2019年05月22日公開
2019年05月22日更新
新海誠のおすすめ作品ランキング!映画の特徴や感想・あらすじも一覧で紹介
新海誠さんは日本を代表するアニメーション映画監督のひとりです。2016年に公開された作品『君の名は。』で、日本映画興行収入の歴代2位を記録しました。2019年7月19日からは新作アニメーション映画『天気の子』が、全国公開される予定です。新海誠さんの映画作品、あなたはどれだけ観てきましたか?この記事では新海誠監督の映画作品一覧を、あらすじに触れながら、おすすめランキング形式で紹介します。また新海誠さんの作品の特徴、感想なども紹介していきます!
目次
新海誠のおすすめ作品ランキングTOP8~4
新海誠監督は1999年に短編作品『彼女と彼女の猫』を制作してから、さまざまなアニメ作品を発表されています。空をはじめ、風景の描き方が美しいのが特徴のひとつです。おすすめ作品ランキング一覧のTOP8~4では、ひとりで脚本・映像を手がけていた頃の作品『彼女と彼女の猫』『ほしのこえ』なども紹介していきます。
ランキング8位:彼女と彼女の猫
彼女と彼女の猫のあらすじ
『彼女と彼女の猫』のあらすじを紹介します。ある雨の日、一匹の白猫が、ひとり暮らしの女性に拾われます。そして彼女にひとめぼれします。白猫は彼女に想いを寄せながら、穏やかな日々を過ごします。そんなある日、彼女が電話のあとで泣き出してしまいます。恋人に別れを告げられたようです。彼女はとても落ち込みますが、最後に『悲しいことがあっても世界を愛そう』と思い直します。
おすすめランキング一覧8位『彼女と彼女の猫』は2000年に制作されたものです。『彼女と彼女の猫』は、約5分間というショートムービーであること、白黒映画であることが特徴です。そして脚本、作画、編集まで、新海誠監督ひとりで自主制作したことで、話題になりました。主人公である白猫『チョビ』の声までも新海誠さんです。音楽担当は、新海誠監督が勤めていたゲーム会社『ファルコム』の同僚だった、天門さんです。
『彼女と彼女の猫』は2016年、TVアニメーション及びアニメ映画『彼女と彼女の猫 -Everything Flows-』として、別監督によるリメイク版が発表されました。短いながらも新海誠の映画監督の原点として名高いこの作品ですが、現在は独立で販売しておりません。アニメ映画『ほしのこえ』のDVDの映像特典として購入可能です。また、新海誠監督が動画でアップしています。
ランキング7位:ほしのこえ -The Voices of a Distant Star-
ほしのこえ -The Voices of a Distant Star-のあらすじ
『ほしのこえ -The Voices of a Distant Star-』のあらすじを紹介します。舞台は近未来。2039年、火星で異星文明の遺跡を発見したNASAの調査隊は、そこで地球外知的生命体『タルシアン』に全滅させられました。人類は『タルシアン』に対抗するためロボット兵器『トレーサー』を作り出し、適正パイロットを探していきます。そしてそのパイロットのひとりに、中学生の少女・ミカコが選ばれます。
ロボット兵器・トレーサーのパイロットに選ばれたミカコは、同級生ノボルへのほのかな恋心を打ち明けず、宇宙へと旅立ちます。ミカコとノボルは、携帯電話の超長距離メールサービスを使って、連絡を取り合います。しかしミカコの調査隊が地球から離れていくにつれて、メールが届くのが数日後、数週間後と、遅くなっていきます。ミカコは第四惑星アガルタから、8光年も離れた地球のノボルへ、気持ちをつづったメールを送ります…。
おすすめランキング一覧7位『ほしのこえ -The Voices of a Distant Star-』は、2002年に公開された新海誠監督、初の劇場作品です。上映時間は約25分。世界危機に直面しているSFでありながらも、ミカコとノボルのやりとりに軸を置いているという、この時期に流行した『セカイ系』の特徴を捉えた作品といえます。こちらも『彼女と彼女の猫』と同様、脚本、作画、美術、編集と、ほとんど新海誠監督がひとりで行っています。
