【テラフォーマーズ】小町小吉のキャラまとめ！名言名シーン・マーズランキングは？

テラフォーマーズは、2011年「ミラクルジャンプ」から連載を開始し、同年の6号まで掲載されました。その後、2012年「週刊ヤングジャンプ」22・23合併号から新たに「ミラクルジャンプ」版の20年後（2619年）を舞台にした「ERRA FORMARS テラフォーマーズ」の連載を開始しました。

2014年にテレビアニメ化、2016年に実写映画化されました。原作者の病気療養のため、ヤングジャンプ2017年15号より休載していましたが、2018年4月26日発売の21・22合併号より連載再開しました。その後、50号より連載再開されましたが、52号での掲載をもってしばらく休載することが発表されました。

西暦2599年、火星のゴキブリを駆除・清掃するために地球を発った宇宙船・バグズ2号の乗組員15名は、火星にて異常進化を遂げたゴキブリ「テラフォーマー」の襲撃に遭います。艦長ドナテロ・K・デイヴス始め小町小吉ら乗組員達は「火星の厳しい環境下での任務遂行」の名目で受けさせられた「バグズ手術」によって昆虫人間へと変身し対抗を試みます。

ですが、数で勝るテラフォーマーの想像以上の力や、テラフォーマーの力を独占しようとする本多博士に唆された蛭間一郎達の思惑に翻弄され仲間を失っていきます。最後には、小吉と一郎の2名を残してメンバーは全滅してしまい、そんな中2人は辛うじて火星を脱出します。

バグズ2号の失敗を受け、U-NASAは長らく火星開発を凍結していました。しかし、図らずも小町達が持ち込んでしまったと見られる致死率100%の火星由来新型ウィルス「A・E（エイリアン・エンジン）ウイルス」による被害者が増加しており、火星でテラフォーマーのサンプルを採取してワクチンを作るためという名目で「アネックス計画」が立案されました。

火星探索チームの艦長となった小町小吉とバグズ2号艦長の娘で父から遺伝したバグズ能力を持つミッシェル・Ｋ・デイヴスは、タイの地下闘技場で異形の姿に変身できる青年を保護します。その青年、膝丸燈もまた生まれながらにしてバグズ能力を持っており、西暦2620年、小町小吉を艦長とする大型宇宙艦・アネックス1号によって、燈やミッシェルら合計100名の乗組員が火星に送り込まれました。

第1部では、主人公で身長187cm、屈強な体格と逆立てた黒髪といういでたちの大柄な22歳の青年dでかっこいいキャラです。気さくな性格で、バグズ2号では他の乗組員と積極的にコミュニケーションをとっていました。15歳の時に幼馴染が義父から虐待を受けている現場に遭遇し、助けようと彼を殴り殺してしまい、その殺人の罪で少年刑務所に入所し、エリートだった家族とは絶縁されていました。

第2部の2620年では42歳となり、かっこいい雰囲気は変わらず顎鬚と薄い口髭を生やしており特技の空手の鍛錬も続け、六段の腕前を持つほどになっています。手術ベースがオオスズメバチの小吉はアネックス1号艦長兼日米合同第一班班長となり、マーズ・ランキングは3位(アシモフと同率)。国家間の代理戦争と化した火星任務にて、様々な思惑に翻弄されながらも艦長として仲間と共に奮闘しています。

手術ベースはオオスズメバチで、人為変態時はかっこいいビジュアルで、オオスズメバチの習性にならい非常に獰猛になります。オオスズメバチと空手を合わせることで並外れた戦闘力と、両腕から生える毒針を使いテラフォーマーの集団を圧倒します。第2部では腕から毒針・毒液を射出したりオオスズメバチの大顎を刃状に生やす等パワーアップしています。さらに「過剰変態」すると、腕や踵にも大顎が出現し背中には翅が生えます。

第2部ではアネックスの艦長となっている小町小吉ですが、第1部では、手術ベースがオオスズメバチで、バグズ2号のクルーでした。そこには幼馴染である秋田奈々緒もまた乗っており、過去に秋田奈々緒を虐待から助けるために、義父を殴ってしまい撲殺してしまう事件がありました。出所した後に秋田奈々緒がバグズ手術を受けたことを知り、自分自身もまた秋田奈々緒を再び守るためにバグズ手術を受ける決意をしたのです。

