バウンドマンの技や能力を考察!タンクマン・スネイクマンとの違いは?【ワンピース】

「ワンピース」の主人公であるモンキー・D・ルフィの「バウンドマン」とはいかなるものなのか、技や能力などを考察して細かくまとめていきます。「バウンドマン」はルフィの戦闘方法である「ギア4」の形態の1つですが、他の形態に「タンクマン」と「スネイクマン」が存在するため、今回はそれぞれの違いも詳しく検証していきます。また「バウンドマン」に対する読者の感想も紹介していきます。

バウンドマンの技や能力を考察!タンクマン・スネイクマンとの違いは?【ワンピース】のイメージ

目次

  1. バウンドマンなどのギア4とは?
  2. バウンドマンの技を考察
  3. バウンドマンの能力を考察
  4. バウンドマンとタンクマンの違い
  5. バウンドマンとスネイクマンの違い
  6. バウンドマン(ギア4)の今後を考察
  7. バウンドマンに関する感想や評価は?
  8. バウンドマンの技や能力・ワンピースまとめ

バウンドマンなどのギア4とは?

ギア4の初登場

「ギア4」が初登場したのは漫画「ワンピース」の「ドレスローザ編」の784話で、ルフィがドフラミンゴとの最終決戦で使用しました。「ギア4」はルフィが「ルスカイナ」での2年間の修業中に修業相手にしていた巨大な猛獣たちをねじ伏せるために編み出した新たな能力です。2年間のどの時点で編み出されたかは不明ですが修業中に師匠となっていたシルバーズ・レイリーは前半の1年半の間に「ギア4」を見ていると語っていました。

「ギア4」にはいくつかの形態があり、ルフィがドフラミンゴ戦で初めて見せたのが今回詳しく紹介していく「バウンドマン」で、身体が巨大化して、なおかつ仁王像や歌舞伎役者を思わせる見た目をしています。他の形態にシャーロット・クラッカー戦で初使用し、身体が巨大な球体のような形になる「タンクマン」や、シャーロット・カタクリ戦で初使用し、細身の体型が特徴の「スネイクマン」があり、それぞれ違う特質をもっています。

「バウンドマン」は身体に「武装色の覇気」によって現れた模様が描かれている事も特徴で、その模様の意味は謎となっていますが原作者である尾田栄一郎は重要な意味があると語っていました。また漫画版では武装色によって硬化された肌は黒く染まっていますが、アニメ版では赤黒いという違いがあります。さらにアニメ版ではルフィが初めて「ギア4」によって「バウンドマン」になったとき歌舞伎役者のような口調になっていました。

ドフラミンゴは、ルフィの「バウンドマン」を初めて見た時には脅威とは思わず小馬鹿にしたように笑いながら、「どんな秘策があるのかと思ったら、真面目にやってくれよ」と言い放ちましたが、ルフィはそれに対して「秘策だし本気だ、お前はもう手も足も出せねえぞ」と言い、その直後に強烈な一撃をお見舞いした事でドフラミンゴを吹っ飛ばしましたが、驚愕したのはドフラミンゴだけでなく、読者も突然のパワーアップに驚きました。

ギア4の仕組み

ルフィが以前から使っていた「ギア3」が親指から骨に空気を入れて腕を巨大化させる「骨風船」であった事に対し、「ギア4」は「武装色の覇気」を使用して硬化した腕に息を吹き込み筋肉を膨張させる「筋肉風船」となっており、ゴムの特性を数倍に向上させています。ゴムの性質を持ちながら「武装色の覇気」で硬化しているため今までルフィの弱点となっていた斬撃に対しても耐性が出来た事で攻守ともに優れた能力となっています。

ゴムの性質を向上させて弾力がありすぎるためまともに立っている事が出来ず「ゴイン、ゴイン」という音をたてながら細かく飛び跳ねてしまう事も特徴です。ドフラミンゴは「武装色とゴム」と融合と称しており、通常状態のルフィが「輪ゴム」であるのに対し「ギア4」のルフィは「タイヤゴム」であると考えれば分かりやすくなります。ルフィは「ギア4」によって今まで歯が立たなかった相手ともまともに戦えるようになりました。

