【BLEACH】朽木白哉の魅力とは？孤高のイケメンの性格や卍解・必殺技を考察

護廷十三隊六番隊隊長として知られ、イケメンとしても人気の高い朽木白哉は活躍する場面も多く、名言なども多いキャラクターです。当初は敵として一護たちの前に立ちはだかりながらも妹である朽木ルキアを大切に想っていることが判明し、それ以降は一護を陰ながらにサポートする心強い味方として登場します。ここからは朽木白哉のプロフィールや性格などについて見ていきましょう。

朽木白哉は四大貴族として知られる名門『朽木家』の現当主にして六番隊隊長を務めている尸魂界屈指の実力者です。朽木ルキアの義兄であり、冷静沈着で感情を表に出さない人物として知られています。他の隊長との関係性を見ていくと市丸ギンとはほど同時期に隊長に就任し、更木剣八の粗暴な性格を嫌っているため険悪な仲となっており群れることを嫌う性格であることが分かります。

• 名前：朽木白哉
• 役職・肩書：瀞霊廷護廷十三隊六番隊隊長・瀞霊廷四大貴族「朽木家」二十八代目当主
• 羽裏色：青藍
• 身長：180cm
• 体重：64kg
• 誕生日：1月31日
• 斬魄刀：千本桜(せんぼんざくら) 
• 卍解名：千本桜景厳(せんぼんざくらかげよし)
• 声優キャスト：置鮎龍太郎

朽木白哉の性格は仏頂面であり、無口で毅然とした立ち居振舞いは他者には冷徹な印象を与えていて護廷十三隊の隊士からは近寄りがたい存在として恐れられています。 さらに四大貴族『朽木家』の当主としてプライドが高く、風紀の乱れや粗暴な態度は許さない生真面目な性格をしています。そのため更木剣八とはたびたび衝突しており、顔を合わせるたびに険悪なムードになります。

感情を表に出さないながらも、55年前に死去した妻でありルキアの姉の緋真の事は今でも想っています。さらに彼女との約束である『妹を守る』ということを実行するためには手段を選ばないなど、ルキアのためには無茶をする一面も持っています。一護との対決以降は僅かながらも気真面目さや厳しさが緩くなっており、笑みを浮かべているように見える場面も増えていきました。

『尸魂界篇』では一貫して一護の敵であり続けました。圧倒的な実力で一護を圧倒し、ルキアへの想いを押し殺して処刑を全うするという四大貴族や護廷十三隊の隊長としての責務と義兄として感情の間で揺れ動く難しい立場となっていました。卍解を習得ばかりの一護では勝つことができずに、『破面化』にまで追い込むほどの強さを見せました。一護との決着後は陰ながら彼らを援護する心強い味方となりました。

『破面篇』では黒崎一護たちの援軍として虚圏へと侵入し、十刃と戦います。ルキアを殺そうとした十刃のゾマリ・ルルーを相手に手足の腱を切る重傷を負いながらも、勝利を収めます。その後、一護が現世に戻る際に激励の言葉をかけるなど一護を信頼している様子を見せます。さらに険悪な関係の更木剣八と共闘し、十刃のヤミー・リヤルゴを倒すなど今までにない一面を見せることになります。

『死神代行消失篇』では一護のために、多くの隊長たちと現世に現れ完現術者たちとの戦闘に参加します。最も厄介なの能力を持つ完現術者・月島と闘い、一護への強い信頼を語ります。過去を改変されても、ルキアを助け尸魂界を救った一護への強い信頼は変わることなく、戦いの中で成長を見せるなど隊長格でありながらその実力は戦闘を経験するごとに上がっています。

『千年血戦篇』ではエス・ノトに敗北を喫し瀕死の重傷を負います。その際も一護への強い信頼を見せており、死の間際まで一護を信じ続けました。その後は霊王宮で修行をしてさらなる強さを習得し、朽木ルキアの援軍として駆けつけ勝利しました。最終巻にあたる74巻では朽木ルキアの13番隊隊長就任を隊長として見守るなど義兄として関係は良好になっています。

イケメンの冷静な死神ということでも人気の朽木白哉の魅力はイケメンなことだけではありません。苦悩を抱えなが四大貴族の当主として生きていることや『戦いの天才』として護廷十三隊の隊長を務めていること、密かに隠し続けている妹への想いなど多くの魅力的な一面を見せています。ここからイケメン死神・朽木白哉の魅力について紹介していきましょう。

