2019年01月29日公開
2019年01月29日更新
【クレヨンしんちゃん】アクション仮面の正体と素顔を考察!必殺技も紹介
アニメ「クレヨンしんちゃん」でお馴染みの正義のヒーローアクション仮面は、主人公しんちゃんの憧れで、みんなのヒーローとして親しまれている劇中劇のキャラクターです。作中でも、しんちゃんが見ているテレビ番組やおもちゃなどの関連グッズとしても登場することが多いアクション仮面の正体や素顔、アクションビームでお馴染みの必殺技やアクション仮面の担当声優について紹介します。
目次
アクション仮面はしんちゃんが好きなヒーロー
出典: https://frequ.jp
アニメ「クレヨンしんちゃん」にて登場する劇中劇「アクション仮面」は、主人公・しんちゃんの憧れのヒーローで、作中でもしんちゃんが番組を視聴する、アクション仮面の決めポーズを真似する姿が見られます。そこで今回は、しんちゃんの憧れのヒーロー・アクション仮面の正体や知られざる素顔、必殺技、そしてアクション仮面の渋い声が特徴の担当声優について紹介します。
アクション仮面はみんなのヒーロー
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「クレヨンしんちゃん」で、しんちゃんが「アクション仮面」を観ながら、勝利の決めポーズを真似するシーンが度々描かれるように、アクション仮面はしんちゃんにとって憧れの特撮ヒーローです。アクション仮面の人気ぶりは、パンツやフィギュア、幼稚園児向けの雑誌の付録を始め、これまで様々な関連グッズが発売されています。
しんちゃんを始め、多くの子供達の人気を集める特撮ヒーロー「アクション仮面」は、クレヨンしんちゃんの世界では、10年以上も放送されている大ヒット特撮番組であることが判明しており、かつてアクション仮面を観ていた一部の大人からも根強い人気を誇っています。
アクション仮面の決めポーズ
戦いに勝利したアクション仮面が決めポーズで高笑いするシーンは、アニメでしんちゃんが特撮番組「アクション仮面」を観ている場面で、最も使用されているシーンです。劇中劇での、アクション仮面の渋い高笑いに決めポーズは、必殺技と同様に、夢中になってみていたしんちゃんが思わず真似をしてしまうかっこいいシーンです。
アクション仮面の渋い声やマスクを外した素顔があまり登場しないことに加え、アクション仮面の担当声優の出演作から、一部視聴者の間では、アクション仮面を演じる俳優の正体は、中年のおじさんではないかと推測されることもあります。
アクション仮面を支える仲間たち
「助けて~アクション仮面!」の台詞でお馴染みのミミ子君を始め、アクション仮面の強さは仲間たちの支えによって成り立っています。アクション仮面と一緒に登場する機会の多い桜ミミ子は、アクション仮面に色々なパワーアップアイテムを持つセーラー服の美少女で、劇中劇では、彼女が敵の人質になり、アクション仮面に助けを求めるシーンや、勝利した際にはアクション仮面と共に高笑いするシーンは劇中劇のお決まりです。
また、登場回数は少ないものの、アクション仮面を始め、パワーアップを遂げた「アクション仮面Z」と「アクション仮面777(フィーバー)」を開発した郷博士がいます。また、映画版クレヨンしんちゃんにて登場した、小林幸子の紅白歌合戦の衣装モチーフの兵器「ペガサス」を開発した北春日部博士も、アクション仮面を陰ながら支えている大切な仲間たちです。
アクション仮面の正体と素顔
アニメクレヨンしんちゃんでは、すっかりお馴染みのキャラクターとして登場するアクション仮面ですが、しんちゃんがアクション仮面を視聴している場面のほとんどが、戦いに勝利して決めポーズ・高笑いするシーンが圧倒的に多く描かれています。そこで、しんちゃん憧れのヒーロー・アクション仮面の正体や知られざる素顔について知ってみませんか。
アクション仮面の正体は宇宙人?
