【弱虫ペダル】橘綾がツンデレでかわいい！小野田坂道との関係や名シーンを振り返る

テレビアニメ「弱虫ペダル」は、2008年から『週刊少年チャンピオン』で連載されている渡辺航さん原作によるスポコン漫画です。現在、原作漫画『弱虫ペダル』は少年チャンピオン・コミックスから61巻まで刊行される続刊作品です。累計発行部数が1700万部を超える大人気漫画に成長し、その人気はますます加速しています。

テレビアニメ「弱虫ペダル」は2013年より1期となったアニメが鍋島修監督でアニメ化され、第2期「弱虫ペダル GRANDE ROAD」、第3期「弱虫ペダル NEW GENERATION」、第4期「弱虫ペダル GLORY LINE」が放送されました。また、アニメ化以外にも映画化がれています。

1期に新たなカットを交えた編集版「弱虫ペダル Re:RIDE」、2期＋新カットの「弱虫ペダル Re:ROAD」、「弱虫ペダル SPARE BIKE」、3期の総編集版「弱虫ペダル RE:GENERATION」が、各放送後に2週間限定で劇場公開されました。2015年8月には、総北高校と箱根学園との激闘を描いた「熊本火の国やまなみレース」が劇場版「劇場版 弱虫ペダル」として上映されました。

「弱虫ペダル」は、自転車競技を高校生が部活として繰り広げる本格的なスポコン漫画として制作されました。テレビアニメ化や劇場版の他に、2.5次元俳優が主演を務めた舞台「弱虫ペダル」も開催され、様々なメディアミックスがなされています。漫画『弱虫ペダル』は、第39回「講談社漫画賞」の少年部門を受賞しました。

また、『弱虫ペダル』というタイトルは原作者の渡辺航さんが、弱虫ペダルと名付けていた”自転車の乗り方の一つである回転をクルクルと加速させ回す乗り方”から取られたと言われています。

主人公の小野田坂道は秋葉原やオタク文化をこよなく愛するオタク少年であり、高校ではオタク友達を作ろうと心に決め千葉県立総北高等学校に入学しました。高校ではアニメ・漫画研究部に入部しようとするも部員が足らないため活動休止中でした。小野田坂道は、アニメ・漫画研究部が活動再開できるよう奔走しますが上手くいきませんでした。

そんなある時、同級生・今泉俊輔から突然「坂道が勝てばアニメ・漫画研究部に入っても良い」と自転車レースを挑まれた小野田坂道は、自転車競技の経験のある今泉にあと少しのところで負けてしまいますが、今泉のママチャリさばきを見て衝撃を受けます。その後、自転車競技で活躍する転校生・鳴子章吉と友人になった小野田坂道は自転車競技のを楽しさ感じ、自転車競技部へ入部することになります。

ツンデレ橘綾は、総北高校自転車競技部のマネージャーである寒咲幹の友人です。橘綾は体育会系の男気溢れる性格をしいるテニス部に所属する女子高生です。声優は潘めぐみさんが務めています。小野田坂道のことを「メガネ」と呼んでいます。自転車競技に興味はあまりありませんが、友人の幹とともに自転車部のサポートを積極的に行う一面もある数少ない女子キャラとして人気のあるサブヒロイン位置のキャラクターです。

橘綾は、テニス部員であり自転車部とは関係のないキャラクターとして作中当初はただのモブキャラとして登場していました。ですが、モブキャラ当初から橘綾には密かな人気があったのです。キャラソンのVOL.1・坂道＆巻島の総北クライマーコンビと共に同時発売されたもう1つのキャラソンがありました。それがVOL.2・寒咲幹・橘綾の女子コンビだったのです。メインキャラと同時発売ということは人気のキャラクターである証拠です。

橘綾の声優を担当したのは、声優として活躍する潘めぐみさんです。潘めぐみさんは、売れっ子声優として活躍する潘恵子さんが母親です。映画「キャリー」の日本語吹き替え版や、テレビアニメ「機動戦士ガンダム」の公式パロディアニメ「ガンダムさん」では潘恵子さんと親子共演を果たしています。

