【BLEACH】の詠唱破棄とはなに?鬼道(破道・縛道)の詠唱まとめ

週刊少年ジャンプで有名なバトル漫画・BLEACH(ブリーチ)では様々な能力や武器が登場します。その中でも注目度が高いのが「詠唱破棄」です。戦闘だけでなく防御にも使う事ができる作中で登場する死神達の特殊能力である「鬼道」「破道」「縛道」を呪文なしで使う事ができるのが詠唱破棄と呼ばれる現象ですが、BLEACH(ブリーチ)ではその行動に隠された理由や意味をここでは説明していきたいと思います。

【BLEACH】の詠唱破棄とはなに?鬼道(破道・縛道)の詠唱まとめのイメージ

目次

  1. BLEACH(ブリーチ)をおさらい
  2. BLEACH(ブリーチ)の詠唱破棄について
  3. BLEACH(ブリーチ)の鬼動とは
  4. BLEACH(ブリーチ)に登場する鬼道一覧
  5. BLEACH(ブリーチ)の詠唱破棄に関する感想や評価
  6. BLEACH(ブリーチ)の詠唱破棄についてまとめ

BLEACH(ブリーチ)をおさらい

週刊少年ジャンプに2001年からスタートし、2016年に最終回を迎えたBLEACH(ブリーチ)ですが、その作中には様々な能力や武器、個性的なキャラクターが存在します。ここではそのポイントを説明する前に、BLEACH(ブリーチ)という作品についておさらいしていきます。

BLEACH(ブリーチ)の基本情報

BLEACH(ブリーチ)とは、少年漫画・学園漫画と様々なジャンルに当てはまるとして有名な作品になります。元々は「赤マルジャンプ」にて読み切り版が連載された事がスタートになっています。主人公が霊感を持っている少年から死を司る神である「死神」になるという流れが人気を呼びました。

BLEACH(ブリーチ)の作者は久保帯人

BLEACH(ブリーチ)の作者としても有名な久保帯人(くぼたいと)先生は1996年に週刊少年ジャンプにてデビューしました。その作品名は「ULTRA UNHOLY HEARTED MACHINE」で、当時は久保帯人ではなく「久保宣章」というペンネームにて活動していました。その後複数の連載を経て、現在の久保帯人というペンネームにて活動を始めました。

BLEACH(ブリーチ)のあらすじ

高校一年生・黒崎一護には人には言えない秘密があります。それは「幽霊」が視えるという変わった能力です。今までは無害な地縛霊や浮遊霊の悩みを気まぐれに助けていた青年の元に、黒い着物を纏い黒い蝶を携えた少女・朽木ルキアが訪れます。今まで出会った幽霊とは異なる雰囲気に戸惑っていると今迄に感じた事のない感覚に襲われます。

ルキアは自分の事を死神と伝え、その仕事は幽霊を「尸魂界(ソウル・ソサエティ)」と呼ばれる場所へ送る事だと説明します。また、通常の幽霊だけでなく俗にいう「悪霊」も退治するのが己の役割だと説明しているまさにそんな時、一護の耳には今までに聞いた事のない呻き声が届きます。ルキアも遅れてその声を耳にしますが、なぜ自分よりも先に一護がその声を聞く事が出来たのか疑問に思います。

しかしこのままでは危険だと判断したルキアは、抵抗する一護に死神が持つ特殊能力・鬼道の1つ「縛道」と呼ばれる技を使います。そのまま部屋の扉を開いたルキアと一護の目に映ったのは怪我をしながらも一護に危険を知らせに来た妹の夏梨の姿でした。その光景に怒りを覚えた一護はルキアの縛道を自力で振りほどくと問題が起こっている居間へと飛び込みます。

一護がそこで目にしたのは今迄に見た事のない「化け物」の姿でした。一瞬怯む一護でしたがその手にもう一人の妹・遊子がいるのが目に入り、妹を助けるために虚に襲い掛かります。しかし返り討ちに合いどうする事もなくなってしまった一護は、先ほどルキアに言われた化け物を呼び寄せた理由を思い出します。その事で自分が食べられれば全てが終わると考えた一護は虚に自分自身を差し出します。