アクション仮面の正体について、作中では2つの説が登場しました。一つ目は、劇中劇「アクション仮面」の主題歌から、アクション星からやってきた宇宙人ではないかと推測されます。その一方で、北春日部博士によって改造された改造人間の正体が、アクション仮面であるとも言われる回もあります。
しかし、「クレヨンしんちゃん」では、アクション仮面の正体は、アクション星の宇宙人・北春日部博士の改造人間のどちらとも言える描写がなされているため、真偽は不明とされています。
アクション仮面の素顔は爽やかイケメン
クレヨンしんちゃんでの登場は、劇中劇「アクション仮面」の中での戦闘シーンがほとんどで、アクション仮面のコスチュームを着ているシーンが多数を占めています。また、アクション仮面の担当声優の渋い声から、年配の男性が想像されますが、素顔は、しんちゃんのママ・みさえや妹・ひまわりが見入ってしまいそうな、茶髪の爽やかイケメンです。
しんちゃんを始め、子供達の正義のヒーローとして親しまれるアクション仮面は、役名・俳優名ともに「郷 剛太郎(ごうごうたろう)」と設定されており、自身でスタントもこなせるアクション俳優です。正義感が強く熱血漢で、まさに絵に描いたようなヒーローですが、まれにコメディリリーフ扱いを受ける抜けた一面も見せています。
アクション仮面の身長
しんちゃんの大好きな特撮ヒーローアクション仮面の身長は、作中で明かされていません。そこで、他のキャラクターの立ち絵と身長を参考に、アクション仮面こと郷 剛太郎の身長を推測してみましょう。まず、クレヨンしんちゃんの登場キャラで、アクション仮面と同等の身長を持つ人物は、しんちゃんのパパ・ひろしで180cmであることが判明しています。
また、アクション仮面は、ひろしより若干身長が高いことから、アクション仮面の身長は、185cm前後くらいではないかと推測されます。また、アクション仮面の年齢も共に不明ですが、特撮番組「アクション仮面」の放送期間が10年以上であることが判明しているものの、若々しい素顔のためひろしと同年代なのか謎の多い俳優です。
アクション仮面の強さは?必殺技も紹介
主人公・しんちゃんが、劇中アニメ「カンタム・ロボ」と同じくらい大好きな特撮番組「アクション仮面」の強さの秘密や、アクションビームを始めとするアクション仮面の必殺技についても、アクション仮面の正体と共に紹介します。
アクション仮面の強さは武道?
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アクション仮面を演じる郷 剛太郎(ごう ごうたろう)は、様々な武術を使いこなすことができるアクション俳優という設定がなされています。これまで取得した武術は、柔道・空手共に三段、剣道二段、少林寺拳法、ムエタイの他に、サンボ、骨法、ブラジリアン柔術、ブラジル発祥の格闘スポーツ・カポエイラのように世界中の武術を身に付けていることが判明しています。
これら武術を駆使して、アクションシーンに臨むアクション仮面こと郷 剛太郎の姿は、しんちゃんを始めとする多くの子供達のあこがれの的でしょう。また、アクション仮面は必殺技を駆使して敵をやっつけるだけでなく、敵キャラがタバコのポイ捨てを行う度に注意を促すなど、真面目でマナーに厳しい素顔も見せています。
アクション仮面の必殺技
アクション仮面の必殺技は、俳優・剛太郎が得意とする様々な武道を元に繰り出される「アクションパンチ」「アクションキック」や、両腕を前に出して光線を出すお馴染み「アクションビーム」が繰り出されました。また、アクション仮面の必殺技には、「アクションビームボール」や「アクションスライサー」なども劇中劇で見せる中、しんちゃんが考案した「アクションローリングサンダー」も登場しました。
アクションローリングサンダーは、番組の企画にて、アクション仮面の新必殺技を公募したもので、しんちゃんが偶然応募した技「アクションローリングサンダー」が採用された経緯を持っています。
アクション仮面のアニメや映画での活躍
しんちゃんを始め、作中では多くの子供たちを虜にしてきた人気ヒーロー・アクション仮面の活躍は、アニメ・映画問わず観ることができます。以下では、アクション仮面のアニメや映画での活躍を登場回ごとに紹介します。
おつかいに行くゾ
アニメ「クレヨンしんちゃん」第1話にて、アクション仮面は視聴者の前に登場していました。このシーンは、原作では描かれておらず、アニメオリジナルパートとして制作された一場面です。偶然にも、しんちゃんはアクション仮面を演じる郷 剛太郎との出会いを果たすも、しんちゃんにはアクション仮面本人だと気づかれていませんでした。
アクション仮面に会うゾ
