ピンポンの名言集!ペコやオババ、アクマなど登場人物・キャラの名セリフまとめ

今回の記事では、人気作品「ピンポン」に登場するペコやスマイル、オババの名言集を中心に、アクマやドラゴンといった主要キャラクターの名言集を紹介します。人気作品「ピンポン」は、ペコやスマイルが卓球を通じて成長する姿を描いた青春漫画であり、アニメ化や実写映画化も行なわれている人気作品でもあります。そんな人気作品「ピンポン」に描かれた名言の数々をチェックしていきましょう!

ピンポンの名言集!ペコやオババ、アクマなど登場人物・キャラの名セリフまとめのイメージ

目次

  1. ピンポンとは?
  2. ピンポンの名言集~ペコ編~
  3. ピンポンの名言集~オババ編~
  4. ピンポンの名言集~アクマ編~
  5. ピンポンの名言集~スマイル編~
  6. ピンポンの名言集~その他編~
  7. ピンポンに関する感想や評価は?
  8. ピンポンの名言集まとめ

ピンポンとは?

ピンポンの作品情報

今回の記事で紹介する人気作品「ピンポン」は、1996年から1997年にかけてビッグコミックスピリッツに連載されていた漫画作品であり、ペコとスマイルという幼馴染の友情と青春を描いた作品です。神奈川県藤沢市を舞台として描かれる「ピンポン」は、全5巻の単行本が発売されており、収録されている全55話で物語は完結しています。

ピンポンの概要

1996年から1997年にかけて連載されていた人気漫画「ピンポン」は、2002年に宮藤官九郎の脚本で実写映画化され大きな話題となっているほか、2014年4月から6月にかけて全11話の構成でアニメ放送が行なわれています。実写映画版もアニメ版も共に高い評価を受けており、実写映画「ピンポン」は第26回日本アカデミー賞各賞を受賞しています。

また、アニメ「ピンポン」も2015年東京アニメアワードフェスティバルにおいてグランプリを受賞しています。この高い評価を受けている人気作品「ピンポン」には、ストレートな名言や一見するとよく分からない名言など、多様な名言が描かれています。今回の記事では、そんな人気作品「ピンポン」に描かれた名言をキャラクターごとに名言集化して紹介していきます。

ピンポンのあらすじ

神奈川県藤沢、片瀬高校に通う幼馴染の星野裕(以下、ペコ)と月本誠(以下、スマイル)は、子供の頃から卓球道場に通う幼馴染です。卓球のセンスがあり、それなりに強い、自信家のペコと、内気で無口ながらもペコ以上に卓球が上手いスマイルは、片瀬高校でも卓球部に入部します。しかし、同じ地域の高校に留学して来たチャイナと試合をしたペコは、1点も取れずに敗北してしまいます。

チャイナとの試合で完全な敗北を経験したペコは、その後卓球を遠ざけるようになり、かつて同じ卓球道場で卓球を学んだ格下の佐久間学(以下、アクマ)にすら敗れてしまいます。こうした出来事から完全に逃げ腰になってしまったペコは、暴飲暴食や喫煙をするなど荒んでいってしまいます。そんなペコを心配しながらも、ペコの復活を信じるスマイルは、卓球部顧問の小泉に見出され、卓球選手として注目を集める様になります。

ペコの復活を信じながらも卓球選手としてペコの遥か先を歩き出したスマイルと、挫折から立ち直るキッカケを求め彷徨うペコ。すれ違う2人の距離を再び繋ぎ合わせたのは、かつて同じ卓球道場で卓球を学んだアクマや、卓球道場の主・オババです。アクマとオババのペコを鼓舞する言葉は、ペコの心の奥底にまで響き渡り、ペコは長い間一人で待たせているスマイルのいる場所へ向かう決意をします。

こうして再び卓球と向き合う事となったペコは、類まれな卓球センスで驚異的な成長を遂げていき、県大会の決勝戦でスマイルと対峙する事になります。長い間ペコが復活するのを待ち望んでいたスマイルと、長い間スマイルを待たせてしまったペコ。2人の試合は白熱を極めていきます…。果たして2人の勝負の行方とは?そして、決着がついた後の2人の関係とは?

