2019年01月14日公開
2019年01月14日更新
悪魔の実のパラミシア(超人)系とはなに?能力者を一覧で紹介【ワンピース】
「ワンピース」の「パラミシア(超人)系」とは何なのか、そして「パラミシア(超人)系」の能力者を「悪魔の実」の名前や能力の詳細を含めて一覧で紹介していきます。「パラミシア(超人)系」は「悪魔の実」の能力者の中でも最も多くの種類が確認されているため、「ワンピース」の作中では非常に多くの「パラミシア(超人)系」能力者が登場し、それぞれ魅力的なキャラクター性で物語を盛り上げています。
目次
悪魔の実のパラミシア(超人)系とは?意味も考察
悪魔の実は3種類に分類される
「悪魔の実」は、大きく分けて「パラミシア(超人)系」「ゾオン(動物)系」「ロギア(自然)系」の3種類が存在します。「ゾオン(動物)系」は動物への変身能力が身に付き、その動物の力を得る事が出来るため純粋に身体能力がアップします。「ロギア(自然)系」は3種類の中で最も希少価値が高く、身体を実体のない自然物へと変化させるため物理攻撃を受け流す事ができ、自然現象による強力な攻撃から3種の中でも最強と言われています。
「パラミシア(超人)系」は人知を超えた能力が身に付く種類で、前述した2種類以外の「悪魔の実」以外はすべて「パラミシア(超人)系」に分類されるため、世界中で最も多くの種類が確認されています。これらの「悪魔の実」は食べる事で能力者となり、それぞれの能力を発揮する事が出来るようになりますが、「悪魔の実」を食べた者は「海の悪魔の化身」となってしまうため海に嫌われてしまい、カナヅチになってしまう事が特徴です。
悪魔の実のパラミシア(超人)系の特徴
「パラミシア(超人)系」は他の「悪魔の実」の中でも能力に一貫性が無く、「ゾオン(動物)系」と「ロギア(自然)系」以外がすべて「パラミシア(超人)系」となるため、その能力も共通しておらず非常に多くの能力が存在します。身体そのものを変化させられるものもあれば、身体の質だけを変えられるものもあり、また死んでから能力が発現するものもあります。
パラミシアの意味
「パラミシア」の意味は作中で詳しく語られてはいませんが、ギリシャ語で「おとぎ話」という意味があり、現実離れした「パラミシア(超人)系」能力者を考えると当てはまっています。また「ゾウリムシに属するもの」という意味もあり、ゾウリムシは遺伝子や細胞学の研究に使われるので、細胞レベルで能力者に力を与えている「パラミシア(超人)系」の「悪魔の実」を考えると納得できます。
悪魔の実のパラミシア(超人)系能力者一覧
ゴムゴムの実 ルフィ
「ゴムゴムの実」の能力者は主人公であるモンキー・D・ルフィです。一覧の中でも一番最初に登場した「悪魔の実」であり、食べた者は全身ゴム人間になります。ゴムの特性を活かして身体の一部分を伸ばしてリーチの長い攻撃をする事ができ、また弾力性もあるため防御面にも優れています。ルフィは「ギア」という方法で技の威力をさらに向上させましたが、身体への負担も大きくなるため仲間達には心配されています。
バラバラの実 道化のバギー
「バラバラの実」の能力者は現在「王下七武海」の1人となっている道化のバギーで、「ワンピース」の作中で2番目に登場した「悪魔の実」である「バラバラの実」の能力者です。身体をバラバラにする事が出来るため斬撃による攻撃が効かず、また腕や足をロケットのように飛ばすなどの攻撃をする事が出来ます。しかし足だけは浮くことが出来ないため、足を捕まえられると不利な状況に陥ってしまうという点が弱点になります。
スベスベの実 アルビダ
アルビダは「アルビダ海賊団」の船長で、「ワンピース」の作中でルフィの初めての敵として登場した海賊です。「スベスベの実」の能力によって全身がスベスベになり、あらゆるものの抵抗を無くすことが出来ます。物体による攻撃が効かず、摩擦などの抵抗も無くなるため地面を滑って高速で移動する事も出来ます。また追加作用なのか太った体系をしていたアルビダが痩せて、さらにそばかすも無くなって美しい容姿になっていました。
