【弱虫ペダル】新開悠人のプロフィールまとめ！身長や誕生日・声優や名シーンも紹介

新開悠人の身長や誕生日などの詳しいプロフィールを紹介する前にまずは新開悠人が登場する弱虫ペダルについて紹介していきます。

弱虫ペダルは2008年から「週刊少年チャンピオン」で渡辺航さんが連載されている自転車漫画です。自転車の中でも自転車競技であるロードレースを題材にした漫画で、その高いキャラクター性とアツい展開で自転車ブームの火付け役ともなったと言われています。2012年には舞台化、2013年にはアニメ化等、幅広いメディアミックス展開が行われています。

主人公小野田坂道はアニメや漫画が大好きなオタク少年でした。入学した千葉県立総北高校でもアニメ・漫画研究会に入ろうと考えていましたが部員減少により活動休止状態だという事を知ります。意気消沈する坂道は気持ちを盛り上げようと歌を歌いながら自転車で通学してきますが、その学校裏にある道は傾斜20度を超える激坂で有名な道でした。しかも坂道はその坂をママチャリで登っていくのです。

そんな様子を目撃したのが同じ新入生で中学時代から自転車競技で活躍していた今泉俊輔でした。坂道は今泉に自転車競技部に勧誘する事になるのです。

弱虫ペダルという作品全体について紹介した所でここからは新開悠人に焦点を絞ってそのプロフィールから紹介していきます。

新開悠人は前年の山岳に続いて1年生にして名門である箱根学園の1年生レギュラーの座を射止めた高い実力を誇るキャラクターです。その自転車の乗り方から「頂上のスズメ蜂（ビークホーネット）」という別名を付けられているようにクライマータイプで自転車はカナダのメーカーが発売しているサーヴェロを愛車としています。メンバーや近しい人からも兄との差別化の為か悠人、ユートと呼ばれる事が多いです。

その他公式から発表されているプロフィールだと、好きな食べ物は「オムライス」と「カニチャーハン（大もり）」、嫌いな食べ物は「ピーマン」という事が発表されています。また非公式のプロフィールですが有名な物として好きな食べ物に洋菓子とピーマン以外の野菜というものもあるようです。

新開悠人は弱虫ペダル作中で見ると小柄に見えますが、発表されているプロフィールによると身長は175cm、体重は61kgと一般的に見れば標準的な体型をしていると言えます。作中で小さく見えるのは共に描かれる事の多い箱根学園のメンバーに大柄な選手が2人もいる事、作中で「小さい新開さん」と言われるのはこれは体型というよりも新開悠人が入学する前年まで在籍していた兄新開隼人との対比で呼ばれていると思われます。

他にプロフィールが公表され、身長が判明しているキャラクターと比較してみても主人公の坂道を始めもっと身長の低いキャラクターはおり、特に2年目の総北は今泉以外全員が新開悠人の身長より低く設定されているなど新開悠人が特別小さい身長というわけではなさそうです。新開悠人の身長が低く見えるのは小さい方が有利と言われるクライマーである事も関係しているのではないでしょうか。

新開悠人のプロフィールの1つとして誕生日も公表されています。新開悠人の誕生日は12月30日です。生まれ年に関しては全キャラクター記載はありませんが、学年的には主人公坂道達の1つ下で兄新開隼人とは3つ離れている形になっています。その為、弱虫ペダルで新開悠人が登場したのは坂道達が2年生に進級した2度目のインターハイになってからで、その正体が明かされたのは実際にレースが始まる段階になってからでした。

日付的に当然と言えば当然ですが弱虫ペダルに登場するキャラクターの中でも一番遅い誕生日です。ちなみにプロフィールが発表され誕生日が判明している中では同じ12月が誕生日なのは1年目の総北キャプテン金城真護の12月1日です。兄の新開隼人は7月15日が誕生日なので季節的にも正反対の誕生日に生まれた兄弟という事になります。

新開悠人のプロフィールを紹介したところでここからはアニメ弱虫ペダルにて新開悠人を担当した声優についてもプロフィールを紹介していきます。

アニメでも登場し活躍している新開悠人ですが、そんなアニメでの新開悠人の声優を担当しているのは内田雄馬さんです。イケメンな悠人だけに声優もイケメンな人が選ばれたなんて言われる事もあるイケメン声優さんです。

