ブラックラグーンのロベルタがかわいい!最強メイドの名言・名セリフや魅力を考察

ブラックラグーンのロベルタといえば、ラブレス家のメイド長であり、「フローレンシアの猟犬」「未来から来た殺人ロボット」と評されるほどの武闘派です。丸メガネに左右に分けた長いおさげのメイド姿でありながら、元FARCのゲリラで、武闘派揃いの本作の中でもその戦闘力は5指の中に入る強さともいわれています。日傘仕込みのショットガンや、仕込みトランクを持参で、多数の手榴弾を隠し持っていても、意外にかわいいと人気なロベルタです。今回はブラックラグーンのロベルタの名言・名セリフとともに、その魅力を紹介します。

ブラックラグーンのロベルタがかわいい!最強メイドの名言・名セリフや魅力を考察のイメージ

目次

  1. ブラックラグーンのロベルタを紹介!名言やかわいいシーンを調査
  2. ブラックラグーンとは?
  3. ブラックラグーンのロベルタとは?かわいいのに強い!
  4. ブラックラグーンのロベルタの名言・名セリフを紹介!
  5. ブラックラグーンのロベルタに関係するキャラを紹介!
  6. ブラックラグーンのロベルタの最後を紹介!
  7. ブラックラグーンのかわいい最強メイド・ロベルタのまとめ

ブラックラグーンのロベルタを紹介!名言やかわいいシーンを調査

ブラックラグーンのロベルタといえば、単行本第1巻から登場する最強戦闘メイドさんで、南米ベネズエラに君臨する十三家族、その1つであるラブレス家メイド長、本名ロザリタ・チスネロスです。ロベルタは「フローレンシアの猟犬」と異名を持ち、コロンビア革命軍では「第2のカルロス・ザ・ジャッカル」「人の皮を被った肉食獣」とも呼ばれました。

そんな元ゲリラの戦うメイドさん・ロベルタですが、ラブレス家のメイド長としての顔はなぜかとてもかわいいメイドさんとして知られています。ロベルタはメイドなのに料理・家事はまったく出来ないダメイドでもあります。しかしラブレス家当主や、その息子ガルシアの前では、振る舞いはお淑やかで、見た目も口調も穏やかでか弱く、子どもとの腕相撲でもあっさり負けてしまうかわいいメイドさんに擬態しています。

しかし、ブラックラグーンの五指の強さにランクインする「フローレンシアの猟犬」ロベルタ、一度武器を持つと最強戦闘メイドに変身します。そしてロベルタは数々の伝説と名言・名セリフを残していくのです。ロベルタの「サンタ・マリアの名に誓い、すべての不義に鉄槌を!」はその最たるものでしょう。

ブラックラグーンの最凶メイド・ロベルタで有名なのは、その人外的な強さだけでなく、ダメなメイドとしてのかわいい魅力です。そして、ところどころで見せる危うすぎるまでの脆さです。しかし、その脆ささえも踏み台にして狂気の高みに駆け上っていく姿こそが、読者に愛されるロベルタの強さなのです。数々の名言・名セリフを打ち出し、狂気の道をひた走る姿がロベルタの最大の魅力でもあるのです。

ブラックラグーンとは?

ブラックラグーンとは、小学館の『月刊サンデージェネックス』にて連載中の、広江礼威の痛快ガンアクション漫画です。過去、地上波ではアニメ第1期(2006年4月~6月)、第2期(2006年10月から12月)まで、第3期はOVAで全5巻発売されました。ロベルタはその第1巻から登場します。

舞台はタイの架空の犯罪都市ロアナプラで、あらゆる犯罪が当たり前の日常。倫理や常識・正義が全く通用しない町で、様々な犯罪組織や破落戸たちが日々ドンパチを繰り返すのが日常の町です。命ですら当たり前のように散らされていく町で、様々なマフィアたちの利権が、アンダーグラウンドが交錯します。

あまりにも軽快に人が死に、ダーティが標準装備と言わんばかりのストーリーが魅力です。スカッとする展開もあれば、社会の裏側に胸糞悪くなる結末や展開もあります。しかしでどんな結末ですらその過程でも、それぞれの哲学や名言・名セリフ、生き様にグッと胸が熱くなる、これこそがブラックラグーンの見せ所で最大の魅力となっています。