TVアニメ『ピンポン』公式サイト

ピンポンの名言集~ペコ編~

ペコの名言①「この星の一等賞になりたい…」

この章では、人気作品「ピンポン」で描かれたペコの名言集を紹介します。まずはじめに紹介する「ピンポンの名言集~ペコ編~」の名言は、「(卓球で)この星の一等賞になりたいの、俺はっ!」という言葉です。人気作品「ピンポン」に描かれたこのペコの名言は、スマイルの「(卓球は)楽しければそれでいい」という言葉へ切り返したものであり、ペコが卓球をどれほど好きで、どれほど卓球に自信があるかが伺える名言となっています。

スマイルはこういう自信家なペコや、大きな夢をおくめもなく語るペコに憧れを抱いており、「ヒーロー」と認識しています。しかし、ペコはこの後チャイナに完全敗北を喫するなど、大きな挫折を経験し卓球を遠ざけるようになっていきます。

ペコの名言②「I can fly…」

続いて紹介する「ピンポンの名言集~ペコ編~」の名言は、「I can fly !」という名言です。このペコの名言は、原作漫画「ピンポン」には描かれていない実写映画「ピンポン」での独自の名言です。このペコの名言は、大きな挫折を経験し卓球を遠ざけていたペコが、立ち直るキッカケを模索する中で悶々とした感情を爆発させた際の名言です。

そして、この名言と共に川に大ジャンプを決めたペコは、小賢しいプライドや見苦しい自意識を捨ててかつての卓球道場を訪れることになります。尚、このペコの名言・名シーンは実写映画「ピンポン」の中で冒頭と中盤の2回に渡って描かれており、ペコの心情の節目としてとても重要なシーンとなっています。

ペコの名言③「スマイルが呼んでんよ…」

続いて紹介する「ピンポンの名言集~ペコ編~」の名言は、「スマイルが呼んでんよ」という名言です。この人気作品「ピンポン」に描かれたペコの名言は、紆余曲折を経て再び卓球と向き合う事となり、本作の絶対的強者であるドラゴンに激戦の末に勝利します。ドラゴンとの試合を経て満身創痍となったペコは、身体を引きずりながらも決勝戦の舞台で待つスマイルの元へ向かおうとします。

この時のペコは、絶対的強者であるドラゴンとの激戦で膝の状態が著しく悪くなっており、オババをはじめとする周囲の人間からは試合を棄権しろとまで言われています。しかし、長い間卓球を遠ざけ、スマイルを一人待たせ続けていたという想いを強く持つペコは、周囲の反対を押しのけ決勝戦の舞台へ、スマイルの待つ場所へと向かって行きます。

ペコの名言④「卓球しようぜスマイル…」

続いて紹介する「ピンポンの名言集~ペコ編~」の名言は、「卓球しようぜスマイル。俺が教えてやんよっ!」という名言です。この人気作品「ピンポン」に描かれたペコの名言は、無口で無表情だったことからイジメの対象となっていたスマイルをペコが卓球に誘った際の名言です。幼少期のペコは、文字通りスマイルにとってのヒーローであり、スマイルは様々な場面でペコに助けられています。

一方のペコも、自覚があってか「ピンチの時には、オイラを呼びな!」などのカッコいい言葉をスマイルに言い続けており、こうした関係性からスマイルはペコに絶大な信頼の念を抱いています。この名言は、そんなペコとスマイルの関係性を象徴する言葉として描かれており、本来であれば一人遊びに没頭したいはずのスマイルが、ペコの誘いによって卓球というスポーツの世界へと足を踏み入れることになります。

ペコの名言⑤「心の中で3回唱え…」

続いて紹介する「ピンポンの名言集~ペコ編~」の名言は、「心の中で3回唱え、ヒーロー見参!ヒーロー見参!ヒーロー見参!そうすりゃオイラがやって来る!ピンポン星からやって来る!」という名言です。この人気作品「ピンポン」に描かれたペコの名言は、前項で触れている「ピンチの時には、オイラを呼びな!」というペコの言葉に続いて描かれた名言です。