虚の矛先が一護へと向けられ、もう駄目だと思った瞬間に一護をかばったのはルキアでした。血まみれになるルキアからの叱咤に我に帰る一護でしたが、このままではどうしようもない事に頭を悩ませます。そこでルキアが提案したのが、「自分自身の死神の力を譲渡」する事です。おとぎ話のような事で、成功できる確率も低いですが選択肢がこれしかないとルキアは伝えます。

絶体絶命な状態で確率の引く選択ではありますが、一護とルキアにはなぜだか負けるという考えがありませんでした。そして覚悟を決め、ルキアの刀を胸に突き刺した一護は先ほどのルキアと同じ黒い着物を身に纏い、自分の身の丈よりもさらに大きな刀を背負っていました。一護は無事ルキアから死神を譲渡され、目の前にいた虚を倒します。その後気を失っていたのか目を覚ますと一護はベッドの上に横になっていました。

一階に降りてみると昨晩虚が壊した壁はトラック事故によるものであると家族の間では認識されていました。しかし一護の記憶には昨晩の事件がはっきりとあり、死神と名乗っていたルキアの姿もなくなっていた事から日常が戻ってきたのだと感じました。しかし、学校に登校してみたら転校生と称したルキアがそこにはいました。事情を聞いてみると一護に能力を譲渡した際に、自分の力をすべて取られてしまったのだと伝えます。

このままでは尸魂界に戻る事もできない事から、ルキアの力が戻るまで一護が代わりに死神としてこの町を守るという話になります。そこから様々な事件を解決し、様々な仲間と共に空座町を守るストーリーになっています。

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BLEACH(ブリーチ)の詠唱破棄について

主人公の一護を始めとして多くの死神が登場するBLEACH(ブリーチ)ですが、刀での戦闘以外にも「鬼道」と呼ばれる力が登場します。その能力で注目されている「詠唱破棄」とは一体どういったものなのかをここでは説明していきたいと思います。

BLEACH(ブリーチ)の詠唱破棄とは

BLEACH(ブリーチ)に登場する死神には戦闘タイプと補助タイプと呼ばれる2種類の戦闘スタイルに分かれます。この時に補助タイプが使う能力が「鬼道」と呼ばれる能力になります。この鬼道は呪文を唱える事で魔法のような力で攻撃を行ったり、捕縛するなどが可能になります。そんな中でも鬼道を極めると「詠唱破棄」と呼ばれる呪文なしで能力を使う事ができるものが死神にはいます。

鬼道の能力によっては詠唱破棄なしでも簡単に使う事ができるものもあれば、隊長と呼ばれるレベルでなければ高い攻撃力を持った状態の詠唱破棄ができないと言われる能力もあります。また、鬼道は術者のセンスが必要になる事もありますので、同じ位の死神でも詠唱破棄ができる鬼道の種類には差が出るとされています。

BLEACH(ブリーチ)の詠唱破棄のメリット

この鬼道での詠唱破棄は技術力や能力面に大きな影響を与えます。この方法を使わず、詠唱をする事で力を使う事もできるため、メリットはあるのかと悩まれていますがとても大きな分かれ目となる力でもあります。詠唱破棄にて鬼道を使う事で戦闘中のタイムラグをなくす事が可能になります。

BLEACH(ブリーチ)では戦闘シーンが多くあります。その中でも斬魄刀の「始解」「卍解」などの強力な力がありますが、詠唱なしで始解が可能なのは第三席以上の力が必要と言われています。また、卍解の詠唱なしで本来の力を発揮できるのは隊長クラスと言われます。そのため、隊員の多くが本来使用する事が出来る鬼道の「縛道」「縛道」を詠唱破棄で使用する事で能力を補う意味があります。

また、サポート隊とも言われている四番隊では人体救助のために鬼道の発動にかかる時間を短縮する必要があります。そのため、鬼道の詠唱破棄が可能なほどの力量を持つ死神の多くは四番隊に集うとされます。その他にも捕縛や防御面から鬼道・縛道の詠唱破棄が可能な人材を自隊にスカウトするという事もあります。

BLEACH(ブリーチ)の詠唱破棄、NARUTOに通じる点

鬼道がなかなかかっこいい技である事は分かりましたが、別の作品でも詠唱破棄と似たような戦い方をしているなと言われているシーンがあります。それはBLEACH(ブリーチ)と同じく週刊少年ジャンプで連載されていた「NARUTO」になります。実はNARUTOの忍術も印を結ぶ事で強力な術を使う事が可能になります。しかしうちはイタチが印無しで火の術を使っていました。

