銀魂で将軍の登場回が面白い！見逃せない暗殺編などネタバレ紹介

銀魂の将軍とは、江戸幕府第14代征夷大将軍の徳川茂茂のことを指し、モデルとなったのは徳川幕府第14代将軍の徳川家茂です。その身分も高くお堅い感じの銀魂の将軍様が、なぜここまで面白いと言われ、人気になったのか初登場から暗殺編までの登場回を見ていきましょう！

銀魂の将軍の記念すべき初登場回はキャバクラです。キャバクラ『すまいる』にて、風邪が蔓延してしまい、お妙以外の全員が休んでしまいました。そこに、松平公の紹介で幕府の重鎮が来店すると店長に言われます。そして店長は銀さんに可愛い子を紹介してほしいと泣きつきます。

銀魂の銀さんは不安が残る中、他の女性メンバーに声を掛けていきます。メンバーを集め、よしっ接待するぞという時に現れたお客様はなんと徳川茂茂こと将軍だったのです。

失敗すれば打ち首必須の接待が始まりますが、銀魂の女性メンバーはお構いなしです。王様ゲームこと将軍ゲームをやり始めてしまいます。しかし銀さん達のフォローむなしく、将軍はあっという間に全裸にされてしまいます。

ただ、そこで全裸に剥かれただけで終わらないのが将軍の将軍たる所以でしょうか。なんと、全裸のままゲームを続け、終いにはそのままキャバクラを飛び出し、江戸の町を全力疾走してしまいます。外で警護していた真選組をも巻き込み、街中が大騒ぎします。ただの接待をここまで大きな騒動に変えてしまう将軍の面白い行動力とその行く末を是非ともご覧になってください！

銀魂のこの登場回が一番好きって言う人も多い将軍の散髪回です！この話では、松平公の友達に将軍を会わせるために散髪屋に来たことをきっかけに、庶民の暮らしを知る将軍と、その将軍を銀さんたちが悪戦苦闘しながらも接客する面白い話です。しかも舞台であるそのお店は向かいのライバル店に圧迫され、今にも潰れそうな景気の悪い散髪屋『髪結床』です。設定から面白い話なのが滲み出ている回になります！

話しの始まりは、銀魂の銀さんの髪を切りに新八と神楽の三人で入った散髪屋の店主が、ひたすら銀さんに髷(まげ)を勧めてきます。髷なんぞ毛のないハゲの言い訳と一蹴する銀さんと店主との応酬が続き、なかなか髪を切りません。

そんな中で、暇つぶしに漫画を読んでいた銀魂の神楽が、漫画の続きがないと店主に文句を言います。店主は神楽の漫画のチョイスに共感してしまい、客は来ないからと銀さんたちに留守番を頼み、続きの漫画を買いに出てしまったのです。

そんなこんなで店を任されてしまった銀魂の銀さんたちですが、近藤や桂が来店し、気まずいながらも変装し接客することになります。近藤と桂の相手だけでも手が余る状況なのに、そこへ、この話の主役ともいえる将軍が来てしまいます。あまりの出来事に固まる銀さんと嘔吐する新八。神楽が将軍に接客しに向かいますが、新八の吐瀉物の臭いに神楽までもが将軍に嘔吐してしまいます。

打ち首獄門の危機に焦る三人に、さらなる試練が降り注ぎます。なんと神楽が将軍の髷を切り取ってしまうのです。気が動転した銀さんはその髷を光の速さで捨て、証拠を隠滅してしまい、終いには神楽の拾ってきた犬の糞を頭に乗せてしまいます。

あまりの惨状に耐えられなかった銀魂の銀さんたちは逃走し、指名手配にされます。残された将軍は庶民の散髪は劣悪な環境下に置かれていると判断し、その店を改修し瞬く間に江戸一番の髪結床にしました。

実のところ、何一つ解決していないのが、なんとも銀魂らしいと言われています。将軍の新しい髷と、見ているこっちがついつい笑ってしまう顔に、皆さんも目が離せないこと間違いなしです！

銀魂の二度あることは三度あるというタイトルの元、長谷川と銀さんの監視するプールにて江戸中のバカがどんちゃん騒ぎする将軍の登面白い場回です。

そんな中で、いつもの如く将軍が水練をしたいと言い出し、もっさりブリーフ派の将軍のお守りをすることになります。女性陣に苛められながらも水上騎馬戦などを行い、なんとか将軍に楽しんでもらおうとしますが、すべて裏目に出てしまいます。

しかし、さすがは将軍といったところでしょうか。周りの力を利用し、スタイリッシュに決める将軍の神々しさに、周りも思わずひれ伏す程でした。征夷大将軍の名は伊達じゃないということを証明するような回になっています。

急遽、真選組に松平公から慰安旅行に行けとの命令が下り、強制的に休みを取るように言われるところから話は始まります。何か裏があるだろうと踏んでいた真選組一同は、お忍びでスキーをしたいと言った将軍のお守りをすることになります。

銀魂の将軍の初スノボの護衛をすることになった真選組は、ヘリを使いながら将軍にスノボを教えますが、偶然にも旅行で来ていた万事屋や桂と鉢合わせます。その際のトラブルにより、気付けば全員で雪山で遭難のうえ将軍は行方不明になってしまいます。

銀魂の将軍の捜索は近藤さんに任せ、一行は吹雪を凌げる場所を探して模索します。しかし、桂はビックフットの巣を荒らし返り討ちに遭い、お妙はチュパカブラスをお得意のダークマターに変えたりといつもの面白いお約束が繰り出されます。

