるという事態も頻繁に発生し、読者の間で大きな話題になった事もあります。このような事で読者の混乱を呼んだため、2014年からは単行本1冊分を掲載したのちに休載するというスタイルとなり、ある程度のバランスを保っています。

そんな『ハンターハンター』は原作漫画が人気となった事でアニメやゲーム、トレーディングカードなど様々なジャンルにメディアミックスされるようになっていった事で、さらなる人気を呼びました。特にアニメ作品は長期に渡って何度も制作されており、1999年にはテレビアニメ第1作がスタートし、2001年まで放送されたのちにOVAシリーズとなって続きました。そして2011年からは声優キャストを一新した第2作が放送されました。

こちらは2014年まで放送が続き、全148話となっています。前作で描かれなかった『キメラアント編』や『選挙編』の初の映像化を果たしていますが、原作ストックが無くなった事で放送終了となりました。また、アニメ第2作は2度の映画化も果たしており、2013年1月12日からはクラピカにスポットを当てた『ハンターハンター 緋色の幻影』、同年の12月27日からは『ハンターハンター -The LAST MISSION-』が公開されました。

ハンターハンターのあらすじ

くじら島に住む少年・ゴン=フリークスは、育ての親であるミトさんと共に静かに暮らしていました。ゴンは幼少時代、キツネグマという凶暴な動物に襲われて危険な状態であったところをハンターという職業の青年・カイトに救われます。ゴンはそれまで父親は死んでしまっていたと聞かされていましたが、カイトによって父親が生きている事と、世界をまたにかける優秀なハンターである事を教えられました。

ゴンはそれからというものハンターに憧れを抱くようになり、父親に会いたいと願うようになりました。そしてハンター試験資格が与えられる12歳になったゴンは、心配するミトさんを納得させたうえで、ハンター試験会場に向かうために今まで出た事の無いくじら島から旅立ちました。ゴンは道中で同じくハンター試験を受けるためにやって来たクラピカとレオリオと出会い、会場に着くと同い年の受験者の少年・キルアとも出会います。

意気投合した4人は共に行動するチームのような存在になります。ゴンは特に同い年であるキルアと仲良くなり、キルアも初めての同い年の友達が出来た事に喜んでいるようでした。4人は常人ではとても突破出来ないような試験の数々に苦戦しながらも何とか最終試験までこぎつけますが、ルール違反のためキルアのみが不合格となってしまいます。無事にハンターとなったゴンはキルアと共に広い世界での冒険をする事になっていきます。

ゴンとキルアは初めての師匠であるウイングによって念という自分の持つオーラの力を利用する戦闘方法を身に付けて、ハンター試験で出会った戦闘狂・ヒソカや、盗賊集団『幻影旅団』などとの戦いを繰り広げていくのでした。ゴンはハンターとなった事で父親の情報を少しずつ得る事が出来るようになっていき、キルアは自分の過去との因縁に決着をつけていきながら、共に新たな仲間や師匠との出会いなども通じて成長していきます。

『HUNTER×HUNTER』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト

ハンターハンターの特質系念能力とは?

『ハンターハンター』に登場する特殊な力である念とは生命エネルギーであるオーラを使いこなす力の事を指します。作中に登場するキャラクター達はこの念を使用して戦闘を行いますが、念を使えば人間の域を超える魔法のような力を発揮する事が出来るため、戦闘もド派手なものになっていき、また奥深いものとなっています。オーラには6つの系統があり、生まれ持って誰しもがどれかに属しています。

自分の系統の能力は存分に力を発揮する事が出来ますが、それ以外は扱いにくく覚えにくいものとなっています。ただし、念能力の系統は上の画像にあるような並べ方が正しいものとなっており、自分の生まれ持った系統と隣り合わせになっている系統は相性が良く使いこなしやすいです。ここではそんな念能力の系統の特徴を一覧で紹介し、特殊なオーラを持っている特質系とはどんな系統であるのかも詳しく解説していきます。

