戦場ヶ原ひたぎの声優が変わった？交代の理由や斎藤千和の現在を調査

戦場ヶ原ひたぎは『物語シリーズ』のメインヒロインで、身長165センチ、体重は不明、誕生日は7月7日生まれの蟹座で、好きな小説家は夢野久作です。私立直江津高校3年生で、主人公である阿良々木暦とは3年間同じクラスでしたが、『物語シリーズ』第1話『ひたぎクラブ』で急速に深い関係になっていくまで交流がありませんでした。『おもし蟹』という怪異に生き遭った事で、体重がほとんどない身体へと変化してしまいました。

成績は優秀で偏差値は74、教科書を全部暗記するという驚異の記憶力も持っています。見た目はロングヘアーにモデルのような細い身体の美人で、仲の良い友達がいないため浮いた存在となっており、クラスからは『深窓の令嬢』という位置づけをされています。中学時代は明るい性格の人気生徒で、運動神経も良いため陸上部のスターとして活躍し、バスケ部のスターであった神原駿河と共に『ヴァルハラコンビ』と呼ばれるほどでした。

戦場ヶ原ひたぎは『物語シリーズ』を通してのメインヒロインで、『まよいマイマイ』からは阿良々木暦の正式な彼女となりましたが全く登場しない回も少なからず存在するため、自分の事を『ヒドイン』『名ばかりヒロイン』と称して自虐しています。また、自他共に認めるかなりの毒舌家でツンデレでもありますが、阿良々木暦曰く『デレの部分が無いのでツンドラ』という事でした。

また阿良々木暦と付き合いだすまではホッチキスや定規、ハサミなどといった文房具を大量に武器として持ち歩いており、自分に被害が及ぼうとするならば相手に攻撃を仕掛けていました。戦場ヶ原ひたぎが現在のこのような性格となったのは、過去に母親が悪徳宗教にハマってしまった事が原因となっており、中学卒業間際に悪徳宗教の幹部に強姦されそうになった事で用心深くなり、攻撃的な言動が目立つようになりました。

『物語シリーズ』で戦場ヶ原ひたぎの声を担当した声優は斎藤千和です。埼玉県出身で1981年3月12日生まれの2019年5月現在38歳で、身長155センチ、血液型A型です。所属事務所は『アイムエンタープライズ』で、1999年から声優としての活動を開始し、声優仲間やファンからは『千和』の愛称で親しまれています。趣味は映画鑑賞で特技は犬のしつけ、好きなスポーツはバスケットボールです。

戦場ヶ原ひたぎの担当声優である斎藤千和は学生時代に母親にファッション雑誌を頼んだところ、間違えて声優雑誌を買ってきたというエピソードがあり、その声優雑誌を読んだ事で声優という仕事に興味を持ち始めました。そして高校3年生の7月に声優養成所『日本ナレーション演技研究所』に入所して演技を学び、翌年の1月からはオーディションによって現在の所属事務所の傘下である『劇団ヴォアレーヴ』に所属が決まりました。

高校を卒業すると大学へ進学し、学業の傍ら声優のレッスンに通い、その途中で『アイムエンタープライズ』に所属となりました。デビュー作は1999年に放送された『魔術士オーフェン Revenge』で、斎藤千和はレミ役を演じましたが、いきなりの名前のある役どころに抜擢されました。その後、2003年に『日本ナレーション演技研究所』を卒業した事で声優活動に専念するようになっていきました。

『声が変わった?』と頻繁に言われている戦場ヶ原ひたぎですが、結論から言うと声優は斎藤千和のままで交代はしておらず、一貫してすべての『物語シリーズ』で担当声優となっています。

なぜ『声が変わった』『声優が交代した?』という意見が上がるようになったのかという理由についてですが、戦場ヶ原ひたぎは初登場時、中学3年生の時に起きた出来事によってトラウマを抱えていました。そのためクールな立ち振る舞いとなっており口数も少なく、美人ですが暗い印象を受ける人物でした。さらに『おもし蟹』によって体重を奪われるという悩みまで抱えていたので普通の精神状態では無かったと考えられます。