キロキロの実 ミス・バレンタイン
ミス・バレンタインは「ワンピース」の「アラバスタ編」で登場した「バロック・ワークス」のエージェントで、自分の体重を1キロから1万キロまで自在に変える事が出来る「キロキロの実」の能力者です。体重を軽くする事によって風に乗って浮遊する事でき、重くする事によって相手を押しつぶすなどの攻撃に使用するなど、様々な応用が出来ます。
ボムボムの実 Mr.5
Mr.5は「バロック・ワークス」のエージェントで、一覧で前述したミス・バレンタインのパートナーとして登場しました。「ボムボムの実」の能力によって身体のあらゆる部分を起爆する事ができ、自分はダメージを負わないため爆撃による攻撃も効きません。また鼻糞や吐息など、自分の身体から作られたものであればすべて爆弾に変化させる事が出来ます。
ハナハナの実 ニコ・ロビン
「麦わらの一味」の考古学者であるニコ・ロビンは「ハナハナの実」の能力者です。身体の一部を一定範囲内であればどんな場所にも生やす事の出来る能力で、ロビンは相手の身体に自分の手を生やして関節技を決める事を得意としています。しかしすべて生やした手や足はすべて自分の本体であるので、攻撃されるとダメージを受けます。
ドルドルの実 ギャルディーノ
現在「バギーズデリバリー」の幹部となっているギャルディーノは「ドルドルの実」の能力者です。身体から蝋(ロウ)を作り出して自在な形に変化させる事が出来ます。この蝋は固めると鋼鉄にも匹敵する固さを得るため相手の自由を奪う事に特化していますが蝋燭であるため熱に弱く、火などで簡単に溶けてしまいます。
バクバクの実 ワポル
ワポルは「ワンピース」の「ドラム王国編」で登場した「バクバクの実」の能力者です。この世に存在するどんなものでも食べる事が出来る能力で、食べたものは身体の中で融合させて新たな物質に変えて取り出す事も出来ます。自分自身も食べる事が出来るため、身体の中で姿を変化させて整形する事も出来ます。
マネマネの実 ベンサム
ベンサムは右手で触れた者の姿や声を記憶してその人物に変身し、左手で触れれば元通りになるという「マネマネの実」の能力者です。記憶出来る人数に制限は無く、複数の人物の姿を合成する事も出来ます。しかし体質まで真似してしまうため、自分自身の技は使用出来なくなります。
スパスパの実 Mr.1 ダズ・ボーネス
Mr.1 ダズ・ボーネスは「バロック・ワークス」のエージェントで、全身を刃物に変える事ができ、刃物に変えた身体は鉄と同等の強度となるという「スパスパの実」の能力者です。鉄が耐えられるだけの打撃や斬撃によるダメージも負わなくなりますが、ダイアモンドなどの鉄以上の固さによる攻撃に耐える事は出来ません。
トゲトゲの実 ミス・ダブルフィンガー
ミス・ダブルフィンガーは「バロック・ワークス」のエージェントで、身体から鋭利な棘を生やす事が出来る「トゲトゲの実」の能力者です。攻撃としての使用法以外にも針治療のように身体のツボを圧す事も出来るため、ミス・ダブルフィンガーは自分の身体のツボを圧して身体能力を上げるなどの応用もしていました。
オリオリの実 黒檻のヒナ
黒檻のヒナは海軍本部少将で、身体を錠前に変える事が出来ます。錠前は鋼鉄ほどの強度を誇り、ヒナの身体に触れたり通り過ぎたりした者や物体を捕縛(ロック)する事が出来るため、海軍に相応しい能力となっています。
バネバネの実 ハイエナのベラミー
ハイエナのベラミーは「ベラミー海賊団船長」として登場したのちに「ドンキホーテファミリー構成員」となった人物で、身体をバネに変える事が出来ます。バネの特性を活かして跳躍したり、勢いをつけた攻撃を繰り出します。初登場シーンではルフィを馬鹿にしていましたが、仲間を傷つけられて怒ったルフィの一撃であっけなく倒されました。
