2018年08月27日公開
2018年08月27日更新
ブラックラグーンのレヴィの過去と名言!二挺拳銃の使用銃や声優は?
ブラックラグーンとは、タイのにあるとされる架空の犯罪が横行する都市「ロワナプラ」そこで金さえ払えば何でも請け負うとされる運び屋「ラグーン商会」と、様々なマフィアや裏社会の人物たちで描かれるクライムアクション作品です。そんなブラックラグーンで珍しいとされる女ガンマン、レヴィについてまとめていきます。レヴィの愛銃「ソード・カトラス」について名言や過去、レヴィのあだ名二丁拳銃と呼ばれるようになったわけなどをまとめます。
目次
ブラックラグーンの過去に迫る!名言や使用銃もまとめて紹介
登場人物はほぼ銃や爆弾などの凶器を持っており、時には残酷な描写や猥語や俗語がなどが日常的に発せられますが、銃撃戦や格闘戦などの活劇要素が多く盛り込んであります。日本でも海外でも大人気を博したブラックラグーンですが、過去にトラウマを持つこの物語のヒロインレヴィ。レヴィの使用している銃についてや壮絶な過去についてまとめていきます。
ブラックラグーンとは?
あらすじを紹介していきます。ブラックラグーンでの主人公は岡島緑郎は仕事中に東南アジアで海賊と言われるラグーン商会に人質として拉致されることから物語が動きます。海賊に依頼した「ホテル・モスクワ」ソビエトと呼ばれていた頃に第3次世界大戦を戦えるほどの訓練を受けていた精鋭部隊。そのホテル・モスクワとラグーン商会は友好関係にありますので依頼したのでしょう。緑郎はその仕事に巻き込まれてしまうのです。
巻き込まれた原因は緑郎が務めている旭重工が、裏で進めている極秘プロジェクトのディスクを盗むためで、レヴィは仕事の割に報酬が合わないと思い緑郎は拉致されたのです。しかし、ラグーン商会のボスダッチに交渉の方法がないと指摘され逆上するレヴィ。二丁拳銃「トゥーハンド」の異名で知られるレヴィですが頭は弱い様子。緑郎はそのままラグーン商会にしばらくついていくことになります。
ロックと呼ばれるわけ
ダッチにロワナプラを案内される緑郎、そこでペンタゴンに遊びでハッキングしインタポールとFBIに追われているラグーン商会の情報戦担当白人の男ベニィを紹介される。様々な理由で拾われて集まってできたのがラグーン商会なのです。その間に、ホテル・モスクワと旭重工が交渉しますがプロジェクトがばれるわけにはいかない旭重工は緑郎とディスクを抹消するために傭兵部隊を送られ緑郎たちはピンチに陥ります。
そして緑郎はラグーン商会共々標的になってしまう。最初は事の成り行きに理不尽さを感じ憤っていた緑郎ですが、次第に旭重工の理不尽さ、会社を守るために人を切り捨てる現実を知り一泡吹かせるために策を講じます。ラグーン商会と連携し傭兵部隊を退けた緑郎。抹殺が失敗した旭重工の幹部影山が最後に迎えにきますが、緑郎は普通の人間社会では自分で死んだと称し、ロックと名乗り始めラグーン商会の一員になることに。
レヴィとの関係
ラグーン商会の一員となったロックはレヴィの相棒となり行動を共にすることに。性格が正反対な上、考え方も全く違う二人。相棒として徐々に慣れていくロックでしたが、沈没船の宝をサルベージする仕事で二人の考え方の違いから仲がぎこちなくなります。その後、ダッチからのお使いを頼まれた二人は話の最後で本音をぶつけ合い、ロックがこのロワナプラの住人になったことを訴えレヴィと対等の立場になります。
ロワナプラ
ブラックラグーンの主な舞台となっているロワナプラ。たくさんの悪い思惑と自分たちの利益を考え作られたと言われています。様々なマフィアの利権が絡み合ったロワナプラ。それを取り仕切って言うのが三合会(トライアド)タイ支部の張とホテル・モスクワのボスバラライカ。定期的幹部会を開いており余計な揉め事は持ち込まない、自分たちの利益を得られればそれでいいといった感じの危ない均衡の元、ロワナプラはあります。
ガルシアとの出会い
ロワナプラは厄介ごとを引き寄せると言われており、文字通り厄介事がラグーン商会の元にやってきます。南米十三家族に連なる「ラブレス家」の長男、ガルシア・フェルナンデス・ラブレスがカルテル達によって誘拐されます。南米からはるばる助けに来たラブレスのメイド「世界一の狂犬」ロベルタが勘違いからラグーン商会に噛みついてきます。
しかし、ラグーンのピンチを知ったホテル・モスクワはダッチに恩を売るべくロベルタから助けることに。ロベルタの正体を調べたバラライカはFARCの猟犬と判明する。そのことをガルシアの前でばらされ絶望するロベルタですが、そんなロベルタでも家族と言い切るガルシア。その男気にホテル・モスクワやラグーン商会も見方を改め、今回は見逃すことになりました。
