【アルスラーン戦記】ヒルメスの最後をネタバレ!出生の秘密や妻・強さなどを紹介

アルスラーン戦記には銀仮面卿と呼ばれているヒルメスというキャラクターが登場し、このヒルメスはパルス国の王となるべく主人公であるアルスラーンと敵対するライバルのような関係です。このアルスラーンを執拗に狙うヒルメスは悲しい過去を背負っている人物であり、その過去の出来事からアルスラーンを深く憎んでいました。本記事ではそんなヒルメスのについてアルスラーンを狙う理由となった出生の秘密や過去に深い関わりがったイリーナという女性についてヒルメスの最後やアニメでの声優などを交えてネタバレ紹介していきます。

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目次

  1. ヒルメスが登場するアルスラーン戦記とは?
  2. ヒルメス(鉄仮面卿)の最後をネタバレ
  3. ヒルメスの出生の秘密をネタバレ
  4. ヒルメス妻は誰?
  5. ヒルメスの強さは?
  6. ヒルメスの声優は?
  7. ヒルメスに関する感想や評価
  8. ヒルメスの最後や出生ネタバレまとめ

ヒルメスが登場するアルスラーン戦記とは?

アルスラーン戦記の作品情報

アルスラーン戦記は鋼の錬金術師を描いている荒川弘が手掛ける漫画であり、2013年から「別冊少年マガジン」で連載している作品です。このアルスラーン戦記の原作となったのは銀河英雄伝説などを手掛けている田中芳樹が1986年から執筆している小説であり、漫画版は原作にはないオリジナルの設定を加えて物語が展開されています。

また原作のアルスラーン戦記は終わらない大作小説として有名であり、2017年に完結した後2018年に星雲賞にノミネートされることになりました。荒川弘の漫画版も鋼の錬金術師を描いていたこともあって多くの人気を博しており、2015年の4月から第2クールに渡ってアニメ化がされました。他にはアニメ以外でもOVAやゲームなどが制作されており、様々な世代から注目を集めている漫画作品となっています。

アルスラーン戦記のあらすじ

アルスラーン戦記は中世ペルシャのようなデザインがされた架空の「パルス」という王国を舞台にしており、主人公であるアルスラーンとダリューンなどの仲間達の激動の生涯を描いた壮大な大河ファンタジー小説です。このパルスという王国は東西を結んでいる大陸航路の中心に位置し、富や軍事力に優れた強国でした。そんなパルスでアルスラーンは王太子として何不自由ない生活を送っていました。

しかしある日宗教国家であるルシタニアがパルスに侵攻し、戦争となります。その戦争でパルスは大敗を喫し、アルスラーンの父である王アンドラゴラスは捕縛され、首都エクバターナも陥落してしまいます。この戦争で初陣を飾っていたアルスラーンは最強の将軍ダリューンに助けられ、戦場から逃げ出します。

その後アルスラーンはダリューンと共に天才軍師であるナルサスなどの仲間を集め、奪われたパルスを取り戻すために再起を図ります。そしてこれがきっかけとなり、主人公アルスラーンは王位継承者の争いや、国家間の陰謀に巻き込まれていくことになります。アルスラーン戦記はその激動の中でアルスラーンが自ら掲げる正義を示す物語となっています。

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ヒルメス(鉄仮面卿)の最後をネタバレ

ヒルメスは原作小説だと最後どうなる?

次はアルスラーン戦記でアルスラーンと敵対する謎のキャラクターヒルメスが原作でどのような最後を迎えることになるのかネタバレ紹介していきます。原作小説でヒルメスはアルスラーンとの激闘の末チュルクという王国に亡命します。チュルクでヒルメスは客将として国王カルハナに重宝されていました。王から信頼されていたヒルメスはカルハナからトゥーラン人から構成された仮面兵団を率いるように命令されます。

仮面兵団を率いることになったヒルメスはシンドゥラ国へ宣戦布告し、侵攻を開始します。しかしヒルメスの部隊はパルス王国の軍に敗北し、ヒルメスは少ない兵力と共にミスルへ逃れます。ミスルに逃れたヒルメスはクシャーフル卿と名前を変え、再度歴史の影で暗躍するために活動を始めます。その後ヒルメスは再び銀仮面卿と名前を変え、アルスラーンに復讐を企てます。

しかしアルスラーンとの戦いで指揮官を務めていたギスカールが戦死して最後を迎えるなどの損害を出してしまいます。大敗を喫したヒルメスはギーヴからエクバターナに向かうよう告げられ、その途中で蛇王ザッハークに遭遇し、ヒルメスはおびえて逃げ出してしまいます。そんなヒルメスは最後ナルサスの仇討ちに燃えるダリューンの手によって殺害されてしまいます。

ヒルメスは今まで辛い過去から歪んだ人格となってしまい、多くの者の命を奪ってきました。そんなヒルメスは仲間を失い、ダリューンに討たれるといった壮絶な最後を迎えます。しかし原因は過去に起こった王位を巡る争いであり、ヒルメスは被害者でした。このことを考えると一度も報われることなく最後を迎えてしまった悲しいキャラクターといえます。

ヒルメスはかわいそうなキャラ?

