鉄血のオルフェンズの最終回がひどい?賛否両論の結末と感想をネタバレで紹介

曖昧なエンディングに賛否両論が飛び交う鉄血のオルフェンズ最終回について、主人公たち鉄華団の壮絶な最期や残された仲間たちの結末から、一部のファンからひどいとの感想が寄せられています。本文では、「鉄血のオルフェンズ」の最終回のあらすじや鉄華団の活躍と結末、作品のみどころやひどいと言われるポイント、賛否両論が飛び交う感想や評価について、ネタバレを交えて紹介します。

鉄血のオルフェンズの最終回がひどい?賛否両論の結末と感想をネタバレで紹介のイメージ

目次

  1. 『鉄血のオルフェンズ』とは?
  2. 『鉄血のオルフェンズ』の最終回に向けての『鉄華団』の動き
  3. 『鉄血のオルフェンズ』の最終回がひどい?
  4. 『鉄血のオルフェンズ』の最終回に賛否両論!?ポイントを紹介
  5. 『鉄血のオルフェンズ』の人気のポイント
  6. 『鉄血のオルフェンズ』の最終回の感想や評価を紹介
  7. 『鉄血のオルフェンズ』の最終回についてまとめ

『鉄血のオルフェンズ』とは?

異色のガンダムシリーズとして、多くのガンダムファンに根強い人気を誇る「鉄血のオルフェンズ」とは、生きるために戦うことを余儀なくされた少年達・鉄華団の活躍と壮絶な最期を描いた作品です。以下では、エンディングがひどいと批判される「鉄血のオルフェンズ」最終回をネタバレを交えて紹介します。

『鉄血のオルフェンズ』の基本情報

ガンダムシリーズの「鉄血のオルフェンズ」とは、2015年10月~2016年3月、2016年10月~2017年3月の分割4クールで放送されたアニメです。鉄血のオルフェンズでは、従来のガンダムファンだけでなく、ガンダムを始めてみる視聴者でも楽しめるストーリー展開や、生きるために戦う鉄華団の少年たちの運命を軸に描かれた新感覚のガンダム作品として、若者を中心に人気を博しました。

『鉄血のオルフェンズ』のあらすじ

無人起動兵器・モビルアーマーの暴走によって引き起こされた大戦争・厄祭戦の終結から300年後の宇宙。地球では、対戦の英雄と彼らの同志7人・セブンスターズが創設した治安維持組織・ギャラルホルンの悪政により、民衆の差別や貧困の蔓延、そして、人身売買されるヒューマンデブリが次々と生み出されていました。

そのような情勢の中、火星のGCS・非正規部隊に所属する少年たちは、ギャラルホルンの襲撃をきかっけに、組織の乗っ取り、自分たちが人間らしく生きることをだけを願い、鉄華団として大人の世界へ足を踏み入れていきます。

『鉄華団』とは

決して散らない鉄の華という意味が込められた「鉄華団」とは、火星・クリュセ地区の民間警備会社・CGSの参番組を母体としています。参番組は、CGSの一軍の下に属する非正規部隊であり、ヒューマンデブリと呼ばれる人身売買された少年たちで構成されていました。後の鉄華団となる少年達は、CGSの大人たちの捨て駒として危険な仕事に従事させられることに加え、不当な差別・暴力などが飛び交う不遇な環境に置かれていました。

しかし、ギャラホルンの襲撃を受けたCGSの社長や主力部隊の大人たちが、事態の処理を参番組の少年たちに押し付けて逃亡したことを機に、少年たちによるクーデターが発生します。そして、彼らは組織名を「鉄華団」と改め、CGSが依頼を受けていた火星独立運動の指導者・ク―デリアの護衛を続行します。

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『鉄血のオルフェンズ』の最終回に向けての『鉄華団』の動き

