ブラックラグーンをネタバレ解説!11巻までのあらすじ・感想をまとめて紹介

2001年から「月刊サンデージェネックス」で連載されており、今現在最新11巻まで発売されている漫画ブラックラグーンは裏社会を舞台にしたあらすじが展開される作品であり、迫力あるガンアクションとかっこいいセリフ回しが詰め込まれた内容の魅力溢れる漫画作品です。またブラックラグーンはアニメや小説も制作されており、様々な方面から好評な感想を多く集めています。本記事ではそんな漫画ブラックラグーンについて最新11巻までのあらすじネタバレや登場人物のネタバレ情報などを作品に関する感想を交えてご紹介していきます。

ブラックラグーンをネタバレ解説!11巻までのあらすじ・感想をまとめて紹介のイメージ

目次

  1. ブラックラグーンとは?
  2. ブラックラグーンのあらすじ・内容ネタバレ
  3. ブラックラグーンの最新11巻の解説とネタバレ
  4. ブラックラグーンの登場人物
  5. ブラックラグーンの名言集
  6. ブラックラグーンのアニメと小説
  7. ブラックラグーンに関する感想や評価は?
  8. ブラックラグーンの最新11巻ネタバレや感想まとめ

ブラックラグーンとは?

アニメや小説など多くの派生作品が制作されている漫画ブラックラグーンは最新11巻まで累計発行部数700万部を超える超人気漫画として今現在も人気を伸ばし続けている作品です。本記事ではそんな大人気漫画ブラックラグーンの内容について最新11巻までのあらすじネタバレや最新11巻までに登場しているキャラクターのネタバレ情報などを読者の感想を併せてご紹介していきます。

ブラックラグーンの作品情報

ではまず初めに漫画ブラックラグーンについてどのような内容なのかといった基本情報をご紹介します。ブラックラグーンは日本の漫画家広江礼威が手掛ける漫画であり、2001年に「月刊サンデージェネックス」で掲載されました。そして2002年に同誌で連載がスタートし、今現在も連載中の作品です。そんなブラックラグーンは元々2014年に連載がストップし、ファンからは連載開始を待ち望む声を多く集めることになりました。

その人気からブラックラグーンは連載を再始動させ、今現在まで最新11巻まで単行本が発売されています。また最新11巻までで累計発行部数700万部突破を記録し、世界中でも人気の高い漫画作品となっています。さらにブラックラグーンは漫画の他にアニメやOVA、「Fate/Zero」の虚淵玄が描いた小説など多数の派生作品が制作されており、今なお多くのファンから愛され続けている作品です。

そんな大人気漫画ブラックラグーンは東南アジアにある架空の街ロアナプラを舞台に、裏社会で生きる運び屋が生き様を貫く姿を描いた内容のあらすじとなっており、リアルに描いた裏社会や他の漫画には無い映画の様なかっこいいセリフ回しが非常に魅力的な作品となっています。また画力も非常に優れており、一度見ても損は無い日本を代表する漫画作品です。

本記事では漫画ブラックラグーンについて最新11巻までのあらすじや内容などを最新11巻までに登場するキャラクターや読者の感想を交えてご紹介していきますので、まだ漫画ブラックラグーンを見たことが無い方は是非本記事を最後までご覧ください。

ブラックラグーンの原作者

漫画ブラックラグーンを手掛けたのは日本の漫画家である広江礼威です。広江礼威は元々同人作家として活動していた人物であり、漫画ブラックラグーンを掲載したことで大ブレイクしました。元々ブラックラグーンは読み切り作品だったのですが、多くの読者から好評な感想を多く集めることになり、2002年から今現在まで「月刊サンデージェネックス」で連載を続けることになりました。

しかし一時期漫画ブラックラグーンの連載を休止しており、ファンからは多数の連載復帰の声が寄せられました。その後広江礼威は何度か連載を再開すると発言し、2013年に連載が再スタートしました。しかしすぐに連載を中断することになり、2017年から連載を再始動しています。実は広江礼威は戦争映画やスティーブンキングが好きであり、漫画ブラックラグーンにも自身の趣味をふんだんに詰め込んでいます。