音楽担当は前作と同様、天門さんです。天門さんは新海誠監督の映画音楽を、2011年公開の『星を追う子ども』まで連続で担当されています。それから『ほしのこえ』に出てくる携帯電話の形状、そして携帯メールでのやりとりは、2019年の現代から見ればノスタルジックともいえます。『ほしのこえ -The Voices of a Distant Star-』は、ファンタジックながらも共感できると、評判の恋物語です。
ランキング6位:雲の向こう、約束の場所
雲の向こう、約束の場所のあらすじ
『雲の向こう、約束の場所』は架空の戦後を舞台にしたSF作品です。1996年、日本は共産国家群によって、南北に分断されていました。青森県に住む中学生の少年・浩紀と拓也は、「エゾ(北海道)」にそびえたつ、共産国家群によって建設された謎の塔に憧れています。いつか塔まで行こうと、ひそかに小型飛行機『ヴェラシーラ』を作りはじめます。少年ふたりの秘密の計画は、彼らのクラスメイトの少女・佐由理も知ることになります。
佐由理はこの計画に関心を示し、浩紀と拓也は「ヴェラシーラが完成したら、佐由理を塔まで連れていく」と約束します。しかし小型飛行機ヴェラシーラが完成する前に、佐由理は突然、姿を消します。浩紀と拓也はヴェラシーラを作らなくなります。そして3年後。浩紀はある手紙から、佐由理が原因不明で眠り続けていると知ります。拓也は塔の秘密を探っていて、あの塔が並行宇宙、そして佐由理と深い関りを持つものと、突き止めます。
おすすめランキング一覧6位『雲の向こう、約束の場所』は、2004年に公開された作品です。新海誠監督の劇場アニメーション第2作目。そして初の長編映画です。脚本、監督は新海誠さんで、キャラクターデザインと作画は田澤潮さんです。『雲の向こう、約束の場所』はあらすじのとおり、もっともSF要素が強いともいえる作品です。10年以上経った今も、根強いファンがいる作品で、2018年4月に舞台化されました。
ランキング5位:天気の子
天気の子のあらすじ
『天気の子』は、天候の調和が崩れていく時代が舞台のようです。離島から家出して上京してきた高校生の帆高は、オカルト雑誌のライターの仕事に就きます。そして雨が振り続けていたある日、帆高は、陽菜という少女に出会います。少女・陽菜には特徴的な力がありました。彼女が「祈る」と雨は止み、空は晴れていくのです。帆高と陽菜は、天候の調和が崩れていく世界の秘密を、知ることができるのでしょうか?
おすすめランキング一覧5位『天気の子』は、2019年7月から全国公開予定のアニメーション映画です。ランキング一覧の中で唯一、発表前の作品です。前作『君の名は。』で歴史的なヒットを生み出した監督の次回作なので、世間の注目も集まっています。新海誠監督は自身のHPで「新しい要素にも過去作から連続したテーマにも、たっぷりと気づいてもらえるはず。僕自身が今一番観たい映画を全力で作っています」と語られています。
ランキング4位:星を追う子ども
星を追う子どものあらすじ
幼い頃に父親を亡くした少女、明日菜。明日菜はいつも、父親の形見の鉱石ラジオを持って、山奥の防空壕へ遊びにいきます。そしてある日、地下世界アガルタからやってきたという少年、シュンと出会います。明日菜はシュンと仲良くなりますが、彼はすぐに明日菜の前から消えてしまいます。シュンとの再会を切望する明日菜の前に、失った妻との再会を願う教師・森崎と、シュンの弟である少年シンが、現れます。
シンは兄が持ち出したという、アガルタへの道の鍵となる石「クラヴィス」を回収しに来ていました。シンはクラヴィスを回収するとすぐアガルタへと戻ります。明日菜は森崎と共に、地下世界アガルタへと向かいます。明日菜、シン、森崎の3人は、それぞれの想いを胸に伝説の地へとおもむきます。世界の果ての崖下にある「生死の門」に辿りついたとき、3人はそれぞれの答えを見つけます。
おすすめランキング一覧4位『星を追う子ども』はあらすじのとおり、他の新海誠作品より、ファンタジー要素が強いことが特徴です。生死について向かいあうジュブナイルであり、アクションシーンも多いという特徴もあります。ファンタジーが好きな方におすすめです。新海誠監督はこの作品で「日本のアニメーションの伝統的な作り方で完成させてみる」ことを、個人的な目標にしていたそうです。
新海誠のおすすめ作品ランキングTOP3~1
新海誠監督のおすすめ作品をランキングで紹介してきました。ここからはいよいよTOP3を紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください!