ここで分かるようにBLEACH(ブリーチ)の詠唱破棄とは、NARUTOで印無しで術を使う事と同じものになるという事です。また、どちらの作品にも共通しているのが破棄で術が使えるのが実力者という点です。BLEACH(ブリーチ)では鬼道の実力者、NARUTOでは忍術の実力者が工程をスキップできるというわけです。

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BLEACH(ブリーチ)の鬼動とは

ここでは死神に欠かせない鬼道について詳しく説明していきたいと思います。また、鬼道にも種類があるので、種類ごとにも詳しくまとめていきます。

BLEACH(ブリーチ)の鬼道とは?

死神が使用する術として「鬼道」が注目されています。この鬼道は死神の霊力によって使う事ができる霊術になります。すべての死神が使う事ができるのではなく、死神として霊力の使い方を学ぶ事で基礎となる術を習得する事ができます。BLEACH(ブリーチ)の世界でも死神になるための学校で学ぶ項目になっているようなので、死神になる必須の霊術のようです。

この鬼道には「破道」と呼ばれる攻撃用の霊術と「縛道」と呼ばれる回復や防御に適した霊術があります。また、この鬼道には1番から99番までの種類があり、数字が多くなれば多くなるほど難易度が高い術になります。しかし、実力が高くなれば「詠唱破棄」と呼ばれる呪文なしでの霊術使用が可能な人たちもいます。

その代表とされるのが主人公達の大きな敵となった藍染惣右介です。彼は死神の隊長として登場しますが、敵だと分かった際に同じ隊長クラスの死神に対して、鬼道でも最強クラスと言われている90番台を詠唱破棄にて使用し、致命傷とまではいかなかったが戦闘不能に追い込むほどの力を見せました。

BLEACH(ブリーチ)の鬼道①破道

鬼道には種類があると説明しましたが、ここでは「破道」と呼ばれる種類について説明していきます。まず、破道というのは鬼道の中でも攻撃系の霊術になります。作中では「白雷」「綴雷電」などが登場しています。効果は呪文を唱える長さによって威力が高くなります。また、攻撃の種類も豊富で炎系・雷系・岩や風を操る自然系などがあります。

BLEACH(ブリーチ)の鬼道②縛道

BLEACH(ブリーチ)の鬼道には破道の他に「縛道」と呼ばれる種類があります。これは攻撃用霊術ではなく、回復・防御などのサポートや後方支援系の霊術になります。しかし、その名前の通り動きを止める事が出来る効果の術が多いため、捕縛などに多く使われている霊術のようです。

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BLEACH(ブリーチ)に登場する鬼道一覧

ここではBLEACH(ブリーチ)で登場した鬼道を紹介していきます。破道、縛道ともに魅力的な術が多くありますのでぜひチェックしてみてください。

破道の三十三『蒼火墜』

"君臨者よ""血肉の仮面・万象・羽搏き・ヒトの名を冠す者よ""真理と節制""罪知らぬ夢の壁に僅かに爪を立てよ" 破道の三十三 『蒼火墜』

蒼火墜は鬼道の中でも初期から利用されている霊術になります。手のひらから火炎を打ち出し、爆破させるという能力になりますが、簡単な詠唱という事もあり死神の中でも利用する者が多い術と言われています。

破道の六十三『雷吼炮』

"散在する獣の骨""尖塔・紅晶・鋼鉄の車輪""動けば風""止まれば空""槍打つ音色が虚城に満ちる" 破道の六十三 『雷吼炮』

雷吼炮は名前の通り雷を使った術になります。発動時の能力は蒼火墜の雷版と言われています。霊力の高さに応じて効果が強くなるので、術者の力が強ければ強いほど能力性が高くなる霊術です。

破道の七十三『双蓮蒼火墜』

"血肉の仮面""万象・羽搏き・ヒトの名を冠す者よ""蒼火の壁に双蓮を刻む""大火の淵を遠天にて待つ" 破道の七十三 『双蓮蒼火墜』

この双蓮蒼火墜は「蒼火墜」の上級霊術と言われています。詠唱の内容も似ているものではありますが、後半の文言が変更しています。こういった強弱をつける事で術の威力が変更になるようです。※コミックでは「破道の六十三」と書かれていますが、設定上では「破道の七十三」です。

