ポケモンのムサシは髪を下ろすと美人で人気！母娘2代でロケット団は本当？

ポケモンのムサシとは、『ポケットモンスター』に登場する女性キャラクター・ムサシのことです。まずは、ポケモンやムサシのプロフィールからご紹介します。

ポケモンは『ポケットモンスター』の略称です。ゲーム、アニメ、漫画、絵本、グッズと様々なメディア展開を見せているポケモンですが、その作品情報からご紹介します。

ポケモンの原作は家庭用テレビゲームです。1996年に任天堂から発売された『ポケットモンスター 赤・緑』を皮切りに、数多くのタイトルが発売されています。ゲームの内容としては、ポケモンと呼ばれる不思議な生物がいる世界で、そのポケモンを自分のパートナーとして、ポケモン同士のバトルや様々な冒険を楽しむRPG（ロールプレイングゲーム）となっています。

家庭用ゲーム「ポケットモンスター」は大人気となり、1997年にアニメ化され、テレビ東京系にて放送が開始されました。こちらも大人気を博し、テレビシリーズは「アドバンスジェネレーション」「ダイヤモンド＆パール」「ベストウイッシュ」「XY」と続編が制作され、現在も「サン＆ムーン」が放送中です。また、劇場版アニメやOVA（オリジナルビデオアニメ）も数多く制作されています。

ムサシは「ポケットモンスター」に登場するキャラクターで、主人公のサトシたちと敵対するロケット団という組織の一員です。推定年齢は25歳。コジロウ、そしてニャースをチームを組んでいます。かなり気が強い性格で、わがままで高飛車なところが目立ちますが、仲間に対しては姉御肌的な仁義を尽くす一面もあります。容姿は美人であり、長く赤い髪をとても大切にしています。

ポケモンのムサシは、普段は髪型をオールバックに固めています。その髪を下ろしたムサシが非常に美人だと評判になっています。

ムサシは綺麗な赤い髪をしていますが、その髪を「女優の命」としてとても大事にしています。そして、水に濡れるとその髪型が崩れて、かなりの美人となります。もともと容姿は良く美人と言われているムサシですが、髪を下ろすとさらに美人度が増す！とファンの間で話題です。

髪を下ろしたムサシが特に美人だと言われたのは、『ポケットモンスターXY』の第63話「迷い道は分かれ道!?ムサシとソーナンス!!」です。いつものようにサトシに吹き飛ばされてしまったムサシは、ソーナンスとともにコジロウとはぐれて海に落ちてしまいます。そしてホワイトさんという医者に助けられた時、長い髪がまっすぐ下りてとても美人でした。

すっかりホワイトさんに惚れ込んでしまったムサシは、助手としてホワイトさんを手伝っていくことを決めました。そして、ホワイトさんとの結婚も考えていくようになります。愛に生きることを決意したムサシは、ロケット団を辞めてホワイトさんに一生を捧げんとしましたが、ここでサトシたちやコジロウたちが現れます。

ムサシの決意を知り、ニャースはムサシを連れて帰ろうとしますが、コジロウは逆に「ムサシが一人の女性として幸せを掴もうとしているなら、祝福してやるべきじゃないか？それが仲間ってもんだろ」と言います。そんな中、そのコジロウがポケットハンターに襲われ、ニャースを拉致されてしまいます。そして、それをムサシが立ち聞きしてしまいます。

結局、ムサシはホワイトさんのもとを離れ、コジロウとニャースを助けんと駆けつけます。いつもの口上を笑顔で言い切るムサシ。そして感動してムサシと再び合流するコジロウとニャース。仲間の大切さを再認識したムサシは、これからもロケット団として活動していくことを決めました。

ポケモンのムサシは、母娘2代でロケット団というのは本当でしょうか？不明な点が多いムサシのプライベートですが、母親の謎などにも迫ってみましょう。

ムサシの生い立ちについては多くの情報はありませんが、父親や母親とは離れており、決して裕福とは言えない家庭で育ったと言われています。「雪に醤油をかけて食べた」という少女時代のエピソードもあり、それが食事と認識されていたのなら、やはり貧しい幼少時代だったと言えます。