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ブラックラグーンのあらすじ・内容ネタバレ

あらすじ内容ネタバレ1巻:怖い女の子達

ここからは漫画ブラックラグーンについて最新11巻までのあらすじの内容をネタバレ紹介していきます。漫画ブラックラグーンの主人公である旭日重工に務める岡島緑朗はある海の上で運び屋であるブラックラグーン号に襲われてしまいます。ラグーン商会は旭日重工が持つディスクを求めており、岡島緑朗はラグーン商会のボスである黒人のダッチに殴られてしまいます。さらに狂暴な性格をしたレヴィに膝を撃ち抜かれそうになります。

またラグーン商会にはベニーという眼鏡をかけたインテリもおり、どの人物も裏社会で生きる人間でした。彼らはバラライカという顔に火傷痕が残った女性の依頼で旭日重工を襲撃しており、岡島緑朗は身代金を稼ぐ役割として拉致されてしまいます。そこで日本の旭日重工本社は傭兵派遣会社「E.O.」にディスクを奪うよう依頼し、岡島緑朗に「海に散ってくれ」と心の無い命令をします。

この命令を聞いた岡島緑朗は嘔吐してしまうほどのショックを受けます。しかしこの岡島緑朗には天才的な参謀の素質が眠っていました。岡島緑朗はE.O.からの攻撃の中でその能力を開花させ、見事E.O.を撃退します。そして岡島緑朗はロックという名前で裏社会の中に身を投じていくことになります。その後ロックはラグーン商会の仕事をこなす中でロベルタというメイド姿をした女性に出会います。

彼女はラブレス家11代当主ガルシアの護衛をしているメイドであり、ラグーン商会がガルシアを誘拐したことがきっかけでレヴィとロベルタは対峙します。実はロベルタは「フローレンシアの狂犬」とあだ名されている人物であり、レヴィを凌駕する実力を持っていました。この姿にはベトナム戦争に従軍したダッチでさえも驚愕の感想を漏らします。するとこの激戦区にバラライカが旧ソ連兵を引き連れて参上します。

バラライカは旧ソ連に所属していた人物であり、アフガニスタン戦争に従軍していました。バラライカはレヴィとロベルタの殺し合いを止め、殴り合いで勝敗を決めようとします。そして同時にお互いを殴り、先にレヴィが気絶したことでロベルタが勝利するのでした。その後ロベルタはガルシアと共に故郷へ帰国し、ロベルタ事件は解決するのでした。

あらすじ内容ネタバレ2巻:刺激的な女達

第2巻の前半ではラグーン商会がナチスドイツの潜水艦を調べる話です。ラグーン商会はナチスドイツが隠し持っていた絵画を求めるべく潜水艦を調査することになり、レヴィとロックが任務にあたります。しかし白骨死体と勲章の価値を聞かれたロックは戸惑いを見せ、レヴィとの間に大きな溝が出来ます。するとネオナチも絵画を求めて潜水艦を訪れており、レヴィ達とネオナチの攻防戦が始まります。

レヴィはロックの件で不機嫌となっており、ネオナチの乗組員を虐殺します。これに呆れたダッチはレヴィを叱りつけ、二人で協力してネオナチの将校を撃ち殺します。その後ロックはレヴィに「ロビンフッドになればいい」と熱く語り、パトカーを巻き込む喧嘩になってしまいます。しかしパトカーに乗った二人の気分は晴れており、お互い煙草の火を移しあって仲直りするのでした。

第2巻の後半からはルーマニアの落とし子である双子の殺人鬼との戦いが描かれています。ヘンゼルとグレーテルという名前の双子はお互いを「兄様」、「姉様」と呼んでおり、性別が判断できない奇妙な子供です。実は二人はルーマニア独裁政権の際に変態達のおもちゃにされていた子供であり、たまたま人の殺し方を教えたことで殺人鬼となっていたのです。この双子の狂気はバラライカに標的が当てられます。

殺人鬼の双子はまずバラライカの部下を殺害し、バラライカは激怒します。そしてロアナプラにおいて最強の権力を持つバラライカは旧ソ連兵の部下を招集し、戦いの準備に出ます。このことでロアナプラは戦場となってしまいます。実は双子の姉妹はイタリアマフィアのヴェロッキオファミリーに雇われており、双子はメインディッシュのバラライカの前に前菜としてヴェロッキオファミリーに牙を剥くのでした。

