2018年10月03日公開
2018年10月03日更新
ちはやふるの綿谷新・あらたはどんなキャラ?千早への告白シーンや恋愛の行方は?
末次由紀先生による『ちはやふる』は競技かるたを題材とした作品で、漫画・アニメ・映画となり大ヒットを飛ばしています。『ちはやふる』は少女漫画でありながら恋愛要素はほとんどなくスポ根に近く老若男女に読まれています。今回は『ちはやふる』に登場する綿谷新(あらた)にスポットを当てて魅力を徹底調査していきます。新(あらた)と千早の恋愛の行方は?太一との関係は?実写映画を演じる俳優や、声優の情報も満載にお届けします!
目次
ちはやふるの綿谷新が気になる!あらたの恋愛の魅力に迫る!
『ちはやふる』と言えば競技かるたを題材とした人気コミックであり、アニメ・実写映画と大ヒットを飛ばしています。今回は『ちはやふる』の中でも重要人物である綿谷新の魅力を徹底調査していきます!綾瀬千早への告白で恋愛の進展は?ライバルである真島太一との関係は?など実写映画の俳優やアニメ版の声優もまとめて紹介していきます。『ちはやふる』アニメ3期が始まる前に綿谷新について改めて知っていきましょう!
ちはやふるとは?
ちはやふるの原作は?
『ちはやふる』は末次由紀先生による競技かるたを題材とした少女漫画です。講談社「BE・LOVE」にて2008年から連載を始め、2018年8月現在でコミックは39巻出ています。主人公の綾瀬千早がクイーンを目指し日々奮闘するストーリーであり、恋愛メインの少女漫画ではなくスポ根に近い躍動感のある描写で人気を集めています。『ちはやふる』の人気は現実社会の競技かるたの浸透や育成にも深く影響を及ぼしています。
『ちはやふる』の末次由紀先生が漫画家として活動を再開始めたときに担当編集者から「かるた」を提案されたのがきっかけとなり『ちはやふる』を描き始めることになります。タイトルの『ちはやふる』=勢いの強いさまという意味を主人公が知り表現していく物語なんだそうです。本来競技かるたでは「ちはやぶる」ですが、タイトルは濁音が付かずに「ちはやふる」と清音のまま発音します。
ちはやふるのアニメは?
『ちやはふる』のアニメは2011年10月から3月まで第1期が放送され、2013年1月から6月までは第2期が日本テレビにて放送されました。瀬戸麻沙美さん、宮野真守さん、細谷佳正さんら人気声優を起用しアニメ化されたことで『ちはやふる』は更に人気作品となりました。また2019年にはファン待望の第3期が決定しておりキャスト陣も喜びのコメントを寄せています。まだ日時は決まっておりませんので続報が待たれます。
ちはやふるの実写映画は?
2016年には『ちはやふる-上の句-』『ちはやふる-下の句-』、2018年には完結編の『ちはやふる-結び-』が公開され興行収入は10億円を突破し大ヒットとなりました。人気若手俳優の綾瀬千早を広瀬すずさん、真島太一を野村周平さん、綿谷新を新田真剣祐さんたちが演じ大きな話題となりました。原作と異なるもののラストはしっかりとまとまっておりファンも納得の出来だったのではないでしょうか?
ちはやふるの綿谷新とは?