弱虫ペダルで新開悠人を演じる前にも数々の作品に出演しており、「マクロスデルタ」の主人公、ハヤテ・インメルマン役、「Classroom☆Crisis」の主人公、霧羽ナギサ役の他、「ReLife」の大神和臣役、「クオリディア・コード」の千種霞役、「うたの☆ぷりんすさまっ♪」シリーズの鳳瑛二役など主役、準主役キャラを演じる機会が非常に多くなっています。

そんな新開悠人の声優内田雄馬さんですが、実は実姉である内田真礼さんも声優として活躍しています。姉である内田真礼さんは内田雄馬さんよりも早くに声優としての活躍を始め「中二病でも恋がしたい！」の小鳥遊六花役でデビューすると、「ガッチャマンクラウンズ」の一の瀬はじめ役、「アオハライド」の吉岡双葉役とコンスタントにメインキャラクターを担当するようになっています。

声優としての高い演技力に加えてマルチな才能とキュートな外見で、歌手や女優、グラビアなど多方面で活躍しています。ちょうど内田雄馬さんから見ると3歳年上の姉になるので、関係的には新開悠人と新開隼人と似た関係性になっています。

共に声優として活躍する内田雄馬さん、内田真礼さんの姉弟ですが、内田雄馬さんが声優としてデビューした頃には内田真礼さんは既に売れっ子声優となっていた事もあり、これまでに共演した作品というのはほぼないという状態になっています。

唯一共演しているのを確認できるのが2014年放送の「咲ｰsakiｰ全国編」です。しかしこの時も売れっ子の内田真礼さんは「姉帯豊音」としっかり名前もセリフもあるキャラだったのに対し、まだ新人声優だった内田雄馬さんは、モブの記者役としてのゲスト出演に近い状態でした。今ではどちらも人気実力共に認められている声優姉弟なので、今後或いは共演すれば共にメインキャラクターを演じる機会もあるかもしれません。

新開悠人の口癖の1つと言えるのがこの「答えはYESですか？」です。詳しくは後述しますが、主人公小野田坂道を負かす事を目標としている新開悠人はチーム戦であるインターハイのレース中でも坂道に積極的に勝負を仕掛けます。勝負の条件を提示し、口ごもる坂道に対し半ば強制するように聞くこのセリフは新開悠人の積極性を見せつける名セリフとして知られています。

新開悠人は別名、頂上のスズメ蜂と言われるスタイルを確立していますが、それを明確に示したのがインターハイの2日目です。先頭に坂道を送り届けるべく先にいかせた手嶋を素早い身のこなしと相手の態勢が崩れてしまう事も厭わない刺し込んだ攻撃、そしてそれらの行動を見極めるタイミングの速さはその名の示す通りの活躍で手嶋に恐怖を与えました。

元々坂道を一方的にライバル視していた新開悠人ですが、それは坂道が前年のインターハイを制し山王と言われていたからで坂道個人に何かの想いを抱いていたわけではありません。しかしいざ勝負になると引き離しても引き離しても喰らいついてくる坂道は新開悠人にとってはまさに理解不能な相手でした。

インターハイというチーム戦でありながらあくまでも個人の勝負にこだわっていた新開悠人に対し、どこまでもチームの為に走る坂道。性格も正反対の2人なので、新開悠人は思わず心の中で、「いるんだ、本当にこういう人」と呟いてしまう程なのでした。

2日目の山岳ライン、箱根学園からこのラインを狙えたのは新開悠人とチームのエースである葦木場でした。葦木場は総北を注意するように新開悠人に促しますが半信半疑の新開悠人。その油断が結果として決定的なポイントを見逃す事に繋がってしまいます。結果山岳ラインは葦木場が抑えますが、その無理からゴールまで狙う事は難しくなってしまうのでした。

新開悠人が迷った理由はペアになったのが他ならぬ葦木場だった事も影響しています。箱根学園自転車部への入部当初、見世物扱いから横柄な態度を取り部内で浮いてしまっていた新開悠人。そんな新開悠人の本心を付き、部に馴染むきっかけを作ったのが葦木場なのでした。そんな葦木場だからこそ心から信頼し、その信頼が却って判断を鈍らせる事になってしまうのでした。

エースである葦木場に変わりインターハイ2日目のゴールスプリントに飛びだした新開悠人。ギリギリまで葦木場が引っ張り、新開悠人に託します。葦木場は新開悠人に絶対的な王者だった箱根学園の重責を任せ、新開悠人はそれに答えるべく全身全霊を向ける覚悟を決めます。それまであくまでも個人的な思考の強かった新開悠人が明確にチームの為に行動した瞬間と言えます。

