【ハイキュー】田中冴子の登場シーンは？小さな巨人の手がかり？かわいい画像も紹介

ジャンプで人気の漫画・ハイキューに注目が集まっています。ハイキューとはいったいどのような漫画なのでしょうか。ハイキューについて説明していきましょう。

「ハイキュー‼」とは2012年12月より週刊少年ジャンプにて連載されている高校バレーを題材とした少年漫画です。作者は古館春一さん。今やハイキューは週刊少年ジャンプを背負う超人気漫画です。単行本は2019年4月までに37巻が刊行されています。また、ハイキューはアニメ化もされています。

2014年4月から9月にかけて第1期、2015年10月から3月にかけて第2期、2016年10月から12月にかけて第3期が放送。そして、まだ日程までは発表されていないものの、2019年に第4期の放送が始まることが決まっています。

主人公・日向翔陽役を演じているのは注目の若手声優・村瀬歩さん。そして、もう一人の主人公・影山飛雄を演じているのは声優・石川界人さんです。アニメハイキューには他にもたくさんの人気声優が出演しています。ハイキューは声優好きにもたまらない作品となっています。これから全国編が始まるにあたり、新キャストも発表されていくでしょう。

原作漫画では全国編が白熱し、アニメ第4期では全国編へと突入するハイキュー。原作漫画・アニメともに今後も目が離せそうにありません。

主人公・日向翔陽がバレーボールを始めたのは、ある日偶然見たバレーボール全国大会のテレビ中継がきっかけ。テレビでは地元の宮城県立烏野高校が全国を舞台に活躍していました。その中でもひと際活躍していたのが、「小さな巨人」と呼ばれる低身長のエース。小さな巨人に憧れた日向は、中学でバレーボールを始めることにします。

しかし、中学では部員・指導者に恵まれず1人で自主練ばかりを続ける日々。中学3年の夏、やっとの思いで人数を集め公式試合に出場することができました。しかし、初出場した試合で日向のチームは、「コート上の王様」と呼ばれる天才セッター・影山飛雄率いる強豪校に当たってしまい見事に惨敗してしまいます。この試合が日向と影山の初対面。2人は最悪の出会いを果たすこととなってしまいました。

その後、高校生へとなった日向。日向は高校で影山にリベンジを果たすべく、小さな巨人が入部していた烏野高校排球部へと入部します。しかし、烏野高校排球部が練習しているはずの体育館で待っていたのは、なんと因縁の相手・影山飛雄なのでした。

最初は反発し合い、チームメイトとしての自覚がまるでなかった2人。しかし、影山の天才的な技術と日向のずば抜けた身体能力が欠け合わさった時、2人は誰にも真似できない攻撃スタイルを手に入れることが出来たのでした。

小さな巨人たちが卒業してからというもの、弱体化し「飛べない鳥」と揶揄されるようになっていた烏野高校排球部は、その汚名と返上すべく全国大会出場を目指します。新1年生の日向たちを含む新生烏野高校排球部は、様々な試練を乗り越え小さな巨人が立ったオレンジコートへ降り立つことができるのでした。

• 名前：田中冴子(たなかさえこ)
• 生年月日：5月5日
• 身長：155.2㎝
• 体重：48.8㎏
• 年齢：21歳
• 好物：ホームランバー
• 最近の悩み：弟のカッコ良さをわかる女子がいない！

上記はハイキューの単行本などで明らかにされている田中冴子の公式プロフィールです。弟の田中龍之介とは4歳差のようです。

• パワー：４
• スタミナ：５
• 頭脳：４
• テクニック：２
• スピード：３

ハイキューには人物紹介欄に5段階で記された能力パロメーターなるものが記載されています。上記は田中冴子が紹介されていた時に記載されていた数値です。女性ながらパワー・スタミナは上位クラス。さらに頭脳は４となかなかのハイスペックぶりです。弟である田中龍之介は3年生に学力を心配されるおバカのようですが、姉は大学に行っているだけあってなかなか頭脳明晰のようです。

弟・田中龍之介のバレーを応援しに来てくれる田中冴子ですが、バレーボールの知識はないようです。そのことが分かるのが、白鳥沢との決勝戦。同じく烏野排球部を応援に来ていたOBの瀧ノ上と嶋田から、牛島若利が強い理由、ルールやポジショニングなどを教えてもらっているシーンがありました。

ハイキューの公式プロフィールには、紹介される人物の「最近の悩み」も紹介されます。田中冴子の悩みは「弟のカッコ良さをわかる女子がいない！」。弟が大好きでしょうがないことが分かる悩みとなっています。