ラッキーと一緒に看護士を目指したこともありますが、結局なれませんでした。また、アイドルになるために付き合っていた彼氏と別れてオーディションを受けたこともあります。ロケット団入団試験の時は、親戚の家をたらい回しにされていた経験から人付き合いが苦手で、かなり荒んだ性格だったようです。

『ミュウツーの誕生』というラジオドラマにミヤモトという名の女性が登場しますが、この女性がムサシの母親なのでは？という説があります。その根拠は、ドラマ内でこの女性が「ムサシという名の娘がいる」と発言していたことからです。ただ、このムサシがロケット団のムサシのことかどうか、ムサシの母親かどうかは明言されていません。

ミヤモトはロケット団の団員で、ミュウ捜索隊のリーダーとして南米に出発します。その中で仲間の捜索隊とはぐれてしまい、そのまま消息を絶ったとのことですが、いつも娘の写真を持ち歩いていたようです。ビジュアルがムサシによく似ていること、「ミヤモト」という姓がいかにもムサシっぽいということで、母親ではないかと言われています。

ムサシの過去について、ある小説の中には「ロケット団に入る前は、美術品を盗んで生活していた」という記述があります。貧しい幼少時代からの流れでそうなったのかもしれませんが、この辺りから魅力的な悪役として描かれているようです。

ムサシの過去としてもう一つ、元々はクールキャラだったという話もあります。ポケモンの「ロケット団！愛と青春の原点！」という回に、コジロウとコンビを組む前のムサシが描かれています。そこで彼女は、「アタシについて来れない奴は組むに値しない」というセリフがあります。単独行動を好んで、ストイックな価値観を持ったクールキャラだったことを窺わせます。

ポケモンのムサシと言えば、やはり同じロケット団の同志・コジロウとの関係は切っても切れません。ここで、二人の関係についてご紹介します。

ムサシとコジロウは、ロケット団に入る前はともにチャリンコ暴走族に所属していました。その時は互いに面識はなかったようですが、ともにロケット団の中で孤立していたことが、逆に二人を結び付けたのかもしれません。

因みに、コジロウにはルミカという婚約者がいて、ヘアスタイル以外はムサシに瓜二つです。アニメでの声優も同じ方が担当されており、ムサシとコジロウの関係性をよく表しています。ただ、ルミカはムサシに輪をかけるほどわがままで高圧的な性格をしており、それが原因でコジロウに逃げられてしまったようです。

ロケット団の仲間としてとても仲が良いムサシとコジロウだけに、ネット上ではよく「二人の結婚の可能性」について議論されています。推定年齢は二人とも25歳くらいと言われていますので、結婚適齢期ではありますが、今のところ二人にそういう感情はないようです。今は仲間としての愛情が強い、といった趣のようです。

ポケモンのムサシは、「ポケットモンスター」がアニメ化されたことで人気がアップしましたが、ここではその担当声優にも注目してみましょう。

ムサシの声優は林原めぐみさんです。林原めぐみさんは、デビュー以来人気声優として多彩な活動をされており、声優ブームの立役者的存在だったと言われています。また、声優としてレコード会社と専属契約した先駆けでもあり、声優としても歌手としても本格的・継続的に活動する「声優アーティスト」の礎を築きました。

林原めぐみ・プロフィール

• 本名：同じ（苗字は旧姓）
• 愛称：めぐさん、閣下、食料大臣
• 出生地：東京都北区
• 生年月日：1967年3月30日
• 血液型：O型
• 身長：155cm
• 事務所：ウッドパークオフィス

林原めぐみさんは、日本ナレーション演技研究所の第一期生として合格し、看護学校に通いながら声優養成所に入りました。そして1986年に声優デビューし、1989年頃からメインキャラクターを担当することが多くなり、女性声優の第一人者に昇りつめます。その豊富なキャリアで年齢や性格を問わず、どんな役でも器用にこなし、アニメグランプリ声優部門では、通算12回のグランプリに輝いています。

林原めぐみさんは、歌手としても多くの活躍を見せています。特に、キングレコードと専属契約を結んでの活動が声優界において画期的でした。林原めぐみさんの功績があったからこそ、その後声優アーティストが多く輩出されたとも言われており、業界内では「声優業界の美空ひばり」とも呼ばれています。