テラフォーマーズのマーズランキング上位ランカーには専用武器があり、小町小吉も例外ではありません。小町小吉が使用する武器は「針便鬼毒酒」と言って「じんべんきどくしゅ」と読み、オオスズメバチならではのかっこいい専用武器です。基本的に対人の武器となっていますがこれを使用してテラフォーマーと戦うシーンもあることから、テラフォーマーにも有効な武器だということが分かります。

オオスズメバチを手術ベースとした小町小吉は空手を組み合わせて戦います。その空手はどのくらいの腕前なのかというと、6段の実力を持っています。テラフォーマーズにはそれぞれ武術を会得している人がいますが、小町小吉はオオスズメバチのどう猛さと筋力に加え空手という武術を使ってマーズランキングの3本の指に入る強さということで、テラフォーマーズのキャラ中でも上位の強さと言われています。

テラフォーマーズ第一部。バグズ手術を施されたバグズ2号の船員15名はゴキブリを利用した火星の温暖化計画からゴキブリの駆除を目的に火星へとやってきました。しかしそこで彼らは想定外に進化した敵キャラゴキブリ「テラフォーマー」に襲われます。幼馴染の秋田奈々緒、親友のティン、尊敬するデイヴス艦長ら仲間を失いながらも蛭間一郎と共に脱出に成功する小吉は仲間を失い、その後悔は今も彼を苦しめることになります。

バグズ計画から20年後の地球ではエイリアンエンジンウイルスが蔓延していました。その感染源がテラフォーマーではないかとされ、艦長として火星に向かった小吉は、仲間の安全を第一に考え仕事に打ち込ンでいました。そこに、またしてもテラフォーマーが現れ艦が襲われ、しかも小町達の敵はテラフォーマーだけではなく、裏切りキャラに対して艦長である小吉は怒っていました。

テラフォーマーズ2部のクライマックス、小町小吉とジョセフ・G・ニュートンの戦いは死闘へと入っていきます。小町小吉は最後にジョセフ・G・ニュートンから電撃を受けて意識が飛んでしまいますが、そこで秋田奈々緒の姿を見ることになり無意識で殴り続けます。

そして、最後には自身のオオスズメバチの毒を使って変態しジョセフ・G・ニュートンと相打ちになる形で決着を迎えました。死んでしまった小町小吉ですが劉翊武の能力によってどうにか心臓が動くようになりましたが意識は戻らずそのまま第2部は終わってしまいます。かっこいい艦長で重要キャラである小吉の今後が気になる展開になっています。

愛称で「秀兄ぃ」「きうっさん」と呼ばれている木内秀信さんは、かっこいい髭が印象的であ、置鮎龍太郎からは「ヒゲ」と呼ばれているそうです。元々は演劇をしていましたが、演劇の先輩がアニメーション関連の会社を立ち上げたことがきっかけで、声優の仕事をするようになったそうです。「テニスの王子様」の忍足侑士役で人気が上がり、リリースしたシングル「眼鏡をはずす夜」は、オリコンウィークリーチャートで11位でした。

中国・アジア合同班が裏切った際に戦いになったときに言ったのが「一列に並べ！」という台詞です。火星探索の仲間だと思っていた小町小吉は怒りを持ちます。しかし、小町小吉は冷静に判断して突っ込むだけではいけないと作戦を考えます。そして、上手く近づくことに成功すると小町小吉が一言。この一言だけで小町小吉の怒りが伝わってきます。

第2部の終盤に本性を現したジョセフ・G・ニュートンと戦うことになった小町小吉。秋田奈々緒に対しての想いを胸に戦っている小町小吉に対して、愛に歪んだ感情を抱いているジョセフが「愛」ということに対しての執着の言葉を言いました。そんなジョセフに対して小町小吉は気持ちをくみ取ったのか、それに対して小町小吉が彼に言った台詞がこの「“愛”でお前を殺してやる！」です。

テラフォーマーズの中でも、漢らしくてかっこいいキャラの小町艦長には、かっこいい名言とかっこいい名シーンがたくさん存在します。代表的な名言は前述の「“愛”でお前を殺してやる！」のほかに「血よりも固い絆で結ばれた昆（むれ）となる」「闘って勝つ、それが生き残る唯一の道だ！」「熱いよ...お前の...涙が...ッお前は人間で...俺の友達だ」など、熱いキャラの艦長は、名シーンにはかかせないかっこいい名言を残しています。

