カンフー・パンダ3のあらすじと声優まとめ！日本語吹き替えキャストが変わった？

2017年8月26日に「カンフー・パンダ3」が発売となります。「カンフー・パンダ」・「カンフー・パンダ2」に続くシリーズ3本目となります。ここでは、気になるあらすじやオリジナル声優やキャストに加え、吹き替えの声優に至るまでご紹介します。

「カンフー・パンダ」は2008年にアメリカで公開された映画で、アメリカとイギリスでは短編のアニメシリーズとしても人気があります。また、2011年に「カンフー・パンダ2」が公開しています。2作品ともアカデミー長編アニメ賞にノミネートされ興行収入が全世界で1300億円を記録した大人気シリーズです。

制作はアメリカの映画会社、制作会社であるドリームワークスが行っています。アニメ映画の制作という点では、「ディズニー」や「ピクサー」と比べると日本ではまだ認知度は少ないです。しかし、アニメ映画では「マダガスカルシリーズ」や「ボス・ベイビーシリーズ」など有名な作品を手がけています。また、実写映画も「トランスフォーマーシリーズ」や「リンカーン」「ターミナル」など魅力ある映画を多く制作している会社です。

古代中国が舞台となります。安全な町として知られる平和の谷がタイ・ランという凶悪なカンフー使いに狙われます。平和の谷の人々は対抗しようとしますが、彼に対抗できるのは「龍の戦士」と呼ばれるウーグウェイ導師に選ばれた者だけです。

そこで、マスター・ヘビやマスター・タイガーをはじめとするマスター・ファイブなどを含むカンフーの達人が腕を競います。しかし、ウーグウェイ導師が選んだのは初心者でカンフーオタクのパンダのポーです。ポーはシーフー老師に弟子入りして「龍の戦士」を目指します。

カンフーをマスターしたパンダのポーは無事に「龍の戦士」になります。そこに今度は中国の支配を目論むシェン大老が現れ、ポーとマスター・ファイブが共に戦います。ポーはシェン大老を倒すために更なるレベルアップを求めてシーフー老師から「内なる平和」という新技を学びます。「内なる平和」を習得するためにポーが練習を行うその時にマスター・タイガーがポーのもとを訪れ、音楽村が襲われていることをポーにおしえます。

ポーはマスター・ファイブと一緒に音楽村を襲っていたオオカミの盗賊を次々に倒し、ついにボスのウルフ隊長を追い詰めます。しかし、ウルフ隊長にあった赤いマークを見た瞬間にポーに悲しい記憶がよみがえりウルフ隊長を捕まえることに失敗します。ポーたちはウルフ隊長を捕まえる為にゴンメンへと向かいます。

今から、カンフー・パンダのあらすじを説明します。ネタバレ要素を含んでいますので、知りたくない人はあらすじ部分を飛ばして次の目次から読んでください。ウーグウェイ導師はかつての親友である雄牛のカイと壮絶なカンフーバトルを行います。カイはカンフーマスターの「気」を奪い自分の力にしていきます。その結果ウーグウェイ導師とのバトルに勝利し「龍の戦士」「気」を求めて魔界から復活します。

一方、カンフーの仲間と平穏な暮らしを送っていたポーのもとに一人のパンダが現れます。そのパンダは生き別れた息子を探してこの平和の谷にやってきます。そのパンダの名前リーと言い、ポーの実の父親でした。実の父親との再会に喜ぶポーでしたが、魔界から復活したカイがポーの「気」を求めて平和の谷へとやってきます。カイと必死で戦うポーですが、カイを倒すには「気」を学ぶ必要があります。

そこでリーはポーにパンダ村に来たら「気」を学べるもちかけポーは「気」を学ぶためにパンダ村を訪れます。ポーはパンダ村でパンダとしての習性を知ります。食べる時はお箸を使わず手づかみで行い、坂を下るときは、丸まって転げ落ちるように下る。また、のぼるときは投石機を使い一気の上まで上ることなどを知ります。今まできちんとした礼儀や作法を教わってきたポーにとっては新鮮な出来事の連続で驚くことばっかりです。

しかし、カイを倒す為の「気」を教えてもらうことありませんでした。ポーは父親のリーへ「気」を教えてもらうように詰め寄ります。しかし、リーは息子を再び失わないように咄嗟についた嘘だった。気」のことは一切知らないと白状します。激怒するポーですが、リーの息子を失いたくないという気持ちも理解することができリーを執拗にせめることはしません。しかし、「気」を習得することが難しくなったことに変わりはありません。