日本の普通の商社マン・岡島緑郎は、東アジアに出張中に現地の海賊「ラグーン商会」に拉致されます。そして自分の任務の裏には会社の背信行為があり、会社にもその命を見捨てられたことを知った岡島緑郎は、日本人として生きる自分の立場に見切りをつけます。

犯罪都市ロアナプラの運び屋・ラグーン商会の「ロック」として、ネクタイを絞めた海賊として人生をスタートさせます。そして、ラグーン商会の交渉役として活躍する中、「ホテル・モスクワ」「三合会(トライアド)」「暴力教会」など様々な組織が登場し、その思惑に毎度巻き込まれては大惨事となるのです。

ブラックラグーンは、暴力と犯罪の掃きだめのような町・ロアナプラで、マフィアや底辺と言われる人間たちが、それぞれの思惑で絡み合うストーリーです。映画の設定やブラックユーモア・名言・名セリフを登場人物が引用したり、娯楽的作品の側面も持ちながら、銃撃戦での殺戮や目を覆いたくなるような拷問シーン、軍事、麻薬や性風俗・貧困問題などの社会の闇まで広く掘り下げて描かれています。

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ブラックラグーンのロベルタとは?かわいいのに強い!

そんな阿鼻叫喚のブラックラグーンの中で、かわいくも最凶な戦うメイドさんとして知られているロベルタは、単行本第1巻の初期の段階で登場します。十三家族と呼ばれる資産家の集団の1つ、ラブレス家メイド長、本名ロザリタ・チスネロスです。ロベルタは「フローレンシアの猟犬」と異名を持ち、コロンビア革命軍では「第2のカルロス・ザ・ジャッカル」「人の皮を被った肉食獣」とも呼ばれるほどの実力を発揮していました。

ラブレス家に仕えるメイド長

戦うメイド長・ロベルタの最初の登場はブラックラグーンの第1巻です。ロアナプラに誘拐されたラブレス家当主の一人息子を救うために、メイド姿でロアナプラのバーに登場してからのシーンは1巻の見せ場の一つとも言われます。南米の没落気味の資産家ラブレス家に忠誠を誓い、メイド長(婦長)を勤めるのがロベルタ・本名ロザリタ・チスネロスなのです。

ロベルタはベネズエラ出身の女性です。青い瞳で、白い肌のヒスパニック系、メイド服、黒髪を二つに編んだおさげとロザリオの首飾り、丸いメガネがトレードマークの、一見どう見てもお淑やかで儚げな、かわいいメイドさんに見えると言われています。

お尋ね者として追われていた過去から、十三家族のラブレス家の11代当主であるディエゴ・ホセ・サン・フェルナンド・ラブレスに拾われます。そして、その恩からラブレス家に絶対の忠誠を誓いその身を捧げる忠実なメイドになるのです。特に当主ディエゴ・ラブレスの一人息子であり次期当主のガルシアには、愛情深く奉仕を捧げ、世話役として務めています。

か弱くかわいいメイド長ロベルタ、その裏の顔は

ロベルタはメイド長として、ラブレス家の数少ない使用人たちを束ねる立場にあるものの、残念ながらメイドとして必要な料理・清掃の腕前は壊滅的。またそこがかわいいといわれる所以でもあります。儚げで、家事も全くこなせないダメイドぶりが、裏の顔とあいまってファンからはかわいいと評価されているロベルタです。

しかし、ロベルタが絶対の忠誠を捧げる当主の一人息子ガルシアには、その姿を徹底して隠しています。初登場時のガルシア少年は、ロベルタのことを腕相撲でも自分に勝ったことがない、か弱く守ってあげたくなるメイドだと評してします。

ラブレス家メイドとしての普段のロベルタは、貞淑とした婦人で、ラブレス家親子の前では物静かで穏やかな笑顔をたたえているシーンもあり、後のロアナプラを恐怖に叩き落すシーンとの対比のすさまじさを感じます。ロベルタの狂気に満ちたシーンがあるからこそ、貞淑なメイド長のシーンのかわいさがギャップ萌えな魅力なのでしょう。

ラブレス家次期党首のガルシア少年が、ラブレス家とマニサレラ・カルテルの間に発生したトラブルにより誘拐されてしまい、いろいろな経緯を経て、ロアナプラの運び屋ラグーン商会に預けられます。そして、それを追ってきたメイド長ロベルタが、それまで大事にかぶってきたかわいいメイドさんの皮をついに脱ぐのです。