「ピンチの時には、オイラを呼びな!そうすりゃオイラがやって来る!…心の中で3回唱え、ヒーロー見参!ヒーロー見参!ヒーロー見参!そうすりゃオイラがやって来る!ピンポン星からやって来る!」

このペコの名言は、スマイルを励ます為の言葉として描かれることが多いのですが、ペコ自身が自身を奮い立たせる様な場面でも度々描かれており、スマイルとペコにとっての特別なフレーズとなっているようです。尚、このペコの名言は、人気作品「ピンポン」に数多く描かれており、ペコのみならず「ピンポン」を代表する名言となっています。

ペコの名言⑥「行くぜ、相棒」

最後に紹介する「ピンポンの名言集~ペコ編~」の名言は、「行くぜ、相棒」という名言です。この人気作品「ピンポン」に描かれたペコの名言は、自身の不甲斐なさによってスマイルを待たせ続けていたペコが、満身創痍ながらも決勝戦進出を果たし、スマイルと共に決勝戦の会場へ入場する際に描かれた名言です。

スマイルを長く待たせてしまった事への申し訳なさと、ヒーローとしてスマイルの前では常にかっこよくあり続けたいと願うペコの裏腹な感情がないまぜとなったこの言葉は、多くのピンポンファンの胸を熱くさせており、2人並んで決勝戦の舞台へと向かうペコとスマイルの後姿はピンポンを代表する名シーンとなっています。

アニメ『ピンポン』 (@pingpong_anime) | Twitter

ピンポンの名言集~オババ編~

オババの名言①「愛してるぜ、ペコ…」

この章では、ペコやスマイルを幼少時の頃から知る卓球道場の主・オババの名言を紹介します。まずはじめに紹介する「ピンポンの名言集~オババ編~」の名言は、「愛してるぜ、ペコ」という名言です。この人気作品「ピンポン」に描かれたオババの名言は、前章で紹介したペコの名言「スマイルが呼んでんよ…」という言葉に対してオババがペコに言った言葉です。

ペコとスマイルを良く知るオババは、ペコとスマイルの現状を知り、スマイルの待つ決勝戦へ満身創痍な身体を引きずりながらも向かおうとするペコを見つめながらこの言葉を口にします。このオババの言葉には、ペコとスマイルの関係性を愛おしく思い、スマイルの待つ場所へと必死に向かおうとするペコの熱い思いを汲んだ、オババの愛情がひたすらに込められた名言です。

オババの名言②「くだらない事言ってないでよ…」

続いて紹介する「ピンポンの名言集~オババ編~」の名言は、「くだらない事言ってないでよ、ちゃんと行けよ、学校」という名言です。この人気作品「ピンポン」に描かれたオババの名言は、チャイナとの試合に完全に敗れ、学校に行くのにも及び腰になっていたペコに対して言い放たれた言葉です。

このオババの名言には、口調は悪いながらもオババのペコへの愛情が溢れています。また、このオババの名言から分かるとおり、ペコはオババに絶大な信頼を寄せており、オババの前では弱い部分を見せています。こうしたペコとオババの関係は、ペコとスマイルの関係性とはまた一味違ったものですが、素敵な人間関係として人気作品「ピンポン」の世界を彩っています。

オババの名言③「愛がないのなら…」

最後に紹介する「ピンポンの名言集~オババ編~」の名言は、「愛がないのならあの子からきっちり手を引きな。手前の下の世話をさせるぐれえの覚悟がなけりゃあね」という名言です。この人気作品「ピンポン」に描かれたオババの名言は、スマイルの卓球の実力を見抜き、スマイルに特別な指導を行ない始めた卓球部顧問・小泉に向けて言い放たれた言葉です。

「愛がないのならあの子からきっちり手を引きな。手前の下の世話をさせるぐれえの覚悟がなけりゃあね」

このオババの名言もまた、オババの愛情が溢れた言葉であり、スマイルと小泉両方を良く知るオババならではの言葉でもあります。小泉は卓球選手時代からオババと縁がある人物であり、小泉を襲った悲劇を知るオババは、暗に「スマイルをお前の過去の清算に利用する気なら許さない」と断言しています。スマイルを守り、小泉に間違った道を歩ませない、そんなオババの思いが溢れるこの言葉は、オババを代表する名言となっています。