そんなポーのことは関係なくカイはポーの「気」を求めてパンダ村へ徐々に迫ってきています。そんなある日、ポーは父親のリーから「パンダ村」の皆にカンフーを教える師匠になることを勧められます。最初はポーもカンフーを教えること避けていましたが、シーフー老師の後押しもありパンダの習性を活かしたカンフーを教えることを心に決めます。パンダ村の全員にカンフーを教えてカイとの戦いに備えます。

パンダ村につぃたカイは、カンフー・マスターから奪い取った「気」を使い、色々なカンフー・マスターの亡霊を操りポーたちパンダ村の人々を追い詰めていきます。必死で抵抗するパンダ達ですが、カイの強さは桁外れで、パンダ達では芳歯が立ちません。ポーは自分を犠牲にしてあの世でカイと一騎打ちに持ち込みます。ポーの勝利とあの世からの復活することを願うパンダ達からポーへ「気」が送られます。

「気」を受け取ったポーはあの世で「龍の戦士」としてカイを倒します。カイは倒れカイに「気」を奪われていたカンフー・マスター達は復します。また、ポーもあの世で生き返ったウーグウェイ導師から陰陽の杖を貰い復活します。再び、平和な暮らしが訪れたパンダ村ではポーの指導のもとカンフーの修行に励みます。

次にカンフー・パンダ3の監督やスタッフ、また、豪華なオリジナルキャスト声優をご紹介します。前作からの引継ぎが多いですが、おさらいという意味も含めて参考になれば幸いです。

カンフー・パンダ3の監督は、カンフー・パンダ2に引き続きジェニファー・ユーが担当し、脚本はジョナサン・エイベルとグレン・バーガーがシリーズを通じて変更なく担当します。また、スタッフも大きな変更はなくカンフー・パンダ2から引き続き担当するメンバーが多いです。

カンフー・パンダといえば、シリーズを通じて豪華声優陣です。今作、カンフー・パンダ3もオリジナルキャストの変更はなく、ポー役のジャック・ブラックやマスター・タイガー役のアンジェリーナ・ジョリーに、シーフー老師役のダスティン・ホフマン、シェン大老役ゲイリー・オールドマンなどが担当します。では役ごとにオリジナルキャストを説明していきます。

カンフー・パンダ3の主人公、ポー役のキャストはジャック・ブラックと変更はありません。ジャック・ブラックはアメリカの個性派俳優として有名です。代表作品に「愛しのローズマリー」や「スクール・オブ・ロック」などがあります。「スクール・オブ・ロック」は全米で初登場1位になる大ヒットを記録した映画でもあります。

また、ジャック・ブラックはカンフー・パンダシリーズ以外でも声優キャストして活躍しており、アニメ映画ではアイス・エイジのジーク役やシャーク・テイルのレニー役を担当し、テレビアニメではザ・シンプソンズのマイロ役を担当しています。今作、カンフー・パンダ3でも「龍の戦士」として成長したポーをしっかりと表現してくれています。

カンフー・パンダ3のシーフー老師役の声優キャストもシリーズを通じてダスティン・ホフマンが担当となります。ダスティン・ホフマンはこちらもアメリカの人気俳優として有名です。代表作品の「クレイマー、クレイマー」や「レインマン」があります。

この2作品は、アカデミー主演男優賞を受賞している作品となります。声優キャストとしては残念ながら、カンフー・パンダシリーズのみとなります。今作でもポーを支える師匠として活躍します。

カンフー・パンダ3のマスター・タイガー役のキャスト声優も変更なくアンジェリーナ・ジョリーとなります。アンジェリーナ・ジョリーも説明が必要がないぐらい有名なハリウッド映画を代表する女優です。

「17歳のカルテ」でアカデミー賞助演女優賞を獲得し、その他にも「トゥームレイダ」シリーズや「ウォンテッド」や「ツーリスト」などアクション映画を中心に多くの映画で活躍しています。また、「マレフィセント」では制作総指揮者も行っています。声優キャストしては「シャーク・テイル」のローラ役を担当しています。