ギャラルホルン襲撃を機に、CGSの乗っ取りから始まった鉄華団は、ヒューマンデブリとして人身売買された自分たちのように、不遇な環境にいる全ての人間が、人間らしく生きられる世界を創りだそうと大人たちに戦いを挑みます。しかし、最終回に進むにつれて、大人たちの策略にはめられた鉄華団は、窮地に陥ってしまいます。

最終回の重要キャラクター

鉄華団のまとめ役である団長・オルガ・イツカと、彼の相棒で作中の主人公・三日月・オーガスは、鉄血のオルフェンズ最終回にて、鉄華団のその後の行方に重要な役割を担いました。以下では、鉄血のオルフェンズ、オルガ・イツカと三日月・オーガスについてネタバレも含めて紹介します。

オルガ・イツカ

鉄血のオルフェンズの主人公サイド・鉄華団の団長であり、元CGS参番隊・部隊長でもありました。ギャラルホルンによるCGS襲撃にチャンスを見出し、三日月・オーガスを始めとする仲間の少年たちとクーデターを起こし、自ら命名した「鉄華団」を結成します。過酷な環境を共に生き抜いてきた三日月・オーガスを始め、鉄華団メンバーを家族以上に大切な存在に思っており、彼らとは強固な絆で結ばれています。

一方で、オルガの頼みならと自ら汚れ仕事を請け負う弟分・三日月の言動や、自分の選択した道が鉄華団にとって正しい決断だったのかと、鉄華団のまとめ役として仲間たちの将来を案じ、頭を悩ませる素振りを見せていました。鉄華団が窮地に陥った最終回目前に、ノブリスの部下によって暗殺されてしまいます。

三日月・オーガス

鉄血のオルフェンズの主人公・三日月・オーガスは、鉄華団の特攻隊長的存在としてガンダム・バルバドスを操作するパイロットです。団長・オルガとは、幼いころから行動を共にしてきた兄貴分として慕っており、彼や鉄華団の仲間に危害を加える者に対する冷酷さや、阿頼那識システムの過酷な手術に耐え抜く強靭な肉体と精神力の持ち主です。

小柄で幼い外見からは想像がつかない冷徹な性格の持ち主ですが、鉄華団についてオルガと同様に家族以上の存在に大切に想う心優しい一面も兼ね備えています。また、将来は農場経営に携わりたいと考えており、就学経験のない仲間たちと共に、ク―デリアから読み書きを教わっていました。

最終回に向けての『鉄華団』の動き

GCSでの不遇な生活から抜け出し、生きるために戦うことを選んだ鉄華団は、まず、自分たちが所属するGCSの乗っ取ることから始まり、これまでGCSが担ってきた護衛や運送などの仕事を引き継ぎ、行動を開始させます。以下では、鉄華団の最終回に向けての動きをネタバレを交えて紹介します。

テイワーズ傘下に入る

鉄華団に名を改めた元参番組の主要メンバー達は、退職希望者に対する給付金や、ギャラルホルン襲撃による設備の補てんにより、資金難に直面します。そこで、資金調達のために、鉄華団は、テイワーズという巨大グループの傘下に入り、仕事を始めます。

蒔苗の依頼を成功させる

テイワーズ加入後、蒔苗のエドモントン護衛任務を依頼された鉄華団は、大仕事を巡る仲間同士の対立が発生しました。自分たち鉄華団の進むべき先について不安を覚えるオルガでしたが、仲間たちの栄光をかけて蒔苗の依頼を引き受ける決意を固めます。

そして、蒔苗の依頼を成功させた鉄華団は、蒔苗の代表返り咲きに大きく貢献しました。同時に、蒔苗の代表復活を巡り鉄華団と対立していたギャラルホルンは、世界からその信用を失う結果を招きました。

『鉄華団』の急成長

目まぐるしい成長を見せる鉄華団の活躍は、世間の評判を高めると同時に、ギャラルホルンに反旗を翻そうと目論むマクギリス・ファリドに目を付けられます。ギャラルホルンの打倒に燃えるマクギリスは、鉄華団の火星の自治権の獲得を条件に、彼らと手を組むことを要求します。火星での過酷な環境を経験してきた彼らは、自らが進むべき道と考え、マクギリスと手を組みます。

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『鉄血のオルフェンズ』の最終回がひどい?