田中冴子はスタイル抜群だと噂です。しかし残念ながら、公式スリーサイズは発表されていません。スタイル抜群だと噂される理由は、ぴたっとした服装からわかる胸元と腰の細さでしょう。身長は155.5㎝と以外にも小さいのですが、胸は谷間ができる程豊胸。へそ出しスタイルの服装もスタイルの良さを際立てています。冴子の服装はいつも胸元が強調されるパンク調なのも特徴です。

大学生である冴子は、大学で和太鼓チームに所属しています。「烏野太鼓」と刺繍された半被を着て、稲荷崎高校との試合の応援に駆けつけてくれました。冴子たちの和太鼓を使った応援は、ブラスバンドの大演奏に押され気味の烏野陣営にとって反撃の狼煙となる応援となります。日向は和太鼓の応援のおかげで「すげえサーブが打てそうな気がする…」と言っていました。冴子の和太鼓チームは、普段は祭りなどに出向いてか活躍しているようです。

田中冴子が初登場したのは、単行本では9巻。東京遠征に行く前です。勉強の出来が怪しい田中龍之介と西谷のために2年生メンバーは田中の自宅で勉強会をしていました。そこに現れたのが姉・田中冴子です。勉強している弟に「アンタ勉強してんの!?」と声をかけてきたのが初登場でした。

西谷とは以前から付き合いがあったようですが、他の2年生メンバーは初対面。ライダースジャケットを羽織りヘルメットを持った冴子を見て「田中の姉ちゃんかっけえな」と驚いていました。

田中冴子と田中龍之介の姉弟仲はどうなのでしょうか。登場シーンから考察するに、仲は決して悪くないようです。逆に特別仲がいいと言うわけでもなさそうですが、冴子は弟・龍之介を溺愛しているようです。しかし、弟・龍之介はお年頃ということもあってか、姉の積極的なスキンシップに戸惑っているようにも見えます。

夏の強化合宿のため、東京に行くことになった烏野高校排球部。合宿出発当日、日向と影山は補習となってしまったため一緒にバスに乗っていくことが出来なくなってしまいました。東京遠征に行くことを諦めきれない2人は「走るか…チャリだろ」と何とか自力で行こうと考えます。すると、田中龍之介が日向と影山のために「救世主」を呼んでくれることとなりました。

田中龍之介が言った救世主とは、姉・田中冴子のこと。冴子は補習終わりの2人のために車を用意して待っていてくれました。「乗りな、東京まであっという間に届けてやるよ」と登場するシーンがかっこよくてしびれます。

かくいう理由で東京まで日向と影山を連れて行ってくれることになった冴子ですが、いかんせん運転が荒い。龍之介からの但し書きで「乗車中の安全性及び快適性等については一切保証致しません」と書かれるほどです。アニメではまるでジェットコースターにでも乗っているかのように日向たちが車の中で揺れていました。

田中冴子はかなりの酒豪のようです。その様子がわかるのが、日向と影山を東京まで送っていた日の夜。そのまま東京に泊ることになった冴子は竹田先生や音駒の猫又先生たちと一緒に飲みにいったようです。烏野と音駒のコーチ陣が酔いつぶれるなか、冴子は飲み続けている描写が描かれていました。

田中冴子は熱血です。春高代表決定戦のころから応援に来るようになり、烏野高校排球部の試合にはほとんど応援にきてくれています。試合中は弟・田中龍之介がスパイクを決めると「龍ー！よくやったー！」と喜んでくれたり、ミスをしたら一緒に悔しがったりと本気で応援をしてくれています。自分の所属している和太鼓チームを引き連れて応援しに来てくるのも、弟たち烏野排球部の勝利を本気で願っているからでしょう。

田中冴子は弟・田中龍之介だけに限らず、誰にでも優しい姉御と言った感じの人物です。人見知りを全くしないタイプなのか、初対面の人間であってもすぐに打ち解け話を弾ませています。また、弟の頼みとはゆえ、仙台から東京まで日向たちを車で連れて行くなどそう簡単に引き受けられる頼みではありません。あのシーンから、冴子がとても面倒見がいい人物であることも伺えるでしょう。

自分のことを「冴子姉さん」と呼びなと言ったり、西谷から「姐さん」と呼ばれたり、冴子はみんなの姉御キャラとして定着しつつあります。冴子の登場シーンは多い方ではありませんだ、少ないシーンからでも熱血で人情に熱い、優しいお姉さんであることがわかるでしょう。

ハイキューでキーマンとなってくるのが「小さな巨人」です。まだ名も明かされていない小さな巨人とはどのような人物なのでしょうか。手がかりからわかることを紹介していきます。

