恋は雨上がりのようにの最終回82話の内容は？ネタバレ感想・レビューまとめ

恋は雨上がりのようにとは、眉月じゅん先生による日本の漫画作品です。小学館のスピリッツで連載されており、2014年から2018年まで連載されておりました。恋は雨上がりのように第82話を最終回とし4年に渡る連載に幕を閉じます。最初は小学館の月刊スピリッツにて2014年8月号から2016年1月号まで連載した後、同社ビッグコミックスピリッツに移籍しました。

移籍後は2016年8号から2018年16号まで隔週連載（2週間に1度の連載）で最終回82話を迎えました。本記事では、恋は雨上がりのようにの最終回82話のネタバレ感想をまとめましたのでご覧ください。また、恋は雨上がりのようにの最終回、82話は読者の思い通りの結末にならなかったことで炎上しました。その感想等もネタバレを含めて紹介致します。

漫画・恋は雨上がりのように、とは小学館のスピリッツ系列誌で4年間ファンに親しまれてきた恋愛漫画です。タイトルに合った、非常に繊細な絵と独特な設定で読者に長い間愛されてきました。近年、恋は雨上がりのように第82話で最終回を迎えた恋は雨上がりのようにですが、その結末に納得のいかない読者もおり、炎上して話題になった作品でもあります。その話題の最終回82話については、感想やネタバレも含めて紹介させて頂きます。

また、恋は雨上がりのようにはその絶大な人気からアニメ、実写映画化等様々な方向でメディアミックスされています。アニメ版や映画版の恋は雨上がりのようにでは結末が違うため、視聴者の感想も漫画最終回82話の時とは違うようです。そんな色々な方向で楽しませてくれる恋は雨上がりのようにですが、メディアミックスされたアニメ版の結末と、漫画・恋は雨上がりのようにの最終回82話を比べて違う点なども紹介致します。

ここまで様々な方向で評価されてきた恋は雨上がりのようにですが、その特徴といえばやはり独特な設定が読者の目を引くようです。内容は恋愛漫画でありながら、恋の相手は実はバイト先のファミレスの店長であり、人生折り返し地点にいる45歳のオジサンという設定でした。学校の王子様でも海外から来たイケメンでもなく幼馴染でもありません。そんな独特な設定の恋は雨上がりのようにですが、最終回82話の内容もご紹介致します。

ここからは恋は雨上がりのようにの話題の最終回82話まで、物語のあらすじをネタバレ致します。まだ恋は雨上がりのようにを読んだことがない方もお楽しみください。また、既に知っている方も思い出す形で楽しむことをお勧めします。掻い摘んでネタバレ致しますので、内容がもっと知りたいという方は是非原作恋は雨上がりのようにをお読みください。

恋は雨上がりのようには、女子高校生の主人公「あきら」とファミレス・ガーデンの店長である「近藤正巳」との恋愛漫画です。物語は、あきらと店長の出会いから始まります。主人公のあきらが、何故店長のことが好きになったのかという背景が描かれます。その理由とは、あきらが陸上部のエースだったことにありました。

あきらは中学時代から陸上部に所属しており、高校でも当然のように陸上部に入りエースとして期待されていました。あきら自身も陸上が好きで、このまま大会出場も間違いないだろうという時に事件が発生してしまいます。なんと、あきらは練習中に右足のアキレス腱を痛めてしまい入院してしまいます。長期間の治療とリハビリを余儀なくされたあきらは、引退を余儀なくされて途方に暮れてしまいます。

今まで陸上一筋で生きてきたあきらにとって、その怪我はショックなものでした。怪我をしたあきらは途方に暮れ、なにもやる気が起きずただぼんやりと過ごしていました。そんな中、彼女は雨の日の帰り路で雨宿りの為にファミレスへ立ち寄ります。そこが、あきらと店長の出逢いの始まりでした。

