テラフォーマーズのマーズランキング一覧！能力を画像付きで紹介

テラフォーマーは2011年に「ミラクルジャンプ」で読み切り作品として公開され、翌年2012年に「週刊ヤングジャンプ」で続編が連載開始された人気漫画です。アニメやゲーム化もされており、2016年には実写映画化もされています。

人類は火星をテラフォーミングするため苔とゴキブリを火星に送り込みますが、なぜかゴキブリが人型のゴキブリ「テラフォーマー」へと進化を遂げます。テラフォーマーに対抗するため特殊な手術を施した人間とテラフォーマーの戦いを描いた作品です。登場する人物たちは、手術によって手に入れた動物や昆虫の能力を使いこなし強靭なテラフォーマーと戦います。

マーズランキングとは、「火星環境下におけるテラフォーマー制圧能力のランキング」を略したものです。テラフォーマーを制圧するため大型宇宙艦で火星へと向かう人類ですが、乗組員は特殊な手術を受けました。昆虫の能力を取り入れる「バグズ手術」、バグズ手術を発展させた動物の能力を取り入れる「M.O（モザイクオーガン）手術」です。

マーズランキングは制圧する能力をランキング化したものであるため、純粋な強さのランキングではありません。そしてランキングは100位まであります。中にはまだ明らかになっていないランキングもありますが、本記事では判明している全てのランキングを一覧にして紹介します。

マーズランキング100位はエヴァ・フロストです。手術のベースとなった生き物はプラナリアです。プラナリアは凄まじい再生能力をもった生物で、切り刻まれても再生可能です。彼女もその能力をもっています。彼女は一度死んだと思われましたが、プラナリアの能力により復活をはたします。復活する際、マーズランキング2位アドルフの眼球を取り入れたことにより強力な電撃を操る能力も手に入れ最強に近い存在となります。

マーズランキング99位は西 春麗(シイ・チュンリー)です。手術のベースとなった生き物はミナミハナイカです。ミナミハナイカは擬態する能力をもっています。彼女はそれにより画像のような透明になる能力を得ました。中国・アジア第四班は裏切り者であるためマーズランキングを詐称しています。そのため実際のランキングより上位の実力を持っています。

マーズランキング98位は柳瀬川 八重子(やなせがわ やえこ)です。 手術のベースとなった生き物はシマスカンクです。シマスカンクは強烈な悪臭を放つ液体を分泌します。彼女もお尻から強烈な悪臭の液体を放つ能力を持っています。画像のように味方にも影響するほどの悪臭を放ちます。

マーズランキング97位は紅（ホン）です。 手術のベースとなった生き物は細菌です。彼女は通常の乗組員よりも特殊な手術を受けており、それにより強力な毒素を振りまく能力を持っています。画像のように多くのテラフォーマーが倒されました。彼女が受けた手術は紅式手術と呼ばれています。通常15位以内しか所持していない専用武器「積尸氣奔星(せきしきほんせい)」を所持しており毒の吹矢を放つこともできます。

マーズランキング95位は中之条 江莉佳(なかのじょう えりか)です。 手術のベースとなった生き物はニホンヤモリです。ニホンヤモリは手足に分子と分子が近づこうとする力「分子間力」を持っています。彼女も手足に分子間力を有しており画像のように壁や天井などに張り付くことができます。

マーズランキング90位はウォルフ・レッドフィールドです。 手術のベースとなった生き物はシュモクザメです。シュモクザメは「ロレンチーニ器官」が非常に発達しています。これにより生物の体内で発生する微弱な電波を検知することができます。彼はこれによりレーダーとしての役割を果たすことができます。

マーズランキング89位はシーラ・レヴィットです。 手術のベースとなった生き物はヤドクガエルです。彼女は主要人物のマルコスとアレックスの幼馴染みですが、テラフォーマーと対峙した際に能力を使用することなく倒されてしまったため詳しい能力は分かっていません。ヤドクガエルは人間をも死に至らしめる毒を持っていることから、強力な毒を使用する能力と考えられています。

マーズランキング82位はペギー・フォーティです。 手術のベースとなった生き物はハリモグラです。ハリモグラはモグラのように地中を掘り進むことができます。彼女も地中を掘り進む能力を手に入れ、尚且つハリモグラの栄養価の高い乳をお腹から分泌させることにより、回復要員としての役割も果たします。