あらすじ内容ネタバレ3巻:双子の殺人鬼

イタリアマフィアのヴェロッキオファミリーを壊滅させたヘンゼルとグレーテルはメインディッシュであるバラライカに標的を定めます。双子たちは奇襲攻撃でバラライカに挑むのですが、旧ソ連兵達の戦術の前に敗れ去ります。ヘンゼルはバラライカと対峙し、襲い掛かります。しかしそこにはボリス軍曹率いるスナイパーチームが待ち伏せており、ヘンゼルは死亡します。一方グレーテルはラグーン商会と共に逃亡を図っていました。

しかしグレーテルもバラライカの部下である逃がし屋のロイに頭を撃ち抜かれ、海を眺めながら死亡します。そして双子編は幕を下ろすのでした。第3巻の後半では中国マフィア「三合会」のボス張の依頼でラグーン商会が「ヒスボラ共の愉快なハイキング表」をフィリピンの軍事基地まで運ぶ話が描かれています。張はラグーン商会と取引をしている最中に襲撃されてしまい、ラグーン商会の事務所が破壊されてしまいます。

この張という人物はレヴィと同じ二丁拳銃の使い手であり、レヴィから称賛の感想が贈られるほどの実力を持っていました。襲撃した敵と交戦し、レヴィとロックは張が依頼した運び屋にフィリピン軍基地に運んでもらうことになります。しかし待ち合わせ場所に旧日本赤軍のタケナカと交戦になり、ロックが誘拐されてしまいます。一方レヴィは張が用意した運び屋のレガーチとシェンホアと共にロック救出作戦を展開します。

そしてレヴィの二丁拳銃とシェンホアの刀捌きでロックを誘拐したイスラム過激派の兵士を打ち破り、ロックを救出します。この3人を逃がすのはレガーチという運転手であり、彼は麻薬を吸うことで超絶ドライビングテクニックを発揮する人物です。そしてタケナカ達から逃走を図る場面で第3巻は幕を閉じます。

あらすじ内容ネタバレ4巻:日本編開始

第4巻ではイスラム過激派から逃走を図るシーンから始まります。レガーチの運転の元、レヴィとシェンホアは共同してイスラム過激派を打ち破ります。一方タケナカは相棒であるイブラハを撃ち殺し、レヴィ達から身を引きます。その後レヴィ達は無事フィリピン軍基地に到着し、届け物を届けることに成功します。その頃タケナカは一人「公共の敵」だと言い残し、赤軍の生き残りとして新たな旅を始めるのでした。

その後ロックはレヴィと共に日本を訪れることになります。今回の任務はバラライカの通訳であり、レヴィはロックの警護として随伴していました。日本のヤクザである鷲峰組は敵対する香砂会にバラライカを使って戦力を割こうと考えており、バラライカに依頼します。しかしバラライカはこの依頼を拒否し、香砂会の事務所を爆破します。バラライカにとって戦いは敵を根絶やしにするまで終わりがないのです。

この姿を見た鷲峰組は恐怖する感想を漏らすものの、バラライカと共同戦線を築き上げます。その後ロックはレヴィと共に縁日が行われる神社を訪れます。そこでレヴィは射的の場でいざこざを起こしてしまい、トラブルとなります。すると鷲峰組組長鷲峰龍三の娘鷲峰雪緒と「人斬り銀次」とあだ名される松崎銀次がレヴィの仲裁に入ります。そしてロックが機転を利かせ、一触即発の空気を抑えます。

一方鷲峰組若頭がバラライカに単身襲撃をかけ、バラライカに惨殺されてしまう事件が起こります。さらに鷲峰組若頭はトランクケースに入った状態で返され、ホテルモスクワと鷲峰組は全面戦争に直面します。このことにより雪緒は鷲峰組組長に就任し、銀次も「人斬り銀次」として復帰します。そしてロックとレヴィは必然的に雪緒達と敵対することになってしまうのでした。

しかし鷲峰組には裏切者が潜んでいました。この裏切者の名前はチャカといい、鷲峰組の中で唯一ヤクザとは思えない性格をした人物でした。チャカはまず不良仲間を結集し、雪緒を誘拐します。その後ロックとレヴィがその場に訪れるとそこには雪緒の護衛である吉田の死体しか残っていませんでした。そこにレヴィ達が吉田を殺したと思い込んだ銀次が乱入し、レヴィと銀次が対峙することになってしまうのでした。

あらすじ内容ネタバレ5巻:日本編(完)

