ハンターハンターのパームの性格と念能力を考察！キメラアント化した今後は？

本記事では、ハンターハンターのパームについて気になっている方のために、パームの性格と念能力を考察していきます。また、パームとゴンの関係や、キメラアント化したパームの今後についてもまとめています。これまでに、ハンターハンターを読んだことがある方もそうでない方も是非ご覧ください。

ここでは、ハンターハンターのパームがどんなキャラクターか紹介する前に、ハンターハンターの作品情報をまとめています。ハンターハンターは週刊少年ジャンプで連載されている人気作品で、アニメ化もされています。休載期間が長いことでも知られており、連載再開や休載のたびに話題になっています。1998年から連載されており、既刊は36巻です。「幽遊白書」「レベルE」などを連載した冨樫義博による少年漫画です。

ハンターハンターは、主人公のゴンが父親・ジンに会うためにハンターになるところから始まります。ハンター試験編では、ゴンが住んでいた「くじら島」を離れてハンター試験に挑みました。そこで同じくハンターを目指す、クラピカ・レオリオ・キルアと出会います。厳しい試験を次々とクリアしていき、ゴンはヒソカとプレートを奪い合うことになります。その後、ハンター試験に合格したのはゴン・レオリオ・クラピカでした。

キルアはハンター試験の最終試験で対戦相手を殺害してしまい、失格になったのです。さらに、ゴンと友だちになったキルアはゾルディック家の息子でした。暗殺を生業とする一家に生まれたキルアは、幼少期から厳しく育てられました。ゴン・クラピカ・レオリオは、兄のイルミから連れ戻されたキルアのもとへ向かいます。キルアを連れ戻したゴンは再会する約束をして、クラピカ・レオリオと一旦別れて天空闘技場に向かいました。

天空闘技場編では、ゴンとキルアがウイングと少年・ズシに出会います。ズシと戦ったキルアは、自分の兄であるイルミと似たような「力」を感じ取りました。一方、ゴンはヒソカと戦うことになります。念能力について伏せていたウイングは、ゴンとキルアの実力が高いと判断し、念能力について教えることにしました。ゴンはヒソカとの戦いに負けたあと、故郷のくじら島へ帰りました。

故郷へ帰ったゴンはジンが残して行った手掛かりから、念能力を使える者しかプレイできない「グリードアイランド」というゲームの存在を知りました。ゴンはキルアとオークションでグリードアイランドを落札するために、ヨークシンに向かいました。ゴンとキルアはヨークシンでレオリオと再会し、グリードアイランドを落札するための資金稼ぎに奔走します。

ヨークシン編では幻影旅団に、一族を殺害されたクラピカがクロロに復讐します。クラピカは具現化した鎖を使用し、幻影旅団と戦うための能力を習得していました。クラピカは、ノストラードファミリーの娘で占いの能力を持つネオンの護衛として行動します。幻影旅団はオークションに出品されるお宝を全て盗もうとしていました。しかし、ネオンの占いによって事前に対策されていました。

クラピカは幻影旅団のウボォーギンを殺害します。幻影旅団を殺害するために雇われたキルアの家族・シルバとゼノはクロロと戦いました。幻影旅団が全滅したという嘘で、現場が混乱するなか、クロロはお宝を奪うことに成功していました。幻影旅団にかけられた懸賞金目当てで近づいたゴンとキルアは捕えられました。ノブナガに気に入られたゴンとキルアでしたが、機転を利かせて逃げることに成功します。

しかし、ゴンとキルアは、再び幻影旅団に捕えられ、クラピカはクロロの拘束に成功します。ゴンとキルアは幻影旅団とクラピカの人質交換によって解放されました。ゴンとキルアは結局資金を稼ぐことができず、オークションでグリードアイランドを落札することができませんでした。そのため、グリードアイランドのプレイヤーを募集していたバッテラのもとへ向かい、参加するためのテストを受けました。

