ちはやふるの実写キャストはイメージ通り？相関図やキャラクターを紹介

ちはやふるはご存知の方も多いと思いますが、2008年から連載が始まり、2018年4月現在も連載が続いている競技かるたを題材にした人気少女漫画です。また、ちはやふるは漫画だけでなく、アニメや広瀬すずさんをヒロインに迎え映画化、ちはやふる専用のかるたが発売されるなど、その人気はとどまることを知りません。

では、何故ここまでちはやふるは人気なのでしょうか？それにはいくつかの理由があります。まず、ちはやふるが少女漫画に収まっていないということが言えます。少女漫画なので恋愛要素はありますが、それだけではなく、少年漫画のような面も持ち合わせているため、男女問わず夢中になる要因となっています。

題材にしているかるたがスポーツにも負けず劣らずの競技であることを描写で表現している点や、主人公たちが仲間と共に競技かるたに打ち込む姿、ライバル達との戦い、競技かるたに対する苦悩や葛藤などが描かれている点がそれにあたります。

次にちはやふる人気の理由の一つとしてあげられるのは、題材に用いている「かるた」は、誰もが学校で一度は習い知っているということが言えます。それはつまり、幅広い層に浸透でき、受け入れられる可能性も大きいということなのです。

ちはやふるに登場するキャラクターは、個性あふれる魅力的なキャラクターが多く、こちらもまた人気の理由の一つとなっています。そこで、ここからはちはやふるに登場している同級生や名人、クイーン、幼馴染など紹介していきます。

よく肉まんを片手に登場し「肉まんくん」の愛称で呼ばれているムードメーカーです。高校入学当初はテニス部に所属していましたが、かるた部に勧誘され、入部します。瑞沢高校かるた部の中では1番かるた歴、試合経験があるため、部長である太一の支えとなります。

いつも机に向かって勉強していることから「机くん」とあだ名で呼ばれています。かるた部入部当初は貢献できていない自身のポジションに悩んでいましたが、人の特徴や癖を見抜くことが得意なため、試合の際には作戦や計画を考えるなど才能を発揮します。

周りからは「かなちゃん」と呼ばれています。実家が呉服屋で、試合にも和服で出場しようと提案するほど和服が好きです。札一枚一枚の意味を大切にし、札との向き合い方を教えてくれます。

強者としか戦わない、名人戦以外の大会に出場しないかるたの現役名人です。かるた界では厄介者扱いをされています。試合では圧倒的速さと、正確さで誰も寄せ付けない強さを誇っています。自身の武器である聴力を大事にするため、常に耳栓をして生活をしています。また、人が聞き取れない程の小声で喋るという変わった生態の持ち主です。和菓子が大好きで、試合観戦でよく口にし、千早や詩暢に好意を寄せています。

京都に住む高校生で、かるたの現役クイーンです。試合中不敵な笑み「クイーンスマイル」浮かべることがありますが、無駄のない正確な動きで、1枚の札をピンポイントで取ります。かるたを人として扱い対話する様子から、かるたが大切であり、特別なものとしています。

また、マスコットキャラクター「スノー丸」が大好きです。圧倒的な強さで千早達の前に立ち塞がりますが、詩暢にとって新はライバルであり、その新に一矢報いた千早には一目置いています。

千早と太一がかるたを始めるきっかけとなった幼馴染であり、ライバルです。祖父が永世名人ということもあり、小さい頃からかるたが好きで、実力は全国でもトップクラスにあたります。千早と太一とは小学校卒業と同時に福井に引っ越すこととなり、離れ離れになってしまいますが、高校生になり、かるたの大会で2人に再会します。千早には密かに想いを寄せています。

スポーツ万能、成績優秀、かるたの師匠には「まつ毛くん」といわれるほどまつ毛が長いイケメン高校生です。千早に誘われ瑞沢高校かるた部を発足し、部長として活躍します。試合では記憶力の良さを武器に実力ある選手です。一見完璧に見えますが、大事な試合での運の無さや、部長としての役割についてなど、一人で悩み、抱え込んでしまう一面もあります。