銀次とレヴィが対峙した際、レヴィの銃から火薬の匂いがしないことから銀次が刀を鞘に納めます。一方雪緒を誘拐したチャカは不良仲間達と共にボーリング場を訪れていました。これを知ったレヴィと銀次は共闘し、チャカの不良仲間をボーリング場で惨殺します。そして雪緒はロックに救出され、チャカはレヴィと銀次の前に敗北します。その際銀次は刀で銃弾を真っ二つにし、レヴィは驚愕の感想を漏らします。

一方ロックは雪緒に裏社会から足を洗うよう諭します。しかし雪緒は鷲峰組組長として生きてく覚悟を持っており、ロックは雪緒を助けることが出来なかったことに怒りを感じます。このロックの姿にレヴィはただ戸惑うことしかできませんでした。その後ロックはバラライカに鷲峰組壊滅を止めるよう説得します。しかしバラライカに戦争を止める気は無く、ロックはただ傍観者として雪緒の選んだ道を眺めるしかできませんでした。

そしてロックは公園でレヴィが子供たちに本物の銃を撃つことによって故郷である日本に別れを告げます。その後バラライカ率いるアフガニスタン帰りの兵士たちは日本のヤクザを圧倒し、香砂会は壊滅します。そして雪緒は生き残り、ロックは再度雪緒を説得します。しかし雪緒はロアナプラの地を望んでおり、代わりとしてレヴィが銀次と戦うことになります。銃弾が効かない銀次はレヴィを圧倒し、レヴィを追い詰めます。

しかし銀次は戦いの中で雪緒と過ごした記憶を思い出し、その隙を突かれて敗北します。そして雪緒は銀次が持っていた日本刀を自らの首に刺し、自害するのでした。ロックは雪緒と銀次の壮絶な最期を目に焼き付け、レヴィと共にロアナプラへ帰還するのでした。

あらすじ内容ネタバレ6巻:偽札&ロベルタ編開始

ブラックラグーン第6巻は偽札を作るジェーンの話から始まります。ジェーンは優れたエンジニアであり、とある組織に命を狙われてました。そしてジェーンはエダが所属する暴力教会に逃走し、レヴィとエダに助けを求めます。最初ジェーンの助けを呼ぶ声を無視するレヴィとエダでしたが、暴力教会に銃弾を撃ち込まれたことで激怒。すぐさまジェーンの追手を銃撃し、ジェーンを救出します。

ジェーンを追っていた組織はとある殺し屋を雇い、ジェーンの命を執拗に狙います。この殺し屋にはシェンホアの姿もあり、レヴィは苦戦を強いられます。しかしレヴィとエダは殺し屋達と激戦を繰り広げ、何とかジェーンを逃がすことに成功します。その際ジェーンはベニーの優れたプログラミング術に圧倒され、ベニーに好意を寄せます。その後第6巻は後半となり、再度ロアナプラに訪れたロベルタの話に移行していきます。

ロベルタが襲来したことはロアナプラに住む住民から多くの驚愕の感想を集めます。この話を聞いたロアナプラ中の組織はロベルタの情報収集を始めます。そんな中、レヴィやロック達がイエロー・フラッグで飲んでいる時にメイド姿をした少女が登場します。この少女の名前はファビオラ・イグレシアスといい、ラブレス家に仕えるメイドの一人でした。当初イエロー・フラッグの客達は小柄なファビオラをバカにします。

しかしファビオラはロベルタに劣っているものの、優れた運動神経の持ち主であり、自身をバカにした客達を一掃します。ファビオラはカポエラという武術を会得しており、俊敏な彼女の姿を見たラグーン商会の面々は唖然とするのでした。

あらすじ内容ネタバレ7巻:ロベルタ編(続)

第7巻のあらすじ内容は前回に引き続きロベルタの話となっています。ある日ガルシアの父であるラブレスは爆破テロに巻き込まれてしまい、死亡します。このことを知ったロベルタは忠誠を誓っていたラブレスの仇を討つべくロアナプラの街に足を踏み込んでいました。しかしロベルタを追跡するのは「グレイフォックス」とあだ名される現役のアメリカ軍兵士であり、ロアナプラはアメリカが絡んでいることから頭を抱えます。

そんな中アメリカ合衆国CIAのエダは陰で暗躍します。この緊急事態にロアナプラの有力者達は会合を開きます。しかし有力者達は喧嘩を始めてしまい、話が前に進みません。すると三合会の張が怒り、机に足を乗せながら「お互いに協力しなければ、リングの上に誰も残らない」と言い放ちます。その頃ガルシアとファビオラはロベルタの情報収集を行っていたのですが、全く情報を得ることが出来ませんでした。