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ピンポンの名言集~アクマ編~

アクマの名言①「飛べねえ鳥もいるって…」

この章では、ペコやスマイルと共にオババの卓球道場に通っていたアクマの名言を紹介します。まずはじめに紹介する「ピンポンの名言集~アクマ編~」の名言は、「飛べねえ鳥もいるってこった」という名言です。この人気作品「ピンポン」に描かれたアクマの名言は、ペコやスマイルとは異なり卓球のセンスが人並みだったアクマが、積み重ねてきた努力の卓球でスマイルに挑んだものの、スマイルに完膚なきまでに敗れた際の言葉です。

努力に努力を重ねて実力を高めてきたアクマでしたが、スマイルの卓球の前では全く歯が立たず、この名言と共にアクマは卓球から身を引き、高校も中退することになります。このシーンは、天才VS凡人といった構図を色濃く描いているわけではありませんでしたが、多くの視聴者が身につまされる思いを少なからず抱いたと言われており、アクマを代表する名言となっています。

アクマの名言②「俺はお前らより何十倍も…」

続いて紹介する「ピンポンの名言集~アクマ編~」の名言は、「俺はお前らより何十倍も何百倍も努力したよっ!!それこそ、朝から晩まで卓球の事だけを考えて…卓球に全てを捧げてきたよ、なのにっ…」という名言です。この人気作品「ピンポン」に描かれたアクマの名言は、スマイルとの試合に敗れたアクマが見せた魂の叫びです。

「俺はお前らより何十倍も何百倍も努力したよっ!!それこそ、朝から晩まで卓球の事だけを考えて…卓球に全てを捧げてきたよ、なのにっ…」

このアクマの名言もまた、多くの視聴者の心を「ぎゅっ」と締め付けた言葉と言われており、「努力は才能を超えられないのか?」という、究極的な問いを視聴者に投げかけた名言となっています。アクマの名言には、こうした努力する凡人の報われない感情が多分に盛り込まれており、才能に恵まれながらも卓球から距離をとったペコと対比する形で度々描かれています。

アクマの名言③「一体どこで間違えた?…」

最後に紹介する「ピンポンの名言集~アクマ編~」の名言は、「一体何処で間違えた?一体何に躓いた?何処で間違えた?何に躓いた?」という名言です。この人気作品「ピンポン」に描かれたアクマの名言は、スマイルに敗れ、高校を中退したアクマが自身に問いかけた言葉であり、卓球を始めなければ良かった?ペコに憧れを抱かなければ良かった?努力なんてしなければよかった?そんなアクマの様々な苦悩と葛藤が込められた言葉です。

「一体何処で間違えた?一体何に躓いた?何処で間違えた?何に躓いた?」

人気作品「ピンポン」で描かれるアクマは、とても人間くさいキャラクターであり、多くの視聴者が共感するキャラクターでもあります。このアクマの名言についても、視聴者から多くの反応があり、アクマのこの苦悩と葛藤はこの章で紹介してきたアクマのどの名言よりも視聴者の心を揺さぶったと言われています。

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ピンポンの名言集~スマイル編~

スマイルの名言①「アクマに卓球の才能がない…」

この章では、人気作品「ピンポン」で描かれたスマイルの名言集を紹介します。まずはじめに紹介する「ピンポンの名言集~スマイル編~」の名言は、「アクマに卓球の才能がないからだよ。単純にそれだけの話だよ。大声で騒ぐほどのことじゃない」という言葉です。人気作品「ピンポン」に描かれたこのスマイルの名言は、前章で紹介したアクマの名言「俺はお前らより何十倍も…」に対してスマイルが言い放った一言です。

「アクマに卓球の才能がないからだよ。単純にそれだけの話だよ。大声で騒ぐほどのことじゃない」

慈悲も情けもないスマイルのこの名言は、アクマを卓球から引退させ、高校を中退させる事となります。この様に紹介してしまうとスマイルがとても嫌な奴の様に感じられるかもしれませんが、スマイルはペコやアクマとは異なり卓球はあくまでも楽しく遊ぶものであり、必死に取り組む対象ではありません。そういったスマイルの立ち居地が顕著に現れているのがこの名言になります。

