松坂さとうのヤンデレ愛が切ない？サイコパスな名言も【ハッピーシュガーライフ】

「ハッピーシュガーライフ」はタイトルやかわいいキャラクター造詣などの口当たりの良さそうな雰囲気とは裏腹に出てくる登場人物は軒並み性格に問題を抱えており、陰鬱なストーリー展開をすることで話題になりました。主役である松坂さとうはそのルックスからは想像できないほどの凄くヤンデレでサイコパスな人格だと言われています。

ここではハッピーシュガーライフのヒロインである松坂さとうのヤンデレ愛やサイコパスな名言を取り上げていきます。彼女の心の拠り所である神戸しおとの関わりや、松坂さとうを演じている声優も紹介していき、松坂さとうの魅力と心の闇に迫っていきます。

ここでは「ハッピーシュガーライフ」の作品情報を紹介します。ハッピーシュガーライフは「月刊ガンガンJOKER」の2015年６月号から連載開始されました。2019年5月の時点で連載中です。もともとは同誌の読み切り作品でしたが好評を得たので連載に昇格されました。原作者は鍵空とみやきです。2018年7月にテレビアニメ化され、そのヤンデレとサイコパスなストーリーで大きな話題となりました。

「ハッピーシュガーライフ」のテレビアニメは2018年7月から同年9月までのワンクール全12話が放映されました。TBSテレビ系列の関東圏と毎日放送系列の近畿圏で地上波は放送され、BSやCSでも放送されました。放送後Blu-rayで全話リリースされました。続編を望まれている作品のひとつだと言われています。 

ここではハッピーシュガーライフのあらすじを紹介していきます。主人公の女子高校生松坂さとうは過去の生活で受けたトラウマがもとで愛という感覚を知らずに生きています。男遊びを繰り返す堕落した生活を送っていましたが、神戸しおという少女と出会ったことで彼女を愛するようになり、愛という感覚を知るようになりました。

松坂さとうは神戸しおとの生活を守りぬくために奮闘するようになります。神戸しおが捜索で見つかるのを阻止するため外出を固く禁じました。しかし、松坂さとうと神戸しおを巡って汚い男たちが立ちはだかります。松坂さとうはあらゆる手段を講じて神戸しおとの生活を保とうとするのです。それは時には犯罪も辞さないというものでした。

ここではハッピーシュガーライフのヒロインである松坂さとうのプロフィールについて取り上げていきます。松坂さとうは12月31日生まれの高校1年生です。身長161cmで血液型はB型です。メイド喫茶でバイトをしながらマンションの1208号室で神戸しおと一緒に暮らしています。幼いころの生活で受けた心の傷が影響して愛という感情を一切知ることなく現在まで生きてきました。

愛という感情を知ることなく育った松坂さとうは堕ちていきました。夜な夜な男遊びを繰り返していましたが、神戸しおと出会ったことで彼女を一途に愛するようになりました。しかし、その愛情は歪んだもので、偽った愛情でなければ何をしても許されると考えています。そのためには暴力や果ては殺人といった非人道的な行為をしても彼女の中では良いことなのです。

松坂さとうにとって真実の愛とは神戸しおに対する愛情です。ですから自分と神戸しおとのふたりだけの生活、ふたりだけの世界こそが彼女のアイデンティティなのです。その世界に介入しようとする者は誰であろうと許しません。松坂さとうはふたりだけの世界に侵入しようとする者たちに対して徹底的に容赦ない制裁を加えていくのです。

ここでは松坂さとうの尋常ではないヤンデレ愛について考察していき、彼女の魅力に迫っていきます。度を越しているとまで言われている松坂さとうのヤンデレ愛はいったいどのようなものなのでしょうか？

