2019年04月30日公開
2019年04月30日更新
【鉄血のオルフェンズ】フミタン・アドモスがかわいい!魅力と正体・最期をネタバレ
フミタン・アドモスはアニメ機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズに登場するキャラクターの一人です。フミタン・アドモスはクーデリアの付き人として懸命にクーデリアをサポートします。しかしフミタン・アドモスは実は敵のスパイであり、クーデリアを監視していたのです。そしてスパイであったクーデリアは衝撃的な最期を迎えることになります。本記事ではそんな鉄血のオルフェンズに登場するフミタン・アドモスについて魅力や正体を作中での最期や声優を交えてご紹介していきます。
目次
フミタン・アドモスが登場!鉄血のオルフェンズとは?
鉄血のオルフェンズの作品情報
本記事ではアニメ機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズに登場するフミタン・アドモスについてスパイという隠された正体や魅力、壮絶な最期や声優情報などを一挙まとめてご紹介していきます。ではまずフミタン・アドモスの正体や最期をご紹介する前にフミタン・アドモスが登場するアニメ機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズの概要やアニメ情報をご紹介していきます。
鉄血のオルフェンズの概要
アニメ機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズは2015年に放送された機動戦士ガンダムシリーズの一つにあたるオリジナルアニメ作品です。アニメ機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズは大人気アニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」の監督を務めた長井龍雪が監督を務め、脚本を岡田磨里が務めたことで公開前から大きな注目を浴びていました。そしてアニメ放送後鉄血のオルフェンズは大きな人気を集めることになりました。
多くの人気を集めた理由としてはその物語にあります。アニメ鉄血のオルフェンズは「いのちの糧は、その戦場にある」というキャッチコピーの元貧困に苦しむ少年達の戦いを描いた人間ドラマとなっており、非常にシリアスなストーリーが展開されます。さらに鉄血のオルフェンズには多数の名言や名シーンが描かれており、機動戦士ガンダムシリーズに新たな旋風を巻き起こすことになりました。
鉄血のオルフェンズのアニメ情報
鉄血のオルフェンズは分割4クール形式として制作され、2015年の10月から2016年の3月まで第1期が全国で放送されました。その後2016年の10月から2017年の4月まで第2期が放送されることになりました。鉄血のオルフェンズは合計50話構成という長編物語となっており、非常に濃い内容の物語が展開されています。また鉄血のオルフェンズは新たなガンダムアニメであり、ガンダムを知らない人も楽しめる作品となっています。
そんな鉄血のオルフェンズは評論家からスリルを与える作品であると評価されており、これまでのガンダムシリーズとは全く違うガンダムアニメとなりました。このことでアニメ鉄血のオルフェンズは「今期で燃えたアニメ」1位や月刊アニメージュが主催する「アニメグランプリ」で1位を受賞するなど数々の功績を獲得しました。このことからアニメ鉄血のオルフェンズは平成を代表するガンダム作品といえるでしょう。
フミタン・アドモスのかわいい魅力とは?
時折見せる笑顔
出典: https://festy.jp
ここからは鉄血のオルフェンズに登場するフミタン・アドモスのかわいい魅力をご紹介していきます。スパイである正体を隠してクーデリアの付き人をしているフミタン・アドモスはメガネをした大人びた女性であり、知的な雰囲気を纏っています。これを証明する通りフミタン・アドモスは作中であまり笑顔を見せることはなく、どこか冷たい印象を与えるキャラクターとなっています。
そんなフミタン・アドモスも作中で笑顔を見せます。それはフミタン・アドモスがクーデリアの相談を受けた時であり、フミタン・アドモスは相談の最期にあまり見せることが無い貴重な笑顔を浮かべます。その笑顔は非常に知的な大人の笑顔であり、非常に大人のかわいらしさを感じることが出来ます。またどこか正体を隠すような悲しみの感情も感じ取れる笑顔となっており、この様々な感情が入った笑顔は非常に人気となっています。
クールだけど親身
出典: https://festy.jp
スパイという正体を隠したフミタン・アドモスは上述でご紹介した通りクールで大人びた印象を与えるキャラクターです。しかしクールでありながら鉄華団に所属する子供達の面倒を見てあげる優しい姿が作中で描かれています。またフミタン・アドモスはクーデリアの側近としてクーデリアに対しては常に冷静な対応を示しながら懸命にサポートします。普段冷たい印象を与えるフミタン・アドモスですが親身で優しい性格の持ち主です。
フミタン・アドモスの正体とは?
