2018年04月29日公開
2018年04月29日更新
新宿スワンの出演キャストまとめ!実写化と原作の比較や豪華脇役など紹介
原作がある作品を実写化すると、どうしても違和感を感じる作品が多いです。「新宿スワン」のキャストは、そのような声が上がるなか、キャスティングが素晴らしいといわれています。その出演キャストと原作の「新宿スワン」の登場人物を比べてみます。豪華な脇役のキャストも含めて紹介します。自分からアゲハ役を立候補した沢尻エリカさんの演技とイメージのぶれのなさは素晴らしいの一言です。その他のキャラクター達はどうなのでしょうか?
目次
原作「新宿スワン」と実写化「新宿スワン」の紹介
原作の「新宿スワン」
原作「新宿スワン」のキャラクター達です。この一癖も二癖もあるキャラクターにどんな俳優さんをキャストされるのが楽しみの方も多かったようです。今回は登場人物ごとにまとめてみました。これだけの役者さんを集められる監督もすごい人だと言う声も多いようです。
実写化した「新宿スワン」のキャスト
出典: http://eiga.com
豪華な顔ぶれで作られた実写化の「新宿スワン」です。今回は「新宿スワン」の原作と実写化したキャストを比較してまとめてみました。その他にいつもの表情の役者さんの写真もありますので、ギャップも楽しめます。
新宿スワンのあらすじまとめ
舞台は夜の歌舞伎町
舞台は夜の歌舞伎町です。女の子のスカウト合戦がこの話の軸となります。その他に複雑な人間関係が絡んでいきます。またその他にも裏の取引、薬物売買など絡んできます。スカウト会社同士の熾烈な争いが描かれています。そしてその会社内でも登り詰めるための闘いもあります。
新宿スワン主人公の白鳥龍彦役の綾野剛さん
原作の白鳥龍彦
原作「新宿スワン」の主人公白鳥隆彦です。髪も金髪で一目みたら「ヤバい奴!」と警戒してしまうような風貌をしています。しかし龍彦は新宿の夜の女の子の幸せを祈り、それをポリシーとしてこのスカウトという仕事をしています。パチンコで負けてお腹を空かせていた龍彦を真虎が拾いあげ、この仕事を勧めます。
キャストは綾野剛さん!
キャストは綾野剛さんです。ここまで原作に近づけるなんて凄いという声も多く上がっていました。本当にアニメの世界から出てきたかのような「実写化」です。そして金髪もとても似合っています。これだけでも豪華なキャスティングが見受けられます。カツラではないかという問いに「地毛です!」と答えていて、これだけブリーチするのも大変だったようです。
おちゃめなところも
こんなお茶目な龍彦もキャストが綾野剛さんだからかもしれません。まとめを見ると、綾野剛さん以外の役者さんではこうはいかなかったという意見もあるようです。綾野剛さんにとってはまり役として、代表作品になることは間違いないと言われています。
いつもの綾野剛さん
2015年度TAMA映画賞最優秀男優賞をこの「新宿スワン」で受賞しています。その他TVや映画などいろいろなところで活躍している役者さんです。役者としてはトリッキーな役から繊細な青年までと、幅のある演技が「憑依型」とも言われているそうです。他の作品の出演も楽しみにされているファンが多いようです。
新宿スワンのヒロイン!アゲハ役の沢尻エリカさん
原作のアゲハ
原作「新宿スワン」のアゲハです。幻の王子様が来るのをずっと待っています。儚さを感じる可愛らしい女の子ですが、借金まみれの女の子です。ある夜、お店からお金を持って脱走します。そこで秀吉に拾われますが、薬物中毒になってしまいます。龍彦を助けようと人を刺してしまい警察に捕まります。
キャストは沢尻エリカさん
キャストは沢尻エリカさんです。「新宿スワン」の実写化で自分からアゲハ役を立候補されたそうです。豪華なキャステイングです。そして、原作のアゲハと違和感が全然ないというところが素晴らしいと言われています。演出にあたってこの役に入れ込んでいったのでしょう。
歌舞伎町をふたりで走る
店長に暴力を振るわれていたところを龍彦に助けられたアゲハが楽しそうに走るシーンです。原作から抜け出てきたようなキャストの組み合わせです。このふたりの出演はこのシーンを観ると納得できます。このシーンは本人も「まさか真昼間の街中を下着姿で走ると思わなかった」というだけで、女優魂を見せました。
いつもの沢尻エリカさん
「1リットルの涙」でエランドール賞・新人賞やゴールデン・アロー賞・新人賞を受賞している豪華な役者さんです。その他、問題発言もありましたが、エステのCMでは素晴らしい肉体美を魅せてくれました。まとめると、この人以外のアゲハはいなかったということでしょう。ドラマや映画などの出演が期待されます。
新宿スワンの真虎役の伊勢谷友介さん
原作の真虎
