ゴールデンカムイ杉元佐一のモデルは誰?身長・年齢や過去をネタバレまとめ

「ゴールデンカムイ」の主人公・杉元佐一。作中では、アイヌの少女・アシリパの相棒として金塊探しに奮闘します。「ゴールデンカムイ」は日露戦争後の北海道を舞台としており、実在した人物をモデルとしたキャラクターも数多く登場する作品です。では、主人公である杉元佐一のモデルはいるのでしょうか。この記事では、彼のモデルとなった人物に加え、身長や年齢、能力などを解説していきます。

ゴールデンカムイ杉元佐一のモデルは誰?身長・年齢や過去をネタバレまとめのイメージ

目次

  1. ゴールデンカムイの杉元佐一のモデルが気になる!
  2. ゴールデンカムイとは?
  3. ゴールデンカムイの杉元佐一とは?身長・年齢や過去もネタバレ!
  4. ゴールデンカムイの杉元佐一のモデルは誰?
  5. ゴールデンカムイの杉元佐一に対する感想や評価を紹介!
  6. ゴールデンカムイの杉元佐一のモデルについてまとめ!

ゴールデンカムイの杉元佐一のモデルが気になる!

「ゴールデンカムイ」の登場人物の中でも特に人気の高い主人公・杉元佐一。彼はその人間離れした生命力の強さから、「不死身の杉元」という異名を持っていました。冷徹な決断をすることもあれば、周囲を思いやる優しさも持ち合わせる杉元。この記事では、「ゴールデンカムイ」の主人公でありながらも謎が多い杉元のモデルや身長、年齢などを紹介していきます。ネタバレも含みますので、閲覧はご注意ください。

TVアニメ「ゴールデンカムイ」公式サイト

ゴールデンカムイとは?

日露戦争から帰還した兵士・杉元。彼は北海道でアイヌ民族が保有していた金塊とそれを隠した囚人の話しを聞き、アイヌの少女・アシリパと埋蔵金探しに旅立つ物語です。当時のアイヌの食文化や生活様式が緻密に描かれているところも評価されているポイントの一つです。主人公・杉元を含め、強烈な個性を放つキャラクターが多数登場します。年齢、性別問わず、多くの人に支持されています。

「ゴールデンカムイ」は、「週刊ヤングジャンプ」で連載され絶大な人気を誇り、2016年には、マンガ大賞を受賞しました。作者は北海道出身の漫画家の野田サトルさんです。「恭子さんの凶という今日」という作品で漫画家としてデビューされました。ストーリーの面白さに加え、作画の美しさに定評がある漫画家です。「ゴールデンカムイ」の他、代表作に「スピナマラダ!」などがあります。

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ゴールデンカムイの杉元佐一とは?身長・年齢や過去もネタバレ!

杉元佐一の身長や年齢は?

杉元の容姿は顔を含め、全身に傷があり筋肉質です。軍帽子はなぜか温泉に入る時も着用しています。立ち寄った温泉宿で出会ったあんま曰く、筋肉は柔らかいとのことでした。それでは、身長はどのくらいなのでしょうか。ここでは、「ゴールデンカムイ」の主人公杉元の身長を考察していきます。杉元が所持している三十年式小銃から、大まかな身長を計ったところ、165cm前後です。

また、杉元は「ゴールデンカムイ」の作中に登場する土方歳三との身長差はあまり変わりません。モデルとなった土方歳三の身長も165cm前後であった言われています。現代の日本人男性の平均身長は170cmくらいであると言われています。しかし、明治時代の日本人男性の平均身長は、155cmほどでした。当時の平均身長から10cmほど高いため、かなり大柄な体格であることが推測できます。

日露戦争当時の軍事事情と、「ゴールデンカムイ」の正確な設定年代から、杉元の年齢を予想していきます。杉元は、日露戦争(1904年~1905年)の旅順攻囲戦に駆り出されます。当時、徴兵されるのは20歳以上という決まりがありました。また、「ゴールデンカムイ」において杉元は一等兵を満期という形で除隊されています。一等兵の定年は2~3年でした。

また、「ゴールデンカムイ」には、文豪・石川啄木が登場します。登場時、彼は1908年に釧路新聞社に勤めていました。このことから、「ゴールデンカムイ」の作中の時代は1908年でしょう。こうしたことから、杉元の年齢は23~24歳くらいではないかと推測できます。ファンの間では、頼りがいのある優しさを持つ杉元も性格から、もう少し高めの年齢を予想する声が多くありました。

杉元佐一の過去とは?