正体①クーデリア殺害計画のスパイ
フミタン・アドモスはクーデリアの付き人として懸命にクーデリアをサポートしていました。しかしフミタン・アドモスは実はノブリス・ゴルドンに仕えるクーデリア殺害計画のスパイでした。ノブリス・ゴルドンはフミタン・アドモスにスパイをさせ、武装蜂起を企んでいました。そして武装蜂起でクーデリアを担ぎ上げ、これで起きるであろうギャラルホルンとの戦闘の混乱に乗じてクーデリアを殺害しようとしていました。
しかし計画は労働者が蜂起しないことで破綻します。するとギャラルホルンが自演で爆発を起こし、労働者を惨殺します。これによりクーデリアはフミタン・アドモスを探す中で戦闘に巻き込まれてしまいます。その後クーデリアは殺害されそうになるのですが、スパイという正体を隠したフミタン・アドモスが駆けつけ、衝撃の最期を迎えることになります。
正体②クーデリアのトラブル時姿を消す
スパイという正体を隠したフミタン・アドモスは初めてクーデリアが鉄血のオルフェンズの主人公である三日月と出会った時に起こった敵の襲撃の際、忽然と姿を消してしまいます。この戦いでクーデリアは鉄華団のメンバーとなったことで助かります。しかし常にクーデリアの傍にいたフミタン・アドモスが消えた理由が明らかになっておらず、どこにいたのかも一切不明となっています。
正体③バーンスタイン家の侍女
出典: https://festy.jp
スパイであったフミタン・アドモスはクーデリアの家であるバーンスタイン家に仕える侍女です。バーンスタイン家の侍女であるフミタン・アドモスはアーヴラウ政府と交渉に行くクーデリアの付き人として共に地球へ旅立ちます。フミタン・アドモスは寡黙ながらもクーデリアを懸命にサポートし、クーデリア自身もフミタン・アドモスに絶大な信頼を寄せていました。
さらにフミタン・アドモスはクーデリアのために会議場を手配するなどしており、フミタン・アドモスはクーデリアのマネージャーのような存在といえるでしょう。またフミタン・アドモスは冷静でクールな見た目をしているものの、鉄華団の子供を抱きしめるなど優しい素顔を持っており、クーデリア以外に鉄華団のメンバーからも信頼されています。
正体④常にクーデリアと共にいる
フミタン・アドモスはスパイとしてクーデリアを常に監視します。ではフミタン・アドモスはなぜクーデリアのスパイをしていたのでしょうか。だがフミタン・アドモスがいつからクーデリアのスパイをしていたか不明となっており、ただクーデリアの支援者で武装蜂起を企んでいるノブリス・ゴルドンに仕えていることしか判明していません。
フミタン・アドモスは当初クーデリア殺害計画のスパイとしてクーデリアを監視していたのですが、物語が進むにつれてクーデリアとノブリス・ゴルドンとの間で板挟み状態となってしまいます。そのことでフミタン・アドモスは苦しい状況となっていき、スパイという正体を見破る人も出てきてしまいます。
フミタン・アドモスの最期ネタバレ
最期①クーデリアと過ごす
フミタン・アドモスはかつて思い出の温室でクーデリアから外の話を無邪気に聞いてきました。実はフミタン・アドモスはスラムの生まれであり、クーデリアとは身分に大きな違いがありました。するとクーデリアはそんなフミタン・アドモスに革命の乙女という本を見せます。フミタン・アドモスは革命の乙女を見て驚きます。しかし鉄血のオルフェンズ第16話にてフミタン・アドモスの生涯が閉じることになってしまいます。
最期②クーデリアがスラム街へ
出典: https://festy.jp