またロックはラグーン商会からガルシアの依頼は拒否しろと命令されてしまいます。しかしロックはガルシアに協力することを諦めきれず、単独で行動を開始します。この姿に呆れたレヴィは渋々ロックに協力します。レヴィが協力したことによって情報収集が上手くいき、ついにロベルタの痕跡を見つけることに成功するのでした。

あらすじ内容ネタバレ8巻:ロベルタ編(続part2)

張は密かにCIAのエダからロベルタを追うグレイフォックスの情報を聞きます。彼らはヘロイン精製プラントを所持しているシュエ・ヤン将軍を捕縛することであり、ヘロインに頼る三合会にとって痛手でした。そしてエダは張にアメリカは無数の顔を持つヒュドラであると語り、世界で一番強い国を舐めるなと挑発します。その頃レヴィはロベルタと出会うためにシェンホアと掃除屋ソーヤ、ロットンを雇い、ロベルタの居場所に直行します。

この戦いにはコロンビア革命軍も絡んでおり、アメリカ・コロンビア・ロベルタ・レヴィが混戦となります。一方爆発を見た張はロックに電話をかけ、ロックの負けだと語ります。実は張は元香港警察に務めていた法の番人であり、ロックを言葉で追い詰めます。しかしロックはある奇策を用意していました。その頃ロベルタは元上官であるアルベルト・カマラサと激闘を繰り広げており、ロベルタは容赦なくアルベルトを虐殺します。

そしてロベルタはアメリカ軍特殊部隊「グレイフォックス」を追い詰めます。狂気に満ちたロベルタは「フローレンシアの狂犬」の名前に恥じない戦闘力を発揮します。その中でロベルタはガルシアを発見し、幻だと疑わないロベルタはガルシアを撃ち殺そうとします。するとそこにアメリカ軍が乱入し、ガルシアを救出します。その頃この戦場に旧ソ連の旗印を掲げるある組織が参陣するのでした。

その組織こそアフガニスタン戦争に従軍していたホテルモスクワであり、バラライカ含め全てのメンバーが当時の軍服を着用していました。バラライカにはアメリカ軍に伝えたいメッセージがあり、自ら軍を率いてロベルタに立ち向かったのでした。

あらすじ内容ネタバレ9巻:ロベルタ編(完)

実はガルシアの父を殺害したのはグレイフォックスの面々であり、救出されたガルシアはグレイフォックスに銃を向けます。父を殺したことを知ったシェーンは自らガルシアに撃たれようとします。するとそこにロベルタが襲来し、シェーンが殺されかけます。しかしバラライカ率いる旧ソ連軍が攻撃を開始し、シェーン達は九死に一生を得ます。レヴィはこの戦火に巻き込まれてしまい、足を撃たれる負傷を負います。

そしてバラライカの指揮能力とグレイフォックスの戦術力が組み合わされ、ロベルタを撃退することに成功します。ロベルタを撃退したバラライカはグレイフォックスに自らの境遇を訴え、空に向けて銃弾を放つのでした。その後グレイフォックスはシュエ・ヤン将軍を捕らえるべく、ゴールデントライアングルに出立します。しかし生き延びていたロベルタは先回りし、グレイフォックスと最終決戦に挑もうとします。

森林という戦場はフローレンシアの狂犬にとって実力が最大限に発揮される場所であり、グレイフォックスのメンバーは次々と殺されてしまいます。そして部隊長のシェーンはロベルタに降伏します。するとそこにガルシアが現れ、シェーンを撃ち殺します。この光景を見たロベルタは怒り狂い、もはや人間性を失った存在になってしまいます。そこでガルシアはロベルタを救うため飛び込み、ロベルタに口づけをします。

そしてロベルタは正気を取り戻し、全て解決するのでした。またシェーンも空砲弾で撃たれただけであり、生きていました。しかしこれはロックの策略であり、戻ってきたガルシア達を笑顔で出迎えます。しかし非人道な作戦に腹を立てていたファビオラが空砲弾でロックを撃ちます。ロックは自身でも分からないうちにロアナプラに毒されており、ガルシアの命をギャンブルに賭けたのです。