ちはやふるの綿谷新(あらた)の魅力①幼少期
『ちはやふる』の綿谷新は12月1日生まれのO型、身長173cm、祖父はかるた会で有名な永世名人で、現在福井南雲会A級選手です。東大里小学校に6年生の時に転校するも、福井弁で話していたためイジメられ、生活は苦しく新聞配達をしていました。ある日、新聞配達をしているところを千早に見られてしまいます。そのことでからかわれるかと思いきや尊敬の眼差しを送られ、このことがきっかけで新と千早は仲良くなります。
仲良くなったことがきっかけで、新は自分の得意なかるたを披露し、千早はかるたの魅力に憑りつかれていきます。徐々に仲良くなる2人ですが、千早に恋心を抱いている太一はそれが面白くなかったため新を仲間外れにしようとします。そんな時に校内でかるた大会が開かれ、太一は新に難題を吹っ掛けたうえで更にメガネまでを隠してしまいます。そんなハンデにも臆することなく立ち向かう新に太一は負けを認め謝罪します。
この事件をきっかけにし新と太一は友情を深めることになります。こうして新により千早と太一はかるたの世界に足を踏み入れ、原田先生が指導する府中白波会に入門し本格的に競技かるたを始めます。小学校卒業後、祖父が倒れたことで福井に戻ることが決まり、思い出にと「チームちはやふる」を3人で組み全力で取り組むも敗北してしまいます。かるたをやっていればまた会えると約束をし、小学校卒業後3人は離れ離れになります。
ちはやふるの綿谷新(あらた)の魅力②かるたへの情熱を取り戻す
永世名人の祖父を持ち、福井県のかるた大会では永世名人の孫として名前が知られまた実力もあり小学校1年生から5年生まで競技かるたでは優勝していました。小学生の時、慕っている祖父が倒れたことで福井に戻り看病をしつつも、祖父に背中を押され大会に出場していました。しかし、その時に祖父は息を引き取り看取れなかったことを悔やみ、新は競技かるたから身を引いてしまいます。
1年間かるたから身を引き、気落ちしていたところに小学生の頃と変わらない千早が目の前に現れます。彼女のかるたに対するあの頃と変わらない熱意を受け一度は拒絶するものの、千早と太一と出会ったことでかるたへの情熱を取り戻していきます。本屋でアルバイトをしつつ、千早たちの高校が都大会で優勝したことで徐々に連絡を取り合うようになり同時に千早への想いも再熱していきます。
千早と太一に再開し、瑞沢高校のかるた部を目の当たりにし新自身もかるた部を創設したいと強く思うようになります。ですが、新の通う藤岡東高校にはかるた部はなく学生かるたも個人戦のみでエントリーしていました。しかし、旧友のチームの人数が足りず急遽数合わせで参加することになりましたが、大会運営にバレてしまい問題視されることになります。そんなピンチを救ったのは現在のクイーン・若宮詩暢でした。
彼女の計らいにより事が大きくならずに済み、個人戦で対戦することになります。若宮詩暢は高校生個人戦では無敗でしたが、新は詩暢を破りA級優勝し本調子を取り戻します。詩暢も新の復帰を喜びますが、かるた部を作ること、喜びを分かち合いたいことを伝えると途端に彼女はがっかりし軽蔑します。新にとっては千早と太一に再会したことがいい刺激になり2人と戦える強いチームを作ることを目指します。
ちはやふるの綿谷新(あらた)の魅力③太一とは最大のライバル
真島太一とは良き友人であり、恋のライバルでもあります。小学生の最初の頃は無視したり、イジメたりと卑怯なこともされていましたが「チームちはやふる」を組むまでに仲良くなります。一方で互いに千早が好きだという認識もあり三角関係になっています。新と太一が共に向き合い対戦する『ちはやふる』194話からの名人・クイーン戦挑戦者決定戦の展開には胸が熱くなったファンも多いのではないでしょうか?
感じの良さを持つ新や、その他ライバルに勝つために現在の名人である周防に弟子入りをし修行を積み重ねた太一は師匠の原田先生を破り東日本代表となります。新は西日本代表となり、本気でぶつかり合います。1回戦、太一の嫌味な守りがるたにお手つきをしてしまう新はペースを乱されていきます。試合が進むにつれ、新にしては珍しく自分の撮り札だと声を荒げます。新の焦る様子を目の当たりにしても太一は動じることはありません。
1回戦は新が勝利したものの、本当は太一の取り札だったのに自分の取り札だと主張したことが卑怯に思えて太一とある約束を交わします。それは運命戦になったら札を太一に譲ることです。そして2回戦がはじまりますが、あまりにも緊迫した雰囲気に千早たちが空気を入れ替えるために窓を開け放ちます。千早たちの行動のおかげで、新も太一も気持ちを切り替えていきます。
新は祖父がライバルと戦っている姿を思い出し、容赦なく攻め込んでいきます。少しづつ差が開き始めるも太一も2連続で連取し、2回戦は運命戦にもつれ込みます。札が読まれた瞬間、新は約束した通り太一に札を譲り2回戦目は太一の勝利に終わります。そしてラストの3戦目、鬼の形相の新は16枚の差で大幅にリードをしてました。太一も奮闘するものの、新が連取し試合、挑戦者は新に決まります。2人は健闘を称えあいました。
ちはやふるの綿谷新(あらた)の魅力④競技スタイル
綿谷新の競技スタイルは亡き祖父・永世名人の姿を思い出させるような「守りがるた」と感じの良さを武器にし天才的なかるたのセンスを持っています。「守りがるた」とは自陣の札を素早く取ることを目的としています。なので送り札のときは決まり字の短い札は送らず自陣に置いておきます。太一も「守りがるた」で対戦時はここぞというときは攻めの姿勢もみせました。
新の競技スタイルである「守りがるた」のメリットとしては、相手の狙い札を自陣に置くことで潰すことができ、枚数差がある時は自陣の札が読まれやすくなるため差を縮めやすくなります。感じの良さも鍛えられるため、新にとっては最高の競技スタイルと言えます。しかし、相手の手に釣られてミスが増えたり、敵陣に短い札や、手を出しにくくなるというデメリットも存在します。
また新は「後の先」も得意としています。「後の先」は文字通り相手より後に動き始めて先に札を取ることができるというものです。「守りがるた」を得意としていれば自然とこのスタイルも身に着くもので、相手が自陣に手を出してきた場合距離があるので、「後の先」でも有利に札を取ることが可能です。ただこのスタイルは長年かるたをやっているからこそ身に着く技術なのだそうです。
ちはやふるの綿谷新(あらた)の魅力⑤クイーンの若宮詩暢とはどんな関係?