火星の自治権獲得こそが自分たちが進む先だと考えた鉄華団の選択は、悲劇の始まりとなりました。後に、自分たちの威厳を死守するギャラルホルンの反撃を受けた鉄華団は、マクベリスと共に壊滅の道を進み始めます。以下では、内容がひどいとも評価される「鉄血のオルフェンズ」の結末をネタバレを交えて紹介します。

結末①イオクの死

一度は優勢を見せていた三日月・昭弘でしたが、ラスタルによるダインスレイブ一斉掃射を受けて2人のモビルスーツ・バルバドスとグシオンも大ダメージを受けます。そして、その光景にチャンスを見出したイオクは、不用意に昭弘に近づき、とどめを刺そうと試みます。しかし、前方から近づいてきた敵が、ラフタの仇・イオクだとしった昭弘は最後の力を振り絞って襲撃します。

そして、イオクが乗るコックピットは、昭弘によってハサミで潰され、イオクは無惨な最期を迎えます。また、イオクの死について、後日談にて、クジャン家の当主が死んだことが話されていました。

結末②マクギリスvsガエリオの結果

自身の野望のなら他人の犠牲をいとわないマクギリスは、ラスタルに戦いを挑むも、かつて暗殺を目論んだガエリオに妨害され、やむを得ずガエリオとの一騎打ちに突入します。改修されていない旧バエルに乗りこんだマクギリスは、ガエリオが乗るキマリスヴィータルの性能に圧倒され、バエルは大破してしまいます。

しかし、辛うじてラスタルが乗り込んでいる船艦に侵入し、ラスタル暗殺に乗りこんだマクギリスでしたが、ガエリオの銃撃を受けてその場に倒れ込んでしまいます。そして、意識が朦朧とする中、マクギリスは静かに最期を迎えます。

結末③三日月と昭弘の最期

イオクに仲間の仇討ちに成功した昭弘でしたが、彼には戦いはおろか、生きる気力すら失われつつありました。そして、助けに入った部下の攻撃で致命傷を受けた昭弘は、最期にラフタの仇・イオクを討てたことに満足し、静かに息を引き取っていきました。

そして、昭弘共に闘いを繰り広げてきた三日月も、大破しかけたバルバドスを操作しながら、ギャラホルンのモビルスーツ撃退に執念を燃やし続けていました。しかし、ダインスレイブで受けた傷の影響により、ジュリエッタとの戦闘中に息を引き取ります。そして、彼が乗っていたバルバドスもジュリエッタにより、完全に破壊され、鉄華団主要メンバーの死をもって、一連の戦いが終結します。

結末④ノブリスの最期

かつてオルガ暗殺の命令下していたノブリス・ゴルゴンは、マクギリス事変が終息した後も何事もなかったかのように生きていました。同時に、鉄華団として戦ったかつての団員たちも、新たな人生を歩み始める中、ある人物だけは、いまだ過激な生活を送り続けていました。

セブンスターズの瓦解により、時代は民主制へと移行する空気に便乗して、ノブリスも過去の罪を忘れようとしていました。しかし、ノブリスによって殺された仲間・オルガの仇を討つために、ノブリスはライドの手で暗殺されてしまいます。

結末⑤生き残ったラスタル

鉄火団主要メンバーの犠牲と、当主の死亡または失脚によるセブンスターズの瓦解を機に、地球は民主主義体制を目指すべく、ラスタル党首の下、新たな組織が再編されていきました。同時に、ギャラホルン火星支部の縮小に伴う地球の経済圏の低迷を受けて、火星は火星連合として独立を果たします。