松坂さとうの同居人は神戸しおという少女です。年齢は8歳、1月1日生まれで身長は122cm、血液型はA型です。自分に対して一心に愛情を注いでくれる松坂さとうのことを「さとちゃん」と呼んで慕っています。さとうに出会う前の記憶を失っています。その時彼女は実母に置き去りにされていたのでした。徐々に記憶を取り戻していきますが、実家に戻るよりもさとうとの生活を選択します。

松坂さとうの魅力として取り上げられることが多いのは過剰なまでのヤンデレ愛についてです。16歳の今ままで愛情というものを一切知らずに育ってきた彼女は神戸しおに出会ったことで本当の愛情という感覚を手に入れるに至りました。しかし、しおを思う気持ちが強過ぎて周りのことがまったく目に入らない状態になってしまいました。そのことを究極のヤンデレ愛として評価するファンもいます。

松坂さとうは16歳という若さにも関わらず同年代の子たちよりも暗く重い過去を背負って生きています。彼女の両親は2人とも彼女が幼い頃に亡くなっており、両親の愛というものを知りません。その後叔母に引き取られました。叔母は彼女に愛情を持って接しましたが、彼女は叔母の愛情をひどく不快なものとして嫌悪していました。それは叔母がさとうをひとりの人間として愛していたからで彼女はそれを皮膚感覚で悟っていたのです。

ハッピーシュガーライフの中でよく議論の的になっていると言われていることに「松阪さとうはサイコパスなのか？」というものがあります。サイコパスとは一般的に次の事柄に当てはまる人だと言われています。①良心が異常に欠如している②他者に冷淡で共感しない③慢性的に平然と嘘をつく④行動に対する責任がまったく取れない⑤罪悪感が皆無⑥自尊心が過大で自己中心的⑦口が達者で表面は魅力的

また、サイコパスは先天的なものだと言われています。以上の事柄が松坂さとうにすべて当てはまるかといえば当てはまるものもあればそうでないものもあると評されています。しかし、彼女の愛情の対象はしおのみでそれ以外の人間に対してはとことん冷淡であったり、愛に対して自分ルールがあったりすることでサイコパスの要素が色濃い人間であると分析する人もいます。

ここでは松坂さとうの名言集を紹介していきます。原作漫画で見るよりも声優の声で直接響くアニメ版の方に魅力を感じるファンも多いと言われています。松坂さとうはどのような名言を残しているのでしょうか？

第1話でバイト先のメイド喫茶で店長にパワハラな扱いをされていた松坂さとう。店長の陰湿なパワハラはバイト代十分に支払わなかったことで極まりました。それまで我慢に我慢を重ねてきたさとうも遂にブチ切れて店長がこれまで行ってきた悪事を暴露されて社会的に誅殺されました。彼女の強い意志を示した名言だと言われています。

第2話で松坂さとうが言った名言です。さとうは自分が通っている高校の学年主任北埋川に後をつけられていました。それに気づいたさとうは彼をストーカーだと問い詰めますが逆に開き直られてしまいました。独身だと公表していた北埋川が実は妻子持ちであることを知ったさとうは彼をドMの変態男だと罵りました。その後も彼は彼女につきまといますがさとうは毅然と拒否しました。さとうの名言であると評価されています。

松坂さとうは愛する神戸しおとのふたりだけの生活に無上の喜びを感じていました。これこそが自分の生きている証だとさえ思っていました。しかし、しおは行方不明で捜索されていました。捜索者の中にはしおの実兄である神戸あさひもいました。さとうはあさひとしおを会わせないことを決断しました。それは犯罪も辞さない計画的な排除を意味していたのです。さとうのサイコパスな部分が前面に出た名言だと言われています。

第4話で松坂さとうが言ったセリフです。神戸しおはさとうとの約束を破って外に出てしまい、その結果2人組の男たちに連れ去られそうになりました。さとうがスタンガンを使って男たちを撃退して無事にしおは戻ってきましたがしおは泣きながら約束を破ったことを謝罪します。その様子を見てさとうは今回の一件の責任はすべて自分にあったのだと自責の念に駆られたのでした。

