進撃の巨人のクルーガー（フクロウ）の正体はエレン？過去や経歴など調査

大人気作「進撃の巨人」は現在も連載の続いている作品です。進撃の巨人が実写映画化されたこともあり様々な媒体で「進撃の巨人」という言葉を目にする機会も増えたと思います。さらに、様々なソーシャルゲームとのコラボレーションも実施され、「進撃の巨人」という名前を知っている人は沢山いるはずです。

今回はその大人気作「進撃の巨人」の作中に登場する重要人物クルーガー（フクロウ）を紹介していきます。彼はいったいどのような人物なのか？エレンとの関係は？彼の過去の経歴や正体は何なのか？など徹底的に調査をしていきます。

九つの巨人の継承者は、前任者の記憶を覗くことができます。「進撃の巨人21巻86話」よりクルーガーは、主人公エレンが「進撃の巨人」の前任者である父親の記憶で過去を覗いた際に登場しました。

ここからはクルーガーがどのような人物なのか、クルーガーの持つ「進撃の巨人」の力はどのようなものなのか等、様々な要素を見ていきたいと思います。

クルーガーの父親は、エルディア復権派として組織に加入していました。そしてクルーガーが幼いころ、その組織が鎮圧される際、家を燃やされ、戸棚に隠れていたクルーガーは何とか生き残りますが、目の前で父親を失ったことにより、マーレへの復讐とエルディア復権を誓います。クルーガーはこのような経歴があります。肉親を失ったことで相当な恨みがあったものだと思います。

その後、エルディアの医師の協力の元、血液検査のデータを改ざんしてマーレへ入り、自身を「フクロウ」と名乗りマーレ当局に潜伏します。「フクロウ」はエルディア復権派に様々な情報を流していきます。後にエレンの父・グリシャと出会い、彼が国家反逆罪で無垢の巨人にさせられる際に再開し、彼の巨人化を阻止し、彼に自身の正体を明かします。

「フクロウ」での経歴は、復権派に情報を流していました。しかし、それを遂行する際当局にばれてはいけないということで、数々の同胞を巨人化させたり、拷問にも参加するというとても耐えがたい経歴があります。しかし「フクロウ」の暗躍により、「進撃の巨人」を手にし、始祖奪還までの道のりができたとも言えます。

クルーガーの正体は先に説明した通り、マーレに潜入したエルディア人です。エルディア復権派が「フクロウ」と呼んでいたその人です。本名はエレン・クルーガーといいます。九つの巨人のうちの一つ「進撃の巨人」をその身に宿しており、グリシャと再会した際、継承者の寿命である13年という期限が目前に迫っている状態でした。そしてグリシャに「始祖の巨人」の力を与えます。

グリシャと再会した時点で「進撃の巨人」継承をしていて且つ、13年の期限が近づいています。しかし、いつ進撃の巨人を継承したのか、誰から進撃の巨人を継承したのか等、謎な部分が多いです。始祖の巨人は145代という明確な数字が出ているのに対し、他の巨人は明確に何代目という数字が分からないです。

なのでクルーガーが初代「進撃の巨人」なのではないか？何らかの形で継承せずにいたのか？などの憶測がありますが、クルーガーは進撃の巨人の継承者の過去を覗けることを知っている風な発言をしているので、初代「進撃の巨人」というわけではないと考えられます。

先の説明で、本名をエレン・クルーガーと言いましたが、登場当時、彼は主人公エレンなのではないか？という憶測が飛び交いました。しかし、クルーガーはエレンの父親であるグリシャに巨人の力を与えるため捕食され既に死亡しているため、主人公エレンがその正体ではないと考えられています。

エレンの父の本名はグリシャ・イェーガーと言います。エレンの本名はエレン・イェーガーです。このことからグリシャが子供を作った際、クルーガーへの敬意などを込めてその名をつけたのではないかという声もあります。グリシャがクルーガーの事をよく知らなかったことからも、エレンとグリシャ、クルーガーの間に血縁関係はないとされています。ただ、データ改ざんをしているので正確なことは判明していません。