『ちはやふる』の若宮詩暢は圧倒的な強さを見せる現クイーンであり、競技スタイルは新と同じく「守りがるた」です。小学生全国大会にて毎年1回戦で綿谷新に全敗しているため特別視しています。彼の強さを認めており、新と戦うためなら頭を下げることもできます。ただ、なかなかその機会が訪れず、雪辱は果たせていません。新には恋心というよりもかるたの同志でありライバルだと思っています。
新と詩暢のエピソードが『ちはやふる』12巻に記載されています。先ほど少しだけ語りましたが、高校のかるたの大会に個人戦でエントリーしていましたが、旧友の頼みでなぜか団体戦に出場する羽目になります。序盤は自分が綿谷新だとバレてはいけない大人しくしていました。自分以外のメンバーは勝てないことに苦しみ、新はその姿を見て何もしてあげられず悔しく思います。
代理と言えどもバレるわけにはいかないはずなのに、メンバーの姿を見て本気を出し始めます。その結果、団体戦に出たことがバレて個人戦出場停止の危機に陥ります。そんな時に詩暢が「あんたは私と戦いたくないんか」と一言、その後詩暢も一緒に頭を下げるのでした。詩暢が頼み込むほどに新は強く、自分と張り合えるのは新しかにないと思っているのかもしれません。
ちはやふるの綿谷新(あらた)の魅力⑤福井弁がたまらない!
新といえば原田先生からのあだ名「メガネくん」はもちろんのこと、穏やかに話す福井弁がとても魅力的です。福井弁は、嶺北と嶺南で大きく分かれ、新の住む場所は福井県あらわ市で嶺北の方言になります。原作ですと、アクセントやイントネーションが分かりにくく関西弁に近いイメージを持ちますが、声優や俳優の演技のおかげで福井弁に胸キュンする読者も多いのではないでしょうか?
アニメ版でちはやふるの綿谷新(あらた)を演じている声優は誰?
『ちはやふる』アニメ版で綿谷新を演じているのは細谷佳正さんです。高校時代進路に悩んでいた時に友人に勧めらたアニメに感銘を受け声優になる決意をします。声優デビュー当初は洋画の吹き替えがメインでしたが、2007年に『テニスの王子様』で白石蔵ノ介役を演じ徐々にアニメの仕事も増え始めます。2014年、2016年には声優アワード助演男優賞受賞、2017年には喉の治療のため一時休業します。
現在は復帰しており様々な役を演じています。『ちはやふる』の綿谷新以外の主な出演作は、『黒子のバスケ』日向順平役、『進撃の巨人』ライナー・ブラウン役、『ダイヤのA』結城哲也役、『ハイキュー!!』東峰旭役、『Free!!』山崎宗介役、『機動戦士ガンダム』オルガ・イツカ役、『あんさんぶるスターズ!』氷鷹北斗役などがあります。また演じる役は方言を話すキャラクターが多いのも特徴です。
ちはやふるのあらたの千早への告白シーンとは?