ギア4の反動や制約

「ギア4」はルフィの力が何倍にも膨れ上がる強力な能力ですが、そのぶん「ギア2」や「ギア3」と比べてもリスクが高くなっています。「ギア2」よりも身体から激しく蒸気が出続け、なおかつ「武装色の覇気」を使い続けているため保てる時間も少なく身体への負担は大きくなります。「ギア4」を使い続けて身体が限界に達すると形態は強制解除され、10分の間は覇気を使用する事が出来なくなるため危険な状態となってしまいます。

レイリーはルフィの2年間の修業時代の時点で、この「ギア4」の弱点に気付き、強敵との戦闘中に覇気が使えなくなるのは死を意味するとして、「ギア4」では無い別の方法を見つけるべきだとルフィに助言していました。そのため、ルフィは基本的にリスクの少ない「ギア2」や「ギア3」を駆使して戦闘を行っており、それでも倒す事が出来ない敵が現れて絶体絶命の状況に陥った時のみ、最後の手段として「ギア4」を使用しています。

しかし今でこそ修業の成果があって「ギア2」と「ギア3」のリスクを減らす事に成功したルフィですが「ギア2」を初めて使用した時は命を削る危険な能力とされており、「ギア3」は使用した後に身体が縮んで戦闘不能になる、そして「ギア4」は10分間覇気が使えなくなるという誓約のため「ギアが段階を踏むにつれてリスクが緩くなっているのではないか」という、「ワンピース」ファンによる批判的な意見も少なくありませんでした。

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バウンドマンの技を考察

「バウンドマン」は拳・足・頭など身体の一部を身体に収縮させて、勢いをつけて一気に放つ事によって強力な技の数々を繰り出す事が出来ます。ルフィのもともと持っている通常時や「ギア2」「ギア3」の技の強化版となっており、覇気を駆使した「筋肉風船」によって数倍にレベルアップしています。技名が「ゴムゴムの(動物名)」となっている事が特徴で、ルフィは繰り出す時に英語読みで技名を叫びながらそれぞれの技を放ちます。

バウンドマンの技①ゴムゴムの猿王銃

「ゴムゴムの猿王銃(コングガン)」は「バウンドマン」の技の中でもルフィが最も多用する技で「ゴムゴムの銃弾(ブレッド)」の強化版となっています。腕の中に納まるほど拳を収縮させて、相手が接近した状態で一気に拳を打ち出して勢いのある強力なパンチを繰り出す技です。ルフィが「バウンドマン」となった状態で初めて見せた技にもなっており、圧倒的な力を持つドフラミンゴを遥か彼方まで吹き飛ばすほどの威力を誇っています。

「ビッグマム海賊団」の「スイート3将星」の中でも最強であるシャーロット・カタクリにもダメージを与えるなど活躍した技ですが、次々と強力な敵が出てくる中で「ゴムゴムの猿王銃(コングガン)」では太刀打ち出来ない敵が多くなってきており、「四皇」の1人である巨人族の女海賊シャーロット・リンリン(ビッグ・マム)に放った時にはクリーンヒットしたにも関わらず腕が多少しびれる程度でダメージを与える事は出来ませんでした。

バウンドマンの技②ゴムゴムの大猿王銃

「ゴムゴムの大猿王銃(キングコングガン)」は「バウンドマン」の技の中でも一撃必殺の威力を誇っており、ドフラミンゴとの戦いに決着をつけた技となっています。腕が巨人族さながらに巨大化し、「イトイトの実」の能力の覚醒の力を突き破って、上空からドフラミンゴを突き落とし、地面が激しく揺れながら真っ二つに割れるほどの強力な必殺技です。しかし威力の分「バウンドマン」の中でも身体への負担の大きい技となっています。