その後ロックは海辺で張にその後の話を聞きます。しかしロックは今回の事件で大きなショックを受けており、自分は悪党なのかと張に尋ねます。すると張は修道僧の生き方も一つの道だと答え、ロックを飲みに誘うのでした。

あらすじ内容ネタバレ10巻:ジェーン登場

ある日ロベルタ事件を解決したラグーン商会の元にジェーンが訪れます。ジェーンはベニーに強い好意を寄せており、ラグーン商会の面々が唖然とするほど熱いムードを漂わせます。一方レヴィもロックに対して好意を寄せ始めます。一方中国人民解放軍のフォン・イッファイは21世紀の電網戦に勝ち残るためジェーンのグループからメカニズムを盗みだそうとします。しかし優れたエンジニアのジェーンはすぐにファンの作戦を見破ります。

そしてフォンは利用され、ドイツの国防企業にハッキングしたことで命を狙われることになります。中国解放軍もファンのことを見捨て、フォンを殺害するべく次々と刺客がロアナプラに現れます。そんなフォンに自分の境遇を重ね合わせたロックはフォンに協力します。また珍しくレヴィはロックに自分から協力するよう話します。しかし今回の敵もアルバニアやイタリアマフィアを絡む強大な相手でした。

まずロックやフォンたちは情報収集を行うためにネットカフェに潜入し、アーネンハイムの電網に潜り込みます。しかしロック達はフォンの追手に監視されており、ついにラグーン商会とフォンは巨大な相手と一戦交えることになっていくのでした。

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ブラックラグーンの最新11巻の解説とネタバレ

最新11巻ネタバレ:キャラのタッチが変化

ここからは好評な感想を多く集める漫画ブラックラグーンについて最新刊である11巻の内容をネタバレ紹介していきます。これまでブラックラグーンの絵柄はリアルな劇画タッチでしたが、最新11巻になるとアニメタッチの絵柄に変更されています。また漫画自体も読みやすいようになっており、物語も分かりやすいです。しかしブラックラグーンのアンダーグラウンドな世界観が低下しており、一部のファンは満足していないようです。

最新11巻ネタバレ:振り返り要素が強いフォン編

漫画ブラックラグーン最新11巻はロベルタ編の振り返り要素が強い内容となっています。フォンは作中でロックにロベルタについての話を頻繁に持ち掛けており、作者自身がロベルタ編について自問自答しているのではないかと感じる描写が多々登場します。このことから最新11巻はこれまでのストーリーをおさらいになっていると考えられ、新たな物語の始動を予感させる内容となっています。

最新11巻ネタバレ:良い人に見えるロック

初めてブラックラグーンの第11巻の内容を見た方はロックを良い人と思うかもしれません。確かにロックはフォンを助けるために協力し、見事フォンを助け出します。しかしロックはロアナプラという街にいすぎたことで人助けをギャンブルと捉えています。さらにロックは自分自身の手を全く汚すことなく人を利用しており、良い人に見える反面悪党という本性が垣間見えます。

最新11巻ネタバレ:ロックのネクタイ

ロックはロアナプラには似合わないネクタイを意地でも外さない人物であり、当初から疑問に感じる感想を多く集めていました。ロックはこのネクタイこそ自分自身を保つ唯一の存在であり、悪党で生きる姿と一般人として生きる姿を選ぶ際に重要なアイテムとなっています。ロックはこのネクタイを付けることで傍観者となり、ロアナプラという街がどういう結末を迎えるか見据えているのです。

最新11巻ネタバレ:ロックの今後

ロックはブラックラグーン最新11巻において傍観者としてロアナプラという街の結末を見届けると発言しています。しかしロックはすでに悪党と呼べる存在となっており、一般人に戻ることはできません。果たしてロックは悪党として生きる道か一般人に戻る道かどちらを選択するのでしょうか。それについては今後のブラックラグーンの展開を見ないと分かりません。

ブラックラグーンの登場人物

ロック(岡島緑郎)

ロックは漫画ブラックラグーンにおいて主人公にあたる人物です。ロックは元々旭日重工の商社マンだったのですが、ラグーン商会と出会ったことで裏社会に身を投じていきます。ロックには優れた戦闘能力の代わりにラグーン商会随一の頭脳を持っており、ありとあらゆる局面で才能を発揮します。ロアナプラという街で過ごすロックは少しづつ悪党へと変貌していきます。

レヴィ(レヴェッカ・リー)

