【ワンピース】カタクリがドーナツうましでキャラ崩壊？歌うおやつシーンも紹介

カタクリはワンピースに登場するキャラクターです。初登場となったのは、ビッグ・マム海賊団のプリンとの婚約が決まったサンジが連れ去られてしまうホールケーキアイランド編です。ここではカタクリが登場するワンピースの作品情報や、カタクリの基本情報などを紹介します。

ワンピースは1997年から週刊少年ジャンプで連載されている冒険ファンタジーのバトルアクション漫画です。海賊や海軍など、主に海を舞台としたストーリーとなっています。国内では出版数において史上最高記録を持っている人気の漫画です。ワンピースのアニメは1999年に放送され、映画は2000年に初めて放映されました。

海賊の冒険ストーリーを描くワンピースですが、カタクリは主人公であるルフィの敵として登場します。本名はシャーロット・カタクリです。ビッグ・マム海賊団の船長で四皇の一人でもあるシャーロット・リンリンの次男で、年齢は48歳です。

ビッグ・マム海賊団では最高幹部の「スイート3将星」と万国粉大臣を担っています。家族を大事にしており、妹や弟、部下にピンチが訪れると見捨てずに助けます。こういった性格から、シャーロット家の人間の中でも特に慕われている存在です。

カタクリは世紀末のような格好をしています。袖のないジャケットなど身軽な格好をしているにも関わらず、口元から首にかけてはボリュームのあるファーで隠されています。これは口元を隠すためのファッションです。カタクリは口から耳まで大きく口が裂けており、途中までは縫った痕もあります。

カタクリは幼少期にこの口のせいで「フクロウナギ」だとからかわれることがありました。兄弟達は心配していたものの、本人は気にしておらず馬鹿にする者達は力で押さえつけていました。しかし、その報復を妹のシャーロット・ブリュレが受けることとなり、それからは馬鹿にされる要因である口元を隠すファッションをするようになりました。

カタクリはモチモチの実という超人系の悪魔の実の能力者です。モチモチの実の能力は自分の体をモチに変化させて伸ばしたり、くっつけたりすることができます。分断されても傷を負うことはありません。また、モチの形態は粘着質なモチからドロドロの流動的なモチまであらゆる形態に変化させることができます。

カタクリはモチモチの実の能力が覚醒しており、自身だけでなく床や建物など周りの無機物をモチに変化させることができます。また、モチという性質から戦い方がルフィと似ているところも特徴です。

カタクリは地面に背中をつけることを「恥」で地面に背をつけないことが「強さ」であると思っています。そのため、寝る時も壁にもたれかかるなど、徹底して地面に背中をつけないようにして暮らしていました。

シャーロット・ブリュレもカタクリのことを「生まれてこの方一度も地に背をつけた事がない"超人"なのよ!!」と言っています。生まれた瞬間から立っていたという伝説さえも残すほど、徹底してその持論を守っています。

カタクリは常に冷静で徹底した完璧主義者という、シャーロット家の人間であれば誰もが憧れる存在でした。しかしそれは妹達を守るためのキャラクターで、元々カタクリはやんちゃですぐに喧嘩をするような子供でした。兄のペロスペローはカタクリに友人がいないことを心配していましたが、ダイフク、オーブン達はそんなカタクリでも受け入れていました。

しかし妹のブリュレが、カタクリの口元を馬鹿にする子どもたちから報復を受けたことにより、人から馬鹿にされるほどの隙を与えないような完璧超人を演じるようになりました。子供の頃からキャラを演じているので、とてもストレスが溜まっています。

そのためカタクリは、毎日15時になると「メリエンダ」というおやつの時間を取っています。メリエンダ中はモチで社を作り、その中に篭って大好きなドーナツを食べます。このメリエンダの時間がずれたり、戦闘でドーナツを食べることができないと戦闘に集中できないなど繊細な一面を持っています。