イトイトの実 ドフラミンゴ
ドフラミンゴは「ドンキホーテ海賊団」の船長で、身体を糸に変える能力を持っています。この糸は様々な応用が利き、相手を切り裂くなどの攻撃に使用出来るほか、対象を捕縛して人形のように操る事も出来ます。「パンクハザード編」から「ドレスローザ編」にわたって長い間ルフィの敵として君臨していましたが、ルフィの「ギア4」の強烈な一撃によって地下まで叩き落されて敗北しました。
ノロノロの実 フォクシー
「フォクシー海賊団」の船長であるフォクシーは、ノロマ光子という光線を放つことができ、この光線に触れた者は30秒間、他のすべてのエネルギーを残したままノロくなります。動きがノロくなったものに与えたダメージは蓄積され、30秒経って能力が切れるといっきに衝撃を受けます。ただしこの光線は鏡ではね返す事が出来ます。
ドアドアの実 ブルーノ(CP9)
ブルーノは「CP9」の諜報部員で、触れた場所にドアを作りだし、このドアに入る事によって異次元を通過して好きな場所に移動する事が出来ます。このドアは閉めるか時間が経過する事によって消滅します。ルフィが仲間を守るために考えた新たな技「ギア2」を初めて受けたキャラクターで、完膚なきまでに叩きのめされていました。
アワアワの実 カリファ(CP9)
カリファは一覧で前述したブルーノと同じく「CP9」の諜報部員の1人で、身体から泡を出して自在に操る事が出来ます。この泡は汚れだけでなく「悪魔の実」の能力までもそぎ落とす効果があります。
ベリベリの実 ベリーグッド
ベリーグッドは海軍本部大佐で、身体のどの部分でも丸くもぎ取る事が出来るというブドウ人間です。打撃による攻撃を身体を分解して受け流す事ができ、バラバラになった身体は他の場所に新たにくっつける事も出来ます。
サビサビの実 シュウ
シュウは一覧で前述したベリーグッドと同じく海軍本部大佐で、触れた金属を錆びさせる事で出来る能力者です。これによりゾロの愛刀「雪走」をボロボロに錆びつかせて破壊しました。
シャリシャリの実 シャリングル
シャリングルは一覧で前述したベリーグッドやシュウと同じく海軍本部大佐で、身体のどの部分でも車輪にする事ができ、高速回転させる事によって強力な攻撃を繰り出します。アニメ版ではなぜか剣士に変更されていました。
ヨミヨミの実 ブルック
ブルックは「麦わらの一味」の音楽家で、「ヨミヨミの実」は一覧の「パラミシア(超人)系」の能力の中でも異質となっており、1度死んでも蘇生が出来るという「悪魔の実」です。ブルックは死体が白骨化していたため、そのまま蘇りました。また現在でも特殊な能力があり、魂を身体から切り離して幽体離脱する事も出来ます。
ホロホロの実 ペローナ
ペローナは「ホロホロの実」によって霊体を生み出す事が出来るという能力者で、この霊体は触れたものの感情をナイーブにするものと、破裂して衝撃波を発生させるものの2種類が存在します。
スケスケの実 アブサロム
アブサロムは「スリラーバーク」の四怪人の一人で、自分の体を透明にすることが出来ます。また部分的に透明にしたり、触れた人や物も自由に透明に出来ますが、アブサロムは能力よりも改造された身体を主に武器にしていました。
ニキュニキュの実 バーソロミュー・くま
バーソロミュー・くまは「王下七武海」の1人で、掌の肉球に触れたものを弾き飛ばす事が出来ます。弾き飛ばせるものは物体だけではなく、痛みや疲労などの実体のないものも含まれます。この能力によって「麦わらの一味」はそれぞれ遠くの場所に飛ばされ、飛ばされた場所で修業をして強くなり、2年後に集結しました。
オペオペの実 トラファルガー・D・ワーテル・ロー
トラファルガー・D・ワーテル・ローは「ハートの海賊団」の船長で、ルフィと同じく「超新星」の1人として登場しました。一定範囲内に手術室を展開し、その範囲内にいる人間や物体を自由に手術する事が出来るという「オペオペの実」の能力者です。範囲内であれば生物の人格を入れ替える事も出来ます。