マーズランキング77位はアミリア・ヴェンカテッシュです。 手術のベースとなった生き物はイッカククジラです。イッカククジラは哺乳類であり肺呼吸ながらも水中に20分間潜っていられる驚異的な潜水能力をもっています。彼女も同じように呼吸をとめることができます。77位と下位ではありますが、画像のようにマーズランキング97位紅が撒いた猛毒をもつ細菌の中で活躍しました。

マーズランキング70位はリュウイチ・ロブソンです。 手術のベースとなった生き物はメダマグモです。メダマグモは出した糸で網を作り獲物を捕獲する特殊な蜘蛛です。彼も糸を駆使して戦うことができますが、その糸は一度しか出すことができませんでした。

マーズランキング61位はジェットです。 手術のベースとなった生き物はニシキテッポウエビです。ニシキテッポウエビは両手のはさみを利用して破裂音を出すことができます。彼はそれを利用して強力な衝撃波を放ちます。画像の武器は索敵を目的とした専用武器「銀河蝦虎魚(ギンガハゼ)」です。裏切り者の第四班である彼も実際のランキングより上位の実力を持っています。

マーズランキング58位はリュウジ・ロブソンです。 手術のベースとなった生き物はメダマグモです。マーズランキング70位のリュウイチ・ロブソンとは双子の兄弟です。同じメダマグモをベースに手術されているため同じ能力を持っています。ランキングの差は個人の持つ戦闘能力の差だと考えられています。

マーズランキング50位は爆致嵐(バオ・ツーラン)です。 手術のベースとなった生き物はチャツボボヤです。チャツボボヤは分裂することができます。爆致嵐も画像のように分裂して数を増やし、軍隊のように重火器を用いて戦います。本人の戦闘能力も高く、ランキング上位の人物たちとも対等に戦っているシーンもありました。裏切り者の第四班である彼も実際のランキングより上位の実力を持っています。

マーズランキング49位はボルジギーン・ドルヂバーキです。 手術のベースとなった生き物はハイイロオオカミです。ハイイロオオカミは獲物を捕らえるときに驚異的な身体能力と持久力を発揮します。彼が持つ格闘能力と、ハイイロオオカミがもつ驚異的な身体能力と持久力が合わさった強敵として上位ランカーの前に立ちはだかりました。やはり彼も裏切り者の第四班であるためランキングを詐称していました。

マーズランキング44位は劉翊武(リュウ・イーウ)です。 手術のベースとなった生き物はヒョウモンダコです。ヒョウモンダコは唾液に強力な神経毒「テトロドトキシン」を含んでいます。彼は自身がもつ戦闘能力と、ヒョウモンダコの持つ毒と再生能力、画像のような触手を用いて戦います。彼も第四班であるためマーズランキングを詐称しています。実際の強さは5位以内に入るといわれており最強に近い実力の持ち主です。

マーズランキング23位はジャレッド・アンダーソンです。 手術のベースとなった生き物はシャチです。シャチはエコーロケーション(反響定位)という能力を持っています。音波を発射し前方に何があるのか判断する能力です。彼も画像のようにこの能力を使用し敵の位置を察知して戦いました。

マーズランキング21位は河野開紀です。 手術のベースとなった生き物はハブです。彼もマーズランキング89位のシーラ・レヴィットと同じように、能力を使用することなく倒されてしまったため詳しい能力は分かっていません。手術のベースがハブなので、強力な毒を使用する能力と考えられています。

マーズランキング20位はアナスタシア・A・ポリトコフスカヤです。 手術のベースとなった生き物はトタテグモです。トタテグモは地中に穴を掘って生活をします。その際、穴の入り口に糸で扉をつけます。彼女も画像のように穴を掘り扉を作る能力を持っています。また漫画内では年齢を18歳と言っていましたが、実際は29歳でありサバを読んでいたとしても有名です。

マーズランキング19位はエレナ・ペレペルキナです。 手術のベースとなった生き物はベラドンナです。 ベラドンナは猛毒をもつ多年草です。彼女も火星に到着してすぐテラフォーマーに倒されてしまい能力を使用する機会がありませんでした。ベラドンナは幻覚症状なども引き起こす毒を持つことから、弟であるマーズランキング10位のイワン・ペレペルキナと似たような能力を使用すると考えられています。