朽木白哉に実力は剣術の強さだけではありません。一瞬で移動する『瞬歩』や数多くの鬼道を習得するなど圧倒的な戦闘の才能を見せています朽木白哉は戦闘において鬼道を多用することでも知られており、『破道の一 衝』や『破道の四 白雷』、『破道の三十三 蒼火墜』、『縛道の六十一 六杖光牢』、『縛道の八十一 断空』など八十番台の鬼道も難なく使用します。

斬魄刀の使用ができなくなっても、鬼道で相手を倒すことができるなど圧倒的な実力を見せています。隊長としては年齢が若いため、いまだに発展途上であり戦闘のたびに実力を上げています。

朽木白哉には婚姻歴があり、このことがルキアとの関係をこじらせています。白哉の妻・緋真は流魂街出身であったために『貴族以外の血を混ぜる』ことが掟に反するとして朽木家には反対されていました。結婚後は幸せな生活を送っていましたが、55年前に病気のために死去してしまいました。死去する前に緋真は流魂街にいる妹を守ってほしいと白哉に頼み、白哉は『必ず守る』と約束します。

白哉は緋真との約束を守り、真央霊術院でルキアを見つけ朽木家に養子として迎えます。流魂街出身のルキアを朽木家に迎える事も掟に反していたために、白哉は二度と掟を破らぬ事を父母の墓前で誓いました。この誓いが後に白哉を苦しめることになります。ルキアとは義兄妹であり、義兄として常にルキアを気にかけています。ルキアが護廷十三隊の隊員になった後も、危険な任務に就かないように手を回していたことも後に発覚します。

白哉はルキアの処刑に対し、常に平静を保っていました。ルキアを朽木家に迎えたときに両親の墓前で立てた『掟を二度と破らない』という誓いを守るために、ルキアの処刑を受け入れました。実際は掟と緋真との約束の間に揺れながらも平静に振る舞っていただけに過ぎませんでした。しかし一護との戦いの中で掟よりも大事なことに気づき、以後はルキアへの想いを少しずつ表に出すようになりました。

朽木白哉は四大貴族の当主として育てられたために世間ずれしている天然な一面もあります。オリジナルマスコット『わかめ大使』というものを作り出し『わかめ大使』に異常な愛情を注いでいたり、奇妙な芸を持っていたり、真顔で奇妙な行動をとるため周囲が混乱することもしばしばあります。しかし、誰も突っ込むことができないため本人は無自覚であり、こうした天然な一面がファンの心を掴んでいます。

『やちる』こと十一番隊副隊長の『草鹿やちる』とは独特の関係性を見せてファンを喜ばせています。やちるは朽木白哉を『びゃっくん』と呼ぶなど、怖いもの知らずの一面を発揮しています。一方の白哉もやちるが近くに来ると『茶菓子を与えて追い返せ』とその対処法を心得ています。冷静でシリアスなシーンも多い白夜のコミカルな一面が垣間見れるやちるとの関係はファンに好評なものとなっています。

『過去編』に登場した朽木白哉はまるで別人のような少年だったことが多くのファンを驚かせました。彼は生意気で快活、四楓院夜一にからかわれて憤慨するなど感情を表に出さない今とは正反対の少年だったことが明かされました。この頃からイケメンであったことは変わらず、少年時代の朽木白哉も人気の高いキャラクターとなっています。

一時期、朽木白哉には死亡説が流れていました。それは『千年血戦編』でのエスノト戦です。滅却師たちが卍解を奪ってしまう事を知りながらも、卍解を開放し敵から情報を引き出そうとしました。しかし、白哉の読みは甘く、エスノトに千本桜景厳を奪われ死の間際まで追い込まれてしまいます。一護の到着に安堵し『済まぬ』という言葉を残し、場面転換してしまったためにファンの間では死亡説が流れてしまいました。

『虚圏編』では剣八と共闘するというファン待望の戦闘が描かれました。相手は十刃最強のヤミー・リヤルゴで、白哉と剣八の喧嘩の最中に割って入ったために二人は図らずも共闘してヤミー・リヤルゴと闘う事になりました。詳しい戦闘は描かれていないものの勝利しており、二人とも傷だらけになりながら尸魂界に帰ってきました。

朽木白哉はアニメ『BLEACH』でも人気の高いキャラクターで、担当声優がイケメンキャラクターの声を多く担当する置鮎龍太郎だったこともファンを喜ばせました。置鮎龍太郎は『テニスの王子様』の手塚国光や『名探偵コナン』の沖矢昴役など寡黙でありながら、高い実力を誇るイケメンキャラの声優をしているため朽木白哉役も難なくこなしています。

