【プリキュア】キュアエースの正体は円亜久里！かわいい魅力やレジーナとの関係は？

『ドキドキ！プリキュア』において、5人目のプリキュアとして登場したのがキュアエースこと円亜久里（まどかあぐり）です。キュアエースはプリキュアに変身する前は小学4年生の女の子です。しかし、プリキュアに変身することで身長が伸び、華やかなメイクをした大人の容姿へと変わります。プリキュアシリーズにおいて、小学生プリキュアは『スイートプリキュア』に登場したキュアミューズに続いて2人目となります。
 

キュアエースは『ドキドキ！プリキュア』において5人目で最後のプリキュアとして登場します。しかし、最後に登場するプリキュアでありながら、何も知らない新入りとは違い、長年の経験を重ねた先輩プリキュアという役割を担っています。初登場のシーンでは、他の4人のプリキュアが危険な状態に陥っているとき、思いがけずみんなを助けに現れたのがキュアエースです。プリキュアのなかでも人気のあるキャラクターです。

円亜久里は小学4年生ですが、小学生とは思えない精神を持っており、自分のレベルを上げるためには努力を惜しみません。また正義感にあふれていて、相手に対して逃げずに立ち向かうので、小学生の間でもカリスマ性の強い存在となっています。しかし、自分のプリキュアとしての役割を果たすため、また自分がプリキュアであるために、まわりを巻きこんでしまうことを恐れ、人と距離をとるようにしていました。

しかし、プリキュアの仲間と過ごす中で、共感や信頼といったお互いを肯定し合う人間関係の大切さに気付き、小学校の同級生とも仲良くなります。円亜久里は大人っぽい性格ですが、甘い食べ物が大好きというかわいい女の子の一面もあります。そして、ニンジンが嫌いという子供らしいところもあります。

プリキュアシリーズは、今回の『ドキドキ！プリキュア』も含め、プリキュアに変身することができるのは、中学2年生の女の子であるという場合がほとんどです。しかし、キュアエースである円亜久里は小学4年生でありながら、プリキュアに変身します。さらに『ドキドキ！プリキュア』の中では一番年下ですが、他の4人のプリキュアをレベルアップさせるため、スパルタのコーチとして厳しく接するという役割も果たします。

キュアエースは他の4人のプリキュアと比べとても強いプリキュアですが、プリキュアに変身できる時間が5分だけという弱点があります。制限時間が過ぎ、元の姿に戻っても、活動する力が戻れば、再びプリキュアに変身することができますが、プリキュアシリーズにおいて、変身できる時間に制限があるということは、過去に前例がないことでした。そして、最後の戦いが近づく頃、キュアエースは5分という時間制限の壁を乗り越えます。

『ドキドキ！プリキュア』は2013年2月から2014年1月まで全49話が放送されました。プリキュアシリーズとして記念すべき10作目のアニメ作品となります。そして8代目のプリキュアである『ドキドキ！プリキュア』は愛と勇気と秘密に満ちたドキドキの物語がテーマとなっており、特に女の子に人気のあるアニメです。

ストーリーは、昔からの友達である中学2年生の女の子3人と、トランプ王国という別世界からやっていた女の子1人、そして後にプリキュアの仲間になる小学生の女の子1人の合わせて5人の女の子が主人公です。妖精の力を借りプリキュアへと変身し、地球を侵略をしようとする、愛を忘れた「ジコチュー」と戦うという物語です。

キュアエースのかわいい魅力と正体について詳しくご紹介していきます。キュアエースこと円亜久里は、小学4年生ですが、誰にでも丁寧な言葉づかいで話し、言動が小学生らしくない女の子です。甘い食べ物が大好きという、かわいい一面がありますが、食べたときのコメントは、子供らしく「おいしい！」と素直に言うのではなく、食レポのような発言をします。

キュアエースの変身シーンは、美しくかっこいいと話題になっています。「プリキュア、ドレスアップ！」と声を上げると、パートナーであるアイちゃんから力をもらい、変身アイテムである、ラブアイズパレットを受け取ります。ラブアイズパレットに並ぶクリスタルをペンで1つずつタッチしていったあと、アイシャドウでアイメイクをします。そして身長が伸びると、真っ赤な髪とコスチュームになりキュアエースへと変身が完了します。

キュアエースはプリキュアに変身すると、身長が伸びアイメイクや口紅といった化粧を施していることもあり、歴代プリキュアの中でも特に大人っぽい容姿へと変わります。しかし、小学生にしては言動が大人びているところはありますが、変身前の円亜久里の髪型や服装、身長においても見た目は年相応です。また、お茶会ではお菓子を目の前にして、早く食べたいのを我慢しているという場面があり、子供らしい一面が見られました。

キュアエースは釘宮理恵（くぎみやえり）さんが声優を担当しています。釘宮理恵さんは、「たまごっち！」のまめっち役や「鋼の錬金術師」のアルフォンス・エルリック役を担当する人気声優です。

最後の試練に訪れた島で、ご飯を食べるためにカレーを作ることになります。このとき、カレーのおいしさに驚き、円亜久里が目を輝かせる場面があります。外で焚火を囲みながらみんなで作ったカレーを食べると格別においしく感じ、思わず子供らしさを見せます。

また別の話では、ランチにカレーを食べる場面で、自分のカレーに入っているニンジンをアイちゃんに食べさせようとします。そして、まわりから赤ちゃんにカレーを食べさせることはまだ早いとつっこまれてしまうのです。このとき、円亜久里がニンジンが嫌いであるということが、みんなに知られることになります。大人びた発言をしながら、ニンジンが嫌いという子供らしさもかわいい魅力の一つです。