あきらはドリンク一杯でただただ雨の降る外を見つめていると、ファミレス「ガーデン」店員が不思議に思います。店員は少し怪訝そうな顔をして店長の近藤正巳に相談しますが、店長はあっさりと「雨宿りしてるんだろ」と流します。それからもただ外を見つめるあきらに対して、店長は気を利かせて一杯のコーヒーをサービスしたのでした。そんな些細な店長の優しい気心が空っぽだったあきらの心に響き、揺れ動きます。

ファミレス「ガーデン」で雨宿りをしていたあきらでしたが、店長のサービスに心を動かされてガーデンでアルバイトを始めることとなります。あきらの恋の相手は45歳で、頭には十円禿、加齢臭も若干漂い始めた自他共に認める冴えないオジサンでしたが、そんなあきらには冴えない部分も魅力に感じていました。

あきらはガーデンでアルバイトをしていく中で店長に対しての気持ちは募るばかりでした。一方で店長の近藤はあきらに対して少し怖い印象を抱いていました。あきらはクールな性格をしており、表情にあまりでないタイプです。あきらは店長に思いを抱いている反面、だからこそ少し緊張して顔がこわばってしまいます。店長はそんなあきらに嫌われているんじゃないかと悩んでいる日々が続いていました。

そんな二人の全く進展しそうにない関係でしたが、ひょんなことから二人の関係が進展します。それは、あきらがガーデンでいつも通りアルバイトをしている日の事でした。お客様が荷物を忘れてしまったため、あきらが届けに行くことになりましたが、右足を怪我しているにも関わらずあきらは慌てて走って届けてしまいます。しかし、アキレス腱を痛めているあきらは急に走ったために動かすことも出来ず、歩けなくなってしまいます。

そんな状態になっているあきらを見つけた店長は慌てて駆け寄り、自分の車であきらを病院まで送ることになります。後日、右足の怪我の事をしった店長はお見舞いにあきらの元へ向かいます。赤いペディキュアを見て血まみれになったと勘違いする店長にあきらは笑い、つい勢いで告白してしまいます。

しかし、余りにも年齢の差が開いているせいか店長はあきらの好きだという告白に対してまさか恋愛感情が抱かれているとは思いにもよりませんした。結果、店長の中であきらの告白は「人として」好きだという告白にすり替わってしまい、あきらは本当の気持ちを伝えることに失敗してしまいます。

しかし、本当の想いを伝えることを諦めきれないあきらは、今度は堂々と店長に告白しに行きます。雨の日にずぶ濡れになりながらも店長に恋愛感情を伝え告白します。あきらの想いも店長に伝わり、店長も男として自分が見られていることに気づきます。しかし、店長はあきらの告白に対して余りにも歳が離れすぎているとあきらに伝えます。ここから、恋は雨上がりのようにでは二人の物語が進展し始めます。

あきらは店長に対して気持ちを伝え、店長もあきらが自分に対して恋愛感情を抱いていることを知り二人は成り行きでデートへ行くことになります。ようやく二人の関係が進展し始めますが、楽しむあきらとは反対に店長は年齢差を気にしておりデートには集中できないでいました。反省する店長でしたが、大人なデートにあきらは一層強い想いを店長に対して抱いていきます。

後日、あきらがいつも通りガーデンでアルバイトをしているとき、少年が店に訪れることとなります。彼は優斗という店長の息子でした。タイミングが悪く店長は休みだったためにあきらが対応することとなります。どうしようもないあきらは、優斗を店長のアパートまで連れていくこととなりました。あきらと優斗はアパートにつきましたが、店長は不在のようでした。

店長の息子である優斗は家に入り、あきらと一緒に店長の帰りを待つことになります。好きな人の部屋に入り緊張するあきらですが、辺りを見渡すと書きかけの原稿や小説等が山積みになっていました。店長の知られざる素顔を垣間見たあきらは彼の事をもっと知りたいと思うようになります。

想いが強くなったあきらは店長に対してもっと知りたいと、距離を縮めようとしますがあきらに対して店長は少し冷たい態度をとってしまいます。店長自信でもおざなりだった小説家の夢の部分に触れられ、ついそんな態度をとってしまったようです。あきらの心は傷つきましたが、店長に対してのどうしようもなくやり場のない気持ちをもう一度伝えようと決心します。