しんちゃん憧れのヒーロー・アクション仮面との初対面を果たしたアニメ第17話「アクション仮面に会うゾ」では、アクション仮面のショーが行われていました。そこで、しんちゃんは憧れのヒーロー・アクション仮面と彼の仲間である桜ミミ子と出会い、映画「嵐を呼ぶジャングル」のクルーズ船での再開を始め、友情を深め合っており、剛太郎自身もしんちゃんを大切なファンの1人と思っています。
アクション仮面が最終回!だゾ
クレヨンしんちゃんアニメ特別篇にて、しんちゃんが大好きな特撮番組「アクション仮面」の最終回が描かれました。最終回では、アクション仮面の宿敵・ブラックメケメケ団との決着を描いていました。ブラックメケメケ団の下っ端戦闘員の顔に描かれた「B」の文字や、「ビービー」という掛け声などから、某特撮番組の戦闘員を思い起こさせます。
アクション仮面VSハイグレ魔王
映画クレヨンしんちゃん第1作「アクション仮面VSハイグレ魔王」では、パラレルワールドに実在するヒーローとして登場しました。パラレルワールドに迷い込んでしまった野原一家やハイグレ魔王から世界を救うべく立ちあがったアクション仮面の姿は、劇中劇の姿そのものでした。
クレヨンしんちゃんの映画作品「嵐を呼ぶジャングル」では、、アクション仮面を演じる俳優・郷 剛太郎として登場したこともありました。剛太郎の元に訪れたしんちゃんのことを「しんのすけ君」と呼び、映画の後半でパラダイスキングと呼ばれる敵と格闘・見事勝利を収めます。特撮ではないので必殺技を出すことはできませんが、素顔でもヒーローとしての活躍をみせた郷 剛太郎の名場面です。
アクション仮面の歌も大人気
格闘技全般を得意とするアクション俳優だけでなく、「アクション仮面」の名義で特撮番組「アクション仮面」の主題歌や、クレヨンしんちゃんの歴代主題歌「とべとべおねいさん」を歌うなど、歌手としても活動する郷 剛太郎。アクション仮面は、強くてかっこいいみんなのヒーローだけでなく、歌も大人気です。
アクション仮面の唄
クレヨンしんちゃん世界の劇中劇「アクション仮面」のテーマ曲として登場した「アクション仮面の唄」は、番組を楽しみにしているしんちゃんが口ずさむほどの人気を誇っています。このテーマ曲にて、アクション星から来たことが謳われています。また、アニメ「クレヨンしんちゃん」の放送が開始された90年代の特撮を思わせるかっこいい曲調です。
とべとべおねいさん
自身が主役の特撮番組「アクション仮面」のテーマ曲を自ら歌うなど、歌手としても活動する郷 剛太郎ことアクション仮面は、アニメ「クレヨンしんちゃん」の6代目オープニング曲も歌った過去を持っています。特撮とはほど遠いコミックソング調に、しんちゃんらしいおバカな歌詞が特徴の「とべとべおねいさん」にて、アクション仮面・しんちゃんによる夢のデュエットが実現した一曲です。
6代目主題歌「とべとべおねいさん」の歌詞とアクション仮面の担当声優の渋い歌声が、絶妙にマッチしたシュールな曲に、誰もが一度聴いたら忘れられないでしょう。
アクション仮面の声優
独特の渋い声が特徴のアクション仮面こと郷 剛太郎の声は、コメディ調のアニメ「クレヨンしんちゃん」では、その声色は際立って聞こえるでしょう。そこで、アニメ「クレヨンしんちゃん」の主題歌も歌ったアクション仮面の担当声優について知ってみませんか。
アクション仮面の声優は玄田哲章
クレヨンしんちゃんの世界で、しんちゃんから「みんなのヒーロー」と称される人気者・アクション仮面を、声優の玄田哲章さんが担当しています。アクション仮面として必殺技を繰り出すシーンや素顔をさらして登場する郷 剛太郎の姿も、声優・玄田哲章さんの演技でひときわカッコよく見えてしまうでしょう。
玄田哲章のプロフィール
渋い声色が特徴の声優・玄田哲章さんは、舞台俳優を経て1972年に「化学忍者隊ガッチャマン」で声優デビューを果たします。アニメ・実写版ともに担当声優を務める「トランスフォーマ―シリーズ」のコンボイ司令官やアメリカの俳優・アーノルド・シュワルツエネッガーが出演する作品の日本語吹き替え版の声優として広く知られています。
玄田哲章の他の出演作
日本では、シュワルツェネッガーの日本語吹き替え声優としても知られる玄田哲章さんの出演作を以下に紹介します。
- 宇宙戦艦ヤマト2199:芹沢虎鉄役(2013年)
- 境界のRINNE:ナレーション(2015年)
- ドラゴンボール超:シュウ(2015年)
- トランスフォーマ―シリーズ
- バック・トゥー・ザ・フューチャー(トーマス・F・ウィルソン)
- ホビット三部作
アクション仮面の正体と素顔まとめ
今回は、アニメ「クレヨンしんちゃん」に登場する劇中劇のキャラクター・アクション仮面の正体や素顔、必殺技、作中での活躍に、担当声優・玄田哲章さんについて紹介しました。作中にて様々な関連グッズが発売されるほどの人気を誇るアクション仮面は、主人公しんちゃんの憧れのヒーローであり、みんなのヒーローでもあります。