しかし阿良々木暦の協力のおかげで怪異から解き放たれ、過去のトラウマも少し薄いものとなり、『まよいマイマイ』からは恋人関係になった事で中学時代にみんなから好かれていた頃の戦場ヶ原ひたぎに少しずつ戻り、明るい性格へと変わったのです。現在の戦場ヶ原ひたぎはシリーズ1作目『化物語』の頃とはまるで別人のように性格が変わったため、声優が交代したわけではなく、実力派声優である斎藤千和が演技を変えたという事です。

また、戦場ヶ原ひたぎは阿良々木暦と共に様々な怪異の事件に巻き込まれていった事で成長し、良い方向に変わり続けています。さらに、日常で可愛い仕草を見せたかと思えば次の瞬間サディスティックな言動をするため、斎藤千和はこのような戦場ヶ原ひたぎの変化を見逃さず、声のトーンや話し方を変えているのです。

斎藤千和が戦場ヶ原ひたぎの声優を交代したといわれる理由として結婚と出産が挙げられます。斎藤千和は一般男性と結婚した事を2013年7月29日に所属事務所の公式サイトにて発表し、2015年1月に第一子となる女児を出産しました。そのため現在は主婦業と声優業を両立した生活をしていますが、斎藤千和は声優としてデビューしたての頃、仕事のストレスによって声優の命である喉を痛め、吐血してしまった事があります。

真剣で熱心に仕事に取り組む斎藤千和は、主婦業をこなしながら以前のようなペースで声優の仕事をする事が困難になっていると考えられ、子育てをしている現在は仕事の量を大幅に削っています。ちょうど斎藤千和が結婚や出産をした時が戦場ヶ原ひたぎの声が変わったと噂された時期と被ったため、声優の交代理由が結婚・出産が関係しているのではないかとファンに考えさせたのです。

結婚・出産によって仕事の量が減った事で、斎藤千和が『もしかしたら引退するのではないか?』と囁かれる事もありましたが、斎藤千和は産休に入る前に『引退はしない』と発言しています。現在は育児に追われる日々を過ごしている斎藤千和ですが、決して引退する気は無く、少しずつでも作品に出演していきたいという意志を示しています。

戦場ヶ原ひたぎの声が変わったとして声優交代説が浮上した斎藤千和の今後の活動としては『物語シリーズ』が挙げられます。『物語シリーズ』は多くの新作が制作され続けている大人気作品で、2019年5月からは『続・終物語』が全6話で放送されています。斎藤千和が担当している戦場ヶ原ひたぎはメインヒロインであり、全く出番の無い回があるとはいえ、主人公である阿良々木暦と恋人関係にあるため消える事は無いと考えられます。

『物語シリーズ』はもはやアニメ制作会社『シャフト』の看板アニメともなっているためこれからも新作が制作され続けていく事が予想され、斎藤千和の活躍にも期待が集まっています。

戦場ヶ原ひたぎの声が変わったとして声優交代説が浮上した斎藤千和の今後の活動としてもう1つ『魔法少女まどか☆マギカ』が挙げられます。斎藤千和はヒロインの1人・暁美ほむらを演じていますが、暁美ほむらは物語の核心に密接に関わっている超重要キャラとなっています。『魔法少女まどか☆マギカ』は放送された2011年に『近年で最大の話題性』とまで言われるほどの大人気アニメとなっており、続編の期待が寄せられています。

『魔法少女まどか☆マギカ』はテレビアニメや劇場版、ゲームなどが制作されているため、ヒロインの1人である暁美ほむらを演じた斎藤千和もほとんどのシリーズに出演しています。2014年に『劇場版 [新編]叛逆の物語』が公開されてからは続編アニメは制作されていませんが、パチンコ・スロットにもメディアミックスしており、こちらは新作が制作され続けているため斎藤千和による暁美ほむらの新たなセリフを聞く事が出来ます。

戦場ヶ原ひたぎの声優・斎藤千和が演じたキャラとして『ストライクウィッチーズ』のフランチェスカ・ルッキーニが挙げられます。『ストライクウィッチーズ』は2008年に1期が放送され、2010年からは2期『ストライクウィッチーズ2』が放送されました。あらすじは魔法が存在する世界で突如現れた人類の敵『ネウロイ』に対抗するため、魔力によって動く『ストライカーユニット』を使いこなせる魔女の少女達が戦うというものです。

