クレヨンしんちゃんの野原みさえの年齢は？ひろしとの馴れ初めや病気などまとめ

野原みさえとは、クレヨンしんちゃんに登場する主要キャラクターの一人で、主人公の野原しんのすけの母親である。クレヨンしんちゃんでは、みさえは毎回登場しており、時に厳しく、時に優しくというスタイルの主婦兼母親である。怠け者の部分もありながらも、しっかりした一面もあり、家族に尊敬されている。

クレヨンしんちゃんのパワフルお母さんでもあり、しんのすけが遅刻して幼稚園バスに間に合わなかった際は、バスにも追いつく勢いでしんのすけを自転車に乗せて送り届けている。趣味は、お昼寝。お昼寝に関しては「主婦の特権」と語っている。好きな食べ物は、カニと焼き芋。貴金属や高級な衣類や化粧品などを好んでいる。息子のしんのすけからは「母ちゃん」、ひろしからは「みさえ」と呼ばれている。

夫である野原ひろしと結婚前の苗字は「小山」だった。3人姉妹の次女で、熊本県出身である。結婚前はOLで働いていたが、ひろしと結婚後は、パートも経験しているが、専業主婦となっている。現在は埼玉県に住んでおり、野原しんのすけと野原ひまわりを出産した二児の母でもある。めんどくさがりで、怠け者でガサツと三面揃っているが、夫であるひろしに対しての気遣いを心がけるなど、良き妻である。

子育てにはかなり積極的で、しんのすけには特にいい子になってもらいたいと育てている。いたずらや、悪いことなどをすれば、きつく叱り、しんのすけが何かできたり、いうことを聞けていたらしっかり褒めてあげる。愛情たっぷりの母親である。そのせいか、普段はいたずらばっかりのしんのすけが、いざというとき自らみさえとひまわりは自分が守ると強い子に成長しており、しっかりとしたいい子に育っている。

クレヨンしんちゃんのみさえは、見た目はパーマの髪型で、ショートヘアーである。しんのすけが乳児の頃まではロングヘアーだった。となりのおばさんや、みさえの妹のむさえからは「おばさん」などと言われている。みさえ本人はかなり気にしているようだが、若いころは美人だったようで、同級生のイケメン男子から告白されたり、痴漢にあったという経験も持っている。若作りなども積極的に行ったこともある。

生まれたときは、びっくりするほど娘のひまわりにそっくりだった。写真を見たときしんのすけがひまわりだと間違えたこともあった。クレヨンしんちゃんが始まった初期はみさえの目は細く、現在はパッチリな目になっている。服装は夏はタンクトップに短パン姿のときもあるが、基本的には、Tシャツにパンツ姿、スカート姿で登場することが多い。二児の母ではあるが、プールや海などに行った際も積極的に、水着なども着用している。

野原みさえの声を勤めているのは、声優のならはしみきさん。従弟に爆笑問題の田中裕二さん。教え子には、早見沙織などを育てており、代表作として、キャプテン翼やアンパンマン、ちびまる子ちゃんなど子供向けアニメに多数出演している。アーツビジョンに所属しており、現在はナレーション演技研究所の講師などでも活躍している。

クレヨンしんちゃんのみさえの年齢は29歳。見た目は年齢に対してややおばさんに見えるが、まだ年齢は20代である。24歳の時に息子である野原しんのすけを出産、28歳で娘である野原ひまわりを出産している。アニメでは、年齢の若いお母さんなどに影響されて、年齢のわりに老けているのを気にして自ら若作りに試みたことがあり、アニメではやや派手なみさえが登場している。

野原しんのすけからも「おばさん」などとよく言われている。20代にしては若い考えなどはなく、大人の考え方や、リードするという姉さん女房気質を持っている。常日頃から、年齢と気にしてはいるが諦めている反面、常に気にはしている。身だしなみも外出する際は小奇麗にしており、老けないようにと努力している。

クレヨンしんちゃんの野原みさえの性格は、かなりの短気である。子供っぽい部分もあり、見栄っ張りでケチである。夫のひろしを尻に敷いているのを見ると気が強い女性ではあるが、優しい一面も持ち合わせている。