上述のヒルメスの最後についてのネタバレでご紹介した通り、ヒルメスはアルスラーンを執拗に狙ったことによって無残な最後を迎えてしまいました。後程ネタバレ紹介させていただくのですが、ヒルメスは王国の内紛に巻き込まれ、顔を焼かれてしまい、そのことから復讐心に囚われる人生となってしまいます。もしこのことがなければ平和な最後を迎えていたのではないでしょうか。

またこれも後述でネタバレ紹介させていただくのですが、ヒルメスの妻であったイリーナという王女もまた無残な最後を遂げてしまいます。結局のところ、ヒルメスは最後まで一度も人生で安らぎを得ることがなく、ある意味復讐の中でしか生きることが出来ないかわいそうなキャラクターだと思います。

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ヒルメスの出生の秘密をネタバレ

ヒルメスの出生の秘密

ヒルメスは自分がオスロエス5世の子供であり、パルスの正統な後継者と信じていました。そんなヒルメスは王であるアンドラゴラスが起こした暗殺事件によって顔を半分焼かれてしまい、銀仮面卿として新たにパルスの王位に起つためにアルスラーンと敵対していきます。しかしオスロエス5世の子といわれていたヒルメスは実はオスロエスの子ではなく、その父で先々代の王であるゴタルゼス2世の子であることが作中で判明します。

このゴタルゼス2世は予言で告げられた「王家はゴタルゼスの子の代に根絶する」といった言葉を信じてしまい、その後に告げられた予言で不安定になってしまったゴタルゼス2世はヒルメスの母であるオスロエス5世と関係を持ち、ヒルメスが誕生します。実はヒルメスの暗殺事件はアンドラゴラス王が兄王であるオスロエス5世にヒルメスを殺害しろという予言から行ったものであり、ヒルメスは王家にとっても必要ない存在だったのです。

ヒルメスはアルスラーンの従兄弟

ヒルメスはアルスラーンの従兄弟であり、アルスラーンよりも王位継承順が上のとなっています。しかし上記のネタバレの通り、ヒルメスはオスロエス5世の子供でないことが明らかとなり、ヒルメスはオスロエス5世にとって異母弟という立場になります。そのことで今まで本当の正統なる王位継承者が自分だと思っていたヒルメスはアルスラーンよりも王位継承順が下になってしまいます。

このことで今までアルスラーンに対抗してきたヒルメスにはアルスラーンと戦う正統な理由が無くなってしまいます。そのことが災いとなり、理由もなくアルスラーンを狙ったヒルメスは無残にも最後を迎えてしまうことになってしまいます。

ヒルメス妻は誰?

ヒルメスの妻は第二王女イリーナ

ヒルメスは父と思っていたオスロエス5世の遺言でアンドラゴラス王に顔を焼かれてしまった後、パルス王国から命からがら脱出し、亡命生活を送ります。そして亡命生活で初めて訪れた国であるマルヤムでヒルメスはイリーナという女性と出会います。このイリーナという女性は第二王女という地位におり、美しい白い肌の美貌と黄銅色の美しいきれいな髪を持った姫君であり、眼の病から視力を失っている人物でした。

その美しい美貌を持ったイリーナにヒルメスは惹かれていくものの、パルスの王位継承者争いに巻き込まれることを恐れたマルヤムの王でイリーナの父であるニコラウス4世はヒルメスを王宮から追放してしまいます。追放されたヒルメスはパルスの正統なる王であると信じ、銀仮面卿としてルシタニアと通じ、パルス国を攻撃。そして自らの身分を明かしたパルスの武将を仲間につけてパルスの首都エクバターナを陥落させます。

しかしヒルメスはアルスラーンとの戦いで敗北を喫してしまい、チュルクという国に逃亡します。するとそのチュルクにおいてヒルメスはかつての盲目の美女イリーナと運命の再会をします。チュルクでヒルメスはカルハナ王に客将として歓迎されており、ヒルメスはそこでイリーナと結婚します。

ヒルメスの妻・イリーナの最後

盲目の姫君であるイリーナと結婚したヒルメスはその後3年間の間幸せな結婚生活を送り、子供を授かります。しかしその後イリーナは病を患い、病床に伏せます。そしてイリーナはその病からお腹の子供と共に亡くなってしまい、ヒルメスの幸せな結婚生活は幕を閉じてしまうことになるのでした。

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ヒルメスの強さは?