かわいいメイドのロベルタから一転、恐怖の殺戮マシーンへ

ラブレス家のかわいいメイドさん・ロベルタは、当主の一人息子ガルシアを救出するために、奔走します。拉致された先が犯罪都市ロアナプラだと突き詰めると、一人で犯罪都市ロアナプラへ向かい、それまで隠し持っていた圧倒的な戦闘力と無慈悲な残虐さで、ロアナプラの町を恐怖の渦へと巻き込むのです。

貞淑なメイド服姿で、破落戸たちの集まるロアナプラのバーに現れたロベルタ。これがブラックラグーンの狂犬・ロベルタの最初の登場シーンとなります。メイドとしての能力は壊滅的ですが、戦闘に関してはプロフェッショナルすぎるメイド長ロベルタです。

店内で、日傘に仕込まれたショットガンをぶっぱなし、スカートの中には無数の隠された手榴弾、スーツケースにはなんと小型対装甲砲と機関銃を隠し持っての大暴れです。貞淑でかわいいはずのメイドさんが、一夜にしてロアナプラを狂気の夜へと誘いました。

メイド姿でありながら、重々しい名言とセリフ、隠し持った武器や容赦も慈悲もない攻撃、あまりの戦闘力と迫力に、主人公ロックは「未来から来た殺人ロボット(=ターミネーター)」と呼びます。ロックの同僚でラグーン商会のベニーからは「地球で一番おっかない女の上位3人」と評されるほどの高い戦闘力でした。

上位3人は、ロアナプラの運び屋ラグーン商会のレヴィ、ロシアマフィアのホテル・モスクワのバラライカ、そしてベネズエラからやってきた最凶メイドのロベルタです。この狂乱の夜から、ロアナプラで「メイド」は禁句と呼ばれるほどとなりました。

正体は国際指名手配犯

一見かわいいラブレス家メイド長ロベルタですが、正体はキューバで暗殺訓練を受けたコロンビア革命軍所属の元ゲリラであり国際指名手配犯ロザリタ・チスネロス。「フローレンシアの猟犬」と呼ばれ、その索敵能力と追撃はまさに猟犬そのものなのです。チェーンソーの攻撃もたやすく止め、中国刀もその歯で噛み砕く、その姿はまさに狂犬の名にふさわしい戦いぶりです。

ゲリラ時代のロベルタは、キューバで暗殺訓練を受け、平和の理念の元、FARC(コロンビア革命軍)のゲリラ兵として戦闘・破壊活動に尽くします。あまりの狂犬ぶりに「第二のカルロス・ザ・ジャッカル(実際に存在したベネズエラ人の国際テロリスト)」や「人の皮をかぶった肉食獣」などと呼ばれるほどの活躍でした。

ある日FARC(コロンビア革命軍)が麻薬カルテルと共同し、麻薬売買に乗り出したことに失望します。組織を脱退したロベルタは、国際指名手配犯のテロリストとして扱われ、麻薬組織には懸賞付きで追われるお尋ねものになってしまうのです。
 

お尋ね者として追われ、潜伏生活が続く中、亡き父親の親友でベネズエラの資産家・十三家族のラブレス家当主ディエゴ・ラブレスに保護され、匿われます。この恩からラブレス家のメイドに転身します。ラブレス父子との日々の中、殺戮マシーンとして生きてきたロベルタは、次第に人の心を取り戻していくのです。ガルシア少年を見つめるときのロベルタは、優しくかわいいメイドそのものとして描かれているシーンもありました。

ロベルタは攫われたガルシアを取り戻し、ロアナプラの混乱の渦に巻き込んだものの、なんとか終結して二人はベネズエラに戻りました。そしてその後の「ロベルタ編」で再登場した頃には、メイド服を脱いで完全に狂犬となったロベルタが、ロアナプラを再び狂気へと導いていくのです。

平和に過ごしていたラブレス家ですが、ある日、政治事情のためアメリカの特殊部隊により、当主でありロベルタの恩人であるディエゴ・ラブレスが暗殺されます。復讐に燃えるロベルタは、ラブレス家の一人息子ガルシアを置いて、かわいいメイド姿を捨て、単身ロアナプラに舞い戻ってくるのです。

かわいいメイド服を脱いでからが、狂気の道をひた走るロベルタの独壇場となっていきます。アメリカの特殊部隊相手にたった一人で渡り合う戦闘力を見せつけ、訓練された特殊部隊隊員を捕獲して拷問、チェーンソーの攻撃を止め、中国刀を噛み砕く人間離れした戦闘マシーンへと変貌していくのです。