ランキング3位:秒速5センチメートル
秒速5センチメートルのあらすじ
『秒速5センチメートル』は3話の短編で構成された作品です。各章のあらすじをご紹介していきます。第1話『桜花抄(おうかしょう)』では、主人公・貴樹の小学校時代が語られます。東京の小学校に通う少年・貴樹と、そのクラスメイトの少女・明里は、周囲にからかわれながらも、よく一緒に過ごしていました。しかし明里は栃木へ転校してしまいます。貴樹は明里と文通を重ね、中学1年の冬、彼女に会いに向かいますが…。
第2話『コスモナウト』は、ロケット打ち上げを行っている種子島の中種子町が舞台です。『コスモナウト』だけ主人公が違うという特徴があります。主人公は高校3年生の少女・花苗(かなえ)です。花苗は中学2年生の春に転校してきた、クラスメイトの貴樹に恋をしていました。ですが高校3年生になっても告白できていません。やがて花苗は、貴樹は自分のほうを見ておらず、ずっと遠くにあるものを見ていると悟ります。
第3話『秒速5センチメートル』では、主人公の貴樹は、社会人の青年へと成長しています。仕事に追われ、3年間付き合っていた女性には「1000回メールしても、心は1センチくらいしか近づけなかった」とメールで別れを告げられています。憔悴して会社を辞めた貴樹は、もうずっと長い間、明里のことを探していると気づきます。そして貴樹は桜を見に出かけたおり、踏切で、ひとりの女性とすれ違います。
おすすめランキング一覧3位は、2007年に公開されたアニメーション映画『秒速5センチメートル』です。あらすじにあるとおり『秒速5センチメートル』は、2007年までの新海誠監督の作品とは違い、ファンタジー要素やSF要素がありません。実在の景色をベースにしながらもどこか幻想的な情景や、心理描写の美しさは、際立っていると表現できます。
なおタイトルにある『秒速5センチメートル』は、桜が地面に舞い落ちる速度だそうです。作品内には、ほかにも速さや距離を示す、特徴的な数字が出てきます。『秒速5センチメートル』は、恋愛の甘酸っぱさもほろ苦さも味わいたい方、風景の美しさに感動したい方に、おすすめの作品です。
ランキング2位:言の葉の庭
言の葉の庭のあらすじ
『言の葉の庭』は雨の日にだけ出会うふたりの、孤悲(こい)の物語です。高校1年生のタカオは、雨の日は必ず1限目の授業をさぼり、庭園の東屋(屋根と柱だけでできた建物)で過ごしています。ある日、タカオはその東屋で昼間からビールを飲んでいる女性と出会います。女性の名はユキノ。ふたりは雨の日の午前だけ交流するようになります。タカオはユキノに靴職人になる夢を語り、ユキノはタカオに『靴作りの本』を贈ります。
タカオは、どこか掴みどころのないユキノに、惹かれていきます。タカオはユキノのために靴を作ろうとします。しかし梅雨が明けて、しばらくふたりは会えなくなります。2学期になり、タカオはユキノが自分の高校の古文の教師だったことと、ある事情で休職していたことを知ります。タカオはどしゃ降りの日に訪れたユキノのマンションで、ユキノに想いを告げますが…。
おすすめランキング一覧2位『言の葉の庭』は『秒速5センチメートル』と同じく、ファンタジー要素やSF要素がいっさい入ってこない作品です。『君の名は。』の前作でもあり、大和言葉、日本庭園、そして雨の美しさが特徴的な物語です。文学的なかけあいが好きな方に、おすすめの作品です。おすすめランキング一覧、ここまで、発表前の「天気の子」をのぞき、切ない恋を描いた作品ばかりです。
ランキング1位:君の名は。
君の名は。のあらすじ
東京に住む男子高校生の瀧と、都会に憧れる田舎暮らしの女子高生・三葉は、ある日から、眠っている間にお互いの体が入れ替わるようになります。週に2~3回、瀧は三葉になり、三葉は瀧になります。性別も環境も違う人物と入れ替わる生活に、ふたりは困惑しつつも、楽しむようにもなります。瀧と三葉は、ノートや携帯にメモを残すことで交流し、打ち解けていきます。
やがてある出来事を境に、瀧と三葉は、自分の気持ちに気づきます。ノートや携帯のメモだけでなく、直接話したいと、お互いに思うようになります。しかしその矢先、「入れ替わり」は途絶えてしまいます。瀧はあやふやな記憶を頼りに、三葉が住む飛騨に向かいます。そしてそこで衝撃の事実をまのあたりにすることに…。瀧は三葉を救うため、山上にある神社へとひとり向かいます。
おすすめランキング一覧1位は、観た方がもっとも多いであろう『君の名は。』です。新海誠監督のアニメーション映画は『君の名は。』まで、それほど多い映画館で上映していませんでした。前作『言の葉の庭』は全国で23館の上映です。『君の名は。』は全国で約300館の映画館で上映された、新海誠監督初の大規模興行でした。結果は大ヒットでで、日本映画興行収入の歴代2位という記録を残しています。
『君の名は。』の主人公・瀧の声優は神木隆之介さん、ヒロインの三葉の声優は上白石萌音さんです。神木隆之介は新海誠監督の大ファンと知られています。『君の名は。』の音楽を担当したのはRADWIMPSさんです。劇中はふんだんにRADWIMPSさんの音楽が流れ、新海誠作品の映像美とマッチングしていると好評でした。次回作『天気の子』も、RADWIMPSさんが担当しています。
新海誠とは?