寝床も見つからないまま夜になり、途方に暮れていたところに熊の毛皮を着た将軍が登場します。生きてる！と思ったのも束の間、銀魂のお妙の蹴りにより将軍は崖下へ真っ逆さまに。救出した将軍は一部記憶を失ってしまい、銀さんの嘘の報告により全責任を取ると言い出す始末です。

避難場所である小屋で暖を取ることになった一行は、将軍の臭いについて言及します。傷ついた将軍はついに全裸になりますが、一行のせいで再び雪山に舞い戻ってしまいます。この環境下で生きてることが本当に奇跡です。

銀魂の将軍は捜索に来た真選組によって保護されますが、すっかりスノーボードに魅了されてしまった将軍は、それはもう立派な人間ボードになる銀魂の面白い登場回でした。

銀魂の月代や日輪の紹介で、伝説の花魁、鈴蘭から逆指名を受けた銀時は吉原へ出向きますが、そこに現れたのはかつての美貌の面影すらない、生きてるのがやっとの老婆でした。そこで、鈴蘭からかつての想い人の話を聞き捜すことになります。

銀魂の銀さんと月詠はふたりとも何とかして鈴蘭の「約束の男」を探し出そうと、それぞれ動き始めます。なかなか有力な情報が得られない中、新八と神楽からの情報で、鈴蘭の上客が何と先代将軍・徳川定定であることがわかります。

これはさすがに無理だろうと途方に暮れていた銀さんたちの前に、現将軍徳川茂茂の妹そよ姫が、お付きの爺や・六転舞蔵とともに彼らを出迎えてくれました。ここで判明するのですが、そよ姫と神楽は大の仲良しだったのです。銀さんたちの知らない所でのコネクションに戸惑いながらも城内への侵入に成功するのでした。

銀魂の見廻り組の監視がピリピリしている中、なぜか何をして遊ぶかという話になり、全力の缶蹴りが始まります。もちろん鬼は銀さん。だがここで銀さんの蹴った缶が将軍の額に炸裂し、倒れた将軍の影武者を演じることになり、そこで先代将軍と幕府の闇を知ることになります。そして、ここから物語が大きく進展していきます。

冒頭では、缶蹴りの被害で意識不明に陥った将軍を誤魔化すために銀魂の銀さんがあれこれと奮闘し、先代将軍をやり過ごそうとしますが失敗してしまいます。ですが、この短い尺の中で将軍は非常に多くの笑いを生産したといっても過言ではないでしょう。

ただ、面白いお笑いだけで済まないのが将軍の良いところです。天道衆ら奈落の首領・朧との闘いでピンチになった銀さんたちの前に茂茂の仲裁によって助けに来た真選組と見廻り組、加えて松平公の率いる警察部隊が現れます。

追い詰められた銀魂の定定公は天道衆を率いて吉原へ攻めようとしますが、銀さんたちによって失敗し解決します。しかし解決後、事後処理をしようとした天道衆を制し「これらの失態は止められなかった自分の責任」と定定公もろとも幕府の重役を辞職します。

しかし、傀儡を留めておきたい天道衆の意向により将軍職を続けることになり、今後の将軍暗殺編に繋がっていきます。

銀魂のタイトル通り将軍の登場回、そして暗殺編という事でシリアスな話が続いてきます。ネタバレになりますが、先の一国傾城編にて、将軍が生きてることに不満を持った一橋派の動きが活発になり、将軍が暗殺の危機にあると判明します。

銀魂の将軍を守るために万事屋や真選組、御庭番衆が協力し、将軍の影武者を三人用意します。生きてるかどうかの情報も錯乱させる為、それぞれ、陸路、海路、空路に影武者を置き、京へ向かいます。

ここで、銀魂の将軍と御庭番衆の過去が明らかになり、どういった心境で皆がこの件に挑んでいるかが分かります。そして全蔵の活躍により、一時は敵の眼を誤魔化しますが、再び将軍たちはピンチに陥ります。

銀魂の伊賀の村に逃げ込んだ一行の前に夜兎と高杉率いる過激派の面々が現れます。徐々に消耗していく一行の前に、ついには天道衆までもが登場します。絶望的な中でも強く前を向く将軍と銀さんたちの必死の攻防により、ひとまず戦いは拮抗状態になります。

そこへ銀魂の松平や沖田ら真選組が合流し、戦いは止まります。銀魂の茂茂と喜喜、2人が将軍となったことで、茂茂は将軍の制度を廃止すること決意します。ネタバレになりますが、その後銀魂の将軍は京へ行き、喜喜は江戸で将軍となります。将軍は京で再起を図るべく、かつての仲間たちを集めます。 その中には将軍の幼馴染の姿もあり、「もうこの世にあなたの味方などいない」と言われ、毒針を刺されます。

その後場面は変わり、茂茂は一人縁側で空を見ています。そして、そよ姫の淹れたぬるい茶を飲み、そよ姫の膝の上で永遠の眠りにつきます。

ネタバレになりますが銀魂の暗殺編での将軍の出番はここで終了です。なんとも後味の悪い最後ですが、生きてるかもしれないと読者に思わせる場面もあるので、もしかしたら生きてる将軍に会える日がまた来るかもしれません。是非これからも、銀魂の将軍の活躍に期待して楽しく見ていきましょう！