弱虫ペダルの真波山岳の画像集！天使の羽を持つ天才クライマー？

大人気漫画『弱虫ペダル』は『週刊少年チャンピオン』の2008年第12号から連載されている渡辺航さんによって描かれた少年漫画です。秋田書店から出ている漫画、弱虫ペダルは既刊56巻で、2017年3月時点で累計発行部数は1700万部を突破しています。外伝にあたる漫画、弱虫ペダルSPARE BIKEも現在既刊4巻で発売中です。アニメ弱虫ペダルGLORY LINEも現在が放送中で、近年は舞台『弱虫ペダル』も人気があります。

弱虫ペダルは高校生の自転車競技を舞台にしたスポーツ青春漫画です。題名の『弱虫ペダル』は作者の渡辺航さんが自転車に乗るとき、低いギアでケイデンス(回転数)を上げて乗る乗り方を適当に『弱虫ペダル』を読んでいたところから来ています。主人公の所属する総北高校は千葉県で、最大のライバル校は神奈川県の箱根学園高校です。とはいえ、インターハイの会場は毎年変わるため、部員たちは様々な都道府県やコースを駆け抜けます。

主人公・小野田坂道は千葉総北高校に入学しました。小野田はいわゆるオタクで、彼の楽しみは毎日秋葉原に「自転車で」通うことでした。高校ではアニメ・漫画研究部に入る予定でしたが活動中止中であるという事実をしりその夢を諦めつつありました。そんな時、同じ新入生の今泉俊輔に自転車での勝負を挑まれます。今泉は中学時代、自転車競技で全国大会に出場するような選手です。そんな彼がなぜ小野田に勝負を挑んだのでしょうか。

学校裏の激坂を鼻歌を歌いながらママチャリで瓢々と登る小野田を今泉は信じられなかったのです。今泉は敗北したらアニ研に入ることを条件に勝負します。結果は小野田の惜敗で幕を閉じました。その後、小野田は関西から引っ越してきた鳴子章吉と出会い、彼もまた自転車競技を愛するものでした。2人に出会い、自転車競技の魅力を知った小野田は自転車競技部に入部することを決め、先輩・巻島の指導のもと、クライマーを目指します。

多くのキャラクターが登場する弱虫ペダルですが今回注目するのは千葉総北高校のライバル校・箱根学園高校に所属する真波山岳です。小野田と同じクライマーですが王者と呼ばれるほどの箱根学園の自転車競技部で1年生からレギュラーメンバーを務めており、天才クライマーです。本気になると天使の羽が現れると言われており、のちのち画像を紹介していきます。その時のスピードはまさに「天才」、かっこよく女性から人気があります。

真波山岳は箱根学園のエースクライマーです。現在は2年生ですが、真波は主人公・小野田坂道と同級生であるため、初登場時は1年生でした。しかし選手層が厚い上に毎年優勝候補筆頭の箱根学園のインターハイ枠6人に1年生から入るなど、入学当初から真波はその「天才」の片鱗を見せています。身長176cm、体重61kgと標準的な体系で、愛車の白のLOOK(アニメ版弱虫ペダルではLOCK)にのってクライマーとして山を駆け抜けます。

弱虫ペダルの真波はとにかくマイペースの性格で集合に遅刻することはざらです。時にはレースにすら遅刻することがあり、先輩に怒鳴られています。自転車を心から楽しんでおり、涼しい顔をしてハイペースでペダルを漕ぎます。自転車は好きですが、学校には興味がなく学校をさぼって自転車でふらっとすることもあります。さすが天才クライマーで、自主練習の山登りでも「練習」とは思っておらず、真波にとってはただの「散歩」です。

弱虫ペダルの真波役の声優は代永翼さんです。画像では左の箱根学園のユニフォームを着ている方です。1984年生まれの34歳で賢プロダクションに所属しています。弱虫ペダル以外に出演したアニメ作品とその担当キャラクターは、『おおきく振りかぶって』シリーズの三橋廉役、『ちはやふる』シリーズの駒野勉役、『妹さえいればいい。』の恵那刹那役などがあります。「高い声」という学生時代のコンプレックスを職業に変えた方です。