カンフー・パンダのマスター・モンキー役も前作と同じくジャッキー・チェンがキャスト声優を担当します。ジャッキー・チェンも説明が必要ない有名な俳優です。

特にアジア圏ではブルース・リー映画で有名です。カンフーを中心とした映画に多く出演しており、ブルース・リー映画（燃えよドラゴンなど）や「酔拳」シリーズハリウッド映画では「ラッシュ・アワー」シリーズが代表作品としてあります。カンフー映画の達人がアニメでもカンフーで大暴れしています。今作でも見事なカンフーで敵を倒し仲間を守っていくのでしょう。

カンフー・パンダのマスター・ヘビ役も前作に引き続きルーシー・リューがキャスト声優を担当します。ルーシー・リューも有名なハリウッド女優です。代表作品では「キル・ビル」シリーズのオーレン・石井役があり日本でも有名です。声優としても「ティンカー・ベル」シリーズでシルバーミスト役を担当しています。

カンフー・パンダ3のマスター・ツル役もデヴィット・クロスが担当します。デヴィット・クロスも有名なハリウッド俳優です。またコメディアンとしてもアメリカでは有名です。映画の代表作品に「メン・イン・ブラック」シリーズのニュートン役があります。声優としても「メガマインド」のミニオン役や日本では「おさるのジョージ」のジュニア・ブームスベリー役で有名です。

カンフー・パンダ3のマスター・カマキリ役もセス・ローゲンがキャスト声優を担当します。セス・ローゲンは俳優業よりも脚本家としてが有名です。代表作品としては「グリーン・ホーネット」があります。また、「ソーセージ・パーティー」では脚本・制作・声優としての主演を務めています。声優や俳優としての出演は少なく脚本家として映画に加わることが多いです。カンフー・パンダはそんな彼の声優との代表作品です。

カンフー・パンダ3では前作までの吹き替え声優と大きく変更し、新たな吹き替えキャストを使っています。では、詳しく説明していきます。

主人公ポー役の吹き替えがカンフー・パンダ3では変更となっています。前作までは山口達也さんが担当していましたが、今作では佐藤せつじさんが担当しています。佐藤せつじさんはアニメ「焼きたて！！ジャパン」木下陰人役などを担当している声優です。新しいポーの魅力を楽しめます。

シーフー老師もカンフー・パンダ3では吹き替え声優が変更しています。笹野高史さんから樋浦勉さんへと変わっています。樋浦勉さんも吹き替え声優としては有名で「ダイハード」シリーズで有名なハリウッド俳優のブルース・ウィリスの日本語吹き替えを担当している声優さんです。

マスター・タイガー役もカンフー・パンダ3では変更し、女優の木村佳乃さんから本田貴子さんが担当となっています。本田貴子さんも有名な声優で「NARUTO」シリーズのみたらしアンコ役や「BLEACH」の石田雨竜の少年期役など数多くの役を担当しています。

カンフー・パンダ3でもマスター・モンキー役の吹き替えは変更なく石丸博也さんが担当します。石丸さんも有名な声優さんで、マスター・モンキー役のジャッキー・チェンの日本語吹き替えや「マジンガーZ」の兜甲児役などの声優を担当されています。

マスター・ヘビ役もカンフー・パンダ3ではタレントのMEGUMIさんから声優の朴璐美さんへと担当が変わっています。朴璐美さんと言えば「鋼の錬金術師」の主人公エドワード・エルリック役や「進撃の巨人」役のハンジ役など多くのキャラクターの声を担当しています。また、「金曜ロードショー」ではオープニングの作品紹介時のナレーションを担当するなど有名な声優さんです。

マスター・ツル役はカンフー・パンダ3でも真殿光昭さんが担当します。真殿光昭さんも「NINKU」の藍眺役や韓国俳優のクォンサンウさんの吹き替えを担当する声優さんです。

カンフー・パンダ3でのマスター・カマキリ役の吹き替えは変更なく桐本拓哉さんとなります。前作までは桐本琢也のお名前で担当されていましが、今作からは名前が変更しています。桐本さんも「アイアンマン」でしられるハリウッド俳優のロバート・ダウニー・ｊｒの吹き替え担当やベン・フォスターの吹き替えなど多くの海外俳優の吹き替えを担当しています。

カンフー・パンダシリーズ第3弾となる、カンフー・パンダ3のあらすじや声優などを紹介しました。今作も前作と同じように豪華なキャストで作られています。2017年8月26日にDVDとBlu-rayが発売されています。ここでの内容を参考にカンフー・パンダ3を楽しく見ていただければ幸いです。