念能力の種類

強化系

強化系とはモノの持つ働きや力を強くする能力です。ゴンやウイングなどが該当しますが、ほとんどの強化系能力者は自分の身体を強化して戦闘を行う事が多くなっています。肉体全体を強化出来るため、攻撃力だけでなく防御力や治癒力もアップさせる事ができ、戦闘に置いては最もバランスが取れた系統とも言われています。また、ウイングによると攻守のバランスが取れているため必殺技は必要無い系統であると述べていました。

しかしゴンは『ジャジャン拳』という必殺技を生み出し、特に強化系の念を駆使した『グー』は戦闘力が圧倒的に上である相手にも致命傷を与えるほどの威力を誇っています。水を入れたグラスの変化で系統を判断する水見式によると、強化系は『グラスの中の水の量が変化する』です。

放出系

放出系とは、通常身体から離れると消えてしまうオーラを一定の形と威力を保ちながら留める事に長ける能力です。これにより銃のように念弾を発射して攻撃する事を基本とし、他の系統の能力と組み合わせる事によって形を変えたオーラを発射したり遠隔操作をするなどの応用もする事が出来ます。主な放出系能力者はレオリオやフランクリンなどが挙げられます。水見式は『グラス内の水の色が変化する』です。

操作系

操作系とは生物や物質を操る事が出来る能力です。生物を操る場合は対象にオーラを流し込み、身体の動きから精神まで操る事が出来る能力者もいます。物を操る場合はその物に対する愛着度が操作のしやすさや効果の高さに影響が出来る場合が多くなっています。また、念獣を生み出して操作する事によって自分は戦闘に参加しないという方法を取る事もでき、オート(自動操作)・リモート(遠隔操作)を選ぶ事も出来る事も特徴です。

主な操作系能力者のとしてシャルナークが挙げられますが、彼はアンテナを差し込む事によって人間を自在に操る能力に長けるほか、自分をオートで操る事によってオーラの量を格段に跳ね上げる事が出来ます。変化系の水見式は『グラスの水の上の葉っぱが動く』です。

変化系

変化系とはオーラの性質や形状を変える事が出来る能力です。ヒソカやキルアが能力者に該当しますが、ヒソカはオーラにガムとゴムの両方の性質を持たせた『伸縮自在の愛(バンジーガム)』を開発し、キルアはオーラに電気の性質を持たせていました。オーラの性質や形状を変化させるには強いイメージが必要となるため、念能力の向上の修業のほかにイメージの鍛錬も必要となってきます。

ちなみに後述する具現化系と似ていると称される事が多いですが、オーラの性質や形状を変化させる変化系とは違い、具現化系はオーラを物質に変化させるという部分が異なっています。変化系の水見式は『水の味が変化する』で、キルアの場合は水が甘くなっていました。

具現化系

具現化系とは、自分のオーラを物質に変える事が出来る能力です。オーラを本物の物質に変化させるために変化系よりもかなりの強いイメージを必要としますが、具現化したオーラは念能力者でも判別出来ないほど本物に近付きます。具現化系能力者であるクラピカは鎖を具現化しますが、完成するまで本物の鎖に触ったり舐めてみたりしながら鎖を常に身に付けている日々を送っていたという事でした。

具現化念能力の弱点は、オーラを物質に変化させたところでその物質が弱ければ他の系統のオーラには敵わないというところで、具現化した物質には必然的に他の系統の能力を使用して何らかの特殊な力を備えなければならなくなります。そのためバランスが悪くなって戦闘には向かず、サポートに特化した能力と言えます。しかしクラピカのように工夫次第で型にハマれば強くなり、型にハマらなければとてつもなく弱くなってしまいます。

特質系

特質系とは、先述した5系統のオーラに分別出来ない特殊な能力です。六性図では一番下に位置しており、隣り合っている具現化系と操作系は後天的に特質系に目覚める可能性が高いとされています。クラピカも具現化系に特化していましたが、とある事情によって特質系に目覚めました。特質系念能力者が水見式を行うとそれぞれで違った現象が起こり、クラピカは水の色が変わったと同時に葉っぱがクルクルと回っていました。