その上ガサツな一面も持っており、何かあれば夫のひろしや、息子のしんのすけを疑って怒ったりするが、違ったときは、しっかり謝るなど、素直でもある。希少が激しい性格ではあるが、母親としても、妻としても一生懸命な頑張り屋さん。

自分の息子や、夫を侮辱されたり、いじめや暴力などを許さず、アニメでしんのすけと中身が入れ替わってしまい、かわりに幼稚園へ行った際、いじめっ子を見つけてきつく叱っている一面もある。子育ては積極的に行っており、特にしんのすけには愛情を注いでいる。

夫に対しての気遣いも忘れることがなく、晩酌用のビールを毎日用意していたり、夫の大好物を作っていたりしている。夫のひろしが「会社を辞めたい」とみさえに相談した際も、あっさり辞めることを同意したり、会社でなんかいい事があれば、夫をしっかり褒めるなど、夫を立てる一面もある。気が強い反面、苦手なものは虫や、へびなど弱い一面もある。

みさえの性格は負けることが大嫌いな負けず嫌い。アニメでも買い物に行った際も、その日はバーゲンだったため気合いを入れていたが、みさえの欲しがっていたものを他の人と同時に掴んだ際、まず、手を離さないという負けず嫌いな部分を見せている。競争や争う事からも一度負けると意地になっている姿も描かれている。

その反面、飽きっぽい一面もある。ひとつのことが長続きしない傾向にあり、気がつけばそのことすら忘れていたなんてことも多々ある。片付けの際も、隅から隅まですることができず、パッと見た感じ綺麗にしていることが多い。手抜きや休憩は大事だと語っており、掃除や、その他にも飽きっぽいのが出ている。

整理整頓が苦手なみさえ。アニメでも度々登場するシーンでもある。野原家にある、押入れを開けるとすごい量の布団や洋服、雑貨など過去に使用していたものや必要ないものまで一気に転がり落ちてくる。しんのすけが開けた際も、全てしんのすけの上に落ちたため、埋まっている状態であった。片付けもかなり苦手なようで、掃除はしているものの細かいところまで目はいかない大雑把な一面もある。

クレヨンしんちゃんの二人の出会いは8年前で、ひろしが27歳、みさえが21歳の時である。ひろしは双葉商事で営業、みさえは小山田物産でOLをしていた。ある日のこと、みさえがハンカチを落とし、それを見つけたのがひろしだった。みさえを呼び止めて、ハンカチを渡した。これが二人の出会いになる。

お互い、第一印象で好意を持っていたようで、現在のみさえはしんのすけに、「あの出会いは運命的だった」と語っている。その後、交際を経て、結婚、出産しており、現在も仲睦まじい野原家の家族となっている。ハンカチを落としていなければ、二人は出会っていないかもしれない重要な出会い、馴れ初めとなっている。

一通り目は上の出会いだが、みさえとひろしの出会いはもう一つあった。それは、しんのすけがタイムスリップしてしまった物語の中で描かれている。8年前にタイムスリップしたしんのすけ。8年前の街を歩いていると、偶然にも、みさえとひろしの出会いの場所で遭遇してしまう。みさえが落としたハンカチをひろしが拾う予定だったが、しんのすけが拾って、みさえに渡してしまう。

二人の出会いがなくなってしまい、しんのすけはみさえとひろしが出会わなければ自分たちは生まれてこないと焦ってしまい、あらゆる方法で二人を出会うように仕向けるが、流れは悪い方向に向かってしまった。しんのすけのタイムスリップによって、ふたりの出会いが完全になくなってしまった。

しんのすけは、ショックで街を歩いていると怖い人たちに絡まれてしまう。その時にしんのすけを助けようとしたのが、みさえだった。しかし、みさえは逆にチンピラ達に絡まれて連れてかれそうになってしまう。しんのすけは怖くなり、「父ちゃん、助けてー！」と叫ぶと、ひろしが登場し、少し傷を負うが足の匂い攻撃でチンピラたちを撃退した。

最初の出会いはハンカチを拾うことだったが、しんのすけがタイムスリップ後は、ひろしがみさえをチンピラから救出したことで、二人は出会い、交際に発展し、プロポーズを経て、結婚に至っている。