スマイルの名言②「勝ちたいだけですよ、先生…」

続いて紹介する「ピンポンの名言集~スマイル編~」の名言は、「勝ちたいだけですよ、先生。いけませんか?」という言葉です。人気作品「ピンポン」に描かれたこのスマイルの名言は、勝つための最善の手段を冷静に、無慈悲に、そして確実に実行するといったスマイルの性格が顕著に表現されている言葉です。

スマイルの名言③「卓球に人生賭けるなんて…」

続いて紹介する「ピンポンの名言集~スマイル編~」の名言は、「卓球に人生賭けるなんて、僕に言わせればナンセンスです。理解に苦しむ。気味が悪い」という言葉です。人気作品「ピンポン」に描かれたこのスマイルの名言は、ここまでに紹介してきたスマイルの名言と同様、スマイルの卓球に対する考え方がペコやアクマとは決定的に違うという事が表現された言葉です。

「卓球に人生賭けるなんて、僕に言わせればナンセンスです。理解に苦しむ。気味が悪い」

しかし、このスマイルの名言は、人生を賭けて卓球に取り組むチャイナや、かつて人生を賭けて卓球に取り組んでいた小泉に向けられた言葉であり、卓球から逃げだしたカッコ悪いペコに対する憤りが加味された言葉でもあります。尚、人気作品「ピンポン」の作中で、度々「機械」或いは「マシーン」などと表現されているスマイルの人間味が垣間見える貴重な言葉でもあります。

スマイルの名言④「楽しければいい…」

続いて紹介する「ピンポンの名言集~スマイル編~」の名言は、「楽しければいい。面白ければそれで十分」という言葉です。人気作品「ピンポン」に描かれたこのスマイルの名言は、ここまでに紹介してきた名言と同様、スマイルの心情を表したものです。ちなみに、スマイルはこの前後に「誰かを犠牲にしてまで勝ちたくない」「優勝を目指して…とか、そういう卓球はしたくない」などとも発言しています。

スマイルの名言⑤「僕、先に行くよ、ペコ」

続いて紹介する「ピンポンの名言集~スマイル編~」の名言は、「僕、先に行くよ、ペコ」という言葉です。人気作品「ピンポン」に描かれたこのスマイルの名言は、チャイナとの試合以降すっかり腑抜けてしまったペコに対して言い放った言葉であり、スマイルはこの言葉以降、小泉の厳しい卓球指導を受ける事になります。そして、卓球に打ち込んだスマイルは、ペコが完敗した相手・チャイナを圧倒する強さを身につけます。

こうして、卓球選手としてペコの先を歩き出したスマイルですが、この名言からも分かるとおり、スマイルはペコの復活を望んでおり、ペコと共に卓球を楽しみたいと願っています。しかし、このスマイルの名言が描かれた頃のペコはまさにどん底な状態であり、挫折から立ち直るキッカケが見つけられずにもがいています。そんなペコを立ち直らせたのはアクマでありオババなのですが、このあたりは是非本編を視聴してみましょう!

スマイルの名言⑥「遅いよペコ」

続いて紹介する「ピンポンの名言集~スマイル編~」の名言は、「遅いよペコ」という言葉です。人気作品「ピンポン」に描かれたこのスマイルの名言は、前項で紹介したスマイルの名言「先に行くよ、ペコ」になぞらえた名言であり、ペコの先を歩き出したスマイルと、アクマやオババの後押しによって復活したペコが、県大会の決勝戦で対戦する事となった際に描かれた名言です。

ペコを自身のヒーローだと思っているスマイルは、長い間ペコの復活を待ち望んでおり、ペコが復活を果たして自身の横に立ち並んでくれた事に喜びを感じます。そんなスマイルの感情が込められているのがこの僅か一言の名言であり、このスマイルの名言に対してペコは「これでもすっ飛ばして来たんよ」と笑顔で返しています。そして、ここから2人の壮絶ながらも清清しい最初で最後の本気対決が描かれていきます。