舞台版の弱虫ペダルで真波山岳役を演じ角は植田圭輔さんです。1989年生まれの現在28歳です。基本的に俳優やタレントとして活躍していますが、舞台・テレビドラマ・映画・アニメ・ミュージックビデオなど様々な分野に出演していることがわかります。弱虫ペダル以外で担当している作品は、『王室教師ハイネ』の主役であるハイネ・ヴィトゲンシュタイン役の声優、ミュージカル「しゃばげ」の主演である一太郎役などがあります。

先ほどから真波は天才クライマーと言ってきましたが、瓢々と山を登る真波でも、さすがにダメージがないわけではありません。しかし、真波はクライマーとして山を登りきることに「生きている実感」を感じています。ここが坂道を苦しんで登る他のクライマーとの違いです。急な激坂や強力なライバルなどに出会うといつも以上に燃えるタイプで、登りや戦いが激しければ激しいほど「俺、生きてる！」とどんどん燃えていくタイプです。

弱虫ペダルで真波はなぜこのような性格なのか？それは真波の過去を見てみるとわかります。幼少期の真波は体が弱く病気にかかりがちでした。そこで真波は自転車と出会い、魅了された真波は体も次第に元気になっていき、自転車の「楽しさ」登りの「苦しさ・きつさ」を感じるているときに自分が「生きている」と強く感じるようになりました。1年生では自由奔放な真波でしたが、2年では後輩もでき画像のように凛々しくなりました。

弱虫ペダルで真波山岳と主人公の小野田坂道が初めてであったのは小野田が1年生の時、千葉総北高校が1000kｍ合宿に向かってる途中でした。総北高校はバスで合宿に向かっていましたが、乗り物酔いがひどい小野田は案の定バスで乗り物酔いし、途中下車してしまいました。そこで休憩しているところをたまたま真波が通りかかり、飲み物を小野田に渡しました。この時真波はボトルごと小野田に飲み物を渡してその場を去ってしまいます。

その後、真波は箱根学園3年の「運び屋」こと荒北靖友に総北高校の天才クライマー・巻島裕介を偵察に行くように指示されます。真波はこれに従い、巻島の偵察に行きますが、そこでも小野田と出会います。この時に小野田の実力を認め、二人はライバル関係となりました。再会した際に、小野田は自分が乗り物酔いしたときにもらったボトルを真波に返そうとしますが、「インターハイで返してほしい」と言われ、自分で持っておきます。

1年前のインターハイでみごとに優勝している「王者」箱根学園のインターハイでの注目度は高く、その強豪校で1年生ながらインターハイメンバー入りを果たした真波はメディアからもかなり注目されていました。しかし、真波はインターハイ初日から寝坊します。開会式の挨拶に途中から合流しますが、1人だけニコニコして登場した上に、正装ではありません。それでもかっこかわいい天使のような真波は周りの女の子から大人気です。

真波は開会式からずっと小野田のことを気にかけていました。開会式の挨拶中、観客の中に小野田を見つけるとマイクを使って大きな声で「来たんだね！坂道くん！」と叫びます。レース中も小野田の事をずっと考えていました。そして山岳賞を競って箱根学園の天才クライマー・東堂尽八と総北の天才クライマー・巻島裕介が熱い戦い見せたことで真波も小野田と山頂を目指して勝負をしたいという気持ちを募らせ、小野田にも伝えました。

真波はインターハイ3日目、巻島を破り山岳賞をとった先輩クライマーの東堂尽八から「自由に走れ」という言葉をもらいます。真波はもともとセンスや感覚、直感で走るタイプの選手であるため、その方がいいと判断した東堂の発言でした。一気にレースを仕掛けに行く真波ですが、京都伏見の一年で昨年の中学全国大会の優勝者である御堂筋翔と熱い戦いを繰り広げます。2人だけで勝負をしていたところに小野田が追い付いてきます。

その後は御堂筋が途中で敗北し、箱根学園エースの福富と総北の金城もそれぞれの後輩に託し、1年目のインターハイ3日目のゴールは真波と小野田の一騎打ちになります。ギアをどんどんあげついに「天使の羽」を開放する真波、ハイケイデンスで着実に真波を追う小野田、ゴール直前まで二人は並んで走ります。最後のゴールの結果は画像の通り、小野田が僅差で勝利します。こうして、一年目のインターハイは総北高校が優勝しました。