ロックとレヴィの心境の変化
日本という温かい環境で平凡育ったロックと、冷たく凄惨な場所でたくましく生きてきたレヴィ。ロックはロワナプラに寄って来る迷い人達を助けたいと言い行動しますが、ロワナプラの人間はその迷い人達を厄介ごとと称し見捨てるのです。しかしロックにはそこまで悪党にはなりきれず、困っている人たちを助けようと奮闘します。そんなロックを最初は馬鹿と一蹴していましたが、次第に考え方が変わっていきます。
そして、仕事でバラライカの通訳として故郷の日本に向かうロックとロックの用心棒としてレヴィが同行します。ホテル・モスクワと日本のヤクザ「鷲峰組」の組長鷲峰雪緒と出会い、またしてもロックは彼女を救おうとします。日本という日に当たっている国、ロックが生まれ育った日本に触れたレヴィ。戦争相手の組長を助けたいロックを一蹴すると思いきや、今はロックの銃と自身に言い聞かせ助けに協力することに。
その彼女を助けたい暴力と銃が横行する裏の世界から、普通の日常表の世界に帰す決意をするロック。しかし、彼女は自分の裏の世界、夜の側に立ったと明かしロックのことを中途半端、夕闇に立っていることを指摘され決意が揺らぎます。そして、この出来事きっかけに「日本人の心」を捨て、本当の「悪党」の道を進むことを心に決める。レヴィはそれを良く思っていませんでしたが何も口出しはしませんでした。
本当の悪党
日本での一件以来ロックは物事に対して興味を失っていました。財布を掏られても気づかないほどに、雪緒を助けられなかったことを心の奥底で引きずっていたのです。そんな中、過去に助けたガルシアが再びロワナプラに訪れます。そこでガルシアの父親「ディエゴ」がNSAの争いに巻き込まれ亡くなってしまいます。その仇をとるためにガルシアの殺戮メイドことロベルタが合衆国相手に戦争をすることを聞かされロックが止めることに。
張との賭けをしたロックは自分なりに作戦を立て決戦し備えます。レヴィは最初、振り回されるのはごめんだと言いロックの手助けをしませんが、ロックのレヴィに対する思いと今度こそ助けたいという決意を聞き再び手を貸すことに。そして、あらゆる危険な策を講じ、間一髪で死亡者ゼロで皆帰還して張と賭けに勝ちます。そこでレヴィに本当の悪党に片足を突っ込んだと称されますが、ガルシア達には見損なわれる結果にとなりました。
主な登場人物
このブラックラグーンで重要なのはやはりラグーン商会の仲間たちでしょうか。主人公であるロックは銃なんて嫌いなラグーン商会の常識人。ブラックラグーンではむしろ非常識な人が殆どですが、ロックやベニーはまだわかっている方と言われています。ラグーン商会では下っ端みたいな扱いで交渉などを主にしていますがレヴィの相棒としてたくさんの面倒事を押し付けられます。
そしてブラックラグーンで一番の人気を誇るレヴィ。彼女はお金や銃が大好きでありタバコやお酒もたしなむ、テンプレのような海賊です。しかし、銃の腕前は目を見張るものがあります。ロワナプラでは二丁拳銃(トゥーハンド)などの異名を持つほどのガンマン。詳しくは後述しますが、そんなレヴィには暗い過去が付きまとっています。ブラックラグーンのみどごろがあるキャラクターです。
ラグーン商会のボスとして登場するのが黒人の大男ダッチ。元々ダッチはベトナム海軍のリバーボート部隊所属で戦争が終わり、このロワナプラで海賊をやっています。とても博識であり根は優しいですが変態と称されます。そして、ベニーを助けラグーン商会の通信などを任せます。ベニーはネットに対し豊富な知識を持っており、ハッキングに関しては右に出るものはいないと自負するほど。確かに腕は相当ですが気が弱いのが難点。
性格が全く違う仲間たちが集まり金を稼ぐために御法に触れることもする、そんなラグーン商会が活躍するブラックラグーン。続いてはブラックラグーン一の人気のレヴィについての見どころや魅力についてまとめます。
ブラックラグーンのレヴィについて
ブラックラグーンのレヴィという女ガンマンとはどういうキャラクターなのでしょうか?今でも根強い人気を持つブラックラグーン。そして、タバコを咥えている姿もかっこいいと言われ、ファンからはレベッカ姐さんとまで言われるほど愛されているレヴィ。彼女は一体どういう性格をしているのでしょうか?そしてレヴィの過去や二丁拳銃(トゥーハンド)と呼ばれているのでしょうか?