人並み外れた聴力と集中力を持ち、かるた競技に青春と情熱を捧げ、クイーンを目指す高校生です。モデルの姉を持ち、本人も容姿端麗なのですが、かるたの試合に集中するあまり試合後に白目を剥いて寝てしまったり、マスコットキャラクター「ダディベア」に目がなく、ファッションセンスがダサいなど残念と言われる一面があります。

この相関図から、ちはやふるは、小学生の時に出会った3人を中心に物語が展開していき、仲間やライバルなど様々なキャラクターが登場することがわかります。そのキャラクターを映画で演じるキャストが、相関図をみてみると、広瀬すずさん・野村周平さん・新田真剣佑さんをはじめとする豪華な面々となっています。

そこで、どのような印象で、以前どんな作品に出演しているかなど、作中に登場する実写キャストを5人ピックアップして紹介していきます。

榮倉ななさんの旦那さんでも知られている賀来賢人さんは、「海月姫」や「斉木楠雄のΨ難」などに出演されている俳優さんです。個性的な役どころのイメージが多く、今回ちはやふるでも、普段耳栓をしながら生活し、小声で喋るかるたが最強に強い孤高の周防名人を演じています。

ドラマや映画、CMで目にする機会も多いのではないでしょうか？「あまちゃん」や「桐島、部活やめるってよ」など話題作に出演され、映画「ちはやふる下の句」では２つも賞を受賞しています。映画ちはやふるでは千早の目標とする独特な雰囲気を持つかるた界のクイーン、若宮詩暢役を演じきり、高い評価を得ています。人気も実力も兼ね備えた女優さんです。

映画やドラマ、CMだけでなく舞台でも活躍しています。「ビリギャル」や「ドクターX」などに出演され、最優秀新人男優賞を受賞しているイケメン俳優さんです。ちはやふるでは、頭が良くイケメンで相関図にもあるように、千早に思いを寄せる真島太一役を演じています。演じている太一とは、考えていることや頭の良さなど自身とのギャップがあり、演じるのが面白かったことを明かしています。

ロサンゼルス出身の千葉真一さんの息子さんで、イケメンすぎるとよく話題に上がっている俳優さんです。かるたに静かに情熱を注ぎ、相関図にもあったように千早に想いを寄せる新役を演じています。ちはやふるで新という役に出会い、芸名を真剣佑から新田真剣佑にしたというほどこの作品に思い入れがあるようです。

実際福井にあるかるた協会で2週間修行を積んだことを明かしています。その成果もあり共演者の誰よりもかるたが強くなったとのことです。このことから、キャストの中で誰よりもストイックであったことが伺えます。

映画やドラマ、CMで引っ張りだこで、広瀬アリスさんを姉に持ち美人姉妹と話題の女優さんです。広瀬すずさんは賞の受賞歴も数々あります。ちはやふるでは、相関図にもあるように新と太一の幼馴染であり主人公、かるた界のクイーンを目指し、残念な美人である千早を演じています。

それまで黒髪ボブのイメージだった広瀬すずさんですが、この映画では千早のビジュアルをもとに茶髪のロングヘアーで挑んでいます。かるたの練習では、膝に水ぶくれができて他のキャストに心配されるほど熱心に取り組んでいたことを明かしています。また、千早が試合後白目を向いて寝てしまうという表情にも挑戦しています。

ちはやふるの漫画人気はさることながら、映画もまた「上の句」「下の句」以降に続編制作が決まるほど人気となります。また、続編である「結び」は、実写キャストに変更なく撮影され、2018年3月17日より放映されています。

ここまで、ちはやふるのキャラクターと共に映画の実写キャストである広瀬すずさん・野村周平さん・新田真剣佑さんなどを紹介してきましたが、如何だったでしょうか？イメージ通り、イメージと違う、イメージを越えたなどいうことは様々あります。

広瀬すずさんをはじめとするキャストそれぞれが役と向き合い、情熱を持って取り組んでいたことが伺えます。まだ見ていない方は一度、情熱や青春、個性溢れるキャラクター達を映画で体感してみてはいかがでしょうか？