原作「新宿スワン」の真虎です。左目の傷は自分でつけたそうです。とにかく洞察力が強く、「新宿スワン」のスカウトの世界ではNo.1です。そして人を使うのも上手い人です。龍彦はこの真虎に拾われてこの世界に入ってきました。まとめると真虎=スカウトと言われています。
キャストは伊勢谷友介さん
キャストは伊勢谷雄介さんです。実写化した真虎です。違和感がありません。はまり役といっていいくらいです。この演出をみていても、豪華な役者さんが沢山演出しているのが解ります。実写化は好評か酷評とばっさりと別れます。それを跳ね除ける感じです。「新宿スワン」の世界観を醸し出してます。
龍彦と真虎の出会いのシーンです。パチンコで負けて、お金を持っていない龍彦の食事を奢って、スカウトの道に誘います。ここから龍彦のスカウト人生が始まります。真虎はこの時に龍彦のスカウトの才能を感じとっていたのです。
いつもの伊勢谷友介さん
映画での活躍している役者さんです。異母兄弟に山本寛斎さんがいます。もともと美術系家系だった為、東京藝術大学に入学しましたが、映像について学んだそうです。映画の作品の演出が多い役者さんです。ブルーリボン賞などの賞も受賞されております。ここまでまとめてみても、出演者がとても豪華で豪華なのがとても解ります。
新宿スワンの関玄介役の深水元基さん
原作の関玄介
原作「新宿スワン」の関玄介です。とにかく喧嘩が強いです。普通は「狂犬」という言葉をこういうまとめでは使いますが、それを飛び越えて「猛獣」とも言われています。その他喧嘩だけでなく、その回復力も人並み外れて速いことです。殺人以外のことは全てやる「猛獣」です。
キャストは深水元基さん
キャストは深水元基さんです。「実写化でこの人を越える人がいるでしょうか?いや、いません。」と返事をしてしまうくらいの一致率です。新宿スワンを見ていると、こんなに豪華なキャスティングはその他の映画では見られないという声が高いです。この迫力だと主役の龍彦を喰ってしまいそうです。
どんなにボコボコにされても数日で退院してくる脅威的な回復力を持っています。喧嘩が強くてさらに回復力まで強いとは、まさに「猛獣」と呼ばれるだけあります。
龍彦と関の喧嘩シーンです。「負けてたまるか!ごらぁ!」と言わんばかりの表情です。元ヤクザですが組長に殺されそうになった時に山城神に助けられてバーストに入社してます。それ故に会社と社長に忠誠心を持っています。ガサツな印象ですが、薬物中毒のなった女の子を慰めたりと優しい面もあります。
いつもの深水元基さん
映画「新宿スワン」の関玄介と思えないと言われています。俳優以外にも、モデルやデザイナーをされています。TVのドラマやバラエティ、舞台、その他多数の映画に出演されています。多才な才能を持っている役者さんです。とてもあの関玄介とは思えない感じです。そのギャップも素敵と好評価を受けているようです。
新宿スワンの南秀吉役の山田孝之さん
原作の南秀吉
原作「新宿スワン」の南秀吉です。秀吉は雨の夜にお店から逃げてきたアゲハを買って、自分のいきのかかったお店で働かせ、アゲハを騙して薬物中毒にさせてしまいます。裏の手を使って、ライバルの龍彦よりスカウト数を伸ばして、上を狙っている人です。しかしご法度のヤクザとの関係があります。
キャストは山田孝之さん
キャストは山田孝之さんです。裏であくどい事をやっている雰囲気が満載です。キャストがとても合っている証拠です。原作より優しげな顔立ちですが、その裏の行動がいいギャップを生んでます。アゲハに「元気になる薬」と薬物をさりげなく渡しますが、本当に「元気になる薬」と思ってしまいます。
さらにこの威圧感です。雨の夜にお店からお金を持って逃げてきたアゲハを、その場でお金で解決するだけはあります。裏で薬物の売買に絡んでもいます。
いつもの山田孝之さん
エランドール賞やブルーリボン賞を受賞している役者さんです。映画やTVなどで多く出演されています。旅番組にも多く演出されています。「のぼおの城」で役つくりの為の髭を生やしましたが、これがまた好評で「若い人でこんなに髭が生える人はいない」と言われるほどです。
新宿スワンの葉山豊役の金子ノブアキさん
原作の葉山豊
元々はスカウト会社ハーレム出身です。バーストに吸収された時は元幹部まで上り詰め、葉山派が存在していました。さらに元薬物の売人もしていました。秀吉とは度々密会をしていました。内容は不明です。裏の顔は狡猾で自己中心的です。
キャストは金子ノブアキさん
キャストは金子ノブアキさんです。こちらも実写化としては納得する人が多いです。キャストとしては完璧です。目つきなどは狡猾さをとても表しています。映画「新宿スワン」でのこの軍服風なスーツがさらに雰囲気を醸し出しています。ここまでまとめてみても、役者さんがとても原作に忠実に演をしようとしている感じが伝わります。