新海誠監督の作り出すアニメーションは、国内だけでなく世界からも高い評価を受けています。ここでは新海誠監督について、経歴や作品の特徴など、もうすこし細かくご紹介していきます。
新海誠の基本情報
新海誠の人物像
新海誠監督は長野県出身です。幼い頃はSF文学を愛読して、パソコンで遊ぶ子供だったようです。小学校時代はスピードスケートに所属していたそうで、その経験は『雲の向こう、約束の場所』にはスピードスケートのシーンに活かされているようです。ゆくゆくは実家の建設会社を継ぐ予定だったようですが、それを断って、大学時代から勤めていたゲーム会社ファルコムに就職します。
そしてゲーム会社ファルコムで、キャッチコピーやパッケージビジュアルの作成を行いました。人気ゲーム『イースIIエターナル』のOPムービーを制作したときは、ゲームファンから絶賛の声が多くあがりました。その傍らで自主制作アニメーションの制作を開始し、1998年に『遠い世界』でeAT'98にて特別賞、2000年には『彼女と彼女の猫』で、プロジェクトチームDoGA主催の第12回CGアニメコンテストでグランプリを獲得しました。
2001年にゲーム会社ファルコムを退社して、2002年にアニメーション映画『ほしのこえ』を発表します。そしてファルコム時代の同僚であった作曲家、天門さんが勤めるPCゲームのOPムービーも、多く手がけてました。また2003年には、NHKの『みんなのうた』で映像を担当されたこともあります。岩崎宏美さんが歌う『笑顔』という曲です。
またプライベートでは、女優の三坂知絵子さんと結婚されていてます。娘さんは2019年現在、子役で活躍されている、新津ちせさんです。新津ちせさんは6歳で映画「3月のライオン」に出演された際、イベントでMCから「お父さんの新海誠」について聞かれたときに「聞かないって言ったのに…」と困った顔をしていました。そんな新津ちせさんも可愛いと、一部で声があがりました。
新海誠の作品の特徴とは?