ちはやふるの綿谷新と綾瀬千早との出会い
ここからは現在、三角関係である恋愛面をまとめて見ていきましょう。『ちはやふる』の綿谷新と綾瀬千早の出会いは先ほどのプロフィールでも書いたように小学校6年生の時になります。新聞配達をしていたこと、方言で話していたこと、かるたが得意なことどれも馬鹿にせず尊敬のまなざしを送ってくる千早に新は徐々に惹かれていきます。まだ小学生の頃は好意は持ちつつも仲の良い友人の1人だったのではないでしょうか。
暫く離れ離れに過ごし、またかるたで会えると信じていたましたが祖父が亡くなり、落ち込んでいるところに千早は小学生の頃と変わらない情熱をもって新の元に訪れます。新も千早の熱意を受け再びかるたを始めますが、常に隣にいる太一や変わらぬ千早の姿を目の当たりにし恋愛感情にも火がつきます。最初は太一に対して遠慮していましたが新は徐々に千早の前で感情をストレートに出し始めます。
アルバイト先の本屋さんで千早の姉の写真集を手に取り、水着姿の千早を想像し赤面するという男子高校生らしい一面も垣間見れました。高校3年生の夏には後輩の女の子から全国大会で頑張ったら付き合ってくださいと告白するも、「ごめん、好きな子がいる」と即答に断っています。千早一筋なのが良くわかります。新派のちはやふる読者は千早と上手くいってほしいのではないでしょうか。
綿谷新の告白シーンはちはやふる23巻
『ちはやふる』の物語の中でも数少ない恋愛シーンには思わず胸キュンする読者も多いのではないでしょうか?その中でも『ちはやふる』の23巻の新の告白シーンは特に胸キュンものです。『ちはやふる』23巻は新が高校2年生の秋、周防名人への挑戦権をかけた戦いがはじまっていました。千早と太一の師匠である原田先生と新の対決です。原田先生の熱意と圧巻の実力で新をねじ伏せ勝利します。
新は小学生の時にお世話になった原田先生の挑戦権獲得に喜び、千早も原田先生に祝福も送るも奮闘した新に駆け寄ります。新は試合終了後畳に仰向けに寝転がり、「千早なら終盤どうしたか」と千早に問いかけます。千早は「攻めがるただから、手に入れたいものほど手放すの。必ず取ると勝負に出るの」という彼女らしい言葉を聞き、新は小学校の時の千早のセリフを思い出します。
「ずっと一緒にかるたしようね」と、昔の楽しかった時の頃を思い浮べ自然と笑みが零れます。そして「好きや、千早」と一言。その声は大きくかるた部のカナちゃんと太一を好きな後輩の菫ちゃんにもはっきり聞かれてしまいます。いつも一緒にいる太一ですら告白はしておらず、新が1歩リードの状態です。告白後千早はしばらく固まったままでしたが、顔を真っ赤にしてどこか嬉しそうな様子でした。
ちはやふるの太一の千早への告白シーンは?
ちはやふるの真島太一と綾瀬千早との出会い
「ちはやふる」の真島太一と綾瀬千早は太一よりも先に小学校で出会っており、昔からちょっかいを出していたようです。好きな子にはちょっかいを出したくなるという小学生ならではの男子の行動です。小学校卒業後は中学が別々だったため離れ離れになりますが、瑞沢高校に進学し、千早と再会します。中学はサッカー部で、高校もかるた以外のことをするつもりでいましたが千早に引っ張られる形でかるた部を創設することになります。
ちなみに千早と出会う前は彼女がいましたが、すぐに分かれてしまった模様です。新が遠くにおり、いつも近くにいる太一は千早の良き理解者であり本人にだけ気付かれない恋心を抱いています。かるた部の部長であり周りに気を配り、戦術、士気を高めたりとリーダー力はかなりのものなので突然退部してしまった際は、瑞沢かるた部の支柱がいなくなり連覇を果たすことができませんでした。
例え、他の子と付き合っていたとしても太一の心にはずっと千早ただ1人なのでしょう。告白後かるた部を退部しますが、かるたは辞めておらず、いままで頑なだった太一の母親の心を動かす程に急成長を遂げました。今では太一と戦えるほどになり、自分の得意のスタイル守りがるたでありながら「嫌らしいかるた」で勝ち進み、挑戦者決定戦のときには小学生の頃のように短髪になって新たちの前に現れました。
真島太一の告白シーンはちはやふる26巻
『ちはやふる』の真島太一が千早に告白したシーンは『ちはやふる』26巻に乗っています。コミックの帯にも「あなた一人を、想ってきた-。」とあり太一の心情が現れているようです。かるた部に活気が出るようにと、かるた部女子組が千早の家に集まってバレンタインのチョコを作ります。おしゃべりをする中で千早は太一を思い出し、苦しそうな太一を見ていられないと涙を零します。
その涙は恋愛目線ではなく、あまりにも太一が近くにいすぎて幼馴染のような感覚になっています。バレインタインチョコは渡すことができず、代わりに菫ちゃんが太一にチョコ(塩辛)を渡すのですが「好きな人に好きって言ってください」とエールを送る内容でした。その後最近元気のなかった太一を励ますために千早が有志を募り大会が開かれ、久々に太一は笑顔を見せます。太一へのサプライズが成功したあと春休みに入ります。
休日にたまたま部室に居合わせた千早に向かって太一が語り始めます。小学校の時を思い出し、卑怯じゃない人間になりたかったと、千早に嫌われたくなかったと、そして「好きなんだ、千早が」精一杯の太一の告白にチャイムにかき消そうなほど小さな声で「ごめん」と千早に振られてしまいます。『ちはやふる』の恋愛は胸が締め付けられるほど切なくなる読者も多いのではないでしょうか?