ブラックラグーンのヒロインでもありロックと共にもう一人の主人公であるレヴィ。しかし、レヴィの魅力の大本は可愛さではありません。性格はとても喧嘩が早く、口を開けば、銃やらお金やらと夢を見させてくれない、所謂残念な美人なのです。その性格をファンはととても気に入っており、乱暴な性格の中に偶にだけ見せる可愛さに魅了される人が多数いると言われています。
銃の腕前もピカイチ?
二丁拳銃を巧みに操り、敵を舞うようにして倒していく姿にかっこいいと思った人は少なくないはずです。そんなレヴィは拳銃以外にも様々な銃器を扱えるのです。EO社が襲ってきた時は対戦車ライフルを使っていましたし、グレネードランチャーで敵海賊船を撃滅したりと、見ていてスカッとする場面が多いと評判です。そんなレヴィはダッチに泳ぎの才能もあると褒められる、身体能力がとても高いと見受けられます。
ブラックラグーンのレヴィの銃は?
二丁拳銃(トゥーハンド)
レヴィはロワナプラのギャング達から二丁拳銃(トゥーハンド)と呼ばれ恐れられています。張と同じく二丁の銃を巧みに操り敵を屠る姿はその異名にふさわしいと実感できるでしょう。愛銃はソード・カトラス。イタリアのピエトロ・ベレッタ社製のベレッタM92FSをベースにグリップのところには海賊の文様でもある骸骨がし埋め込まれているレヴィ特製のカスタムベースで作られています。
ブラックラグーンのレヴィの過去に迫る!
ここからはブラックラグーンのヒロインであるレヴィについてまとめていきます。彼女がなぜラグーン商会で海賊をやっているのか、彼女の幼少期など過去についてまとめます。ロックがレヴィに対して思ったことは、窮地に立たされているのも関わらず不敵に笑っていることについて「一体何がぶっ壊れてしまったのか」と思うシーン。レヴィは幼少期の頃に父親に虐待をされていたこと、強盗などをして生きてきたことが原因だったのです。
レヴィは自分の過去の話になると、目から光が失われるような描写がされています。それは自分自身の過去にかなりのトラウマがあるからと言われています。レヴィは昔に無実の罪で警官に半殺しにされたと語っています。スラム街の子供だったレヴィは言い訳しても聞く耳を持ってくれなかったのでしょう。そこから自身が如何に厳しい立場で生きているか、如何に過酷なのか、現実を知っていきます。
レヴィの覚悟
現実の理不尽さを知ったレヴィ。当然助けてくれる人はおらず警官の前で暴行を受けていても助けてはくれません。そこでレヴィは「神なんかいない」と悟り自身の力で状況を変えようとします。母親の描写がりませんのでわかりませんが、父親は酒ばかり飲んでいてレヴィに酒を買って来いと強要してきます。レヴィは意を決して枕を消音機代わりにし、父親の頭を打ち抜きます。こうして悪い方向に歯車が廻り始めました。
レヴィは生きるためとは言え実の父親を手にかけてしまいました。その事がずっと頭から離れずにいます。それは日本編でも見てとれます。ロックに親の顔くらいみてこいと言った時、レヴィは自身がしたことが脳裏にフラッシュバックし悩み続けます。レヴィにとって親というワードがだめなのでしょう。嫌な記憶しか蘇らない幼少期。彼女はその記憶と向き合おうと戦っているのです。
父親を手にかけた後に生きるために殺しを厭わなくなったレヴィ、刑務所にも入っていたことなども告白。相当な悪党だと見受けられます。ですが、彼女も生き残るためにやったこと、仕方ないと言いつつもその過去を消し去りたいと常日頃思っている様子。やはり後悔はあったのでしょう。その過去について思い悩むレヴィですがその過去があったからこそロワナプラでもたくましく生きていけるのでしょう。
ロワナプラでのレヴィ
ブラックラグーンはロワナプラの舞台が殆どです。そんなギャングが普段から闊歩している中でも物怖じしない態度と言動。レヴィは過去でひどい経験をしていましたからそんなことでは動じないのでしょう。そして銃の腕が立つので周りからも認められているのです。ギャングが溜まり場にしている酒場「イエローフラッグ」でも不遜な態度でバーの店主であるバオと喋る姿もよく見ます。
ブラックラグーンのレヴィの名言集
レヴィはココロに残る名言を多数残しています。視聴者や読者でも好きな名言などがあるでしょう。そんなブラックラグーンのレヴィが放った名言を紹介していきます。まずは日本編から紹介していきます。日本編の有名な名言として「お前、生きようとしたな。遅い、遅すぎるぞ」というのが挙げられます。ほかにも「銃を持たせりゃ天下無双のレベッカ姐さんだぜ」と的屋で放った名言などが有名です。
