銀魂の神楽の破天荒・かわいい画像！その魅力や5年後の大人の姿も紹介

銀魂は空知英秋先生原作の漫画です。週刊少年ジャンプにて現在も連載中です。空知先生は銀魂が初めて連載作品で、属性をSF人情なんちゃって時代劇コメディーと表現しています。ドタバタギャグストーリーが基本ですが、シリアス路線もあり、クライマックスに向けて主要なキャラクターの死などの描写もあり、複数の長編で繋がっています。

銀魂は江戸時代末期「天人（あまんと）」と呼ばれる宇宙人の襲来を受け、地球人と天人の間に攘夷戦争が勃発します。しかし、江戸幕府は天人の力を前に弱腰になり、開国してしまいます。攘夷志士達は天人に逆らったとして弾圧の対象となり、廃刀令により、侍は弱体化していきます。20年後、侍魂を持った坂田銀時と出会った志村新八は万事屋で働き、神楽や定春が転がりこんできます。

神楽は銀魂のメインヒロインで万事屋にて住み込みで働いています。宇宙最強の戦闘民族で絶滅寸前の「夜兎（やと）族」の生き残りです。普段は「～アル」をつけたチャイナ口調で話しますが、共通語や関西弁を話すこともあります。口が悪く、破天荒な性格ですが、母性的な面もあり、優しい一面もあります。夜兎の特性で食欲旺盛です。夢は父の星海坊主と一緒に宇宙一のえりあんはんたーになることです。

万事屋の銀時とは同じ屋根の下で暮らしており、「銀ちゃん」と呼んで慕っています。銀時は神楽の事をとても大事にしていて、神楽も強く慕っている親子、家族同然の関係ですが、言葉の端々で一言では言い表せない関係が見え隠れしています。新八とはよく組むことがあり、彼のピンチに夜兎の血を暴走させる描写もあり、家族同然に大切に思っています。定春にも愛情深く接していて万事屋をもう一つの家族と表現しています。

「劇場版銀魂完結編万事屋よ永遠なれ」では5年後の世界で万事屋として活動しています。クールで大人の色気を放つ巨乳美人へ成長し、破天荒さはなくなっています。5年後では銀時の服をチャイナ服に風にあつらえたものを着ています。銀時が姿を消し、新八とは万事屋について意見が対立して袂を分かってしまった為、明るい性格は鳴りを潜め、冷めたような言動が目立ちます。声優を使いこなしたツンデレと言われています。

神楽の魅力と言えば食い意地のはっているところでしょう。食べ物にもポリシーがあり、酢昆布を食べている所はかわいいです。明るい笑顔も魅力的でかわいいですし、夜兎の血や自分の過去に俯かず、前を向いて立ち向かう強さも魅力の一つです。自分に負けないぐらい強くなりたいと努力する神楽はとても魅力的にうつります。

2年後や5年後の神楽はクールで美人な女性に成長しています。見た目だけでも魅力的ですし、落ち着いた表情や口調も女性らしくてとても魅力があります。元気いっぱいのかわいい神楽も魅力であふれていますが、女性らしく成長したクールな美人神楽も魅力がいっぱいあります。

銀魂の神楽の声を演じているのは声優の釘宮理恵さんです。「灼眼のシャナ」のシャナ役や「ゼロの使い魔」のルイズ役、「ハヤテのごとく」の三千院ナギなど、ツンデレキャラの声を演じることが多く、熱狂的なファンが多くいます。ジャンプフェスタでは下ネタ嫌いを告白しており、銀魂と言えば下ネタのオンパレードでもありますので、破天荒で下ネタの多い神楽を演じきる釘宮さんのプロ根性が素晴らしいです。

銀魂の実写版映画で神楽を演じるのは「千年に一人の美少女」とさえ言われた橋本環奈さんです。神楽と言えば鼻をほじるシーンもあり、破天荒な神楽をあの橋本環奈にやらせるのか？とネット上では心配の声すらあがっていました。激しいアクションシーンもありますし、変顔などもありますので、普段とは違う橋本環奈さんが見られたのではないでしょうか？橋本環奈さんの神楽のクオリティが高くかわいいという声が多くあがっています。