二人の出会いに最も重要なのはハンカチである。最初の出会いでも、ハンカチを落として拾って届けて出会っており、二回目の出会いでも、ハンカチは拾っていないものの、チンピラを撃退し、みさえを助けた際に、みさえがひろしの傷口を拭く際にハンカチを使用している。みさえとひろしの馴れ初めにはハンカチが重要アイテムとなっており、無ければ出会っていなかったかもしれない。

みさえの病気が発覚したのは、いつもと変わらない普通の日だった。ひろしの帰宅後、ひまわりとしんのすけをお風呂に入れていた。その間に、みさえがご飯の支度をしていた。いつもみさえが準備して置いてくれているはずのバスタオルがなかったことに変に思い、違和感を感じた。

「みさえー」と呼ぶも、返事が全くなかったため、様子を見に行くと、みさえは倒れていた。慌ててひろしは救急車を呼びそのまま、病院へと搬送された。病気のため緊急手術となってしまい、手術を終えた医師から聞かされた病気は「胃がん」という言葉だった。ひろしは深く取り乱してしまい、動揺を隠せなかった。医師からは病気を子供達には言わないことを勧められたが、ひろしはしんのすけに正直に話すことを決意する。

ひろしから聞いたしんのすけも動揺を隠せず、嘘だと信じてみさえの居る病室へと向かった。病気のため緊急手術を終えて病室に戻ってきたみさえと会うが、無言のままの姿を見たしんのすけは本当なんだと思い、みさえを守る決意をする。医師からは「衰弱してきている」と言われており、もう寿命が長くないことも伝えられた。

病気での闘病生活をしていくことを決意したが、みさえの頭は髪の毛も抜け落ちて、頬や身体全体もゲッソリ痩せていった。その噂は幼稚園にまで流れてしまい、しんのすけはいじめられっ子になっていた。いつものメンバーがしんのすけを全力で守っており、しんのすけはみさえの看病を一生懸命していた。

そんなある日、目の前でみさえが血を吐いた。意識不明になってしまったため、そのまま集中治療室に入った。ひろしは医師から「もう意識は戻らないかもしれない」と告げられるが、みさえの意識は奇跡的に戻った。闘病生活をこのまま病院で終わらせたくないというみさえの気持ちを察して、残りの時間を自宅で過ごすことを決意し、みさえは退院した。

最後の思い出を作るために、家族でドライブに出かけたり、懐かしのプロポーズ場所である駅に行き、家族写真を撮ったり、思い出作りに励んでいた。家族写真を撮った際には、今のみさえの気持ちを赤裸々に語っており、本当にいい家族だなと感じた。

1年後、ひろしとしんのすけは病院にいた。大きな荷物をまとめて、車にいたのは元気な姿のみさえだった。余命宣告されたにも関わらず、奇跡的に順調に回復し、退院を迎えた。この日はしんのすけの小学校の入学式であった。学校の前で、仲睦まじく家族写真を撮った。

1年間の闘病生活は、未だに謎のままだが、この1年間に手術もして、腫瘍切除に成功し、回復までしているため、すごいスピードで奇跡的に回復している。その後のストーリーはないため、現在も元気に登場している姿を見ると、通院などのエピソードもないため、完全に「胃がん」から復活している。アニメでも原作でも描かれていないが、泣ける都市伝説として、幻の物語となっている。

アニメ、クレヨンしんちゃんで登場するみさえ。旦那を思いやり、子供達を大切に育てあげて誰よりも家族が大切だと思わせてくれるみさえの今後も登場や、活躍に期待している！病気にも負けないその強さは今後、クレヨンしんちゃんでも活躍してくれること間違いない。映画も、アニメも大人気のクレヨンしんちゃん。年齢層関係なく、子供だけではなく、大人も楽しませてくれる作品となっている。

クレヨンしんちゃん「みさえ」はどんな人なのかや、病気などのことも書き、また見たくなるような作品となった。臼井儀人先生が亡くなっても、最終回にはせず、続けて放送をしているクレヨンしんちゃん。これからのアニメはもちろん、大人気である映画も要チェックである。時に笑えて、時に感動で涙が止まらない大人気アニメクレヨンしんちゃんはこれからも進化をしてみんなを笑顔にしてくれる作品となる。