特質系念能力の特徴

特質系の念能力を持っている者は非常に稀で、血統や生い立ちが関係しているとされているほか、何らかの経験で後天的に発現する場合もあります。才能のようなものであるため他の系統の能力者はどんなに鍛錬を積んでも習得する事は出来ず、個人が持つ特質系の念能力は誰にも真似は出来ません。また、特質系は非常に強い念能力を備えている場合ありますが、たいして役に立たない能力である場合もあるため、欠点にもなっています。

念能力の系統を知る方法

念能力の系統を調べるには先述してきた水見式が最も一般的な方法となっています。水見式はグラスに水をたっぷりと入れて上に葉っぱを乗せ、手のひらで覆うようにして『練』を行う事で、グラスの水や葉っぱに系統ごとに何かしらの変化が起こります。

また、ヒソカの独断と偏見による系統別の性格診断というものがあり、強化系は単純で一途、放出系は短気で大雑把、操作系は理屈屋でマイペース、変化系は気まぐれで嘘つき、具現化系は神経質、特質系は個人主義でカリスマ性ありというように分けられるという事です。しかし、念能力の系統は生まれ持ったものとなっているので、性格が関係しているのかは謎となっていますが、作中では当たっている事が多くありました。

Thumb【ハンターハンター】念能力からの性格診断を考察!登場キャラを系統別にまとめて紹介 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

ハンターハンターの特質系念能力者を一覧で紹介!

ここからは『ハンターハンター』の特質系念能力者を一覧で紹介していきます!他の系統には属していない特殊な能力を持っており、ヒソカの性格診断ではカリスマ性を持っているという言葉通り、個性派揃いとなっています。2019年最新版の特質系念能力者一覧となっていますので、『ハンターハンター』ファンには復習にもなり、あまり知らないという方も詳しくなれる内容となっております。是非ご覧下さい!

クラピカ

クラピカの念能力

特質系念能力者一覧①は、クラピカです。クラピカが生まれ持った系統は具現化系となっていますが、クルタ族の生き残りであるクラピカは感情が高ぶって緋の目になった時に特質系に変わります。特質系になったクラピカはオーラの絶対量が大幅に上昇し、全6系統の能力を100%の精度で使用する事が出来る『絶対時間(エンペラータイム)』へと突入します。普段は具現化系のため、具現化した鎖を武器に戦闘を行います。

クラピカの技

クラピカが具現化する鎖は、1人でも戦う事が出来るようにというクラピカの考えから右手の5本の指にチェーンが付いており、それぞれに特殊な能力が備えてあります。緋の目になっていない通常時に使用出来るのは身体の傷を癒す『癒す親指の鎖(ホーリーチェーン)』、対象のオーラを吸い取る事が出来る『奪う人指し指の鎖(スチールチェーン)』、ダウジング効果のある『導く薬指の鎖(ダウジングチェーン)』です。

『絶対時間(エンペラータイム)』の時のみ使用出来るのは、『幻影旅団』の団員のみに使用可能で、相手を念能力の使えない『絶』状態にする『束縛する中指の鎖(チェーンジェイル)』、対象に条件を突き付けたうえで心臓に鎖を巻きつけ、条件を破った瞬間に心臓を潰すという『律する小指の鎖(ジャッジメントチェーン)』です。『幻影旅団』にのみ使用できる能力をもし他の対象に使った場合、クラピカは命を落とします。

クロロ=ルシルフ

念能力①盗賊の極意

特質系念能力者一覧②は、『幻影旅団』団長のクロロ=ルシルフです。クロロの使用する特質系の能力『盗賊の極意(スキルハンター)』は、相手の念能力を盗んで自分のものにし、使用する事が出来るという盗賊に相応しいものとなっています。なお、能力を奪われた者はその能力を使えなくなり、能力を奪い返す事が出来るかどうかは現在のところ不明です。