ヒルメスの強さはダリューンと互角

ヒルメスはアルスラーン戦記で最強のキャラクターであるダリューンと互角に戦うほどの優れた武勇を持ってます。さらにヒルメスは作中でペシャワール城塞でアルスラーンと戦った際にはダリューンと天才軍師のキャラナルサス、双刀将軍の異名を持つキャラキシュワードの三人と戦い、この猛攻に耐えるほどの実力を持っています。

武勇のほかにもヒルメスは非常に優れた知略を有しており、ルシタニアとパルスの戦争やアルスラーンとの戦いにおいて様々な作戦を立案します。まさに知勇兼備の将といっていいキャラクターであり、アルスラーン戦記において最強のキャラクターの一人として数えられています。

ヒルメスの強さは復讐心からきている?

ヒルメスは上述のネタバレの通り、パルスとアルスラーンへの復讐で動いているキャラクターです。ヒルメスはこの過去の復讐を遂げるために命を投げ出すほどの行動を行います。このことからヒルメスの強さの源になっているのは復讐心ではないかと考えられます。しかしこのいきすぎた復讐心からヒルメスは残虐非道な行動をしてしまうなど感情に任せて動いてしまうことが多々起きてしまいます。

ヒルメスの声優は?

ヒルメスの声優は梶裕貴

アニメ版アルスラーン戦記においてヒルメスの声優を務めたのは日本の男性声優である梶裕貴です。梶裕貴は1985年に東京で生まれ、現在33歳の声優です。声優の梶裕貴は2003年にポニーキャニオンが主催する「VSオーディション2003」においてファイナリストに選ばれることになり、2004年にゲーム「帝国千戦記」で声優としてデビューを飾ります。

その後2006年に「ふしぎ星の☆ふたご姫」で声優としてテレビアニメデビューを果たし、このデビュー作品で声優アワード新人男優賞を受賞しました。このアニメデビューで演技力が高く評価されることになった声優の梶裕貴は様々なアニメでキャラクターの声優を務めることになり、今現在は歌手としてアルバムを発売したり、ナレーターとして活躍するなど様々な方面で活動を続けています。

ヒルメス役の声優・梶祐貴の出演作品

声優の梶裕貴が出演している作品で代表作として挙げられるのが「進撃の巨人」と「ジョジョの奇妙な冒険だダイヤモンドは砕けない」です。「進撃の巨人」は今や多くの年齢層から支持を集めており、漫画やアニメ、実写映画などで有名な作品です。この「進撃の巨人」で梶裕貴は主人公であるエレン・イェーガーの声優を務めており、迫力ある演技力が評価されることになりました。

「ジョジョの奇妙な冒険ダイヤモンドは砕けない」はジョジョシリーズの第4作品目にあたるアニメであり、この「ジョジョの奇妙な冒険ダイヤモンドは砕けない」では主人公を補佐する少年広瀬康一を演じました。このように声優の梶裕貴は中性的なキャラクターを演じることが多く、甘い優しい声が特徴となっています。今後も多くの作品で活動していくと考えられますので、是非声優の梶裕貴の活躍にもご注目ください。

ヒルメスに関する感想や評価

アルスラーン戦記のヒルメスに対しての感想ではヒルメスが不幸すぎるといった感想が多く寄せられました。ヒルメスは本記事の通り報われることなく最後を迎えており、不幸で溢れえた人生でした。そんな不幸な人生を歩んだヒルメスに運を上げるアイテムをあげたいなど、同情する声が集めることになりました。

ヒルメスに対しての感想の中にはヒルメスとイリーナが幸せになるスピンオフ作品を書いて欲しいといった感想も見受けられました。ヒルメスはイリーナと結婚し、唯一の幸せな生活を送るのですが、すぐにイリーナが病死してしまいます。もしイリーナが病死しなければヒルメスも無残な最後を迎えることにはならなかったと思いますので、IFストーリーとして幸せになったヒルメスの姿も見てみたいものです。

ヒルメスの最後や出生ネタバレまとめ

本記事ではアルスラーン戦記に登場するキャラクターであるヒルメスについて原作の最後や出生の秘密、イリーナとの関係などについてまとめてネタバレ紹介させて頂きました。ヒルメスは望まれて生まれずに、妻や子供を失うなど不幸続きな人生を歩みます。さらに最後は仲間も失って死亡するといったかわいそうなキャラクターとなっています。

もしアルスラーン戦記の主人公であるアルスラーンやダリューンがこのヒルメスがどのような人生を歩んでいたか知っていると、ヒルメスに対して同情することでしょう。アルスラーン戦記を読んだ読者の方からもかわいそうや不幸だと哀れみの感想を多く集めることになり、今なおヒルメスが幸せになるスピンオフ作品を制作してほしいという要望がたくさん挙がっています。

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