銀魂に出てくる万事屋の正式名称は「万事屋銀ちゃん」でかぶき町周辺の依頼を引き受け、浮気調査、ペットの捜索、探偵業から人類の危機を救うなど、様々な仕事をします。店舗では銀時、神楽、定春が住んでいて、新八は時々泊まりにきます。銀時は万事屋を「坂田家」と称することもありますが、作者の空知先生は疑似家族ではなく、言葉では表せない関係性、万事屋にしかない絆を描きたいと言っていました。

銀魂の坂田銀時（さかたぎんとき）は万事屋銀ちゃんを営んでおり、神楽、新八の上司でもあります。無職ではありませんが、仕事は不定期で安定した収入はありません。普段は「マダオ」「ニート侍」などと呼称されますが、決めるときは決める為、周りからは厚い信頼を得ています。仲間を大切に思っていて、世話になっているお登勢が傷つけられた時は本気で怒り狂うシーンもありました。

志村新八（しむらしんぱち）の実家は剣道道場で姉のお妙と共に暮らしています。銀魂の中では数少ないツッコミ役ですが、地味な少年です。童貞で女性に免疫がなく、ヘタレな部分もありますが、強い信念を持った侍です。アイドルの寺門通親衛隊の隊長で、寺門通に関わることでは性格が豹変します。姉のお妙は女手一つで育ててもらったことからとても慕っており、シスコンです。

万事屋のマスコットキャラクターの定春（さだはる）は白い犬ですが、身長170㎝もある宇宙生物です。万事屋の前で段ボールにいれられて捨てられている所を神楽に拾われて以来、万事屋で暮らすことになりました。神楽と行動を共にすることが多いです。銀時と新八にしょっちゅう噛みついています。定春の正体は大地の流れ「龍脈」が噴出する場所「龍穴」を守護する「狛神（いぬがみ）」です。

銀時と神楽は同じ屋根の下で暮らしている事もあって親子同然の扱いを受けます。実際、二人の行動は似通っている部分が多々あります。お互いに大切に思っていて、神楽のピンチには体を張って守りますし、神楽も銀時のピンチには体を張って守っています。お互いに支えあっている所を見ていると、血のつながりはなくても家族だとわかります。

神楽は銀時によく似た赤ちゃんに「銀楽」という名前をつけて母親のように接していました。「銀」は銀時からとって「楽」は神楽からでしょうから、無意識に夫婦に例えたのでしょうか？神楽の母性が見えた瞬間ですが、親子同然の扱いを受けている二人の言葉には言い表せない関係性が見えた瞬間でもあるでしょう。

神楽と新八は銀時の助手であり、二人で行動することが多いです。神楽と共に銀時の心の支えとなり、戦いでは共闘します。神楽に彼氏ができた時は動揺する銀時達を宥めていましたが、本当は寂しかったと打ち明けている描写もあり、兄と妹のような関係を築いています。夜兎の本能にのまれた神楽を必死になって戻し、自分達の弱さを知り、強くなりたいと二人で修行したり、仲のいい関係です。

破天荒な神楽と常識人の新八はいがみあうことも多いですが、神楽のピンチには必ず新八が助けに駆けつけます。普段は新八をぞんざいに扱う神楽ですが、新八が命の危機に瀕した時、夜兎の血を暴走させて敵を倒すなど、新八を心から大切にしている事がわかる話もありました。5年後では万事屋の方針でぶつかり合ってしまいましたが、徐々に昔の仲の良さを取り戻しています。

神楽の家族は父、母、兄で、母の江華（こうか）は故人です。父親の星海坊主（うみぼうず）はえりあんばすたーで銀魂の中では最強クラスの実力の持ち主です。兄の神威は春雨の幹部で、小さい頃、星海坊主を殺そうとして返り討ちにあい、家を出ました。星海坊主はそれ以来、家に寄り付かず、病床の江華の傍には小さな神楽がいました。消息不明だった神威とは吉原で再会しています。

夜兎の母性、徨安で星海坊主と出会いました。美人ですが、クールであまり表情が変わりません。徨安の過酷すぎる環境に適応した一族の最後の一人です。徨安から噴き出したアルタナの影響で徨安以外では生きられない体になってしまいましたが、星海坊主と共に星を出て、結婚後、神威、神楽を出産しますが、神楽の出産以降、急速に弱ってしまい、江華の件で家族がバラバラになってしまいました。