最新の話では、負傷したエレンが登場した際、自らをエレン・イェーガーではなく「クルーガー」と名乗ったことから、何らかの関係があるのか？継承する際の新たな要素が登場したのか？または「進撃の巨人」固有の能力に関係しているのか？など様々な声があります。

クルーガーの所持した巨人は、アニメのタイトルにもなっている「進撃の巨人」です。他の九つの巨人はそれぞれ何らかの特徴や能力を所持していますが、この進撃の巨人に関しては目立った能力や特徴というものがありません。なので、継承者の力が進撃の巨人そのものの力になるのではないかと考えられています。

エレンは兵士として訓練をしたため近接格闘術を好んで使用したり、始祖奪還の際、鎧と書かれた巨人の髄液を取り込み硬化したことからも、継承者次第で力量が変わるといわれています。他の巨人は取り込むという描写がないのであくまでも憶測ですが、進撃の巨人は他の力も自由にコントロールできるのではないかとも考えられます。

クルーガーの場合、戦闘描写は少ないですが、握りつぶす、へし折る、叩き潰す等どちらかというと一撃重視の戦い方に見えます。攻撃回数重視のエレンに対し異なった戦闘スタイルをとっています。他の九つの巨人もそうですが同じ継承の巨人でも本人の潜在能力によって戦闘スタイルが変化するため、これも進撃の巨人固有の能力とは言い難いです。

進撃の巨人は「いついかなる時も自由を求めて戦う」という情報があります。始祖の巨人の継承者が過去145代以上いる為、進撃の巨人の過去の継承者全員が継承前に自由を求めていたのかといわれると、それはおかしな話ですよね。なので、進撃の巨人を継承すると自由を求めるようになるのではないかという声があります。しかしあくまでも憶測でしかないので、今後の展開に期待です！

現在進撃の巨人の作中でクルーガーの登場した話数は多くありませんが、いくつか気になる発言や彼に準ずる行動を残しています。ここからはその伏線ともとれる部分についてみていきたいと思います。

これはグリシャと再会し進撃の巨人の力を継承する際、「ミカサやアルミン、みんなを救いたいなら使命を全うしろ」という発言をしました。この進撃の巨人の継承するシーンは、15年後にエレンがグリシャの記憶を覗いた際のシーンです。その後すぐ「わからない、誰の記憶だろう？」と発言していることから、何らかの形で進撃の巨人の後任者と記憶がつながっているのではないか？との声があります。

そしてこの憶測であれば、負傷したエレンが「クルーガー」と名乗ったり、グリシャがエレンと名付けたこともうなずける部分があるという声もあります。記憶が何らかの形で繋がっているとすれば、今後進撃の巨人の作中でその記憶を介してクルーガーが登場するのではないかという期待もあります。

こちらは進撃の巨人の作中でクルーガーが実際にこのポーズを取ったという描写はありません。しかし、エレンが過去を覗いた際、このポーズをとったことから、何かしらの意味を持っているものと考えられています。実際に作中でも、ハンジが追求しようと必死に問いかけますが当人は無意識のうちに取ったポーズなので返答が曖昧です。

リヴァイには「15だろ？そういう時期はある」と一言で片付けられていますが、何かしらの意味は持っているはずです。今後の進撃の巨人の作中でこのポーズについて触れられることに期待です。

ここまで進撃の巨人の登場人物であるクルーガーの経歴や過去など詳しく見ていきましたがいかがだったでしょうか？進撃の巨人について、進撃の巨人の作中に登場するクルーガーについて多少なり理解していただければ幸いです。現在進撃の巨人の作中でクルーガーは少ししか登場していませんが、エレンの気になる発言があることなどから、今後の登場も期待されます。

進撃の巨人を見たことがないという方にはぜひ見ていただきたい作品です。サイト内に進撃の巨人に関する様々な情報があるので、いろいろな情報を知って進撃の巨人の今後の展開を楽しみましょう！