ルフィは2年間の修行の最中に「ゴムゴムの猿王銃(コングガン)」を編み出し、巨大な猛獣たちと戦いを続けていましたが、それでも倒せない猛獣が現れてしまったため「ゴムゴムの大猿王銃(キングコングガン)」を考え付きました。しかしレイリーからは「身体に負担がかかりすぎる、別の方法を考える事だ」とアドバイスを受けていた事から、ルフィは身体に負担のかからない別の強力な技を持っているのではないかと考察されています。

バウンドマンの技③ゴムゴムの猿王群鴉銃

「ゴムゴムの猿王群鴉銃(コングオルガン)」は、腕が何本にも見えるほど高速で振動させたのち、「ゴムゴムの猿王銃(コングガン)」を連続で打ち込む技です。ルフィが通常状態で放つ「ゴムゴムの銃乱打(ガトリング)」が放射状に連続パンチを打ち込む事に対し、「ゴムゴムの猿王群鴉銃(コングオルガン)」は横一列となっている事が特徴です。名前の「群鴉」は、武装色で黒くなった腕が鴉の群れに見える事から来ていると考察出来ます。

読み方のオルガンは西欧で中世の時代に使用されていた「オルガン砲」から来ていると考えられます。ルフィはシャーロット・クラッカーとの11時間に及ぶ壮絶な死闘の時にこの「ゴムゴムの猿王群鴉銃(コングオルガン)」を使用して、クラッカーが作り出したビスケットの兵隊たちを一掃しましたが、クラッカー本人にはダメージを与える事が出来ず、「バウンドマン」では勝てないと悟った事から「タンクマン」へと形態を変えました。

バウンドマンの技④ゴムゴムの大蛇砲

「ゴムゴムの大蛇砲(カルヴァリン)」は、「ワンピース」の「ドレスローザ編」でルフィがドフラミンゴに放った時が初使用で、「ゴムゴムの銃(ピストル)」の強化バージョンとなっています。最大の特徴は、「大蛇(パイソン)」と呼ばれる伸ばした腕を「武装色の覇気」と「ゴム」の特性を活かして、軌道修正を繰り返しながら縮む事無く伸ばし続けられるというところです。これにより対象者に攻撃が当たるまで追尾させる事が出来ます。

この技は「スネイクマン」の状態でも使用する事ができ、「バウンドマン」の状態よりも能力が向上しています。ちなみに「ゴムゴムの大蛇砲(カルヴァリン)」は原作漫画「ワンピース」ではあくまでも「武装色の覇気」をまとった「ゴムゴムの銃(ピストル)」という事でしたが、アニメ版「ワンピース」のスタッフはルフィの腕をどこまででも伸ばし続け、無限ともとれるほどの長さとなって敵を追尾し続けたという余談があります。

バウンドマンの技⑤ゴムゴムの犀榴弾砲

「ゴムゴムの犀榴弾砲(リノシュナイダー)」は「ワンピース」の「ドレスローザ編」でドフラミンゴに対して使用した技です。圧縮した足を一気に解放してドロップキックを放つ技で、「ゴムゴムの槍」の強化版となっています。また「ワンピース」の作中では、ルフィが技名を言い終わった後にゴムの攻撃が相手に当たるという流れでしたが、「ゴムゴムの犀榴弾砲(リノシュナイダー)」は技名を言う前に繰り出した珍しい技になっています。

ドフラミンゴは顔面にまともに受けた事で大ダメージを受けて吹っ飛んでいました。ちなみに「ゴムゴムの犀榴弾砲(リノシュナイダー)」という名前は実在する兵器から来ていると考えられ、元ネタは「シュナイダー」というフランスの戦車であると思われます。この「シュナイダー」の形状は動物のサイに似ており、サイ=リノであるので、この技名になったと考察出来ます。