声優・潘めぐみさんは、1989年6月3日に東京都で誕生しました。アトミックモンキーに所属しています。日本大学芸術学部演劇学科を在学中に、映画「櫻の園」で女優デビューをしました。その後は声優として、テレビアニメ「HUNTER×HUNTER」で3代目主人公・ゴン＝フリークスを演じています。第11回「声優アワード」では助演女優賞を受賞するなど、今後の活躍にも注目の声優さんです。

声優・潘めぐみさんの主な出演作は、テレビアニメ「ちはやふる」、「ジュエルペット ハッピネス」、「熱風海陸ブシロード」、「残響のテロル」、「ハピネスチャージプリキュア!」、「俺物語!!」、「双星の陰陽師」、「ゲーマーズ!」、「東京喰種トーキョーグール:re」、「シュタインズ・ゲート ゼロ」、「フルーツバスケット」、「賭ケグルイ××」、「機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星」などがあります。

「TVアニメ『弱虫ペダル』キャラクターソングCD VOL.2」と人気のある女子キャラ橘綾と寒咲幹が歌うキャラソンの内容を紹介します。1．Top of Tops!（寒咲幹）、2．道しるべ（橘綾）、3．エール!!（寒咲幹＆橘綾）の3曲が収録されています。2曲目の「道しるべ」は、橘綾のソロ曲となっておりこちらも人気のある曲になりました。また、ネット通販では橘綾たちが着る総北の制服もありました。

橘綾は一見かわいい姿をしていますが、人によってはヤンキーかな？と思われた方もいたのではないでしょうか？それはあながち間違ってはいません。体育会系の橘綾は、小野田坂道のような優柔不断でハッキリしない態度をとる人や明らかにオタクな人が嫌いなため、不意打ちで殴ることがあります。すぐに手が出てしまうため「ガラが悪い」と言われることもありますが、自分の気持ちに正直であると言えるでしょう。

1年生から2年生へ学年が上がると、総北は2度目のインターハイがやってきます。テニス部の橘綾ですが、小野田坂道のいる自転車部のインターハイでは、マネージャー寒咲幹の手伝いとして小野田達を全力でサポートをします。普段はツンツンしている橘綾ですが、インターハイとなると「がんばんなよ」と小野田坂道に声援を送ります。橘綾のファンや読者からは、この橘綾のツンデレ対応に心を掴まれました。

小野田坂道は、自宅から秋葉原まで自転車で往復したとい驚愕エピソードがありました。この話を聞いた橘綾は当初まったく信じておらず「嘘だろ」と思っていましたが、往復したせいで自転車のチェーンが外れてしまったという話を聞くと「嘘だろ…！」と、ナヨナヨしている小野田坂道がそんなことをするのかという風な感じで驚きを隠せていませんでした。

橘綾が小野田坂道を見直したのは、この「驚愕エピソード」からです。オタクで優柔不断の弱弱しい小野田坂道の印象がガラリと変わったのです。「根性のないオタク」から「根性のあるオタク」へと印象が変わり、また、インターハイで優勝した時は、当初から180度と言ってもいいほど小野田坂道への態度が変わったのです。自転車選手として、男として小野田坂道を認めた橘綾は、だんだんと恋心へ変わっていきます。

そんな男気全快の橘綾ですが、小野田坂道への印象が変わると途端に女子へと変化していきます。優勝をした小野田坂道に「おめでとう」と告げるツンデレの橘綾に読者も釘付けだったことでしょう。あの優勝から1年が経ち、再びインターハイが近づくと、前年度の優勝者である小野田坂道は、日々プレッシャーを抱えていきます。そんな小野田坂道を心配するようになった橘綾は、出来る限るのサポートを決意します。