• 名前：置鮎龍太郎
• 愛称：りょうちゃん、オッキー
• 性別：男性
• 出生地：福岡県
• 生年月日：1969年11月17日（49歳）
• 血液型：O型
• 身長：170cm

• 職業：声優、ナレーター
• 事務所：青二プロダクション
• 配偶者：前田愛
• 活動期間(声優)：1989年 -
• アニメ声優デビュー作：リリパット（『ドラゴンクエスト』）

ここでは護廷十三隊でも屈指の実力者である朽木白哉の斬魄刀や卍解について見ていきましょう。朽木白哉の斬魄刀や卍解は数多く登場する斬魄刀の中でもトップクラスの人気を誇っています。白哉の卍解はヴィジュアル的にも魅力的であり、舞い散る桜は美しく日本人だけでなく外国人でも人気の高い卍解として知られています。

朽木白哉の斬魄刀の名前は『千本桜』です。現世で一護と恋次の戦闘では、優勢に運んでいた一護を始解することなく一瞬で切り捨ててしまうほどの切れ味を誇っています。戦闘においては鬼道などを織り交ぜながら戦う白哉ですが、始解せずとも尸魂界で修業する前の一護程度の実力であれば切り伏せることが可能なほど高い戦闘力を持っています。

朽木白哉の始解は第14巻(116話)で初披露され、志波岩鷲戦で初めて使用されました。解号は『散れ千本桜』であり、始解状態では無数の刃が地面より浮き上がって、無数の刃となって攻撃できるようになります。刀としては使えなくなってしまい、防御が疎かになってしまうために始解せずに戦う場合も多くあります。

朽木白哉の卍解は『千本桜景厳(せんぼんざくらかげよし)』であり、始解時を大幅に上回る数の刀が出現します。卍解『千本桜景厳(せんぼんざくらかげよし)』は始解時とは違い攻防一体の刃を操ることができます。無数の刃を縦横無尽に操る事で敵を攻撃し、避けることが困難となっています。しかし無敵に思える『千本桜景厳』にもわずかながら弱点があり、そこを突かれると戦況が厳しくなってしまう事もあります。

『千本桜景厳』には多くの必殺技があります。無数の刃を白哉の思い通りに操ることで様々な攻撃を可能にしています。ここでは圧倒的な戦闘力を誇る朽木白哉の卍解『千本桜景厳』の攻撃パターンや弱点などを見ていきましょう。

『殲景 千本桜景厳』は卍解状態の『千本桜』の攻撃力を飛躍的にアップさせる必殺技です。朽木白哉の周囲を舞っている無数の刀を千本の刀に集約することで通常よりも攻撃力を上げています。第19巻(164話)の黒崎一護戦では一護を圧倒し、無意識のうちに『虚化』するまで追い詰めています。

『奥義 一咬千刃花』は「殲景 千本桜景厳」の状態で使用できる技であり、千本の刀を相手めがけて飛ばす攻撃となっています。通常の『千本桜』の花びら状の刃よりも攻撃力が高いため、相手は防御も回避もできることなく圧倒されてしまいます。第73巻(671話)のジェラルド・ヴァルキリー戦で使用しています。

『吭景 千本桜景厳』は花びら状に散っている無数の刃が全方位から敵を攻撃する広範囲型の攻撃です。第34巻(301話)の十刃のゾマリ戦で使用し、あまりの刃の多さにゾマリ戦は切り刻まれてしまいました。あまりにも刃の数が多いため防御や回避することが困難なため、絶大なダメージを与えることが期待できます。

『終景 白帝剣』は「殲景 千本桜景厳」で千本の刀に集めていた刃を一本に集約したことで攻撃力を限りなく大きくした必殺技となっています。戦いの終盤で披露することが多く、『見えざる帝国』に敗北するまでは白哉の最大の攻撃となっていました。第19巻(166話)で黒崎一護に使用しており、この時は月牙天衝の前に散ってしまいました。

『無傷圏』は月島によって明かされた『千本桜』の最大の弱点です。千本桜は無数の刃が術者の周りを舞うために、己を傷つけることのないように白哉の周り85センチには刃が舞っていません。そのため接近戦には不向きの能力であり、月島にもその弱点を突かれてしまいました。しかし、この際白哉は刃を握り込み相手を攻撃するという新戦法を考案し、接近戦でも千本桜が有効であると証明しました。

朽木白哉は名言が多いことでも知られています。口数は少ないものの無駄口をたたくことはなく、すべての言葉に意味があるといっても過言ではないほど、数々の名言を残しています。ここからは朽木白哉の名言集を見ていきましょう。