「小さな巨人」と言うのは、春高バレーの実況アナウンサーが付けた名前。本名は明らかになっていません。明らかになっているのは、当時烏野高校排球部に入部しており、背番号は10番だったこと。容姿に関しては黒髪の後ろ姿だけです。

170㎝そこそことバレーボール選手にしては小柄な体格でありながらも、烏野排球部のエーススパイカーを務めていました。1年の入部当時はあまり目立った存在ではなく、2年から頭角を現し始めたのだとか。

かつて1度だけ出場した春高バレー。幼い日向も偶然見ており、日向がバレーを憧れるきっかけになった大会でした。テレビ越しに小さな巨人の活躍を見ていた日向は「次々と得点を重ねるその黒い姿に身体が震えた—」と感じていたようです。自分も小さな巨人になるべく、日向は烏野高校排球部にやって来たのでした。

田中冴子は実は「小さな巨人」と同級生でした。しかし、友達と言うわけではなく、顔見知りな程度のようです。「悪そうな奴はだいたい友達」の冴子と友達ではないため、普段の小さな巨人はそんなに目立つ存在ではなかったのかもしれません。

偶然バレー部の練習試合を見たとき、冴子は小さな巨人が不調でベンチに下げられる姿を目撃していました。ベンチに下げられた小さな巨人は悔しさのあまりロッカーに頭を打ちつけていました。その、悔しさに燃える小さな巨人の目つきを冴子は「どんな強面の知り合いより怖かった」と日向に語っています。

また、冴子は小さな巨人に関して「自分がエースであることの絶対的プライドと自信、そういうのが全身から立ち上っている」と語っていました。

「りゅう♡」と書かれたうちわを持った冴子と、「蛍がんばれ」と書かれたうちわを持った月島兄・明光。これは単行本18巻の裏表紙に描かれていたイラストです。弟大好きな2人が白鳥沢との試合で知り合いになってしまいました。

稲荷崎高校との試合に和太鼓を持って応援をしに来てくれた冴子。相手のブラスバンドの応援に対抗し、烏野陣営を盛り上げました。冴子のあまりのかっこよさに、年下であるはずの嶋田と滝ノ上が「姐さん」と感嘆の声を上げてしまっています。

ハイキューでは映画のパロディが描かれています。上記画像は「チャーリーズエンジェル」のパロディ。谷地仁花と田中冴子と清水潔子の烏野女子3人がチャーリーズエンジェルに扮しています。胸元が空いたボディスーツを着ている冴子は、スタイルの良さが際立っています。

稲荷崎高校のブラスバンド応援のせいで、攻撃のテンポが乱される烏野。早くなってしまう空気を整えるため、冴子たちは和太鼓を叩きました。ブラスバンドに対抗するための応援ではなく、烏野排球部のことをよく理解したうえでの応援がとてもかっこいいシーンでした。

普段はキリっとしていてかっこいい田中冴子ですが、満面の笑みを見せるととてもかわいらしい雰囲気になります。大人びて見えますが、まだ21歳。くだらない話でも大笑いする姿は女子大生らしさを感じさせます。

田中冴子の声を担当している声優さんはどんな人物なのでしょうか。冴子の声優・小松由香さんについて紹介していきます。

• 名前：小松由香(こまつゆか)
• 生年月日：1978年3月8日
• 年齢：41歳
• 出身地：東京
• 血液型：B型
• 身長：155㎝
• 職業：声優・舞台女優・ナレーター
• 所属：青二プロダクション

田中冴子を演じているのは、声優・小松由香さんです。アニメ・ゲーム・吹き替え・ナレーションなど様々な分野で声優として活躍されています。趣味はスノーボード・ダンス・旅行・音楽などと幅広い様子。同じく声優で小松さんの親友・佐藤朱さん曰く、小松さんは「しっかりしてそうで抜けている」のだとか。

• フレッシュプリキュア!ー東せつな/イース/キュアパッション
• BORUTO‐NARUTO NEXT GENERATIONSー秋道カルイ
• クリミナル・マインド FBI行動分析課ーケイト・キャラハン
• アバターーネイティリ
• マイノリティ・リポートーララ・ヴェガ
• カイルXYージェシー
• GIRLS/ガールズーマーニー

声優として主に洋画の吹き替えを仕事としている小松さん。プラダを着た悪魔などで有名な女優・アン・ハサウェイやカウボーイ & エイリアンで有名な女優・オリヴィア・ワイルド、バッド・ママの主演女優・バッド・ママなどは主に小松さんが吹き替えを担当しています。