シロシロの実 カポネ・ベッジ
カポネ・ベッジは身体を城にする事が出来る能力者で、人間や物を小さくして自分の身体の中に入れる事が出来ます。身体中の構造を変える事も出来るため、身体の中の部屋の模様替えなども可能です。
メロメロの実 海賊女帝ボア・ハンコック
ボア・ハンコックは一覧で前述したバーソロミュー・くまと同じく「王下七武海」の1人で、魅了した相手を石化する事が出来ます。石化状態は能力者の意志で解くことが出来ますが、壊れてしまった場合は絶命します。ちなみに「悪魔の実」の力ではありませんが、王の素質を持った者だけに与えられる「覇王色の覇気」の持ち主の1人です。ルフィに恋心を抱いており、幾度となくラブコメのような妄想を繰り返しています。
ドクドクの実 マゼラン
マゼランは「インペルダウン」の監獄署長として登場し、現在は副署長に降格している「ドクドクの実」の能力者で、身体から猛毒を発生させて自由に操る事が出来ます。また自分はあらゆる毒への耐性を持っています。「毒人間」なので、毒を好物としており、毎日食べていますが消化しきれず、10時間トイレに籠る事もざらにあるという事です。
ホルホルの実 エンポリオ・イワンコフ
エンポリオ・イワンコフは「革命軍」の幹部で、指先から相手の身体に生体ホルモンを注入し、性別・体温・色素・成長・テンションなどを変える事が出来る人体のエンジニアです。自分の性別は男性で「オカマ王」の異名を持っており、「ニューカマー拳法」の使い手でもあります。
チョキチョキの実 イナズマ
イナズマは一覧で前述したイワンコフと同じく「革命軍」の幹部で、腕をハサミに変えて物体を切り取る事が出来る能力者です。切り取ったものは紙のように折り曲げたりくっつけたりすることが出来ます。
グラグラの実 白ひげ
白ひげは「白ひげ海賊団」の船長で、「ワンピース」の作中で度々「パラミシア(超人)系」と言われる「グラグラの実」の能力者です。発生させた衝撃波によって地震を起こす事ができ、「世界を滅ぼす力」とも言われています。
ウォシュウォシュの実 ツル
ツルは海軍本部中将で、人間や物などあらゆるものを洗濯して干す事が出来ます。心も洗う事が出来るため、この能力で洗濯された人間が悪党であった場合、悪の心が少し薄まります。
マトマトの実 バンダー・デッケン九世
バンダー・デッケン九世は「フライング海賊団」の船長である魚人で、自分が触れてメモリーした相手を的に設定し、投げたものがその的に当たるまで追いかけて飛び続けます。この投げたものは何かに遮断されたり叩き落されると追尾を中断します。
ブキブキの実 ベビー5
ベビー5は「ドンキホーテファミリー」に雇われている使用人兼殺し屋で、一覧で前述した「スパスパの実」の上位種である「ブキブキの実」の能力者です。身体を剣や銃など様々な種類の武器に変える事が出来ます。
グルグルの実 バッファロー
バッファローは「ドンキホーテファミリー」の幹部で、身体の一部分を回転させる事が出来る「回転人間」です。回転自体で攻撃が出来るほか、突風を起こしたりヘリコプターのように空を飛ぶことも可能です。
バリバリの実 バルトロメオ
「バルトクラブ」の船長で、人差し指と中指を交差させる事によってバリアを作り出す事が出来ます。このバリアは固形物のように触れられ、防御に使用できるほかバリアを相手にぶつけるなどの攻撃に使用する事も出来ます。
ヌイヌイの実 レオ
レオは小人である「トンタッタ族」の戦士のリーダー的存在で、あらゆるものを縫い合わせる事が出来る「ヌイヌイの実」の能力者です。この能力は物を地面に固定したり、人間を地面に縫い合わせて拘束する事も出来ます。
ギロギロの実 ヴィオラ