杉元がアシリパと出会う前の過去を解説していきます。杉元の家族は当時難病とされていた結核に感染し、命を落とします。杉元には寅次と梅子という友人がおり、梅子とは相思相愛の仲でした。結核感染の疑いから杉元は自宅に火を放ち、村を去ろうとします。梅子はついて行くと申し出ましたが、杉元は梅子の身を案じて拒否しました。数年経ち、杉元は村へ戻ってきます。すると、寅次と梅子は結婚していたのでした。

杉元と寅次は戦争に徴兵され、寅次は戦死してしまいます。寅次は梅子の目の病と、生まれたばかりの子どものことを心配していました。絶対に生きて帰るという決意を固める杉元は、日露戦争で立派な活躍をみせます。こうした戦争の経験から、殺される前に殺さなければならないという価値観が培われたのでした。しかし、人を殺めることにまったく抵抗がないわけではなく、今まで殺してきた人の顔は覚えていると言います。

その他にも、相手は悪人だから痛みは感じないと自分に言い聞かせて殺しているなどの発言もありました。勲章を受賞してもおかしくないほどの優秀な活躍を見せた杉元でしたが、気に入らない上司への暴力事件を起こしたことにより、一等卒の扱いで終わってしまいます。冷静な判断ができる反面、感情的に動いてしまうところもあるようです。

戦後、杉元は寅次の死を報告するために梅子の元を訪ねます。梅子の目の病は進行しており、杉元が来た時にはもう見えなくなっていました。そのため、梅子は杉元を認識することができませんでした。梅子の目は、アメリカで高い医療費をかけて治療しないとよくならないものでした。杉元は費用を稼ぐため、北海道へ砂金を求めて旅立ちます。そして、その地でアイヌの金塊の話しを聞くのでした。

杉元佐一の強さは?

ここでは、「ゴールデンカムイ」作中での杉元の戦闘能力を解説していきます。杉元は銃の腕はあまりよくないようで、アシリパからも「下手くそ」という評価をされています。狩りをする際、弾を外して打ってしまう描写も見られます。しかし、接近戦では本領を発揮します。柔道をしていた経験から、屈強な囚人と対等に勝負できる強さを見せます。

また、「不死身の杉元」という異名がつくだけあって、並外れた精神力と生命力を持ち合わせています。普通の人間なら死んでもおかしくはない窮地に何度も追い込まれましたが、人並み外れた回復力で生還します。「ヒグマは巣穴に入ってきた人間は殺さない」というアシリパの言葉を聞いて、ヒグマの巣穴に飛び込んだこともありました。小樽で鶴見中尉と対面した際、串を頬に刺されますが冷静でした。

アシリパの父・ウイルクから金塊の在り処を聞き出そうとした際、尾形に頭を銃で撃ち抜かれますが、奇跡的に生還しました。こうした内面的な強さと外面的な強さが相まって、「ゴールデンカムイ」の作中でもハイクラスの強さを持つキャラクターです。アシリパの祖母であるフチは強い守護神がついていると言いました。ヒグマを投げ飛ばすほどの腕力を持つ牛山からもその強さを認められています。

杉元佐一には乙女チックな一面も!

そんな人間離れした戦闘能力を持つ「ゴールデンカムイ」の杉元ですが、意外にも乙女チックな面も見られます。猫舌で、酒もあまり強い方ではありません。乙女が好みそうなロマンチックな話にときめいたり、母親を殺された小熊の母親になると言ったり、寒さに凍える辺見に毛布を差し出したりもしました。アシリパが教えてくれるアイヌ文化にも熱心に耳を傾け、そのしきたりをきちんと守ります。

男性5人で媚薬効果のあるラッコ鍋を囲んで食事をした回では「可愛い」と周囲から評価され、インカラマッに褒められた時は赤面して照れるなどの仕草も見せます。その他にも、山に芽吹く野花を愛でたりと、戦闘モードの杉元からは考えられない乙女チックな面が数多く見られます。

杉元佐一の声優/小林親弘

アニメ「ゴールデンカムイ」で杉元佐一の声を務めたキャストは、小林親弘さんでした。小林親弘さんは、2013年に放送されたアニメ「ムシブギョー」で白榊夢久を演じたことで一躍注目されます。「ゴールデンカムイ」の他、出演作に「金田一少年の事件簿R」「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」などがあります。

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ゴールデンカムイの杉元佐一のモデルは誰?