そんな中、店長が風邪をひいたことをきっかけにあきらは店長にお見舞いに行きます。また、そのタイミングであきらは店長にあきらは店長に対して真剣な気持ちや、少しのの言葉で揺らいでしまう心があることなどを伝えました。

ここで、店長はあきらが本気で自分に対して恋をしていることを実感します。また、自分があきらの心を動かして不安にさせていることに気づき、つい不安を和らげようとあきらを抱きしめてしまいます。びっくりしたあきらでしたが、店長は年齢差の事もありすぐに我に返り、友情としてのハグだと伝えてもう一度距離を取ろうとします。

店長とあきらの関係が少し進展すると、物語は2人の進んでいた道と友情について深堀されていきます。あきらは陸上とその友人たち、店長は小説家の夢と大学の頃の旧友です。あきらは、陸上部を引退してから少しギクシャクしていた親友のはるかと、夏祭りへ行くことになります。そこで偶然にも優斗と夏祭りへ連れてきていた店長に会ってしまい、あきらは声をかけずにはいられませんでした。

あきらの親友であるはるかはあきらの普段は見せない態度にすぐに気持ちにすぐに気づき、あきらへ問い詰めます。あきらは観念して親友なのに何故相談してくれなかったのかとあきらに気持ちをぶつけます。恋の相手が冴えないおじさんだったこともあり、すぐに相談してくれなかったあきらに対して今までギクシャクしていた事もありはるかは強く当たってしまいます。

あきらが陸上と友達をめぐってぎくしゃくしている中、店長もまた目指していた道と向き合うことになります。それは、あきらが店長の家で見た小説家の夢でした。店長の近藤は、大学時代の友人で既に小説家として活動しているちひろと会うことになります。久々の友人と再開したことで当時の思い出に花を咲かせながらも店長は次第に小説家を本気で目指していたことを思い出していきます。

その後、ちひろと再開した店長は小説家の夢に対して少しずつ向き合おうか悩み始めます。また、友人との関係で悩んで落ち込んでいたあきらを気にかけて励まそうとします。ちひろと再開して友情の存在を再確認した店長は、「どういう終わり方でも一緒に過ごした時間はなくならない」とあきらに声をかけます。あきらもその言葉に救われ、もっと友人と向き合おうとします。

友人やそれぞれの目指していた道に向き合うきっかけが出来た夏でしたが、季節はめぐって秋に移り変わります。あきらは店長の事を諦めきれず、距離を縮めようと試みますが店長は依然として友達として、という態度を貫いていました。そんな店長があきらに対して友達という関係を維持していこうとする中、あきらはそろそろ恋を進展させたいと本気で願っていました。

そんな時、あきらは店長の連絡先を手に入れようとします。普通に聞いても断られると予想したあきらは「友達なら連絡先を知っていて当然」と言い、店長の友達として接する態度を逆手に取って連絡先交換することに成功します。また、あきらは友達としての現状を抜け出すために思い切ってデートに誘います。

今度のデートは、店長が本が好きだということが分かっている為古本市へ行かないか、と店長の趣味をを利用して古本市に誘います。店長も古本市には興味があり、デートに誘い出すことに成功します。店長は夢中になって古本を漁りますが、我に返り反省してあきらを放置していたことを謝ります。一方であきらはそんな店長を正面から肯定してあげます。

デートの後、店長はあれだけ小説に対して熱心だった自分の過去を振り返りその思い出に浸ります。また、デートの最中につい小説に対して再熱してあきらを放置してしまったことを反省していました。店長は雨の降った日に外でタバコを吸って休憩しているとあきらが店長に近づき、話しかけます。

店長は再び前回のデートのことについて謝りますが、店長だからいいんですとあきらは肯定します。誰かに肯定してもらいたかった店長は、その言葉が言って欲しかったんだと気づき、またそんな言葉が言える真っ直ぐなあきらに惹かれることになります。