ヴィオラは「ドレスローザ」の第二王女で、千里眼によって八方4000キロメートルまで透視をする事が出来ます。もともと戦闘用では無い「パラミシア(超人)系」の能力ですが、涙を固くして攻撃する事も出来ます。
アトアトの実 ジョーラ
ジョーラは「ドンキホーテファミリー」の幹部で、物や人間を芸術作品に変える事が出来ます。変えられた芸術作品はかなり独創的な見た目となってしまい、さらに元々持っていた機能を失います。
ジャケジャケの実 ケリー・ファンク
ケリー・ファンクは「モガロ王国」の殺し屋で、自分の体をジャケットに変えて、そのジャケットを着た人間を操る事が出来ます。鍛え上げられた肉体を乗っ取る事で元々の格闘センスを最大限に発揮する事が出来ます。
パムパムの実 グラディウス
グラディウスは「ドンキホーテファミリー」の幹部で、触れた無機物を破裂させる事ができ、破裂させたものは粉々になります。自分の事も破裂させる事も出来ますが、元の姿に復元出来てダメージも負いません。
ベタベタの実 トレーボル
トレーボルは一覧で前述してきた「ドンキホーテファミリー」の幹部たちの上に立つ最高幹部で、身体から可燃性のある粘液を出す事が出来ます。またこの粘液によって人間や物体を引き寄せたり、自分を引き寄せて高速で移動する事も出来ます。
ホビホビの実 シュガー
シュガーは「ドンキホーテファミリー」の特別幹部で、人間をおもちゃに変える事が出来ます。おもちゃに変えられた人間は自分の関係者達の記憶から抹消され、この世に存在していなかった事になります。しかしシュガーが気絶するとすべて元通りになります。
スイスイの実 セニョール・ピンク
セニョール・ピンクは「ドンキホーテファミリー」の幹部で、地面や壁などどんな場所でも泳ぐことが出来ます。しかし「悪魔の実」の能力なので、海や水たまりなどを泳ぐことは出来ません。
トントンの実 マッハバイス
マッハバイスは「ドンキホーテファミリー」の幹部で、一覧で前述した「キロキロの実」の上位種である「トントンの実」の能力者です。「キロキロの実」が変えられる体重がキロ単位であった事に対し、「トントンの実」はトン単位で変える事が出来ます。
ヒラヒラの実 Mr.ディアマンテ
Mr.ディアマンテは一覧で前述したトレーボルと同じく「ドンキホーテファミリー」の最高幹部で、自分が触れたものを旗に変える事が出来ます。旗に変えても強度は変わらないため、武器などを折りたたんで収納する事が出来ます。
イシイシの実 ピーカ
ピーカは「ドンキホーテファミリー」の最高幹部の1人で、触れた石や岩と同化してゴーレムのような姿になる事が出来ます。石造りであれば建物とも同化する事ができ、内部の構造も自在に変化させられます。
ナギナギの実 ロシナンテ
ロシナンテは一覧で前述したドフラミンゴの弟で、触れたものであれば雑音を完全に消し去る事が出来る「無音人間」です。「パラミシア(超人)系」の中では直接戦闘に役立つ能力ではありませんが、潜入捜査や奇襲に長けています。
チユチユの実 マンシェリー
マンシェリーは一覧で前述したレオと同じくトンタッタ族で、私物である「魔法のジョーロ」から出る水や自分の涙を使って生物の傷を治す事が出来ます。物質も治す事が出来ますが、寿命が縮まるというデメリットがあります。
ソルソルの実①リンリン
シャーロット・リンリンは「ワンピース」の作中でも最強と言われる「四皇」の1人で、通称ビッグ・マムと呼ばれており、人間の魂を抜き取る事が出来ます。奪い取った魂は動物や植物などに入れて「ホーミーズ」と呼ばれる擬人にして操る事が出来ます。
ソルソルの実② マザー・カルメル
マザー・カルメルは過去に「巨人国エルバフ」で孤児院を開いていたシスターで、一覧で前述したビッグ・マムの先代の「ソルソルの実」の能力者です。自分の魂を炎の「ホーミーズ」に変える事が出来ます。
ミラミラの実 ブリュレ
