2019年05月19日公開
2019年05月19日更新
【リゼロ】シリウス・ロマネコンティはペテルギウスの嫁?嫉妬の魔女との関係は?
リゼロに登場するシリウス・ロマネコンティの謎に迫ります!シリウス・ロマネコンティはペテルギウスの嫁だと発言していますが、果たしてこれは本当なのでしょうか?シリウスが嫉妬の魔女を毛嫌いする裏には理由がありました。外見もしゃべっていることも特異なシリウス・ロマネコンティ。彼女が属している魔女教や大罪司教とは何なのか?本当にペテルギウスの嫁なのかという疑問の真偽や、嫉妬の魔女との関係性も含めて、シリウス・ロマネコンティに関する様々な謎を詳しく解説していきます!
目次
シリウス・ロマネコンティとは
リゼロに登場するシリウス・ロマネコンティは狂人のようなキャラクターだといわれています。シリウス・ロマネコンティはペテルギウスの嫁だと言いますが発言に矛盾のある人物なので、本当に嫁かどうかが気になるところです。
この記事では魔女教の大罪司教といわれるシリウス・ロマネコンティが、本当にペテルギウスの嫁なのかという疑問について、魔女教や大罪司教について、嫉妬の魔女やプリシラとの関係など、シリウス・ペテルギウスにまつわる様々な謎に迫っていきます!
リゼロの作品情報
リゼロの正式タイトルは「Re:ゼロから始める異世界生活」といいます。リゼロの原作は長月達平さんが書いたライトノベルとなっています。リゼロのイラストは大塚真一さんが担当しました。また短編集3のイラストは楓月誠さん、短編集4のイラストはイセ川ヤスタカさんが描いています。
リゼロの作品概要
リゼロの原作は「小説家になろう」という小説の投稿サイトで、2012年4月から連載が開始されています。2014年1月にはMF文庫J(KADOAKAWA)から出版されました。2014年6月には月刊コミックアライブで「Re:ゼロから始める異世界生活 外伝」という短編小説が載ります。
またリゼロはテレビアニメにもなり、2016年4月~9月にかけて放送されています。リゼロは2017年版「このライトノベルがすごい!」で、文庫部門の2位に輝きました。
また「SUGOI JAPAN Award2017」という賞では、アニメ&ラノベの2部門で1位に輝いています。同賞で1つ以上の部門で同時に首位になったのは、リゼロが初めてです。SUGOI JAPAN Award2017でリゼロは初の快挙を達成したことになります。またリゼロ19巻についている帯には、累計550万部をこえたことが宣伝されています。このようにリゼロは非常に人気のある作品です。
リゼロのあらすじ
リゼロのあらすじで、ナツキ・スバルという高校生の少年は異世界に迷い込んでしまいます。ナツキは謎の存在に命を狙われながらも、パックという猫型の精霊に助けられます。その後サテラという銀色の髪をしたハーフエルフの少女と出会いました。サテラは大切なものを探しています。ナツキはサテラに恩を返すために、彼女が探すものを見つける冒険へ出ることになりました。
シリウス・ロマネコンティのプロフィール
シリウス・ロマネコンティは魔女教の大罪司教をしており、憤怒という属性に通じています。シリウス・ロマネコンティは漆黒のコートに身をまとい、頭には包帯が巻かれています。また鎖が両の腕に巻きついた、異様な外見をしている女性です。シリウス・ロマネコンティは顔に包帯を巻いており、隙間から見える彼女の眼はぎらついています。シリウス・ロマネコンティの性格を表すように、異端な外見をしたキャラクターです。
シリウス・ロマネコンティは異常
出典: https://frequ.jp
シリウス・ロマネコンティは言動からして異常さを感じさせます。例えばシリウス・ロマネコンティは、ごめんねやありがとうと何度も言うクセがあったり、非常に機械的なしゃべり方をします。また憤怒をつかさどる身でありながら、憤怒はいらないと反対の主張をすることがあるシリウス・ロマネコンティ。主張と行動に矛盾があるため、シリウス・ロマネコンティはどこか異常性を感じる人物です。
シリウス・ロマネコンティが司る星
大罪司教のメンバーはそれぞれ、人間の持つマイナスな属性の星を持っています。シリウス・ロマネコンティがつかさどる星は憤怒です。憤怒に通じていますが、憤怒より愛を語る所がシリウス・ロマネコンティの特徴です。シリウス・ロマネコンティはこのようにどこか違和感のある言動をします。
シリウス・ロマネコンティはペテルギウスの嫁?