カタクリはおやつのドーナツで日頃のストレスを解消しているのですが、そのおやつの時間中の様子が普段のカタクリからは予想できない姿をしており、キャラ崩壊だと話題になりました。ここでは実際にどのように話題になったのか、またおやつの時間がどんなシーンだったのかを紹介します。

カタクリが「ドーナツうまし」と歌うシーンは、キャラ崩壊しすぎて笑いが止まらないという方がたくさんいました。また、このおやつのシーンが描かれたワンピース883話は神回だと言う方もいました。

ルフィとの戦闘前には、ブリュレが盛大にカタクリのことを「いつも気高く冷静で強く全てが完璧な人間」だと持ち上げてその印象を植え付けていただけあり、SNSで話題になるほどこのおやつのシーンは読者にとっても衝撃的でした。

ルフィは、カタクリのモチの能力で拘束されてしまい、モチに潰されて生き埋め状態になってしまいました。カタクリはおやつの時間が押していることに苛立っており、手早くルフィを片付けてモチで社を立てました。

完璧主義のカタクリは毎日決まって15時にメリエンダをするのが日課となっていました。カタクリはモチでつくった社に引きこもっておやつを食べます。部下達からは、「食事の時でさえも気を抜く姿を見せない繊細なお方」と言われていました。

しかし、モチによって潰されていたはずのルフィが復活します。ルフィは全てのモチを食べて生還していたのです。ルフィはすぐさま「象銃」でモチの社を崩します。屋根が崩れると、そこには「ああドーナツ!!うましドーナツ!!」と大きな口を開けながら巨大なドーナツを頬張るカタクリがいたのです。

「寝転んで食うドーナツ!!」と自分でも言っているように、「地面に背中をつけない」といわれているはずのカタクリがドーナツを枕にして寝転んでおやつを食べていました。完全無欠かに思われたカタクリの意外な一面が描かれました。

しかしルフィが社を壊し、ドーナツを食べる姿を見られたと分かった瞬間に表情を変え、すぐに戦闘モードに切り替わります。この時ルフィだけでなく、部下のパティシエ達も食事シーンを見ていました。部下は「口が裂けても言いません!」と言ってしまったために、口が裂けているカタクリは怒りを増して部下を殺そうとしました。

ワンピースの原作でもカタクリがドーナツを食べるシーンは話題になりましたが、アニメでは曲と声がついているだけあり、さらに多くの人に衝撃を与えました。ここでは、カタクリがドーナツを食べるシーンは何話だったのか、どのような話題となったのかを紹介します。

ワンピースのアニメで、カタクリがドーナツを頬張るおやつのシーンが放送されたのは、856話でした。漫画では愉快に「ドーナツうまし」と言っているだけのようでしたが、アニメでは曲がついており、カタクリの声優である杉田智和が歌う演出となっています。

アニメでカタクリが歌っているシーンでは、カタクリ役に声優の杉田智和が選ばれたワケがわかったという方もいました。かっこいい役からギャグシーンまでこなせる杉田智和が歌っているため、原作よりもキャラ崩壊していると話題になりました。

口を大きく開けて食べるシーンは決してかっこいいとはいえず、むしろだらしのないシーンだったのですが、このシーンを見て可愛いと思った新たなファンを増やしていました。

カタクリは大きな口を開けてドーナツを食べる姿をルフィに見られてしまい、再び戦闘が始まります。ルフィとカタクリの戦闘はあまりに早く、加勢に来たフランペの部下がボーガンで狙うものの、なかなかサポートすることができません。そこでフランペが得意の吹き矢でルフィーにシビレ針を刺しました。

フランペはたくさんの妹達の中で自分が一番カタクリに愛されたいと思っていました。それゆえにカタクリとルフィの戦いに手を出してしまい、また弱ったルフィを嘲笑って部下と盛り上がっていました。