自慢の「天使の羽」をつかっても勝てなかった小野田を真波は認めます。ゴール後二人はよろけながら体をぶつけ、その後は別々となり別れました。大会後の箱根学園のテントは以外にも普通の空気でした。そこに真波が遅れて入ってきます。一人でずっと泣いてたため、テントに戻ってくるのが遅くなったのです。今まで真波は山登りを楽しんでいました。しかし、初めて本気で勝負し、負けて悔しい気持ちをかみしめていたのでした。

弱虫ペダルで真波が小野田に渡した飲み物のボトル、真波はこれを「インターハイで返してほしい」と小野田にお願いしました。このボトルの行方はどうなったのでしょうか？インターハイ後、小野田は約束通り真波にボトルを返しました。真波もしっかりこのボトルを受け取ります。しかし、真波はこのボトルを捨ててしまいます。弱虫ペダルにおいて、小野田をインターハイに呼んだのは真波であり、それが原因で箱根学園は負けました。

それを悔やんでその象徴となったボトルを真波は捨てました。そんな時、三年生の追い出しレースで真波は山神・東堂尽八と一騎打ちをします。その時にボトルの話になりました。そこで東堂は、真波と小野田は自分と巻島のような存在になれと東堂は伝えます。こうして真波はいつもの真波に戻りました。

弱虫ペダルの2年目のインターハイでは、真波は総北高校の新キャプテン、そしてクライマーの手嶋純太と山岳賞を争います。総北の手嶋は「ザ・平凡」であり真波は最初全く興味を示しませんでした。天才と平凡では勝負にならないと思っていた真波ですが何度「天使の羽」を使って引き離しても追いついてくる総北・手嶋に少しずつ興味を抱き始めます。そして山頂まで残り4kmで「天使の羽」に追いつく手嶋を認め、勝負になりました。

何度「天使の羽」を開放してもついてくる手嶋に真波も気持ちが高揚していきます。ギアどんどん上がり、２人は白熱した戦いを繰り広げます。そんな時、画像のように真波のバイクのチェーンが突如外れます。負けを悟った真波ですが、カーブを曲がるとそこには真波を待っている手嶋の姿がありました。真波は手嶋に敬意を示し、二人は再び全力で山頂を目指します。そして、真波は見事に2年目インターハイの山岳賞を手にしたのでした。

先に紹介している通り弱虫ペダルの箱根学園のクライマー・真波山岳といえば「天使の羽」です。画像の通り真波はある条件を満たすと背中に「天使の羽」が出現します。その条件は2つあります。1つ目は登坂する際に自身に追い風が吹いていることです。フワっと一瞬真波に追い風が吹くと「天使の羽」が現れ彼の加速とそのスピードは計り知れないものになり、弱虫ペダルにでるとんどのキャラクターは一瞬で引き離されてしまいます。

弱虫ペダルの真波が羽を出すもう一つの条件は、「山頂が近いこと」です。風が吹いていなくても、山頂が近くなり、気持ちが高ぶれば画像のように羽をだすことができます。風に頼って羽をだす場合は、真波はタイミングを見て「きた」と風を感じて、自らわかって羽をだします。しかし、山頂が近くなって出す羽は、どちらかといえばスピードが上がり無意識に羽が出ている感じです。

弱虫ペダルには実はもう一人羽をもつ人物がいます。それが京都伏見のエース・御堂筋翔です。画像のように黒いオーラに包まれた、異様な羽を持っています。真波の羽を一瞬でコピーしてしまったのでしょうか。御堂筋はこのほかにも虫のような羽を持っており、性格や戦い方に問題はあるものの、実力は本物です。

弱虫ペダルの真波山岳について知って頂けたでしょうか。1年生の時はただ山を登ることが好きだった真波も、小野田に負けたことで、勝利への渇望が見られるようになりました。弱虫ペダルのコミックスでは現在2年目のインターハイの3日目が行われています。インターハイを制する学校はどこなのか？そして弱虫ペダルの今後はどうなっていくのか？これからの弱虫ペダルに期待しましょう！