橘綾は、オタクが苦手なのかオタクを見ると誰彼構わずすぐ鉄拳を振るうことあります。そんな橘綾は、小野田坂道と出会ったのは寒咲幹が小野田坂道に声をかけた時でした。2人はほぼ初対面だったにもかかわらず橘綾は小野田坂道を前に殴打しました。殴った理由は、小野田坂道の優柔不断な性格にイライラしたためだと言われています。

橘綾は自分の恋愛になるとなかなか素直になれませんが、幼馴染の寒咲幹と今泉俊輔がお似合いだと思っているのか、時々2人きりにさせようと気を利かせます。ただの幼馴染だというだけで寒咲幹と今泉俊輔はお互いに意識してはいないのですが、橘綾は1人で楽しんでいる様子で2人をくっつけようと頑張っています。自分の恋愛には奥手なのに人のことになると頑張ってしまうそんな橘綾に「かわいい」と言う声が多いです。
 

インターハイに出場する小野田坂道に橘綾は、照れながらも「がんばんなよ」と声を掛けます。すると、橘綾の小野田坂道への気持ちを密かに知っている寒咲幹は「やっと言えたね」と拍手します。ツンデレの橘綾は、この一言でさえも勇気がいります。その性格を分かっている寒咲幹は、友人の進歩を素直に喜びました。小野田坂道への気持ちを隠し切れないツンデレ橘綾は、今後どのような態度を取るのかにも注目です。

同人誌等の2次元創作では、カップルとしてたびたび描かれることの多い橘綾と小野田坂道のカップリングはファンの間でも密かに人気のあるカップリングです。橘綾が小野田坂道に声を掛けた「がんばんなよ」がキッカケだと言われています。ツンデレで体育会系の橘綾とアニメオタクの小野田坂道は対照的ではありますが、お似合いのカップルとして2人の関係が深まることを願うファンが多いと言えるでしょう。

実写ドラマ「弱虫ペダル」でツンデレ橘綾を女優の野口真緒さんが演じました。野口さんは、赤ちゃんモデルとして0歳から芸能活動をしています。タップ、クラシックバレエ、ヒップホップ・ジャズダンス・日舞を得意とする多彩な女優として注目されています。

ツンデレ橘綾を演じた野口真緒さんは、1996年5月31日に埼玉県で誕生しました。トキエンタテインメントに所属しています。ドラマ、映画、CF、舞台を中心に活躍しており、幅広い役柄ができることからこれからの活躍に注目されている女優さんです。

野口真緒さんの出演作は、大河ドラマ「義経」、「功名が辻」、「龍馬伝」、テレビドラマ「ちびまる子ちゃん」、「アイシテル〜海容〜」、「熱海の捜査官」、「実在性ミリオンアーサー」、映画「鳶がクルリと」、「私立バカレア高校」、「ドクムシ」、劇場アニメ「バケモノの子」、舞台「城下町のダンデライオン」、「里見八犬伝」、「けものフレンズ」、「ブラック・ジャック 人面瘡／畸形嚢腫」などがあります。

SNS上では、小野田坂道と橘綾のカップリングがとても人気で「坂綾」と呼ばれているようです。二次創作などでは常連となっている「坂綾」カップルは、ファンの間ではもはや常識となっています。

橘綾がとにかくかわいいといった感想がたくさんありました。体育会系で時々怖いけどツンデレでかわいい橘綾は、数少ない女子キャラクターの中でも特に人気のあるキャラクターであることが分かるでしょう。総北のアイドル橘綾は、端役では収まりきっていません。橘綾と小野田坂道の進展と今後の活躍に期待です。

総北メンバーのメインキャラと同時日に発売した橘綾と寒咲幹のキャラソンはとても人気がありました。特に、橘綾のソロ曲「道しるべ」は好評なようです。

以上、人気アニメ「弱虫ペダル」に登場する総北のマネージャーの友人・橘綾のかわいい魅力などについてまとめてきました。「弱虫ペダル」はまだまだシリーズが続いていますので、ぜひテレビアニメや漫画もご覧ください。サイト内には、「弱虫ペダル」に関する他のまとめもたくさんありますので、そちらもぜひ参考にしてみてください。