その後、デートともあり少しだけ進展したあきらと店長の関係でしたが、ここであきらを陸上へ連れ戻そうという動きがありました。それは、いつも通りあきらがガーデンで接客をしている時のことでした。他校の生徒でしたが、中学時代から陸上部としてあきらのことを知っているみずきが偶然ガーデンにやってきます。そこであきらの引退の経緯などを知ったみずきでしたが、実はみずきも同じ境遇に立たされたことがありました。

みずきは自分とあきらを重ね、リハビリをしっかりとすればまた陸上に復帰できると説得しようします。しかしあきらの心は固く、今まで以上にアルバイトへ打ち込もうとします。そのおかげもありアシフトが増えたことであきらは店長と店長の息子である優斗と関わる時間が増えていきました。

優斗の誕生日を祝ったり、あきらと優斗と店長の三人で海へ出掛けたりと過ごす時間が増えていきます。優斗の存在のおかげであきらは店長と一緒に過ごせるのでした。楽しそうに過ごすあきらをみて、店長も次第に若い気持ちを思い出していきますが、一方であきらが輝いて見えました。

そんな中、優斗は走るのが早くなりたいと言い出しあきらに対して走り方を教えて欲しいとお願いし始めます。陸上のことについては今までデリケートに扱ってきた店長は、この優斗の行動であきらが陸上に対して触れ始めストレスになってしまうと良くないと考え、改めてあきらと今後接して行くことに疑問を感じ始めます。

あきらは避けようと試みる店長に対して一生懸命に距離を詰めようとしましたが、店長は避けるばかりでした。そんな中、あきらプレゼントをしようと思いつき、手編みのマフラーを編んでいました。しかし、編んでいる途中で店長が新しいマフラーを付けていることに気づき、本当に渡していいものか悩んでしまいます。また、あきらは店長が自分を避けていることに気づきどうして避けているのかと問い詰めます。

その後、季節は冬に差し掛かり始めます。あきらははるかに京都の駅伝大会を見に行かないかと誘われ少し悩みますが、少しずつ陸上に対して前向きに進んでいたあきらはその誘いを受けて京都まで駅伝を見に行きます。

京都の駅伝のお土産として、あきらは燕のしおりを店長にプレゼントしました。あきらはしおりを渡したときもに、この燕がもし仲間と一緒に飛び立てなかったら、そのツバメはどうなるんだろうかと尋ねます。そこで店長は飛び立てなかった理由が諦めだったとしたら、きっと毎日空を見上げることなるのだろうと、自分とあきらを重ねて答えたのでした。

あきらに聞かれた質問について、店長は自分とあきらの人生を重ねて答えました。その後、答えを確認するかのように、改めて小説を書き始めます。そんな店長と同じように、あきらも右足の怪我が治り始めたと医者に報告され、復帰を意識し始めます。担当医が言うにはリハビリをすればすぐに走り出せるようになると言われており、店長とあきらはお互いがそれぞれ今まで目指してきた道を進み始めます。

お互いがそれぞれの道を再び進みはじめることを意識し、物語は最終回へと突入します。この後は、色々な感想が呟かれる噂の恋は雨上がりのように第82話を徹底ネタバレ致します。恋は雨上がりのように第82話に入る前までの話もネタバレいたしますので、読んだことが無い方もご安心ください。

恋は雨上がりのように第82話に入るまでに、あきらは手編みのマフラーを完成させており、店長に手編みのマフラーを渡すことを決意しました。店長にマフラーを渡す為に店長のアパートまで行くことになります。しかしタイミングが悪く、店長は風呂入っていて手渡しが出来ない状況でした。マフラーを渡すことを諦められないあきらはドアノブにマフラーをかけることで店長にマフラーを渡そうとしました。

あきらはすぐにその場を後にしようとしますが、店長はすぐにそのことに気づきあきらを引き留めて家に招きます。店長は家に招いた後に暖かいコーヒーを出してあきらをもてなします。そのコーヒーに、あきらは優しい店長の姿を出会った時のことと重ねて思い出し、あきらは少し嬉しくなると同時にまだ好きである気持ちを再確認します。