グリードアイランド編では、ゴンとキルアがウイングの師匠であるビスケと出会います。初めは2人の仲を邪魔しようと考えていたビスケも、ゴンとキルアの才能を見抜き、念能力の修行を行うことになります。並行してグリードアイランドをクリアしてゲームから抜け出すためには、カードを集めなければなりません。

さらに、幻影旅団もグリードアイランドをプレイしていました。ヒソカはクロロのため、除念師を探しに来ていました。ゴンとキルアはゲームマスター・レイザーとのドッヂボール対決でヒソカとも協力し、爆弾魔のゲンスルーにも勝利しました。グリードアイランドをクリアしたゴンとキルアはカイトと再会します。

ここでは容姿の変化や、キメラアント化したパームの今後について紹介する前に、パーム＝シベリアのプロフィールを紹介します。ハンターハンターのストーリーは大まかに、ハンター試験編、天空闘技場編、ヨークシン編、グリードアイランド編、キメラアント編、会長選挙編、暗黒大陸編があり、パームが登場するのはキメラアント編です。

パームはノヴの弟子で、22歳です。見た目は暗く、性格はヒステリックでヤンデレという、扱いが難しい人物です。時には包丁を振りまわすこともあります。普段の姿からは想像できないほど素顔が美人で、料理が上手いという意外な一面も持っています。

ここではパームの性格や念能力の考察、キメラアント化した今後について紹介する前に、パームの容姿の変化についてまとめています。パームはハンターハンターの中でも、容姿の変化が凄い人物です。貞子のような根暗な見た目で登場したものの、素顔は美人で、色んな容姿を見せています。後述するゴンとのデートでも美人な姿で登場しています。キレるとホラーな顔になることもあります。

さらに、キメラアント化されてからも水晶と融合するなど、容姿が変わっています。コロコロと容姿が変わる、感情の起伏が激しく表情豊かなため、パームが印象に残っている読者も多いようです。

ここではパームの念能力や、キメラアント化した今後について紹介する前に、パームの性格①ヤンデレについてまとめています。パームの性格はヤンデレです。ヤンデレとは、「病んでいる」と「デレ」が合わさった言葉です。ツンデレが「普段はツンツンツンしていて急にデレる」のような人物を表す言葉であるのに対して、ヤンデレは相手のことが好きすぎて病んでいる人物のことを表しています。

ハンターハンターのパームもヤンデレな性格で、ゴンに対する態度や言動からも明らかです。包丁を振りまわしたり、自分の気持ちを踏みにじった罰を与えたりしています。さらにデートでは、修行に専念したいと伝えたゴンに対して「は？何言ってんの？」と言い放っています。

ここでは、パームの念能力やキメラアント化した今後について紹介する前に、パームの性格②無感情についてまとめています。パームの性格は無感情なところがありました。ボサボサの髪の毛や暗い雰囲気が貞子のようで、無感情に感じられるようです。しかし後々、感情の起伏が激しいパームの姿が描かれます。

ここではパームの念能力や、キメラアント化した今後について紹介する前に、パームの性格③優しいについてまとめています。性格上、扱いにくいパームですが、優しい一面もあります。いつものボサボサの髪で暗い雰囲気のパームとは違い、きちんとした格好のパームは美人で優しそうな印象を持たれています。

ここでは、パームの念能力やキメラアント化した今後について紹介する前に、パームの性格④強い精神力についてまとめています。パームは強い精神力を持っています。パームはキメラアント編で、監視能力を使用するために行動していました。

モラウやノヴなどのキメラアント討伐隊よりも先に宮殿に潜入したパームは、ネフェルピトーに見つかった際、自殺を試みました。キメラアント化されたパームは自我を失ったものの、正気に戻ることが可能なほどの、強い精神力を発揮しています。

パームの今後やゴンとの関係を紹介する前に、パームの念能力・強化系について紹介します。ハンターハンターの念能力には、属性があります。強化系(フィンクス・ノブナガ・ネテロなど)、放出系(レオリオ・センリツ・フランクリンなど)、操作系(イルミ・ミザイストム・ゴレイヌなど)、具現化系(クラピカ・カイト・アベンガネなど)、変化系(キルア・ヒソカ・フェイタンなど)、特質系(クロロ・メルエム・ネフェルピトーなど)です。

