ブリーチ月島秀九郎の能力がすごい？性格や目的・強さの秘密とは？【BLEACH】

まずBLEACH(ブリーチ)の月島について注目する前に、まずはBLEACH(ブリーチ)そのものについての概要を見ていきましょう。ブリーチ(BLEACH)は「週刊少年ジャンプ」にて2001年から2016年まで連載されました。単行本にして全74巻、アニメ化や実写化もされている大人気の少年漫画です。

家族を守るため自ら死神となった主人公の少年・黒崎一護が悪霊である虚(ほろう)を退治するという物語です。タイトルの「ブリーチ(BLEACH)」は英語で「漂白」や「脱色」という意味です。黒という死神をイメージさせる色の反対である白を連想させる言葉を選ぶことで、黒色をより引き立てるという理由から漫画のタイトルが決定されました。

まずは、今回徹底解剖していく月島の基本情報について見ていきましょう。月島は身長198cmと高身長ながら、体重73kgと非常にスレンダーな体型をしています。かつては一護を利用しようとした「XCUTION(エクスキューション)」のリーダーを務めていました。

リーダーを務めていただけあって、その能力と強さは折り紙付きでした。しかし突如として仲間や死神代行を何人も殺害し、姿を消します。常に手元に一冊の本を持ち歩いており、見た目はスーツにサスペンダー姿の青年です。常に飄々と気障に振る舞っています。2月4日生まれのみずがめ座、血液型はBB型という設定です。

ブリーチ(BLEACH)の話が進むにつれ、月島のポジションは変化していきます。しかし月島の性格は総じてどのような性格なのでしょうか。まず月島を語る上で欠かせない性格は、残酷で誰にも容赦をしない性格です。この月島の正確は、ブリーチ(BLEACH)の全体を通した言動から読み取ることが出来ます。その一方で常に冷静沈着でクール、そして努力家であるという性格の一面も持ち合わせています。

月島は自分の目的を達成するために見せる残酷な一面が大きく印象に残ります。しかし月島は能力だけではなく、剣術の腕前も相当な強さを持ちます。さらにXCUTIONのリーダーも無事に務め上げていた所を鑑みると、ブリーチの月島は努力家であったとも考えられます。以上より序盤から終盤までと登場回数が多い月島は、中々その性格を一言で言い表せるようなものではありません。

ここまでブリーチの月島の基本的なプロフィールや性格を紹介してきました。そこで、ここでは読者から「全部月島さんのおかげ」と言われているブリーチの月島の能力や強さ、そしてその目的についてフォーカスをしていきます。

ブリーチの月島は登場するや否や、そのずば抜けた強さを持つ能力を使って暴挙とも呼べる行動をとります。それは一護とその仲間を分断し対立させることでした。月島は一護の敵であるのにも関わらず、一護の仲間は月島を慕っているのです。そのため月島と対立する一護は、その仲間から非難されるという精神的な苦痛を与えられます。

仲間を失った一護は、かつて月島がリーダーを務めていたXCUTIONの仲間と協力するようになります。しかし月島に裏切られたと思っているXCUTIONの記憶そのものが、月島に書き換えられたものでした。つまり月島はXCUTIONを裏切ってはおらず、目的のために本心から一護に協力するよう仕向けました。

よって結局XCUTIONは一護と敵対する立場であることは変わりません。したがって一度仲間を失った所に出来た、一護にとって心強い仲間は敵でした。では、ここまでして一護を精神的に追い詰めた月島の能力や目的とはどのようなものなのでしょうか。次からみていきましょう。

直接手を下さずにブリーチの主人公一護を追い詰めた能力とは一体どのようなものなのでしょうか。ブリーチの月島秀九朗のの能力は「ブック・オブ・ジ・エンド」と言う物です。これは本の栞を刀に変化させ、その刀で斬った相手の過去に自分を挟み込み変化させることができます。しかしその能力は無敵ではありません。

月島が変えられるのはあくまでも過去のみなので、その過去が現在と大きくかけ離れていると混乱をきたします。また、現在の感情や性格は改変できません。しかたって月島の思い通りにいかない時もありますし、過去の情よりも現在の感情が強い場合は操ることができません。

ではブリーチの月島は、その無敵と呼ばれるくらいの強さを誇る能力を使ってどのような目的を果たそうとしていたのでしょうか。月島の目的はずばり一護から完現術を奪うことです。そのためだけに、XCUTIONの敵であると認知させ、一護たちに接近します。そして月島は一護の仲間を助けて仲間となっていきます。しかし、月島はその目的を達成するために相手の記憶を改変し「仲間」を裏切ります。

ブリーチの月島は、一護の仲間である朽木白哉と戦うこととなります。月島の能力は、無機物にも適用することができます。そこで月島は白哉と戦っている場所の周囲の物を斬り、過去を改変して白哉に罠を仕掛けます。さらに月島はその能力を使って白哉の記憶も改変させ、月島は白哉と長年修行してきた仲間であるとします。

しかし妹や朽木家の誇りを守った一護に対する想いの方が勝り、白哉は月島に立ち向かっていきます。記憶を変え、攻撃を仕掛けてくるはずのない白哉が襲い掛かったことを月島は見切ることができませんでした。そして白哉は月島に致命傷を与えます。深い傷を負った月島は仲間の銀城空吾の元へと向かいますが、銀城は一護に敗北し命を落とします。

普段あまり感情が表に出ない月島でしたが、この時ばかりは取り乱して泣き叫びます。そして、その後獅子河原に背負われたままで絶命します。しかしその死に顔はとても穏やかでした。銀城の死によってどん底に陥った月島でしたが、改変して記憶に関わらず自分を慕ってくれる獅子河原に救われたようでした。