円亜久里は、夏祭りへ誘われますが、プリキュアの特訓中ということで渋っていました。しかし、とてもおいしいスイーツがあると言われ、スイーツにつられて夏祭りへ行くことになります。そこで、みんなでかき氷を食べることになります。一口食べるのものの、最初はなんとなく満たされない様子の円亜久里でしたが、すぐそばで食べていた森本エルの宇治金時のかき氷にそそられ、一口もらいそのおいしさに感動します。

円亜久里は大人びた性格ということもあり、小学校のクラスでまわりと馴染むことができない存在でした。唯一、森本エルというクラスメイトとは親友になります。きっかけは、男の子からからかわれているところを円亜久里が助けたことでした。学校では浮いた存在の円亜久里でしたが、物語が進むにつれ1人で頑張るのではなく、みんなで支え合うことの大切さに気付きます。そして、物語の最後にはたくさんの友達に囲まれています。

キュアエースの正体である円亜久里は、トランプ王国のアン王女の「光」の心から生まれた存在です。アン王女が不治の病にかかった際、それを心配した父親が闇の力を借り、娘のアン王女を助けます。アン王女は助かりますが、国の平和より自分の娘の命を選んだことで、父親はキングジコチューとなってしまいます。そして、アン王女は父親であるキングジコチューを見捨てることができず、心が「光」と「闇」へと分かれます。

円亜久里とは反対に、レジーナはアン王女の「闇」の心から生まれました。円亜久里とレジーナは、「光」と「闇」という正反対の、別々の人物として存在しますが、もともとはアン王女という同一人物の心から生まれたものです。そんな2人には似ている部分が多くあります。ここからは円亜久里とレジーナの共通点を詳しくご紹介していきます。

キュアエースこと円亜久里とレジーナは、正義のプリキュアと悪である敵という正反対の立場ですが、共通点が多くあります。まず1つ目にアイちゃんに好かれているという点です。プリキュアシリーズには、プリキュアとパートナーとなる妖精が登場する場合がほとんどで、キュアエースのパートナーとなるのが、アイちゃんです。「アイ、アイ」と話すことからアイちゃんと呼ばれるようになりました。

円亜久里とレジーナは身長など体格がよく似ています。さらに、髪型もロングヘアで同じです。円亜久里は普段から前髪をアップにしていますが、前髪を下すとレジーナーにとてもよく似ています。

円亜久里はこれまでにご紹介した通り、大の甘いもの好きです。そして同じくレジーナも甘い食べ物が大好きです。キングジコチューの娘であるということから、わがままで自己中心的な性格ですが、甘い食べ物に対して幸せを感じている姿は、普通のかわいい女の子と同じです。

キュアエースが初めて登場した場面では、レジーナの攻撃をかわし、圧倒的な強さを見せつけます。キュアエースは他のプリキュアと比べ格段に強いということもありますが、レジーナの動きを完全に封じ込み、まるでレジナーの全てが分かっているかのように次々と攻撃をかわしていきます。

円亜久里は「まどかあぐり」と読みますが、読み方を替えると「えんあぐり」と読むことができ、アルファベットに変換すると「ENAGRI」となります。「ENAGRI」の順番を入れ替えることで、レジーナをアルファベットで表した「REGINA」と同じになります。

『ドキドキ！プリキュアヴォーカルアルバム1』に収録されている、「5minutes」はキュアエースの声優を担当している、釘宮理恵さんが歌っています。キュアエースの弱点である、プリキュアに変身できる時間が5分だけということから「5minutes」というタイトルになっていますが、歌詞は5分という制限をバネにして戦うという力強い内容になっています。

『ドキドキ！プリキュアヴォーカルアルバム2』に収録されている「愛の力」も同じく釘宮理恵さんが歌っている、キュアエースのキャラクターソングです。釘宮理恵さんは歌唱力に定評があり、歌が上手で歌声に癒されると話題になっています。キュアエースのキャラソンがかわいいという声も多く挙げられています。

ここまで、キュアエースのかわいい魅力や正体についてまとめました。ここからは、キュアエースに関する感想や評価をご紹介していきます。ツイッターやSNSではキュアエースについて「かわいい」や「かっこいい」という意見が多く、話題になっています。

キュアエースは、普段プリキュアに関心がないという人にも、魅力的に感じる存在です。かわいくてかっこいいという、両方を兼ね備えたキュアエースの姿に心を惹かれる人が多くいます。

キュアエースの魅力として、変身前と変身後のギャップが好きという意見も多く挙げられています。変身前の小学4年生の円亜久里と変身後のキュアエースは容姿が大きく変わります。変身前はとてもかわいいのに、変身後は綺麗でかっこいいと話題になっています。

キュアエースはかわいくてかっこいいとい外見の魅力だけではなく、スイーツが大好きでニンジンが苦手というような小学生らしい部分も人気となっています。『ドキドキ！プリキュア』の中で一番年下でありながら、厳しいことをみんなに言いますが、スイーツには目がなく弱いというキャラがかわいいという声も多くあります。

キュアエースの正体やかわいい魅力についてご紹介しました。キュアエースこと円亜久里は小学4年生ですが、言動が大人びています。しかし、甘いスイーツが大好きでニンジンが嫌いという子供らしいところがあり、普段しっかりしている女の子が見せる意外な一面が魅力です。キュアエースが登場する「ドキドキ！プリキュア」をまだ見たことがないという人は、ぜひ一度ご覧ください。