マーズ・ランキングとは「火星環境下におけるテラフォーマー制圧能力」を、各乗組員に対して格付けしたランキングで、パワーや殺傷能力だけでの評価ではなく、制圧と捕獲、両面の能力で順位づけしているため、捕獲が下手なために低い事例もあるようです。マーズランキングが15位以内となると、ある条件をクリアすれば武器の携帯が許されているようです。

マーズランキング10位はイワン・ペレペルキナです。 手術のベースとなった生き物はチョウセンアサガオです。チョウセンアサガオは毒を持つ植物ですで、触れると目まいや吐き気、幻覚症状などを引き起こします。彼はその毒を使用しテラフォーマーに幻覚症状を与え捕獲や攻撃することができ、専用武器の正式名称は分かっていませんが、篭手に付いている筒に毒ガスを保存することができます。

マーズランキング9位はマルコス・エリングラッド・ガルシアです。 手術のベースとなった生き物はアシダカグモで、アシダカグモは糸を使用しせず素早い動きと大きな牙で獲物のゴキブリなどを捕らえるクモです。彼はゴキブリを超えるアシダカグモの能力を持っているため通常のテラフォーマーであれば簡単に倒すことができ、専用武器は「アラクネバスターMKⅧ」で8本のアームを自在に操り戦うことができます。

マーズランキング8位は鬼塚慶次です。 手術のベースとなった生き物はモンハナシャコでモンハナシャコは非常に優れた視力と、拳銃並みの威力を持つパンチを放つことができます。優れた視力とパンチ力を手に入れた彼は元ボクサーであることも相まってトップクラスの強さをほこり。専用武器は対テラフォーマー甲殻一体式パワーリスト「ガナ・フライ・ナウ」です、非常に重たい防具ですが攻撃にも役立つかっこいい武器です。

マーズランキング7位はアレクサンドル・アシモフです。 手術のベースとなった生き物はスマトラオオヒラタクワガタで、スマトラオオヒラタクワガタは強い顎の力を持っています。専用武器は対テラフォーマー大顎充填式スペツナズナイフ｢カフカス・カリンカ｣です。自身の血肉を材料としてクワガタの顎を生成し発射することができます。元々持つ戦闘力と精神力の強さが7位という順位の理由だとされています。

マーズランキング6位は膝丸 燈です。 手術のベースとなった生き物はオオミノガで、オオミノガは有名なミノムシとなるために強靭な糸を出します。彼の戦いも強靭な糸を使いこなし、糸を使用することによってテラフォーマーを捕獲することも可能です。専用武器は対テラフォーマー振動式忍者刀「膝丸」で「膝丸」は専用武器の中でもかっこいい見た目同様、最強の切れ味をもつ刀です。

マーズランキング5位はかっこいい女性キャラのミッシェル.K.デイヴスです。 手術のベースとなった生き物はジバクアリで、ジバクアリは体の一部を爆発させることができます。爆発する成分を相手の体内に流し込み爆発させる能力を持っており、その成分を口から放つことも可能です。専用武器は対テラフォーマー用起爆式単純加速装置「ミカエルズハンマー」で肘や踵を爆発させ勢いをつけ攻撃力を倍増させる武器です。

マーズランキング3位は同率でシルヴェスター・アシモフです。 手術のベースとなった生き物はタスマニアンキングクラブで体重が13キロにもなる大型のカニです。硬い甲殻を持ちほとんどの打撃を無効かしカニ特有の再生能力も持っているため切り離した腕を再生させることが可能です。専用武器は対人・対テラフォーマー貧栄養時用圧縮再生芽「カフカス・スヴィエート」です自力での再生ができない時に使用する薬です。

マーズランキング3位は同率で主役キャラの小町小吉です。 手術のベースとなった生き物はオオスズメバチで世界最大の殺人蜂と呼ばれ、強靭な顎と体、強力な毒を持ち、彼はオオスズメバチの強靭な肉体と、手の甲にある毒針で戦います。自身がもつ空手を組み合わせることにより戦闘力は最強に近い強さです。専用武器は対人大雀蜂毒解毒薬「針便鬼毒酒」で、オオスズメバチですが、逆に毒を解毒できる薬で戦闘には使用できません。