パームは、ハンターハンターの主人公・ゴンと同じ強化系です。自身の属性を見分ける方法として、作中で使われているのが「水見式」です。やり方は、コップなどに水をたっぷりと注ぎ、その上に葉っぱなどの軽くて浮くものを乗せます。その状態で「練」を行い、コップに注いだ水の変化によって自分の属性が判明します。水の量が変わると強化系、水の色が変わると放出系、葉っぱなど浮かせていたものが動くと操作系になります。

水に不純物が出現すると具現化系、水の味が変わると変化系、その他の変化は特質系となります。パームはゴンとキルアに会ったときに、コーヒーを飲んでいます。その際にコーヒーが溢れているため、「水の量が変わると強化系」となります。強化系は物や身体を強化し、攻防のバランスが優れているため、理想的なタイプとされています。強化系は変化系や放出系の能力を習得しやすく、習得が難しいのは特質系です。

ここではキメラアント化されたパームの今後や、ゴンとの関係について紹介する前に、パームの念能力・監視能力についてまとめています。パームの念能力2つ目は、監視能力です。パームの監視能力は、人魚のミイラを使用します。自身の血を垂らし、水晶によって監視が可能になります。パームは強化系のため、監視能力では本来の力が発揮されていません。

ここでは、キメラアント化されたパームの今後やゴンとの関係について紹介する前に、パームの念能力・淋しい深海魚(ウィンクブルー)についてまとめています。パームの念能力3つ目は淋しい深海魚です。淋しい深海魚はパームがキメラアント化されたことにより、元々の監視能力からパワーアップしています。以前は、人魚のミイラに自身の血を垂らし、水晶で監視していました。

キメラアント化されてからは、水晶がパームの額に融合されています。右眼だけで見た監視対象者は水晶に記憶されます。左眼だけで視た場合、水晶に記憶された対象者の現在が監視できます。同時に監視できるのは3人までで、4人目を右眼で見たとき、記憶は古い順・1人目から消えていきます。

ここではキメラアント化されたパームの今後や、ゴンとの関係について紹介する前にパームの念能力・暗黒の鬼婦神(ブラックウィドウ)についてまとめています。パームの念能力4つ目は、暗黒の鬼婦神です。暗黒の鬼婦神は元々パームが使用していた能力ではなく、キメラアント化されたことによって使えるようになった能力です。自身の髪が硬化されて攻撃力も上がり、髪の鎧で身を守ることが可能になります。

元々、パームは強化系でありながら監視能力などの、強化系としてはベストではない能力を使用していました。しかし、キメラアント化されたパームは暗黒の鬼婦神という強化系の能力が開花しています。キメラアント化されたこと以外にも、強化系と能力の属性が合っているため、今まで発揮できていなかった力を使えたようです。

ここでは、ハンターハンターのパームがキメラアントになった経緯を紹介します。NGLではキメラアントが次々と人間を襲っていました。ハンターに出会い、念能力の存在を知ったキメラアントは、すぐに念能力を習得します。キメラアントの女王が用意した、いずれ産まれてくる王のための親衛隊は、ネフェルピトー・シャウアプフ・モントゥトゥユピーの3人です。

その頃、グリードアイランドをクリアしたゴンとキルアは、カイトと共に行動していました。そこへネフェルピトーが現れ、カイトは腕を負傷します。ゴンとキルアはカイトを助けることができませんでした。ハンター協会会長・ネテロはノヴとモラウを連れてキメラアント討伐隊としてNGLに向かいました。カイトを助けるためにNGLに向かいたいと考えるゴンとキルアに、ネテロはある条件を出します。