時は現代、不平不満を募らせた労働者たちがデモを引き起こし、ギャラルホルンは労働者を討伐しようとしていました。既に誰も止めることが出来ず、一触即発の状況となってしまいます。そんな中フミタン・アドモスはクーデリアとスラム街に赴いた過去を思い出します。その際クーデリアはスラム街の住民に施しを与えます。しかし貧困に苦しむ人々にクーデリアは囲まれてしまい、クーデリアは恐怖します。
そこでフミタン・アドモスはクーデリアに罰を与えます。フミタン・アドモスはクーデリアを立派な人間にしたかったのです。クーデリアは泣きながらフミタン・アドモスに抱き着きます。その際フミタン・アドモスはクーデリアに母性本能を芽生えるのでした。
最期③繰り広げられる戦闘
フミタン・アドモスは同じスパイ仲間に見つかってしまい、クーデリアへの裏切り行為は逃げることが出来ない状況へと陥ります。一方ギャラルホルンは労働者達が暴動を起こしたと見せかけ、労働者達を掃討しようと企みます。一方クーデリアはフミタン・アドモスと再会を果たした際、革命の乙女としてデモの中心人物に祭り上げられてしまいます。
するとギャラルホルンは労働者達が武力蜂起したように見せかける作戦を発動し、労働者達に攻撃を開始します。フミタン・アドモスは荒れ果てた街を見て驚愕の表情を浮かべます。一方クーデリアもこの戦闘に巻き込まれ、一人の女性の死を目撃します。実は今回の戦いは全てクーデリア殺害計画のシナリオであり、革命の乙女として全世界に放送されるクーデリアは命を狙われてしまいます。
最期④身を挺して守るフミタン
クーデリア殺害計画の暗殺者たちはライフルでクーデリアに狙いを定めます。するとフミタン・アドモスが駆けつけクーデリアを銃撃から庇います。クーデリアを庇ったフミタン・アドモスは銃弾が直撃し、瀕死となってしまいます。フミタン・アドモスの大量の返り血を浴びたクーデリアは何が起こったか分からず目を見開いてフミタン・アドモスを見つめます。
最期⑤フミタンの尊い死
出典: https://festy.jp
大量の返り血を浴びたクーデリアにフミタン・アドモスは「私にこれはふさわしくない・・・」と言って一つのペンダントを渡します。このペンダントはかつてクーデリアからプレゼントされたものでした。そしてフミタン・アドモスはクーデリアの上で最期を迎えます。フミタン・アドモスの死にクーデリアは泣き叫びます。すると駆けつけた三日月が屍となったフミタン・アドモスに「もうフミタンじゃない」と告げます。
この三日月の台詞でフミタン・アドモスの死を実感します。そしてクーデリアはあまりのショックで呆然とします。三日月は呆然となったクーデリアを担いで戦場から離脱します。クーデリア達が去った戦場にはフミタン・アドモスの屍とメガネだけが取り残されていたのでした。
最後⑥フミタンの気持ち
フミタン・アドモスはかつてスラム街の少女にキャンディを渡したクーデリアを見てその少女とスラム街出身の自分を重ね合わせていました。そしてフミタン・アドモスは死の間際に嫌いな真っ直ぐの瞳をしたクーデリアが革命の乙女へと成長したと語ります。フミタン・アドモスの死後クーデリアはペンダントを見て革命の乙女を見て涙したフミタン・アドモスの気持ちを遂に理解します。
最後⑦クーデリアの涙
フミタン・アドモスの気持ちを理解したクーデリアは静かに涙をペンダントに落とします。クーデリアにとってフミタン・アドモスの死は大きく心に刻まれることになりました。フミタン・アドモスは革命の乙女に希望を抱いており、クーデリアへ大きな希望を託しました。そしてクーデリアはフミタン・アドモスの死を背負って前へ歩みを続けるのでした。
フミタン・アドモスの声優は?