神楽の父の星海坊主の本名は神晃（かんこう）で、「夜兎の生ける伝説」と言われるぐらいの実力を持ち、戦艦を数隻一人で撃ち落とせます。江華を元気にする為にアルタナを集めていましたが、その甲斐なく、彼女は亡くなります。息子の神威に襲い掛かられた時、左腕を失い、神威を殺しかけてしまった事で家族から距離を取ります。銀時の事は神楽の保護者として信頼している描写もあります。

神威は闘争本能と殺意の塊で、殺さない神楽と対照的に殺すことに一切の躊躇いがありません。小さい頃は神楽の子守をよくしていて、母親の悪口を言う不良を叩きのめすなど、家族思いでした。江華の病の原因は父が彼女を故郷から連れ出したせいだと知り、自分達のせいで母が苦しんでいると勘違いしてしまいました。親殺しの風習に従い、父を殺そうとしますが、返り討ちにあい、家を出て消息不明になります。

神楽の事を溺愛していて、地球に行った娘を心配して追いかけてきて連れて帰ろうとした事もあります。神楽のピンチには体を張って守り、助からないかもと分かった時は共に死ぬ事を選ぶぐらい娘を大事にしています。神楽の意志を汲んで地球に残ることを許しましたが、同じ屋根の下で暮らす銀時とは衝突が絶えません。神楽が懐いているのを知っており、保護者としての銀時の事を信頼している描写もあります。

神楽に彼氏ができた時は銀時と同じぐらい動揺し、自然を装うとしますが、娘の彼氏を前にしてなかなか冷静になれない所は微笑ましい光景です。神楽が連れ去られそうになった時は、血の雨を降らし、神楽を守りました。娘の旅立ちには寂しそうにするなど、父親らしい表情を見せることもあります。

消息不明だった神威と吉原で再会して以降、ぶつかり合い、故郷の洛陽で命がけの兄妹喧嘩をしました。守られてばかりだった神楽ですが、父と兄のぶつかり合いを止めに入れるようになりました。銀時の力を借りて、神威に自分の想いを届け、神威を家族に戻すことが出来ました。銀時を庇った神楽に一瞬躊躇った神威の中にバカ兄貴残っている事がわかった時は感動する人も多かったでしょう。

神楽はとにかくよく食べます。ジャンプヒロインではここまで大食らいのヒロインはいないと思いますので、破天荒と言えるでしょう。夜兎の特徴ですので仕方ありませんが、万事屋のエンゲル係数は神楽の登場により、跳ね上がったはずです。食い意地もはっており、銀時からは「胃拡張娘」と言われるぐらいです。よく食べ、よく寝て、すくすく育ってほしいという声が多いようです。

神楽と言えば、年頃の娘でありながらかなり下品です。登場時はそうでもない印象がありましたが、回を重ねるごとに下品な物言いをするようになりました。これもジャンプヒロインではあまり見られない破天荒さと言えます。ただ、下品なところも銀魂ヒロインでは重要ですし、神楽の持ち味とも言えます。アニメ化の時は声優の釘宮さんにそんなことを言わせるのかとどよめきもありました。

ジャンプヒロイン史上、初とさえ言われているヒロインが吐く「ゲロイン」が神楽です。とにかく吐きます。ヒロインに吐かせるジャンプ漫画はあまりないでしょう。かなり下品で、破天荒な神楽がよく出ています。一度や二度ではない汚い役をヒロインにやらせるのはすごいですね。他のジャンプヒロインとは一線を画すゲロインの破天荒な神楽ですが、そこがいいという声も多くあります。

神楽と言えば鼻をホジるシーンがよくあります。これもヒロインにあるまじき行為といえるでしょう。銀時の真似をしているだけなのかもしれませんが、年頃の女の子が堂々と鼻をホジるシーンはなかなか見られないでしょう。ヒロインの中でもかなり破天荒で、かわいい外見をしているだけに残念な銀魂ヒロイン神楽です。

神楽と言えば笑顔がかわいいと言われています。悪どい顔や鼻をホジるシーンも多々ありますが、それ以上に笑顔が魅力的なヒロインです。神楽の笑顔はとてもかわいいのでアニメだと画面が華やかになります。年相応の魅力的な笑顔を見せてくれる神楽がかわいいとファンはメロメロです。

神楽の怒り顔がかわいいという声もあります。真選組一番隊隊長の沖田とは犬猿の仲で会えば必ず喧嘩します。口だけでなく、殴る蹴るなどの殴り合いの喧嘩をすることも多々あり、怒り顔もよく見せます。全力で怒る神楽はかわいいです。怒り顔さえかわいいと言われるのも神楽の魅力の一つでしょう。