家で過ごしたあとに店長はあきらを車で家に送ります。新年だったため、店長はあきらと初詣に誘いますが、道は渋滞していてとても行ける状態ではありませんでした。店長は諦めてあきらを家まで送ろうとしますが、あきらはまだ一緒にいたいと思い店長に伝えます。

あきらはまだ店長とまだ一緒にいたいため、一旦家に戻ろうと提案しますが店長はそれを断ります。店長はそのまま家に送って解散しようと伝えます。それでもまだ帰りたくないというあきらに対して、店長は待たせたままの続きが君にあると問いかけます。その店長の問いに、あきらは心のうちに秘めていたもう一度走りたいという気持ちがあったことに気づきます。

あきらは年明けに店長と会ったその後リハビリに成功して見事陸上へ復帰することを果たします、また、元々持っていた速さと努力で県大会に出場を果たします。あきらの怪我は完治もしていました。堂々とした態度のあきらに、友人のはるかは逆に緊張を走らせていました。レースの直前、スタートラインに並んだあきらに、本当に走れるかどうかささやいてあきらを惑わせますが、あきらの意思と自信は硬いものでした。

自信に満ちていたあきらは、追い越せないことは怖いけどこのまま走るのをやめてしまう方がもっと怖いと宣言し「あの人だって同じ」と自分に言い聞かせます。ネタバレにはなりますが、あの人とは小説家を目指していた店長ことだと思うという感想の声も多いようです。レースはスタートしてあきらは見事1位と新記録を達成することができます。

大会の後日、あきらが部活で練習している姿が描かれます。友人であるはるかがあきらに声をかけますが、部活ではあきらは何故か日傘をさしており、友人たちが不思議に思いますがあきらはただの傘じゃないと説明します。友人たちは日傘だと気づきますが、本当の意味は店長から貰った傘だということでした。店長から貰った傘を、ユニフォーム姿でさしているあきらは満面の笑みを浮かべていました。

その後のガーデンでは、陸上に復帰したあきらだけではなく他のメンバーも多く辞めてしまったようで、人手不足に悩んでいました。後ろ指を指されながらも店長ははにかむばかりでした。また、店長はあきらから貰った手紙を今だに読めないでおり、どうするか悩んでいました。結局、読めずにいることをあきらは恨むか気にしていましたが「いいんだそれで」とタバコを吸いながら読まない決意を示しました。

その後、店長はあきらの言葉を思い返し、燕の話をメモ帳に書き記して幕を閉じます。ここまでが恋は雨上がりのようにの最終回で、炎上や、終わり方がひどいという感想に溢れた第82話になります。人によっては賛否両論で恋の儚さと繊細で美しい恋愛を描いていると高評価もありました。しかし、恋愛漫画では恋が最終的に成就しない作品が少ないので、そういった意味で読者や視聴者の期待を裏切ってしまった結果となったようです。

ここからは恋は雨上がりのようにの第82話の内容をネタバレ考察いたします。炎上した理由やや読者の感想等を踏まえてネタバレ致します。様々な読者の方々の感想も参考にしておりますので、まだお読みでない方もネタバレという形でお楽しみください。

恋は雨上がりのように第82話ではあきらが店長の家に訪れるも、二人の間には何もなくあきらは帰ることになります。いい雰囲気にはなりますが、店長はあきらに対して手を出すこともなく、そのまま家に帰すことになります。その後の展開でも二人が結ばれたシーンはなく、お互いがお互いの道を歩む描写が描かれています。

この結末が、恋は雨上がりのように第82話に対して読者からあまりいい感想が上がっていない結末となります。その主な原因として、二人が結ばれなかったことが挙げられます。なぜ結ばれなかったのでしょうか。これは、恋は雨上がりのようにが只の恋愛漫画ではなく「二人の成長を描いた」漫画であることが一つの要因でもあるようです。

恋は雨上がりのようにを説明する上で羅生門の存在は欠かせないようです。羅生門の話は店長があきらを家まで送っているときに、学校の国語の課題について触れたことがきっかけとなります。あきらも実はこの下人であり、羅生門には「雨にふりこめられた下人が、行き所がなく途方にくれていた」ともあります。恋は雨上がりのようにはこの下人とあきらも重ねており、あきらもこの下人の下心には触れず自分の道を歩むこととなりました。