マーズランキング2位はアドルフ・ラインハルトです。 手術のベースとなった生き物はデンキウナギで生物の中でも最強の電気を発生させることができます。彼も電気を利用して戦い、直接電気を相手に放つ以外にも電波を発生させ周囲を探知する能力もあります。専用武器は対テラフォーマー充電式スタン手裏剣「レイン・ハード」です避雷針の要領で彼の電撃を流し込み攻撃する武器です。

マーズランキング1位は最強キャラのジョセフ・G・ニュートンです。 手術のベースとなった生き物は不明で火星到着から終盤まで彼は能力を使用せず戦いました。ニュートン一族は優秀な人間を掛け合わせて品種改良された家計で、そのため彼は人類最強の男とされています。専用武器は対テラフォーマーコーティング式西洋刀「ジョージ・スマイルズ」です。あらゆるものを切断できる剣で、彼は火星で自身にM.O.手術を行います。

オオスズメバチの能力に加えて彼が有しているそれは空手６段という技術は、戦闘中にもよく活用され、クロカタゾウムシのテラフォーマーとの戦いでは華麗な足さばきでそれを交わし、顔面にストレートを打ち込みました。そして、それに感動した慶次が褒めると、にっと笑い「かっこいいのも雀蜂の特徴な」と言い放った言葉が、名言と言われています。

悪を許さず、誰よりも真っ直ぐで、仲間思いなキャラである、小町小吉は第一部において、幼馴染のアキの死に怒り、その後、生き残って必ず地球に殺された仲間の墓を作ると言って戦います。また、第二部ではテラフォーマーに胸を突かれ絶命寸前のシーラの最後の告白を聞いて涙と任務を果たし必ず生き残ることを決意し、自分たちを裏切った劉が率いる第４班に対して憤怒の表情で迫りました。

アウトドアキャラに見える小町ですが、趣味が珊瑚飼育、好きなものが熱帯魚とあまり勇ましい趣向とは言えません。そもそも彼の極め付けはゴキブリが大嫌いで、火星でゴキブリ相手に戦っている男とは思えません。第一部ではサボりを推奨するような発言もあり、名言を残してるとは思えないギャップがあるキャラが垣間見えます。

幼馴染の菜々緒を思い続けてきた小町は彼女のために郊外の桜並木が側にある家を借ります。そして、計画後に共に住むことを約束した二人でしたが、その願いは火星での菜々緒の死と共に終わってしましました。そして20年後、再び火星に降り立った小町は愛する人や仲間たちの遺体が無下に扱われたことを知り、自分が火星においてきてしまったことの後悔と怒りを胸に、それを原動力にテラフォーマーたちに戦いを挑みにいきます。

再度火星に降り立ち、そこで改めてバグズ２号の搭乗員たちの体を使い進化したテラフォーマーを見た彼は、迷うことなく仲間に背中を預けます。そんな仲間を信じる心が仲間たちにも伝わっているからこそ、彼の懐の大きさや人柄をよく理解している部下たちは共に前に向かって進んでいきます。彼の言葉や、行動を見ていると、仲間を思うような名言が多いのも納得がいきます。

小町といえば、涙を流しながら仲間や部下を抱き締めることの多くみられます。燈との出会いでも、病気で幼馴染を失い放心となった燈を抱き締め、そして「彼女と同じ病の子を救わないか」と言って火星探査作戦に彼を誘い、ここから燈の新しい人生が始まりました。名言が生まれるシーンでも抱きしめている場面が多く、小町艦長の大きな包容力を感じます。

数々の名言を残している小町艦長ですが、男女関係なく人気があるようです。多く見られる意見としては、「上司にしたい」「こんな親父がいい」「抱きしめられたい」など、仲間や家族を大事にしていて、包容力があると言う意見が多数ですが、少し抜けている一面も魅力的だそう。大事なシーンで生まれる名言も人気があり、2部で衝撃的な結末を迎えた小町艦長の今後の展開を心配する声もたくさんあるようです。

今回は「テラフォーマーズ、小町小吉のキャラまとめ！名言名シーン・マーズランキングは？」を検証してきましたがいかがでしたか？第一部から登場し、主役キャラである小町艦長はやはりランキングで上位に入っており、また、強さだけではなく仲間を思いやる優しさが魅力的だと言われています。テラフォーマーズをまだご覧になっていない方は、今回紹介した小町艦長の名言名シーン注目してみてはいかがでしょうか。