ちはやふるの千早は太一と新どっちが好き?恋愛の行方は?
ちはやふるの千早は新が好き?
ここからは『ちはやふる』の千早が新に告白されたときの反応を見てみましょう。『ちはやふる』23巻で「好きや、千早」とストレートに告白した新ですが、その後嬉しそうにしますがその場で返事はしません。千早が返事を返すのは『ちはやふる』33巻で、新が告白してから1年ほど経った高校3年生のとき、机君がカナちゃんに告白したシーンを見たことで、思い出したように新の元に向かいます。
突然返事をすると言い出し、新のドキドキは止まりません。千早は自分の気持を語り始めます。全国大会に出て、いろんな人とたくさん試合して、もっとかるたが強くなりたい、詩暢ちゃんにも勝ちたい、そして世界一になりたいと伝えます。要するに新の気持はうれしいけれど今はかるたしか見えないということです。それに対して新も、もっと強くなって近づいたらどう思っているか聞かせてと返します。
ちはやふるの千早は太一が好き?
『ちはやふる』26巻での太一の告白のあと、千早は新の時と違いその場ですぐに振ってしまいます。その後は何事もなかったように振る舞う太一ですが、学問が1位ならかるたも続けていいという母親との約束が破られてしまう時がやってきます。テストで総合1位になったのは同じかるた部の机くんであり、約束を守れなかった太一は退部届を提出します。辞めてほしくない千早は太一を追いかけます。
そして、引き留める千早に無理矢理キスをし「おまえは俺が石でできてるとでも思ってるのか」と言葉を突き付け千早に振り向くこともなく背を向けてしまいます。このとき始めて千早も太一の気持ちを知り、自分がそこまで追い込んでしまったことも認めることになります。太一はその後もかるたは辞めることなく周防名人の元に足を運びかるたの腕を磨いていきます。
その後、挑戦権獲得のため新と太一が対峙したとき、千早は太一の姿を見てとても喜んでいました。常に一緒にいて頼りすぎていたために本当の気持ちが見えずにいました。離れてからは千早が太一にどれだけ支えられていたかそしてその大きさは計り知れないものだと気付かされます。千早は「ごめん」振ったもののかるたで成長を遂げた太一を見て気持ちが揺れ動いているようです。
ちはやふるの読者の意見は?
新ぁぁ
— Nao🍁Milled🎠 (@23_milled) March 16, 2018
会えないのにずっと思い続けるその誠実さ!ほんとそれね!
みんなは太一がいいって言ってるけど作者さんは新…っぽいから
これは…っ!
フラグ立った…っ!!!
って推しが推しとくっついて自分ん中で今フィーバーで興奮しすぎて寝れない
どうか新と千早をおおお
千早は太一と新のどちらを選ぶのでしょうか?『ちはやふる』のファンの意見も新派と太一派と意見は真っ二つに分かれています。新派の意見としましては『ちはやふる』はかるたの物語なので「かるた」でくっつくなら新であってほしい、千早の人生を大きく変えた人物には勝てない、告白のシーンの千早の態度からすると新しかありえないと感じている方もいらっしゃるようです。
ちはやふる、最初は新と千早の物語だったんだなあ……
— きゅん子 (@qnco_i) March 15, 2018
その時点で太一は当て馬なんだけど、ここまでのぼりつめたというか、頑張り続けてきた太一が私は大好きだなあって思う。
太一派の意見としては『ちはやふる』を読み進めたり、再読してみると太一の偉大さに気付く、青春をかけて強くなる姿に胸を撃たれると最初は新派だったのに太一派になったという方もいらっしゃいました。『ちはやふる』はどちらも応援したくなるほど感情移入をしてしまう素敵な作品なのではないでしょうか。作品はまだまだ続いていますし、最終的に千早がどちらを選ぶのかは気になるところです。
ちはやふるの恋愛について原作者が語っていた?