スマイルの名言⑦「鉄の味がする…」

最後に紹介する「ピンポンの名言集~スマイル編~」の名言は、「鉄の味がする…僕の血は鉄の味がする」という言葉です。人気作品「ピンポン」に描かれたこのスマイルの名言は、スマイルが待ち焦がれていたペコとの決勝戦で描かれた名言であり、満身創痍なペコに対して容赦なく強烈な一打を浴びせ続けるスマイルが口にした名言です。

このスマイルの名言は、散々ロボットだとか機械だとかといった言葉で蔑まれてきたスマイルが、ペコとの試合でこれほどまでに興奮し、口の中いっぱいに広がる鉄の味を感じることで自身が人間だということを再確認する言葉であり、機械のようにマイペースでクールなスマイルがペコと遊ぶ時だけは人間味溢れた少年に戻れるといった、スマイルとペコの特別な関係を描き出した言葉でもあります。

ピンポンの名言集~その他編~

ドラゴンの名言①「敗北は死を意味する…」

この章では、人気作品「ピンポン」に描かれた主要キャラクター以外の名言を紹介します。まずはじめに紹介する「ピンポンの名言集~その他編~」の名言は、本作に登場する最強卓球プレイヤー・ドラゴンの名言「敗北は死を意味する…」という言葉です。

人気作品「ピンポン」に描かれたこのドラゴンの名言は、ドラゴンがおかれている立場や地位、名声といったものが一度の敗北で水泡に帰してしまう危うい状況にあり、それをドラゴン自身が理解しているという事が伺える厳しくも現実的な名言です。しかし、そんな状況こそがドラゴンを化け物のような強さへと導いた一因であり、ペコやスマイルとは一線を画した場所にドラゴンは立っているのだと印象付けています。

ドラゴンの名言②「理想を掲げる事は…」

「理想を掲げる事はたやすいのです。ただ、理想の追求を許された人間は少ない」

続いて紹介する「ピンポンの名言集~その他編~」の名言は、ドラゴンの「理想を掲げる事はたやすいのです。ただ、理想の追求を許された人間は少ない」という言葉です。人気作品「ピンポン」に描かれたこのドラゴンの名言は、前項で紹介したドラゴンの名言に通じるところがあり、「勝ち続けなければ理想を追う事は叶わず、弱者の理想は唯の夢へと成り下がってしまう」といった、ドラゴンならではの厳しい信念が描かれた名言です。

ドラゴンの名言③「怯える必要などないのだっ…」

続いて紹介する「ピンポンの名言集~その他編~」の名言は、ドラゴンの「怯える必要などないのだっ!此処は良い…此処は素晴らしい」という言葉です。人気作品「ピンポン」に描かれたこのドラゴンの名言は、卓球を楽しむペコと対戦した際のドラゴンの言葉であり、これまでストイックに卓球と向き合い、勝利のみを追い求める卓球をして来たドラゴンが、卓球を楽しいと感じながら口にした言葉です。

「怯える必要などないのだっ!此処は良い…此処は素晴らしい」

このドラゴンの名言は、「一度の敗北が自身の全てを奪う」と自身を厳しく律しながら卓球に取り組んでいたドラゴンの信条が、自由奔放、勝手気侭なペコとの試合を通じて変化している事が伺えると共に、ペコとの対戦によってこれまで自身の肩に乗っかていた様々な重圧から開放されていくドラゴンの至福な様子が伺えます。この名言は、そうしたドラゴンの心の変化が色濃く表現された名言です。

コーチの名言「卓球の話じゃないよ…」

続いて紹介する「ピンポンの名言集~その他編~」の名言は、チャイナのコーチの「卓球の話じゃないよ。人生の話をしている」という言葉です。人気作品「ピンポン」に描かれたこのチャイナのコーチの名言は、ドラゴンに敗北し卓球プレイヤーとして数多くの物を失う事となったチャイナに対して、コーチが言った言葉です。

ドラゴンに敗北し、中国へ戻っても卓球選手としてやっていく事が困難となってしまったチャイナに対して、コーチは卓球のコーチとしてではなく、一人のチャイナの友人としてこの言葉を口にしています。このコーチの名言をキッカケに、チャイナは卓球選手ではなく卓球指導者への道へと一歩を踏み出していく事になります。