それは、モラウの弟子・ナックルとシュートの2人に勝てばOKというものでした。ナックルとシュートは手強く、ゴンとキルアはビスケの指導のもと、修行を行いました。パームは慕っている師匠・ノヴと共に行動するため、ゴンとキルアがナックルとシュートに勝てるようにサポートしました。やがてキメラアントの女王から産まれた王・メルエムは念能力を持つ者を食べることを目的に、独裁国家・東ゴルトー共和国に向かいました。

ゴンはカイトと再会を果たしたものの、ネフェルピトーによってカイトは別人のようになっていました。ゴンはネフェルピトーへの復讐を決意します。一方、メルエムは盲目の少女・コムギと出会い、人間らしさを学びつつありました。ネテロはメルエムを倒すために、シルバやゼノを雇っており、ついに宮殿で戦いが始まります。パームはキメラアント討伐隊よりも先に、偽名を使い宮殿に潜入してビゼフ長官に取り入ります。

監視能力を使用するために、メルエムなどのキメラアントを見ることが目的でした。潜入後、ネフェルピトーに見つかったパームはキメラアント討伐隊側の情報が漏れることを防ぐため、自殺を試みました。しかし、パームは自殺に失敗したうえ、ネフェルピトーによって改造されてしまいます。

キメラアント化されたパームに、元の感情は残っていませんでした。パームは自我を失っていたものの、キルアとの戦いによって正気に戻りました。ネテロはメルエムとの戦いで核爆弾を使用し、自分の命を犠牲にする道を選びました。キメラアント化されたパームは作戦を続行し、メルエムとコムギの最後を監視能力を通じて看取ったのです。

ここではパームとゴンの関係や、ハンターハンターのパームに関する感想や評価について紹介する前に、パームの今後についてまとめています。パームはキメラアント化されてしまいました。キメラアント化されたパームはキルアと敵対しましたが、自我を取り戻しています。そのため、今後パームが敵になる危険性は低いのではないか？と言われています。

さらに、パームのようにキメラアント化された繭・約5000体がパリストンによって所有されています。現在、暗黒大陸編にもパリストンは登場しており、今後何らかの形でキメラアントが再登場する可能性があるのではないか？と予想されています。その際に、キメラアント化されたパームの再登場の可能性があるかもしれません。

ここでは、ハンターハンターのパームに関する感想や評価を紹介する前に、パームとゴンの関係をまとめています。パームは登場時、師匠のノヴを慕っていました。そのため、パームはキメラアント討伐隊としてNGLに行くノヴについていきたいと考えていました。

NGLへついていくには、モラヴの弟子・ナックルとシュートにゴンとキルアが勝たなければいけませんでした。そこでパームはゴンとキルアをサポートすることになります。その後、パームはゴンを好きになりました。

ここでは、パームとゴンのデートについて紹介します。ゴンを好きになったパームは、ゴンにデートするように迫りました。普段、ボサボサの髪で暗いパームは、ゴンとのデートではしっかり髪を整えて化粧もしており、別人のような姿で登場しています。強引にデートすることになったゴンはパームに優しく接しましたが、パームは難しい性格の持ち主。自分の思い通りにならないと怒り狂って包丁を振り回すなど、暴走しました。

さらに、パームは元々好きだったノヴから自分のためだけに能力を使うように言われ、ノヴ様しかいないと考え直しました。そのため、ゴンとのデートはこれっきりでした。

ここでは、ハンターハンターのパームに関する感想や評価を紹介します。パームに関する感想に、キメラアント編で1番かっこよかったという評価がありました。パームはキメラアント編で見せ場も多く活躍したため、印象に残っている人も多いようです。

ハンターハンターのパームに関する評価に、キルアとパームの戦いが良かったという感想がありました。キメラアント化されてしまい、自我を失ったパームをキルアが目を覚まさせるシーンなど、泣いてしまったという感想もありました。

本記事では、ハンターハンターのパームの性格と念能力について紹介しました。また、パームの容姿の変化やゴンとの関係もまとめました。ハンターハンターを読んだことがない方は、この機会に読んでみてはいかがでしょうか？