結末⑥ガエリオとジュリエッタのその後

マクギリス暗殺を成功させたガエリオと、鉄華団主要メンバー・三日月・昭弘の暗殺を行なったジュリエッタの仲は、進展を見せており、一部のファンの間では、ガエリオ・ジュリエッタに注目して鉄血のオルフェンズを再度視聴したいとの感想が見られます。

結末⑦ク―デリアのその後

ギャラルホルンの民主化に伴い、自治体制が認められた火星は、火星連合として独立し、初代議長にク―デリアが就任します。ク―デリアは、ヒューマンデブリの問題に代表される火星に残された多くの問題解決のために、かつての敵・ラスタルと手を組む道を選び、世界平和に尽力していきます。

また、蒔苗から火星で採掘されるハーフメタル利権の獲得、自身が代表を務めるアドモス商会を設立して、火星の経済発展に尽力しています。アドモス商会には、かつて鉄華団として共に闘ったユージンとチャドは、ク―デリアのSPとして働くなど、それぞれが別人として生まれ変わりまっとうな暮らしを送っていました。

結末⑧『鉄華団』のその後

ラスタルの策により、英雄から犯罪者に転落した鉄華団の元メンバー達は、これまでの過去を葬り去り、別人として新たな人生を始めます。ある者たちは、腕を活かして整備会社を立ち上げたり、またある者は、義手をはめながら、次世代を担う子供達の育成に携わる道に進んでいきました。

そして、マクギリス事変により戦死した鉄華団・三日月の子供を身ごもっていたアトラは、三日月の死後、男児を出産し、暁と名付けました。そして、アトラと暁は、ラスタルとの会談を終え帰宅したク―デリアを出迎え、ク―デリア・アトラ・暁の3人は家族として平和な生活を送りました。

『鉄血のオルフェンズ』の最終回に賛否両論!?ポイントを紹介

ここまで、鉄血のオルフェンズ最終回までの流れとエンディングまでをネタバレを交えて紹介しました。観る人によって、ハッピーエンディングまたはバッドエンディングのどちらにも捉えられる曖昧な結末にひどいとの感想が寄せられています。以下では、鉄血のオルフェンズ・最終回の注目ポイントをネタバレを交えて紹介します。

ポイント①ファン待望のイオクの死

名門家の出身であるイオク・クジャンは、鉄血のオルフェンズでは、部下を大切に想うが故に、軽率な行動を度々起こしては、戦況を悪化させてきたトラブルメーカー的存在で、モビルワーカーの腕も決して良いとは言い難いでしょう。鉄血のオルフェンズファンの間では、鉄華団の兄貴分である名瀬を卑怯な手口で死に追いやるなど、誰もが憎む悪役でした。

そして、何度の死の危険に陥りながらも決して死ぬことのない強運の持ち主だったことも、最終回に近づくにつれて、ファンの憎悪を更に高める結果となりました。鉄血のオルフェンズ最終回について、ネタバレで紹介した鉄華団の壮絶な最期にひどいとの感想も多く見られる中、昭弘によるイオクの死は、ファンの誰もが望んだ結果だったであり、納得のいく展開だったでしょう。

ポイント②『鉄華団』の崩壊

これまでのガンダムシリーズでも、最終回につれて主人公サイドが窮地に陥るも、結果、主人公たちの勝利によって世界に平和が訪れる展開が多く起用されてきました。しかし、10代の少年たちと彼らの押さえつけようとする大人たちの戦いを描いた「鉄血のオルフェンズ」の結末は、昭弘や三日月のように、主要メンバーの死による鉄華団の崩壊によって、世界平和がもたらされた異色の展開を見せています。

鉄血のオルフェンズの最終回について批判的な感想を寄せるファンの中には、思い入れのある鉄華団の崩壊が受け入れないとの理由から、納得のいかないひどい最終回だったとも言われています。最終回ネタバレで紹介した、賛否両論が飛び交う鉄華団の崩壊シナリオは、世界を平和に変えるために必要な犠牲だったとも捉えられます。