チャイナの名言「風の音が…」

続いて紹介する「ピンポンの名言集~その他編~」の名言は、チャイナの「風の音が邪魔だよ」という言葉です。人気作品「ピンポン」に描かれたこのチャイナの名言は、中国人留学生・チャイナの卓球の腕前を目当てにライバル校へ勝手に視察に訪れたペコとスマイルが、体育館に置かれた卓球台で勝手にラリーを始め、その音を屋外で聞き取ったチャイナが口にした言葉です。

この時、チャイナは体育館から漏れ聞こえる2人のラリーの音を聞き、2人のプレイスタイルや実力を正確に見抜くという凄技を披露しています。人気作品「ピンポン」でのチャイナは、超人的な卓球選手というよりは、敗北者としての印象がどうしても強くなりがちの様ですが、細部を読み解いていくとチャイナの卓球の実力は他を寄せ付けない一級品のものであった事が伺えます。

小泉先生の名言①「ナンセンス…」

続いて紹介する「ピンポンの名言集~その他編~」の名言は、小泉先生の「ナンセンス。高校の英語教育がなんの役に立つ?」という言葉です。人気作品「ピンポン」に描かれたこの小泉先生の名言は、スマイルの非凡な卓球の才能に気づいた小泉先生が、スマイルの専属コーチになるべくスマイルを口説き続けるシーンのひとコマで語られた名言です。ちなみに、小泉先生は英語の教師です。

小泉先生の名言②「おかえりマイボーイ…」

続いて紹介する「ピンポンの名言集~その他編~」の名言は、小泉先生の「おかえりマイボーイ。何処へ行ってた?…前にも言った…コーチの仕事は、選手が存在して成り立つのだと…今度やったら殴るぞ。そのつもりでいろよ」という言葉です。

人気作品「ピンポン」に描かれたこの小泉先生の名言は、無慈悲に勝利を積み重ねながらも、対戦相手の心情に寄り添う悪癖(優しさ)を持つスマイルが、勝利を重ねるごとに自身の心をすり減らし、ついには卓球から逃げ出そうとしたシーンで描かれた名言です。このシーンでは、スマイルの帰りを夜中まで待ち続けた小泉先生の姿が描かれており、このシーンをキッカケにスマイルと小泉先生の師弟関係が本格的に始動していきます。

ピンポンに関する感想や評価は?

この章では、今回の記事で紹介してきた人気作品「ピンポン」に関する感想や評価を紹介します。「ピンポン」に関する感想や評価として多く見られるのは「面白い」という評価が非常に多く、「熱い」「青春」といった心が揺さぶられたと感じている感想も数多く見受けられます。これらの感想や評価は、アニメ版ピンポンや実写版ピンポン共に共通するもので、原作漫画から派生した映像作品が其々に好評を博す稀有な作品となっています。

また、人気作品「ピンポン」の特徴でもある「敗北者のその後」に目を向けた感想や評価も非常に多く、その多くが「リアル」「かっこいい」「泣いた」といった好意的な反応となっています。特に、アクマやドラゴンの敗北後のエピソードに心を揺さぶられている方が多いようで、主人公であるペコやスマイルと遜色のない人気を獲得しているようです。

尚、人気作品「ピンポン」については、否定的な感想や評価がほとんど見受けられず、逆に名作と評価する声が圧倒的に多く見受けられます。好意的な感想や評価と共に、名作との評価も数多く見られる人気作品「ピンポン」は、一読、鑑賞の価値のある良作だといえそうです。未だピンポンの世界に触れていない方は、是非一度ピンポンの世界に触れてみましょう!

ピンポンの名言集まとめ

今回の記事では、人気作品「ピンポン」に登場するペコやスマイル、オババの名言を中心に、アクマやドラゴンといったサブキャラクターの名言までを一覧にまとめて紹介してきましたが如何でしたか?人気作品「ピンポン」には、今回の記事では紹介しきれていない名言が数多く描かれていますので、前向きになりたい時、落ち込んでいる時、或いは涙を流したい時には是非「ピンポン」を視聴、一読してみましょう!

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