映像監督の父に、大の映画好きの母を持つ小松さん。映画が身近にある環境下で育ったためか、自身も映画が好きになり、幼少期からの将来の夢は映画監督だったのだそうです。また、映画監督と同時に映画の脚本家も目指していたそうで、舞台の脚本を手掛けたことがあるのだとか。大学時代は役者としても活躍されていたそうです。

映画を撮りたいという夢をずっと持ち続けていた小松さんですが、その道で生きていくには現実的に難しくて断念。しかし、大好きな映画と関わりある仕事がしたいという思いは捨てられず、声優を志したのだそうです。現在声優業の軸となっている洋画の吹き替えは、小松さんの夢が叶った結果なのかもしれません。

田中冴子の弟、田中龍之介について紹介します。田中冴子は弟の田中龍之介が所属しているバレーボール部を応援しています。

• 名前：田中龍之介(たなかりゅうのすけ)
• 生年月日：3月3日
• 身長：177.2㎝→178.2㎝
• 体重：68.6kg
• ポジション：WS
• 背番号：５
• 好物：メロンパン
• 最近の悩み：校内で迷ったらしき1年女子に教室を教えてあげようと声をかけたら泣かれた
• 声優：林勇

田中龍之介は田中冴子の弟です。坊主頭にキリっとした目つきが特徴。冴子とは姉弟というだけあって、目元の雰囲気が似ています。強面のため女子から倦厭されがちですが、性格はイケメン。実はかなり面倒見がよく、男気にあふれた情に熱い男です。しかし、おバカで若干Ｍっ気があるところがたまに傷。同じ2年生レギュラーである西谷と烏野排球部マネージャー・清水 潔子を崇めています。

3年生の現エース・東峰旭を引き継ぐ次期エースとして田中龍之介は期待されています。持ち前のパワーを活かしたスパイクに加え、ブロックアウトやコースの打ち分けも上手くこなします。天才肌と言うよりは、努力型。梟谷排球部のエース・木兎光太郎が得意とする超インナークロススパイクを自分のものとすべく必死で練習し、春高本戦までに完成させました。

また、田中龍之介はコート内でのムードメーカーでもあります。自身が追い込まれた時でも決して折れることなく、チームのためにプレーをしてくれます。田中龍之介は間違いなく烏野排球部を支えている重要人物です。

日向と影山を東京遠征へ送る車中、早く合流したいと気持ちが逸る日向に冴子が言った言葉です。言われた日向はよくわからないけれどかっこいいと感嘆していました。「急がば回れ」を冴子なりに表現した言葉なのでしょう。

「自分がエースであることの絶対的プライドと自信」冴子が小さな巨人から受けた印象を現した言葉です。小さな巨人の人となりがわかる表現です。

「じゃぁ、戦術的ワンポイントツーセッターだな!!」青葉城西との試合で見せた同時シンクロ攻撃を冴子なりに表現した言葉です。

攻撃パターンを計算した上で選手交代が行われた際、滝ノ上が「選出的選手交代」と冴子に説明します。その後、菅がトスを上げて影山がスパイクを決めました。その際に谷地から「ツーセッター」という単語を聞いた冴子は、「戦術的ワンポイント…」と自分なりに組み合わせてバレー用語を作ったようです。

公式アカウントにて、たびたび作者の書きおろしイラストがアップされます。29巻が発売される時に宮侑・治兄弟と共にブルゾンちえみネタを披露した田中冴子。35巻の発売の際には、発売を記念して古館春一先生が再びブルゾン冴子のイラストを描いてくれました。冴子姐さんと北兄妹のコラボに歓喜の声が続出。面白すぎるとの返信が続出していました。

田中冴子の誕生日である5月5日には、冴子の誕生日を祝うツイートがたくさん投稿されています。冴子のことをかっこいい、素敵だと思っている人は多いようです。かっこいい冴子に憧れる女性も多いようでした。

冴子が和太鼓を持って登場したシーンに惚れたというファンも多いようです。女性キャラであそこまで男前な女性はなかなかいないのではないでしょうか。ハイキュー女性キャラで、田中冴子が一番好きという感想もありました。

いかがだったでしょうか。田中龍之介の姉・田中冴子に焦点をあてて紹介してきました。冴子はかっこよくて美人で情に厚い人物でした。姐さんと呼ばれる理由や烏野排球部にとっても重要な人物であることがわかったのではないでしょうか。

今後も過熱していくであろうハイキュー春高大会編。冴子の応援する様子が今後も見られそうです。烏野排球部の活躍と共に、冴子の熱のこもった応援にも注目していきましょう。