戦うロベルタの姿は、もはやかわいいメイドさんではなく、まさにロックが評した「未来から来た殺人ロボット(=ターミネーター)」であり、ゲリラ時代の二つ名である「フローレンシアの猟犬」「人の皮をかぶった肉食獣」そのものの強さを見せつけます。すでに人間をやめてしまった状態です。

主を失った「フローレンシアの猟犬」は、自ら狂気の道をひた走ることになります。ロベルタは怒りの衝動を抑えるためにドラッグを大量に一気飲みしたり、戦闘中に罪の意識から何度も幻覚を見ることになります。しかし、ロベルタはそんな脆さですら踏み台にして、さらなる狂気へ、さらなる強さへと変えていくのです。

ブラックラグーンのロベルタの名言・名セリフを紹介!

ブラックラグーンの戦うメイドさんであり、かわいいメイドの皮をかぶった狂犬・ロベルタですが、初回登場時から数々の名言・名セリフを残しています。ここからはブラックラグーンの作中でのロベルタの数々の名言・名セリフをご紹介いたします。

サンタマリアの名に誓い、全ての不義に鉄槌を!

ブラックラグーンのロベルタといえば、まず出てくるのがこの有名なセリフ「サンタ・マリアの名に誓い、全ての不義に鉄槌を!」でしょう。「フローレンシアの猟犬」ロベルタが忠誠を尽くす、ラブレス家の家訓です。

ロベルタの戦闘開始時にこのセリフを告げることが有名です。このセリフとともにかわいいメイドさんの皮を脱ぎ、マシンガンを容赦なくぶっぱなす殺戮マシーンへと変貌を遂げるシーンは、原作・アニメともにかなりのインパクトがあると評価されていました。

生かしておく理由が消えました。私これでおいとま致しますが、これを是非受け取って下さいまし。それでは皆様、ごきげんよう。

ロベルタ初登場の際、地獄の銃撃戦会場となったバーから退場するときのロベルタのセリフです。マフィアたちに囲まれ、一斉に銃を向けられたピンチのシーンでもロベルタは動じません。かわいいメイドさんらしく、このセリフとともに、スカートを持ちあげお辞儀をすると、スカートの中に隠し持った無数のグレネード弾がバラバラと落ちるのです。

店は爆破され、しかし無傷で出てくるロベルタは、すでに人間ではありません。ロックの「未来から来た殺人ロボット(=ターミネーター)」のセリフも無理はありません。まさにロックの言葉も名言ですが、ロベルタの退場シーンのこのセリフも、ロベルタらしさを印象付ける名言です。

人を殺めるのはいつだって、必ず人なのです

ラブレス家当主ディエゴ・ラブレスがアメリカ特殊部隊に暗殺された際、息子のガルシアが「なぜ神は優しく誠実な父を天に召してしまったのか」とロベルタに言います。そしてそのときのロベルタは「人を殺めるのはいつだって、必ず人なのです」という名言を告げます。

ロベルタは「フローレンシアの猟犬」として戦場で地獄を見て、またその地獄を自ら生み出してきました。そんなロベルタだからこそいえるセリフ、まさに名言となっています。

ブラックラグーンのロベルタに関係するキャラを紹介!

ここまではブラックラグーンのかわいい最凶メイドとして知られているロベルタの名言・名セリフについてご紹介しました。どのセリフもロベルタの壮絶な生き様をそのまま表す、胸に刺さる名言・名セリフでした。ではここからはロベルタを取り囲むキャラクターをご紹介します。

ラブレス家の一人息子ガルシア

ブラックラグーン単行本1巻から登場し、ロベルタが忠誠を捧げる主人、それが南米ベネズエラの富豪の集団である十三家族にして、その中でも最も没落の激しいといわれる資産家ラブレス家の一人息子・ガルシア少年です。まだ若いながらも聡明かつ清廉なまっすぐな性格で、ラブレス親子との生活の中で、元ゲリラとして追われる生活を送ってきたロベルタの心は癒され、人間らしさに目覚めていくのです。

拉致されてロアナプラに初めて来た際は、まだ頼りない少年だったガルシア少年は、ロベルタのことを頼りなく守ってあげたくなる女性と信じており、ロベルタを一人の女性として慕っています。しかし自分を助けに来たロベルタのその裏の顔をみたときにロベルタを拒絶し、絶望させてしまいます。なんとか事は収まり、ロベルタの過去を受け入れ、ベネズエラに戻ることを選びました。