林原めぐみさんの性格は、明るく前向きです。また、物事をはっきり言うところもあるため、マナーを守らないファンに対して明確な批判や非難をすることもあったと言われています。趣味はスヌーピーグッズや金券の収集、アロマテラピーなどです。好きな食べ物は、肉、寿司、いちご、盛岡冷麺とのことです。

林原めぐみさんが演じた主な出演作と役名

• 魔神英雄伝ワタル（忍部ヒミコ）
• チンプイ（春日エリ）
• らんま1/2（早乙女らんま）
• 平成天才バカボン（バカボン）
• 七つの海のティコ（ナナミ・シンプソン）
• 新世紀エヴァンゲリオン（綾波レイ）
• スレイヤーズ（リナ＝インバース）
• ポケットモンスター（ムサシ）
• カウボーイビバップ（フェイ・ヴァレンタイン）
• 万能文化猫娘（夏目温子／ヌクヌク）
• ロスト・ユニバース（キャナル・ヴォルフィード）
• 名探偵コナン（灰原哀／シェリー）

ムサシの声優は林原めぐみさんですが、一時期、産休のためお休みされていました。それは2004年、『ポケットモンスター アドバンスジェネレーション』の85話～92話の間で、その間はポケモン図鑑の声を担当していた平松晶子さんが代役を務めました。

平松晶子さんは賢プロダクション所属の声優で、東京都出身です。生年月日は1967年8月31日で血液型はO型。ぴら、ピラりんなどの愛称で親しまれています。林原めぐみさんとは元々仲が良く、そうした関係もあって林原めぐみさんが産休に入った際、ムサシの代役を務めたようです。

平松晶子さんが演じた主な出演作と役名

• 機甲戦士ドラグナー（ローズ・パテントン）
• みかん絵日記（草凪吐夢）
• SLAM DUNK（赤木晴子）
• ポコニャン！（木の葉ミキ）
• セイバーマリオネットJ（ブラッドベリー）
• 逮捕しちゃうぞ（小早川美幸）
• 烈火の炎（霧沢風子）
• 地球防衛企業ダイ・ガード（桃井いぶき）
• 花右京メイド隊（剣コノヱ）
• 藍より青し（神楽崎雅）

では、ここでポケモンのムサシに関するツイッターでの感想や評価について、代表的なものをいくつかご紹介しましょう。

ムサシの声優を担当した林原めぐみさんは、その他にも数多くの役を演じています。出演作があまりにも多いので、ファンの間でも代表作を挙げるのに苦労が絶えないようです。

ムサシとコジロウというネーミングは『宮本武蔵』が元ネタですが、現在の子供たちにはポケモンがオリジナルだと思っていることが多いようです。母親ではないかと言われているミヤモトも、そうした元ネタ事情からだと言われています。

ムサシ、コジロウ、ニャースのロケット団は、敵役ながらも絶大な人気を誇っています。これらのキャラクターを演じた三人の声優によるラジオ番組などもあったりと、その人気は不動のようです。

ムサシは髪をおろすと美人と言われますが、人気回である『XY』63話以外にも、ムサシの髪が濡れておりている場面があります。こちらも美人だと評判のようです。

しかし、やはりムサシの美人度No.1と評判なのは『XY』63話です。この話には、美人のムサシのビジュアルのほか、ムサシの魅力がたっぷり詰まっています。

ロケット団がメインの『XY』63話は、ムサシだけでなくコジロウの魅力も満載です。特に、愛に生きようとするムサシをそっと見届けようとするコジロウの姿には、感動した！という声が多かったです。

ムサシは性格が悪いという設定ですが、実は人情深いいいところもあります。こうした感動的なエピソードも多く、ムサシのファンが多い所以でもあるようです。

大人気のムサシですが、リアルなフィギュアも発売されていました。ソーナンスも加えて、出来栄えも素晴らしく、ファンの間でも大好評だったようです。

以上、ポケモンのムサシについてのまとめでした。髪をおろすと美人なムサシ、その母親の謎、コジロウとの関係など、気になる点はそのままムサシの魅力でもありました。これからも、ポケモンのムサシからは目が離せません！