それまで上記で紹介したように「答えはYESですか？」と尋ねる事が多かった新開悠人。そんな彼がゴールスプリントに飛びだす際に自問自答の中で自らに答えたのがこのセリフです。思わず口に出てしまったこの一言と共に、新開悠人はエースである今泉と御堂筋の間に割って入る事に成功します。

新開悠人は上記でも紹介したように基本的にはクライマーです。インターハイ2日目のゴール前にいるという状況も結果論でしかありません。しかし偶然が呼んだこの状況に新開悠人は怯えるどころか、「エース」としての役割に高ぶりを覚え、それを自覚していました。ここで兄に対するジレンマを断ち切る事になるのです。

スプリンターだった兄、新開隼人。その口上を真似たのが上記のセリフです。「昔箱根の直線に鬼がよく出て差　そいつに、その鬼に、弟がいたってウワサ知ってるかい？」と新開兄弟特有の鬼の形相で今泉と御堂筋にゴールスプリントを挑みます。新開悠人がスプリンターとしての才能を開花させた瞬間であり、大きく成長した瞬間と言えるのではないでしょうか。

結果としてゴールスプリントには敗れてしまいますがインターハイは3日をかけてのレースです。葦木場の期待に応えられなかった悔しさもあるにも関わらず新開悠人は表彰台での御堂筋の挑発にも動じず既にその思考は3日目に目を向けていました。上記のゴールスプリントは新開悠人個人の才能を開花させると共にチームとしての走りにも目を向ける結果となったのは間違いありません。

事実3日目のレースの終盤、それまで独善的だった新開悠人はチームを勝たせる為に自ら泥をかぶる役割をかってでてチームの為の役割を全うしようと最善を尽くしました。

新開悠人を語る上で外す事の出来ないのが兄新開隼人の存在です。元々新開悠人が自転車を始めたきっかけとなったのも小学生時代からスプリンターとして出場したレースでは常に上位入賞を果たすなど活躍していた新開隼人の影響が大きいです。兄への憧れから自転車を始めたと言えるような状態と言えます。

しかし兄を追いかけるように入学した箱根学園で新開悠人は「あの新開隼人先輩の弟」という扱いを受けます。元々兄と比較される事に苛立ちを覚えていた新開悠人はここでキレてしまい、写真を撮ろうとした先輩の携帯を壊してしまいます。その事件をきっかけに新開悠人はチーム内で孤立する事になってしまうのでした。この状態は上記でも触れた葦木場との事があるまで続きました。

元々新開悠人は自転車に乗り始めた時点から兄新開隼人と常に比べられていました。その上で同じスプリンターになってしまえば余計に比較される事になるからと新開悠人はクライマーになる道を選んでいます。本来は自分にあったタイプを選ぶものですがこのような選び方ができるのは新開悠人の才能と弛まぬ努力故と言えるのではないでしょうか。

そんな弟の才能には兄新開隼人も気付いていました。1人のロードレーサーとして「勝つには練習量」という言葉を新開悠人に投げかけます。憧れの存在であると同時に当時から自転車競技で活躍していた兄新開隼人の言葉だからこそ新開悠人は素直に受け入れてより多くの練習を行うようになります。

しかし2人の関係は学年が上がると共に変化してしまいます。3つ歳の離れた兄弟である新開兄弟は、中学、高校で一緒になる事はないのですが、とある食事中に新開隼人がそれを指摘します。まだ子供だった新開悠人は駄々をこねます。そんな新開悠人に新開隼人は中学の顧問に掛け合いまだ小学生の新開悠人が日曜日だけとはいえ中学の練習に出る許してもらうのでした。

しかし新開悠人が実際に中学の練習に参加してみると成長期を迎えている中学生達には付いていけず、既にチームでエースだった新開隼人と一緒に走る事は叶いませんでした。そして中学生達からも子供扱いを受けた事で、新開悠人は新開隼人が既に遠い存在になってしまった事を自覚するのでした。

新開隼人は中学の大会で直に3位入賞を果たすなど既に高い実力を発揮していました。中学に入学した時点で高校生レベルのスプリンターだと言われる程になっていたのです。そんな新開隼人の話ばかりを聞かされる新開悠人は周囲を見返す為に1人で練習に打ち込みます。それはかつて兄から教わった「練習量こそが勝つ為に必要」という事を忠実に実行しているのでした。