強力な念能力のため盗む条件が難しく、『1:相手の念能力を実際に見る』『2:念能力について質問し、答えてもらう』『3:本の表紙と相手の手を合わせる』『4:1~3までを1時間以内に行う』という作業をこなさなければなりません。また盗んだ能力を使うには、本を開いて奪った能力者の能力名と写真が載っているページを常に開いておかなければならないため、戦闘中に使用する事はかなり困難となっています。

念能力②栞のテーマ

『栞のテーマ(ダブルフェイス)』は、『盗賊の極意(スキルハンター)』の弱点克服のためにクロロが新たに追加した能力です。具現化した本に栞を挟む事によって、そのページの能力を使用する事が出来るようになります。そのため今まで1つの能力しか使用出来ませんでしたが、『栞のテーマ(ダブルフェイス)』によって2つの能力を同時に使用出来るようになりました。

バショウ

バショウの念能力

特質系念能力者一覧③は、マフィアの娘であるネオン=ノストラード護衛団のメンバーであるバショウです。バショウの念能力は実際のところ不明となっていますが、その特殊な能力から特質系だと推測されています。能力名は『流離の大俳人(グレイトハイカー)』で、自身が詠んだ俳句が現実に起こるという能力となっています。出来の良い俳句であればあるほど威力が増し、駄作だとかなり威力が弱まってしまいます。

ネオン=ノストラード

ネオン=ノストラードの念能力

特質系念能力者一覧④は、ノストラード組組長であるライトの娘・ネオン=ノストラードです。才能として特質系念能力を持っていたため修業をした事は無く、自分の能力が念だという事にも気付いていません。能力名は『天使の自動筆記(ラブリーゴーストライター)』で、相手にプロフィールを書いてもらう事で月の週ごとに起こる事を占う事が出来ます。また、悪い出来事があった場合、回避方法も知る事が出来ます。

ネオン=ノストラードは占い師

ネオン=ノストラードは自身の特質系の能力を生かして占い師をしています。数多くのマフィアの顧客を抱えており、マフィアのボスである父の出世に大きく貢献をしました。父には都合の良い道具として使われていましたが、ネオンがクロロによって能力を奪われたため、父はどうしてよいか分からず情けない表情を見せていました。またネオンの能力はしばらくするとクロロの本から消えたため、ネオンは死亡したかと考えられます。

ビノールト

ビノールトの念能力

特質系念能力者一覧⑤は、ハンターでありながら連続殺人鬼でもあるビノールトです。美容師用のハサミ『シザー』をいつも持ち歩いており、切れ味抜群のため愛用の武器となっています。特質系の能力名は『切り裂き美容師(シザーハンズ)』で、ハサミで切った相手の髪の毛を食べる事で肉体的な情報を得る事が出来ます。知る事が出来る内容は『強さ』『病気かどうか』『肉質』『遺伝的資質』となっています。

パクノダ

念能力①記憶を読み取る

特質系念能力者一覧⑥は、『幻影旅団』の団員・パクノダです。特質系の中でもかなり珍しい能力を持っており、シャルナークは『自分の能力は替えがきくけどパクノダはレアなんだ、失うわけにはいかない』と述べていました。仮称ですが『記憶を読み取る能力』は、人や物質に触れる事で記憶を読み取る事が出来るといういわゆるサイコメトリー能力です。最も深い記憶を読み取るため、嘘は通じない能力となっています。

念能力②記憶弾

パクノダのもう1つの特質系能力『記憶弾(メモリーボム)』は、自分の記憶やサイコメトリーで読み取った記憶を弾に込めて対象に銃で撃つ事で、その記憶を与える事は出来る能力です。ちなみに記憶を取り出した相手にその記憶をこめた弾を撃つと、その記憶が失われます。また弾が当たった相手が傷つく事はありません。

メレオロン

念能力①透明化

特質系念能力者一覧⑦は、キメラアント兵の師団長の1人でしたが人間だった頃の記憶を取り戻したメレオロンです。身体的な能力は低く、キメラアントの中でもかなり下の方の力しかありませんが、特質系の能力によってかなりの強さを得ています。様々な能力を持っていますが、基本は透明化を得意としており、この能力を使用するとまるでカメレオンの擬態のように周りに視認されなくなります。