バウンドマンの技⑥ゴムゴムの獅子バズーカ

「ゴムゴムの獅子(レオ)バズーカ」は、両腕を身体の中に収縮して、いっきに突き出した両腕で掌打を放つ技で、「ゴムゴムのバズーカ」の強化版になっており、威力が数倍に高まっています。手のひらの形や構えが「ゴムゴムのバズーカ」と若干異なっている事が特徴です。またルフィは、劇場版アニメ「ワンピース FILM GOLD」で、強化版である「ゴムゴムの獅子王(レオレックス)バズーカ」を、テゾーロに対して繰り出していました。

「ゴムゴムの獅子(レオ)バズーカ」を初めて見た「ワンピース」ファンは、「ウォーターセブン編」でCP9のリーダーであるロブ・ルッチが使用していた「六式」最強の技「六王銃(ろくおうがん)」に似ていると感じた人が多かったようです。確かにルッチは「ゾオン系」の「ネコネコの実 モデル・レオパルド」の能力者であったため、ルフィが「六王銃(ろくおうがん)」からヒントを得たのではないかという考察は可能性が高くなります。

ですが「ゴムゴムの獅子(レオ)バズーカ」はドフラミンゴに致命傷を与えるほどでは無く、「ゴムゴムの猿王銃(コングガン)」によって決着が着きました。この2つは何が違うかというと、「ゴムゴムの獅子(レオ)バズーカ」は武装色で硬化した筋肉に空気を入れた「筋肉風船」となっていますが、「ゴムゴムの猿王銃(コングガン)」は武装色の筋肉にさらに武装色を吹き込み、2度がけしているため威力が倍ほど高まると考えられます。

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バウンドマンの能力を考察

バウンドマンの能力①空を飛べる

「ギア4」の「バウンドマン」は、身体にのめり込ませた足を細かく乱射する事で空を飛ぶことも出来る能力も備えています。世界政府の諜報機関であるCP9が使用する体術「六式」の技の1つである「月歩」と同じような要領で使用していますが、「バウンドマン」の飛行能力は瞬間移動にも見えるほど高速で移動する事が出来るため格段に上の能力となっています。ルフィはこの飛行能力を使い、ドフラミンゴと空中戦を繰り広げました。

バウンドマンの能力②汎用性が高い

「ギア4」の中でも「バウンドマン」は「タンクマン」や「スネイクマン」よりも汎用性が高いため、ルフィが基本的に使用する形態となっています。ルフィは通常状態や「ギア2」「ギア3」を使用した時には、今までゴムのよるリーチを活かして技を繰り出していましたが、「バウンドマン」は腕・足・頭など身体の多くの部分を身体にのめり込ませる事が出来るため、戦闘相手と密着状態でも全力でほとんどの技を叩き込む事が出来ます。

さらに他の形態よりも圧倒的に使用できる技の数が多いため、様々な「悪魔の実」の能力、そして「覇気」を使用する敵に対しても対応しやすくなっています。そして「ギア4」の中でも最強の威力を誇る技「ゴムゴムの猿王銃(コングガン)」を使用する事が出来る唯一の形態であるため、高い防御力を誇る強敵に対しても有効なとなっています。「武装色の覇気」をバランス良く行きわたらせている事による汎用性の高さだと言えます。

バウンドマンの能力③全身のバランスが悪い

「バウンドマン」の弱点として、「武装色の覇気」の力によって弾力性がありすぎるため立っていられず常に小さく跳ねてしますという事は前述しましたが、これは「バウンドマン」の身長が4メートルと巨大化している事に対して足は小さいままだという身体のバランスの悪さから来ています。攻撃にも防御にも特化している「バウンドマン」ですが、バランスが悪いため地上で細かい動きが出来ないところがデメリットとなっています。

この弱点はルフィが作中で「バウンドマン」に初めて変化した時にドフラミンゴにもつっこまれており、初めは小馬鹿にしていましたが、実際は地上で飛び跳ねてしまうというだけでそこまで動きにくいという訳でもないようで、さらに修行によって「バウンドマン」に慣れているルフィにとってはそこまでのデメリットでは無くなっています。また「バウンドマン」は飛行をしている時間が長いため地上での不便さはあまり関係なくなります。