神楽のかわいらしさが目立つお話と言えば、自分の携帯を持つことが出来た話でしょう。嬉しそうに携帯を持ち、銀時と新八にいつでもメールを送る神楽の浮かれた様子がかわいいの一言です。携帯を持って嬉しそうな笑顔を見せる神楽の表情はファンの心を鷲掴みにしています。

神楽のかわいさが光るお話と言えば、傘の回です。かわいい傘を差す女の子達に憧れる神楽に銀時と新八がかわいい傘を買ってあげるお話です。かわいい傘を買ってもらい、雨の中嬉しそうに傘を差す神楽の笑顔はとても輝いていて魅力的でした。最後は傘を手放し、ボロボロの傘を差していましたが、銀時と新八が声をかけてきて三人で帰る姿は家族そのものでした。

銀魂のエンディングで着ている神楽のウェディングドレス姿はとてもかわいいです。普段はチャイナ服を着ている神楽がウェディングドレスを着ると新鮮ですし、大人びて見えます。星海坊主が見たらあまりのかわいさに感涙するか、相手を全力で殺しにいくかの二択でしょう。まだ着る機会はないと思いますが、神楽のかわいさが際立つエンディングです。

銀魂の中でドット化する話がありますが、ドット絵で泣く神楽がかわいいです。神楽本人は至って真面目に困っているのだと思いますが、見ている方はかわいいとほっこりしてしまいます。涙がちょちょ切れて流れていく表情がとてもかわいいですね。普段は見られないので新鮮なドット絵です。

万事屋のみんなといる時の神楽の表情はとても魅力的です。笑顔がとっても可愛いです。やはり、万事屋の中にいると神楽の笑顔はとても素敵に映りますし、神楽は笑顔が一番似合うヒロインです。

5年後の世界は「劇場版銀魂完結編万事屋よ永遠なれ」の世界の事です。アニメシリーズの完結編ということで原作者空知先生がストーリーとキャラクター原案を手掛けています。主人公の坂田銀時の過去にまつわるストーリーもかかれています。5年後では銀時は亡くなっていて新八と神楽は万事屋の方針で意見がぶつかり、袂をわかっています。二人とも戦闘能力は格段にあがっています。

5年後の神楽は明るい笑顔はなく、破天荒な性格も落ち着き、母親の江華に似た雰囲気をしています。かわいいというより、美人に成長した神楽は魅力的ですが、影を落とした表情をすることが多いです。髪の毛も伸び、背丈も伸びて、すっかり大人の女性に成長していますが、銀時も新八も傍におらず、寂しそうに見えます。

過去の銀時が未来にきたことで、5年後の神楽と新八の止まっていた時間が動き出し、万事屋が復活しました。銀時の着物をチャイナ服風にして着ていた神楽も昔のチャイナ服と髪型に戻り、やはり神楽と言えばこの格好で銀時たちの傍にいるのが一番よく似合っています。表情もとても生き生きしています。

5年後の世界で、新八と敵対するような関係になってしまった神楽ですが、銀時が戻ってくると昔のようなノリで騒ぐ万事屋にほっこりしますね。銀時がいると昔のように戻ってしまう二人は見た目が変わっても、口調や表情が変わっても、中身は変わっていなくて、銀時と同じように安心して、万事屋のやりとりに笑ってしまうファンの方も多くいたことでしょう。

5年後の神楽と新八はお互いに冷めた表情をしているのが印象的です。銀時という柱を失ってしまった事で、二人とも辛い思いをしてきたと思います。新八は格好良く、神楽は魅力的に成長しましたが、笑顔を失ってしまった二人を見て、悲しい気持ちになったファンも大勢います。万事屋と言えば笑顔が一番なのに、神楽と新八の影のある表情に銀時も驚いた方も多いようです。

戦いの中で常に成長を続けていて、心も体も少しずつ神楽は大人になっています。二つの家族を大事にしている神楽がいつか自分の夢を果たした時、出会いと別れがあるでしょう。それでも、神楽の最大の魅力である笑顔を曇らせることなく、生きていってほしいですね。厳しい戦いは続きますが、神楽と神楽が大事にしている人達が無事に戦いを生き抜けるよう、祈りましょう。