杉元佐一のモデルは作者の曽祖父

「ゴールデンカムイ」の杉元佐一のモデルは、作者の野田サトルさんの曽祖父にあたる方です。名前も同姓同名であり、同じく日露戦争で出兵した経験があります。非常に優秀かつ勇敢な兵士で、勲章を受賞されたこともあると作者はSNSで紹介しています。

杉元佐一に似た軍人・舩坂 弘とは?

不死身と形容するにふさわしい軍人が第二次世界大戦中に存在しました。名前は、舩坂弘さん。1920年生まれで、栃木県のご出身です。彼は戦闘中、何度も大けがを負いますが、奇跡的に命に別状はなく、最後まで戦い続けたのです。射撃や武道に優れ、戦時中の活躍は見事だったといいます。当時つけられた異名も、「生きている英霊」「不死身の分隊長」などがあります。舩坂弘さんは、2006年に腎不全で亡くなりました。

舩坂弘さんも、「ゴールデンカムイ」の杉元との共通点が見られます。「不死身の分隊長」という異名は、「不死身の杉元」を思わせます。ファンの間では彼も「ゴールデンカムイ」の杉元のモデルの一人なのかもしれないという憶測があります。しかし、ここまで共通項が多いとなると「ゴールデンカムイ」の杉元は、作者の曾祖父・杉元佐一さんと舩坂弘さんをかけ合せてキャラクターということで間違いないのかもしれません。

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ゴールデンカムイの杉元佐一に対する感想や評価を紹介!

「ゴールデンカムイ」杉元はスタイルの良さや、容姿のかっこよさも人気がある要素の一つです。凛々しい眉に大きな顔の傷、肉体美などを褒める意見が多くありました。年齢問わず、さらに男女ともに「かっこいい」との声が目立ちます。

当初は梅子の目の治療費を稼ぐためアイヌの金塊探しをすることになった杉元でしたが、アシリパと関わるうちに目的が増えます。アシリパも梅子も救いたいという葛藤や優しさの評価も多く見られます。

「ゴールデンカムイ」の作中、杉元はアシリパと共にいる時に乙女な要素が多く見られます。リラックスしている時ほど、人は本来の自分をさらけ出すことができます。ファンの間では出自や戦争といった苦しみから、本来持っている乙女的な要素を隠してしまっているという分析があります。

「ゴールデンカムイ」において杉元は、戦闘能力の高さと不安定な内面というギャップを持つキャラクターです。「不死身の杉本」という人間離れした異名を持ちながらも、そうした人間くさい部分も人気がある要素の一つです。杉元の過去を知って好きになったというファンも多くいます。

「ゴールデンカムイ」では、しばしば山の生物を狩りして食べるアイヌの食文化が紹介されます。母熊を亡くした小熊を服の中に隠す杉元。見つかったらアシリパに料理されて食べられてしまうと思った故の行動でした。こうした人間らしい優しい面も持ち合わせているからこそ、残忍な判断や行動にも理由があり理解できるといったファンの声も多く見られます。

「ゴールデンカムイ」の作中、杉元はしばしば普通の人間なら後遺症が残る大けがをします。それでもすぐにけがは癒え、元気な姿を見ることができます。「不死身の杉元」の異名通りの活躍っぷりです。常識では考えられない生命力の強さと回復力の速さに驚きを隠せない読者も多くいます。

アニメ「ゴールデンカムイ」の杉元の声を担当しているのは、小林親弘さんです。低めの温かみのある声質は、原作「ゴールデンカムイ」読者の間でも声のイメージがぴったりであるとの意見が数多く見られます。

「ゴールデンカムイ」の作中で杉元は、相棒のアイヌ民族の少女・アシリパを常に「さん」付けで呼んでいます。おそらく年齢差はかなりあるであろう少女相手でも、「小娘」「ガキ」などと馬鹿にしたりしません。きちんと一人の人間として敬意を持って接するこうした紳士的な面も人気の一つです。

ここまで解説してきた通り、杉元は本来優しい性格のキャラクターです。日露戦争へ行き、梅子の目の病を治すため必死に生きようとしたため、争いでは容赦ない一面を見せるようになりました。過去の出来事や本来の優しさとのギャップに心を痛めるファンの声も多くありました。

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ゴールデンカムイの杉元佐一のモデルについてまとめ!

ここまで「ゴールデンカムイ」の主人公・杉本の年齢や身長、モデルとなった人物を紹介してきました。作中でも驚異的な強さを持ちますが、一方で乙女チックな面や、紳士的な面、辛い過去などを内面に抱えています。そうしたギャップと、人間的な部分も人気のある理由の一つでした。今後の作中での活躍や、梅子、アシリパとの関係にも注目したいところです。

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