2019年05月07日公開
2019年05月07日更新
【ヘタリア】中国は年齢不詳のみんなのにーに?声優やキャラソンも紹介
ヘタリアに登場する中国は、実際の国である中国を擬人化しており、語尾に「〜ある」をつけて喋るのが特徴的なキャラクターです。そんな中国は、ファンから「にーに」や「仙人」と呼ばれて親しまれているほど人気があります。この記事では、中国がどんなキャラクターなのか、性格や年齢などの基本情報をまとめています。また、ヘタリアのアニメで中国を担当している声優や、中国のキャラソンなども紹介します。
ヘタリアの中国とは?
ヘタリアの作品情報
中国はヘタリアという国擬人化漫画に登場するキャラクターです。中国はヘタリアに登場する多くのキャラクターの中でもとても人気があります。なぜ中国が人気なのかその魅力を紹介する前に、まずはヘタリアがどんなストーリーなのか作品情報を紹介します。
ヘタリアの概要
ヘタリアは日丸屋秀和によって連載されているWeb漫画です。日丸屋秀和の公式サイト「ブログのような竹林」では不定期連載のヘタリアの漫画を読むことができます。また、2011年から2013年までは月刊コミックバーズで連載され、2014年からはジャンププラスで連載されています。コミックは2019年5月時点で幻冬舎から6巻、集英社から4巻発売されています。
ヘタリアのあらすじ
ヘタリアは主に国を擬人化したキャラクター達が登場します。この記事で紹介している中国も擬人化されたキャラクターで、主人公のイタリアや日本、ドイツとは敵として描かれることもあります。これは、実際にあった第二次世界大戦の時の同盟国と敵対国を表しています。このようにヘタリアは第二次世界大戦を中心に、実際の歴史や文化などをコミカルに描いたストーリーとなっています。
中国のプロフィール
ヘタリアに登場する中国は、とても個性的なキャラクターです。身長は169cmで誕生日は昔過ぎて分からないという設定になっています。また、自分のことを「我(わたし)」と言い、語尾には「〜ある」や「〜よろし」とつけて喋るのが特徴的です。実際の国との混乱を避けるためにつけられた人名は「王耀(ワン・ヤオ)」といいます。
中国は真っ黒の長い髪を一つに束ねて、前髪は左右に分けた髪型をしています。中性的な顔立ちでツリ目の童顔のためか、ヘタリアでは女装することも多くあります。
ヘタリアの中国は年齢不詳のみんなのにーに?
ヘタリアの中国はメインキャラクターでありながらも、謎が多いキャラクターでもあります。しかし、ヘタリアのストーリーが進むにつれて、中国の不明だった年齢や詳しい性格などが明らかとなってきました。ここでは中国の年齢や性格などをまとめています。
中国の魅力①性別・年齢不詳で最長老?
中国は中性的な見た目から女性に間違えられることも多いのですが、ヘタリアに登場する中国は男性です。実際にヘタリアではIFストーリーで男性キャラクター達を女体化した「にょたりあ」が描かれたことがあります。そこで中国は中国娘としてまったく別人として描かれており、性格は「何考えているかよくわからん子/超タフ」と作者が設定を記載しています。
このため、通常のヘタリアに登場する中国は男性であることが分かります。また年齢に関しては、実は仮想年齢が4000歳という設定があります。仮想年齢はそのキャラクターの見た目年齢ともいわれているのですが、中国は童顔で全く老けを感じさせない見た目をしています。とはいえ、身体の節々が弱っている描写は度々されており、その度に香港から冷やかされています。
この見た目からただの爺さんではなく、仙人的なものだともいわれています。ただ、仮想年齢は分かっているものの、誕生日は不明なので実年齢が何歳なのかは未だに不明です。しかし、実年齢も仙人並だといわれています。
中国の魅力②呼び名は「仙人」や「にーに」
ヘタリアファンの間で中国は、人名の「王耀」の他にも「仙人」や「にーに」と呼ばれることがあります。仙人は4000歳という長寿でありながらも、若々しい見た目をしていることからつけられた名前です。「にーに」というのは主に日本のファンの間で生まれた呼び方です。中国ははるか昔に日本に文字などを教えたりした設定があり、中国はチベットに日本を弟と紹介したこともありました。
また、日本だけでなく台湾、韓国、香港などのアジア勢達の兄的な位置にいるため、このような呼び名が定着したといわれています。ちなみに公式では中国が「にーに」と呼ばれることはありません。
中国の魅力③Made in China
出典: https://festy.jp