『命を捨てて奮う刃で護れるものなどないと知れ』はルキアの卍解に対してはなった一言です。一歩間違えれば自らの命も落としかねない卍解を見て、あまりにも高い危険性に注意を促すセリフです。ルキアへの想いと死神としての経験が滲む名言となっています。

『見事だ。貴様の牙 見事に私に届いていたぞ。』はルキアのために白哉へと立ち向かった恋次に向けた賞賛の言葉です。お互いにルキアを大切に想っていながらも刃を交えることとなった哀しい戦いの最後に放たれる名言です。

『我が朽木家は四大貴族の一全ての死神の規範とならねばならぬ。我らが掟を守らずして誰が守るというのだ。』は四大貴族の当主としての矜持が言わせた白哉の苦しさが滲む一言です。一護のまっすぐな想いに対して、背負っているものの大きさの違いを感じさせる責任の重さを表した名言となっています。

『私がいつ"死神として貴様を斬る"などと言った。私が貴様を斬るのはただ、貴様が私の誇りに刃を向けたからだ』はルキアを傷つけた破面と闘うときの一言です。『尸魂界編』以降、ルキアへの想いを素直に表すようになったため、こうしたルキアを想う言葉が多く登場します。

『私と貴様で何が違うのか教えてやろうか…格だ。猿猴捉月、けだものの目に映るのは所詮水に映った月までだ。それを捉ろうと踠いても、ただ水底に沈むのみ。貴様の牙は私に届くことはない。永遠にな』は恋次と闘った時に放った一言です。隊長として、当主として、ルキアの兄としてのプライドが言わせたセリフとなっています。直情的に向かってくる恋次を諫める容赦ない名言として、多くの人の心に刻まれています。

ここまで朽木白哉の経歴や卍解、声優など様々なことを紹介してきましたが、ここではネット上の朽木白哉の感想や評価などを見ていきましょう。朽木白哉はイケメンキャラクターとしても多くの女性ファンを持ち、様々な声がネット上に挙がっています。声優に関する感想もあるなど、多くの注目が集まっています。

『BLEACH』の人気キャラクターとして知られる朽木白哉ですが、朽木白哉はイケメンであることでも有名です。多くのイケメンキャラクターが登場する『BLEACH』の中でも、トップクラスのイケメンとして女性ファンが多いキャラクターです。ネット上でも『白哉様、かっこよすぎる』という声や『白哉、イケメンすぎ』という声が多くあるなど、原作が終了してもその人気は衰えていません。

白哉の斬魄刀である『千本桜』もファンの人気の高い斬魄刀です。主人公の斬魄刀である『斬月』などと並んで支持されている斬魄刀であり、卍解『千本桜景厳』は『BLEACH』ファンならずとも漫画・アニメファンにも有名な卍解となっています。ネット上でも『千本桜が一番好き』という声や『桜の季節になると「千本桜」を思い出す』という声もあり、朽木白哉の代名詞としてファンの印象に深く刻まれています。

冷静で感情を表に出さないクールなキャラクターとして知られる朽木白哉ですが、ルキアの事となると冷静さを欠くことでも知られている妹想いの兄としての一面も好評です。特にルキアと白哉の関係性は人気が高く、ネット上では『白哉とルキアの関係が切ない』という声や『白哉にルキアに対する想いに感動する』という声もあるなど白哉の切ない思いに想いを馳せるファンも多くいます。

白哉は超絶イケメンとして有名ですが、残念な一面もあるイケメンとしても人気です。四大貴族の『朽木家』出身のお坊ちゃまなので、天然な一面や世間知らずな一面、『シスコン』とも言われるほど妹を溺愛しているところなど残念要素を多く持っています。『白哉の残念なイケメンっぷりが好き』という声が多くあり、母性本能をくすぐるイケメンとしても人気となっています。

白哉の声優を務めている男性声優・置鮎龍太郎にも注目が集まっています。朽木白哉役は置鮎龍太郎の近年の代表作として知られており、声優ファン以外の女性にも知られるきっかけとなりました。白哉は口数は少ないながらも、核心を突くセリフや名言なども多く置鮎龍太郎の演技も好評です。声優としてトップクラスの人気を誇っているので、朽木白哉をきっかけに声優好きになったという人もいるほど影響力がありました。

今回は『BLEACH』の人気キャラクター・朽木白哉の性格や経歴、斬魄刀、名言、声優などについて見てきました。圧倒的な魅力を持った朽木白哉は作中でも重要なポジションなので、彼に注目して『BLEACH』をぜひ一度ご覧ください。