ラグーン商会のメンバーであるレヴィは二丁拳銃を扱う凄腕ガンマンであり、「トゥーハンド」とあだ名されています。レヴィは非常に荒っぽい性格をしており、ロアナプラと真逆の存在であるロックに突っかかります。しかしロックの意思の固さを見たレヴィはロックに好意を寄せていくことになります。実はレヴィは元々中国系アメリカ人として辛い生活を送っており、レヴェッカと呼ばれることを嫌っています。

べニー

ベニーはラグーン商会においてエンジニアを務める凄腕のハッカーです。元々ベニーは大学生の時にアメリカの重要機密へハッキングしてしまい、FBIに追われてしまいます。そんな中レヴィに助けられ、ラグーン商会に所属しました。そんなベニーはロックと同じく戦いを好まない性格をしており、傍観者の立場を貫き通します。

ダッチ

ダッチはラグーン商会のリーダーを務めるサングラスをかけた黒人の男性です。元々ダッチはフランス外人部隊に所属しており、ベトナム戦争に従軍していました。この経験からダッチはレヴィを凌駕する腕前を持っており、さらにロックを凌駕する頭脳を持っています。このことからダッチは運び屋ながらもバラライカや張から慕われており、ロアナプラの重要人物となっています。

張維新(チャン・ウァイサン)

張は中国マフィア三合会のリーダーを務める人物です。張は明るい性格と残忍な性格を持ち合わせる策略家です。張はレヴィと同じく二丁拳銃を使って戦う人物であり、レヴィよりも遥かに強い腕前を持っています。元々張は香港警察で法の番人をしており、同じ警察官を皆殺しにしたことがきっかけでロアナプラの実力者となります。またアメリカとも関係を持っており、頻繁にアメリカと連携を取ります。

バラライカ

バラライカはロシアマフィアであるホテルモスクワのリーダーにあたる女性です。バラライカは旧ソ連の兵士としてアフガニスタン戦争に従軍しており、その際に大きな火傷を負ってしまいます。地獄のようなアフガニスタン戦争を生き残ったバラライカは旧ソ連崩壊と同時に決起し、ロアナプラの実力者となります。そんなバラライカは勝利のためなら手段を選ばない性格をしており、ダッチやレヴィからも恐れられています。

エダ(イディス・ブラックウォーター)

エダは暴力教会に所属するシスターであり、レヴィと非常に仲の良い人物です。エダはお金儲けを第一に考える性格をしており、ロックやレヴィ達に情報を提供します。実はエダはアメリカCIAの工作員であり、得た利益をアメリカに流していました。またエダはアメリカという大きな後ろ盾を持っていることから張を電話でバカにします。

ロベルタ(ロザリタ・チスネロス)

ロベルタはラブレス家に仕えるメイドであり、礼儀正しい性格をした女性です。しかしロベルタは過去に「フローレンシアの狂犬」とあだ名される凄腕の兵士であり、キューバ革命軍として活動していました。そのためロベルタは非常に冷酷な性格をしており、平気で人を虐殺します。その実力はレヴィやダッチを震え上がらせるほどであり、ロアナプラの街を震撼させました。

ガルシア・フェルナンド・ラブレス

ガルシアはラブレス家の次期当主にあたる少年です。温厚育ちであることから非常に優しい性格をした人物であり、ロックと心を通わせます。そんなガルシアはロアナプラの地で狂犬の一面を持ったロベルタを受け入れ、ラブレス家の当主へと成長します。またガルシアはロベルタに好意を寄せており、ロベルタのためなら自らの命を惜しまない男らしい姿を見せてくれます。

ファビオラ・イグレシアス

ファビオラはラブレス家の新人メイドであり、ガルシアを補佐しています。ロベルタを探すガルシアに同行したファビオラはロアナプラの地で悪党と激突します。ファビオラは小さい見た目に関わらず、カポエラを習得するほどの実力を持っており、レヴィ達を驚かせます。しかし人を殺すことが出来ず、物語のあらすじの中で残忍な性格をしたレヴィと対立します。

ヘンゼルとグレーテル(双子)

ヘンゼルとグレーテルは可愛らしい見た目をした双子の子供です。しかしヘンゼルとグレーテルはルーマニア政権下の孤児であり、「チャウシェスクの落とし子」と呼ばれる辛い過去を持っています。その際ヘンゼルとグレーテルは変態達に人の殺し方を教えてもらい、人を殺すことが正しいという思考を持ってしまいます。そのためヘンゼルとグレーテルは非常に残忍な性格をしており、ロアナプラを恐怖のどん底に叩き落とします。