中国はMade in Chinaの製品も魅力の一つです。中国はコピー製品が多く出回っており、ヘタリアにも日本の国民的人気キャラクターを模した「シナティちゃん」が登場することがあります。Made in Chinaは安く手に入り、正規品に限りなく似ていますが、すぐに故障してしまったりと不具合やトラブルが起きやすいのが特徴的です。ヘタリアでは、そんなMade in Chinaの特徴をコミカルに描いています。
中国の魅力④商売手法
中国は商売方法に関してはとても上手だとされています。どこにでも中華街を作ったり、店舗を展開したりとその行動力は他の国には真似できません。実際にヘタリアでは、イタリアが迷い込んだ無人島のジャングルの中にも中華街や別荘を建てていました。
また、ドラマCDではヘタリアファンタジアというオンラインゲームの中でも、中国はゲームそっちのけで商売をしていました。ゲーム内ではアイテム倉庫で街ができるほど発展しています。このように、たとえそこが無人島であろうと、ゲームの中であろうと商売をしようとするところも中国の特徴です。しかし、たまに怪しいものを売りつけてくるので注意が必要です。
ヘタリアの中国の声優
中国の声優は甲斐田ゆき
中国の声優を担当しているのは甲斐田ゆきです。甲斐田ゆきは中国をとてもコミカルに演じており、ヘタリアのイベントでは中国に関連するパンダのポーチなども持ってきていました。実際に簡単な中国を話せるほど語学が堪能でもあります。また、甲斐田ゆきはヘタリアで中国の声優だけでなく、台湾役やナレーションなどもされています。
甲斐田ゆきのプロフィール
甲斐田ゆきは、声優やナレーターとしてフリーで活動されています。英語を話す事ができるため、英語に関連するアニメなどにも出演されたことがあります。「テニスの王子様」の越前リョーマ役で有名な皆川純子や「NARUTO」のうずまきナルト役で有名な竹内順子と仲がいいことでも知られています。
甲斐田ゆきは中国のような少年や青年の声をすることも多いのですが、ヘタリアのナレーションをする時のような大人の女性や、台湾の時のような可愛らしい声までこなす幅広く多彩な声質を持っています。そのことから、ヘタリアのように一つのアニメで何役も担当されることもあります。
甲斐田ゆきの主な出演作
甲斐田ゆきはたくさんの有名なアニメ作品で声優を担当しています。出演作品には、「テニスの王子様」の不二周助役、「HUNTER×HUNTER」のクラピカ役、「少年陰陽師」の安倍昌浩役などがあります。
ヘタリアの中国のキャラソン
キャラソン①你好★中国
ヘタリアのキャラソンには、中国が歌う「你好★中国」というキャラソンがあります。このキャラソンはとても軽快なサウンドに、中国が力強い声で歌っているかっこいい曲となっています。日本語だけでなく、たくさんの中国語が入り混じった歌詞にも注目です。
キャラソン②はたふってパレード
中国は自分のキャラソンだけでなく、ヘタリアのテーマ曲である「はたふってパレード」も歌っています。曲のメロディには中国らしさが加えられており、他の国のバージョンと聴き比べても楽しいキャラソンとなっています。
ヘタリアの中国に関する感想や評価は?
ヘタリアのにーにのアニメ絵を見せたら、「男の子なの…!?」と言われた。男の子と言うか、仙人というか…(笑)
— 犬田佐月@aph美食 (@tktn705y) April 30, 2019
ヘタリアを知らない人に中国を見せると、男であることにびっくりされます。しかし「男の子」と言われるほど若々しくはないので、年齢的に仙人だと説明したほうがいいかもしれません。
ヘタリア再熱。
— くろぎちあき (@chiaki63843876) April 4, 2019
まーるかいて地球!まーるかいて地球!まーるかいて地球!中国あるよ♪
かわいすぎるだろぉぉぉぉぉ!!!!
ヘタリアが再熱して中国にハマったという方もいました。中国は「はたふってパレード」の他に、ヘタリアのテーマ曲である「まるかいて地球」も歌っています。「まるかいて地球」も中国テイストになっており、かわいいと評判です。
一緒に帰ってきた先輩がヘタリア好きでしかも中領だったの!!!!二人でバス停でめっちゃ「中国!!かっこいいよね!」て騒いでた笑
— K u m i (@KUMI271011) April 26, 2019
ヘタリア知らない人にはただの国名だから謎だよね笑笑
ヘタリアの同じキャラクターが好きだと、キャラクターだけでなく文化や歴史についても語ることができるのでとても話が広がります。こちらの方は中国のかっこよさについて語り合ったようです。
ヘタリアの中国についてまとめ
ヘタリアの中国は、外見も性格もとても個性的なキャラクターです。また、ヘタリアのファンからは「仙人」や「にーに」と呼ばれる、愛されるキャラクターでした。少年ジャンププラスで連載されているヘタリアではそんな中国の活躍を見ることができるので、ぜひ読んでみてください。