ペテルギウスの嫁ではない
シリウス・ロマネコンティはペテルギウスの嫁だと言っていますが、これは本当の事なのでしょうか?実際は本人がそう言っているだけで、ペテルギウスの嫁ではありません。嫁どころかシリウス・ロマネコンティはペテルギウスとまともにしゃべったこともないほどです。
シリウス・ロマネコンティはペテルギウスに嫁として愛されていると信じています。ペテルギウスの嫁だと勝手に思い込んでいるところから見るに、シリウス・ロマネコンティはストーカー的気質のキャラクターといえるでしょう。
シリウス・ロマネコンティはストーカー
シリウス・ロマネコンティはペテルギウスの嫁だと信じこんでいるのですが、ペテルギウスは彼女の事を何とも思っておりません。この事実に気がつかず一人で嫁だと思っているシリウス・ロマネコンティはストーカーのようなキャラクターです。シリウス・ロマネコンティは事実と妄想の区別がついていないので、思い込みでペテルギウスの嫁だと信じこんでいるのです。
ペテルギウスとの関係
ペテルギウスの嫁と信じるシリウス・ロマネコンティですが、2人の実際の関係は知り合い程度のものです。シリウス・ロマネコンティはペテルギウスとほとんど話したこともないので、ペテルギウスからしたらただ見たことがある人くらいでしかないでしょう。なのにペテルギウスの嫁だと思っているシリウス・ロマネコンティは、片思いをしているという立場にもなります。
スバルに執着する理由
シリウス・ロマネコンティは、スバルをペテルギウスだと信じています。ではなぜシリウス・ロマネコンティは、スバルをペテルギウスだと勘違いするのでしょうか?原因はスバルはペテルギウスの魔女因子を取り入れていることにあります。シリウス・ロマネコンティにとってスバルはペテルギウスなので、スバルにも関心を示していくことになります。
ペテルギウスの復活とは?
シリウス・ロマネコンティが捕まった後、スバルと対話したことがあります。この時スバルはシリウスが、自分をペテルギウスと間違えていることに気がつきました。スバルはペテルギウスのふりをして、シリウスから、魔女教の話を引き出そうとします。シリウスとはまともな会話ができたので、いろいろ大罪司教などの話を聞き出せました。
例えば魔女教では指導者が存在せず、シリウス以外他5名の幹部は、魔女に対して関心がないことも判明します。ここでシリウスはスバルがペテルギウスでない事に気がつきました。しかしシリウス・ロマネコンティはあくまでスバルの内面には、ペテルギウスが存在すると認識しています。
シリウスはスバルがペテルギウスでないことは知っています。しかしスバルの中にペテルギウスがいると信じているので、彼女の中ではペテルギウスの復活といえる状況なのだと考察できます。
シリウス・ロマネコンティと嫉妬の魔女との関係
嫉妬の魔女サテラとは
嫉妬の魔女サテラとは、リゼロの世界で400年前に世界を滅亡寸前に追い込んだ魔女のことです。嫉妬の魔女サテラは400年の時を経た今も、恐怖される伝説的存在です。かつて賢者や剣聖、龍など最高の力を持つ者たちが、嫉妬の魔女打倒に挑みました。しかし誰もサテラを倒すことはできませんでした。嫉妬の魔女サテラは現在ルグニカの東部にある、砂漠で封印されているといわれています。
シリウス・ロマネコンティがサテラを憎む理由
シリウス・ロマネコンティは嫉妬の魔女サテラに憎しみを抱いています。なぜかというと、ペテルギウスが、サテラに愛の感情をもっているためです。シリウス・ロマネコンティはペテルギウスの嫁だと信じて疑わないので、サテラに対して嫉妬の感情を抱いても不思議はないでしょう。
シリウス・ロマネコンティはサテラが愛する男を奪おうとしていると勘違いしているので、サテラに対して敵対感情をさらけ出します。またシリウス・ロマネコンティはエミリアにも嫉妬しています。サテラとエミリアは顔が似ているからです。
ペテルギウスの嫁だと思ってるシリウスからしたら、サテラやそれに似た人たちは邪魔者でしかありません。本来大罪司教は嫉妬の魔女を崇拝する立場にあります。しかしシリウス・ロマネコンティは、崇拝すべきサテラに憎しみをむき出しにしています。そんなシリウスの姿を見たら、ペテルギウスも困惑してしまうかもしれません。
シリウス・ロマネコンティは魔女教の大罪司教
シリウス・ロマネコンティは魔女教の大罪司教です。では魔女教や大罪司教とはどのような存在なのでしょうか?ここでは魔女教や大罪司教について解説していきます。
魔女教とは
嫉妬の魔女サテラを信仰
シリウスがたずさわる魔女教は嫉妬の魔女サテラを信仰しているグループです。魔女教は多くの国々で危険だと認識されています。魔女教の信者とあれば、すぐに殺せと指示がくだるほど。このように魔女教は一般市民から恐れられている団体です。魔女教の信者が活動をする時は、KKKの服を黒く染めたような服を着ています。一部例外のキャラクターもいますが、一般の信者は上にあげたような服装で活動をすることになります。