ラブレス家の一人息子、ガルシア少年の再登場は「El Baile de la muerte(ロベルタ編)」です。暗殺されたラブレス家11代目当主ディエゴ・ホセ・サン・フェルナンド・ラブレスに変わり、12代当主に就任。父の死を嘆くガルシアに、ロベルタは「人を殺めるのはいつだって、必ず人なのです」というあの名言を残し、そして彼は精神的に大人にならざるを得ない茨の道を歩んでいくのです。

復讐に走り、単身ロアナプラに乗り込んだロベルタを追って、ガルシア少年は女中の少女ファビオラを連れて再びロアナプラに現れます。ラブレス家当主として、狂気の道をひた走るロベルタの強引な手段で目を覚まさせ、どんなロベルタでも受け入れると口づけをして復讐の連鎖を終わらせます。

ロベルタを恋人としてベネズエラに連れ帰り、ファビオラや他の使用人たちと静かに暮らします。しかし彼の前に待つのは決して穏やかな生活ではなく、ラブレス家当主として厳しい茨の道を歩んでいくのです。

ラブレス家の女中ファビオラ

ロベルタが2度目に登場する「El Baile de la muerte(ロベルタ編)」を語るに欠かせないキャラクターが、ラブレス家女中の少女・ファビオラ・イグレシアスです。家族が11人もいる貧しい生まれで、ラブレス家に出稼ぎとして勤めることになった少女で、ロベルタのことを「婦長様」として敬っています。

カポエイラを独学で身に着け、小さく華奢な姿で易々と重火器も扱うメイド姿はまさにミニロベルタです。外見上は小さくかわいいメイドさんとして描かれていますが、メイド長・ロベルタの登場時と同じくロアナプラに嵐を持ち込みます。

しかしこのファビオラ、武術は身に着けているものの、実際の戦闘はロアナプラに来てからが初陣。戦いが終わった後は震えて腰を抜かしたり、敵を最後まで殺すことができずに動揺したりなど、非情になれないかわいい少女らしさを残しているとファンからは評価されてます。

ブラックラグーンのロベルタの最後を紹介!

ブラックラグーン・ロベルタ編と言われる「Rasta Blasta」は、原作とOVA(アニメ版第3期)では結末が大きく異なります。アメリカ軍との戦況が原作とOVAでは異なるのです。戦いを終えたロベルタは、主人ガルシアと共にベネズエラに帰国します。そして、ロベルタはベネズエラの荘園で、ガルシアの恋人としてファビオラと共に静かに生活を送るのですが、その後味が全く違うのです。

ブラックラグーン原作は穏やかな暮らしに戻る

原作のアメリカ特殊部隊との戦闘では、ロベルタ一人で圧勝するという、まさに未来からやってきた殺人ロボット(=ターミネーター)そのままの、人間を超越した戦いっぷりでした。ベネズエラに戻り、ガルシアの恋人として穏やかな生活に戻ります。

しかし、三合会(トライアド)のミスター張のセリフから、彼らの行く先には必ずしも永遠の穏やかな生活が待っているわけではないということがわかります。「ラブレスに待っているのは茨の道だけ」 というセリフが、これからのロベルタとガルシアの苦難の道を暗示しているのです。

ブラックラグーンOVA(アニメ第3期)では手足を失い車椅子生活に

ブラックラグーン原作ではアメリカ特殊部隊に圧倒的な戦闘力を見せつけていたロベルタですが、OVA(アニメ第3期)は現実的な展開となります。ロベルタ一人で戦うので当然ですが、かなりの苦戦を強いられるのです。結果、ロベルタは右目・右手の指2本、左腕、右足を失い、自力歩行は不可能な体になってしまい、車いす生活となってしまうのです。生気を失ったロベルタを、ガルシアが恋人として支えていきます。

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ブラックラグーンのかわいい最強メイド・ロベルタのまとめ

お淑やかなメイドの皮を脱ぐと、たちまち人間を超越した殺戮マシーンとなるロベルタをご紹介いたしました。ラブレス家親子に隠していた姿を、ガルシア少年に初めて見咎められた際の素にかえった表情や、ベネズエラで穏やかに過ごしていたころの笑顔はかわいいと数多くのファン言われています。そのかわいさと、狂犬モードになったときの落差が、ブラックラグーンのロベルタの最大の魅力と言えるでしょう。

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