こちらの金子さんは貫禄がついた感じです。そしてこのストライプのスーツを着こなせる人も少ないでしょう。
いつもの金子ノブアキさん
俳優でありながら、ドラマーの顔をもっています。バンドの活動もされています。TVや映画にも沢山の作品に出演されています。真逆ですが、ポンキッキーズで「Gonna Be Fun」としてバンドでの出演もしています。特にドラマーの腕は高く評価され、多数のアーティストとの作品やツアーに参加しています。
新宿スワンの時正役の村上淳さん
原作の時正
バーストの幹部で山城の右腕とも言われています。元々はミネルバ出身です。山城神が独立時に退社してます。薬物を使うことを嫌い、最後まで薬物を使ってのスカウトはしませんでした。サングラスは温泉に入る時もかけてるそうです。
キャストは村上淳さん
原作の時正は面長な顔でしたが、実写化では顎がやや尖った感じです。しかし雰囲気は時正らしさがでています。さすが社長である山城神の右腕的存在です。
ちがうアングルの村上さんです。やはり貫禄を感じます。さすが社長の右腕的存在と話題になったそうです。
いつもの村上淳さん
モデルから俳優へなられた方です。映画やVシネマ、TVでもたくさん出演されている役者さんです。肝臓の病気をお持ちのようで、一時期、激やせしてしまったそうです。病気の名前は伏せられてますが、素敵な俳優さんだけにカラダは気を付けて欲しいという声があがっています。
新宿スワンの山城神役の豊原功補さん
原作の山城神
いわずとしれたバーストの社長です。子供の頃から天野会長に世話になっていていました。若いころはヤクザの事務所に殴り込みまがいのこともしていました。真虎の裏切りを薄々感じとっていましたが、心労で入院中に真虎の手によって、点滴に塩化カリウムを注入され死亡します。
キャストは豊原功補さん
この作品はどれだけ豪華な俳優さんを使っているのだろうと思うほどです。山城社長も貫禄といい、大人の危なさ、色気が漂い素敵です。このような衣装にも負けないオーラを出してます。
このようにバックに部下達を従えている姿はとても貫禄もあり、まさに「バーストの社長」です。バーストの社員達もとても迫力があります。
いつもの豊原功補さん
TV、映画、舞台、さらにナレーションもこなす役者さんです。プライベートでは色々と騒がれていたようです。しかしそのような経験が、役者としての肥やしになることもあります。出演されている作品は非常に数が多いです。
新宿スワンの天野修善役の吉田鋼太郎さん
原作の天野修善
新宿を縄張りにする「紋舞会」の会長。というよりも組長です。飄々としているがいつも頭の中では様々な出来事に対しての対応を巡らしている切れ者です。若い頃は相当暴れていたそうです。その武勇を見込まれて暗殺計画の実行者となります。
キャストは吉田鋼太郎さん
原作とはあまり一致率は少ないですが、凄味が上手い役者さんなのでヤクザの組長にはぴったりかもしれません。大人のの渋さに、凄味が加わるとこうなるのだと納得します。役通りに飄々として本音を見せない演技は素晴らしいと言われてます。
ここまでの登場人物の比較も交えて、動画でまとめてみます。なお一層、キャスティングが良かったことが解ります。
いつもの吉田鋼太郎
舞台、映画、TV、CMとひっぱりだこの役者さんです。蜷川幸雄さんの作品には無くてなならない役者さんです。いまはTVを付けると何かしらで顔を見ることが多くなってます。素晴らしい演技力でこの作品に花を添えました。
その他の登場人物もチェック!
森長千里は上地雄介
喧嘩が強く、龍彦と互角に戦いました。しかし、心には義理堅さと熱い友情を持っています。熱い一戦を交えた後、龍彦とスカウト会社のバーストネオを立ち上げます。
キャストは上地雄介さんです。役者以外にも歌手活動などもされています。高校野球に関しては、甲子園で松坂大輔とバッテリーを組んだのも有名な話です。様々な種類の賞を受賞しています。今後の活躍が期待されます。
滝マサキは浅野忠信
横浜を拠点とするウィザードの社長です。背中にガレオン船の洋彫りがあります。大人の事情により自分が好まない手段はとらない主義でした。関玄介との交流が深かった人です。龍彦とタイマンを張った後、自分の思いを告げて投身自殺します。
話題にもなった背中のタトゥーですが、これは本物ではありません。しかし、本物と見間違うほどの精巧さです。役つくりとはいえ時間もかかりますし大変です。
キャストの比較のまとめを見て作品を楽しもう!
豪華なキャストによる共演
いかがでしょうか?こんなに豪華な役者さん達が出演する実写化は中々ありませんし、その他の癖のある登場人物のキャストも素晴らしいと言われています。このまとめを見て、原作と実写化を比較しながら見てみてはいかがでしょうか?