店長とあきらの人生と結ばれなかった選択は羅生門に登場する下人に例えられています。物語では下心を生かして何とか生き長らえますが、その姿をあきらは答えとして下人の取った行動がプラスに働けばいいと感想を書いていました。その回答に店長は心を動かし、店長は都市が離れているあきらに対して恋愛感情を持つことを下人の下心と被せていた為にその選択をすることはありませんでした。

恋は雨上がりのように第82話のラストシーンはユニフォーム姿のあきらが店長から貰った日傘を指しているシーンで幕を閉じます。この時のあきらについてですが、「陸上の道を歩むこと」を決めたあきらは同時に「店長への思いは未だにある」という二つの気持ちを両立させています。その心理描写のシーンだと考察されています。実際のところ、店長から貰った日傘をさしているあきらは嬉しそうな表情を浮かべています。

ここからは恋は雨上がりのようにを読んだ読者の感想を紹介致します。恋は雨上がりのように第82話が炎上して話題にもなった恋は雨上がりのようにでしたが、82話のネタバレ考察も含めて感想をTwitterでまとめさせて頂きました。

こちらの方は恋は雨上がりのようにを読んで、ラストシーンの炎上についてtweetされています。やはり炎上したことについては気になるようで、tweetの内容からもあまり納得のいくラストではなかったようです。

こちらの方は恋は雨上がりのように第1巻恋は雨上がりのようにを読んで恋したくなるような内容だったとtweetされています。まだ1巻ですのでラストシーンへの言及はありませんが、1巻の時点でドキドキさせてくれるような内容だということが分かります。

詳しく感想は述べられてはおりませんが、恋は雨上がりのようにめちゃくちゃ良かった、とtweetされています。読み切ったような内容のtweetでめちゃくちゃ良いという感想でした。人によっては当然受け取り方も違いますが、今回まとめさせて頂いた上でこのような高評価の感想はとても多いようです。

こちらの方は、「読んでみて」と恋は雨上がりのようにをtweetでおすすめしています。恋は雨上がりのようには他人にお勧めできるほどの作品ということもありますが、まとめるうちにtweetではとても纏めきれない程の感動できる作品のようです。

雰囲気が好きだという方もおり、恋は雨上がりのようには非常に愛されている作品だということが分かります。独特な設定もさながらそれを引き立てるイラストには、漫画の雰囲気自体を好きになる方も多いようです。

こちらでは恋は雨上がりのようにのアニメ版最終回をネタバレ致します。82話の最終回とアニメでの最終回に若干の違いがあるようでしたので、その違いもネタバレ致します。恋は雨上がりのようにの両作品を視聴していない方もお楽しみいただけるように違う点だけ簡単にネタバレ致します。

漫画の恋は雨上がりのようにでは最終回82話で、店長が芥川賞へ作品を応募します。しかし、結局友人のちひろが受賞して芥川賞の話は終わってしまいます。しかし、アニメ版恋は雨上がりのようにではそのシーンは描かれず、最終回で恋は雨上がりのようにというタイトルの原稿を書き終えて結末を迎えます。

また、2人が笑顔で抱き合う心理描写がアニメ最終回では描かれることになります。炎上したきっかけが2人が結ばれないことでしたが、アニメではそれを補完するかのようにお互いがまだ好きであること、晴れた場所でもお互いが寄り添うことを示唆しており、この最終回では多くの視聴者が満足したようです。

恋は雨上がりのようにの最終回82話のネタバレ感想と内容は如何でしたでしょうか。恋は雨上がりのようには、第82話を最終回として結末を迎えますが、その後は様々なメディアミックスを通してラストシーンの改良などがされています。Twitterなどでは高評価の感想が多いようです。現在はラストシーンの考察がされて作品の理解度が高まっている可能性があるかもしれません。気になる方は是非、作品をお楽しみください。