朽木白哉との闘いに敗れ死亡したと思われていた月島秀九朗ですが、その後月島は再び登場します。そして月島は、ブリーチの最終章である千年血戦篇でまさかの活躍果たしています。読者ですら忘れがちの設定ですが、ブリーチのストーリーの舞台は死後の世界です。したがって、月島は何事もなかったかのように登場します。地獄に行くほどの悪事はしていなかったのか、ソウルソサエティで空鶴の手伝いをしていました。

地獄に行くほどの悪事を生前行っていなかったのか、月島はソウルソサエティの空鶴の所で世話になっていたようでした。そして月島は、一護への義理を返そうとユーハバッハとの最後の戦いの前に登場します。そしてユーハバッハに未来を改ざんされ、折れて修復が不可能となった斬月に月島はその能力を使います。

その新月に折られていない過去を挟み込み、織姫の力で新月を修復可能の状態にしました。その後月島自身は一護の戦いには参加しませんでした。しかしその修理された新月によってユーハバッハは斬られ、一護は勝利を収めます。

以上の通り、ブリーチの月島の目的は主人公の一護の完現術を奪うことでした。しかし、月島の最強と言われている能力を悪用すれば、もっと別の目的を達成することも可能だとは思いませんか。例えば全世界を支配しようとしたり、大勢の人を思い通りに操ろうとしたりすることも出来そうです。ところが月島はその強さを誇る能力を悪用はしませんでしたが、なぜなのでしょうか。

その答えは、月島の「独りぼっちの寂しさを無くしたい」という感情が関係していると考えられます。残酷な性格を持ち合わせている月島でしたが、人並みに孤独感を抱いていたのは月島の最期から推測できます。前述の通り、獅子河原に背負われたまま亡くなりました。その時、獅子河原は記憶の関係無く月島を背負っています。それが分かって満足感を得た月島は、穏やかな死を遂げるのです。

以上の月島の行動により、月島は独りぼっちが寂しいという感情を抱いていたと推測できます。さらに、記憶を改変させた相手にも「月島さんのおかげ」などと言われて一時的な満足感を得ようともしています。しかし、その満足感も一時的であるため再度孤独を埋めるために能力を使います。その虚無感を月島は知っていたため、最強の強さを誇る能力を悪用しなかったのではないでしょうか。

ここまで漫画をベースとした、ブリーチの月島について紹介してきました。そこでここでは、アニメブリーチの月島についてフォーカスしていきます。漫画では人気の月島ですが、アニメではどのような声となっているのでしょうか。

ブリーチ(BLEACH)の月島秀九朗を演じたのは、小野Dの愛称で親しまれている小野大輔さんです。小野さんは高知県出身で1978年5月8日生まれです。元々声優を志望していた訳ではなく、ラジオ作家志望でした。しかしラジオドラマの代役をきっかけに、声優としての道を歩み始めます。

月島を演じた小野さんは身長175cmで、その特技は土佐弁です。しかしその才能は多岐に渡り事務所を退所した現在、その活躍は声優のみに留まらず音楽面にも渡っています。第2回声優アワード・サブキャラクター男優賞受賞し、第4回声優アワードで主演男優賞受賞、さらには第9回声優アワードで主演男優賞・パーソナリティ賞受賞と声優として数々の賞の受賞歴があります。

さらに菅沼久義・福山潤・立花慎之介・近藤孝行・日野聡・間島淳司と1978年出身の声優同士で「DABA」と言うユニットを組んでいます。アーティストとしては2018年4月18日に最新アルバム「STARTRAIN」をリリースしている、今大注目の声優の内のひとりです。

人気声優の小野さんはブリーチの月島の他のにも、様々な役を演じています。「涼宮ハルヒの憂鬱」の古泉一樹役では、一気にブレイクを果たしました。さらに小野さんは「ジョジョの奇妙な冒険」を公言しており、遂にアニメ「ジョジョの奇妙な冒険」第三部の主人公・空条承太郎を演じました。また「デュラララ！！」の平和島静雄役では、今までの優男風のイメージを覆し力強い演技を見せました。
 

ここまでブリーチの月島の性格や能力とその強さ、目的について触れてきました。そこでここからは実際に漫画の読者やアニメを見た方たちが抱いた、主にツイッターなどで挙げられている月島の感想や評価を紹介していきます。

やはり一番多かった意見は、ブリーチの月島の能力にほれ込んだという感想でした。最強と言われる強さを誇る能力、そして残酷な性格は見ている人の恐怖感を誘います。しかし、常にクールで冷静沈着な性格で強いキャラクターには魅かれる方も多いのでないでしょうか。主人公の敵の立場であった月島ですが、目的以外のためには能力を悪用しない一本筋の通った性格や孤独感を埋めたいと思う身近な所も月島の魅力となっています。

やはり月島の最も大きな魅力の内のひとつは、ブリーチの中でも1番の強さを誇るその能力です。この能力の強さはファンの間で「月島さんのおかげ」という言葉が定番ネタのように大きく広まっている程です。確かに月島の存在はブリーチのストーリーの展開を広げてくれる役割を大きく果たしていたと言えます。

次に実際にアニメを見た方の感想を紹介していきます。どのアニメにおいても、原作のイメージを崩さない声はキャラクターを構成する大事な要素のひとつです。アニメブリーチの月島の声である小野さんの声は、原作のイメージとぴったりであったようです。

以上ブリーチ(BLEACH)の月島秀九朗の性格や目的、その能力と強さの秘密を色々な角度から徹底解剖してきました。月島は最強の強さを誇る能力を使って、主人公一護やその仲間たちを陥れてきました。しかし、その能力のお陰で「月島さんのおかげ」だとネタのような人気を得ることができました。さらに単純な悪役ではなく、ひとりの人間としてしっかりと描かれている所も人気の秘訣なのではないでしょうか。

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