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ブラックラグーンの名言集

「行こうか同志・・・」

バラライカはアフガニスタン戦争に従軍した部下をヘンゼルとグレーテルに虐殺されてしまいます。ホテルモスクワという組織は異常なほど仲間意識強く、バラライカは殺された部下の復讐を誓います。そしてバラライカは部下である旧ソ連軍兵士を呼び集め、「行こうか同士諸君、撃鉄を起こせ!」と発言します。

「面白えってのは・・・」

ラグーン商会の人質となったロックはE.O.社の傭兵に命を狙われます。E.O.社は戦闘ヘリで襲撃し、ラグーン商会はピンチに陥ります。するとロックは策略家としての才能を開花させ、ダッチにある無茶な作戦を提案します。するとダッチは「だが面白え。面白えってのは大事なことだぜ、ロック。やったろうじゃねぇか」と言い、ロックの提案を受け入れます。

「跪け。」

バラライカを追い詰めたヘンゼルはバラライカの部下をどう殺したか語り、襲い掛かります。しかし追い詰められたのはヘンゼルの方でした。バラライカは「跪け。」と呟くと、その瞬間ヘンゼルの右足が吹き飛びます。実はバラライカはヘンゼルの動きを全て察知しており、スナイパーを伏せていたのです。しかし子供を殺すことはバラライカでも平気でなく、疲れ果てるのでした。

「俺はね、もう・・・」

E.O.社を奇策で撃退したロックはロアナプラの街で自分を見捨てた上司と出会います。すると上司はロックに謝ることもせず、日本に連れて帰ろうとします。そんな上司にロックはネクタイを取り、「俺はね、もう死んでるんですよ。あんたがそう言った。俺の名はロックだ」と語り、裏社会で生きていくことを決意するのでした。

ブラックラグーンのアニメと小説

ブラックラグーンのアニメ情報

漫画ブラックラグーンは2006年の4月から全12話構成でアニメ化され、注目を集めました。アニメ版ブラックラグーンは原作を忠実に再現した内容となっており、好評な感想を多く集めることになり、2006年の10月から12月まで第2期が放送されました。またブラックラグーンはロベルタ編を収録したOVAも発売されており、メディアでも多数取り上げられています。

ブラックラグーンの小説情報

漫画ブラックラグーンは小説も発売されており、虚淵玄が手掛けていることから人気を博しています。小説版ブラックラグーンは「ブラックラグーンシェイターネ・バーディ」と「ブラックラグーン2罪深き魔術師の哀歌」の合計2巻が発売されています。小説版は原作よりもキャラクターの心情を細かく描いており、漫画版と同じく人気が高い作品となっています。

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ブラックラグーンに関する感想や評価は?

漫画ブラックラグーンに関する感想では非常にかっこいい世界観に飲み込まれる作品だという感想が非常に多く寄せられていました。漫画ブラックラグーンは裏社会をまるでハリウッドの映画のように描いた作品であり、映画のようなかっこいい世界観を味わえる作品となっています。

漫画ブラックラグーンは一度見ると最後まで見てしまうほど魅力溢れる作品です。またブラックラグーンのアニメ版も原作を忠実に再現しており、一度見ると止めることが出来ない作品です。このことから上述の感想の通り、アニメを見るだけでブラックラグーンのファンになってしまう作品となっています。

漫画ブラックラグーンに関する感想では実話をモチーフにしたと感じる感想も多々見受けられました。漫画ブラックラグーンは実在する組織や国が登場する作品であり、作者の幅広い知識に脱帽します。また実在する組織などが登場することでよりブラックラグーンの世界にリアルを感じるものになっています。

ブラックラグーンの最新11巻ネタバレや感想まとめ

本記事では漫画ブラックラグーンについて最新11巻までの内容や読者の感想などをまとめてネタバレ紹介させて頂きました。漫画ブラックラグーンは裏社会を洋画のように描いたかっこいい作品であり、非常に人気の高い漫画です。またブラックラグーンは名言の宝庫ともいわれており、作中のセリフ回しにも注目です。まだブラックラグーンをご覧になったことが無い方は是非漫画ブラックラグーンを一度チェックしてみてください。

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