ポイント③エンディングが曖昧

鉄血のオルフェンス最終回がひどいと言われる一番の要因は、エンディングの曖昧さが指摘されます。仲間たちを脱出させた鉄華団の主要メンバーたちの死によって、一連の事件は終焉を迎えましたが、その後起こったギャラルホルンの民主化や、ク―デリアの火星代表就任によるヒューマンデブリの緩和などがエンディングで描かれました。

最後まで闘いを繰り広げた鉄華団主要メンバーの死と、残された仲間たちのその後、ギャラルホルンの民主的な組織など、鉄血のオルフェンズの結末は、観る人によってハッピーエンドまたはバッドエンドにも捉えることができ、このような曖昧さも最終回がひどいと言われる要因でしょう。

『鉄血のオルフェンズ』の人気のポイント

最終回で描かれた主人公たちの壮絶な最期と曖昧な結末から、ファンの間で賛否両論が飛び交う「鉄血のオルフェンズ」は、これまでのガンダムシリーズにはない、新たな魅力で若者を中心に人気を博しました。以下では、「鉄血のオルフェンズ」の人気ポイントをネタバレを交えて紹介します。

ポイント①ハードコアなストーリー性

鉄血のオルフェンズは、大人たちの都合で決められた社会のルールやしがらみによって、不当な扱いを受けてきた10代の少年たちが、腐敗した大人や社会に対して真向から立ち向かっていくこれまでのガンダムシリーズにはないハードコアなストーリーです。自分たちが生きるために、あえて過酷な戦場に身を投じ、大人たちを殺すことに、生きる手段を見いだせなかった彼らの苦悩や葛藤にも注目です。

また、鉄血のオルフェンズの主人公・三日月・オーガストのように、歴代主人公には見られなかった斬新な性格設定や、大人が作りだした社会に反抗する鉄華団のように、年相応とは思えない残虐さや冷酷さにも注目されました。一方で、自分たちが進むべき道について葛藤するシーンのように、時折覗かせる団員たちの幼い一面や多感な年齢を思わせる素振りも人気ポイントに挙げられます。

ポイント②固い絆に結ばれた人間関係

幼少時代の過酷な環境を共に生き抜いてきた三日月・オルガを始め、鉄華団のメンバー達は、不遇な環境で育ってきた影響から、家族以上に固い絆で結ばれています。そして、鉄華団が命を危険に晒してまでも戦いに身を投じる理由は、自分が生きるためだけでなく、残された仲間たちの幸せな未来を築くためでもありました。

生死の境を共に生き延びてきたオルガの為なら、暗殺などの汚れ仕事を平気で請け負う三日月の姿や、メインヒロイン・ク―デリアとアトラとの関係のように、固い絆で結ばれた鉄華団の人間関係にも多くの注目が向けられました。

ポイント③ビーム兵器を排除したメカ同士の戦い

ガンダムシリーズと言えば、主人公たちが操縦するモビルスーツによる戦闘シーンが一番の見所ですが、鉄血のオルフェンズでは、これまでのガンダムでは定番だったビーム兵器が一切排除され、モビルスーツ同士の泥臭い戦いが展開されてきました。メカ同士の戦いには、鈍器や剣による近接戦をはじめ、実弾兵器による攻撃など、非常に荒々しい戦闘シーンが話題を呼びました。

また、メカ同士の戦いは、生きるために戦うことを余儀なくされた子供たちと、自身の欲望のままに世界を牛耳る大人たちの覇権をかけた戦いの象徴であり、鉄血のオルフェンズ人気に火をつけました。

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『鉄血のオルフェンズ』の最終回の感想や評価を紹介

仲間のためなら命を捨ててまで戦う鉄華団の強い信念や、悪・ギャラルホルンの勝利に終わった一連の戦争と結末に賛否両論が飛び交いました。以下では、鉄血のオルフェンズの最終回の感想や評価を作品のネタバレを交えて紹介します。