ブリュレは「シャーロット家」の8女で、鏡を生み出す事が出来る「鏡人間」です。この鏡はあらゆる攻撃を反射させる事ができ、また自分や他人を別の人物の姿に変身させる事が出来ます。
ペロペロの実 シャーロット・ペロスペロー
シャーロット・ペロスペローは「シャーロット家」の長男で、硬度の高いキャンディを生み出して操る事が出来ます。キャンディであるため熱で溶けてしまいますが、鉄などで加工する事によって溶けないようにする事も出来ます。
ビスビスの実 クラッカー
クラッカーは「シャーロット家」の10男で、あらゆる大きさや種類のビスケットを生み出す事が出来ます。自分が傷つく事を嫌っているため戦闘の際はこの能力で「ビスケット兵」を作り戦わせます。しかし「武装色の覇気」の使い手でもあり、自分自身の戦闘能力も非常に高いです。
タマタマの実 タマゴ男爵
タマゴ男爵は「ビッグ・マム海賊団」の戦闘員で「足長族」の男性です。身体を卵にする事ができ、割れる度に「ヒヨコ子爵」から「ニワトリ伯爵」へと強くなっていきます。「パラミシア(超人)系」に分類されていますが、「ゾオン(動物)系」に近いともされています。
メモメモの実 シャーロット・プリン
シャーロット・プリンは「シャーロット家」の三十五女で、人間の頭から記憶をフィルムにして取り出し、記憶を書き換える事が出来ます。三つ目族のハーフで、サンジの結婚相手とされていました。
モチモチの実 シャーロット・カタクリ
シャーロット・カタクリは「シャーロット家」の次男で、「シャーロット家の最高傑作」と呼ばれています。能力は体を伸縮性・弾力性に優れた餅に変える、もしくは生み出す事ができ、身体を伸ばした攻撃を得意としています。
ホヤホヤの実 ダイフク
シャーロット・ダイフクは「シャーロット家」の三男で、おとぎ話にある「ランプの魔神」のように自分の身体を擦る事で魔神を生み出す事が出来ます。魔神は強力で、ダイフクの命令に忠実に従います。
ネツネツの実 オーブン
シャーロット・オーブンは「シャーロット家」の四男で、身体から高熱を発する事が出来ます。睨んだだけで対象を熱する事もでき、オーブンは熱した薙刀による戦闘を得意としています。
ククククの実 シュトロイゼン
シュトロイゼンは「ビッグ・マム海賊団」の総料理長で、あらゆる物体を食材に変える事が出来ます。シュトロイゼンはこの能力で丸太をハムに変えていました。しかし変えた食材は腹にはたまりますがあまり美味しくないのが難点です。
悪魔の実のパラミシア(超人)系の可能性があるキャラ一覧
ジュエリー・ボニー
ジュエリー・ボニーは「ワンピース」の「シャボンディ諸島編」で、ルフィと同じく「超新星」として登場しましたが、肉体の年齢を変化させる事が出来るという特殊な能力を持っているため「パラミシア(超人)系」の可能性があります。
ユースタス・キッド
「超新星」の一角で、磁力を操る事が出来るため、周囲から多くの金属を寄せ集めて巨大な拳を作りだし、敵を押しつぶす事を得意としています。ちなみに「悪魔の実」の能力ではありませんが「覇王色の覇気」の持ち主である事が分かっています。
バジル・ホーキンス
バジル・ホーキンスは「ホーキンス海賊団」の船長で、「超新星」の1人として登場しました。全身を藁人形に変化させる事ができ、能力を最大に開放すると巨大化する事も可能です。
ウルージ
「ワンピース」の「シャボンディ諸島編」で初登場した「破戒僧海賊団」の船長で、2019年現在は「悪魔の実」の能力者かどうかは不明ですが、受けたダメージによって巨大化し、肉体を強化させる事が出来ます。
スクラッチメン・アプー
スクラッチメン・アプーは「超新星」の1人で、身体から音を発生させて音楽を奏でる事ができ、その音から連想される事を具現化して攻撃をします。たとえばシンバルの音を鳴らすとシャーンという音と共に斬撃を飛ばします。
ジョズ