出典: https://abema.tv
居酒屋でロックとレヴィが話していた時にレヴィが放った名言「死に急ぐ?死に急ぐだって?大変な勘違いさ、あたし達は歩く死人なんだぜ、ロック。」ロワナプラにたどり着いた人たちは死人と称されているのでそう言ったのでしょう。そのセリフは所々でレヴィの闇の部分が垣間見えているようといわれていたりもします。日本という聖者が住む場所。ロックに今自分が立っている所を再確認させたのかもしれません。
「刀より銃、銃より核爆弾。まっ、そんなもんまで手に入りゃご機嫌だが、ありゃ政治家にしか持てねぇ仕組みになってやがる」こんな名言もレヴィは言います。張が雇ったゲットアウェイドライバーのシェンホアに向かっていった名言です。このセリフを聞いたシェンホアは頭おかしいと呆れられます。考え方が極端なレヴィならではの名言と言えるでしょう。
たくさんの名言が作品内で生まれていますが、レヴィ自身の経験や過去から生まれた名言はやはり言葉の重みが違うような気がすると考える人がいます。ブラックラグーンはアウトローな作品にもなっていますが、生きるために生まれた名言をたくさん散りばめられています。そんな見方もできるのでより楽しめる作品です。自分が好きな名言を見つけるのもまたいいでしょう。
ブラックラグーンのレヴィの声優を務めたのは?
汚い言葉遣いや、迫力の籠ったセリフ。レヴィにはたくさんの喜怒哀楽が激しいキャラクターですが、声優をしたのは豊口めぐみです。豊口めぐみは乱暴で傍若無人のキャラクターのイメージは皆無と言われており、どちらかと言えば可愛らしいキャラクターの声優をしているイメージ。豊口めぐみはどんな作品で声優をしているのでしょうか?また、どのような人物なのかをまとめます。
豊口めぐみは知り合いにドラゴンボールを勧められ、古谷徹演じるヤムチャに惹かれ始めたそうです。そして、同じく古谷徹が出演したドラゴンクエストを見て、登場人物の真似をしているうちに声優に興味を持ったそうです。声優を本格的に目指し始め、2007年に「カンナさん大成功です!」の主人公カンナ役の声優を務めるなど、声優としての才能を開花させていきます。
そして、様々な主役、サブヒロインなどを声優として演じてきました。その代表として挙げられるのが何とブラックラグーンのレヴィ役と言われるほど。豊口めぐみのファンからはそう言った声が多いと言われてます。やはりギャップなのでしょうか?豊口めぐみは可愛らしいキャラクターや女々しいと言った女のキャラクターの声優を演じていることが多いです。
しかし、レヴィみたいな自由奔放で乱暴な残念美人の声優を演じるのが意外だったのでしょうか。可愛らしいキャラクターから一転、暴言を吐くがかっこいいキャラクターの声を当てています。そこから、様々なキャラクターの声優をしています。悪役やラスボス、そして喧嘩っ早い性格の乱暴者といった多種多様なキャラクターの声優をする大物声優として現在も頑張っています。
また、劇場映画の声優も担当していたりします。アニメの声優として人気のある人なら当然ですが、やはり映画ともなると迫力や演技の仕方もアニメとの感じ方が違います。声優にも様々な形があります。ただ、アニメなどに声を当てるだけではなく、イベント、グッズなどで知名度を広げ自身が出ているアニメの宣伝をする。長い年月をかけて声優として、努力したからこそ色々な役を演じてきたのでしょう。
ブラックラグーンのレヴィについてまとめてみた
乱暴者ですがたくさんの魅力を持つブラックラグーンのヒロイン。レヴィの魅力はガンマンとしての腕前。視聴者はそのレヴィの魅力を実感し、物語の深みを味わって頂きたいです。そして、レヴィが関わっているラグーン商会の仲間たち、マフィア、物語は血と硝煙に塗れていますが、アウトローならではのタバコやお酒も作品に登場しています。ブラックラグーンに出てきた銘柄などを探してみても面白いかもしれません。
ただ、注意してほしいですが、ブラックラグーンでは終始、暴力的な描写や表現がたくさん出てきます。ストーリーが気になっている人、しかしグロテスクな表現などが苦手な人は注意してほしいです。しかし、はまればきっともっと見たくなるでしょう。そういう魅力がブラックラグーン、そしてロックやレヴィにはあります。見ていない方、もう一度おさらいしたい人はぜひ。