実は『ちはやふる』は最初は千早と新の物語だといういうことをご存知でしたでしょうか?『ちはやふる』の製作秘話を作者の末次由紀先生がインタビューで語っています。当初は千早と新の2人だけののはずが太一が頑張るので3人の話になったそうです。新が「お前、卑怯なヤツよのう」と言われ太一は火が付きかるたから逃げることなく立ち向かい戦いが始まったとのことです。
今はようやく名人・クイーン戦に向けて話を進めているので、千早と新、太一の恋愛の結末が分かるのはまだ先になりそうです。新ががかるたにもっと近づいたときに千早はどのように返事をするのでしょうか。告白の返事や恋愛面も気になりますが、かるた部のメンバーや他のキャラクターたちがこれからどうするのか、そして千早と詩暢とのクイーン戦も見どころの1つです。
ちはやふるの恋愛の行方は?
出典: https://honto.jp
新の告白の態度から見るに千早は新が好きそうに見えますが、千早が素で感情を爆発させても怒らず今まで支えてくれた太一も千早の心の中にはいるように描かれています。2人の気持ちをはっきり聞くまでは恋愛関係に発展するとは思っていなかった千早ですから、今気持ちはかなり揺らいでいるのではないかとファンからは考えられています。世界一になったときに千早の出す答えはいったいどのようなものなのでしょうか?
ちはやふるの実写映画も要チェック!キャストは誰?
ちはやふるの実写映画・綿谷新(あらた)を演じるキャストは誰?
『ちはやふる』の綿谷新の実写映画版のキャストは新田真剣祐さんです。アメリカロサンゼルス生まれ、父は千葉真一さんであり2世俳優として注目を浴びました。ロサンゼルスでは空手大会で優勝するほどの実力を持ち、俳優として一時期テレビに出るものの高校卒業までは学業を優先し、2014年から本格的に日本で活動を始めることになります。2017年には『ちはやふる-上の句-/-下の句-』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞します。
以前まで芸名は真剣佑でしたが、『ちはやふる』綿谷新役で人気が出たこと、芝居を志す作品になったことで初心を忘れないようにと"新"の名を芸名に取り入れたと語っています。事前に『ちはやふる』の原作者の末次由紀先生に承諾も得ていたようで、新田真剣佑さんにとって思い入れの強い作品になりました。『ちはやふる』も綿谷新も彼の成長のきっかけになったと一部のファンからは考えられています。
新田真剣佑の主な出演作品は?
新田真剣佑さんの『ちはやふる』以外の主な出演作品を紹介します。『ちはやふる』以降、大ブレイクし様々な作品に出演しています。『パシフィック・リム:アップライジング』リョウイチ役、『トドメの接吻』並樹尊氏役、『OVER DRIVE』檜山直純役、最近ではテレビCMでも良く目にするようになりました。本格的に俳優デビューしたのが2014年ですので、今後出演作は増え続けるのではないでしょうか?
ちはやふるの綿谷新を演じるにあたっての強い思い
新田真剣祐さんが『ちはやふる』の綿谷新を演じるにあたっては並々ならぬ思いがあったようです。2014年からオーディンションが行われており、1度は審査に落選したものの、監督に「新を演じられるのは自分しかいない」と猛アタックし再度審査を受けるチャンスをもらうことになります。その審査では演技で急激な成長を見せたことにより制作陣も起用を決定しました。
綿谷新を演じるにあたって監督から福井県で役作りのための修行が課せられます。実際に福井県で暮らし、地元の人と触れて福井弁をマスターしたり、かるた特訓前に百人一首を暗記してからかるた会の門を叩きました。実際にA級選手と試合ができるほど前に成長を遂げ、撮影の合間もかるたの練習を行っていたと明かしています。その役作りが認められ『ちはやふる』で日本アカデミー賞を受賞し、後の役作りにも生かされています。
ちはやふるの綿谷新(あらた)についてまとめ!
『ちはやふる』綿谷新の告白シーンや千早との恋愛関係などまとめてみましたがいかがでしたでしょうか?綿谷新の魅力を知っていただけかと思います。『ちはやふる』はかるたの熱意が伝わる作品でありながら、千早・太一・新との三角関係にもどかしく思っている読者も多いことでしょう。『ちはやふる』のアニメ3期も原作も続いていますので、今後の展開に要注目です!