マーズランキング18位はニーナ・ユージックです。 手術のベースとなった生き物はオブトサソリです。オブトサソリはデスストーカーとも呼ばれている強力な毒をもつサソリです。彼女は後ろ髪をサソリの尾に変化させ、尾てい骨部分からも同じ尾を生やして戦います。

マーズランキング17位はアーロン・ユージックです。 手術のベースとなった生き物はアオズムカデです。マーズランキング18位ニーナ・ユージックの夫である彼も能力を使用しないままテラフォーマーに倒されてしまいました。アオズムカデはムカデの中でも特に強力な毒を持つムカデであるため、彼も毒を使用する能力と考えられています。

マーズランキング15位は三条 加奈子です。 手術のベースとなった生き物はハリオアマツバメです。ハリオアマツバメは飛行速度が170～350キロの最速の燕です。彼女は画像のように腕を羽に変化させ高速で自由に飛び回ることができます。15位の彼女からは専用武器を所持することができます。彼女の専用武器は対テラフォーマー飛翔補助ウィング「飛燕」です。2枚の刃を背中に取り付け、攻撃と飛行時の補助に使用します。

マーズランキング13位はイザベラ・R・レオンです。 手術のベースとなった生き物はリオックです。リオックは非常に獰猛な肉食の昆虫で、見た目がコオロギに似ていることから「お化けコオロギ」などとも呼ばれています。彼女もテラフォーマーに一瞬で倒されてしまったため詳しい能力は分かっていません。変異した姿から強力な脚力を駆使して戦うと考えられています。

マーズランキング12位はアレックス・K・スチュワートです。 手術のベースとなった生き物はオウギワシです。オウギワシは猛禽類で最強の握力を持ち、視覚や聴覚も鋭いワシです。彼も170㎏という非常に強い握力を持ち、鋭い視力を生かした投擲能力で戦います。専用武器は対テラフォーマー投擲用硬球「ランディ・ジョンソン(ズ)」です。マーズランキング9位のマルコスと協力して攻撃を行うこともあります。

マーズランキング11位はマルシアです。 手術のベースとなった生き物はテッポウウオです。彼女は姿を見せることなくテラフォーマーに倒されてしまいました。彼女の順位とベースとなる生き物が漫画内で語られています。テッポウウオは水を口から発射して獲物を水面に撃ち落とします。このことから彼女も水を放つ攻撃をすると考えられています。

マーズランキング10位はイワン・ペレペルキナです。 手術のベースとなった生き物はチョウセンアサガオです。チョウセンアサガオは毒を持つ植物です。触れると目まいや吐き気、幻覚症状などを引き起こします。彼はその毒を使用しテラフォーマーに幻覚症状を与え捕獲や攻撃することができます。専用武器の正式名称は分かっていませんが、篭手に付いている筒に毒ガスを保存することができます。

マーズランキング9位はマルコス・エリングラッド・ガルシアです。 手術のベースとなった生き物はアシダカグモです。アシダカグモは糸を使用しせず素早い動きと大きな牙で獲物のゴキブリなどを捕らえるクモです。彼はゴキブリを超えるアシダカグモの能力を持っているため通常のテラフォーマーであれば簡単に倒すことができます。専用武器は「アラクネバスターMKⅧ」です。8本のアームを自在に操り戦うことができます。

マーズランキング8位は鬼塚慶次です。 手術のベースとなった生き物はモンハナシャコです。モンハナシャコは非常に優れた視力と、拳銃並みの威力を持つパンチを放つことができます。優れた視力とパンチ力を手に入れた彼は元ボクサーであることも相まってトップクラスの強さです。専用武器は対テラフォーマー甲殻一体式パワーリスト「ガナ・フライ・ナウ」です。非常に重い防具ですが攻撃にも役立つ武器です。

マーズランキング7位はアレクサンドル・アシモフです。 手術のベースとなった生き物はスマトラオオヒラタクワガタです。スマトラオオヒラタクワガタは強い顎の力を持っています。専用武器は対テラフォーマー大顎充填式スペツナズナイフ｢カフカス・カリンカ｣です。自身の血肉を材料としてクワガタの顎を生成し発射することができます。元々持つ戦闘力と精神力の強さが7位という順位の理由だとされています。