ジョズは「白ひげ海賊団」の3番隊隊長である大男で、身体をダイアモンドに変化させる事が出来ます。この能力と元々の怪力、そして「武装色の覇気」を合わせる事で肉弾戦ではとてつもない力を発揮します。
ブラメンコ
ブラメンコは「白ひげ海賊団」の6番隊隊長で、ものを小さくして体に付いているポケットに収納する事が出来る「ポケポケの実」の能力者です。どんな大きなものもしまう事ができ、ポケットから取り出したものは元の大きさに戻ります。
錦えもん
錦えもんは「ワンピース」の「新世界編」でワノ国に住む侍として登場し、葉っぱや小石などを媒体として、その媒体を頭に乗せている者に想像通りの服を着せる事が出来ます。これにより変装に特化した能力となっています。
イッショウ(藤虎)
藤虎は海軍本部の大将で、盲目の剣士である人物です。重力を自在に操る事が出来るため、人間や物体を地面ごと引きずり落とす事が出来ます。しかし恐るべきは能力が届く範囲で、宇宙空間にまで届くため隕石を落下させる事が出来ます。
カン十郎
「ワンピース」の「新世界編」で登場した歌舞伎役者のような見た目の侍で、背中に背負った筆で絵を描き、その絵を実体化させる事が出来ます。しかしカン十郎の画力は非常に低いため、出現したものは質が悪くなっています。
シャーロット・ガレット
シャーロット・ガレットは「シャーロット家」の18女で、強い強度を持つバターを生み出す事ができ、人間を拘束する事が出来るという「バタバタの実」の能力者です。動揺するなど心が乱れるとバターは消えます。
シャーロット・モンドール
シャーロット・モンドールは「シャーロット家」の19男で、本に人間を閉じ込める事が出来る「ブクブクの実」の能力者です。本の中に入れてしまえば完全に閉じ込めておくことが出来ますが、本が燃えると脱出出来ます。
シャーロット・オペラ
シャーロット・オペラは「シャーロット家」の5男で、生クリームを自在に操る事が出来るという「クリクリの実」の能力者です。またクリームを発火させて攻撃する事も出来ます。
シャーロット・スムージー
シャーロット・スムージーは「シャーロット家」の14女で、生き物や物体を雑巾のように絞る事で水分を抜き取る事が出来る「シボシボの実」の能力者です。もし生き物にこの力を使用したならミイラ化するという恐ろしい能力です。
シャーロット・ボビン
シャーロット・ボビンは「ビッグ・マム海賊団」の船員で、2019年現在までの「ワンピース」では戦闘シーンが皆無なため詳細は不明ですが、敵を眠らせるような能力を使用していました。
悪魔の実のパラミシア(超人)系の覚醒
パラミシア(超人)系の覚醒とは?
「ワンピース」の作中で、「パラミシア(超人)系」の能力は初期に開花している能力の他に、鍛錬や経験によって稀に覚醒する事があると、ルフィとの戦闘中のドフラミンゴによって語られています。これは「パラミシア(超人)系」が「ゾオン(動物)系」や「ロギア(自然)系」とは違って人工に作られたものをベースとしている事がポイントとなります。
パラミシア(超人)系で覚醒しているキャラ
「パラミシア(超人)系」で覚醒をしているキャラは、2019年の現時点ではドフラミンゴだけになっています。ドフラミンゴはこの覚醒によって自分以外の周囲のものにも影響を及ぼし、糸に変えていました。「パラミシア(超人)系」が覚醒すれば周囲にも人工物の影響を及ぼす事が出来ると読者の間では考察されており、ルフィの「ゴムゴムの実」であれば周囲のものもゴムに変える事が出来るのではないかと考えられています。
悪魔の実のパラミシア(超人)系・ワンピースまとめ
「ワンピース」に登場する「パラミシア(超人)系」とは何なのか、そして能力者を一覧で紹介してきましたが、様々な特殊な能力が存在する事によって「ワンピース」の物語を盛り上げている事が分かります。今回の「ワンピース」の「パラミシア(超人)系」一覧を読んだ事によって読者様が「ワンピース」をより一層楽しめるようになったというのであれば幸いです。