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バウンドマンとタンクマンの違い

タンクマンの違い①巨大

ルフィが「ワンピース」の作中で、「バウンドマン」に次に披露した「ギア4」の形態が「タンクマン」です。「タンクマン」は身長が4メートル以上となっている「バウンドマン」よりもさらに巨大化し球体に近い形になります。ルフィは初めて「タンクマン」になった時「満腹バージョン」という形態になりましたが、他のバージョンは今のところ「ワンピース」の作中に登場しておらず、存在するのかどうかも謎な状態となっています。

しかしルフィは限界まで食べて満腹となった状態で「タンクマン」の「満腹バージョン」になったため、満腹状態でないと「タンクマン」にはなれないのではないかとも考察出来ます。また「タンクマン」は事前に食べた食べ物のエネルギーを使用しており、常に膨大なカロリーを消費しているため、終了後は太った身体がどんどん縮んでいき、元のルフィの体型まで痩せます。ちなみに「バウンドマン」のように日本語の別名はありません。

タンクマンの違い②下半身中心の武装色の覇気

「タンクマン」は画像を見て分かるように下半身が黒く染まっており、「バウンドマン」や「スネイクマン」と違って下半身を中心に「武装色の覇気」と「筋肉風船」で重点的に強化しています。胴体から下半身まで筋肉を強化している範囲が広いため防御に特化しており、固さと弾力に優れているためシャーロット・クラッカーとの戦闘でルフィが「タンクマン」の「満腹バージョン」を初披露した時には強力な攻撃を無力化していました。

タンクマンの違い③カウンターに特化

「タンクマン」は固さと柔らかさを併せ持っているため、敵の攻撃を吸収して相手の身体ごと身体に引きずり込み、飲み込まれた相手は身動きが取れなくなって抜け出せなくなります。そして相手の攻撃を吸収してそのままタンク砲のように弾き飛ばすため相手の攻撃が強ければ強いほど威力を増すというカウンターに特化した形態となっています。球体のため動き自体は鈍くなる「タンクマン」ですが、鉄壁のカウンター防御となっています。

ルフィはこの「タンクマン」のカウンターに特化した力を利用して、11時間もの間戦い続け、ドフラミンゴさえ圧倒した「バウンドマン」で敵わなかったシャーロット・クラッカーの強烈な攻撃を受け止めて身体の中に吸収し大砲のような凄まじさでビスケット兵もろとも弾き飛ばしました。現在のところ「タンクマン」が活躍したのはこのシーンだけになっており巨大な身体による動きにくさから汎用性はそこまででは無い事が分かります。

タンクマンの違い④登場した技が少ない

「タンクマン」は「バウンドマン」や「スネイクマン」と比べて極端に技の種類が少なく、「ワンピース」の作中で2019年現在は1種類しか登場していません。唯一披露した技は相手を攻撃ごと飲み込んでとてつもない勢いで弾き飛ばす「ゴムゴムのキャノンボール」で、「ゴムゴムの風船」の強化版となっています。ルフィはこの「ゴムゴムのキャノンボール」によってシャーロット・クラッカーをホールケーキ城まで吹き飛ばしました。

バウンドマンとスネイクマンの違い

スネイクマンの違い①見た目

「スネイクマン」はルフィがシャーロット・カタクリとの戦闘中に初披露した3番目の「ギア4」の形態で、「バウンドマン」よりも細身となっている事が特徴です。「武装色の覇気」による「筋肉風船」を腕と足に集中して強化しており、技のスピードに特化した形態となっています。「バウンドマン」の技である「ゴムゴムの大蛇砲(カルヴァリン)」を使う事ができ、「大蛇(パイソン)」の早さと腕を伸ばせる長さが向上しています。