破道の九十『黒棺』

"滲み出す混濁の紋章""不遜なる狂気の器""湧き上がり・否定し・痺れ・瞬き・眠りを妨げる""爬行する鉄の王女""絶えず自壊する泥の人形""結合せよ""反発せよ""地に満ち己の無力を知れ" 破道の九十 『黒棺』

BLEACH(ブリーチ)で初めて登場した九十番台の鬼道になります。この能力自体がとても高いため、隊長クラスでも詠唱破棄では使用する事が難しいとされています。また、同じ隊長クラスであっても霊力の高さによっては一撃で戦闘不能にする事ができるほどの強力な攻撃系になります。

破道の九十一『千手皎天汰炮』

"千手の涯""届かざる闇の御手""映らざる天の射手""光を落とす道""火種を煽る風""集いて惑うな""我が指を見よ""光弾・八身・九条・天経・疾宝・大輪・灰色の砲塔""弓引く彼方""皎皎として消ゆ" 破道の九十一 『千手皎天汰炮』

BLEACH(ブリーチ)本作では浦原喜助のみが使用している場面があった術になります。術者の背中から金の矢を無数に放つ能力となります。戦闘で使用しているのが浦原喜助のみであった事から、隊長クラス以上ではなければ使用する事が難しい術なのではないかと考察されています。

縛道の六十一『六杖光牢』

名前の通り六本の柱で体の自由を奪う能力になります。この能力は能力者が気を失ってしまった場合も関係なく動きを止める事が可能であると言われています。

縛道の六十三『鎖条鎖縛』

鎖条鎖縛は無数の鎖で相手の動きを封じる術になります。単純に動きを止める事もできれば、体全身を覆う事で相手の攻撃手段などを断つ事もできる能力となっています。

縛道の七十七『天挺空羅』

"黒白の羅""二十二の橋梁""六十六の冠帯""足跡・遠雷・尖峰・回地・夜伏・雲海・蒼い隊列""太円に満ちて天を挺れ" 縛道の七十七 『天挺空羅』

天挺空羅は術者が一度でも認識した相手の頭に直接語り掛ける能力になります。テレパシー能力に似ている部分もありますが、あくまでも術者から一方通行での発信となりますので、連携を取るためというよりも遠くにいる味方に情報を伝える能力ともいえます。

縛道の八十一『断空』

断空は縛道の中でも最強クラスの防御壁とされています。設定としては八十九番以下の破道を完全に防ぐことができるため、この術を使用された場合には九十番台の破道で応戦する必要があります。

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BLEACH(ブリーチ)の詠唱破棄に関する感想や評価

最終回を迎えたBLEACH(ブリーチ)ですが、まだまだSNSでの人気は高いものがあります。中でもやはり詠唱破棄の鬼道は評価の高い能力と言われています。それではここでSNSでの評価をまとめてみます。

やはり詠唱破棄といわれると黒棺のイメージを持っている人は多くいるようです。確かに同じ隊長クラスでも驚いた力として描かれていた場面でもありますので、ファンの記憶にも残っているようです。

完全詠唱する事で100%の力を引き出す事ができるのでかっこいいと言われていますが、やはり詠唱破棄で瞬時に能力を展開するのがファンにはかっこよくて印象に残りやすいようです。また、最近ではBLEACHキャラが登場するゲームが販売されていた事もあり、鬼道の詠唱破棄に関してのコメントも多く見つける事が出来ました。

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BLEACH(ブリーチ)の詠唱破棄についてまとめ

ここまで鬼道の詠唱破棄についてまとめてみましたが、いかがだったでしょうか。週刊少年ジャンプでも長く連載されていた事から多くのファンを持っているBLEACHはキャラが個性的だったり武器が充実している点から今でも愛されています。

今回はそんなBLEACHの中でも人気度の高い鬼道について触れていきました。完全詠唱する事でとてもかっこいいといわれている術ですが、詠唱破棄する事で瞬時に術を展開する事ができるなどのなかなか印象的なものです。BLEACHにはそれ以外にも様々な魅力が隠されているので、今回の情報と共にさらに解き明かしていくと面白いかもしれません。

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