最終回に肯定的な感想

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鉄血のオルフェンズ最終回について、鉄華団の壮絶な最期や、残された仲間たちのその後の生活に、肯定的な感想を寄せるファンが多く見られます。以下では、鉄血のオルフェンズ最終回に関する肯定的な感想をネタバレを交えて紹介します。

感想1:新感覚のストーリー展開

これまでのガンダムシリーズと言えば、宇宙の覇権を巡る軍同士の争いや、ビーム兵器を始めとするSF的な要素が強調されましたが、「鉄血のオルフェンズ」は、生きるために闘いに身を投じた少年たちと、近接戦のような荒々しい戦闘シーンなど斬新な設定が施された異色の作品でした。そして、ガンダム初心者でも楽しめる新感覚アニメとして若者を中心に高い評価を得ています。

感想2:鉄華団の最期に涙

鉄血のオルフェンズ最終回で描かれる鉄華団崩壊について、一部のファンの間ではそれらを予想する声や、鉄華団に救いを求める声が多く寄せられていました。しかし、最終回の主要メンバーの戦死によって多くのファンの期待を裏切る結果となりましたが、平和の礎を築いた団員たちの奮闘に賞賛の声が寄せられています。

感想3:イオクの最期に納得

鉄血のオルフェンズの主人公・三日月を始めとする鉄華団メンバーの生存が望まれると同時に、作中最恐の悪役・イオクの結末にも大きな注目が寄せられました。鉄血のオルフェンズ最終回がひどいと批判するファンの中でも、イオクの最期は誰もが納得のいく結末だったと思われます。

最終回に否定的な感想

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主人公・三日月たち鉄華団主要メンバーの死をもって物語が終盤を迎えるストーリー展開に賞賛の声が上がる一方、鉄華団の最期を受け入れられないことから、否定的な意見も見られます。以下では、鉄血のオルフェンズ最終回に関する否定的な感想を紹介します。

感想1:あいまいな結末に納得いかない

観る人によって捉え方が大きく変わった鉄血のオルフェンズ最終回について、主人公サイドの鉄華団の崩壊や、その後のストーリー展開に納得がいかないとの感想が多くみられました。鉄華団の死は、一見バッドエンドにも思えてしまいますが、残された仲間たちの行方がエンディングで映し出されたことから、ハッピーエンドにも捉えることが出来、それらの曖昧さについて現在も議論が飛び交っています。

感想2:鉄華団の崩壊に喪失感を覚える

頭の隅で予想はしていても、思い入れの強い鉄華団の壮絶な最期は、ファンの誰もが望まない衝撃的な光景でした。また、エンディングの曖昧さから賛否両論が飛び交う鉄血のオルフェンズ・最終回がひどいと言われる理由の1つに、ファンの期待を裏切る鉄華団の崩壊シナリオも数えられるでしょう。

感想3:ギャラルホルンの勝利に怒りの声も

鉄華団だけでなく、鉄血のオルフェンズファンの間でも、強い憎しみを覚えたであろうギャラルホルンの勝利も、最終回がひどいと言われる理由に数えられます。特に、鉄華団の主要メンバーであり、作品の主人公であった三日月の死後、彼のバルバドスの首をはねて、堂々とギャラルホルンの勝利を宣言するシーンは、ギャラルホルンに対する怒りを更に増幅させ、一番ひどいシーンだとも言われています。

『鉄血のオルフェンズ』の最終回についてまとめ

鉄血のオルフェンズの最終回のネタバレや、アニメが人気となったポイント、最終回がひどいと言われるポイントやネタバレ、感想について紹介しました。鉄華団の壮絶な最期や、残された仲間たちの行方に賛否が飛び交っていますが、鉄血のオルフェンズは、最終回ネタバレで紹介した鉄華団の活躍やひどいと言われる感想では表せない壮大な物語が繰り広げられています。

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