「スネイクマン」は腹部などに「筋肉風船」を使用しておらず、通常のルフィよりも少し大きいだけでバランスが良い体系となっているので「バウンドマン」のように「ゴインゴイン」と細かく飛び跳ねてしまう事もありません。そのため地面に足を着いて自由に動く事が出来るので、地上を動き回らなくてはいけない時などに重宝出来ます。また「スネイクマン」になると他の形態や通常のルフィよりも髪がうねって長くなる事も特徴です。

スネイクマンの違い②モチーフが蛇

「バウンドマン」が仁王像や歌舞伎を思わせる見た目をしている事に対して、「スネイクマン」は蛇をモチーフにしています。長さと早さを兼ね揃え四方八方から獲物を仕留める蛇のように「スネイクマン」もあらゆる角度からの素早い攻撃に特化しています。そのため「スネイクマン」の技は攻撃力に長けた真正面の攻撃ではなく、素早く角度を変えて意表を突く奇襲のような攻撃になっており、技名にもすべて「蛇」の名前がついています。

スネイクマンの違い③スピードに特化

ルフィは「スネイクマン」を攻撃力よりもスピードに特化した形態だと語っており、さらに技はトリッキーな動きをするため避ける事が困難となります。シャーロット・カタクリは「見聞色の覇気」の使い手であたっためルフィの攻撃を予測して、すべての攻撃が避けられてしまっていましたが、「スネイクマン」による早さは「見聞色の覇気」の予測を上回る早さであらゆる方向から攻撃を繰り返すため、初めて攻撃がヒットしていました。

スネイクマンの違い④技が豊富

「スネイクマン」は技が豊富な事も特徴です。基本技となっているのは「バウンドマン」の形態でも使用していた「ゴムゴムの大蛇砲(カルヴァリン)」の強化版である「ゴムゴムのJET大蛇砲(ジェットカルヴァリン)」で、速度が凄まじく向上しており、軌道を修正しながら伸びる距離も長くなっています。360度どの方向からの攻撃も可能で、万が一避けられたとしても軌道修正してまた別の方向から何度でも攻撃を繰り返す事が出来ます。

「スネイクマン」で技を放つときは拳を握っておらず、5本の指を折って蛇のような形にしています。また「ゴムゴムのJET大蛇砲(ジェットカルヴァリン)」を連打する「ゴムゴムの黒い蛇群(ブラックマンバ)」という技も強力で、今までのルフィのガトリング系の技の中でも随一の早さを誇るパンチの連打となっており、追尾力もアップしています。ちなみに名前の元になっているブラックマンバはアフリカに生息している巨大な毒蛇です。

シャーロット・カタクリ戦で活躍した「スネイクマン」ですが、ルフィを勝利へと導き戦いに終止符を打った技となったのが「ゴムゴムの王蛇(キング・コブラ)」です。自分の腕を後方で何度も迂回させて加速させ、巨大化させた拳で殴りかかるというものでカタクリは腹に直撃した事で意識を失いました。ルフィは以前まで「見聞色の覇気」の使い手との相性が悪く手こずっていましたが「スネイクマン」の能力によって変わって来そうです。

バウンドマン(ギア4)の今後を考察

タンクマンなどのギア4には新形態がある?

ルフィは「ギア4」の形態を「スネイクマン」まで使用し、シャーロット・カタクリとの戦いに決着をつけましたが、「ワンピース」はさらなる展開を迎え、強敵が続々と登場する事は確実となっています。そのため「ギア4」もさらに強力な形態が必要になってきますが、どんな形態なのか読者の間では様々な予想がされており、モンキー・D・ルフィの名前から連想し、腕力に特化した能力「キングコングマン」と予想する読者もいました。

ギア5の登場も近い?