フランチェスカ・ルッキーニは12歳の少女で、魔女によって編成された部隊『ストライクウィッチーズ』の最年少隊員です。自由気ままな性格をしていて決まった部屋に住む事が嫌いなためいつも誰かの部屋を転々としており、『猫みたい』と称される事がありますが戦闘の際は天才的なセンスを発揮します。魔法は目の前に光熱エネルギーを溜め込んで一気に放出する事で相手にダメージを与える事が出来るという攻撃に特化したものです。

戦場ヶ原ひたぎの声優・斎藤千和が演じた代表的なキャラとして『ケロロ軍曹』のヒロイン・日向夏美が挙げられます。『ケロロ軍曹』は2004年から1期が全357話放送され、2010年からは2期にあたる『ケロロ軍曹乙』が全51話、2014年からはフラッシュアニメ『ケロロ～keroro～』が全23話放送されました。斎藤千和は全てのシリーズで日向夏美の声を担当しており、長年演じてきた事もあって愛着のあるキャラだと語っていました。

『ケロロ軍曹』のあらすじは、『ケロン星』から地球を侵略しにやってきたケロロ軍曹が、日向夏美とその弟の日向冬樹に捕獲された事で居候する事になり、毎日ガンプラを作るなどして楽しく暮らしていくというものです。日向夏美は真面目で明るい性格の女子中学生で、戦闘力が異様に高いためケロロ軍曹には地球最終防衛ラインとされています。いつもいたずらをするケロロ軍曹に注意する事も多いですが、本当の家族と思っています。

戦場ヶ原ひたぎの声優・斎藤千和が演じた代表的なキャラとして『ARIA The ORIGINATION』の藍華・S・グランチェスタが挙げられます。『ARIA The ORIGINATION』は2005年から放送が開始された『ARIAシリーズ』の3期で、全13話が放送されました。あらすじは、地球出身の少女・水無灯里が観光案内人・ウンディーネとなるために『ARIAカンパニー』に入社し先輩の指導のもと学んでいくというものです。

藍華・S・グランチェスタは『姫屋』に所属しているウンディーネで、地球からアクアにやってきた水無灯里と1番初めに友達になりました。『〇〇禁止!』というセリフを口癖としており、周りに注意する事が多い真面目な性格をしています。また負けず嫌いで気の強い言動が目立ちますが、涙もろいという一面も持っている魅力溢れる人物です。水無灯里とは会社は違いますが仲が良くプライベートでは一緒に行動する事が多くなっています。

『魔法少女まどか☆マギカ』の暁美ほむらを好きになった事で斎藤千和のファンになったという方は非常に多く、斎藤千和は爆発的にファンを増やしました。そして2015年に斎藤千和が第一子を出産すると、多くの暁美ほむらファンによる祝福の言葉がTwitterに上げられていました。斎藤千和は戦場ヶ原ひたぎや暁美ほむらだけでなく、多くの作品でメインキャラを演じてきた事でかけがえのない大切なファンを得ています。

戦場ヶ原ひたぎや暁美ほむらという人気キャラを担当している斎藤千和の声は非常に人気が高く、『麗しの声』と称しているファンがいます。斎藤千和は先述してきたように『声が変わった』『声優が交代した?』と視聴者に勘違いされるほど声を使い分ける事が出来る実力派声優のため、魅了されるファンは多くいます。

戦場ヶ原ひたぎや暁美ほむらを演じている斎藤千和が結婚・出産をした事は先述しましたが、ファンからは『良いお母さん』として知られています。斎藤千和は7月7日の七夕に、『娘が好きすぎて娘と結婚したい』という願いを込めた短冊を飾っており、多くのファンが『ほっこりする』という感想をTwitterに上げていました。

戦場ヶ原ひたぎや暁美ほむらの声を担当している斎藤千和の声優交代疑惑についてまとめてきましたが、担当は変わっておらず、こだわりの演技からきているのだという事が分かりました。2019年現在は出産して1児の母となっている斎藤千和ですが、これからの声優活動にファンは期待しています。