犯罪組織
魔女教がどうして嫌われているかというと、犯罪組織だからです。魔女教の集団はいたるところで悪いことをします。そのため魔女教の人物を見かけたらすぐに殺せという常識がまかり通ってしまうのです。
福音書が経典
出典: https://ciatr.jp
魔女教では福音書が経典です。福音書は魔女教に入る素質のある人のところに、突然送りつけられます。そして福音書を読んだ者は魔女教信者に強制的に変わってしまいます。魔女教の福音書が魔女教以上に怖いといわれるのは、これが原因です。
大罪司教とは
大罪司教は魔女教の幹部の地位を表します。昔嫉妬の魔女に飲まれた魔女たちに烙印された大罪があります。この大罪を担当しているのが大罪司教です。大罪司教は6人編成で、飲み込んだ魔女因子で、普段とは違う理屈の権能を使えるようになります。大罪司教は代替わりもされています。怠惰以外にいた初期のメンバーは皆変わってしまいました。大罪司教に属する者は、人間の身勝手な特性を最大限手に入れることになります。
魔女教の幹部
シリウス・ロマネコンティは魔女教の大罪司教なので、魔女教の幹部という事になります。シリウス・ロマネコンティは魔女教のなかでも6本の指に入る幹部の座を手にしているキャラクターだということになります。
幹部の席は6つ
大罪司教の構成員は最大で6名です。しかし大罪司教は6名すべてが集まるわけではありません。初代大罪司教を除くと、同じ時期に6名すべての大罪司教がそろったことはないといわれています。
シリウス・ロマネコンティは憤怒担当
大罪司教が持つ6つの属性の内で、シリウスは憤怒を与えられています。憤怒には2つの特殊能力があります。それは感覚と感情を共有化する能力です。憤怒はさまざまある悪意のなかでも、劇場型悪意と称されることがあるようです。
シリウス・ロマネコンティの権能
権能①感情の共有化
魔女教の大罪司教として憤怒をつかさどるシリウスは、2つの権能を使うことができます。一つ目の権能は、感情の共有化です。以前ペテルギウスと戦っていたユリウスとスバルは、視覚を共有したことがあります。感情の共有化は、視覚の共有が感情に入れ替わったような能力となります。
どこまで感情を共有するかの範囲は、シリウスが選べます。例えば周囲の者に恐怖の感情を共有して争わせたり、コントロールすることなどができます。
権能②感覚の共有化
シリウスは感覚を共有化することもできます。感覚とは痛いとかかゆいなどの感覚です。シリウスが感じる感覚を、ほかの誰かに対して共有させることができます。感覚の共有化は使い方によっては、戦いなどでシリウスを有利に導ける権能です。シリウスが攻撃を受けると感覚を共有している全員に同じダメージが届くことになります。
そのため周囲に人がいると、シリウスを攻撃しづらい状況になるでしょう。シリウスはラインハルトと戦ったことがありました。ラインハルトがシリウスを切り裂いたときに、彼女と感覚を共有していた一般市民全員が、切られるという参事も起こっています。
シリウス・ロマネコンティとプリシラの関係
シリウス・ロマネコンティとプリシラには忘れられない関係があります。両者はリゼロで戦ったことのある関係なのです。ここではプリシラのキャラクター性を見ていくと同時に、シリウスとプリシラの戦いの関係についても見ていきます。
プリシラ・バーリエルとは
出典: https://festy.jp
プリシラ・バーリエルはなぜか非常に運の強い人物です。プリシラ・バーリエルには、運が良いことばかりが起こります。そのためかプリシラは自信過剰であり、傲慢な性格をしています。この世の中は自分にとって都合の良いようにできている、というような口癖を言うくらい強運の持ち主なのです。
プリシラはオレンジ色の髪の毛と、赤い色の瞳しています。またリゼロの作中で、最も巨乳なキャラクターだと作者がコメントしています。プリシラは運が強いだけでなく、身体的にも魅力のある女性なのです。プリシラはリゼロでそれほど多く登場するキャラクターではありません。しかしプリシラ・バーリエルは物語の重要な謎や、伏線に関わりのある存在です。
プリシラは王候補の一人
出典: https://festy.jp
プリシラ・バーリエルはリゼロで王選候補の一人とされています。プリシラは王選候補にされてもおかしくないくらい実力があるという事です。そんなプリシラ・バーリエルが王選で争っているのがエミリアです。
生まれながらの女王
プリシラ・バーリエルは生まれついての女王のような存在です。まさに女王のような自信のある性格をしています。これまでプリシラは7回も結婚をしてきましたが、夫は皆死んでしまいました。運は良いけど、悲しい結婚運を持つキャラクターでもあります。プリシラ・バーリエルは非常に運が良く、性格も外見も女王と呼べる存在なのです。