兄新開隼人にこそ遅れてですが新開悠人も8度目のレースでついに優勝を果たします。これで誰も周囲は比較しないだろうと新開悠人は考えますが優勝アナウンスからも「新開隼人の弟」だとアナウンスされ、優勝インタビューでも兄の事ばかり質問を受ける結果となってしまいました。結果として優勝したにも関わらずその日新開悠人の名前が呼ばれる事はなかったのです。

上記の優勝での事件をきっかけに新開悠人は兄を避けるようになります。しかしそんな悠人の態度に勘の良い兄は気付いてしまいます。部屋を訪ねてきた兄に対し悠人は中学生と走る事を辞めると宣言。その言葉に新開隼人も察してしまうのでした。周囲からの見えない悪意によって新開悠人の個人主義的な思考が形成される事になるのです。

兄と比較され続けた結果、スレた性格になってしまう新開悠人でしたが、それでも周囲を見返すべく自転車には乗り続けます。兄と少しでも差を付ける為にやれる第一歩が自身はクライマーとなる事でした。

新開悠人は弱虫ペダルが2年目のインターハイに向けた話になってもしばらくはその素顔が書かれる事はありませんでした。長くお面をつけたまま寝ている姿だけが描かれていたのです。レギュラーの先輩がインタビューを受けている最中だろうが、バスの休憩時間だろうがお構いなし。この頃の悠人は既に葦木場との対決に敗れて多少丸くはなっているものの、まだまだ生意気盛りな印象が強い状態でした。

ちなみにこの時のお面は作者渡辺航先生がサイン会の質疑応答に応えた解答によると、偉大すぎる兄に対するコンプレックスの現れで一種の少女願望のようです。

新開悠人は弱虫ペダルの中でも人気の高いキャラクターなので多数のグッズが発売しています。特徴と言えるのはやはりアイデンティティの１つと言えるお面を頭にかけたグッズが多いという事です。そしてこのお面自体もグッズの1つとして発売しています。

作中で散々兄新開隼人と比べられる事の多い新開悠人ですが、感想の中では同じ箱根学園のメンバーなどと比較される事が多いです。特に横並びの姿なども描かれている事から身長について言及するような感想も多くなっています。葦木場と銅橋を除けば箱根学園のレギュラーは皆似た体格をしていますが、細身の体型も災いしてか身長の設定以上に小さく見えるという評価は非常に多いです。

そして身長でもやはり兄新開隼人と比べられてしまうのは兄弟だからという点もありますが、上背があるように見える新開隼人と小さく見える新開悠人が設定上はほぼ同じ身長だという事も関係していると言えます。やはり同じレースに出場しているわけではないので比較はしにくい事から公式で並べてみてほしいという声もあります。

ちなみにこれは渡辺航先生のサイン会情報なのでどこまで実現するかは不明ですが、現在も続いている主人公坂道達の２回目のインターハイの後、新開兄弟が言葉を交わすシーンがあるという事なので或いはここで横に立ち並んだ姿が描かれるかもしれません。プロフィールで描かれる数値上と実際に絵で描かれるものの差がどのような形か気になるという声は本当に多いです。

作品の中での活躍という意味ではやはりインターハイ2日目のゴールスプリントに触れる感想が多いです。兄との確執などそれまで抱えた想いを全て断ち切ってゴールスプリントに挑む姿がカッコいいとする評価は非常に多くなっています。

また2019年2月時点ではまだ2回目のインターハイが描かれている最中ですが、早くもそれ以降の展開を期待している声も見られます。1年目のインターハイで間違いなく大きな経験を詰んだ新開悠人が先輩となって再登場した際にどうなるのかと楽しみにしている声も確認する事ができます。

弱虫ペダルは公式として身長や誕生日などのプロフィールを積極的に公開している作品でお気に入りのキャラクターを追いかけやすい作品と言えます。弱虫ペダル全体としては2年目から登場した新開悠人ですが、2年目だからこその弟ポジション、そして新開悠人個人としてのキャラクター性から高い人気を集めています。

弱虫ペダル自体が自転車ブームの火付け役となった影響もあってキャラクターの誕生日を記念した自転車イベントを開催するファンもおり、新開悠人の誕生日の場合にはクライマーという事もあって山登りをするイベントが開催されていたりします。こういう誕生日イベントが出来るのも自転車を題材とした弱虫ペダルならではと言えるのではないでしょうか。

2019年2月現在坂道達の2年目、新開悠人にとっての初めてのインターハイもクライマックスを迎えているのでもし次のインターハイが描かれる事があればより強大なライバルとなって登場してくれる事でしょう。今後の新開悠人の活躍、さらには新開隼人との絡みなどに注目していく事をおすすめします。