特徴①観客を涙させる作品
新海誠監督は2016年の『君の名は。』で幅広く名を知られましたが、自主制作アニメ『ほしのこえ』を発表した頃から、アニメファンの間では大きく話題になりました。ゲームのOPムービーを手がけていたときから注目していた、というファンも、少なくないようです。演技者でもファンは多く、新海誠監督の作品で主演の声優を勤めた入野自由さん、花澤香菜さん、神木隆之介さんは、新海作品のファンであると公言されています。
個人製作アニメーション『ほしのこえ』で、数々の賞を受賞。 2004年に公開した『雲のむこう、約束の場所』は、毎日映画コンクールアニメーション映画賞を受賞しました。2007年『秒速5センチメートル』は単館上映でありながらも、公開が半年に及ぶロングランを記録しています。『秒速5センチメートル』もたくさんの映画祭で賞賛されました。
その後も新海誠監督は定期的に作品を発表しており、数多く受賞しています。実在の景色をベースにしながらも、輝きの多い背景、詩のようなセリフ回し…新海誠監督のアニメーションは『美しい』『魅入ってしまう』という声が多くあがっています。音楽や繊細な心理描写が重なって作り出されるドラマに、涙される方が多いようです。
特徴②新海ワールド
美しい風景描写
新海作品の風景の特徴は、緻密で鮮やかであることだといわれています。実在の景色をベースに新たな色を塗り足したり、景色になかったものを描き加えることで、どこか幻想的な風景といえる仕上がりになっています。新海誠監督は「思春期の困難な時期に、風景の美しさに自分自身を救われ、励まされてきたので、そういう感覚を映画に込められたら…という気持ちはずっと持っている」と、コメントを残されています。
新海誠の作品の主題歌一覧
作品を彩る主題歌の数々
新海誠監督は長くOPムービーを手がけていたこともあって、音楽と映像の合わせ方に定評があります。「君の名は」でも「前前前世」をはじめとする、RADWIMPSの音楽は大きな話題となりました。ここでは新海誠作品の主題歌を、一覧でまとめました。
- ほしのこえ…『THROUGH THE YEARS AND FAR AWAY/Low』(みずさわゆうき)
- 雲のむこう、約束の場所…『きみのこえ』/♥(ハートマーク)(川嶋あい)
- 秒速5センチメートル…『One more time, One more chance』/山崎まさよし
- 星を追う子ども…『Hello Goodbye & Hello』/熊木杏里
- 言の葉の庭…『Rain』/秦基博 (大江千里の曲のカバー)
- 君の名は。…『夢灯籠』『前前前世 (movie ver.)』『スパークル (movie ver.)』『なんでもないや (movie edit. + movie ver.)』/RADWIMPS
またメインテーマとなる音楽については、2000年制作の『彼女と彼女の猫』~2011年制作の『星を追う子ども 』まではゲーム会社ファルコムの同僚であった、作曲家の天門さんが手がけています。2013年制作の『言の葉の庭』ではKASHIWA Daisukeさんのアルバム『88』からBGMが使用されました。
2016年制作の『君の名は。』ではRADWIMPSが映画制作の初期から関わり、20曲以上を作り上げたそうです。2019年7月に公開される『天気の子』でも音楽はすべてRADWIMPSが担当されるそうなので、期待が高まるところです。
新海誠に関する感想や評価は?
新海誠監督の『秒速5センチメートル』を初めて見たのが、中学2年生(当時14歳)の冬でした。国語の時間に先生が見せてくれたのですが、14歳の自分には難しかった記憶があります。そして、2度目に見たのが19歳の冬。言葉にできないほどの感動を覚えました。 pic.twitter.com/nNAl5u8wZC
— アオヤマ (@navegetable) May 15, 2019
新海誠監督の作品は、幅広い年代が見ています。こちらの感想は、14歳と19歳では捉え方が変わったという旨のものです。また数年後に見直すのも、おすすめです。
今日の深夜に『言の葉の庭』をやりますがこの作品に出て来る呑んだくれ教師雪野百香里は『君の名は。』に出て来る国語教師ユキちゃん先生なんで観ておくと明日さらに楽しめると思います。 pic.twitter.com/3K5iWzFxRs
— 大人が夢中になるアニメ特集 (@animation_spe1) May 13, 2019
上記のものは『言の葉の庭』と『君の名は。』の関係性についての感想です。『言の葉の庭』のヒロインは、『君の名は。』に脇役として登場しています。声優も同じ花澤香菜さんです。この他にも、『彼女と彼女の猫』に出てくるチョビが『秒速5センチメートル』に出てきたり、『ほしのこえ』と『星を追う子ども』にはどちらにも『アガルタ』という場所が登場したりと、クロスオーバーが展開されています。
新海誠監督の作品は、青春してるなぁって思います。
— 胸キュン☆気分で青春Bot (@munekyunseisyun) May 19, 2019
オススメ! pic.twitter.com/K83WKy26UP
また、Z会のCMについての声もありました。こちらはCMのキャラクターデザインは、『君の名は。』『天気の子』と同じく田中将賀さんが手がけています。ショートムービーながらも新海監督の映像美とドラマを味わえる作品です。
新海誠のおすすめ作品ランキングまとめ
ここまで新海誠監督の映画を、一覧で振り返ってみましたが、いかがだったでしょうか?新海誠監督の作品は風景が美しく、物語は涙を誘うと評判です。『君の名は。』は大ヒットを記録し、ハリウッドでの実写化も決定しています。また新海誠監督の作品は、作品ごとに少しずつ違うカラーがあります。数ある作品の中から、一番自分の感性にあった作品を探してみるのもおすすめです!