松坂さとうが第5話で言い放ったセリフです。さとうはバイトの後輩宮崎すみれに慕われていました。それは思慕の念ではなく愛情からくるものでした。すみれは思いのたけをさとうにぶつけますが、さとうには愛するしおがいます。すみれにしおの存在を知られるわけにはいかないのでキスをして誤魔化しました。自分の身辺を探るなと釘を刺すことも忘れません。しかし、心にもない行動を取ったことでさとうの心の中は疼いたのです。

ここでは「ハッピーシュガーライフ」のヒロインである松坂さとうを演じた声優について取り上げていきます。ツンデレ愛に満ちたさとうを演じるのは難しいと言われています。松坂さとうを演じ切った声優はいったいどのような方で、どのような経歴を持っていて、どのような作品に出演されているのでしょうか？

「ハッピーシュガーライフ」の主役である松坂さとうの声を担当したのは女性声優の花澤香菜です。感情の起伏の激しい松坂さとうというキャラクターを見事に演じたとファンの間で高く評価されている花澤香菜はどのような経歴を持った声優なのでしょうか？

花澤香菜のプロフィールを紹介していきます。花澤香菜は1989年東京都生まれです。幼い頃から子役として活動しており「あっぱれさんま大先生」などのバラエティー番組やテレビドラマに出演していました。2003年、14歳の時にテレビアニメ「LAST EXILE」のホリー・マドセイン役で声優としてのキャリアをスタートさせました。

2007年の大学進学を契機に声優としての活動をメインにしていくようになりました。大学卒業後の2012年には歌手デビューも果たしています。声優としての評価を高めた作品は2006年の「ゼーガペイン」の守凪了子役でした。監督を務めた下田正美から「超絶癒しボイス」と非常に高く評価されました。その後声優としてのキャリアを重ねながら歌手活動、女優活動とその幅を広げています。

花澤香菜の主な出演作を紹介します。「狂乱家族日記」の乱崎優歌役、「セキレイ」の草野役、「海月姫」の倉下月海役、「機動戦士ガンダムAGE」のロマリー・ストーン役、「東京喰種」の神代利世役、「プリンス・オブ・ストライド・オルタナティヴ」の桜井奈々役、「川柳少女」の雪白七々子役など多数の作品でメインキャラを演じています。特に海月姫の倉下月海役は高く評価されていることで知られています。

ここではハッピーシュガーライフのヒロインである松坂さとうに関する感想や評価を取り上げていきます。Twitter上に寄せられたものを紹介していきます。松坂さとうはTwitter上でどのような感想や評価を持たれているのでしょうか？

松阪さとうの誕生日を祝った方のツイートです。テレビアニメ版「ハッピーシュガーライフ」のファンのようで、最終回でしおを守る彼女の姿に心を打たれたという感想をお持ちです。また、さとうの愛の形がいびつであることも指摘されており、いびつだから悪いというわけではないという考えを持たれています。

この方も松坂さとうの誕生日おめでとうツイートをされた方です。テレビアニメでハッピーシュガーライフのにハマって、その後原作漫画も読まれたようです。原作の続きを早く読みたいというところにハッピーシュガーライフと松坂さとうに対する愛情が窺えます。

松坂さとうの熱烈なファンだと思われる方のツイートです。短くてシンプルなツイートの中に松坂さとうに対する熱い想いが感じられます。「永遠の推し」という言葉は松坂さとうに対する最大級の賛辞だと窺えます。

「ハッピーシュガーライフ」の主役である松坂さとうのヤンデレ愛・サイコパス要素・名言集・演じている声優などについて取り上げてきました。やることなすことが両極端過ぎてとっつきにくいキャラクターだと言われていますが、その中に隠れた一途な部分に魅了されるファンも多いです。まだハッピーシュガーライフを見たことが無い方は一度ご覧になって松坂さとうの魅力に触れてみてください。