しかし透明になっても気配は消せないため、念能力者には『円』によってすぐに気付かれてしまいます。メレオロンはこの特質系の能力にかなりの自信を持っており、人間だった頃の記憶が戻る前に『俺に人間回収をやらせれば敵を暴れさせずにスマートに捕獲できる』と述べていました。

念能力②神の不在証明

メレオロンの特質系念能力『神の不在証明(パーフェクトプラン)』は、先述した透明化の能力のパワーアップ型です。この特質系能力はメレオロンが呼吸を止めている間は『気配』『匂い』『音』『触った感触』などのいかなるメレオロンの存在を感じさせる要素を相手にスルーさせる事が出来ます。メレオロンによると『存在感が無かったり影が薄くて気付かれない現象の究極系』だという事です。

相手はメレオロンに触っても存在に気付く事はありませんが、触る事は出来るため攻撃が当たる可能性があるところが弱点です。またメレオロンから離れた匂いなどは感知されてしまうので、存在に気付かれやすくなってしまいます。ちなみにメレオロンが呼吸を止めていられる最長時間は2分だという事です。

念能力③神の共犯者

『神の共犯者』は、『神の不在証明(パーフェクトプラン)』を発動中、メレオロンが触れている対象者にも『神の不在証明(パーフェクトプラン)』の効果を与える事が出来ます。一緒に存在が消えている間の対象者は息を止める必要が無いという利点があり、メレオロンに話しかける事もでき、その声が周りに聞こえる事もありません。

レオル

レオルの念能力

特質系念能力者一覧⑧は、キメラアント兵の師団長の1人・レオルです。特質系念能力の名前は『謝債発行機(レンタルポッド)』で、相手に恩を売る事で一時的ではありますがその相手の念能力を借りる事が出来るという能力です。レンタル時間は1時間で、貸し出した相手はその念能力を使用出来なくなります。

レンタルするための条件は『1:相手の能力を見るか能力名を知る』『2:相手に何かしらの恩を売り、その恩を相手に確認して同意を得る』という流れです。レオルはこの能力を発動するとイヤホンで音楽を聴きながら戦い、その聞いているアルバムの長さで時間を計っていました。クロロの『盗賊の極意(スキルハンター)』と似ており、効果は劣りますが、発動条件はクロロよりも緩くなっている事が利点です。

ネフェル・ピトー

念能力①玩具修理者

特質系念能力者一覧⑨は、キメラアントの王・メルエムの直属護衛隊三戦士の中の1人であるネフェル・ピトーです。特質系念能力の1つ『玩具修理者(ドクターブライス)』は、念人形を作り出して対象の治療をする事が出来ます。死んでいなければどんな重傷でも治す事が出来ますが、死者の場合は離れた肉片を繋ぎ合わせたり肉体を腐らないようにするなどといった処置しか出来ません。

ちなみにこの念人形は下半身の紐とピトーの尻尾とで繋がっており、紐と尻尾の長さの限界である20メートル以上は進む事は出来ません。しかしピトーはこの原理を利用して足場の無い場所で踏みとどまっていました。

念能力②黒子舞想

『黒子舞想(テレプシコーラ)』は戦闘用に編み出したネフェル・ピトーの特質系念能力です。自分を操作して戦うという能力で、身体能力が大幅に向上します。発動から攻撃までにかかった時間は0.1秒を切っていましたが、それよりも早いネテロの攻撃によって止められていました。謎の力で覚醒したゴン(通称:ゴンさん)との戦闘の際にも使用していましたが、敵わずにパンチ2発でKOされていました。

それによって絶命したピトーでしたが、メルエムを守らなければならないという思いが死者の念となった事で『黒子舞想(テレプシコーラ)』は発動し続け、ピトーの死体を操りながらゴンに攻撃を仕掛けていました。