カタクリは最初、なぜルフィが突然気を抜いてしまったのか分かりませんでした。しかしその原因がフランペであると分かると、「薄っぺらい援護などするな」と口元を見せて激怒しました。口元が大きいのを知っているのは、歳の近い兄弟達だけでフランペはそのことを知りませんでした。

カタクリの大きい口と鋭い牙に驚いたフランペは、カタクリに暴言を吐いて馬鹿にします。その様子をルフィは黙って見ていました。

カタクリはフランペの暴言や馬鹿笑いを無視して、ルフィの元へと向かいます。そしてフランペのシビレ針に気づけなかったことをルフィに謝りました。ルフィはそんなカタクリに「海賊の勝負に卑怯なんて言葉はねェ」と言い、自分も避けきれなかったとフォローします。

カタクリとルフィは、うるさいフランペ達に覇王色の覇気をむき出しにして失神させます。そしてカタクリはルフィに「おれはもう…お前を格下とは思わねェ」と言ってルフィの実力を認め、男同士の真剣勝負をすることになりました。

ルフィはカタクリとの戦闘の中で見聞色を高めていき、カタクリとはほぼ会話することなく意思が通じ合うほどになっていました。殴り合いや技の掛け合いを繰り返し、ルフィはギア4のスネイクマンでカタクリに対抗します。

カタクリはルフィの新しい技をすぐに理解し、瞬時に打開策を練るほどルフィに比べて戦闘経験も豊富でした。しかしカタクリもルフィの攻撃を受けており、互いに体はボロボロになっていました。カタクリは最後に「斬・切・餅」の技をかけ、ルフィは「王蛇」で殴りかかります。

その結果、カタクリはルフィに倒されてしまいます。カタクリは一度起き上がり、わざわざ最後は背中から地面へと倒れました。ルフィは相手に敬意を表すように、帽子を倒れたカタクリの口元へとかぶせ、コンプレックスの口元を帽子で隠しました。

こちらの方はカタクリがドーナツうましと歌うシーンが好きで、思わずワンピースのアニメをムービーで録っていました。また、日頃のストレスから解放されて大好きなドーナツを堪能している姿を見ていると、思わずドーナツが食べたくなるという方もいました。

カタクリが「穴までうまし」と歌いながらドーナツを食べるシーンはキャラ崩壊だと話題になりましたが、それでもカタクリがかっこいいと評価している方はたくさんいました。ルフィを格下に見ずに戦うシーンは特にかっこいいと人気です。

カタクリはクールなキャラクターですが、ドーナツが大好きでおやつの時間は歌いながらご機嫌になっていました。読者はそんなカタクリに幻滅することなく、むしろ可愛いとギャップを感じている方もいました。

可愛い一面と男らしい一面を持っているので、敵の中でも特に人気が高いキャラクターです。ルフィとは敵同士でしたが、最後にはルフィを認めるような描写もあり、二人で仲良くドーナツを食べてほしいと願う方もいました。

カタクリはドーナツの穴さえも美味しいというほどドーナツを愛しています。アニメで愉快に「穴までうまし」と歌う姿は特に面白くて笑ったという方がいました。また、あの歌うシーンを見てドーナツ愛に共感し、それからカタクリのことが好きになったという方もいました。

ワンピースでカタクリがドーナツを頬張るシーンを見たら、思わずドーナツが食べたくなって買って食べたという方もたくさんいました。逆にドーナツを食べるたびにカタクリのことを思い出すという方もいました。

「アオハルかよ。」でも有名なカップヌードルとワンピースのコラボCMでもカタクリは登場しています。しかし、この時はドーナツではなくキャンディーを食べているような描写があり、ペロスペローからもらったのではないかと話題になりました。

カタクリがドーナツうましと歌うシーンは、多くの人に衝撃を与えました。キャラ崩壊だと話題になる反面、可愛いと新たなファンを増やしたシーンでもあります。カタクリはルフィに倒されてしまいましたが、今後もルフィ達の前に現れる可能性は充分あります。今後のビッグ・マム海賊団の動向に注目です。