ルフィは「見聞色の覇気」の使い手であるカタクリと戦い、少し未来が見える能力が身に付きつつあります。そのため「武装色の覇気」による「筋肉風船」を使用した「ギア4」から「見聞色の覇気」を使用した「ギア5」に移るのではないかと考察されています。またルフィは王の素質を持つ者のみに体得できる「覇王色の覇気」の持ち主でもあるので、3つの覇気を組み合わせたものが、「ギア5」になるのではないのかとも考えられます。

スネイクマンとハンコックの関係

「王下七武海」の1人であり、自分の住む島の人々からは蛇姫様とも呼ばれているボア・ハンコックはルフィに恋心を抱いていますが、大蛇を常に連れているなど蛇に囲まれて生活しています。そんなハンコックがルフィの「スネイクマン」の形態を見たらますます恋心が膨れ上がるのではないかと予想されます。またハンコックはルフィの手配書を引き伸ばして部屋に飾っていますがこれからは「スネイクマン」の写真を飾るかもしれません。

バウンドマンに関する感想や評価は?

バウンドマンがかっこいい!

「バウンドマン」は「ワンピース」の「ドレスローザ編」で初登場し、ドフラミンゴとの戦いに終止符を打った圧倒的な力を持つ能力ですが、ルフィの姿があまりにも変わったため読者による様々な感想がありますが、「かっこいい!」や「絶対に強そう」という意見が非常に多くあります。「バウンドマン」の初登場シーンを見たファンのほとんどが、圧倒的な力で優勢に立っていたドフラミンゴを倒してくれるという感想を持ちました。

またこの「バウンドマン」の初登場シーンは多くの「ワンピース」ファンがツイッターなどのSNSで写真を上げて話題となり、どんな潜在能力を持っているのかなどの考察が多くおこなわれました。

バウンドマンが強すぎる!

「バウンドマン」が登場し、強敵であったドフラミンゴを圧倒した事で「バウンドマンが強すぎる!」や「空まで飛べるんだ!」などのファンからの感想が多くありました。完全に形勢を逆転した技なので、あまりの戦闘能力の向上に驚くファンがいたという事でした。さらにルフィの技は「ワンピース」の作中で非常に多く登場しており、「バウンドマン」の登場によってさらに増えた事で「技の名前が覚えられない」という意見もありました。

バウンドマンはパラミシア系を極めた能力!

ルフィは「ゴムゴムの実」の能力によって数々の強敵と戦ってきましたが、「ゴム人間」であるため刃物などの斬撃を苦手としてきました。しかし「バウンドマン」をあみだした事で斬撃に対しても耐性が出来た事で主人公が無敵になってしまったのではという賛否両論の様々な意見がありました。しかし「パラミシア系」には覚醒するという可能性があり上限無く極めれば極めるほど強くなるという事で納得した賛成の意見が多数ありました。

バウンドマンに少しがっかり

ルフィは「ギア2」から始まり「ギア3」も披露し、「ワンピース」ファン達は「ギア4」はどんなかっこいい姿になるのだろうと期待していました。しかし期待値が高かったため、ルフィが初めて「ギア4」を使用し、「バウンドマン」の姿を披露した時には「かっこいい」と感じるファンもいれば、そうでないファンも多くいました。しかし2019年現在「ギア4」はルフィの最強の技となっているため賛成するファンが増えてきています。

筋肉風船という発想がすごい!

「ギア4」は「バウンドマン」をはじめ、すべての形態が「武装色の覇気」とゴムの体質を利用した「筋肉風船」によるものとなっています。「ギア3」で骨に空気を入れて身体の一部を巨大化する「骨風船」がルフィの攻撃力の限界かと思いきや、まさかの「筋肉風船」となって攻撃の幅をさらに広げた事で、意外な発想に感心する「ワンピース」ファンが多くいます。ルフィの仲間を守りたいという気持ちが、「ギア4」を生み出しました。

バウンドマンの技や能力・ワンピースまとめ

「ワンピース」の主人公であるルフィの「ギア4」の形態の1つである「バウンドマン」についてまとめ、「タンクマン」と「スネイクマン」も含めて技の数々も紹介してきましたが圧倒的な能力の向上によって強敵をねじ伏せるための切り札であることが分かりました。今回の「ワンピース」の「バウンドマン」についてのまとめを読んだ事によって読者様が「ワンピース」をより一層楽しめるようになってくれたというのであれば幸いです。

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