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ハンターハンターで最強の念能力・キャラを紹介

5位:絶対時間

『ハンターハンター』で最強の念能力・キャラ5位はクラピカの『絶対時間(エンペラータイム)』です。どの系統の力も100%の精度で使用する事が出来るという強力な能力で、オーラの量を爆発的に上げる事が出来るため、歴戦の戦闘員である『幻影旅団』のウヴォーギンを下していました。

しかし『発動時間1秒ごとにクラピカの寿命が1時間縮む』『3時間以上使用すると9時間以上の睡眠が必要』という厳しい条件があるという諸刃の剣であるため、多用すると死を意味します。

4位:百式観音・九十九の掌

『ハンターハンター』で最強の念能力・キャラ4位は、『ハンター協会』会長であるネテロの『百式観音・九十九の掌』です。ネテロが武術への感謝から毎日1万回の正拳突きを始め、4年後に習得した特質系の技となっています。ネテロの出す百式観音の全ての掌を使って連打する技で、回避不能の早業であるにも関わらず1撃が非常に重く、ピトーを吹き飛ばして大ダメージを与えていました。

3位:百式観音・零の掌

『ハンターハンター』で最強の念能力・キャラ3位は、ネテロの『百式観音・零の掌』です。百式観音を相手の背後に出現させ、ネテロのオーラを全て注ぎ込んで発射するという無慈悲の咆哮で、作中で唯一メルエムに大ダメージを与えた技となっています。

2位:食べるほど強くなる

『ハンターハンター』で最強の念能力・キャラ2位は、キメラアントの王・メルエムの『食べるほど強くなる能力』です。強化系の能力で、普通に人間を食べてもわずかに力を増しますが、念能力者などの実力者を捕食する事によって大幅な実力アップとなります。たびたび作中最強キャラと称されるメルエムのキメラアントらしい能力です。

1位:もうこれで終わってもいい

『ハンターハンター』で最強の念能力・キャラ1位は、主人公・ゴンの『もうこれで終わってもいい』です。ピトーに殺されたカイトを守る事が出来なかった自分自身への怒りで発動した能力で、ピトーを倒せる年齢まで急激な成長を果たした姿になります。もはやピトーはゴンの相手ではなく、凄まじい威力の『ジャジャン拳』で敗北しました。

ピトーはこの時のゴンに殺される瞬間『よかった、殺されるのが僕で』と発言している事から、メルエムよりも強い戦闘力である事を察知したと考えられます。ネット上では『ゴンさん』という呼称で呼ばれている事は有名です。

Thumbハンターハンターのゴンさんは念が使えない?復活・覚醒するか徹底予想! | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

ハンターハンターの特質系念能力に関する感想や評価

『ハンターハンター』で登場する念能力の系統を調べられるサイトにて、特質系に選ばれたファンによる喜びのツイートがあります。特質系は他の系統では発現出来ない能力を使用する事ができ、さらに特質系のキャラは人気キャラばかりとなっているため、もし自分が特質系であれば嬉しいというファンは非常に多くいます。

一覧で先述してきたように、特質系のキャラは他の系統の能力を寄せ付けないチート的な能力が多いため、『ハンターハンター』の物語のパワーバランスが崩れるとして『もっと制限を付けてほしかった』というファンによる感想があります。確かに特質系の能力を持っているキャラは、クラピカのように格上の相手であったウヴォーギンも倒してしまうほどの力を得たので、こういった感想が増える理由もうなずけます。

『ハンターハンター』に特質系のキャラが増え過ぎてきた事を嘆くファンの意見があります。特質系のキャラが少しずつ姿を現し始めた物語序盤では特質系のキャラはなかなかいませんでしたが、段々と増えてきてしまった事からレア感が感じられなくなってくる感想を持つファンは少なくありません。

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ハンターハンターの特質系念能力者一覧まとめ

『ハンターハンター』に登場する特質系の能力を持つキャラを一覧で紹介してきましたがいかがだったでしょうか?今回の一覧は特質系のキャラだけでなく、他の系統のキャラについても述べてきました。そのため、この特質系についてのまとめを読んでからもう1度、『ハンターハンター』を1巻から読み直してみるとより一層楽しめますのでおすすめです。

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