フミタン・アドモスの声優は内山夕実
アニメ鉄血のオルフェンズでフミタン・アドモスを演じた声優は日本の女性声優である内山夕実です。内山夕実は主に活発なキャラクターの声優を務めている声優であり、今回フミタン・アドモスの声優を務めたことでまた違った印象を与えました。ではここからはフミタン・アドモスの声優を務めた内山夕実についてご紹介致します。
声優・内山夕実のプロフィール
フミタン・アドモスの声優を務めた内山夕実は1987年10月30日に東京で生まれ、15歳から日本ナレーション演技研究所で声優業について学びました。その後内山夕実は2005年にアニメ「ARIA The ANIMATION」で声優デビューするものの、就職を理由に引退してしまいます。しかし2010年にドラマ「バンパイアに恋して」で声優として復帰し、今現在声優として活動を続けています。
声優・内山夕実の出演作品
声優として再始動した内山夕実は2011年のアニメ「Aチャンネル」でナギ役を務めたことで初のレギュラーを獲得します。その後内山夕実は「ニセコイ」の宮本るりや「魔法科高校の劣等生」の千葉エリカなど数々の有名アニメ作品に出演することになりました。2019年現在内山夕実は「賭ケグルイ××」の陰喰三欲や「ぱすてるメモリーズ」のイリーナ・レスコヴァの声優を務めています。
声優・内山夕実の事務所
内山夕実が今現在所属している声優事務所は大沢事務所です。大沢事務所は「石橋をたたいて渡る事務所」といわれるほど堅実な仕事をする会社であり、現実主義な考え方を掲げています。しかし大沢事務所は板倉光隆や花田光などのベテラン声優を抱え、積極的にアニメやゲーム、映画の吹き替えなどに参加しています。
フミタン・アドモスに関する感想や評価は?
ところで皆が鉄血のオルフェンズで一番泣いたのって、どの場面だ・・・俺はフミタンが亡くなるところなんだけどさ。次点だとラフタが亡くなる場面
— ファルコ (@656takano) April 21, 2019
フミタン・アドモスに関する感想では最期に泣いたという感想が非常に多く寄せられていました。スパイであるにも関わらずクーデリアを庇って思いを伝えて息絶える姿は涙無しでは見ることが出来ません。
鉄血のオルフェンズ クーデリアとフミタン "お嬢様と侍女"だけじゃない二人の複雑な関係が好きです 良さが広まりますように pic.twitter.com/dZljjXY9i6
— 日並 (@MMmm_selfish) December 26, 2018
フミタン・アドモスに関する感想の中ではクーデリアとフミタン・アドモスの複雑な関係が好きという感想も寄せられていました。フミタン・アドモスはクーデリアの侍女でありながら身分の差やスパイという正体を隠しているなど複雑な秘密を抱えています。この秘密を抱えながら懸命にクーデリアをサポートする姿もフミタン・アドモスの魅力の一つとなっています。
どうでもいいけど鉄血のオルフェンズ女子が甲乙付けがたいレベルで皆かわいいやら美人でたいへん素晴らしい。個人的に眼鏡侍女とか最高なのでフミタン推し。後はアルミリア(チョコレートの横の人の妹ちゃん)がぎゃんかわで辛い。
— ヤスコ (@_yasu_co) December 27, 2015
フミタン・アドモスに関する感想の中にはフミタン・アドモスがかわいいという感想も多く見受けられました。フミタン・アドモスは普段クールな雰囲気を醸し出しているのですが、実は子供思いの優しい性格をした人物です。このギャップもフミタン・アドモスの魅力の一つといえるでしょう。
フミタン・アドモスの正体や最期まとめ
本記事ではアニメ鉄血のオルフェンズに登場するフミタン・アドモスについて魅力や最期などをまとめてご紹介しました。当初フミタン・アドモスはスパイとしてクーデリアを監視していました。しかし最期にフミタン・アドモスはクーデリアに希望を抱き、クーデリアを庇って絶命します。この平和のためにクーデリアを守ったフミタン・アドモスは鉄血のオルフェンズの中で革命の功労者となることでしょう。