陽魔法の天才
出典: https://festy.jp
プリシラは陽魔法の天才といわれています。彼女には太陽の加護がついています。太陽の加護は、陽属性のあらゆる補正がかかるといわれています。このため、プリシラの行動にも陽属性の補正がかかっています。プリシラは彼女の戦闘能力にプラスして太陽の加護がついているので、クルシュに匹敵する強さがあるようです。
リゼロの作者は日中ずっとプリシラには補正がかかっていると、キャラクターの紹介部分でコメントしています。補正がかかっている事と、プリシラの運が良いことの相関関係はないようです。また、プリシラが結婚したすべての夫が死んだこととも無関係だとされています。プリシラの運が良いのは、別の何らかの力が働いているのかもしれません。
赤い刀身の剣を使うプリシラ
プリシラ・バーリエルは赤い刀型の剣、通称「陽剣」を空気中から持ち出すことができます。リゼロ5章でプリシラはシリウスと戦いました。この時もプリシラが陽剣を繰り出そうとしたときに、「日輪が陰った」ということを言っています。そのためかシリウス・ロマネコンティを殺さず、捕まえることになりました。プリシラが言う日輪が何かについては、本編で描かれていないのでわかりません。
プリシラとの闘いはシリウスの完敗
リゼロの5章で、シリウス・ロマネコンティはプリシラと戦いましたが、完全に負け戦になります。シリウス・ロマネコンティは戦闘中に火や鎖で攻撃をしましたが、プリシラにダメージをほとんど与えていません。シリウス・ロマネコンティとプリシラの間には、圧倒的な強さの差がありました。
シリウスの権能が効かない相手
プリシラ・バーリエルにはシリウスの権能が全く通じません。シリウスの感情や感覚を共有化する能力も効きめがなかったのです。シリウスの必殺技がどれも通じないので、プリシラ・バーリエルに勝てる見込みはありませんでした。このためシリウスは完全敗北することになったのです。
シリウス・ロマネコンティに関する感想や評価は?
今朝読んだリゼロで本当ユリウス可哀想可愛いしスバルくんが男前っぽいな~と。個人的にシリウスのしゃべり方が凄く好きで、「ありがとう」じゃなくて「ありがと」ってつけるところが凄くなんかもう個人的に。
— しおづけ (@MikanSiozuke) July 1, 2015
ここではツイッターでのシリウスに関する感想や評価について見ていきます。まずシリウスは相当変わった外見をしているので、彼女のコスプレをしている人がいるかどうか気になる人がいるようです。またシリウスの権能に関する感想もありました。感情を共有する能力が、他人と無理に分かり合う必要はないということの教訓に感じたという感想です。
#rezero #リゼロ
— とみー☀️ (@tomcat3627) July 18, 2016
「ごめんね。私は魔女教、大罪司教『憤怒』担当。
シリウス・ロマネコンティと申します。」
完成やね。
シリウスさんの気持ち悪さみんなに届け。 pic.twitter.com/yVHzEpwk35
シリウスは他人と同じ感情を共有できてしまうので、それが現実の生活で考えたとき、何らかの発見になっているようです。またシリウスの外見が怖すぎという声や、衝撃的すぎるという感想があがっています。シリウスはいかにも異常な感じの顔や外見をしているので、怖がられるのも仕方がないのかもしれません。機械的な口調のシリウスのしゃべり方が好きという意見もありました。
【速報】リゼロ 16巻 表紙
— ダンボー (@RjRto) February 27, 2018
ペテルギウスとシリウス
シリウスさん予想より大分包帯ぐるぐる
今後の表紙は大罪司教ってことなるかな#Reゼロから始める異世界生活 #リゼロ pic.twitter.com/jsf9vUdQ7i
シリウスは独特な話し方をするので、そこが視聴者のツボにはまっていると考察できます。シリウスの特異な外見は驚かれることが多く、感情や感覚を共有できる能力に関心を持たれているキャラクターだといえるでしょう。
シリウス・ロマネコンティはペテルギウスの嫁まとめ
ここまでシリウスに関するいろいろな事柄を見てきました。シリウスは変わったキャラクターなので、ペテルギウスの嫁だと勝手に思い込んでいます。実際にはペテルギウスの嫁ではなく何とも思われていないのですが、シリウスの中では嫁に間違いないのです。
またシリウスは魔女教の大罪司教であり、2つの権能を操ることができます。感情の共有化と感覚の共有化は、使い方によっては非常に危険な能力にもなります。今回の記事を参考にシリウスの特異なキャラクターに注目して、リゼロを楽しんでみてください。