マーズランキング6位は膝丸 燈です。 手術のベースとなった生き物はオオミノガです。オオミノガは有名なミノムシとなるために強靭な糸を出します。彼も強靭な糸を使いこなし戦います。糸を使用することによってテラフォーマーを捕獲することも可能です。専用武器は対テラフォーマー振動式忍者刀「膝丸」です。「膝丸」は専用武器の中でも最強の切れ味をもつ刀です。

彼はもうひとつ親から遺伝した生物ハナカマリの能力を持っています。こちらの能力は自身で制御できていません。怒り感情が高ぶると変態します。カマキリ特有の鎌を両手に生やすことができ鋭い切れ味を持っています。オオミノガの糸と合わせて戦うことにより最強に近い能力となります。

マーズランキング5位はミッシェル.K.デイヴスです。 手術のベースとなった生き物はジバクアリです。ジバクアリは体の一部を爆発させることができます。彼女を爆発する成分を相手の体内に流し込み爆発させる能力を持っています。またその成分を画像のように口から放つことも可能です。専用武器は対テラフォーマー用起爆式単純加速装置「ミカエルズハンマー」です。肘や踵を爆発させ勢いをつけ攻撃力を倍増させる武器です。

彼女もマーズランキグ6位の膝丸 燈と同じく親からの遺伝によりもうひとつ生物の能力をもっています。パラポネラというアリの能力です。パラポネラは毒と強靭な筋力を持っています。彼女もその能力を使い破壊力のある打撃を繰り出すことができます。二つの能力を持つ彼女の強さも最強に近い実力があります。

マーズランキング3位は同率でシルヴェスター・アシモフです。 手術のベースとなった生き物はタスマニアンキングクラブで体重が13キロにもなる大型のカニです。彼は硬い甲殻を持ちほとんどの打撃を無効かします。カニ特有の再生能力も持っているため切り離した腕を再生させることが可能です。専用武器は対人・対テラフォーマー貧栄養時用圧縮再生芽「カフカス・スヴィエート」です。自力での再生ができない時に使用する薬です。

マーズランキング3位は同率で小町 小吉です。 手術のベースとなった生き物はオオスズメバチで世界最大の殺人蜂と呼ばれ、強靭な顎と体、強力な毒を持っています。彼はオオスズメバチの強靭な肉体と、手の甲にある毒針で戦います。自身がもつ空手を組み合わせることにより戦闘力は最強に近い強さです。専用武器は対人大雀蜂毒解毒薬「針便鬼毒酒(じんべんきどくしゅ)」です。毒を解毒できる薬で戦闘には使用できません。

マーズランキング2位はアドルフ・ラインハルトです。 手術のベースとなった生き物はデンキウナギで生物の中でも最強の電気を発生させることができます。彼も電気を利用して戦います。直接電気を相手に放つ以外にも電波を発生させ周囲を探知する能力もあります。専用武器は対テラフォーマー充電式スタン手裏剣「レイン・ハード」です。避雷針の要領で彼の電撃を流し込み攻撃する武器です。

マーズランキング1位はジョセフ・G・ニュートンです。 手術のベースとなった生き物は不明でした。火星到着から終盤まで彼は能力を使用せず戦いました。ニュートン一族は優秀な人間を掛け合わせて品種改良された家計です。そのため彼は人類最強の男とされています。専用武器は対テラフォーマーコーティング式西洋刀「ジョージ・スマイルズ」です。あらゆるものを切断できる剣です。彼は火星で自身にM.O.手術を行います。

彼はマーズランキング100位エヴァ・フロストの体を利用して、100位と2位のベース生物であるプラナリアとデンキウナギの能力を手に入れます。自身のもつ身体能力と手に入れた能力により彼の強さは最強となりました。

ここまで火星で戦う乗組員の能力や強さのランキング「マーズランキング」を紹介しましたが、テラフォーマーズでは現在もう一つの強さのランキング「ジャパンランキング」があります。戦いの舞台が火星から地球へと移り変わった現在はジャパンランキングに名前を連ねる人物たちが活躍しています。

本記事ではマーズランキグの一覧を画像付きで紹介しましたがいかがだったでしょうか？テラフォーマーズには今回一覧に登場しなかった特殊な能力を持つ実力者たちがたくさん登場しますので、これを機にテラフォーマーズを読んで見て下さい！